JP7297599B2 - 電動開閉装置 - Google Patents
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Description
本実施形態の電動ロールスクリーン(電動開閉装置)100の全体の構成について、図1を参照しながら説明する。図1は電動ロールスクリーン100の全体構成を概略的に示した図である。電動ロールスクリーン100は、図1に示したように、巻取パイプ110に対して巻取り及び巻解き可能に連結されたスクリーン(遮蔽材)120を、モータ130の駆動によって開閉させるものであり、スクリーン120に対して通常動作モードの昇降範囲として下限停止位置Aを設定するとともに、スクリーン120の昇降動作を制御可能な制御部140を備える。以下、本実施形態の電動ロールスクリーン100の各構成要素について説明する。
巻取パイプ110は、支持部材150によって窓枠などに取り付けられる。支持部材150は、図1に示したように、巻取パイプ110を回転可能に支持するサイドプレート152と、サイドプレート152を窓枠WFに固定するためのセットフレーム154と、を備えて構成される。サイドプレート152は、セットフレーム154の両端に設けられており、ブラケット156によって窓枠の上部に固定されている。
スクリーン120は、窓の開口部などを閉鎖するものである。スクリーン120は、図1に示したように、上端が巻取パイプ110に対して巻取り及び巻解き可能に連結されている。スクリーン120の下端には、ウエイトバー122が取り付けられている。
モータ130は、巻取パイプ110を回転駆動させるものである。モータ130は、図1に示したように、巻取パイプ110の内部の一端に設けられている。モータ130の駆動は、後述する制御部140によって制御される。モータ130の隣りにはモータ130によって回転駆動する巻取パイプ110の回転量を検出するエンコーダ160が設けられている。エンコーダ160によって検出されたデータは制御部140に送られ、モータ130の制御に用いられる。
制御部140は、スクリーン120の昇降動作を制御するものである。制御部140は、図1に示したように、巻取パイプ110の外部に設けられており、モータ130とエンコーダ160に連結されている。制御部140には、図2に示したように、あらかじめスクリーン120の昇降範囲が設定されている。図2は、スクリーン120の昇降範囲を説明するための図である。
図2に示したように、コントローラ180の上昇スイッチ182を押すと、スクリーン120は上限停止位置Bまで巻取パイプ110に巻き取られて上昇する。コントローラ180の下降スイッチ184を押すと、スクリーン120は下限停止位置Aまで巻取パイプ110から巻解かれて下降する。コントローラ180の停止スイッチ186を押すと、巻取パイプ110が停止してスクリーン120が停止する。
次に、スクリーン120に巻乱れが生じた場合に、巻乱れを調整する際の電動ロールスクリーン100の動作について、図3及び図4を参照しながら説明する。図3は、スクリーン120が巻乱れた状態を示す図である。図4は、巻乱れ調整モードに移行した状態を示す図である。
以上説明したように、本実施形態によれば、通常動作モードの設定を有効にした状態のまま巻乱れ調整モードに移行可能であるため、使用者は、下限停止位置Aの設定を解除及び再設定登録せずに、下限停止位置Aよりも下方までスクリーン120を巻解くことができる。よって、巻乱れ調整等のメンテナンス後にスクリーン120の下限高さを再度設定するなどの再設定作業が不要になる。
上記第1の実施形態では、巻乱れ調整位置Cは、スクリーン120を巻取パイプ110から全て巻解いた位置として説明した。これに対して本実施形態では、巻取パイプの少なくとも一部が露出しスクリーンの巻乱れを調整可能な巻乱れ調整位置までスクリーンを下降させることを特徴とする。そして、露出した巻取パイプの一部には、巻乱れ調整シールを貼るなどの巻乱れ調整作業を行う。本実施形態によれば、巻取パイプの一部が露出するため、巻乱れ調整作業が容易になる。また、巻取パイプの径が大きい場合には、スクリーンを全て巻解く必要がないため、巻取パイプに予巻きを残した状態でも、巻乱れ調整作業を行うことができる。
上記第1の実施形態では、巻乱れ調整位置Cは、下限停止位置Aを設定可能な範囲の最下限である最下限位置と同じ位置として説明した。これに対して本実施形態では、巻乱れ調整位置は、下限停止位置を設定可能な範囲の最下限である最下限位置よりも下方の位置とすることを特徴とする。本実施形態によれば、巻取パイプには最下限位置において製品の保護のための予巻きを設けることができる。
上記第1の実施形態では、巻乱れ調整モードから通常動作モードへの移行はコントローラ180の操作により行うことについて説明した。これに対して本実施形態では、制御部は、巻乱れ調整モードにおいて所定時間経過すると通常動作モードに移行するようにすることを特徴とする。本実施形態によれば、巻乱れ調整モードに移行させたことを使用者が忘れていても、次に操作するときには通常動作モードであるため、使用者は安全にスクリーンを操作することができる。
上記第1の実施形態では、巻乱れ調整モードから通常動作モードへの移行はコントローラ180の操作により行うことについて説明した。これに対して本実施形態では、制御部は、スクリーンが巻乱れ調整モードの昇降範囲にあるときに所定時間経過すると通常動作モードの昇降範囲に上昇するようにすることを特徴とする。本実施形態によれば、スクリーンが巻乱れ調整モードの昇降範囲にあることを使用者が忘れていても、所定時間経過すると通常動作モードの昇降範囲に上昇するため、使用者は安全にスクリーンを操作することができる。
上記第1の実施形態では、巻乱れを目視で確認することについて説明した。これに対して本実施形態では、巻乱れを自動で検知するセンサを設けることを特徴とする。例えば、センサから投光された光の透過又は反射の状態により巻乱れを判断する。より具体的には、スクリーン両端部の全長にわたってスリット状の透過部を設け、通常は透過部が重なるように巻取パイプに巻取られるためにセンサの光は遮断されるが、巻乱れが生じると透過部が巻取パイプ上からずれてセンサの光が通過することで巻乱れを検知できる。また、巻取パイプ両端にセンサ受光部を設け、巻乱れたスクリーンによってセンサ受光部が覆い隠されることで、巻乱れを検知することもできる。本実施形態によれば、スクリーンの巻乱れをセンサで検知するため、巻乱れの発生を自動で検知することができる。また、巻乱れの調整作業中のスクリーンの状態をセンサが検知するため、巻乱れ調整の精度が向上する。
110 巻取パイプ
120 スクリーン(遮蔽材)
122 ウエイトバー
130 モータ
140 制御部
150 支持部材
152 サイドプレート
154 セットフレーム
156 ブラケット
160 エンコーダ
170 モータユニット
180 コントローラ(操作装置)
182 上昇スイッチ
184 下降スイッチ
186 停止スイッチ
190 巻乱れ調整シール
A 下限停止位置
B 上限停止位置
C 最下限位置、巻乱れ調整位置
D 最上限位置
Claims (9)
- 巻取パイプに対して巻取り及び巻解き可能に連結された遮蔽材を、モータの駆動によって開閉させる電動開閉装置であって、
前記遮蔽材に対して通常動作モードの昇降範囲として下限停止位置を設定するとともに、前記遮蔽材の昇降動作を制御可能な制御部を備え、
前記制御部には、前記下限停止位置よりも下方の昇降範囲で前記遮蔽材を昇降させる非通常動作モードが設定されており、
前記制御部は、前記通常動作モードの設定を有効にした状態のまま、前記非通常動作モードに移行可能であり、
前記非通常動作モードに移行すると、前記通常動作モードの昇降範囲及び非通常動作モードの昇降範囲で前記遮蔽材を昇降させることが可能であり、前記遮蔽材の昇降位置が前記通常動作モードの昇降範囲にある場合に、前記非通常動作モードから前記通常動作モードに移行可能であることを特徴とする、電動開閉装置。 - 前記制御部は、前記非通常動作モードに移行すると、前記巻取パイプの少なくとも一部が露出し前記遮蔽材の巻乱れを調整可能な巻乱れ調整位置まで前記遮蔽材を下降させることを特徴とする、請求項1に記載の電動開閉装置。
- 前記巻乱れ調整位置は、前記下限停止位置を設定可能な範囲の最下限である最下限位置よりも下方の位置であることを特徴とする、請求項2に記載の電動開閉装置。
- 前記巻乱れ調整位置は、前記下限停止位置を設定可能な範囲の最下限である最下限位置と同じ位置であることを特徴とする、請求項2に記載の電動開閉装置。
- 前記巻乱れ調整位置は、前記遮蔽材を前記巻取パイプから全て巻解いた位置であることを特徴とする、請求項2~4のいずれかに記載の電動開閉装置。
- 前記モータの駆動を操作する操作装置から前記制御部に前記非通常動作モードに移行させるための指令信号を送信可能としたことを特徴とする、請求項1~5のいずれかに記載の電動開閉装置。
- 前記制御部は、前記非通常動作モードにおいて所定時間経過すると、前記通常動作モードに移行することを特徴とする、請求項1~6のいずれかに記載の電動開閉装置。
- 巻取パイプに対して巻取り及び巻解き可能に連結された遮蔽材を、モータの駆動によって開閉させる電動開閉装置であって、
前記遮蔽材に対して通常動作モードの昇降範囲として下限停止位置を設定するとともに、前記遮蔽材の昇降動作を制御可能な制御部を備え、
前記制御部には、前記下限停止位置よりも下方の昇降範囲で前記遮蔽材を昇降させる非通常動作モードが設定されており、
前記制御部は、前記通常動作モードの設定を有効にした状態のまま、前記非通常動作モードに移行可能であり、
前記制御部は、前記遮蔽材が前記非通常動作モードの昇降範囲にあるときに所定時間経過すると、前記通常動作モードの昇降範囲に上昇することを特徴とする、電動開閉装置。 - 巻取パイプに対して巻取り及び巻解き可能に連結された遮蔽材を、モータの駆動によって開閉させる電動開閉装置であって、
前記遮蔽材に対して通常動作モードの昇降範囲として下限停止位置を設定するとともに、前記遮蔽材の昇降動作を制御可能な制御部を備え、
前記制御部には、前記下限停止位置よりも下方の昇降範囲で前記遮蔽材を昇降させる非通常動作モードが設定されており、
前記制御部は、前記通常動作モードの設定を有効にした状態のまま、前記非通常動作モードに移行可能であり、
前記巻取パイプに対する前記遮蔽材の巻乱れを検知するセンサを設けたことを特徴とする、電動開閉装置。
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