JP2019199346A - カーブコンベヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】主として巾や長さが一定の平面視が縦長矩形のトレイを取り扱う搬送経路中の水平カーブ経路部でのトレイ搬送手段として活用出来るカーブコンベヤを提供する。【解決手段】搬送経路中の水平カーブ経路部8に設置されるカーブコンベヤ1であって、水平カーブ経路部8の経路巾の中心を通る円弧形センターライン8aに対して円弧中心のある内側に水平カーブ経路部8に沿って配設された内側遊転ホイール列14と、前記円弧形センターライン8aに対して円弧中心のある側とは反対の外側に水平カーブ経路部8に沿って配設された外側駆動ホイール列13を備え、円弧形センターライン8aから内側遊転ホイール列14までの間隔より、円弧形センターライン8aから外側駆動ホイール列13までの間隔が小さくなっている。【選択図】図1

Description

本発明は、一定の巾を有する被搬送物を搬送する搬送経路中の水平カーブ経路部に設置されるカーブコンベヤに関するものである。
この種のカーブコンベヤとしては、特許文献1に記載のように、円錐状の駆動ローラーを、その軸心の延長が水平カーブ経路部の円弧中心を通るように、そして小径端が前記円弧中心側に位置する向きで、周方向等間隔おきに放射状に配列したものが知られている。この円錐状駆動ローラーを使用する構成は、直線経路部から水平カーブ経路部に進入した被搬送物の外側辺(前記円弧中心に近い側を内側辺としたときの外側辺)の移動速度を、直線経路部における被搬送物の搬送速度よりも速くし、当該被搬送物の内側辺の移動速度は遅くし、水平カーブ経路部を走行する被搬送物の巾の中心位置での走行速度を直線経路部での走行速度と同じになるようにすることで、直線経路部での走行速度と同じ速度で被搬送物を水平カーブ経路部に沿って走行させようとするものであるから、理論的には、円錐状駆動ローラーの大径端部と同等の周速度で駆動する駆動ホイールを、円錐状駆動ローラーの大径端部に相当する位置で水平カーブ経路部に沿って適当間隔おきに配列させ、被搬送物の内側辺側は遊転ホイールで支持させても、上記と同様に被搬送物を水平カーブ経路部に沿って走行させることが出来ると考えられる。
特開昭60−12406号公報
しかしながら、円錐状駆動ローラーと同様に、駆動ホイールを使用する構成においても、被搬送物の外側辺近傍位置に、直線経路部における被搬送物の搬送速度と駆動ホイールの周速度とに差があるため、水平カーブ経路部の両端の出入り口で被搬送物が直線経路部と水平カーブ経路部とに跨って走行する乗り移り過程において、駆動ホイール或いは直進経路部の搬送手段と被搬送物との間にスリップが発生し、駆動ホイール及び直進経路部の搬送手段又は被搬送物が摩耗することとなる上、被搬送物の挙動が不安定になる。また、水平カーブ経路部における被搬送物の外側辺近傍に位置する駆動ホイールの周速度を直線経路部における被搬送物の搬送速度と同等にした場合は、水平カーブ経路部での被搬送物の走行速度が直線経路部での走行速度より減速されることになる。従って、搬送効率が低下するとともに、直線経路部で走行する被搬送物の前後間隔が水平カーブ経路では狭まることになり、直線経路部での被搬送物の前後間の間隔が小さい場合、水平カーブ経路部において前後の被搬送物どうしが互いに押し合って姿勢が乱れ、被搬送物が水平カーブ経路部の巾を規制する内外両円弧形ガイドの何れかに押し付けられて停止するなどの不都合が生じる。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできるカーブコンベヤを提案するものであって、本発明に係るカーブコンベヤは、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、搬送経路中の水平カーブ経路部(8)に設置されるカーブコンベヤ(1)であって、水平カーブ経路部(8)の経路巾(L2)の中心を通る円弧形センターライン(8a)に対して円弧中心のある内側に水平カーブ経路部(8)に沿って配設された内側遊転ホイール列(14)と、前記円弧形センターライン(8a)に対して円弧中心のある側とは反対の外側に水平カーブ経路部(8)に沿って配設された外側駆動ホイール列(13)を備え、前記円弧形センターライン(8a)から前記内側遊転ホイール列(14)までの間隔(D2)より、前記円弧形センターライン(8a)から前記外側駆動ホイール列(13)までの間隔(D1)が小さい構成となっている。
上記本発明の構成によれば、水平カーブ経路部に接続されている直線経路部での被搬送物の走行速度と、水平カーブ経路部に設けられている外側駆動ホイール列の各駆動ホイールの周速度を同程度に設定して、水平カーブ経路部と直線経路部との間の被搬送物の乗り移り過程における当該被搬送物に対する駆動速度の違いによって生じるスリップや摩耗及び被搬送物の不安定な挙動等の弊害を回避出来る。しかも水平カーブ経路部に設けられている外側駆動ホイール列の位置が、被搬送物の巾の中心側に寄ることになるので、当該外側駆動ホイール列の位置が被搬送物の外側辺を支持する位置にある場合と比較して、前記外側駆動ホイール列から受ける推力で水平カーブ経路部に沿って走行する被搬送物の走行速度が減速され、直線経路部での被搬送物の走行速度との差が減少することになる。この結果、直線経路部で走行する前後の被搬送物間の間隔を、従来では水平カーブ経路部での異常な押し合いを回避するのに必要であった間隔よりも狭めることが出来、搬送効率の低下を防ぐことが出来る。
上記本発明を実施する場合、前記外側駆動ホイール列(13)は、水平カーブ経路部(8)に沿って設けられた外側軸受け手段(18)に適当間隔おきに軸支された従動ホイール(16)と、駆動用モーター(15)に連動連結された駆動ホイール(17)と、前記従動ホイール(16)及び駆動ホイール(17)を互いに連動連結させる伝動手段(21)とから構成し、前記内側遊転ホイール列(14)は、水平カーブ経路部(8)に沿って設けられた内側軸受け手段(26)に、前記外側駆動ホイール列(13)のホイール間隔よりも広い間隔で軸支された遊転ホイール(25)から構成し、水平カーブ経路部(8)における被搬送物の走行経路巾を規制する内外両サイドガイド(40a,40b)を、水平カーブ経路部(8)の経路巾の中心を通る円弧形センターラインに対して左右対称に設けることが出来る。より具体的には、前記外側駆動ホイール列(13)は、水平カーブ経路部(8)に沿って設けられた外側円弧形軸受け板(18)の片側に適当間隔おきに片持ち状に軸支された従動ホイール(16)と、駆動用モーター(15)に連動連結された駆動ホイール(17)と、前記従動ホイール(16)及び駆動ホイール(17)を互いに連動連結させる伝動手段(21)とから構成し、これら従動ホイール(16)及び駆動ホイール(17)の上側周面部を上向きに突出させる開口部(24)を備えると共に前記伝動手段(21)を覆う、水平カーブ経路部(8)に沿って湾曲した帯状カバー(23)を、前記外側円弧形軸受け板(18)に支持させ、前記内側遊転ホイール列(14)は、水平カーブ経路部(8)に沿って設けられた内側円弧形軸受け板(26)の片側に、前記外側駆動ホイール列(13)のホイール間隔よりも広い間隔で片持ち状に軸支された遊転ホイール(25)から構成し、水平カーブ経路部(8)における被搬送物の走行経路巾を規制する内外両サイドガイド(40a,40b)を、前記内外両円弧形軸受け板(18,26)にそれぞれブラケット(43a〜44b)を介して支持させることが出来る。この構成によれば、必要最小限の部材をもって本発明のカーブコンベヤをシンプル且つ安価に実施することが出来る。
上記のように本発明のカーブコンベヤを構成する場合、前記外側駆動ホイール列(13)の駆動ホイール(17)は、前記外側円弧形軸受け板(18)には軸支せずに駆動用モーター(15)の出力軸に取り付けることが出来る。この構成によれば、前記外側円弧形軸受け板の定位置に軸支された駆動ホイールを、架台上に設置する必要のある駆動用モーターに連動連結させる場合に、両者間の相対位置のバラツキを吸収するためにも必要なベルトやチエンを利用した伝動手段が不要になり、構造をシンプルにして安価に実施することが出来る。しかもこの駆動ホイールは、伝動手段を介して従動ホイールに連動連結されるので、駆動用モーターに多少の設置位置のバラツキがあっても、そのバラツキを従動ホイールとの間の前記伝動手段によって吸収させることが出来、不都合は生じない。
又、前記外側駆動ホイール列(13)と内側遊転ホイール列(14)は、90度の整数分の一(例えば45度又は30度)の周方向長さの複数の扇形領域に分割すると共に、各扇形領域内の外側駆動ホイール列(13)のホイール(16,17)を駆動するモーター(15)を扇形領域ごとに設置して、複数の同一構造の円弧形コンベヤユニット(12A〜12D)を構成し、各円弧形コンベヤユニット(12A〜12D)の端部には、隣り合うコンベヤユニットの端部と連結させる連結部材(27a,27b)を設け、この連結部材(27a,27b)を介して複数の円弧形コンベヤユニット(12A〜12D)を周方向に接続することにより、周方向必要長さ(必要角度範囲)のカーブコンベヤ(1)を構成することが出来る。カーブコンベヤは、90度又は180度の水平カーブ経路部に対応する長さのものが一般的であるが、上記構成によれば、例えば45度又は30度の周方向長さの円弧形コンベヤユニットを複数、前記連結部材を介して互いに円弧形に連結するだけで、隣接する円弧形コンベヤユニット間での駆動力伝達手段を追加することもなく、必要とする搬送経路長さ(搬送角度範囲)のカーブコンベヤを構成することが出来る。
更に、前記水平カーブ経路部(8)と当該水平カーブ経路部(8)に接続される直線経路部(10,11)との間には、前記外側駆動ホイール列(13)と内側遊転ホイール列(14)とに接続される直線状の外側駆動ホイール列(28)と直線状の内側遊転ホイール列(29)を備えた直線状コンベヤユニット(10,11)を配置し、これら直線状コンベヤユニット(10,11)内の外側駆動ホイール列(28)のホイール(31)は、接続されている水平カーブ経路部(8)側の外側駆動ホイール列(13)のホイール(16)に連動連結させることが出来る。この構成によれば、直線経路部から水平カーブ経路部に進入する被搬送物が、水平カーブ経路部のセンターライン寄りに位置している外側駆動ホイール列上に直接乗り移ることにより受ける姿勢に対する影響や、水平カーブ経路部から直線経路部に退出する被搬送物が、水平カーブ経路部のセンターライン寄りに位置している駆動ホイール列上から既設の直線経路部上に直接乗り移ることにより受ける姿勢に対する影響も緩和され、水平カーブ経路部と直線経路部との間の被搬送物の円滑で無理のない乗り移りを実現出来る。
前記水平カーブ経路部を走行する被搬送物は、その内側の長さ方向中央部が円弧形の内側サイドガイドに摺接し、当該被搬送物の外側の長さ方向両端の角部が円弧形の外側サイドガイドに摺接して、位置(姿勢)が決められることになるが、この水平カーブ経路部の駆動ホイール列を出来る限り被搬送物のセンターライン寄りに位置させるためには、内側サイドガイドは、外側(円弧中心のある側)に広げないで、外側サイドガイドのみを外側(円弧中心のある側とは反対側)に大きく広げることが望ましいと考えられるところであるが、このように内外両サイドガイドを設置すると、被搬送物の内側辺側を支持する遊転ホイール列の遊転ホイール個数が大巾に減少することになり、遊転ホイール個々に働く負荷が大きくなり過ぎるという問題点が生じる。この問題点を解消するためには、前記内外両サイドガイド(40a,40b)は、前記水平カーブ経路部(8)に接続された直線経路部(10,11)の経路巾よりも広くなるように、前記円弧形センターライン(8a)に対して左右対称に広げることが望ましい。尚、水平カーブ経路部を走行する被搬送物は、慣性によって外側へ飛び出す向きに大きな力を受けることになるので、円弧形の外側サイドガイドに作用する被搬送物の外向きの押圧力を減じて、無理なく円滑に被搬送物を内外両サイドガイド間で走行させるために、外側駆動ホイール列を構成する各ホイールを、平面視において当該外側駆動ホイール列の各ホイールの中心点を通る仮想円弧線に対し前端側が円弧中心側へ変位する向きに、僅かに角度を付けて軸支するなどの工夫も考えられる。
図1は、平行な2つの直線経路部間を、本発明の一実施例に係るカーブコンベヤで接続した状態を示す平面図である。 図2は、図1に示すカーブコンベヤを構成する円弧形コンベヤユニットの1つを示す拡大一部切欠き平面図である。 図3は、図1の一部分を示す拡大一部切欠き平面図である。 図4は、図1のカーブコンベヤの拡大横断正面図である。
図1において、1は本発明に係るカーブコンベヤであり、互いに平行な上手側直線経路部2と下手側直線経路部3を接続している。両直線経路部2,3は、一定長さの直線状ベルトコンベヤユニット4を接続して構成したものであり、各直線状ベルトコンベヤユニット4は、並列する2つのコンベヤベルト5a,5bと、この両コンベヤベルト5a,5bを搬送方向の下手側端部に配置した1つの駆動用モーター6によって同期駆動出来るように構成されたものである。又、各直線経路部2,3には、被搬送物としてのトレイTの走行経路巾を規制する左右一対の直線状サイドガイド7a,7bが併設されている。
カーブコンベヤ1は、180度の円弧形経路長さを有する水平カーブ経路部8を有する本体9と、上手側直線経路部2の終端とこの水平カーブ経路部8の始端とを接続する上手側直線状コンベヤユニット10と、水平カーブ経路部8の終端と下手側直線経路部3の始端とを接続する下手側直線状コンベヤユニット11とから構成されている。カーブコンベヤ1の本体9は、各々45度の周方向長さの扇形領域ごとに分割された4つの円弧形コンベヤユニット12A〜12Dから構成されている。
各円弧形コンベヤユニット12A〜12Dは同一構造のものであって、図2に示すように、水平カーブ経路部8における円弧形センターライン8a、即ち、上手側直線状コンベヤユニット10と下手側直線状コンベヤユニット11それぞれの搬送経路のセンターライン(直線状サイドガイド7a,7b間の巾の中央位置を通るセンターライン)どうしを繋ぐ円弧形センターライン8aと同心円弧状の外側駆動ホイール列13と内側遊転ホイール列14、及び外側駆動ホイール列13のホイールを駆動する駆動用モーター15を備えている。外側駆動ホイール列13と円弧形センターライン8aとの間の間隔は、当該円弧形センターライン8aと内側遊転ホイール列14との間の間隔よりも狭くなっている。
外側駆動ホイール列13は、周方向等間隔おきに並ぶ複数の従動ホイール16と1つの駆動ホイール17によって構成されたもので、駆動ホイール17は外側駆動ホイール列13の中央に配置され、他の従動ホイール16は、水平カーブ経路部8と同心状の外側軸受手段としての外側円弧形軸受け板18の内側に、前記駆動ホイール17を含めて周方向等間隔おきに位置するように、支軸16aを介して片持ち状に支承されている。中央の駆動ホイール17は、前記外側円弧形軸受け板18には軸支されないで、架台19上に設置された前記駆動用モーター15の出力軸に直結されている。各従動ホイール16の支軸16aと駆動ホイール17が直結されている駆動用モーター15の出力軸は、円弧形センターライン8aの円弧中心に対して放射状に配列されている。
各従動ホイール16と1つの駆動ホイール17は、同一構造のものであって、図2において最も搬送方向の下手側端部に示した従動ホイール16で示すように、全てのホイール16,17には、外側円弧形軸受け板18のある側とは反対側に二連プーリー20が同心状一体に取り付けられている。従って、前記駆動用モーター15に直結の駆動ホイール17に全ての従動ホイール16を連動連結させる伝動手段21は、全てのホイール16,17が備える二連プーリー20と、駆動ホイール7を含めて隣り合うホイールの二連プーリー20間に内外交互に掛張された無端ベルト22によって構成されている。
更に、外側駆動ホイール列13には、図2に一部を示すように、水平カーブ経路部8に沿って湾曲する帯状カバー23が併設されている。この帯状カバー23は、図4に示すように、円弧形の内外両側辺に下向きに折曲された円弧形側壁部を備えた断面門形状のもので、その外側辺の円弧形側壁部において、外側円弧形軸受け板18の上端部に取り付けられている。そしてこの帯状カバー23は、外側円弧形軸受け板18から片持ち状に外側駆動ホイール列13の上側に張り出すもので、各従動ホイール16と駆動ホイール17の上側周面部を上向きに突出させる長方形の開口部24を備えており、各ホイール16,17の二連プーリー20を含む伝動手段21の全体をカバーしている。尚、この帯状カバー23は、各円弧形コンベヤユニット12A〜12Dにおいて、45度の全域にわたって連続するものでも良いが、図示例では、円弧形センターライン8aに沿った方向の円弧形長さが三分の一に分割されている。
内側遊転ホイール列14は、円弧形センターライン8aに沿って周方向等間隔おきに並ぶ複数の遊転ホイール25を備えたもので、各遊転ホイール25は、水平カーブ経路部8と同心状の内側軸受手段としての内側円弧形軸受け板26の外側に支軸25aを介して片持ち状に支承されている。この遊転ホイール25の支軸25aは、円弧形センターライン8aの円弧中心に対して放射状に配列されており、各遊転ホイール25の周方向の間隔は、外側駆動ホイール列13の各ホイール16,17間の間隔よりも広い。外側駆動ホイール列13を支持する外側円弧形軸受け板18と、内側遊転ホイール列14を支持する内側円弧形軸受け板26は、その周方向長さの中間部が、前記駆動用モーター15を支持する架台19の内外両端部上に取り付けられると共に、周方向長さの両端部どうしが、断面L形の連結部材27a,27bによって互いに連結一体化されている。
上手側直線状コンベヤユニット10と下手側直線状コンベヤユニット11は同一構造のものであって、図3に示す上手側直線状コンベヤユニット10に示されるように、外側駆動ホイール列28、内側遊転ホイール列29、及び外側駆動ホイール列28をカバーする帯状カバー30を備えたものである。外側駆動ホイール列28は、隣接する円弧形コンベヤユニット12A,12Dの外側駆動ホイール列13と繋がる位置にあって、外側直線状軸受け板35aの内側に従動ホイール31を、外側駆動ホイール列13の従動ホイール16と同一間隔で支軸31aにより片持ち状に支承したものであり、各従動ホイール31を互いに連動連結する伝動手段32を備えている。この伝動手段32は、各従動ホイール31の内側に同心状に付設された2連プーリー33と、隣り合う従動ホイール31の2連プーリー32間に内外交互に掛張した無端ベルト34とで構成されている。
内側遊転ホイール列29は、隣接する円弧形コンベヤユニット12A,12Dの内側遊転ホイール列14と繋がる位置にあって、内側直線状軸受け板35bの内側に遊転ホイール36を、外側駆動ホイール列28の従動ホイール31と同一間隔で支軸36aにより片持ち状に支承したものである。外側駆動ホイール列28をカバーする帯状カバー30は、外側駆動ホイール列13が備える帯状カバー23を直線状にしたものに相当し、各従動ホイール31の上側周面部を上向きに突出させる長方形の開口部37を備えており、各従動ホイール31を連動連結している前記伝動手段32の全体をカバーしている。又、外側直線状軸受け板35aの両端と内側直線状軸受け板35bの両端とは、各円弧形コンベヤユニット12A〜12Dの両端の連結部材27a,27bと同一の連結部材38a,38bによって互いに連結一体化されている。
以上のように構成された円弧形コンベヤユニット12A〜12Dは、水平カーブ経路部8上に互いに円弧状に連続するように配置され、各円弧形コンベヤユニット12A〜12Dの互いに隣接する連結部材27a,27bの垂直板部どうしを重ねて複数本のボルトナットによって連結することにより、180度にわたる水平カーブ経路部8を備えたカーブコンベヤ1の本体9が構成される。そしてこのカーブコンベヤ1の本体9の始端側に上手側直線状コンベヤユニット10が接続されると共に、当該本体9の終端側に下手側直線状コンベヤユニット11が接続されて、カーブコンベヤ1の全体が構成される。
カーブコンベヤ1の本体9と上手側直線状コンベヤユニット10及び下手側直線状コンベヤユニット11の接続について説明すると、水平カーブ経路部8の入り口に位置する円弧形コンベヤユニット12Aの始端側の連結部材27aと、上手側直線状コンベヤユニット10の終端側の連結部材38bとを、垂直板部どうしを重ねて複数本のボルトナットによって連結することにより、円弧形コンベヤユニット12Aの外側駆動ホイール列13と上手側直線状コンベヤユニット10の外側駆動ホイール列28とが接続すると共に、円弧形コンベヤユニット12Aの内側遊転ホイール列14と上手側直線状コンベヤユニット10の内側遊転ホイール列29とが接続する。この上手側直線状コンベヤユニット10には、外側駆動ホイール列28の従動ホイール31を駆動するモーターが装備されていないので、円弧形コンベヤユニット12Aにおける外側駆動ホイール列13の始端にあって2連プーリー20の片側のプーリー部が空いている従動ホイール16と、上手側直線状コンベヤユニット10における外側駆動ホイール列28の終端にあって2連プーリー33の片側のプーリー部が空いている従動ホイール31とを、それぞれの2連プーリー20,33の空いているプーリー部間に無端ベルト39を掛張させることにより、連動連結させている。
水平カーブ経路部8の出口に位置する円弧形コンベヤユニット12Dの終端と下手側直線状コンベヤユニット11の始端との接続及び、それぞれの外側駆動ホイール列13,28の従動ホイール16,31間の無端ベルト39による連動連結も、上記と同じようにして行われる。尚、図2に示すように、全ての円弧形コンベヤユニット12A〜12Dの外側駆動ホイール列13の伝動手段21における無端ベルト22は偶数本(8本)であるから、上手側始端位置の二連プーリー20と下手側終端位置の二連プーリー20とは、内外互いに逆の位置にあるプーリー部が空き状態になる。一方、上手側直線状コンベヤユニット10と下手側直線状コンベヤユニット11も、図3に示すように、外側駆動ホイール列28の伝動手段32における無端ベルト34は偶数本(2本)であるから、両端にある二連プーリー33は、内外互いに逆の位置にあるプーリー部が空き状態になる。従って、円弧形コンベヤユニット12Aの外側駆動ホイール列13と上手側直線状コンベヤユニット10の外側駆動ホイール列28とを上記のように無端ベルト39で連動連結させることが出来るということは、上手側直線状コンベヤユニット10と同一構造のものを180度逆向きにしたものに相当する下手側直線状コンベヤユニット11の外側駆動ホイール列28と円弧形コンベヤユニット12Dの外側駆動ホイール列13も、無端ベルト39によって互いに連動連結させることが出来る。
図1に示すように、上手側直線経路部2が備える左右一対の直線状サイドガイド7a,7bの終端と下手側直線経路部3が備える左右一対の直線状サイドガイド7a,7bの始端には、カーブコンベヤ1において経路巾を規制する内外一対のサイドガイド40a,40bが接続される。この内外一対のサイドガイド40a,40bは、水平カーブ経路部8の長さ方向の中央位置、即ち、円弧形コンベヤユニット12B,12Cの接続箇所で接続された、それぞれ2つのサイドガイド単体41a,41b及び42a,42bから構成され、各サイドガイド単体41a〜42bは、外側円弧形軸受け板18と外側直線状軸受け板35a、及び内側円弧形軸受け板26と内側直線状軸受け板35bに、それぞれ複数のブラケット43a,43b及び44a,44bを介して支持されている。サイドガイド40a,40bの内、水平カーブ経路部8に沿った円弧形領域は、図4に示すように、前記円弧形センターライン8aに対して左右両側に同一間隔だけ離れた同心円弧形に構成されているが、当該水平カーブ経路部8におけるサイドガイド40a,40b間の経路巾L1は、平面視で巾より長さが長い縦長矩形状のトレイT(図1に仮想線で示す)が水平カーブ経路部8に沿って走行出来るように、直線経路部2,3の直線状サイドガイド7a,7b間の経路巾L2よりも巾広になっている。具体的には、水平カーブ経路部8に沿って走行するトレイTの内側辺の長さ方向中央位置が内側のサイドガイド40bに隣接し、当該トレイTの外側辺の前後両端部が外側のサイドガイド40aに隣接するように、円弧形コンベヤユニット12A〜12Dに沿った円弧形領域におけるサイドガイド40a,40b間の経路巾L1が設定されている。
従って、カーブコンベヤ1の内外両側のサイドガイド40a,40bの内、上手側直線状コンベヤユニット10と下手側直線状コンベヤユニット11が配設された直線領域のサイドガイド40a,40bは、直線経路部2,3の経路巾を規制している直線状サイドガイド7a,7bに接続される経路巾の狭い端部と、円弧形コンベヤユニット12A〜12Dに沿った経路巾の広い円弧形領域の端部との間で、間隔が徐々に変化する傾斜サイドガイド部分45a,45bを備えることになる。
以上のように構成された本発明のカーブコンベヤ1では、各円弧形コンベヤユニット12A〜12Dの駆動用モーター15を稼働させておくことにより、上手側直線経路部2の直線状ベルトコンベヤユニット4によって搬送されて来たトレイTは、カーブコンベヤ1の入り口側の上手側直線状コンベヤユニット10に送り込まれ、円弧形コンベヤユニット12A〜12Dから下手側直線状コンベヤユニット11を経由して下手側直線経路部3に送り出されることになる。このカーブコンベヤ1において走行駆動されるトレイTは、外側駆動ホイール列28,13,28の回転駆動されている従動ホイール31,16,31及び駆動ホイール17によって外側辺側が支持されると共に、内側遊転ホイール列14の遊転ホイール36,25,36によって内側辺側が支持され、そしてその走行姿勢が内外両側のサイドガイド40a,40bによって規制されて、水平カーブ経路部8上を走行することになる。
而して、この水平カーブ経路部8上を走行するトレイTは、外側駆動ホイール列28,13,28の回転駆動されている従動ホイール16及び駆動ホイール17から外側辺側に与えられる推進力によって前進走行することになるが、図4に示すように、外側駆動ホイール列13と水平カーブ経路部8上の円弧形センターライン8aとの間の間隔D1が、内側遊転ホイール列14と円弧形センターライン8aとの間の間隔D2より狭くなっている。この結果、外側駆動ホイール列13の位置が、トレイTの左右巾方向の中心を通るトレイセンターラインTaに対して内側遊転ホイール列14の左右対称位置にあるときよりも、外側駆動ホイール列13の従動ホイール16及び駆動ホイール17がトレイTを水平カーブ経路部8に沿って走行させる距離が増大する。即ち、水平カーブ経路部8上でのトレイTの走行速度が上手側直線経路部2を走行していた時の走行速度よりも低下する度合いを抑えることが出来る。従って、上手側直線経路部2でのトレイTの走行方向の間隔が、水平カーブ経路部8での走行時に不当に狭まるのを抑えることが出来る。
尚、上手側直線経路部2が無くて上手側直線経路部2から直接カーブコンベヤ1の本体9の円弧形コンベヤユニット12A上にトレイTが送り込まれる場合、トレイTの前半部が円弧形コンベヤユニット12Aに進入して、その水平カーブ経路部8に沿った外側駆動ホイール列13の影響を受ける状況になっても、トレイ後半部が上手側直線経路部2の直線状ベルトコンベヤユニット4から直進方向の大きな推進力を受けている状況であるから、トレイTが水平カーブ経路部8に沿った向きに円滑に転向することが出来ず、外側のサイドガイド40aに押し付けられて、場合によっては停止してしまう恐れもあるが、上手側直線状コンベヤユニット10が存在していることにより、トレイTの前半部が円弧形コンベヤユニット12Aに進入したとき、当該トレイTの後半部は、上手側直線状コンベヤユニット10のセンターライン寄りに偏った位置の外側駆動ホイール列28によって推進力を受ける状況であり、その推進力は、直線状ベルトコンベヤユニット4から受ける直進方向の推進力と比較して小さく且つ次段の円弧形コンベヤユニット12Aの曲がり方向に曲がろうとする趨勢をトレイTに与えることになるので、上記のような不都合は生じない。又、サイドガイド40a,40bの始端側の傾斜サイドガイド部分45a,45bの存在により、トレイTが上手側直線状コンベヤユニット10と円弧形コンベヤユニット12Aとに跨った位置にあるときの、円弧形コンベヤユニット12Aの曲がり方向への転向動作を妨げる恐れはない。
水平カーブ経路部8上を走行し終わったトレイTは、下手側直線状コンベヤユニット11によってほぼ直進向きに転向した後に下手側直線経路部3に送り出されるので、下手側直線状コンベヤユニット11が存在しないときのように、トレイTの後半部が未だ円弧形コンベヤユニット12Dの水平カーブ経路部8に沿った外側駆動ホイール列13の影響を受けている状況、即ち、トレイTが直進向きに転向していない状況で、トレイTの前半部が下手側直線状コンベヤユニット11の直線状ベルトコンベヤユニット4から直進方向の大きな推進力を受けてしまうことになる場合と比較して、トレイTを円滑に下手側直線経路部3に送り出すことが出来る、更に、この過程においてトレイTは、サイドガイド40a,40bの終端側の傾斜サイドガイド部分45a,45bによって左右両側から直進向きに姿勢が矯正されると共にセンタリングが行われるので、この点でもトレイTは円滑に下手側直線経路部3に送り出される。
尚、上記実施例では、各円弧形コンベヤユニット12A〜12Dの外側駆動ホイール列13の駆動ホイール17を、架台19上に設置された駆動用モーター15の出力軸に直接取り付けているが、状況によっては、図2に仮想線で示すように、外側円弧形軸受け板18と内側円弧形軸受け板26とを横断するように支承された駆動軸46の外端部に駆動ホイール17を取り付け、前記駆動軸46の内端に出力軸が連動連結された駆動用モーター47を、内側円弧形軸受け板26の外側(水平カーブ経路部8の円弧中心のある側)に設置することも出来る。又、外側軸受け手段として、従動ホイール16を適当間隔おきに片側で片持ち状に軸支する外側円弧形軸受け板18を使用し、内側軸受け手段として、遊転ホイール25を適当間隔おきに片持ち状に軸支する内側円弧形軸受け板26を使用したが、この実施例の構成に限定されるものではない。例えば、水平カーブ経路部8に沿って独立した軸受けをホイールの数だけ基台上に設置した外側軸受け手段又は内側軸受け手段とし、各軸受けに、従動ホイール16や駆動ホイール17、或いは遊転ホイール25を軸支させることも可能である。更に、外側円弧形軸受け板18や内側円弧形軸受け板26を使用する場合でも、それら軸受け板は、帯状板が円弧形に曲げられたものであっても良いし、帯状板が多角形状に折曲されたものであっても良い。この場合も、水平カーブ経路部8の全長にわたって連続する1枚の帯状板で構成することも出来るし、複数枚の帯状板に分割して構成することも出来る。
本発明のカーブコンベヤは、主として巾や長さが一定の平面視が縦長矩形のトレイを取り扱う搬送経路中の水平カーブ経路部でのトレイ搬送手段として活用出来る。
1 カーブコンベヤ
2 上手側直線経路部
3 下手側直線経路部
4 直線状ベルトコンベヤユニット
7a,7b 直線状サイドガイド
8 水平カーブ経路部
8a 円弧形センターライン
9 カーブコンベヤの本体
10 上手側直線状コンベヤユニット
11 下手側直線状コンベヤユニット
12A〜12D 円弧形コンベヤユニット12A〜12D
13,28 外側駆動ホイール列
14,29 内側遊転ホイール列
15,47 駆動用モーター
16,31 従動ホイール
17 駆動ホイール
18 外側円弧形軸受け板
19 架台
20,33 二連プーリー
21,32 伝動手段
22,34,39 無端ベルト
23,30 帯状カバー
24,37 開口部
25,36 遊転ホイール
26 内側円弧形軸受け板
27a,27b,38a,38b 連結部材
31 従動ホイール
35a 外側直線状軸受け板
35b 内側直線状軸受け板
40a,40b サイドガイド
41a〜42b サイドガイド単体
43a〜44b ブラケット
45a,45b 傾斜サイドガイド部分
T トレイ
Ta トレイセンターライン
L1 サイドガイド40a,40b間の経路巾
L2 直線状サイドガイド7a,7b間の経路巾

Claims (7)

  1. 搬送経路中の水平カーブ経路部に設置されるカーブコンベヤであって、水平カーブ経路部の経路巾の中心を通る円弧形センターラインに対して円弧中心のある内側に水平カーブ経路部に沿って配設された内側遊転ホイール列と、前記円弧形センターラインに対して円弧中心のある側とは反対の外側に水平カーブ経路部に沿って配設された外側駆動ホイール列を備え、前記円弧形センターラインから前記内側遊転ホイール列までの間隔より、前記円弧形センターラインから前記外側駆動ホイール列までの間隔が小さくなるように構成されている、カーブコンベヤ。
  2. 前記外側駆動ホイール列は、水平カーブ経路部に沿って設けられた外側軸受け手段に適当間隔おきに軸支された従動ホイールと、駆動用モーターに連動連結された駆動ホイールと、前記従動ホイール及び駆動ホイールを互いに連動連結させる伝動手段とから構成され、前記内側遊転ホイール列は、水平カーブ経路部に沿って設けられた内側軸受け手段に、前記駆動ホイール列のホイール間隔よりも広い間隔で軸支された遊転ホイールから構成され、水平カーブ経路部における被搬送物の走行経路巾を規制する内外両サイドガイドが、水平カーブ経路部の経路巾の中心を通る円弧形センターラインに対して左右対称に設けられている、請求項1に記載のカーブコンベヤ。
  3. 前記外側駆動ホイール列は、水平カーブ経路部に沿って設けられた外側円弧形軸受け板の片側に適当間隔おきに片持ち状に軸支された従動ホイールと、駆動用モーターに連動連結された駆動ホイールと、前記従動ホイール及び駆動ホイールを互いに連動連結させる伝動手段とから構成され、これら従動ホイール及び駆動ホイールの上側周面部を上向きに突出させる開口部を備えると共に前記伝動手段を覆う、水平カーブ経路部に沿って湾曲した帯状カバーが前記外側円弧形軸受け板に支持され、前記内側遊転ホイール列は、水平カーブ経路部に沿って設けられた内側円弧形軸受け板の片側に、前記駆動ホイール列のホイール間隔よりも広い間隔で片持ち状に軸支された遊転ホイールから構成され、水平カーブ経路部における被搬送物の走行経路巾を規制する内外両サイドガイドが、前記内外両円弧形軸受け板にそれぞれブラケットを介して支持されている、請求項1又は2に記載のカーブコンベヤ。
  4. 前記外側駆動ホイール列の駆動ホイールは、前記外側円弧形軸受け板には軸支されずに駆動用モーターの出力軸に取り付けられている、請求項3に記載のカーブコンベヤ。
  5. 前記外側駆動ホイール列と内側遊転ホイール列は、周方向長さが90度の整数分の一の複数の扇形領域ごとに分割されて、複数の同一構造の円弧形コンベヤユニットを構成し、各円弧形コンベヤユニットには、この円弧形コンベヤユニット内の外側駆動ホイール列のホイールを駆動するモーターが設置され、各円弧形コンベヤユニットの端部には、隣り合うコンベヤユニットの端部と連結させる連結部材が設けられ、この連結部材を介して複数の円弧形コンベヤユニットを周方向に接続することにより、周方向必要長さのカーブコンベヤが構成されている、請求項1〜4の何れか1項に記載のカーブコンベヤ。
  6. 前記水平カーブ経路部と当該水平カーブ経路部に接続される直線経路部との間には、前記内側遊転ホイール列と外側駆動ホイール列とに接続される直線状遊転ホイール列と直線状駆動ホイール列とを備えた直線状コンベヤユニットが配置され、これら直線状コンベヤユニット内の駆動ホイール列のホイールは、接続されている水平カーブ経路部側の外側駆動ホイール列のホイールに連動連結されている、請求項1〜5の何れか1項に記載のカーブコンベヤ。
  7. 前記内外両サイドガイドは、前記水平カーブ経路部に接続された直線経路部の経路巾よりも広くなるように、水平カーブ経路部の経路巾の中心を通る円弧形センターラインに対して左右対称に広げられている、請求項2〜6の何れか1項に記載のカーブコンベヤ。
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