JPH11141251A - 電動開閉装置 - Google Patents
電動開閉装置Info
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- JPH11141251A JPH11141251A JP9310550A JP31055097A JPH11141251A JP H11141251 A JPH11141251 A JP H11141251A JP 9310550 A JP9310550 A JP 9310550A JP 31055097 A JP31055097 A JP 31055097A JP H11141251 A JPH11141251 A JP H11141251A
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Abstract
ステムに接続可能な電動開閉装置を提供すること。 【解決手段】 スクリーンの開閉を操作するためのコン
トローラ11と、スクリーンの開閉を制御し、スクリー
ンの開閉をパルス信号に変換して出力するための駆動ユ
ニット5と、電動開閉装置の機種を設定するための機種
設定スイッチ16と、駆動ユニット5から出力されるパ
ルス信号と機種設定スイッチ16によって設定された機
種に基づいてスクリーンの現在高さを管理するためのマ
イクロコンピュータ13とを含む。
Description
除けまたは目隠し等の目的で設置される電動ブライン
ド、電動ロールスクリーン等の電動開閉装置に関し、特
に、機種の異なる複数の開閉装置が集中制御される電動
開閉装置に関する。
と冷暖房費用の節約のために集中的に制御でき、建物全
体の美観を維持するのにも役立つ電動開閉装置システム
が市販されている。
および最下限高さにマイクロスイッチ等を設置して検出
するとともに、昇降エンコーダにより昇降高さを検出し
てブラインドの昇降高さを管理する電動ブラインドシス
テムがある。この電動ブラインドシステムは、ブライン
ドの羽根の開閉操作および上昇/下降操作、および任意
の高さ位置操作が可能である。また、各電動ブラインド
は現在の昇降高さを回答することも可能である。
して、昇降エンコーダにより昇降高さを検出するととも
に、最上限設定スイッチおよび最下限設定スイッチを設
けたものがある。操作者は、これらの設定スイッチを操
作することにより、最上限高さおよび最下限高さをEE
PROM(Electrically Erasable and ProgrammableRe
ad Only Memory )等に記憶させ、これらの記憶データ
に基づいてロールスクリーンの昇降高さを管理してい
る。この電動ロールスクリーンシステムは、上述した電
動ブラインドシステムと同様に、上昇/下降操作ととも
に、任意の高さ位置操作が可能である。この関連技術と
して、特開平4−108989号公報に開示された発明
がある。
た発明は、ロールスクリーンを設置して初めて使用する
場合に、必要となる最上限高さおよび最下限高さの設定
に関するものである。最上限設定スイッチまたは最下限
設定スイッチを押圧操作して最上下限設定モードとし、
上昇スイッチまたは下降スイッチを押圧操作して駆動用
電動機を正転駆動または逆転駆動させてロールスクリー
ンを上昇または下降させる。そして、ロールスクリーン
が所望の最上限高さあるいは最下限高さとなったときに
停止スイッチを押圧操作して電動機を停止させ、最上限
設定スイッチまたは最下限設定スイッチを押圧操作する
ことにより、そのときのロールスクリーンの高さを最上
限高さまたは最下限高さとしてRAM(Random Access
Memory)に記憶している。
示された発明は、上述した所望の最上限高さまたは最下
限高さにロールスクリーンを正確に停止させるために、
キー操作により微小量上昇または下降動作させる技術も
開示している。
ける任意の高さ操作には、上限高さと下限高さとの間
を、たとえば14等分した高さで高さ操作するととも
に、昇降エンコーダによる昇降高さの値そのもので任意
の高さ操作を管理するものもある。
動ロールスクリーンシステム等の電動開閉装置システム
は、最上限高さおよび最下限高さの設定方法が開閉装置
の種類ごとに異なることや、昇降エンコーダの管理単位
高さ量および昇降高さ全体の管理範囲量が異なる等の理
由により、ブラインドまたはロールスクリーン等の開閉
装置の種類ごとにシステムを構成し、種類の異なる開閉
装置によって電動開閉装置システムを構成することはで
きない。
ラインドシステムを導入する場合、どの開閉装置からな
る開閉装置システムを導入するかというシステムの選択
しかできないことになる。したがって、高価なシステム
を選択した場合には物置部屋等にも高価な開閉装置を使
用しなければならず、逆に安価なシステムを選択した場
合には来賓室等に安価な開閉装置を使用しなければなら
ない。このように、経費削減を踏まえて、部屋の用途に
応じた開閉装置の選択ができないことになり、不満が残
る選択をしなければならないという問題点がある。
統合する場合、開発効率の面から機能の多いシステムに
機能の少ないシステムを組込むということが行なわれて
いる。特に、機能の少ない開閉装置の設置機会が少ない
場合は、機種切換機能と複数種類の開閉装置の機能を組
込んだ開閉装置を開発し、機種切換を行なって使用する
のが効率的であるといえる。たとえば、昇降動作および
開閉動作を行なう電動ブラインドシステムに、昇降動作
のみの電動ブラインドシステムを組込む場合、または高
級感はあるが高価な電動ロールスクリーンシステムを組
込む場合がこれに該当する。
に管理されているブラインドの高さデータ系にロールス
クリーンの高さデータ系を合わせる必要がある。通常、
最初の高さ設定時に高さデータ系の基準がセットされる
が、最上限高さよりも最下限高さの設定が重要であるた
め、最下限高さから設定を行ない、この最下限高さを高
さデータ系の基準にする必要がある。しかし、ロールス
クリーンの設置時に最上限高さ側にロールスクリーンが
停止していたとしても、最上限高さを先に設定できず使
い勝手が悪いという問題点がある。
精度が要求されないが、複数開閉装置の一斉昇降動作を
行なう場合に、最上限高さと最下限高さとの間の昇降範
囲がロールスクリーン間でばらついていると一斉動作後
の停止操作における停止高さにずれが生じることから、
最上限高さについても相応の設定精度が求められる。ま
た、最下限高さに設定精度が求められるのと同様に、最
上限高さと最下限高さとの間に必要に応じて設定される
下限高さにも最下限高さと同様の設定精度が要求され
る。
下限高さは、一般の使用者には容易に変更されないよう
にする必要がある。そのために最上限設定スイッチおよ
び最下限設定スイッチは、上昇スイッチ、下降スイッ
チ、あるいは停止スイッチが設けられている通常の操作
面には配置されていない。したがって、電源遮断時のノ
イズ等によりデータを記憶している記憶素子の内容が消
去された場合には、最上限高さおよび最下限高さを容易
に再設定できないという問題点がある。
に、ロールスクリーンの微小動作の操作が可能である
が、特に大型のロールスクリーンの場合、微小下降させ
て停止させたときに自重による惰性回転力により下降し
過ぎる、またはロールスクリーンを微小上昇させても自
重により落ちるため微小上昇ができず、微小動作の操作
の効果がなくなるという問題点がある。
の巻取パイプ系および巻取パイプに巻付けられるロール
スクリーンの生地の厚さによって、同一の巻取パイプ回
転速度であっても昇降距離が異なり、同一高さ値に各ロ
ールスクリーンを設定しても実際の高さがそれぞれ大き
く異なるという問題点がある。
されたものであり、請求項1〜4に記載の発明の目的
は、電動横型ブラインドや電動ロールスクリーン等にお
ける「高さ」、あるいは電動縦型ブラインドの左右の
「開閉距離」を表わす「位置データ系」が異なる電動開
閉装置を同じシステムに接続可能な電動開閉装置を提供
することである。
全開位置(電動横型ブラインド等の最上限高さ、あるい
は電動縦型ブラインドの全開位置)および全閉位置(電
動横型ブラインド等の最下限高さ、あるいは電動縦型ブ
ラインドの全閉位置)の設定において、どちらからでも
設定が可能な電動開閉装置を提供することである。
位置(電動横型ブラインド等の下限高さ、あるいは電動
縦型ブラインドの閉位置)の設定において設定精度の向
上が可能な電動開閉装置を提供することである。
した全閉位置および全開位置が電源遮断等によって消去
された場合でも、全閉位置および全開位置の設定を容易
に行なうことが可能な電動開閉装置を提供することであ
る。
装置が大型である場合にも精度の高い微小量の更新処理
が可能な電動開閉装置を提供することである。
閉装置は、開閉対象を開閉する電動機の駆動を操作する
ための操作手段と、電動機の駆動をパルス信号に変換し
て出力するための変換手段と、電動開閉装置の機種を設
定するための機種設定手段と、変換手段から出力される
パルス信号と機種設定手段によって設定された機種に基
づいて開閉対象の現在位置を管理するための管理手段と
を含む。
ス信号と機種設定手段によって設定された機種に基づい
て開閉対象の現在位置を管理するので、位置データ系が
異なる電動開閉装置を管理する場合でも、パルス信号の
カウントの仕方を変えることによって、位置データ系を
統一することが可能となる。
1記載の電動開閉装置であって、管理手段は機種設定手
段によって設定された機種により変換手段から出力され
るパルス信号の発生頻度を決定し、開閉対象の現在位置
をパルス信号の発生頻度と変換手段から出力されるパル
ス信号とに基づいて管理する。
1または2記載の電動開閉装置であって、管理手段は変
換手段から出力されるパルス信号を計数し、機種設定手
段によって設定された機種に基づいて桁上げする第1の
計数手段と、第1の計数手段の桁上げを計数するための
第2の計数手段と、第2の計数手段の値で開閉対象の現
在位置を管理するための現在位置管理手段とを含む。
象を開閉する電動機の駆動を操作するための操作手段
と、電動機の駆動をパルス信号に変換して出力するため
の変換手段と、桁上げを設定するための桁上げ設定手段
と、変換手段から出力されるパルス信号を計数し、桁上
げ設定手段によって設定された桁上げにより桁上げする
第1の計数手段と、第1の計数手段の桁上げを計数する
ための第2の計数手段と、第2の計数手段の値で開閉対
象の現在位置を管理するための現在位置管理手段とを含
む。
3または4に記載の電動開閉装置であって、操作手段は
開閉対象の全開位置の設定指示をするための全開位置設
定指示手段と、開閉対象の全閉位置の設定指示をするた
めの全閉位置設定指示手段とを含み、現在位置管理手段
は全開位置の設定指示が全閉位置の設定指示より先にあ
った場合は、第1の計数手段と第2の計数手段とをリセ
ットし、第2の計数手段の値を全開位置とし、その後全
閉位置の設定指示があったときに、第1の計数手段の値
が所定の値より小さい場合は第2の計数手段の値を全閉
位置とし、第1の計数手段をリセットし、第1の計数手
段が所定の値より大きい場合は第2の計数手段の値を補
正して全閉位置とし、第1の計数手段をリセットする。
が全閉位置の設定指示より先にあった場合は、全開位置
を0とする。そして開閉対象が閉じられた後、全閉位置
の設定指示があったときにそのときの第2の計数手段の
値を補正して全閉位置としている。したがって、開閉対
象の位置が全開位置の近辺にある場合には、先に全開位
置の設定が可能となる。
3または4に記載の電動開閉装置であって、操作手段は
開閉対象の全開位置の設定指示をするための全開位置設
定指示手段と、開閉対象の全閉位置の設定指示をするた
めの全閉位置設定指示手段とを含み、現在位置管理手段
は全閉位置の設定指示が全開位置の設定指示より先にあ
った場合は、第1の計数手段と第2の計数手段とをリセ
ットし、第2の計数手段の値を補正前全閉位置とし、そ
の後全開位置の設定指示があったときに、第1の計数手
段の値が所定の値より小さい場合は全開位置を0にし、
全閉位置を補正前全閉位置から第2の計数手段の値を引
いた値にし、第2の計数手段をリセットし、第1の計数
手段が所定の値より大きい場合は全開位置を0にし、全
閉位置を補正前全閉位置から第2の計数手段の値を引い
て補正した値にし、第2の計数手段の値を補正する。
が全開位置の設定指示より先にあった場合は、補正前全
閉位置を0とする。そして開閉対象が開かれた後、全開
位置の設定指示があったときに全開位置を0にし、全閉
位置を補正前全閉位置と第2の計数手段の値から求め
る。したがって、開閉対象が全閉位置の近辺にある場合
は、先に全閉位置の設定をすることが可能となる。
3または4記載の電動開閉装置であって、操作手段は開
閉対象の任意の閉位置の設定指示をするための閉位置設
定指示手段を含み、現在位置管理手段は閉位置設定指示
手段による任意の閉位置の設定指示があったときに第1
の計数手段の値を補正参照データとし、第1の計数手段
の値が所定の値より小さい場合は第1の計数手段をリセ
ットし、第2の計数手段の値を閉位置とし、第1の計数
手段の値が所定の値より大きい場合は第1の計数手段を
リセットし、第2の計数手段の値を補正して閉位置と
し、閉位置設定指示手段による任意の閉位置の設定指示
が再びあったときに、補正参照データを第1の計数手段
の値に加算し、補正参照データに基づいて第2の計数手
段の値を補正する。
あったときに第1の計数手段の値を補正参照データとす
る。そして閉位置の設定指示が再びあったときに、補正
参照データを第1の計数手段の値に加算し、この補正参
照データに基づいて第2の計数手段の値を補正する。し
たがって、閉位置の値を何度設定しても、閉位置を正確
な高さに設定することが可能となる。
5または6に記載の電動開閉装置であって、操作手段は
さらに開閉対象の任意の閉位置の設定指示をするための
閉位置設定指示手段と、開閉対象の任意の開位置の設定
指示をするための開位置設定指示手段とを含み、現在位
置管理手段は全閉位置または全開位置が設定されていな
いときに、閉位置設定指示手段からの設定指示または開
位置設定指示手段からの設定指示があった場合は、全閉
位置設定指示手段からの設定指示または全開位置設定指
示手段からの設定指示があったとみなす。
位置が設定されていないときに閉位置または開位置の設
定指示があったときは、全閉位置または全開位置の設定
指示があったものとみなすので、全閉位置および全開位
置の設定が容易にできない場合にもその設定が可能とな
る。
5または6に記載の電動開閉装置であって、操作手段は
さらに全閉位置の値の補正を指示するための補正指示手
段を含み、現在位置管理手段はさらに補正指示手段から
補正の指示があったときに全閉位置の値を所定量補正す
るための補正手段を含む。
閉位置の値を所定量補正する。したがって、開閉対象を
開閉させずに設定されている全閉位置を補正することが
可能となる。
ける電動開閉装置の外観を示す図である。本実施の形態
において電動開閉装置として電動ロールスクリーンを例
として説明するが、電動横型ブラインド、電動ローマン
シェード、電動縦型ブラインドまたは電動シャッタ等に
応用することも可能である。
宜上、現在位置を現在高さとして表記し、全開位置を最
上限高さ、全閉位置を最下限高さ、任意の開位置を上限
位置、任意の閉位置を下限位置というように表記する。
ている長尺状のケース2、ケース2の開口部から垂下さ
れる開閉部材たる矩形シート状のスクリーン3、スクリ
ーン3を巻取るためのパイプ4、パイプ4を回転させる
ための駆動ユニット5、および駆動ユニット5の駆動を
制御するための制御ユニット10を含む。また、駆動ユ
ニット5は、正逆回転可能な電動機6、電動機6の回転
をパイプ4に伝えるための減速機構7、電動機6の回転
軸に連結されたブレーキ装置8、および電動機6の回転
位置すなわちスクリーン3の昇降高さを示す高さ信号を
発生するためのロータリエンコーダ9を含む。
ローラ11との接続を示す図である。コントローラ11
は、ロールスクリーン1内の制御ユニット10に通信回
線12を介して接続されている。コントローラ11は、
操作者による操作を操作信号に変換し、通信線12を介
して制御ユニット10に送信する。制御ユニット10
は、受信した操作信号に応じて駆動ユニット5を駆動
し、スクリーン3の昇降高さを制御する。
11をより詳細に示すブロック図である。制御ユニット
10は、コントローラ11から受信した操作信号に応じ
て駆動ユニット5を制御するためのマイクロコンピュー
タ13、マイクロコンピュータ13からの出力により駆
動ユニット5を駆動するための駆動回路14、コントロ
ーラ11から受信した操作信号をマイクロコンピュータ
13に出力するための受信回路15、および電動開閉装
置の機種(ブラインド、ロールスクリーン等)を設定す
るための機種設定スイッチ16を含む。また、マイクロ
コンピュータ13は、ロータリエンコーダ9からのパル
ス信号を計数するための予備カウンタ17、予備カウン
タ17の桁上げを計数するための主カウンタ(現在高さ
データ)18、上限高さデータを格納するためのレジス
タ19、下限高さデータを格納するためのレジスタ2
0、最下限高さデータを格納するためのレジスタ21、
下限高さがリセットされたときに最下限高さに現在高さ
データの基準を戻すための補正参照データを格納するた
めのレジスタ22、およびコントローラ11から受信回
路15を介して入力される予備カウンタ17の桁上げ設
定データを格納するためのレジスタ23を含む。なお、
最上限高さは、高さデータ“0”として定義しているた
め、このデータを格納するためのレジスタは必要ない。
判別し、制御ユニット10に操作信号を送出するための
マイクロコンピュータ24、上昇操作スイッチ25、下
降操作スイッチ26、停止操作スイッチ27、セットス
イッチ28、予備カウンタの桁上げを設定するためのデ
ィップスイッチ29、およびマイクロコンピュータ24
から出力される信号を通信線12を介して制御ユニット
10に送信するための送信回路30を含む。マイクロコ
ンピュータ24は、上昇操作スイッチ25、下降操作ス
イッチ26、停止操作スイッチ27、およびセットスイ
ッチ28が操作者によって押下されたことを検出し、ど
のスイッチが押下されたかによって操作を決定する。
26、および停止操作スイッチ27は、単独で操作され
た場合にはそれぞれスクリーン3の上昇、下降、または
停止と判別される。
イッチ26、停止操作スイッチ27、およびセットスイ
ッチ28が組合わされて操作された場合には、以下のよ
うに判別される。
昇操作スイッチ25」…最上限高さの設定操作(最上限
高さが確定しているときには上限高さの設定操作) (2) 「停止操作スイッチ27」+「下降操作スイッ
チ26」…最下限高さの設定操作(最下限高さが確定し
ているときには下限高さの設定操作) (3) 「上昇操作スイッチ25」+「下降操作スイッ
チ26」…上限高さおよび下限高さをリセットする操作 (4) 「セットスイッチ28」+「上昇操作スイッチ
25」…最下限高さマイナス補正操作 (5) 「セットスイッチ28」+「下降操作スイッチ
26」…最下限高さプラス補正操作 (6) 「セットスイッチ28」+「停止操作スイッチ
27」…予備カウンタ桁上げ設定ディップスイッチ29
に設定された値を桁上げ設定データが格納されるレジス
タ23に設定する操作 予備カウンタ桁上げ設定ディップスイッチ29は、
“0”〜“F”(16進)の値が設定できるロータリデ
ィップスイッチであり、ロータリエンコーダ9からの高
さ信号を高さデータに変換して管理する場合に、予備カ
ウンタ17から主カウンタ18(現在高さデータ)に桁
上げ(または主カウンタ18に桁下げ)する際のカウン
ト値を設定するものである。
独で操作された場合には最上下限設定モードのセット操
作となる。
5、下降操作スイッチ26、および停止操作スイッチ2
7は、コントローラ11の表の操作面に配置され、容易
に操作できるようになっている。また、セットスイッチ
28および予備カウンタ桁上げ設定ディップスイッチ2
9は、コントローラ11の内部または裏面に配置され、
容易に操作できないようになっている。
4が分析した操作者による操作に基づいて出力する操作
信号を入力し、操作信号を増幅して通信線12を介して
ロールスクリーン1内の受信回路15へ送信する。操作
信号は、バイナリコードからなるシリアル信号で構成さ
れ、シリアル信号には所定のビット数によって定義され
た操作内容等が含まれている。
タリエンコーダ9から出力される入力パルスと高さデー
タとの関係を示す図である。
の場合は入力パルスのパルス数と高さデータとの関係
は、1対1となっており、入力パルスのパルス数がその
まま高さデータとなる。一方、図4の右側に示すように
電動ロールスクリーンの場合は最上限高さを“0”と
し、スクリーン3が下降することにより出力されるロー
タリエンコーダ9からの入力パルスを5個カウントする
ごとに、高さデータをカウントアップさせている。ま
た、スクリーン3を上昇させる場合には入力パルスを5
個カウントするごとに高さデータをカウントダウンさせ
ている。
は予備カウンタをインクリメントし、予備カウンタが
“5”となるごとに予備カウンタ17をリセットすると
ともに、主カウンタ18(高さデータ)をカウントアッ
プする。逆に、スクリーン3の上昇動作時には、予備カ
ウンタ17をデクリメントし、予備カウンタ17の値が
“−1”となるごとに予備カウンタをリセットするとと
もに、高さデータをカウントダウンする。
スクリーンとして機能させるために、機種設定スイッチ
16が「ロールスクリーン」に設定され、マイクロコン
ピュータ13が機種設定スイッチ16の内容を読込むこ
とによって電動ロールスクリーンとして動作する。この
場合、マイクロコンピュータ13は、ロータリエンコー
ダ9から出力されるパルス信号を「ロールスクリーン」
としてカウントし、コントローラ11からの操作信号に
応じて駆動ユニット5を「ロールスクリーン」として制
御する。また、制御ユニット10を電動ブラインドとし
て機能させるためには、機種設定スイッチ16を「ブラ
インド」に設定する。
スクリーン1内の制御ユニット10の処理手順を説明す
るためのフローチャートである。まず、マイクロコンピ
ュータ13は、コントローラ11から送信された操作信
号を受信回路15を介して入力し、操作信号の種別を判
定する(S1)。
最上下限高さが確定しているか否かを判定し(S2)、
最上下限高さが確定していない場合(S2,No)、最
上下限設定モードか否かを判定する(S3)。
ドでない場合(S3,No)、無効操作として何も処理
せず終了する。この処理は、最上下限高さが設定されて
いない場合に上昇動作が行なわれると、電動ロールスク
リーン1の破損等につながるので、この危険な上昇動作
を防止するためのものである。
している場合(S2,Yes)、またはステップS3に
おいて最上下限設定モードである場合(S3,Ye
s)、駆動ユニット5を駆動してスクリーン3の上昇動
作を行なう(S7)。
操作信号が「下降」と判定された場合、最上下限高さが
確定しているか否かを判定する(S4)。最上下限高さ
が確定していない場合(S4,No)、最上下限設定モ
ードであるか否かを判定する(S5)。
ドでない場合(S5,No)、無効操作として何も処理
しない。この処理は、最上下限高さが確定していない場
合に下降動作が行なわれると、電動ロールスクリーン1
の破損等につながるので、この危険な下降動作を防止す
るためのものである。
している場合(S4,Yes)、またはステップS5に
おいて最上下限設定モードである場合(S5,Ye
s)、駆動ユニット5を駆動してスクリーン3の下降動
作を行なう(S8)。
ップS8における下降動作が行なわれると、上述したよ
うにロータリエンコーダ9からパルス信号が出力され、
予備カウンタ17の値がインクリメントまたはデクリメ
ントされて主カウンタ18がカウントアップまたはカウ
ントダウンされる。
止」と判定された場合、駆動ユニット5によるスクリー
ン3の昇降動作中のときは昇降動作を停止する(S
6)。
場合、最上限高さおよび最下限高さがクリアされ(セッ
トフラグがリセットされ)、最上下限設定モードがセッ
トされる(S9)。上述したように、最上下限高さが設
定されていない場合には昇降動作が不可能であったが、
最上下限設定モードがセットされると最上下限高さが設
定されていない場合でも昇降動作が可能となる。この状
態で、上述した上昇操作あるいは下降操作を行ない、最
上限高さあるいは最下限高さにスクリーン3を移動する
ことができる。
等、最上下限高さがまだ設定されていない場合には、操
作者が上昇操作スイッチ25と下降操作スイッチ26と
を同時に押すことにより、最上下限設定モードのセット
操作が可能となる。すなわち、操作信号が「上昇+下
降」と判定された場合に、最上下限高さが確定している
か否が判定され(S13)、最上下限高さが確定してい
ない場合(S13,No)、上述したステップS9の処
理が行なわれる。ステップS13において最上下限高さ
が確定している場合(S13,Yes)のS14および
S15の処理については後述する。
よりスクリーン3を最上限高さに停止させた後、停止操
作スイッチ27および上昇操作スイッチ25を同時に押
圧操作することにより、最上限高さが設定される。すな
わち、操作信号が「停止+上昇」と判定された場合、最
上下限高さが確定しているか否かが判定される(S1
6)。最上下限高さが確定していないので(S16,N
o)、最上下限設定モードがセットされているか否かが
判定される(S17)。
ードが設定されていない場合(S17,No)、無効処
理として処理を終了する。最上下限設定モードが設定さ
れている場合(S17,Yes)、最上限高さの設定が
行なわれる(S19)。
をさらに詳細に説明するためのフローチャートである。
まず、最下限高さが確定しているか否かが判定される
(S191)。最下限高さが確定していない場合(S1
91,No)、予備カウンタ17および主カウンタ18
をクリアし、最上限高さセットフラグをセットする(S
196)。すなわち、現在のスクリーン3の高さを基準
である最上限高さとし、高さデータを“0”としてい
る。
確定している場合(S191,Yes)、予備カウンタ
17の値が所定値より大きいか否かが判定される(S1
92)。予備カウンタの値が所定値より大きくない場合
(S192,No)、高さデータ(主カウンタ18)を
クリアし、予備カウンタ17の値をそのまま保持し、最
上限高さセットフラグをセットする。そして、補正前の
最下限高さデータからクリアされる前の高さデータを引
いた値を補正後の最下限高さデータとする(S19
4)。すなわち、補正後の最下限高さデータは、最上限
高さデータである“0”から最下限高さまでの高さデー
タとなる。
ウンタ17の値が所定値より大きいと判定された場合
(S192,Yes)、主カウンタ18(高さデータ)
に“−1”を設定し、予備カウンタ17の値をそのまま
保持し、最上限高さセットフラグをセットする。そし
て、補正前の最下限高さデータから補正前の高さデータ
を引き、さらに1を引いた値を補正後の最下限高さデー
タとする(S193)。
保持されているため、予備カウンタ17のカウント値に
ついてはずれは存在しないことになる。しかし、設定さ
れた最上限高さについては、予備カウンタ17の値分の
ずれが発生することになる。このずれを小さくするため
に、ステップS192において予備カウンタ17の値が
所定値よりも大きいか否かを判定している。たとえば、
図4に示すように予備カウンタが“0”〜“4”をカウ
ントする場合、所定値を2とする。そして、予備カウン
タ17の値が2より大きくない場合は高さデータを
“0”とし、予備カウンタ17の値が2より大きい場合
は高さデータを“−1”としている。このようにするこ
とにより、予備カウンタ17の値が、たとえば“4”で
あるとき、上述した補正を行なわない場合には設定され
た最上限高さは入力パルスの4パルス分さらに上側とな
り、上側に4個分のずれが発生することになるが、上述
した補正を行なうことにより、設定された最上限高さは
入力パルスの1パルス分下側となり、4パルス分のずれ
よりも小さくなる。このように補正をしない場合の最大
のずれは入力パルスの4パルス分であるが、補正をする
ことにより最大のずれは入力パルスの2パルス分とな
る。
終了した後、最上下限設定モードをリセットし(S19
5)、最上限高さの設定処理を終了する。
よりスクリーン3を最下限高さに停止させた後、停止操
作スイッチ27および下降操作スイッチ26を同時に押
圧操作することにより、最下限高さが設定される。すな
わち、操作信号が「停止+下降」と判定された場合、最
上下限高さが確定しているか否かが判定される(S2
0)。最上下限高さが確定していないので(S20,N
o)、最上下限設定モードがセットされているか否かが
判定される(S21)。
ードが設定されていない場合(S21,No)、無効処
理として処理を終了する。最上下限設定モードが設定さ
れている場合(S21,Yes)、最下限高さの設定が
行なわれる(S23)。
をさらに詳細に説明するためのフローチャートである。
まず、最上限高さが確定しているか否かが判定される
(S231)。最上限高さが確定していない場合(S2
31,No)、予備カウンタ17および主カウンタ18
をクリアし、最下限高さセットフラグをセットする。そ
して、最下限高さデータに高さデータ“0”を設定する
(S236)。すなわち、最下限高さデータを暫定的に
“0”とし、最上限高さのセット時(S19)に最下限
高さを補正して求めるものである。
確定している場合(S231,Yes)、予備カウンタ
17の値が所定値より大きいか否かが判定される(S2
32)。予備カウンタの値が所定値より大きくない場合
(S232,No)、高さデータ(主カウンタ18)を
そのまま保持し、予備カウンタ17の値をクリアし、最
下限高さセットフラグをセットする。そして、最下限高
さデータに高さデータの値を設定する(S234)。
ウンタ17の値が所定値より大きいと判定された場合
(S232,Yes)、主カウンタ18(高さデータ)
の値をインクリメントし、予備カウンタ17の値をクリ
アし、最下限高さセットフラグをセットする。そして、
最下限高さデータに高さデータの値を設定する(S23
3)。なお、予備カウンタ17はクリアされているた
め、最下限高さデータの設定値とそのときの高さとは、
予備カウンタ17の値においても一致していることにな
る。しかし、設定されている最上限高さについては、予
備カウンタ17の値分のずれが発生することになる。こ
のずれを小さくするために、ステップS232において
予備カウンタ17の値が所定値よりも大きいか否かを判
定している。たとえば、図4に示すように予備カウンタ
が“0”〜“4”をカウントする場合、所定値を2とす
る。そして、予備カウンタ17の値が2より大きくない
場合は高さデータをそのまま保持し、予備カウンタ17
の値が2より大きい場合は高さデータをインクリメント
している。このようにすることにより、予備カウンタ1
7の値が、たとえば“4”であるとき、上述した補正を
行なわない場合には設定されていた最上限高さはそのと
きの高さデータと予備カウンタ17との和だけそのとき
の高さから上側となるが、予備カウンタ17をクリアす
ることにより、予備カウンタ17の値、すなわち入力パ
ルスの4パルス分だけ下側となり、4パルス分のずれが
発生することになる。しかし、上述した補正を行なうこ
とにより、高さデータがインクリメントされ、予備カウ
ンタ17がクリアされる。その結果、高さデータは入力
パルスの1パルス分下側の値になり、最上限高さは入力
パルスの1パルス分だけ上側となり、4パルス分のずれ
よりも小さくなる。このように補正をしない場合の最大
のずれは入力パルスの4パルス分であるが、補正をする
ことにより最大のずれは入力パルスの2パルス分とな
る。
終了した後、最上下限設定モードをリセットし(S23
5)、最下限高さの設定処理を終了する。
ていると判定された場合(S16,Yes)、そのとき
の高さデータの値は上限高さデータに設定され、上限高
さセットフラグがセットされる(S18)。この場合、
最上下限高さの設定時と同様に、予備カウンタ17の値
が所定値より大きい場合には高さデータの値をインクリ
メントし、予備カウンタ17の値が所定値よりも大きく
ない場合は高さデータの値をそのままとする。なお、上
限高さが設定されると、上限高さよりも上側への上昇動
作は禁止され、上昇動作中に上限高さとなった場合には
強制的に停止される。
ていると判定された場合(S20,Yes)、下限高さ
の設定が行なわれる(S22)。予備カウンタ17の値
が所定の値より大きい場合には高さデータの値をインク
リメントし、予備カウンタ17の値が所定値より大きく
ない場合には高さデータの値をそのままとし、高さデー
タの値を下限高さデータに設定する。そして、予備カウ
ンタ17の値を補正参照データに設定し、予備カウンタ
17の値をクリアした後下限高さセットフラグをセット
する。なお、下限高さが設定されると、下限高さよりも
下側への下降動作は禁止され、下降動作中に下限高さと
なった場合には強制的に停止される。
トする操作 操作者が、上昇操作スイッチ25および下降操作スイッ
チ26を同時に押圧操作することにより、上限高さおよ
び下限高さのリセットが行なわれる。すなわち、操作信
号が「上昇+下降」と判定された場合、最上下限高さが
確定しているか否かが判定される(S13)。最上下限
高さが確定している場合(S13,Yes)、上限高さ
がリセットされる(S14)。すなわち、上限高さセッ
トフラグをリセットする。
下限高さセットフラグをリセットし、高さデータの補正
を行なう(S15)。下限高さ設定時に、予備カウンタ
17をクリアしているので、設定されている最下限高さ
の高さにおいて予備カウンタ17の値が“0”となるよ
うに設定し直す必要がある。すなわち、下限高さ設定時
にクリアされた予備カウンタ17の値である補正参照デ
ータを予備カウンタ17の値に加算する。そして、その
補正参照データが所定値より大きい場合には高さデータ
がインクリメントされていたので、高さデータをデクリ
メントする。この補正を行なうことにより、高さデータ
は最下限高さを基準としたものに戻すことができる。
25を同時に押圧操作することにより、最下限高さのマ
イナス補正操作が行なわれる(S10)。この操作によ
り、最下限高さデータから所定値が減算される(たとえ
ば、“1”)。この補正された最下限高さの確認を行な
うためには、上述した下降動作を行なうことによって最
下限高さに停止することから確認することが可能であ
る。
26を同時に押圧操作することにより、最下限高さのプ
ラス補正操作が行なわれる(S11)。この操作が行な
われると、最下限高さデータに所定値が加算される。こ
の補正後の最下限高さを確認するためには、下降動作を
行なうことによって補正された最下限高さに停止するこ
とから確認することが可能である。
スイッチ29に設定された値を桁上げ設定データが格納
されるレジスタ23に設定する操作 操作者が、セットスイッチ28および停止操作スイッチ
27を同時に押圧操作することにより、予備カウンタ1
7の桁上げ設定動作が行なわれる(S12)。マイクロ
コンピュータ24は、セットスイッチ28および停止操
作スイッチ27が同時に押圧されたことを検出すると、
予備カウンタ桁上げ設定ディップスイッチ29に設定さ
れた値を読出す。そして、その値を含む操作信号を送信
回路30を介して制御ユニット10へ送信する。
タ13は、受信した予備カウンタ桁上げ設定ディップス
イッチ29の値を桁上げ設定データを格納するレジスタ
23に設定し、桁上げ設定データセットフラグをセット
する。以後、予備カウンタ17の主カウンタ18への桁
上げは、桁上げ設定データごとに行なわれる。
ーンについて説明したが、予備カウンタ17を設けずに
ロータリエンコーダ9からのパルス信号を計数して高さ
データとすることにより、電動ブラインドに対応させる
ことも可能である。
るランナーにルーバーを吊り下げ、ランナーに設けた吊
り下げ軸を回転することで、ルーバーの180°回転を
行なう縦型ブラインドについても、ロータリエンコーダ
9からのパルス信号を計数してルーバーの回転位置デー
タとすることにより、本願発明の電動開閉装置に適用す
ることも可能である。
を高さデータ“0”としているが、最上限高さの設定時
における高さデータの値をそのまま用いてもよい。ま
た、最上下限設定と上下限設定を同一スイッチの操作と
しているが、それぞれ別々のスイッチに設けることも可
能である。
トに設けているが、コントローラ11側に設けることも
可能である。たとえば、機種設定スイッチ16をマイク
ロコンピュータ24に接続し、操作信号に機種設定信号
を定義追加する。そして、上述したように停止操作スイ
ッチ27とセットスイッチ28とを組合せて操作したと
きに、予備カウンタ桁上げ設定ディップスイッチ29の
設定値を送信するが、その送信に続いて機種設定信号す
なわち機種設定スイッチ16の設定値をも送信する。そ
して、マイクロコンピュータ13は受信した機種設定信
号を解読し機種設定処理を行なう。このように、コント
ローラ11側からの機種設定操作が可能となる。
0とを分離させているが、コントローラ11を制御ユニ
ット10内に設けることにより、送信回路30および受
信回路15を省略することができ、さらにマイクロコン
ピュータ24を省略して各種スイッチの検出および予備
カウンタ桁上げ設定ディップスイッチ29の値の読出を
マイクロコンピュータ13に行なわせることも可能であ
る。
より、大型機器に対しても一定量の補正を可能にしてい
るが、機種設定スイッチ16に大型機器設定スイッチを
設けることにより、その大型機器に対応した補正(上昇
時の上昇高さ量を一定量大きくする)を行なうことも可
能である。また、複数スイッチの組合せ操作の場合、一
定時間(たとえば1秒)押され続けていることを検出し
て有効とすることにより、誤操作による複数スイッチの
組合せ操作の防止、および重要な昇降範囲を決定する最
上下限高さの誤設定を防止することが可能となる。
定モードが設定されれば、最上下限高さが設定されるま
でこのモードは続くが、一定時間操作されない場合にこ
のモードをリセットすることにより、最上限高さが設定
されていない状態での危険な上昇動作を防止することが
可能となる。
定方法については、最上下限設定モードにセットする方
法しか記載していないが、最上下限設定モード中に先に
設定された最上限高さまたは最下限高さを、未設定の他
方を設定する前に再度同一の操作が行なわれた場合は、
その位置に変更することにより先側設定値の再設定が可
能であり、さらに別途設定キーあるいは設定信号を定義
追加することにより、最上下限設定後の片側のみの再設
定モードを設定可能とし、最上下限設定モードにおける
再設定対象でない他方の設定値が確定している状態とす
ることにより、片側のみの変更も可能である。
ては電動機の駆動に対するパルス信号の発生頻度に応じ
て現在高さの管理を行なうので、パルス信号の発生頻度
が異なる機種においても同一の高さデータ系とすること
ができる。すなわち、パルス信号の発生頻度が異なる電
動開閉装置に対しては、機種切換に基づいて現在高さを
計算するので、同一の制御ユニットを複数機種の電動開
閉装置に適用することが可能となる。
することにより、ロールスクリーンの巻取パイプ径また
は生地の厚さが異なる場合でも、同一の高さデータ系と
することが可能となる。
値が電源ノイズ等により消去された場合でも、上昇操作
スイッチ25、下降操作スイッチ26、および停止操作
スイッチ27を操作することにより、最上下限高さの設
定が可能となる。すなわち、容易に操作できない最上下
限設定を容易に操作することが可能となる。
る。(b)は、電動ロールスクリーンの側面図である。
の接続を示す図である。
成をさらに詳細に説明するためのブロック図である。
ダ9から出力される入力パルスと高さデータとの関係を
示す図である。
内の制御ユニット10の処理手順を説明するためのフロ
ーチャートである。
に説明するためのフローチャートである。
に説明するためのフローチャートである。
Claims (9)
- 【請求項1】 開閉対象を開閉する電動機の駆動を操作
するための操作手段と、 前記電動機の駆動をパルス信号に変換して出力するため
の変換手段と、 電動開閉装置の機種を設定するための機種設定手段と、 前記変換手段から出力されるパルス信号と前記機種設定
手段によって設定された機種に基づいて前記開閉対象の
現在位置を管理するための管理手段とを含む電動開閉装
置。 - 【請求項2】 前記管理手段は、前記機種設定手段によ
って設定された機種により前記変換手段から出力される
パルス信号の発生頻度を決定し、前記開閉対象の現在位
置を前記パルス信号の発生頻度と前記変換手段から出力
されるパルス信号とに基づいて管理する、請求項1記載
の電動開閉装置。 - 【請求項3】 前記管理手段は、前記変換手段から出力
されるパルス信号を計数し、前記機種設定手段によって
設定された機種に基づいて桁上げする第1の計数手段
と、 前記第1の計数手段の桁上げを計数するための第2の計
数手段と、 前記第2の計数手段の値で前記開閉対象の現在位置を管
理するための現在位置管理手段とを含む、請求項1また
は2記載の電動開閉装置。 - 【請求項4】 開閉対象を開閉する電動機の駆動を操作
するための操作手段と、 前記電動機の駆動をパルス信号に変換して出力するため
の変換手段と、 桁上げを設定するための桁上げ設定手段と、 前記変換手段から出力されるパルス信号を計数し、前記
桁上げ設定手段によって設定された桁上げにより桁上げ
する第1の計数手段と、 前記第1の計数手段の桁上げを計数するための第2の計
数手段と、 前記第2の計数手段の値で前記開閉対象の現在位置を管
理するための現在位置管理手段とを含む電動開閉装置。 - 【請求項5】 前記操作手段は、前記開閉対象の全開位
置の設定指示をするための全開位置設定指示手段と、 前記開閉対象の全閉位置の設定指示をするための全閉位
置設定指示手段とを含み、 前記現在位置管理手段は、前記全開位置の設定指示が前
記全閉位置の設定指示より先にあった場合は、前記第1
の計数手段と前記第2の計数手段とをリセットし、該第
2の計数手段の値を全開位置とし、 その後前記全閉位置の設定指示があったときに、前記第
1の計数手段の値が所定の値より小さい場合は前記第2
の計数手段の値を全閉位置とし、前記第1の計数手段を
リセットし、 前記第1の計数手段が前記所定の値より大きい場合は前
記第2の計数手段の値を補正して全閉位置とし、前記第
1の計数手段をリセットする、請求項3または4記載の
電動開閉装置。 - 【請求項6】 前記操作手段は、前記開閉対象の全開位
置の設定指示をするための全開位置設定指示手段と、 前記開閉対象の全閉位置の設定指示をするための全閉位
置設定指示手段とを含み、 前記現在位置管理手段は、前記全閉位置の設定指示が前
記全開位置の設定指示より先にあった場合は、前記第1
の計数手段と前記第2の計数手段とをリセットし、該第
2の計数手段の値を補正前全閉位置とし、 その後前記全開位置の設定指示があったときに、前記第
1の計数手段の値が所定の値より小さい場合は全開位置
を0にし、全閉位置を前記補正前全閉位置から前記第2
の計数手段の値を引いた値にし、前記第2の計数手段を
リセットし、 前記第1の計数手段が前記所定の値より大きい場合は全
開位置を0にし、全閉位置を前記補正前全閉位置から前
記第2の計数手段の値を引いて補正した値にし、前記第
2の計数手段の値を補正する、請求項3または4記載の
電動開閉装置。 - 【請求項7】 前記操作手段は、前記開閉対象の任意の
閉位置の設定指示をするための閉位置設定指示手段を含
み、 前記現在位置管理手段は、前記閉位置設定指示手段によ
る任意の閉位置の設定指示があったときに前記第1の計
数手段の値を補正参照データとし、 前記第1の計数手段の値が所定の値より小さい場合は前
記第1の計数手段をリセットし、前記第2の計数手段の
値を閉位置とし、 前記第1の計数手段の値が所定の値より大きい場合は前
記第1の計数手段をリセットし、前記第2の計数手段の
値を補正して閉位置とし、 前記閉位置設定指示手段による任意の閉位置の設定指示
が再びあったときに、前記補正参照データを前記第1の
計数手段の値に加算し、前記補正参照データに基づいて
前記第2の計数手段の値を補正する、請求項3または4
記載の電動開閉装置。 - 【請求項8】 前記操作手段はさらに、前記開閉対象の
任意の閉位置の設定指示をするための閉位置設定指示手
段と、 前記開閉対象の任意の開位置の設定指示をするための開
位置設定指示手段とを含み、 前記現在位置管理手段は、前記全閉位置または全開位置
が設定されていないときに、前記閉位置設定指示手段か
らの設定指示または前記開位置設定指示手段からの設定
指示があった場合は、前記全閉位置設定指示手段からの
設定指示または全開位置設定指示手段からの設定指示が
あったとみなす、請求項5または6記載の電動開閉装
置。 - 【請求項9】 前記操作手段はさらに、前記全閉位置の
値の補正を指示するための補正指示手段を含み、 前記現在位置管理手段はさらに、前記補正指示手段から
補正の指示があったときに前記全閉位置の値を所定量補
正するための補正手段を含む、請求項5または6記載の
電動開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31055097A JP3548677B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 電動開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31055097A JP3548677B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 電動開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11141251A true JPH11141251A (ja) | 1999-05-25 |
JP3548677B2 JP3548677B2 (ja) | 2004-07-28 |
Family
ID=18006595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31055097A Expired - Lifetime JP3548677B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 電動開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3548677B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100378872B1 (ko) * | 2000-08-14 | 2003-04-07 | (주)동광금속 | 복층유리 사이에서 햇빛을 차단하는 차단장치 및 이것이설치된 창문 |
KR100415409B1 (ko) * | 2001-05-02 | 2004-01-24 | (주)동광금속 | 복층유리 사이에서 햇빛을 차단하는 차단장치를 고정하는고정프레임 및 이것을 구비한 창문 |
JP2010189930A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉装置通信システム |
JP2021032020A (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | 株式会社ニチベイ | 電動開閉装置 |
CN113286929A (zh) * | 2019-01-18 | 2021-08-20 | 日本文化卷门股份有限公司 | 开闭控制系统以及开闭控制方法 |
-
1997
- 1997-11-12 JP JP31055097A patent/JP3548677B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100378872B1 (ko) * | 2000-08-14 | 2003-04-07 | (주)동광금속 | 복층유리 사이에서 햇빛을 차단하는 차단장치 및 이것이설치된 창문 |
KR100415409B1 (ko) * | 2001-05-02 | 2004-01-24 | (주)동광금속 | 복층유리 사이에서 햇빛을 차단하는 차단장치를 고정하는고정프레임 및 이것을 구비한 창문 |
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CN113286929A (zh) * | 2019-01-18 | 2021-08-20 | 日本文化卷门股份有限公司 | 开闭控制系统以及开闭控制方法 |
CN113286929B (zh) * | 2019-01-18 | 2023-04-18 | 日本文化卷门股份有限公司 | 开闭控制系统以及开闭控制方法 |
JP2021032020A (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | 株式会社ニチベイ | 電動開閉装置 |
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JP3548677B2 (ja) | 2004-07-28 |
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