JP2021032020A - 電動開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻乱れ調整等のメンテナンス後に遮蔽材の下限高さを再度設定するなどの再設定作業が不要な電動開閉装置を提供する。【解決手段】電動ロールスクリーン100は、巻取パイプ110に対して巻取り及び巻解き可能に連結されたスクリーン120を、モータ130の駆動によって開閉させるものであって、スクリーン120に対して通常動作モードの昇降範囲として下限停止位置Aを設定するとともに、スクリーン120の昇降動作を制御可能な制御部140を備え、制御部140には、下限停止位置Aよりも下方の昇降範囲でスクリーン120を昇降させる非通常モードが設定されており、制御部140は、通常動作モードの設定を有効にした状態のまま、非通常動作モードに移行可能であることを特徴とする。巻乱れ調整等のメンテナンス後に遮蔽材の下限高さを再度設定するなどの再設定作業が不要となる。【選択図】図2

Description

本発明は、電動開閉装置に関する。
従来の電動開閉装置としては、特開平11−141251号公報(特許文献1)に示されるものがある。同文献には、スクリーンを巻取るためのパイプを回転させる駆動ユニットと、駆動ユニットの駆動を制御するための制御ユニットと、スクリーンの昇降高さを示す高さ信号を発生するためのロータリエンコーダと、を備えた電動開閉装置が開示されている。電動開閉装置は、これの機種を設定するための機種設定手段と、ロータリエンコーダと機種設定手段によって異なる電動開閉装置の現在位置を管理する管理手段と、を備える。
これによれば、ロータリエンコーダからのパルス信号によりスクリーンの上限及び下限高さを設定でき、且つパルス信号の発生頻度に応じて現在高さの管理を行う。このため、パルス信号の発生頻度が異なる電動開閉装置に対し、機種設定手段に基づいて現在高さを計算するので、同一の制御ユニットを複数機種の電動開閉装置に適用することができる。
特開平11−141251号公報
しかしながら、特許文献1のような従来の電動開閉装置では、通常動作におけるスクリーンの上限及び下限高さが設定されている。このため、設定した上限又は下限以上へのスクリーンの昇降動作は禁止されて駆動ユニットが強制的に停止するようになっている。よって、スクリーンの巻き乱れ調整等のメンテナンスを行うためには、下限高さの設定を一旦リセット(登録解除)して巻取りパイプが露出可能な状態となるまでスクリーンを下降させる必要がある。このため、使用者は、設定した下限高さをリセットし、巻乱れ調整等のメンテナンス後に再度設定が必要となる課題があった。
そこで本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、巻乱れ調整等のメンテナンス後に遮蔽材の下限高さを再度設定するなどの再設定作業が不要な電動開閉装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明によれば、巻取パイプに対して巻取り及び巻解き可能に連結された遮蔽材を、モータの駆動によって開閉させる電動開閉装置であって、前記遮蔽材に対して通常動作モードの昇降範囲として下限停止位置を設定するとともに、前記遮蔽材の昇降動作を制御可能な制御部を備え、前記制御部には、前記下限停止位置よりも下方の昇降範囲で前記遮蔽材を昇降させる非通常動作モードが設定されており、前記制御部は、前記通常動作モードの設定を有効にした状態のまま、前記非通常動作モードに移行可能であることを特徴とする、電動開閉装置が提供される。
かかる構成によれば、通常動作モードの設定を有効にした状態のまま非通常動作モードに移行可能であるため、使用者は、下限停止位置の設定を解除及び再設定登録せずに、下限停止位置よりも下方まで遮蔽材を巻解くことができる。よって、巻乱れ調整等のメンテナンス後に遮蔽材の下限高さを再度設定するなどの再設定作業が不要になる。
本発明は様々な応用が可能である。例えば、前記制御部は、前記非通常動作モードに移行すると、前記巻取パイプの少なくとも一部が露出し前記遮蔽材の巻乱れを調整可能な巻乱れ調整位置まで前記遮蔽材を下降させるようにしてもよい。かかる構成によれば、巻乱れ調整位置まで遮蔽材を下降させて巻取パイプの少なくとも一部を露出させることができる。このため、巻取パイプの露出した部分に例えばシール材などを貼るなどの巻乱れ調整作業を行うことができる。このように、巻乱れ調整作業が容易になる。
また、前記巻乱れ調整位置は、前記下限停止位置を設定可能な範囲の最下限である最下限位置よりも下方の位置であってもよい。かかる構成によれば、最下限位置には製品の保護のための予巻きを設けることができる。
また、前記巻乱れ調整位置は、前記下限停止位置を設定可能な範囲の最下限である最下限位置と同じ位置であってもよい。巻乱れ調整位置と最下限位置とを同じ位置にすることにより、巻乱れ調整位置を新たに設定する必要が無く、設定作業が容易である。
また、前記巻乱れ調整位置は、前記遮蔽材を前記巻取パイプから全て巻解いた位置であってもよい。かかる構成によれば、巻取パイプが露出するまで自動で遮蔽材を巻解くことができるため、容易に巻乱れの調整作業を行うことができる。
また、前記モータの駆動を操作する操作装置(コントローラやスイッチなど)から前記制御部に前記非通常動作モードに移行させるための指令信号を送信可能としてもよい。かかる構成によれば、非通常動作モードに移行させる操作をコントローラやスイッチなどの操作装置で行うことができるため、使用者が容易に操作することができる。
また、前記制御部は、前記非通常動作モードにおいて所定時間経過すると、前記通常動作モードに移行するようにしてもよい。かかる構成により、非通常動作モードに移行させたことを使用者が忘れていても、次に操作するときには通常動作モードであるため、使用者は安全に遮蔽材を操作することができる。
また、前記制御部は、前記遮蔽材が前記非通常動作モードの昇降範囲にあるときに所定時間経過すると、前記通常動作モードの昇降範囲に上昇するようにしてもよい。かかる構成により、遮蔽材が非通常動作モードの昇降範囲にあることを忘れていても、所定時間経過すると、通常動作モードの昇降範囲に上昇するため、安全に遮蔽材を操作することができる。
また、前記巻取パイプに対する前記遮蔽材の巻乱れを検知するセンサを設けてもよい。遮蔽材の巻乱れをセンサで検知するため、巻乱れの発生を自動で検知することができる。また、巻乱れの調整作業中の遮蔽材の状態をセンサが検知するため、巻乱れ調整の精度が向上する。
本発明によれば、巻乱れ調整等のメンテナンス後に遮蔽材の下限高さを再度設定するなどの再設定作業が不要な電動開閉装置が提供される。本発明のその他の効果については、後述する発明を実施するための形態においても説明する。
電動ロールスクリーン100の全体構成を概略的に示した正面図である。 スクリーン120の昇降範囲を説明するための図である。 スクリーン120が巻乱れた状態を示す図である。 巻乱れ調整モードに移行した状態を示す図である。 巻乱れ調整モードの動作のフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
本実施形態の電動ロールスクリーン(電動開閉装置)100の全体の構成について、図1を参照しながら説明する。図1は電動ロールスクリーン100の全体構成を概略的に示した図である。電動ロールスクリーン100は、図1に示したように、巻取パイプ110に対して巻取り及び巻解き可能に連結されたスクリーン(遮蔽材)120を、モータ130の駆動によって開閉させるものであり、スクリーン120に対して通常動作モードの昇降範囲として下限停止位置Aを設定するとともに、スクリーン120の昇降動作を制御可能な制御部140を備える。以下、本実施形態の電動ロールスクリーン100の各構成要素について説明する。
(巻取パイプ110)
巻取パイプ110は、支持部材150によって窓枠などに取り付けられる。支持部材150は、図1に示したように、巻取パイプ110を回転可能に支持するサイドプレート152と、サイドプレート152を窓枠WFに固定するためのセットフレーム154と、を備えて構成される。サイドプレート152は、セットフレーム154の両端に設けられており、ブラケット156によって窓枠の上部に固定されている。
巻取パイプ110には、スクリーン120の上端が巻取り及び巻解き可能に連結されている。巻取パイプ110の内部の一端には、後述するモータ130とエンコーダ160によって構成されるモータユニット170が設けられている。
(スクリーン120)
スクリーン120は、窓の開口部などを閉鎖するものである。スクリーン120は、図1に示したように、上端が巻取パイプ110に対して巻取り及び巻解き可能に連結されている。スクリーン120の下端には、ウエイトバー122が取り付けられている。
(モータ130)
モータ130は、巻取パイプ110を回転駆動させるものである。モータ130は、図1に示したように、巻取パイプ110の内部の一端に設けられている。モータ130の駆動は、後述する制御部140によって制御される。モータ130の隣りにはモータ130によって回転駆動する巻取パイプ110の回転量を検出するエンコーダ160が設けられている。エンコーダ160によって検出されたデータは制御部140に送られ、モータ130の制御に用いられる。
モータ130とエンコーダ160は、モータユニット170として構成されているため、巻取パイプ110への着脱が容易である。なお、本実施形態では、モータ130とエンコーダ160によって構成されるモータユニット170を巻取パイプ110に着脱するようにしたが、モータ130とエンコーダ160をユニット化せずに別々に巻取パイプ110に着脱するようにしてもよい。
(制御部140)
制御部140は、スクリーン120の昇降動作を制御するものである。制御部140は、図1に示したように、巻取パイプ110の外部に設けられており、モータ130とエンコーダ160に連結されている。制御部140には、図2に示したように、あらかじめスクリーン120の昇降範囲が設定されている。図2は、スクリーン120の昇降範囲を説明するための図である。
制御部140には、通常動作モードと非通常動作モードが設定されている。通常動作モードとは、使用者が後述するコントローラ180を通常に操作したときにスクリーン120が昇降するモードである。通常動作モードの昇降範囲としては、最も下降した位置である下限停止位置Aと最も上昇した位置である上限停止位置Bが設定され、後述する最下限位置Cと最上限位置Dの範囲内で使用者が任意に設定できる。制御部140は、使用者が下限停止位置Aと上限停止位置Bとを設定することができる上下限設定モードをさらに備えている。
非通常動作モードとは、下限停止位置Aよりも下方の昇降範囲でスクリーン120を昇降させるモードである。制御部140には、製品を保護するための昇降範囲の限界である最下限位置Cと最上限位置Dが工場出荷時にあらかじめ設定されている。非通常動作モードの昇降範囲の下限位置は、最下限位置Cと同じ位置又は最下限位置Cよりも下方に設定される。最下限位置Cは、巻取パイプ110にスクリーン120の余巻きを残した下降位置で設定することもできるが、本実施形態では、スクリーン120は巻取パイプ110から全て巻解かれた状態で設定される。
制御部140は、通常動作モードの設定を有効にした状態のまま、非通常動作モードに移行可能である。これにより、下限停止位置Aで停止させる設定を有効にした状態のまま、スクリーン120が下限停止位置Aよりも下降するように巻取パイプ110からスクリーン120を巻解くことができる。このような構成により、巻取パイプ110に巻乱れて巻き取られたスクリーン120の巻乱れを調整するときに、スクリーン120を下限停止位置Aよりも下降させ、スクリーン120を巻取パイプ110から全て巻解く最下限位置Cまで下降させる。
このようにスクリーン120を巻取パイプ110から全て巻解いた位置が巻乱れ調整位置Cであり、最下限位置Cと同じ位置に設定されている。後述するように、巻乱れ調整位置Cにおいて巻取パイプ110には、巻乱れを調整するための巻乱れ調整シール190が貼り付けられる。本実施形態では、非通常動作モードの一例として、巻乱れを調整するためのモードである巻乱れ調整モードを例に挙げて説明する。巻乱れ調整モードとは、スクリーン120を巻乱れ調整位置Cまで下降させるモードである。
制御部140は、前述のようにコントローラ180によって操作される。コントローラ180には、スクリーン120を上昇させる上昇スイッチ182、スクリーン120を下降させる下降スイッチ184、スクリーン120を停止させる停止スイッチ186が設けられている。これら3つのスイッチの操作方法により通常操作の昇降範囲を超えてスクリーン120を昇降させることができる。なお、コントローラ180は、壁固定型、携帯型又は有線、無線を問わず各種スイッチを用いることができる。
以上、本実施形態の電動ロールスクリーン100の構成について説明した。次に、本実施形態の電動ロールスクリーン100の動作について説明する。まず、通常動作モードについて図2を参照しながら説明し、次いで、巻乱れ調整モードについて図3及び図4を参照しながら説明する。
(1)通常動作モード
図2に示したように、コントローラ180の上昇スイッチ182を押すと、スクリーン120は上限停止位置Bまで巻取パイプ110に巻き取られて上昇する。コントローラ180の下降スイッチ184を押すと、スクリーン120は下限停止位置Aまで巻取パイプ110から巻解かれて下降する。コントローラ180の停止スイッチ186を押すと、巻取パイプ110が停止してスクリーン120が停止する。
(2)巻乱れ調整モード
次に、スクリーン120に巻乱れが生じた場合に、巻乱れを調整する際の電動ロールスクリーン100の動作について、図3及び図4を参照しながら説明する。図3は、スクリーン120が巻乱れた状態を示す図である。図4は、巻乱れ調整モードに移行した状態を示す図である。
スクリーン120が巻取パイプ110に正常に巻き取られないと、図3の円Fの中に示したように、スクリーン120が巻取パイプ110に斜めに巻き取られ、巻乱れが生じる。巻乱れの原因としては、巻取パイプ110が水平に設置されていなかったり、スクリーン120の経年劣化であったり、風などの影響でスクリーン120が不均一に大きく前後に揺れながら巻き取られたりなどさまざまである。このような巻乱れが生じた場合、以下のような操作を行って巻乱れを解消する。
スクリーン120の巻乱れを発見すると、図4に示したように、スクリーン120を巻乱れ調整位置Cまで下降させて、巻取パイプ110からスクリーン120を全て巻解く。そして、巻取パイプ110に巻乱れ調整シール190を貼って、巻取パイプ110の一部の巻径を他の部分よりも大きくする。このようにして、巻乱れを調整する。
巻乱れを調整する制御フローについて、図5を参照しながら説明する。図5は巻乱れ調整モードの動作のフローチャートである。制御部140には、予め下限停止位置A、上限停止位置B、巻乱れ調整位置(最下限位置)C及び最上限位置Dが設定されている。これらの位置は、EEPROMへのメモリに書き込まれ、電源を遮断しても記憶が消えないようになっている。
スクリーン120を通常操作しているときは、制御部140は上下限設定モードになっている(ステップS100)。上下限設定モードは、使用者の誤操作を防ぐために設けられているモードである。上下限設定モードの処理は通常行わなくてもよい。
スクリーン120の巻乱れを調整する際には、例えば、コントローラ180の下降スイッチ184を5秒間長押しするなどの所定の操作を行い、制御部140を巻乱れ調整モードにする(ステップS110)。
次に、例えば、コントローラ180の下降スイッチ184を押すなどの所定の操作を行うと、スクリーン120が下降する(ステップS120)。
スクリーン120は、下限停止位置Aでは停止せずに巻乱れ調整位置Cまで下降して自動停止する(ステップS130)。この時点でスクリーン120は巻取パイプ110から完全に巻解かれている。
巻乱れを調整するために、図4に示したように、スクリーン120が完全に巻解かれた巻取パイプ110に巻乱れ調整シール190を貼り付ける(ステップS140)。
コントローラ180の上昇スイッチ182を押すなどの所定の操作を行い、スクリーン120を上昇させる(ステップS150)。
スクリーン120は上限停止位置Bまで上昇して自動停止する(ステップS160)。
スクリーン120の巻乱れが生じているかどうかを判断する(ステップS170)。巻乱れがまだ生じている場合には、ステップ120に戻る。巻乱れが生じているかの判断は、使用者が目視で行う。
巻乱れが生じていない場合は、例えば、コントローラ180の下降スイッチ184を5秒間長押しするなどの所定の操作を行い、制御部140を上下限設定モードにし、巻乱れ調整モードを解除する(ステップS180)。これにより、通常動作モードに移行する。なお、巻乱れを調整する際のコントローラ180の操作は上記操作に限定されず、任意に設計することができる。
(第1の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、通常動作モードの設定を有効にした状態のまま巻乱れ調整モードに移行可能であるため、使用者は、下限停止位置Aの設定を解除及び再設定登録せずに、下限停止位置Aよりも下方までスクリーン120を巻解くことができる。よって、巻乱れ調整等のメンテナンス後にスクリーン120の下限高さを再度設定するなどの再設定作業が不要になる。
また、巻取パイプ110が露出する巻乱れ調整位置Cまでスクリーン120を下降させることができるため、巻取パイプ110に巻乱れ調整シール190を貼り易い。このように、巻乱れの調整作業が容易になる。
また、巻乱れ調整位置Cと最下限位置Cとを同じ位置にすることにより、巻乱れ調整位置Cを新たに設定する必要が無く、設定作業が容易である。
また、巻取パイプ110が露出するまで自動でスクリーン120を巻解くことができるため、容易に巻乱れの調整作業を行うことができる。
また、巻乱れ調整モードに移行させる操作をコントローラ180で行うことができるため、使用者が容易に操作することができる。
以下では、上記第1の実施形態を応用した他の実施形態について説明する。以下の実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明することとし、上記第1の実施形態と同様に構成することができる点については、重複説明を省略する。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態では、巻乱れ調整位置Cは、スクリーン120を巻取パイプ110から全て巻解いた位置として説明した。これに対して本実施形態では、巻取パイプの少なくとも一部が露出しスクリーンの巻乱れを調整可能な巻乱れ調整位置までスクリーンを下降させることを特徴とする。そして、露出した巻取パイプの一部には、巻乱れ調整シールを貼るなどの巻乱れ調整作業を行う。本実施形態によれば、巻取パイプの一部が露出するため、巻乱れ調整作業が容易になる。また、巻取パイプの径が大きい場合には、スクリーンを全て巻解く必要がないため、巻取パイプに予巻きを残した状態でも、巻乱れ調整作業を行うことができる。
(第3の実施形態)
上記第1の実施形態では、巻乱れ調整位置Cは、下限停止位置Aを設定可能な範囲の最下限である最下限位置と同じ位置として説明した。これに対して本実施形態では、巻乱れ調整位置は、下限停止位置を設定可能な範囲の最下限である最下限位置よりも下方の位置とすることを特徴とする。本実施形態によれば、巻取パイプには最下限位置において製品の保護のための予巻きを設けることができる。
(第4の実施形態)
上記第1の実施形態では、巻乱れ調整モードから通常動作モードへの移行はコントローラ180の操作により行うことについて説明した。これに対して本実施形態では、制御部は、巻乱れ調整モードにおいて所定時間経過すると通常動作モードに移行するようにすることを特徴とする。本実施形態によれば、巻乱れ調整モードに移行させたことを使用者が忘れていても、次に操作するときには通常動作モードであるため、使用者は安全にスクリーンを操作することができる。
(第5の実施形態)
上記第1の実施形態では、巻乱れ調整モードから通常動作モードへの移行はコントローラ180の操作により行うことについて説明した。これに対して本実施形態では、制御部は、スクリーンが巻乱れ調整モードの昇降範囲にあるときに所定時間経過すると通常動作モードの昇降範囲に上昇するようにすることを特徴とする。本実施形態によれば、スクリーンが巻乱れ調整モードの昇降範囲にあることを使用者が忘れていても、所定時間経過すると通常動作モードの昇降範囲に上昇するため、使用者は安全にスクリーンを操作することができる。
(第6の実施形態)
上記第1の実施形態では、巻乱れを目視で確認することについて説明した。これに対して本実施形態では、巻乱れを自動で検知するセンサを設けることを特徴とする。例えば、センサから投光された光の透過又は反射の状態により巻乱れを判断する。より具体的には、スクリーン両端部の全長にわたってスリット状の透過部を設け、通常は透過部が重なるように巻取パイプに巻取られるためにセンサの光は遮断されるが、巻乱れが生じると透過部が巻取パイプ上からずれてセンサの光が通過することで巻乱れを検知できる。また、巻取パイプ両端にセンサ受光部を設け、巻乱れたスクリーンによってセンサ受光部が覆い隠されることで、巻乱れを検知することもできる。本実施形態によれば、スクリーンの巻乱れをセンサで検知するため、巻乱れの発生を自動で検知することができる。また、巻乱れの調整作業中のスクリーンの状態をセンサが検知するため、巻乱れ調整の精度が向上する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、非通常動作モードとして、巻乱れを調整可能な巻乱れ調整位置Cまでスクリーン120を下降させる巻乱れ調整モードを例に挙げて説明したが、本発明はこの例に限定されない。非通常動作モードは、下限停止位置よりも下方の昇降範囲で遮蔽材を昇降させるものであれば、任意に設計することができる。
また、上記実施形態では、電動開閉装置を電動ロールスクリーン100としたが、本発明はこの例に限定されない。電動開閉装置は、巻取パイプに対して巻取り及び巻解き可能に連結された遮蔽材を、モータの駆動によって開閉させるものであれば、任意に設計することができ、例えばシャッターや巻取式網戸にも適用できる。
また、上記実施形態では、遮蔽材をスクリーン120としたが、本発明はこの例に限定されない。遮蔽材は、巻取パイプに対して巻取り及び巻解き可能に連結されものであれば、任意に設計することができる。
以上説明した実施形態、変更例及び応用例の内容は、適宜組み合わせて実施できる。
100 電動ロールスクリーン(電動開閉装置)
110 巻取パイプ
120 スクリーン(遮蔽材)
122 ウエイトバー
130 モータ
140 制御部
150 支持部材
152 サイドプレート
154 セットフレーム
156 ブラケット
160 エンコーダ
170 モータユニット
180 コントローラ(操作装置)
182 上昇スイッチ
184 下降スイッチ
186 停止スイッチ
190 巻乱れ調整シール
A 下限停止位置
B 上限停止位置
C 最下限位置、巻乱れ調整位置
D 最上限位置

Claims (9)

  1. 巻取パイプに対して巻取り及び巻解き可能に連結された遮蔽材を、モータの駆動によって開閉させる電動開閉装置であって、
    前記遮蔽材に対して通常動作モードの昇降範囲として下限停止位置を設定するとともに、前記遮蔽材の昇降動作を制御可能な制御部を備え、
    前記制御部には、前記下限停止位置よりも下方の昇降範囲で前記遮蔽材を昇降させる非通常動作モードが設定されており、
    前記制御部は、前記通常動作モードの設定を有効にした状態のまま、前記非通常動作モードに移行可能であることを特徴とする、電動開閉装置。
  2. 前記制御部は、前記非通常動作モードに移行すると、前記巻取パイプの少なくとも一部が露出し前記遮蔽材の巻乱れを調整可能な巻乱れ調整位置まで前記遮蔽材を下降させることを特徴とする、請求項1に記載の電動開閉装置。
  3. 前記巻乱れ調整位置は、前記下限停止位置を設定可能な範囲の最下限である最下限位置よりも下方の位置であることを特徴とする、請求項2に記載の電動開閉装置。
  4. 前記巻乱れ調整位置は、前記下限停止位置を設定可能な範囲の最下限である最下限位置と同じ位置であることを特徴とする、請求項2に記載の電動開閉装置。
  5. 前記巻乱れ調整位置は、前記遮蔽材を前記巻取パイプから全て巻解いた位置であることを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載の電動開閉装置。
  6. 前記モータの駆動を操作する操作装置から前記制御部に前記非通常動作モードに移行させるための指令信号を送信可能としたことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の電動開閉装置。
  7. 前記制御部は、前記非通常動作モードにおいて所定時間経過すると、前記通常動作モードに移行することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の電動開閉装置。
  8. 前記制御部は、前記遮蔽材が前記非通常動作モードの昇降範囲にあるときに所定時間経過すると、前記通常動作モードの昇降範囲に上昇することを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の電動開閉装置。
  9. 前記巻取パイプに対する前記遮蔽材の巻乱れを検知するセンサを設けたことを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の電動開閉装置。

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