JP3628560B2 - 電動ブラインドの制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の電動ブラインドを一括して制御する電動ブラインドの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ビルの各フロアに設置された多数の電動ブラインドの動作を、あらかじめ設定されたプログラム、あるいは操作装置の手動操作により生成される操作信号に基づいて制御する電動ブラインドの制御装置が実用化されている。
【0003】
このような電動ブラインドでは、各電動ブラインドが信号線を介して接続され、その信号線にはすべてのブラインドの動作を自動制御する中央制御装置と、特定のエリアあるいはグループ毎のブラインドの動作を手動操作により制御するエリアスイッチとが接続される。
【0004】
そして、中央制御装置にあらかじめ設定されたプログラムに基づいて、同中央制御装置から各電動ブラインドに操作信号が出力されると、各電動ブラインドではその操作信号に基づいてヘッドボックスに内蔵されるブラインドコントローラが動作して、スラットの昇降動作及び角度調節動作が自動的に行われる。
【0005】
また、エリアスイッチが操作されると、同エリアスイッチから当該エリア内の各電動ブラインドに操作信号が出力され、各電動ブラインドではその操作信号に基づいて、スラットの昇降動作及び角度調節動作が行われる。
【0006】
前記エリアスイッチ以外の手動操作手段として、リモコン送信機が設定された電動ブラインドもあり、このような電動ブラインドでは、例えば前記エリアスイッチがリモコン送信機から出力されるリモコン信号を受信する受信機能を備えている。
【0007】
そして、リモコン送信機の操作により、特定のエリアスイッチに当該エリアの各電動ブラインドを制御するためのリモコン信号が出力されると、そのリモコン信号を受信したエリアスイッチはそのリモコン信号に基づいて当該エリア内の電動ブラインドの動作を制御する。
【0008】
前記電動ブラインドには、それぞれヘッドボックス内にブラインドコントローラが配設され、そのブラインドコントローラは前記操作信号に基づいてスラット昇降用モータあるいはスラット角度調節用モータを駆動して、スラットの昇降動作あるいはスラットの角度調節動作を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような電動ブラインドでは、操作信号で各電動ブラインドを制御する場合に、各電動ブラインドを識別するためのブラインド番号の設定、各電動ブラインドがいずれのエリアに属しているかを識別するためのエリア番号の設定、各電動ブラインドをいずれのリモコン送信機で操作可能とするかを設定するためのリモコン番号の設定、各電動ブラインドのスラットの上下限停止位置及びスラットの水平停止位置の設定等は、各電動ブラインドのヘッドボックスに設けられたディップスイッチ等の設定スイッチの操作により行う必要があった。
【0010】
従って、多数の電動ブラインドに対する設定作業は、各電動ブラインドに対しそれぞれ行う必要があって極めて煩雑であるとともに、その設定状態の確認を行うにも、各電動ブラインドの設置場所に赴いて設定スイッチの状態をそれぞれ確認する必要があるため、煩雑となるという問題点がある。
【0011】
この発明の目的は、多数の電動ブラインドの種々の設定データの入力及び管理作業を容易に行い得る電動ブラインドの制御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1では、多数の電動ブラインドにそれぞれブラインドコントローラを設け、該ブラインドコントローラに前記電動ブラインドの動作を制御する設定データを設定し、中央制御装置に設定されたプログラムと前記設定データとに基づいて各電動ブラインドの動作を制御可能とした電動ブラインドにおいて、前記各電動ブラインドの動作を制御するために、あらかじめ前記ブラインドコントローラに設定する設定データを、前記中央制御装置から入力可能とし、前記設定データは、前記各電動ブラインドの上下限停止位置データを含んで構成され、前記中央制御装置は、前記設定データを格納する記憶装置を備え、該記憶装置に格納されている設定データと前記各ブラインドコントローラに設定されている設定データを定期的に比較して、電動ブラインド交換時には交換後の電動ブラインドのブラインドコントローラの設定データを前記記憶装置に格納されている設定データと一致させるように動作する。
【0013】
請求項2では、前記設定データは、さらに、前記各電動ブラインドの水平基準位置データを含んで構成される
【0014】
請求項3では、前記設定データは、さらに、前記各電動ブラインドを操作するエリアスイッチを設定するエリア番号と、前記各電動ブラインドを操作するリモコンスイッチを設定するリモコン番号とを含んで構成される
【0015】
請求項4では、前記中央制御装置は、前記ブラインドコントローラの設定スイッチ部の設定状態を読み出し可能とした。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。図1に示すように、パソコンで構成されるメインコントローラ1には、信号線2を介して複数のフロアコントローラ3が接続され、各フロアコントローラ3には信号線2を介して例えば127台ずつの電動ブラインドのブラインドコントローラ4が接続される。
【0017】
そして、前記メインコントローラ1はその入力装置から入力された制御データ、あるいはメインコントローラ1にあらかじめ設定されたプログラムに基づいて、フロアコントローラ3を介して各ブラインドコントローラ4を制御する。
【0018】
前記ブラインドコントローラ4は、各電動ブラインドのヘッドボックスに内蔵され、当該ブラインドのスラットの昇降動作及びスラット角度調節動作を制御する。従って、各電動ブラインドのスラット昇降動作及びスラット角度調節動作は、メインコントローラ1に入力された制御データ、あるいはメインコントローラ1にあらかじめ設定されたプログラムに基づいて制御される。
【0019】
前記各ブラインドコントローラ4には、各電動ブラインドの近傍に設けられた手元スイッチ5がそれぞれ接続される。そして、手元スイッチ5の操作に基づいて、各電動ブラインドのブラインドコントローラ4を介してスラット昇降動作及びスラット角度調節動作を制御可能となっている。
【0020】
前記信号線2にはあらかじめ設定されたエリア毎にエリアスイッチ6が接続され、そのエリアスイッチ6の操作により当該エリアに属する複数の電動ブラインドを一括制御可能となっている。
【0021】
前記エリアスイッチ6は、リモコン送信機7から出力されるリモコン信号RSを受信し、そのリモコン信号RSを操作信号として信号線2を介して各ブラインドコントローラ4に出力可能となっている。
【0022】
前記ブラインドコントローラ4の電気的構成を図2に示す。電源部8は、この電動ブラインドの各回路及びモータに電源を供給する。
入力部9は、前記手元スイッチ5に接続され、その手元スイッチ5から出力される操作信号が入力部9を介してCPU10に入力される。
【0023】
前記CPU10に接続されたLED表示部11は、ヘッドボックス下面に露出される発光ダイオードを駆動するものであり、CPU10から出力される制御信号に基づいて、各発光ダイオードを点灯させる。
【0024】
前記CPU10に接続されたEEPROM12には、当該電動ブラインドが属するエリアを設定するエリア設定データと、スラットの上限停止位置及び下限停止位置等の設定データ、いずれのリモコン送信機7からの操作信号で動作させるかを設定する設定データ等が格納される。
【0025】
前記CPU10に接続された設定スイッチ部13は、電動ブラインドのヘッドボックス下面に露出されるディップスイッチで構成され、当該ブラインドのブラインド番号、ブラインドの型式、自動制御動作の禁止の設定あるいはスラットの上下限停止位置の微調整量等が設定され、その設定信号がCPU10に入力される。
【0026】
前記CPU10に接続された第一のモータ駆動部14は、CPU10から出力されるモータ制御信号に基づいて、ヘッドボックス内に配設されるスラット昇降用モータ15に電源電圧を供給して駆動する。
【0027】
前記CPU10に接続された第二のモータ駆動部16は、CPU10から出力されるモータ制御信号に基づいて、ヘッドボックス内に配設されるスラット角度調節用モータ17を駆動する。
【0028】
前記CPU10に接続されたエンコーダ18は、ヘッドボックス内において前記スラット昇降用モータ15で回転駆動されるスラット昇降軸の回転をパルス信号に変換してCPU10に出力するものであり、CPU10ではそのパルス数をカウントしてスラット昇降軸の回転角度及び回転速度を検出する。
【0029】
前記CPU10に接続された上限リミットスイッチ19は、スラットが上限まで引上げられたとき、検出信号をCPU10に出力する。
前記CPU10に接続された下限リミットスイッチ20は、スラット昇降テープの弛みを検出して、その検出信号をCPU10に出力する。
【0030】
前記CPU10に接続された入出力部21は、前記信号線2を介してフロアコントローラ3及びエリアスイッチ6に接続される。そして、フロアコントローラ3あるいはエリアスイッチ6から出力される操作信号が入出力部21を介してCPU10に入力されるとともに、CPU10で電動ブラインドの動作状態を判定した判定信号が、入出力部21を介してフロアコントローラ3に出力される。
【0031】
このようなブラインドコントローラ4のCPU10は、あらかじめ設定されたプログラムと、入力部9あるいは入出力部21から入力された操作信号と、EEPROM12及び設定スイッチ部13に設定された設定データとに基づいて動作して、スラットの昇降動作及び角度調節動作を行う。
【0032】
また、CPU10はフロアコントローラ3から出力される状態要求信号の入力に基づいて、当該ブラインドコントローラ4に格納されている設定データを読み出してフロアコントローラ3に出力する機能を備える。
【0033】
前記フロアコントローラ3の電気的構成を図3に示す。CPU22には第一の入出力部23が接続され、その第一の入出力部23は前記信号線2を介して前記ブラインドコントローラ4に接続される。
【0034】
前記CPU22には第二の入出力部24が接続され、その第二の入出力部24は前記信号線2を介して前記メインコントローラ1及び他のフロアコントローラ3に接続される。また、前記CPU22にはEEPROM25が接続され、電源部26はフロアコントローラ3内の各回路に電源を供給する。
【0035】
CPU22はあらかじめ設定されたプログラムに基づいて動作し、メインコントローラ1から各電動ブラインドの設定データが入力されると、その設定データをEEPROM25に格納するとともに、その設定データを各ブラインドコントローラ4に出力する。
【0036】
また、CPU22は各ブラインドコントローラ4に格納されている設定データを読み出して、EEPROM25に格納されている設定データと一致するか否かを比較する機能と、その比較結果が不一致である場合にはEEPROM25に格納されている設定データをブラインドコントローラ4に出力する機能とを備える。
【0037】
次に、フロアコントローラ3によるブラインドコントローラ4へのデータ設定動作を図4及び図5に従って説明する。
図4に示すように、フロアコントローラ3に電源が投入されると、CPU22はまずメインコントローラ1からの信号が入力されたか否かを判別する(ステップ1)。
【0038】
信号が入力されていないと、CPU22は各電動ブラインドのブラインドコントローラ4に設定されている設定データの確認モードとなり、まず1番のブラインド番号を指定する(ステップ2)。
【0039】
次いで、CPU22は当該ブラインド番号のブラインドコントローラ4に対し、エリアスイッチ6あるいは手元スイッチ5から操作信号が入力されているか否かを判別する(ステップ3)。
【0040】
そして、操作信号が入力されている場合には、所定時間T1秒の待機動作を行い(ステップ4)、ステップ3に復帰する。すなわち、当該ブラインド番号のブラインドコントローラ4に操作信号が入力されている場合には、その操作信号の入力に基づく動作が終了するまで待機する。
【0041】
ステップ4において、当該ブラインド番号のブラインドコントローラ4に対し、エリアスイッチ6あるいは手元スイッチ5から操作信号が入力されていない状態となると、CPU22は当該ブラインド番号のブラインドコントローラ4に対し、設定データの返信要求を送信し(ステップ5)、送信カウンタに「1」を加算する。
【0042】
返信要求に基づいて、当該ブラインドコントローラ4からエリア番号、リモコン番号、スラットの上下限停止位置、スラットの水平基準位置等の設定データを受信すると(ステップ6)、CPU22は受信した設定データとEEPROM25に格納されているデータテーブルとを比較する(ステップ7)。
【0043】
そして、一致している場合にはステップ9に移行し、一致していない場合にはEEPROM25に格納されているデータテーブルの内容をブラインドコントローラ4に送信して(ステップ8)、ステップ9に移行する。
【0044】
ステップ9では、ブラインド番号が127番であるか否かを判別し、127番に達していない場合にはブラインド番号に「1」を加算して(ステップ10)、ステップ2に復帰する。
【0045】
また、ステップ6においてブラインドコントローラ4からの返信信号を受信していない場合には、4回目の返信要求であるか否かを判別し(ステップ11)、4回未満であればステップ4に移行してT1秒間の待機を行った後、ステップ3〜6を繰り返す。
【0046】
すなわち、4回まで返信要求を行った後、返信信号を受信できない場合には、当該ブラインド番号のブラインドコントローラの異常をメインコントローラ1に送信し(ステップ12)、送信カウンタをリセットしてステップ9に移行する。
【0047】
このような動作により、127台の電動ブラインドの設定データの確認動作が行われ、127台のすべてが終了すると、ブラインド番号を「0」にリセットし(ステップ14)、T2秒間の待機を行った後(ステップ15)、ステップ1に復帰して、再び確認動作が開始される。
【0048】
ステップ1において、メインコントローラ1から信号が入力されると、CPU22は図5に示すステップ16に移行し、入力された信号が設定データの変更指令であるか否かを判別する。
【0049】
設定データの変更指令ではない場合には、メインコントローラ1から操作信号が入力されているので、CPU22はその操作信号に基づく通常の動作を行い、ブラインドコントローラ4に操作信号を出力して(ステップ17)、ステップ1に復帰する。
【0050】
ステップ16において、設定データの変更指令が入力されると、CPU22は入力された設定データをEEPROM25に格納するとともに、当該設定データに対応するブラインド番号を指定し(ステップ18)、当該ブラインド番号のブラインドコントローラ4に対し、エリアスイッチ6あるいは手元スイッチ5から操作信号が入力されているか否かを判別する(ステップ19)。
【0051】
そして、操作信号が入力されている場合には、所定時間T1秒の待機動作を行い(ステップ20)、ステップ19に復帰する。すなわち、当該ブラインド番号のブラインドコントローラ4に操作信号が入力されている場合には、その操作信号の入力に基づく動作が終了するまで待機する。
【0052】
ステップ19において、当該ブラインド番号のブラインドコントローラ4に対し、エリアスイッチ6あるいは手元スイッチ5から操作信号が入力されていない状態となると、CPU22は指定されたブラインド番号に対応するブラインドコントローラ4に設定データを送信し(ステップ21)、次いで当該ブラインドコントローラ4に対し、設定データの返信要求を送信し(ステップ22)、送信カウンタに「1」を加算する。
【0053】
返信要求に基づいて、当該ブラインドコントローラ4からエリア番号、リモコン番号、スラットの上下限停止位置、スラットの水平基準位置等の設定データを受信すると(ステップ23)、CPU22は受信した設定データとEEPROM25に格納されている設定データとを比較する(ステップ24)。
【0054】
そして、一致している場合には送信カウンタをリセットして(ステップ25)、ステップ1に復帰する。
ステップ23においてブラインドコントローラ4からの返信信号を受信していない場合には、4回目の返信要求であるか否かを判別し(ステップ26)、4回未満であればステップ20に移行してT1秒間の待機を行った後、ステップ19〜23を繰り返す。
【0055】
すなわち、4回まで返信要求を行った後、返信信号を受信できない場合には、当該ブラインド番号のブラインドコントローラの異常をメインコントローラ1に送信し(ステップ27)、送信カウンタをリセットして(ステップ25)、ステップ1に移行する。
【0056】
また、メインコントローラ1はフロアコントローラ3を介して、ブラインドコントローラ4の設定スイッチ部13の設定状態を確認する機能を備える。
その確認動作時におけるフロアコントローラ3のCPU22の動作を図6に従って説明する。
【0057】
確認動作の開始に基づいて、CPU22はまずブラインドコントローラ4に設定スイッチ部13の設定状態を確認するための状態要求信号を出力する(ステップ31)。
【0058】
次いで、CPU22は状態要求信号に基づいてブラインドコントローラ4から状態応答信号を受信したか否かを判別し(ステップ32)、状態応答信号を受信すると、その信号をEEPROM25に格納する(ステップ33)。
【0059】
次いで、メインコントローラ1から設定スイッチ部13の設定状態を確認するための表示要求信号を受信すると(ステップ34)、CPU22はEEPROM25に格納されている状態応答信号をメインコントローラ1に出力して(ステップ35)、ステップ31に復帰する。
【0060】
また、ステップ34において表示要求信号を受信していないときには、ステップ31に復帰する。
メインコントローラ1では、状態応答信号に基づいて設定スイッチ部13の設定内容を確認可能である。
【0061】
上記のような確認動作にともなうブラインドコントローラ4のCPU10の動作を図7に示す。
CPU10は、設定スイッチ部13の設定状態を読み取り(ステップ41)、その設定状態をEEPROM12に格納する(ステップ42)。
【0062】
次いで、フロアコントローラ3からの状態要求信号を受信すると(ステップ43)、CPU10はEEPROM12に格納された設定状態を読み出して(ステップ44)、状態応答信号としてフロアコントローラ3に出力し、(ステップ45)、ステップ41に復帰する。
【0063】
また、ステップ43で状態要求信号を受信しないと、ステップ41〜43を繰り返す。
上記のように構成された電動ブラインドの制御装置では、次に示す作用効果を得ることができる。
【0064】
(1)メインコントローラ1に設定されたプログラムに基づいて多数の電動ブラインドのスラット昇降動作及びスラット開閉動作を自動制御することができる。
【0065】
(2)各電動ブラインドのエリア番号、リモコン番号、スラットの上下限停止位置及びスラットの水平基準位置等の設定データを、メインコントローラ1からフロアコントローラ3を介して各ブラインドコントローラ4に入力することができる。
【0066】
(3)メインコントローラ1からフロアコントローラ3を介して各ブラインドコントローラ4に設定データを入力することができるので、設定データを入力するための設定スイッチを各電動ブラインドに設ける必要はない。また、設定データを入力するために各電動ブラインドの設置場所に赴く必要はない。従って、設定データの入力作業を容易に行うことができる。
【0067】
(4)各電動ブラインドに設定されている設定データを、メインコントローラ1に読み出して、確認することができる。従って、設定データの確認作業を容易に行うことができる。
【0068】
(5)各電動ブラインドに設定されている設定データを変更する場合には、その変更データをメインコントローラ1からブラインドコントローラ4に入力することができるので、設定データの変更作業を容易に行うことができる。
【0069】
(6)フロアコントローラ3は、各電動ブラインドのブラインドコントローラ4に格納されている設定データを定期的に読み出して、フロアコントローラ3に格納されている設定データと比較し、一致しない場合には、フロアコントローラ3に格納されている設定データを当該ブラインドコントローラ4に自動的に送信して格納する。従って、保守管理のために電動ブラインドを交換した場合にも、設定データの入力作業を自動的にかつ容易に行うことができる。
【0070】
(7)多数の電動ブラインドの設定データを、メインコントローラ1で集中管理することができる。
(8)メインコントローラ1で、ブラインドコントローラ4の設定スイッチ部13の設定状態を確認することができる。従って、設定スイッチ部13の設定状態を各電動ブラインドの設置場所に赴くことなく確認することができる。
【0071】
上記実施の形態は、次に示すように変更することもできる。
・メインコントローラ1とフロアコントローラ3との間の信号の授受、あるいはフロアコントローラ3とブラインドコントローラ4との間の信号の授受は信号線2を介さず、ワイヤレスで送受信するようにしてもよい。
・電動ブラインドは、横型ブラインドの他に、たくし上げカーテン、プリーツカーテンあるいはロールブラインドとしてもよい。
【0072】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明は多数の電動ブラインドの種々の設定データの入力及び管理作業を容易に行い得る電動ブラインドの制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動ブラインドの制御装置を示す概略図である。
【図2】ブラインドコントローラの電気的構成を示すブロック図である。
【図3】フロアコントローラの電気的構成を示すブロック図である。
【図4】フロアコントローラの動作を示すフローチャート図である。
【図5】フロアコントローラの動作を示すフローチャート図である。
【図6】フロアコントローラの動作を示すフローチャート図である。
【図7】ブラインドコントローラの動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 中央制御装置(メインコントローラ)
3 中央制御装置(フロアコントローラ)
4 ブラインドコントローラ

Claims (4)

  1. 多数の電動ブラインドにそれぞれブラインドコントローラを設け、該ブラインドコントローラに前記電動ブラインドの動作を制御する設定データを設定し、中央制御装置に設定されたプログラムと前記設定データとに基づいて各電動ブラインドの動作を制御可能とした電動ブラインドにおいて、
    前記各電動ブラインドの動作を制御するために、あらかじめ前記ブラインドコントローラに設定する設定データを、前記中央制御装置から入力可能とし、
    前記設定データは、前記各電動ブラインドの上下限停止位置データを含んで構成され、
    前記中央制御装置は、前記設定データを格納する記憶装置を備え、該記憶装置に格納されている設定データと前記各ブラインドコントローラに設定されている設定データを定期的に比較して、電動ブラインド交換時には交換後の電動ブラインドのブラインドコントローラの設定データを前記記憶装置に格納されている設定データと一致させるように動作することを特徴とする電動ブラインドの制御装置。
  2. 前記設定データは、さらに、前記各電動ブラインドの水平基準位置データを含んで構成されることを特徴とする請求項1記載の電動ブラインドの制御装置。
  3. 前記設定データは、さらに、前記各電動ブラインドを操作するエリアスイッチを設定するエリア番号と、前記各電動ブラインドを操作するリモコンスイッチを設定するリモコン番号とを含んで構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動ブラインドの制御装置。
  4. 前記中央制御装置は、前記ブラインドコントローラの設定スイッチ部の設定状態を読み出し可能としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電動ブラインドの制御装置。
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