JP2001248367A - 電動ブラインドの制御装置 - Google Patents

電動ブラインドの制御装置

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JP2001248367A JP2000055557A JP2000055557A JP2001248367A JP 2001248367 A JP2001248367 A JP 2001248367A JP 2000055557 A JP2000055557 A JP 2000055557A JP 2000055557 A JP2000055557 A JP 2000055557A JP 2001248367 A JP2001248367 A JP 2001248367A
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Masaki Tenma
正樹 天満
Yukan Sato
祐寛 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】故障原因及び故障個所を容易に把握して、その
復旧作業を迅速に行い得る電動ブラインドの制御装置を
提供する。 【解決手段】メインコントローラ1から多数の電動ブラ
インド4に操作信号を出力して、該電動ブラインド4の
動作を自動制御する電動ブラインドの制御装置におい
て、電動ブラインド4は、操作信号に基づく異常情報を
メインコントローラ1に出力する制御部を備え、メイン
コントローラ1は、各電動ブラインド4の異常情報を表
示する表示装置を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力装置から入
力された制御データに基づいて、電動ブラインドのスラ
ット昇降動作及びスラット角度調節動作を自動制御する
電動ブラインドの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルの各フロアに設置された多数
の電動ブラインドの動作を、メインコントローラの入力
装置から入力された制御データ及びメインコントローラ
にあらかじめ設定されたプログラムに基づいて自動制御
する電動ブラインドの制御装置が実用化されている。
【0003】このような電動ブラインドの制御装置のメ
インコントローラは、パソコン等で構成され、各ブライ
ンドのスラット角度及びブラインド開度(ブラインド高
さ)等の制御データを、あらかじめ格納されている制御
データ入力用プログラムに基づいて入力可能となってい
る。
【0004】そして、入力された制御データ及びあらか
じめ設定されたプログラムに基づいて、メインコントロ
ーラから各電動ブラインドにブラインド操作信号が出力
され、その操作信号に基づいて各電動ブラインドが自動
制御されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な電動ブラインドの制御装置では、メインコントローラ
から操作信号を出力したにも関わらず、いずれかの電動
ブラインドが正常に動作しないとき、その不良個所及び
原因をメインコントローラで把握することができない。
【0006】従って、正常に動作しない電動ブラインド
の故障原因は、作業者が当該電動ブラインドの設置場所
に赴いて調べる必要がある。故障原因の中には、ブライ
ンドの設置場所に赴いてブラインドの動作を確認して
も、故障個所を容易に判別することができない場合があ
り、その場合にはヘッドボックス内に収容されている各
種装置を詳細に検査する必要がある。
【0007】そして、故障原因を把握した上で、交換部
品等の調達及び修理作業等を行う必要があるため、復旧
に時間がかかるという問題点がある。また、故障原因を
容易に認識できるように、ヘッドボックスの外面に多数
の発光ダイオード等の表示装置を設けると、電動ブライ
ンドのコストが上昇するという問題点がある。
【0008】この発明の目的は、故障原因及び故障個所
を容易に把握して、その復旧作業を迅速に行い得る電動
ブラインドの制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1では、メインコ
ントローラから多数の電動ブラインドに操作信号を出力
して、該電動ブラインドの動作を自動制御する電動ブラ
インドの制御装置において、前記電動ブラインドは、前
記操作信号に基づく動作状態を前記メインコントローラ
に出力する制御部を備え、前記メインコントローラは、
前記各電動ブラインドの動作状態を表示する表示装置を
備えた。
【0010】請求項2では、前記メインコントローラ
は、前記電動ブラインドに対し状態要求信号を出力する
とともに、該状態要求信号に対する応答信号を受信し、
該応答信号の内容を前記表示装置に表示する制御部を備
え、前記電動ブラインドには、前記操作信号に基づく前
記スラットの動作状態及び異常情報を格納するメモリ
と、前記状態要求信号に基づいて、前記メモリの格納内
容をメインコントローラに応答信号として出力する制御
部とを備えた。
【0011】請求項3では、前記メインコントローラの
制御部は、前記状態要求信号に対する応答信号を受信で
きないとき、前記表示装置に異常情報を表示する。請求
項4では、前記電動ブラインドは、あらかじめ設定され
たエリア毎にフロアコントローラに接続し、前記フロア
コントローラを前記メインコントローラに接続し、前記
操作信号及び状態要求信号は、前記メインコントローラ
からフロアコントローラを介して各電動ブラインドに入
力し、前記応答信号は、前記電動ブラインドからフロア
コントローラを介してメインコントローラに入力した。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施の形態を図面に従って説明する。図1に示すように、
パソコンで構成されるメインコントローラ1には、信号
線2を介して複数のフロアコントローラ3が接続され、
各フロアコントローラ3には信号線2を介して多数のブ
ラインドコントローラ4が接続される。
【0013】そして、前記メインコントローラ1はその
入力装置から入力された制御データ、あるいはメインコ
ントローラ1にあらかじめ設定されたプログラムに基づ
いて、操作信号をフロアコントローラ3に出力する。
【0014】前記フロアコントローラ3には、あらかじ
め設定された任意のエリア内の電動ブラインドのブライ
ンドコントローラ4の動作を制御するためのプログラム
が設定されている。そして、フロアコントローラ3は、
そのプログラムと前記操作信号とに基づいて、当該エリ
ア内の複数のブラインドコントローラ4に操作信号を出
力する。
【0015】また、フロアコントローラ3は、ブライン
ドコントローラ4から出力される応答信号あるいは異常
情報を受信して、メインコントローラ1に出力する。前
記ブラインドコントローラ4は、各電動ブラインドのヘ
ッドボックスに内蔵され、当該ブラインドのスラットの
昇降動作及び角度調節動作を制御する。従って、各電動
ブラインドのスラットの昇降動作及び角度調節動作は、
メインコントローラ1に入力された制御データ、あるい
はメインコントローラ1にあらかじめ設定されたプログ
ラムに基づいて制御される。
【0016】前記各ブラインドコントローラ4には、各
電動ブラインドの近傍に設けられた手元スイッチ5がそ
れぞれ接続される。そして、手元スイッチ5の操作に基
づいて、各電動ブラインドのブラインドコントローラ4
を介してスラットの昇降動作及び角度調節動作を制御可
能となっている。
【0017】前記メインコントローラ1の電気的構成を
図2に示す。制御部6に接続されるプログラムメモリ7
には、前記各電動ブラインドを自動制御するためのプロ
グラム及び制御データを入力するための入力プログラム
があらかじめ格納され、制御部6はそのプログラムに基
づいて動作する。
【0018】前記制御部6に接続されたマウス8及びキ
ーボード9は、制御データの入力操作及びその他の入力
操作時に使用される。また、制御部6に接続された作業
用メモリ10は、制御部6の動作に基づいて生成された
データ、信号線2を介してメインコントローラ1に入力
されたデータ等を一時的に格納する場合に使用される。
【0019】前記制御部6に接続された入出力インター
フェース11は、前記信号線2に接続され、制御部6か
ら出力される制御データあるいはその他の信号を信号線
2を介して前記フロアコントローラ3に出力するととも
に、前記フロアコントローラ3から出力される信号を受
信して、制御部6に入力する。
【0020】前記制御部6に接続された表示装置12
は、CRTあるいは液晶表示装置で構成され、前記各プ
ログラムに基づいて動作する制御部6により、各種入力
画面あるいは設定画面等が表示される。
【0021】前記各電動ブラインドの電気的構成を図3
に示す。前記電動ブラインドの電源部13は、この電動
ブラインドの各回路及びモータに電源を供給する。前記
ブラインドコントローラ4内の入力部14は、CPU1
5に接続される。そして、前記手元スイッチ5の出力信
号がその入力部14を介してCPU15に入力される。
【0022】前記CPU15に接続されたLED表示部
16は、ヘッドボックス下面に露出される複数の発光ダ
イオードを駆動するものであり、CPU15から出力さ
れる制御信号に基づいて、各発光ダイオードを点灯させ
る。
【0023】また、フロアコントローラ3からCPU1
5に操作信号が入力されると、CPU15はLED表示
部16を介して、いずれかの発光ダイオードを点滅させ
る。前記CPU15に接続されたEEPROM17に
は、当該電動ブラインド1が属するエリアを設定するエ
リア設定データと、スラットを昇降する場合の上限値及
び下限値等が格納される。
【0024】前記CPU15に接続された設定スイッチ
部18は、電動ブラインドのヘッドボックス下面に露出
されるディップスイッチで構成され、当該ブラインドの
アドレスや、当該ブラインドの型式あるいはメンテナン
スモードの設定が可能である。そして、その設定信号が
CPU15に入力される。
【0025】前記CPU15に接続された入出力部19
は、信号線2を介して同一グループ内の他の電動ブライ
ンドの入出力部に接続される。そして、手元スイッチ5
からCPU15に入力された操作信号のうち、他の電動
ブラインドを操作するための操作信号は、入出力部19
から前記信号線2を介して他の電動ブラインドの入出力
部に出力される。また、他の電動ブラインドの入出力部
から出力された操作信号が、入出力部19を介してCP
U15に入力される。
【0026】前記CPU15に接続された第一のモータ
駆動部20は、CPU15から出力されるモータ制御信
号に基づいて、ヘッドボックス内に配設されるスラット
昇降用モータ21を駆動する。
【0027】前記CPU15に接続された第二のモータ
駆動部22は、CPU15から出力されるモータ制御信
号に基づいて、ヘッドボックス内に配設されるスラット
角度調節用モータ23を駆動する。
【0028】前記CPU15に接続されたエンコーダ2
4は、ヘッドボックス内において前記スラット昇降用モ
ータ21で回転駆動されるスラット昇降軸の回転をパル
ス信号に変換してCPU15に出力するものであり、C
PU15ではそのパルス数をカウントしてスラット昇降
軸の回転角度及び回転方向を検出する。
【0029】前記CPU15に接続された上限リミット
スイッチ25は、スラットが上限まで引上げられたと
き、検出信号をCPU15に出力する。前記CPU15
に接続された下限リミットスイッチ26は、スラット昇
降テープの弛みを検出して、その検出信号をCPU15
に出力する。従って、スラットが最下限まで下降された
とき、あるいは昇降テープが切断されたとき、下限リミ
ットスイッチ26は昇降テープの弛みを検出し、その検
出信号を出力する。
【0030】このようなブラインドコントローラ4で
は、CPU15があらかじめ設定されたプログラムと、
入力部14から入力された操作信号と、EEPROM1
7及び設定スイッチ部18に設定されたデータとに基づ
いて動作して、スラットの昇降動作及び角度調節動作を
行う。
【0031】そして、CPU15はあらかじめ設定され
たスラット高さまでスラットが昇降されたとき、エンコ
ーダ24から出力されるパルス信号のカウントに基づい
て、スラット昇降用モータ21の作動を停止する。
【0032】また、CPU15は、スラットの引上げ動
作時に上限リミットスイッチ25の検出信号に基づいて
スラット昇降用モータ21のスラット引上げ方向の作動
を停止し、スラットの引上げ動作時あるいはスラットの
下降動作時に、下限リミットスイッチ26の検出信号に
基づいて、スラット昇降用モータ21の作動を停止す
る。
【0033】前記CPU15にはメモリ27が接続され
ている。そして、CPU15はメインコントローラ1か
らフロアコントローラ3を介して入力される操作信号に
基づいて、スラット昇降動作あるいはスラット角度調節
動作を行うとき、その動作完了後のブラインド開度及び
スラット角度をメモリ27に格納する。
【0034】また、スラット昇降動作あるいはスラット
角度調節動作に何らかの異常が発生した場合には、CP
U15はその異常内容をメモリ27に格納する。すなわ
ち、操作信号に基づいてスラットの引上げ動作を行うと
き、下限リミットスイッチ26の検出信号を一定時間以
上検出した場合には、昇降テープの切断、あるいはスラ
ット昇降用モータ21の出力軸と昇降コード巻取軸との
間の伝達経路の異常、あるいは下限リミットスイッチ2
6の異常の可能性があるため、CPU15はそれらの異
常情報をメモリ27に格納する。
【0035】また、スラットの昇降動作を行なうとき、
エンコーダ24からCPU15にパルス信号が入力され
ないとき、スラット昇降用モータ21の出力軸と昇降コ
ード巻取軸との間の伝達経路の異常、あるいはエンコー
ダ24の故障の可能性があるため、CPU15はそれら
の異常情報をメモリ27に格納する。
【0036】また、スラットの昇降動作を行なうとき、
スラット昇降用モータ21の作動が停止された後、エン
コーダ24からCPU15にパルス信号が入力されたと
き、スラット昇降用モータ21のブレーキ力の低下によ
るスラットの自重降下、あるいは人力による強制回転、
あるいはエンコーダ24の故障の可能性があるため、C
PU15はそれらの異常情報をメモリ27に格納する。
【0037】また、スラットの引上げ動作を行なうと
き、エンコーダ24の出力信号に基づいて、スラット昇
降軸の実際の回転方向が制御方向とは逆の場合、すなわ
ちスラットの下降が検出されると、スラット昇降用モー
タ21のトルク低下による自重降下の可能性があるた
め、CPU15はそれらの異常情報をメモリ27に格納
するとともに、スラット昇降用モータ21の作動を直ち
に停止させる。。
【0038】次に、上記のように構成された電動ブライ
ンドの制御装置における各電動ブラインドの状態確認動
作を図4〜図6に従って説明する。図4に示すように、
メインコントローラ1において、各電動ブラインドの状
態確認動作を行うための所定の入力動作が行われると、
制御部6は選択されたフロアコントローラ3に状態要求
命令を出力する(ステップ1)。
【0039】次いで、制御部6は状態要求命令に対応す
るフロアコントローラ3からの応答信号を待つ状態とな
る。フロアコントローラ3では、図5に示すように、メ
インコントローラ1から当該エリア内のブラインドコン
トローラ4に対する操作信号が入力されると、その操作
信号を当該ブラインドコントローラ4に出力する(ステ
ップ4〜6)。
【0040】また、メインコントローラ1から当該エリ
ア内の電動ブラインドに対する状態要求信号を受信する
と、フロアコントローラ3はその状態要求信号を当該電
動ブラインドのブラインドコントローラ4に出力し(ス
テップ4,5,7)、一定時間の間ブラインドコントロ
ーラ4からの応答信号を待つ状態となる(ステップ
8)。
【0041】ブラインドコントローラ4では、図6に示
すように、フロアコントローラ3から操作信号を受信す
ると、CPU15はその操作信号に基づいてLED表示
部15を駆動して発光ダイオードを点滅させ、スラット
の昇降動作あるいはスラットの角度調節動作を行う(ス
テップ10〜13)。
【0042】次いで、CPU15はその動作にともなう
ブラインド開度及びスラット角度をメモリ27に格納
し、異常情報を検出すると、その異常情報をメモリ27
に格納する(ステップ14)。
【0043】フロアコントローラ3から状態要求信号を
受信すると(ステップ10,11)、CPU15はメモ
リ27に格納されている動作状態及び異常情報を読み出
して応答信号としてフロアコントローラ3に出力し(ス
テップ15)、ステップ10に復帰する。
【0044】フロアコントローラ3では、ステップ8に
おいてブラインドコントローラ4からの応答信号を一定
時間待った後、応答信号として受信した動作状態及び異
常情報をメインコントローラ1に出力し(ステップ
9)、ステップ4に復帰する。
【0045】このとき、状態要求信号を出力したブライ
ンドコントローラ4からの応答信号を受信していない場
合には、そのブラインドコントローラ4との間で通信異
常が発生して可能性があるため、その異常情報をメイン
コントローラ1に出力する。
【0046】メインコントローラ1では、フロアコント
ローラ3から応答信号を受信すると、その受信内容、す
なわち状態要求信号を出力した電動ブラインドの動作状
態及び異常情報を表示装置12に表示し(ステップ
3)、状態確認動作を終了する。
【0047】上記のように構成された電動ブラインドの
制御装置では、次に示す作用効果を得ることができる。 (1)メインコントローラ1から状態要求信号を出力す
ると、フロアコントローラ3を介して各ブラインドコン
トローラ4から各電動ブラインドの動作状態及び異常情
報を読み出して、メインコントローラ1の表示装置12
に表示することができる。
【0048】(2)各電動ブラインドの異常情報をメイ
ンコントローラ1の表示装置12に表示することができ
るので、各電動ブラインドの設置場所に赴くことなく、
各電動ブラインドの異常の有無及び異常の状態を把握す
ることができる。
【0049】(3)各電動ブラインドの設置場所に赴く
ことなく、各電動ブラインドの異常の有無及び異常の状
態を把握することができるので、故障した電動ブライン
ドの復旧作業のための準備及び復旧作業を速やかに行う
ことができる。
【0050】(4)各電動ブラインドに、故障原因を表
示するための表示装置を設ける必要がないので、電動ブ
ラインドのコストを上昇させることはない。 (5)各電動ブラインドのヘッドボックス内に配設され
たブラインドコントローラ4、スラット昇降装置、スラ
ット角度調節装置の異常を、ヘッドボックスを設置位置
から取り外すことなく容易に判別することができる。
【0051】上記実施の形態は、次に示すように変更す
ることもできる。 ・メインコントローラ1からフロアコントローラ3を介
することなく、各ブラインドコントローラ4に状態要求
信号を直接に出力するようにしてもよい。 ・各電動ブラインドには、異常検出時に点灯する発光ダ
イオード等の異常表示装置を設けてもよい。 ・フロアコントローラ3からブラインドコントローラ4
へ一定時間毎に状態送信信号を出力し、ブラインドコン
トローラ4の応答信号をフロアコントローラ3の記憶装
置に格納し、その情報をメインコントローラ1で適宜読
み出すようにしてもよい。また、フロアコントローラ3
の記憶装置に格納されている記憶内容の中から異常信号
のみを読み出すようにすれば、メインコントローラ1と
フロアコントローラ3との間の通信負荷を軽減すること
ができる。 ・スラットの角度調節を行うとき、スラットの回転方向
をエンコーダ24の出力信号により確認し、その回転方
向がモータによる制御方向と異なるとき、それを異常情
報としてブラインドコントローラ4のメモリ27に格納
し、その異常情報をメインコントローラ1に送信するよ
うにしてもよい。 ・フロアコントローラ3あるいは手元スイッチ5からの
操作信号に基づく動作状態及び異常情報を、その発信元
アドレスとともにメインコントローラ1に送信するよう
にしてもよい。
【0052】上記実施の形態から把握できる前記請求項
以外の技術思想を以下に述べる。 (1)請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記電動ブ
ラインドにはスラット昇降軸の回転角度及び回転方向を
検出するエンコーダを、異常検出手段として備えた。
【0053】(2)請求項1乃至3のいずれかにおい
て、前記電動ブラインドには下限リミットスイッチを、
異常検出手段として備えた。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は故障原
因及び故障個所を容易に把握して、その復旧作業を迅速
に行い得る電動ブラインドの制御装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電動ブラインドの制御装置を示す概略図であ
る。
【図2】 メインコントローラの電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 電動ブラインドの電気的構成を示すブロック
図である。
【図4】 制御装置の動作を示すフローチャート図であ
る。
【図5】 制御装置の動作を示すフローチャート図であ
る。
【図6】 制御装置の動作を示すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】 1 メインコントローラ 4 電動ブラインド(ブラインドコントロ
ーラ) 12 表示装置 15 制御部(CPU) 24 制御部(エンコーダ) 26 制御部(下限リミットスイッチ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E043 AA01 AA04 BB14 BB16 BB25 BE00 BE01 BE04 BE11 BE12 BE13 BE14 BE17 5K048 AA08 BA51 DA07 EB02 FB04 FC01 GB08 HA01 HA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインコントローラから多数の電動ブラ
    インドに操作信号を出力して、該電動ブラインドの動作
    を自動制御する電動ブラインドの制御装置において、 前記電動ブラインドは、前記操作信号に基づく異常情報
    を前記メインコントローラに出力する制御部を備え、前
    記メインコントローラは、前記各電動ブラインドの異常
    情報を表示する表示装置を備えたことを特徴とする電動
    ブラインドの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記メインコントローラは、前記電動ブ
    ラインドに対し状態要求信号を出力するとともに、該状
    態要求信号に対する応答信号を受信し、該応答信号の内
    容を前記表示装置に表示する制御部を備え、 前記電動ブラインドには、 前記操作信号に基づく前記スラットの動作状態及び異常
    情報を格納するメモリと、 前記状態要求信号に基づいて、前記メモリの格納内容を
    メインコントローラに応答信号として出力する制御部と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の電動ブライン
    ドの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記メインコントローラの制御部は、前
    記状態要求信号に対する応答信号を受信できないとき、
    前記表示装置に異常情報を表示することを特徴とする請
    求項2記載の電動ブラインドの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記電動ブラインドは、あらかじめ設定
    されたエリア毎にフロアコントローラに接続し、前記フ
    ロアコントローラを前記メインコントローラに接続し、
    前記操作信号及び状態要求信号は、前記メインコントロ
    ーラからフロアコントローラを介して各電動ブラインド
    に入力し、前記応答信号は、前記電動ブラインドからフ
    ロアコントローラを介してメインコントローラに入力し
    たことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    電動ブラインドの制御装置。
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