JP6151486B2 - 横型ブラインド - Google Patents

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Description

本発明は、横型ブラインドに関する。
従来の横型ブラインドとしては、回転軸の回転に連動してラダーコードを傾動させることによりスラットを回動すると共に、回転軸の回転によって昇降コードを巻取り及び巻解くことによりスラットの昇降を行うようにしたものが知られている。
このように構成した横型ブラインドでは、回転軸を回転し続けると、スラットがほぼ垂直になるまで回動され、この後、スラットが垂直に維持された状態のまま上昇または下降するようになっている。
スラットが下限位置まで下降した状態においては、断面円弧形状のスラットの凸面が必ず室内側(前側とも言う)または室外側(後側とも言う)のどちらかを向いており、日射遮蔽を重視する場合は、上下のスラット同士の重なりから凸面を室外側に向けることが望ましい。そのため、一般的な横型ブラインドにおいては、スラットの凸面が室外側を向いた状態で下降するようになっている。
ところが、例えば横型ブラインドを上階に取付けた場合には、下方からの視線を意識する必要があるが、スラットの凸面が室外側を向いた状態では、上下のスラット同士の重なりの影響により、上下のスラット間の隙間から覗かれる心配がある。この心配を回避するためには、上下のスラット同士の重なりを逆にすることが望ましく、そのためには、スラットの凸面を室内側に向かせる方が望ましい。
しかし、スラットの凸面の向きを反対にするには、スラットを下限位置まで下降させた後に、回転軸を逆方向に回転させてスラットを反転させる必要があるため、操作が煩わしいという問題がある。また、スラットを下限位置まで下降させたときには、スラットは一応、全閉状態となっているため、使用者はスラットの凸面の向きを意識せずにそのまま操作を終わらせてしまうことが多い。このため、操作が終わったときに、スラットの凸面の向きが望ましい向きには必ずしもなっていないという問題がある。また、下限位置まで下降したスラットを反転させる操作をした場合、回転軸が逆方向に回転するため、スラットが逆方向に全閉となるまでに、昇降コードが巻取られてボトムレールが下限位置から上昇する。このため、横型ブラインドの下方に隙間ができてしまい、窓面の下部を完全に覆うことができなくなる場合があるという問題もある。
この下限位置でスラットの反転操作をする場合にボトムレールの位置が上昇するという問題を解決するものとしては、例えば、特許文献1に示されるスラット駆動装置が知られている。これによれば、昇降コードを巻取軸に巻取り、または巻解いてスラットを昇降する昇降コード巻取り装置に、昇降コードの弛みを検出して巻取軸の回転を阻止するストッパー装置を備え、ストッパー装置には、昇降コードにスラットの荷重が作用しないときに移動するスライダーと、昇降コードにスラットの荷重が作用しなくなった後に、少なくともスラットの全回転角の回動に要する昇降コード長を巻戻すまで巻取軸の回転を阻止しない係合手段と、スライダーの移動に基づいて、少なくともスラットの全回転角の回動に要する昇降コードの弛みを吸収する吸収装置と、が備えられ、巻取軸には、昇降コードにスラットの荷重が作用しなくなった後に、少なくともスラットの全回転角の回動に要する昇降コードの余巻きを備えるようになっている。これにより、昇降コードの弛みを確保することができるため、スラットを逆方向の全閉状態とするときに、ボトムレールの上昇を防止することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の横型ブラインドは、スラットを下限位置まで下降させたときには、スラットの凸面は前後側のうちの予め決められた一方側を必ず向いており、他方側を向かせるためには、スラットを下限位置まで下降させた後に、反転操作を行う必要があり、操作が煩わしく、操作終了までの時間も長くなり、ブラインドの操作のために拘束される時間が長くなる、という問題がある。
このような問題は、手動で下降させるタイプのもののみならず、自重で下降するタイプのものにも当てはまる。すなわち、自重で下降するタイプのものは、通常、最初の操作だけを行えば、後は自重で下降するために、ブラインドの操作のために拘束される時間が短くてすむという利点がある。ところが、スラットの凸面の向きを反転させるためには、スラットが下限位置に下降するまで待って反転操作をすることになるため、結局ブラインドの操作のために拘束される時間が長くなってしまう。これは、製品高さが高いブラインドになればなるほど、下限位置まで下降するまでの時間が長くなるため、待ち時間が長くなり、操作のための拘束時間もより長くなる。
特開2007−239336公報
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、スラットの下限位置におけるスラットの凸面の向きを所望の向きに簡単に変更することができる横型ブラインドを提供することをその目的とする。
前述した目的を達成するために、発明の一態様は、ヘッドボックス内に回転可能に支持される回転軸と、回転軸の回転に連動して傾動するラダーコードと、ラダーコードに整列状態に支持されるとともに少なくとも一方の面に凸面を有する複数のスラットと、ヘッドボックス内に設けられるとともに回転軸の回転に連動して回転する昇降ドラムと、昇降ドラムに巻取り及び巻解き可能に連結されスラットを昇降可能な昇降コードと、を有し、昇降時にスラットがほぼ垂直になるまで傾動してスラットの凸面が前側または後側を向いた状態で昇降する横型ブラインドにおいて、
昇降ドラムは一方向に回転して昇降コードの全長分を一旦巻解いた後にさらに同方向に回転して昇降コードを巻取ることができるようになっており、昇降コードを昇降ドラムに逆方向に巻取った場合における昇降時のスラットの凸面の向きが昇降コードを昇降ドラムに正方向に巻取った場合における昇降時のスラットの凸面の向きに対して反対を向くようになっていることを特徴とする。
また、本発明の一態様、昇降コードの弛みを検出して昇降ドラムの回転を規制する弛み検出手段と、弛み検出手段の作動を無効化する無効化手段とを備えており、無効化手段は、少なくともスラットが下限位置にある状態で弛み検出手段の作動を無効化することが可能であり、無効化手段により弛み検出手段の作動を無効化した状態で、昇降ドラムは同一方向の回転により昇降コードの全長分を一旦巻解いた後に逆方向に巻取ることが可能であることを特徴とする。
また、弛み検出手段は、昇降コードを2方向のいずれかの付勢方向から付勢する付勢手段を備えており、該付勢手段は、昇降コードの正逆どちらかの巻取り方向に応じて、付勢方向を変更可能であり、付勢手段の付勢方向が一方向である場合には、弛み検出手段は、巻取ドラムに正方向に巻取られた昇降コードの巻取りまたは巻解き時に作動し、付勢手段の付勢方向が他方向である場合には、弛み検出手段は、巻取ドラムに逆方向に巻取られた昇降コードの巻取りまたは巻解き時に作動することを特徴とする。
また、前記付勢手段は、ヘッドボックスまたは昇降ドラムに対して着脱可能であることを特徴とする。
また、前記付勢手段は、前記無効化手段であることを特徴とする。
また、本発明の一態様
記回転軸を回転駆動する回転駆動源と、
昇降コードの弛みを検出する弛み検出装置と、
回転駆動源を制御すると共に、昇降コードの弛みを検出した弛み検出装置から弛み検出信号を受けると回転駆動源の回転駆動を停止させる弛み阻止手段を備える制御装置と、
をさらに備え、
前記制御装置は、さらに、
回転駆動源によって回転軸を一方向に回転駆動して、昇降ドラムに正逆どちらか一方向に巻取られている昇降コードの全長分を昇降ドラムから巻解いてスラットを下限位置まで下降させる手段と、
少なくともスラットが下限位置にある状態で、弛み検出装置からの弛み検出信号を受けたときに、弛み阻止手段の作動を無効化する手段と、
昇降コードの全長分を昇降ドラムから巻解いた後、回転軸を引き続き同方向に回転駆動して昇降ドラムに逆方向に昇降コードを巻取らせる手段と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、ヘッドボックス内に回転可能に支持される回転軸と、回転軸の回転に連動して傾動するラダーコードと、ラダーコードに整列状態に支持されるとともに少なくとも一方の面に凸面を有する複数のスラットと、ヘッドボックス内に設けられるとともに回転軸の回転に連動して回転する昇降ドラムと、昇降ドラムに巻取り及び巻解き可能に連結されスラットを昇降可能な昇降コードと、昇降コードの弛みを検出して昇降ドラムの回転を規制する弛み検出装置と、を有し、昇降時にスラットがほぼ垂直まで傾動してスラットの凸面が前側または後側を向いた状態で昇降する横型ブラインドのスラットの凸面の向きを変更する方法において、
回転軸を一方向に回転駆動して昇降ドラムに正逆どちらか一方向に巻取られている昇降コードの全長分を昇降ドラムから巻解いてスラットを下限位置まで下降させるステップと、
少なくともスラットが下限位置にある状態で、弛み検出装置の作動を無効化するステップと、
昇降コードの全長分を昇降ドラムから巻解いた後、回転軸を引き続き同方向に回転駆動して昇降ドラムに逆方向に昇降コードを巻取るステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、昇降ドラムは一方向に回転して昇降コードの全長分を一旦巻解いた後にさらに同方向に回転して昇降コードを巻取ることができるようになっており、昇降コードを昇降ドラムに逆方向に巻取った場合における昇降時のスラットの凸面の向きが、昇降コードを昇降ドラムに正方向に巻取った場合における昇降時のスラットの凸面の向きに対して反対を向くようになっていることから、日射遮蔽を重視したい場合や下方からの視線を遮りたい場合等、横型ブラインドの状況に応じて、スラットの凸面の向きを所望の向きに簡単に変更することができる。
通常の作用時に昇降コードの弛みを検出してそれを阻止するために、弛み検出手段、弛み阻止手段または弛み検出装置が備えられている場合に、少なくともスラットが下限位置にある状態で弛み検出手段、弛み阻止手段または弛み検出装置を無効化することで、昇降コードの全長分を一旦巻解いた後にさらに昇降ドラムを同方向に回転して昇降コードを巻取ることができるようになる。
付勢手段は、昇降コードの正逆どちらかの巻取り方向に応じて、付勢方向を変更可能であることから、スラットの凸面の向きを変更するために、昇降ドラムに昇降コードを巻取る方向を変更した場合でも、弛み検出手段を有効に作動させることができるようになる。
付勢手段を取り外すことで、弛み検出手段が作動しなくなることから、付勢手段を無効化手段として使用することができる。
本発明の実施形態に係る横型ブラインドの正面図である。 昇降ドラム付近の断面図である。 弛み検出装置を表す断面図であり、(a)は、筐体の後側から組替部材が嵌め合わされている状態を示し、(b)は、(a)の状態の弛み検出装置において、筐体から組替部材を取り外した状態を示し、(c)は、筐体の前側から組替部材を嵌め合わせる状態を示し、(d)は、筐体の前側から組替部材を嵌め合わせた状態を示す。 昇降時のスラット列の凸面の向きを変更する手順を示す模式図であり、(a)は、昇降ドラムに対して正方向に巻付いている昇降コードを巻解いている途中の状態を示し、 (b)は、昇降ドラムに対して正方向に巻付いている昇降コードを巻解いてスラットを下限位置まで下降させた状態を示し、(c)は、昇降ドラムから昇降コードを完全に巻解いた状態を示し、(d)は、昇降ドラムが昇降コードを逆方向に巻取り始めた状態を示し、(e)は、昇降ドラムが昇降コードを逆方向に巻取っている途中の状態を示し、(f)は、昇降ドラムが昇降コードを逆方向に巻取ってスラットが上限位置まで上昇した状態を示し、(g)は、昇降ドラムに対して逆方向に巻付いている昇降コードを巻解いている途中の状態を示し、(h)は、昇降ドラムに対して逆方向に巻付いている昇降コードを巻解いてスラットを下限位置まで下降させた状態を示す。
図1ないし図4に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1及び図2に示すように、本発明を実施した横型ブラインドは、図示していない窓枠等に固定されるヘッドボックス10と、ヘッドボックス10内に回転可能に支持される回転軸12と、ヘッドボックス10内に設けられるとともに回転軸12の回転に連動して回転する昇降ドラム14と、昇降ドラム14の回転に連動して傾動するラダーコード16と、ラダーコード16に整列状態に支持される断面円弧形状の複数のスラット18と、昇降ドラム14に巻取り及び巻解き可能に連結されスラット18を昇降可能な昇降コード20と、昇降コード20の弛みを検出する弛み検出装置(弛み検出手段)40と、を有する。
また、ヘッドボックス10内には、回転軸12を回転駆動させるためのモータ22(回転駆動源)と、モータ22の駆動を制御する制御ユニット(制御装置)24と、モータに電力を供給する電源ユニット26と、電源トランス28と、をそれぞれ備える。
昇降ドラム14は、ヘッドボックス10の長手方向に離間して複数個所に配置されヘッドボックス10に固定されるドラム台30にそれぞれ配設されており、各昇降ドラム14の中心部には回転軸12が一体回転するように挿通している。
前述のように昇降ドラム14には昇降コード20の上端が連結しており、昇降コード20の下端はドラム台30に形成される挿通孔30aを挿通してヘッドボックス10の下方に垂下し、スラット18列を挿通し、スラット18列の下端に配置されるボトムレール32に固着している。これにより、回転軸12の回転により昇降ドラム14が回転して、昇降コード20を巻取り及び巻解くことにより、スラット18列を昇降させることができる。
また、昇降ドラム14には、ラダーコード16の一対の垂直コード16aの上端が所定角度の回転のみ昇降ドラム14と一体的に回転可能に連結されており、回転軸12を回転させることにより昇降ドラム14を回転させて、ラダーコード16を傾動させ、スラット18を回転させることができる。
図2に示すように、弛み検出装置40は各ドラム台30の下面にそれぞれ設けられており、ドラム台30の挿通孔30aを挿通して垂下する昇降コード20が弛み検出装置40を更に挿通している。
弛み検出装置40は、これを挿通する昇降コード20が弛んだ場合に、この弛みを検出してモータ22の駆動を停止させて、昇降ドラム14による昇降コード20の巻取りまたは巻解きを停止するためのものである。その構造は、具体的には、図2及び図3に示すように、ドラム台30に固定される筐体42と、筐体42内に前後方向(すなわち、室内側である前方及び室外側である後方)に移動可能に設けられる移動こま44と、筐体42内に固定され、移動こま44の位置により移動こま44との接触と非接触とが切替えられる接点を有するリミットスイッチ46と、弾性変形により筐体42の外周部に前後2方向のいずれからも着脱可能な組替部材48と、一端が組替部材48に固定されるとともに他端が押圧端50aとなるスプリング50と、を有する。なお、組替部材48とスプリング50により付勢手段が構成され、付勢手段は後述のように無効化手段を兼用する。
図2に示すように、筐体42には昇降コード20が挿通する昇降コード挿通孔42aが上下2か所に形成されており、それぞれの昇降コード挿通孔42aは、ドラム台30の挿通孔30a及び移動こま44の中央に形成された挿通孔44aとそれぞれ対応する位置に位置している。そして、昇降ドラム14から巻解かれた昇降コード20は、ドラム台30の挿通孔30a、筐体42の上部の昇降コード挿通孔42a、移動こま44の挿通孔44a、筐体の下部の昇降コード挿通孔42aを挿通して垂下している。また、筐体42のリミットスイッチ46の配設位置の前後にはラダーコード挿通孔42bがそれぞれ形成されており、ラダーコード挿通孔42bにはラダーコード16の前後の垂直コード16aがそれぞれ挿通している。
移動こま44のリミットスイッチ46と対向する辺にはリミットスイッチ46の接点が挿入する凹部44bが形成されている。また、移動こま44の前後両辺にそれぞれ形成される後凹部44c及び前凹部44dにはスプリング50の押圧端50aが当接するように挿入可能であり、後凹部44cまたは前凹部44dに当接するスプリング50によって、移動こま44はスプリング50が位置する側とは反対方向へ常時付勢される。昇降コード20が緊張している状態では、昇降コード20は移動こま44の挿通孔44aの一辺をスプリング50方向に押圧してスプリング50の付勢力に対抗しており、この状態において、移動こま44はリミットスイッチ46の接点と非接触となっている。
組替部材48は弾性変形可能な部材より成り、断面略コ字状の形状を有している。組替部材48の開口部48a側の先端部には互いに接近する方向に突出する係止片48bが形成されており、両係止片48bは組替部材48を筐体42の外周部に嵌め合わせた状態において、内周面が筐体42の外周部に当接し、組替部材48が筐体42から脱落しないようになっている。また、両係止片48bの先端は円弧状に形成されており、組替部材48を筐体42の外周部に取付ける際に、両係止片48bが筐体42に当接すると、円弧状の形状に沿って両係止片48bの先端部同士が無理なく拡開していくように組替部材48が弾性変形し、組替部材48の内部に筐体42を収納するように、筐体42に対して組替部材48を摺動させていくことができる。そして、筐体42が組替部材48内に完全に収納されると、組替部材48が弾性復元して、両係止片48bが筐体42の外周部に当接し、筐体42から脱落しないように取付けられる。こうして、組替部材48は、筐体42延いてはヘッドボックス10及び昇降ドラム14に対して着脱可能となっている。
スプリング50は、組替部材48の開口部48aと対向する内壁から突出する係合凸部48cに一端が嵌め合わされて固定されており、スプリング50の他端の押圧端50aは、図3(a)に示すように、組替部材48が筐体42の後側から嵌め合わされているときは、移動こま44の後凹部44cに当接して、移動こま44を前方に押圧する。一方、図3(d)に示すように、組替部材48が筐体42の前側から嵌め合わされているときは、スプリング50の押圧端50aは、移動こま44の前凹部44dに当接して、移動こま44を後方に押圧する。
組替部材48の筐体42への嵌め合わせ方向は、昇降コード20の昇降ドラム14への巻取り方向に応じて変更される。すなわち、図2、図4(a)、(b)に示すように、昇降コード20が昇降ドラム14に後側から巻取られているとき(これを便宜上、正方向と称する)は、昇降コード20は昇降ドラム14の後側から垂下するため、昇降コード20は挿通孔44aの後側の壁面に当接し、移動こま44を後方に押圧することになるため、組替部材48はスプリング50の押圧端50aが移動こま44の後凹部44cに当接するように筐体42に嵌め合わされる。
一方、図4(d)ないし(h)に示すように、昇降オード20が昇降ドラム14に前側から巻取られているとき(これを便宜上、逆方向と称する)は、昇降コード20は昇降ドラム14の前側から垂下するため、昇降コード20は挿通孔44aの前側の壁面に当接し、移動こま44を前方に押圧することになるため、組替部材48はスプリング50の押圧端50aが移動こま44の前凹部44dに当接するように筐体42に嵌め合わされる。
弛み検出装置40は、組替部材48が筐体42に嵌め合わされて、スプリング50の押圧端50aが移動こま44の後凹部44cまたは前凹部44dに当接し、移動こま44を押圧しているときが作動状態である。作動状態のときに、昇降コード20が弛み、移動こまをスプリング50方向へ押圧しなくなると、スプリング50の押圧端50aが移動こま44を押圧して、移動こま44が組替部材48の開口部48a方向へ移動する。これにより、移動こま44の凹部44bの側面がリミットスイッチ46の接点に接触し、このリミットスイッチ46からの弛み検出信号が制御ユニット24に入力されて、制御ユニット24がモータ22の回転を停止させるようになっている。
一方、筐体42から組替部材48を取外すと、移動こま44はスプリング50によって付勢されなくなるため、昇降コード20が弛んでも移動することがない。このため、移動こま44の凹部44bの側面がリミットスイッチ46の接点に接触することはなく、モータ22が停止することはない。このように、筐体42から組替部材48を取外すことにより、弛み検出装置40は無効化され、筐体42に組替部材48が取付けられることにより、弛み検出装置40は有効となる。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
使用者が図示しない操作部を操作すると、操作部からの指令信号が無線または有線によって制御ユニット24へと送られる。例えば、操作部からの上昇または下降指令信号により、制御ユニット24がモータ22を上昇または下降に対応する回転方向に駆動すると、モータ22の回転が回転軸12に伝達し、回転軸12と一体に昇降ドラム14が回転する。昇降ドラム14が回転することにより、ラダーコード16の垂直コード16aを所定量だけ巻取りまたは巻解き、全スラット18の凸面が一方を向くようにほぼ垂直状態になるまで回転する。同時に、昇降ドラム14が昇降コード20を巻取りまたは巻解き、全スラット18の凸面が一方を向いた状態で昇降する。
昇降ドラム14が昇降コード20を巻取りまたは巻解きのいずれかをしている状態(通常、巻解きしている状態)で、昇降コード20が弛んで張力が付与しなくなると、前述の弛み検出装置40によって、スプリング50の押圧端50aが移動こま44を押圧して、リミットスイッチ46からの弛み検出信号が制御ユニット24に入力されて、制御ユニット24がモータ22の回転を規制するので、昇降コードの弛みが増長して不具合が生じることを阻止することができる。
このように作動する本実施の形態の横型ブラインドにおいて、昇降時のスラット18の凸面の向きを変更させたい場合、図4(a)から(h)に従った手順で変更を行うことができる。
図4(a)は、昇降コード20が正方向に巻付いている昇降ドラム14を一方向に回転させてスラット18を下降させている状態であり、このときのスラット18の凸面は後側(図中右方向)を向いている。また、弛み検出装置40は、図3(a)に示すように、組替部材48が筐体42に後側から嵌め合わされて、有効な状態となっている。
図4(a)の状態からさらに昇降ドラム14が一方向に回転し、昇降コード20を巻解くと、スラット18列が下降していく。図4(b)に示すように、ラダーコード16が最も下降した位置である下限位置に達すると、昇降コード20にボトムレール32からの重力が作用しなくなるので弛み検出装置40が作動してスラット18列の下降は停止するが、この状態において、昇降コード20は余巻き分が昇降ドラム14にまだ巻付いた状態となっている。
昇降ドラム14が下限位置で停止した状態において、図3(b)に示すように、弛み検出装置40の組替部材48を筐体42から取外す。これにより、弛み検出装置40は無効化され、モータ22が駆動することができるため、昇降ドラム14は昇降コード20をさらに巻解き、図4(c)に示すように、昇降コード20はその全長分が巻解かれる。
この後昇降ドラム14を同じ方向にさらに回転させると、スラット18の凸面の向きは、図4(a)、(b)と同方向の後側の状態に保たれつつ、図4(d)に示すように、昇降ドラム14が昇降コード20を逆方向に巻取っていく。この状態における昇降コード20の昇降ドラム14への巻付き方向は、図4(a)、(b)のときとは逆方向になる。そして、図4(d)に示すように、昇降コード20の余巻き分を巻取った後、図3(c)に示すように、組替部材48を筐体42の前側から嵌め合わせ、図3(d)に示すように、弛み検出装置40を有効な状態とする。このように、昇降コード20が逆方向に巻取られたときの組替部材48の筐体42への嵌め合わせ方向を、正方向に巻取られているときと逆にする理由は、昇降コード20が昇降ドラム14の前側から垂下するようになり、昇降コード20が挿通孔44aの前壁面(図3(c)中左壁面)に当接して移動こま44に前方向(図3(c)、(d)中左方向)へ押圧する力を加えるようになるためである。
昇降ドラム14を一方向にさらに回転させて、昇降コード20を逆方向にさらに巻取っていくと、図4(e)に示すように、スラット18の凸面の向きは同じく後側の状態に保たれつつスラット18列が上昇していく。
そして、図4(f)に示すように、昇降ドラム14は昇降コード20を上限位置まで巻取ることができる。
この後、図4(g)に示すように、昇降ドラム14を他方向に回転させると、昇降コード20は巻解かれていくが、このときのスラット18は凸面の向きが上昇時とは逆の前側を向いて下降していく。
そして、図4(h)に示すように、スラット18の凸面が前側を向いた状態に保たれつつ下限位置まで下降すると、弛み検出装置40が作動し、下降が停止する。
このように、スラット18の凸面の向きを反転させることができるため、一度、凸面の向きを反転させると、その後再設定して変更するまで、反転させた向きで動作することになる。
なお、上記実施の形態においては、弛み検出装置40の無効化を手動で切り替えたが、制御ユニット24を用いてスラットの凸面の向きを自動的に変更する凸面向き変更自動モードを設けてもよく、この凸面向き変更自動モードは操作部等から選択されることによって起動されるとよい。この場合、制御ユニット24は、弛み検出装置40からの弛み検出信号を受けるとモータ22の回転を停止させる弛み阻止手段を備える。また、任意には、制御ユニット24は、スラット18の上限位置を検出する上限位置検出装置からの上限位置検出信号及び/または下限位置を検出する下限位置検出装置から下限位置検出信号を受けるとモータ22の回転を停止させるリミット手段を備えることもできる。
そして、凸面向き変更自動モードを実行するために、制御ユニット24は、下記のようなプログラムによって実現される各手段を備えることができる。
−モータ22によって回転軸12を一方向に回転駆動して、昇降ドラム14に正逆どちらか一方向に巻取られている昇降コード20の全長分を昇降ドラム14から巻解いてスラット18を下限位置まで下降させる手段
−少なくともスラット18が下限位置にある状態で、弛み検出装置40からの弛み検出信号を受けたときに、弛み阻止手段の作動を無効化する手段
−昇降コードの全長分を昇降ドラムから巻解いた後、回転軸12を引き続き同方向に回転駆動して昇降ドラム14に逆方向に昇降コード20を巻取らせる手段
−上限位置検出装置からの上限位置検出信号を受けたときに、モータ22の回転を停止させる手段
前記弛み阻止手段の作動を無効化する手段は、スラット18が下限位置にある状態にのみ作動してもよく、または、凸面向き変更自動モードの実行中を通して作動してもよく、さらには、下限位置検出装置からの下限位置検出信号を受けたときにリミット手段を無効化するようにしてもよい。付勢手段の着脱は、凸面向き変更自動モードを終了時に手動で行うことができる。
さらに、制御ユニット24は、凸面向き変更自動モードを実行するために、センサから検出されるモータ22の回転角度と高さ位置との関係を修正する手段を備えることができる。同じ高さ位置で、モータ22の回転角度は、凸面の向きを変更すると異なってしまうので、モータ22の回転角度と高さ位置との関係を正しくなるように変換する。
以上により、本発明によれば、日射遮蔽を重視したい場合や下方からの視線を遮りたい場合等、横型ブラインドの状況に応じて、スラット18の凸面の向きを所望の向きに簡単に変更することができる。これにより、全閉状態とする都度、所望の向きにするためにスラットの反転操作を行う必要がなくなるので手間がなく、短時間で操作を終了させることができる。また、全閉状態に望まないスラット18の凸面の向きのまま、気付かずに放置してしまうということも回避することができる。
なお、以上の実施形態においては、回転軸12をモータ22で回転駆動する電動タイプの横型ブラインドを例にとって説明したが、これに限るものではなく、手動で作動させるものでも同様に適用可能である。この場合、弛み検出装置は、昇降コード20が弛むと、付勢手段のスプリング50の付勢力によって昇降ドラム14に係合して昇降ドラム14及び回転軸12の回転を規制する係合手段を備えることができる。無効化手段を兼用する付勢手段を取り外すことで、この係合手段が昇降ドラム14に係合することができないようにして、弛み検出装置40の作動を無効化することができる。
10 ヘッドボックス
12 回転軸
14 昇降ドラム
16 ラダーコード
18 スラット
20 昇降コード
24 制御ユニット(制御装置)
40 弛み検出装置
48 組替部材(無効化手段、付勢手段)
50 スプリング(無効化手段、付勢手段)

Claims (7)

  1. ヘッドボックス(10)内に回転可能に支持される回転軸(12)と、回転軸上に連結されるとともに回転軸の回転に連動して傾動するラダーコード(16)と、ラダーコードに整列状態に支持されるとともに少なくとも一方の面に凸面を有する複数のスラット(18)と、ヘッドボックス内に設けられるとともに回転軸の回転に連動して回転する昇降ドラム(14)と、昇降ドラムに巻取り及び巻解き可能に連結されスラットを昇降可能な昇降コード(20)と、を有し、回転軸が一方向に回転を開始すると、ラダーコードがスラットの凸面を後側に向けながら傾動するとともに昇降ドラムが回転軸とともに一方向に回転し、回転軸が他方向に回転を開始すると、ラダーコードがスラットの凸面を前側に向けながら傾動するとともに昇降ドラムが回転軸とともに他方向に回転し、昇降時にスラットがほぼ垂直になるまで傾動してスラットの凸面が前側または後側を向いた状態で昇降する横型ブラインドにおいて、
    昇降ドラムは一方向に回転して昇降コードの全長分を一旦巻解いた後にさらに同方向に回転して昇降コードを巻取ることができるようになっており、昇降コードを昇降ドラムに逆方向に巻取った場合における昇降時のスラットの凸面の向きが昇降コードを昇降ドラムに正方向に巻取った場合における昇降時のスラットの凸面の向きに対して反対を向くようになっていることを特徴とする横型ブラインド。
  2. 昇降コードの弛みを検出して昇降ドラムの回転を規制する弛み検出手段と、弛み検出手段の作動を無効化する無効化手段(48、50)とを備えており、無効化手段は、少なくともスラットが下限位置にある状態で弛み検出手段の作動を無効化することが可能であり、無効化手段により弛み検出手段の作動を無効化した状態で、昇降ドラムは同一方向の回転により昇降コードの全長分を一旦巻解いた後に逆方向に巻取ることが可能であることを特徴とする請求項1記載の横型ブラインド。
  3. 弛み検出手段は、昇降コードを2方向のいずれかの付勢方向から付勢する付勢手段(48、50)を備えており、該付勢手段は、昇降コードの正逆どちらかの巻取り方向に応じて、付勢方向を変更可能であり、付勢手段の付勢方向が一方向である場合には、弛み検出手段は、昇降ドラムに正方向に巻取られた昇降コードの巻取りまたは巻解き時に作動し、付勢手段の付勢方向が他方向である場合には、弛み検出手段は、昇降ドラムに逆方向に巻取られた昇降コードの巻取りまたは巻解き時に作動することを特徴とする請求項2記載の横型ブラインド。
  4. 前記付勢手段は、ヘッドボックスまたは昇降ドラムに対して着脱可能であることを特徴とする請求項3記載の横型ブラインド。
  5. 前記付勢手段は、前記無効化手段であることを特徴とする請求項3または4記載の横型ブラインド。
  6. 前記回転軸を回転駆動する回転駆動源(22)と、
    昇降コードの弛みを検出する弛み検出装置(40)と、
    回転駆動源を制御すると共に、昇降コードの弛みを検出した弛み検出装置から弛み検出信号を受けると回転駆動源の回転駆動を停止させる弛み阻止手段を備える制御装置(24)と、
    をさらに備え、
    前記制御装置(24)は、さらに、
    回転駆動源によって回転軸を一方向に回転駆動して、昇降ドラムに正逆どちらか一方向に巻取られている昇降コードの全長分を昇降ドラムから巻解いてスラットを下限位置まで下降させる手段と、
    少なくともスラットが下限位置にある状態で、弛み検出装置からの弛み検出信号を受けたときに、弛み阻止手段の作動を無効化する手段と、
    昇降コードの全長分を昇降ドラムから巻解いた後、回転軸を引き続き同方向に回転駆動して昇降ドラムに逆方向に昇降コードを巻取らせる手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の横型ブラインド。
  7. 降コードの弛みを検出する弛み検出装置を更に有する請求項1記載の横型ブラインドのスラットの凸面の向きを変更する方法において、
    回転軸を一方向に回転駆動して昇降ドラムに正逆どちらか一方向に巻取られている昇降コードの全長分を昇降ドラムから巻解いてスラットを下限位置まで下降させるステップと、
    少なくともスラットが下限位置にある状態で、弛み検出装置から弛み検出信号を受けると回転軸の回転駆動を停止させる弛み阻止手段の作動を無効化するステップと、
    昇降コードの全長分を昇降ドラムから巻解いた後、回転軸を引き続き同方向に回転駆動して昇降ドラムに逆方向に昇降コードを巻取るステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
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