JP2001059388A - 電動ブラインドの制御装置 - Google Patents

電動ブラインドの制御装置

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JP2001059388A
JP2001059388A JP11236032A JP23603299A JP2001059388A JP 2001059388 A JP2001059388 A JP 2001059388A JP 11236032 A JP11236032 A JP 11236032A JP 23603299 A JP23603299 A JP 23603299A JP 2001059388 A JP2001059388 A JP 2001059388A
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俊文 須江
Kenji Tsuchida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多数の電動ブラインドの種々の設定データの入
力及び管理作業を容易に行い得る電動ブラインドの制御
装置を提供する。 【解決手段】多数の電動ブラインドにそれぞれブライン
ドコントローラ4を設け、該ブラインドコントローラ4
に電動ブラインドの動作を制御する設定データを設定
し、中央制御装置1,3に設定されたプログラムと設定
データとに基づいて各電動ブラインドの動作を制御可能
とした電動ブラインドにおいて、各電動ブラインドの動
作を制御するために、あらかじめブラインドコントロー
ラ4に設定する設定データを、中央制御装置1,3から
入力可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の電動ブラ
インドを一括して制御する電動ブラインドの制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルの各フロアに設置された多数
の電動ブラインドの動作を、あらかじめ設定されたプロ
グラム、あるいは操作装置の手動操作により生成される
操作信号に基づいて制御する電動ブラインドの制御装置
が実用化されている。
【0003】このような電動ブラインドでは、各電動ブ
ラインドが信号線を介して接続され、その信号線にはす
べてのブラインドの動作を自動制御する中央制御装置
と、特定のエリアあるいはグループ毎のブラインドの動
作を手動操作により制御するエリアスイッチとが接続さ
れる。
【0004】そして、中央制御装置にあらかじめ設定さ
れたプログラムに基づいて、同中央制御装置から各電動
ブラインドに操作信号が出力されると、各電動ブライン
ドではその操作信号に基づいてヘッドボックスに内蔵さ
れるブラインドコントローラが動作して、スラットの昇
降動作及び角度調節動作が自動的に行われる。
【0005】また、エリアスイッチが操作されると、同
エリアスイッチから当該エリア内の各電動ブラインドに
操作信号が出力され、各電動ブラインドではその操作信
号に基づいて、スラットの昇降動作及び角度調節動作が
行われる。
【0006】前記エリアスイッチ以外の手動操作手段と
して、リモコン送信機が設定された電動ブラインドもあ
り、このような電動ブラインドでは、例えば前記エリア
スイッチがリモコン送信機から出力されるリモコン信号
を受信する受信機能を備えている。
【0007】そして、リモコン送信機の操作により、特
定のエリアスイッチに当該エリアの各電動ブラインドを
制御するためのリモコン信号が出力されると、そのリモ
コン信号を受信したエリアスイッチはそのリモコン信号
に基づいて当該エリア内の電動ブラインドの動作を制御
する。
【0008】前記電動ブラインドには、それぞれヘッド
ボックス内にブラインドコントローラが配設され、その
ブラインドコントローラは前記操作信号に基づいてスラ
ット昇降用モータあるいはスラット角度調節用モータを
駆動して、スラットの昇降動作あるいはスラットの角度
調節動作を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような電動ブラ
インドでは、操作信号で各電動ブラインドを制御する場
合に、各電動ブラインドを識別するためのブラインド番
号の設定、各電動ブラインドがいずれのエリアに属して
いるかを識別するためのエリア番号の設定、各電動ブラ
インドをいずれのリモコン送信機で操作可能とするかを
設定するためのリモコン番号の設定、各電動ブラインド
のスラットの上下限停止位置及びスラットの水平停止位
置の設定等は、各電動ブラインドのヘッドボックスに設
けられたディップスイッチ等の設定スイッチの操作によ
り行う必要があった。
【0010】従って、多数の電動ブラインドに対する設
定作業は、各電動ブラインドに対しそれぞれ行う必要が
あって極めて煩雑であるとともに、その設定状態の確認
を行うにも、各電動ブラインドの設置場所に赴いて設定
スイッチの状態をそれぞれ確認する必要があるため、煩
雑となるという問題点がある。
【0011】この発明の目的は、多数の電動ブラインド
の種々の設定データの入力及び管理作業を容易に行い得
る電動ブラインドの制御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1では、多数の電
動ブラインドにそれぞれブラインドコントローラを設
け、該ブラインドコントローラに前記電動ブラインドの
動作を制御する設定データを設定し、中央制御装置に設
定されたプログラムと前記設定データとに基づいて各電
動ブラインドの動作を制御可能とした電動ブラインドに
おいて、前記各電動ブラインドの動作を制御するため
に、あらかじめ前記ブラインドコントローラに設定する
設定データを、前記中央制御装置から入力可能とした。
【0013】請求項2では、前記中央制御装置は、前記
各ブラインドコントローラの動作を制御するフロアコン
トローラと、該フロアコントローラの動作を制御するメ
インコントローラとから構成し、前記メインコントロー
ラから前記フロアコントローラを介して前記ブラインド
コントローラに設定データを入力可能とした。
【0014】請求項3では、前記設定データは、前記各
電動ブラインドを操作するエリアスイッチを設定するエ
リア番号と、前記各電動ブラインドを操作するリモコン
スイッチを設定するリモコン番号と、前記各電動ブライ
ンドの上下限停止位置データと、前記各電動ブラインド
の水平基準位置データとの少なくともいずれかとし、前
記設定データを前記メインコントローラから前記各ブラ
インドコントローラに送信して設定可能とし、かつ各ブ
ラインドコントローラに設定された設定データをメイン
コントローラで管理及び更新可能とした。
【0015】請求項4では、前記中央制御装置は、前記
設定データを格納する記憶装置を備え、該記憶装置に格
納されている設定データと前記各ブラインドコントロー
ラに設定されている設定データを定期的に比較して、各
ブラインドコントローラの設定データを前記記憶装置に
格納されている設定データと一致させるように動作する
請求項5では、前記中央制御装置は、前記ブラインドコ
ントローラの設定スイッチ部の設定状態を読み出し可能
とした。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施の形態を図面に従って説明する。図1に示すように、
パソコンで構成されるメインコントローラ1には、信号
線2を介して複数のフロアコントローラ3が接続され、
各フロアコントローラ3には信号線2を介して例えば1
27台ずつの電動ブラインドのブラインドコントローラ
4が接続される。
【0017】そして、前記メインコントローラ1はその
入力装置から入力された制御データ、あるいはメインコ
ントローラ1にあらかじめ設定されたプログラムに基づ
いて、フロアコントローラ3を介して各ブラインドコン
トローラ4を制御する。
【0018】前記ブラインドコントローラ4は、各電動
ブラインドのヘッドボックスに内蔵され、当該ブライン
ドのスラットの昇降動作及びスラット角度調節動作を制
御する。従って、各電動ブラインドのスラット昇降動作
及びスラット角度調節動作は、メインコントローラ1に
入力された制御データ、あるいはメインコントローラ1
にあらかじめ設定されたプログラムに基づいて制御され
る。
【0019】前記各ブラインドコントローラ4には、各
電動ブラインドの近傍に設けられた手元スイッチ5がそ
れぞれ接続される。そして、手元スイッチ5の操作に基
づいて、各電動ブラインドのブラインドコントローラ4
を介してスラット昇降動作及びスラット角度調節動作を
制御可能となっている。
【0020】前記信号線2にはあらかじめ設定されたエ
リア毎にエリアスイッチ6が接続され、そのエリアスイ
ッチ6の操作により当該エリアに属する複数の電動ブラ
インドを一括制御可能となっている。
【0021】前記エリアスイッチ6は、リモコン送信機
7から出力されるリモコン信号RSを受信し、そのリモ
コン信号RSを操作信号として信号線2を介して各ブラ
インドコントローラ4に出力可能となっている。
【0022】前記ブラインドコントローラ4の電気的構
成を図2に示す。電源部8は、この電動ブラインドの各
回路及びモータに電源を供給する。入力部9は、前記手
元スイッチ5に接続され、その手元スイッチ5から出力
される操作信号が入力部9を介してCPU10に入力さ
れる。
【0023】前記CPU10に接続されたLED表示部
11は、ヘッドボックス下面に露出される発光ダイオー
ドを駆動するものであり、CPU10から出力される制
御信号に基づいて、各発光ダイオードを点灯させる。
【0024】前記CPU10に接続されたEEPROM
12には、当該電動ブラインドが属するエリアを設定す
るエリア設定データと、スラットの上限停止位置及び下
限停止位置等の設定データ、いずれのリモコン送信機7
からの操作信号で動作させるかを設定する設定データ等
が格納される。
【0025】前記CPU10に接続された設定スイッチ
部13は、電動ブラインドのヘッドボックス下面に露出
されるディップスイッチで構成され、当該ブラインドの
ブラインド番号、ブラインドの型式、自動制御動作の禁
止の設定あるいはスラットの上下限停止位置の微調整量
等が設定され、その設定信号がCPU10に入力され
る。
【0026】前記CPU10に接続された第一のモータ
駆動部14は、CPU10から出力されるモータ制御信
号に基づいて、ヘッドボックス内に配設されるスラット
昇降用モータ15に電源電圧を供給して駆動する。
【0027】前記CPU10に接続された第二のモータ
駆動部16は、CPU10から出力されるモータ制御信
号に基づいて、ヘッドボックス内に配設されるスラット
角度調節用モータ17を駆動する。
【0028】前記CPU10に接続されたエンコーダ1
8は、ヘッドボックス内において前記スラット昇降用モ
ータ15で回転駆動されるスラット昇降軸の回転をパル
ス信号に変換してCPU10に出力するものであり、C
PU10ではそのパルス数をカウントしてスラット昇降
軸の回転角度及び回転速度を検出する。
【0029】前記CPU10に接続された上限リミット
スイッチ19は、スラットが上限まで引上げられたと
き、検出信号をCPU10に出力する。前記CPU10
に接続された下限リミットスイッチ20は、スラット昇
降テープの弛みを検出して、その検出信号をCPU10
に出力する。
【0030】前記CPU10に接続された入出力部21
は、前記信号線2を介してフロアコントローラ3及びエ
リアスイッチ6に接続される。そして、フロアコントロ
ーラ3あるいはエリアスイッチ6から出力される操作信
号が入出力部21を介してCPU10に入力されるとと
もに、CPU10で電動ブラインドの動作状態を判定し
た判定信号が、入出力部21を介してフロアコントロー
ラ3に出力される。
【0031】このようなブラインドコントローラ4のC
PU10は、あらかじめ設定されたプログラムと、入力
部9あるいは入出力部21から入力された操作信号と、
EEPROM12及び設定スイッチ部13に設定された
設定データとに基づいて動作して、スラットの昇降動作
及び角度調節動作を行う。
【0032】また、CPU10はフロアコントローラ3
から出力される状態要求信号の入力に基づいて、当該ブ
ラインドコントローラ4に格納されている設定データを
読み出してフロアコントローラ3に出力する機能を備え
る。
【0033】前記フロアコントローラ3の電気的構成を
図3に示す。CPU22には第一の入出力部23が接続
され、その第一の入出力部23は前記信号線2を介して
前記ブラインドコントローラ4に接続される。
【0034】前記CPU22には第二の入出力部24が
接続され、その第二の入出力部24は前記信号線2を介
して前記メインコントローラ1及び他のフロアコントロ
ーラ3に接続される。また、前記CPU22にはEEP
ROM25が接続され、電源部26はフロアコントロー
ラ3内の各回路に電源を供給する。
【0035】CPU22はあらかじめ設定されたプログ
ラムに基づいて動作し、メインコントローラ1から各電
動ブラインドの設定データが入力されると、その設定デ
ータをEEPROM25に格納するとともに、その設定
データを各ブラインドコントローラ4に出力する。
【0036】また、CPU22は各ブラインドコントロ
ーラ4に格納されている設定データを読み出して、EE
PROM25に格納されている設定データと一致するか
否かを比較する機能と、その比較結果が不一致である場
合にはEEPROM25に格納されている設定データを
ブラインドコントローラ4に出力する機能とを備える。
【0037】次に、フロアコントローラ3によるブライ
ンドコントローラ4へのデータ設定動作を図4及び図5
に従って説明する。図4に示すように、フロアコントロ
ーラ3に電源が投入されると、CPU22はまずメイン
コントローラ1からの信号が入力されたか否かを判別す
る(ステップ1)。
【0038】信号が入力されていないと、CPU22は
各電動ブラインドのブラインドコントローラ4に設定さ
れている設定データの確認モードとなり、まず1番のブ
ラインド番号を指定する(ステップ2)。
【0039】次いで、CPU22は当該ブラインド番号
のブラインドコントローラ4に対し、エリアスイッチ6
あるいは手元スイッチ5から操作信号が入力されている
か否かを判別する(ステップ3)。
【0040】そして、操作信号が入力されている場合に
は、所定時間T1秒の待機動作を行い(ステップ4)、
ステップ3に復帰する。すなわち、当該ブラインド番号
のブラインドコントローラ4に操作信号が入力されてい
る場合には、その操作信号の入力に基づく動作が終了す
るまで待機する。
【0041】ステップ4において、当該ブラインド番号
のブラインドコントローラ4に対し、エリアスイッチ6
あるいは手元スイッチ5から操作信号が入力されていな
い状態となると、CPU22は当該ブラインド番号のブ
ラインドコントローラ4に対し、設定データの返信要求
を送信し(ステップ5)、送信カウンタに「1」を加算
する。
【0042】返信要求に基づいて、当該ブラインドコン
トローラ4からエリア番号、リモコン番号、スラットの
上下限停止位置、スラットの水平基準位置等の設定デー
タを受信すると(ステップ6)、CPU22は受信した
設定データとEEPROM25に格納されているデータ
テーブルとを比較する(ステップ7)。
【0043】そして、一致している場合にはステップ9
に移行し、一致していない場合にはEEPROM25に
格納されているデータテーブルの内容をブラインドコン
トローラ4に送信して(ステップ8)、ステップ9に移
行する。
【0044】ステップ9では、ブラインド番号が127
番であるか否かを判別し、127番に達していない場合
にはブラインド番号に「1」を加算して(ステップ1
0)、ステップ2に復帰する。
【0045】また、ステップ6においてブラインドコン
トローラ4からの返信信号を受信していない場合には、
4回目の返信要求であるか否かを判別し(ステップ1
1)、4回未満であればステップ4に移行してT1秒間
の待機を行った後、ステップ3〜6を繰り返す。
【0046】すなわち、4回まで返信要求を行った後、
返信信号を受信できない場合には、当該ブラインド番号
のブラインドコントローラの異常をメインコントローラ
1に送信し(ステップ12)、送信カウンタをリセット
してステップ9に移行する。
【0047】このような動作により、127台の電動ブ
ラインドの設定データの確認動作が行われ、127台の
すべてが終了すると、ブラインド番号を「0」にリセッ
トし(ステップ14)、T2秒間の待機を行った後(ス
テップ15)、ステップ1に復帰して、再び確認動作が
開始される。
【0048】ステップ1において、メインコントローラ
1から信号が入力されると、CPU22は図5に示すス
テップ16に移行し、入力された信号が設定データの変
更指令であるか否かを判別する。
【0049】設定データの変更指令ではない場合には、
メインコントローラ1から操作信号が入力されているの
で、CPU22はその操作信号に基づく通常の動作を行
い、ブラインドコントローラ4に操作信号を出力して
(ステップ17)、ステップ1に復帰する。
【0050】ステップ16において、設定データの変更
指令が入力されると、CPU22は入力された設定デー
タをEEPROM25に格納するとともに、当該設定デ
ータに対応するブラインド番号を指定し(ステップ1
8)、当該ブラインド番号のブラインドコントローラ4
に対し、エリアスイッチ6あるいは手元スイッチ5から
操作信号が入力されているか否かを判別する(ステップ
19)。
【0051】そして、操作信号が入力されている場合に
は、所定時間T1秒の待機動作を行い(ステップ2
0)、ステップ19に復帰する。すなわち、当該ブライ
ンド番号のブラインドコントローラ4に操作信号が入力
されている場合には、その操作信号の入力に基づく動作
が終了するまで待機する。
【0052】ステップ19において、当該ブラインド番
号のブラインドコントローラ4に対し、エリアスイッチ
6あるいは手元スイッチ5から操作信号が入力されてい
ない状態となると、CPU22は指定されたブラインド
番号に対応するブラインドコントローラ4に設定データ
を送信し(ステップ21)、次いで当該ブラインドコン
トローラ4に対し、設定データの返信要求を送信し(ス
テップ22)、送信カウンタに「1」を加算する。
【0053】返信要求に基づいて、当該ブラインドコン
トローラ4からエリア番号、リモコン番号、スラットの
上下限停止位置、スラットの水平基準位置等の設定デー
タを受信すると(ステップ23)、CPU22は受信し
た設定データとEEPROM25に格納されている設定
データとを比較する(ステップ24)。
【0054】そして、一致している場合には送信カウン
タをリセットして(ステップ25)、ステップ1に復帰
する。ステップ23においてブラインドコントローラ4
からの返信信号を受信していない場合には、4回目の返
信要求であるか否かを判別し(ステップ26)、4回未
満であればステップ20に移行してT1秒間の待機を行
った後、ステップ19〜23を繰り返す。
【0055】すなわち、4回まで返信要求を行った後、
返信信号を受信できない場合には、当該ブラインド番号
のブラインドコントローラの異常をメインコントローラ
1に送信し(ステップ27)、送信カウンタをリセット
して(ステップ25)、ステップ1に移行する。
【0056】また、メインコントローラ1はフロアコン
トローラ3を介して、ブラインドコントローラ4の設定
スイッチ部13の設定状態を確認する機能を備える。そ
の確認動作時におけるフロアコントローラ3のCPU2
2の動作を図6に従って説明する。
【0057】確認動作の開始に基づいて、CPU22は
まずブラインドコントローラ4に設定スイッチ部13の
設定状態を確認するための状態要求信号を出力する(ス
テップ31)。
【0058】次いで、CPU22は状態要求信号に基づ
いてブラインドコントローラ4から状態応答信号を受信
したか否かを判別し(ステップ32)、状態応答信号を
受信すると、その信号をEEPROM25に格納する
(ステップ33)。
【0059】次いで、メインコントローラ1から設定ス
イッチ部13の設定状態を確認するための表示要求信号
を受信すると(ステップ34)、CPU22はEEPR
OM25に格納されている状態応答信号をメインコント
ローラ1に出力して(ステップ35)、ステップ31に
復帰する。
【0060】また、ステップ34において表示要求信号
を受信していないときには、ステップ31に復帰する。
メインコントローラ1では、状態応答信号に基づいて設
定スイッチ部13の設定内容を確認可能である。
【0061】上記のような確認動作にともなうブライン
ドコントローラ4のCPU10の動作を図7に示す。C
PU10は、設定スイッチ部13の設定状態を読み取り
(ステップ41)、その設定状態をEEPROM12に
格納する(ステップ42)。
【0062】次いで、フロアコントローラ3からの状態
要求信号を受信すると(ステップ43)、CPU10は
EEPROM12に格納された設定状態を読み出して
(ステップ44)、状態応答信号としてフロアコントロ
ーラ3に出力し、(ステップ45)、ステップ41に復
帰する。
【0063】また、ステップ43で状態要求信号を受信
しないと、ステップ41〜43を繰り返す。上記のよう
に構成された電動ブラインドの制御装置では、次に示す
作用効果を得ることができる。
【0064】(1)メインコントローラ1に設定された
プログラムに基づいて多数の電動ブラインドのスラット
昇降動作及びスラット開閉動作を自動制御することがで
きる。
【0065】(2)各電動ブラインドのエリア番号、リ
モコン番号、スラットの上下限停止位置及びスラットの
水平基準位置等の設定データを、メインコントローラ1
からフロアコントローラ3を介して各ブラインドコント
ローラ4に入力することができる。
【0066】(3)メインコントローラ1からフロアコ
ントローラ3を介して各ブラインドコントローラ4に設
定データを入力することができるので、設定データを入
力するための設定スイッチを各電動ブラインドに設ける
必要はない。また、設定データを入力するために各電動
ブラインドの設置場所に赴く必要はない。従って、設定
データの入力作業を容易に行うことができる。
【0067】(4)各電動ブラインドに設定されている
設定データを、メインコントローラ1に読み出して、確
認することができる。従って、設定データの確認作業を
容易に行うことができる。
【0068】(5)各電動ブラインドに設定されている
設定データを変更する場合には、その変更データをメイ
ンコントローラ1からブラインドコントローラ4に入力
することができるので、設定データの変更作業を容易に
行うことができる。
【0069】(6)フロアコントローラ3は、各電動ブ
ラインドのブラインドコントローラ4に格納されている
設定データを定期的に読み出して、フロアコントローラ
3に格納されている設定データと比較し、一致しない場
合には、フロアコントローラ3に格納されている設定デ
ータを当該ブラインドコントローラ4に自動的に送信し
て格納する。従って、保守管理のために電動ブラインド
を交換した場合にも、設定データの入力作業を自動的に
かつ容易に行うことができる。
【0070】(7)多数の電動ブラインドの設定データ
を、メインコントローラ1で集中管理することができ
る。 (8)メインコントローラ1で、ブラインドコントロー
ラ4の設定スイッチ部13の設定状態を確認することが
できる。従って、設定スイッチ部13の設定状態を各電
動ブラインドの設置場所に赴くことなく確認することが
できる。
【0071】上記実施の形態は、次に示すように変更す
ることもできる。・メインコントローラ1とフロアコン
トローラ3との間の信号の授受、あるいはフロアコント
ローラ3とブラインドコントローラ4との間の信号の授
受は信号線2を介さず、ワイヤレスで送受信するように
してもよい。・電動ブラインドは、横型ブラインドの他
に、たくし上げカーテン、プリーツカーテンあるいはロ
ールブラインドとしてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は多数の
電動ブラインドの種々の設定データの入力及び管理作業
を容易に行い得る電動ブラインドの制御装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電動ブラインドの制御装置を示す概略図であ
る。
【図2】 ブラインドコントローラの電気的構成を示す
ブロック図である。
【図3】 フロアコントローラの電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図4】 フロアコントローラの動作を示すフローチャ
ート図である。
【図5】 フロアコントローラの動作を示すフローチャ
ート図である。
【図6】 フロアコントローラの動作を示すフローチャ
ート図である。
【図7】 ブラインドコントローラの動作を示すフロー
チャート図である。
【符号の説明】
1 中央制御装置(メインコントローラ) 3 中央制御装置(フロアコントローラ) 4 ブラインドコントローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の電動ブラインドにそれぞれブライ
    ンドコントローラを設け、該ブラインドコントローラに
    前記電動ブラインドの動作を制御する設定データを設定
    し、中央制御装置に設定されたプログラムと前記設定デ
    ータとに基づいて各電動ブラインドの動作を制御可能と
    した電動ブラインドにおいて、 前記各電動ブラインドの動作を制御するために、あらか
    じめ前記ブラインドコントローラに設定する設定データ
    を、前記中央制御装置から入力可能としたことを特徴と
    する電動ブラインドの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記中央制御装置は、前記各ブラインド
    コントローラの動作を制御するフロアコントローラと、
    該フロアコントローラの動作を制御するメインコントロ
    ーラとから構成し、前記メインコントローラから前記フ
    ロアコントローラを介して前記ブラインドコントローラ
    に設定データを入力可能としたことを特徴とする請求項
    1記載の電動ブラインドの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記設定データは、前記各電動ブライン
    ドを操作するエリアスイッチを設定するエリア番号と、
    前記各電動ブラインドを操作するリモコンスイッチを設
    定するリモコン番号と、前記各電動ブラインドの上下限
    停止位置データと、前記各電動ブラインドの水平基準位
    置データとの少なくともいずれかとし、前記設定データ
    を前記メインコントローラから前記各ブラインドコント
    ローラに送信して設定可能とし、かつ各ブラインドコン
    トローラに設定された設定データをメインコントローラ
    で管理及び更新可能としたことを特徴とする請求項2記
    載の電動ブラインドの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記中央制御装置は、前記設定データを
    格納する記憶装置を備え、該記憶装置に格納されている
    設定データと前記各ブラインドコントローラに設定され
    ている設定データを定期的に比較して、各ブラインドコ
    ントローラの設定データを前記記憶装置に格納されてい
    る設定データと一致させるように動作することを特徴と
    する請求項1記載の電動ブラインドの制御装置。
  5. 【請求項5】 前記中央制御装置は、前記ブラインドコ
    ントローラの設定スイッチ部の設定状態を読み出し可能
    としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載の電動ブラインドの制御装置。
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