JP2019172055A - 自動二輪車のシートフレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる製法で製造された複数のアルミ部品によって構成される自動二輪車のシートフレームを提供する。【解決手段】シートフレーム(SF)は、車体前方側に位置する前部材(S1)と、該前部材(S1)の後部に接合される中部材(S2)と、該中部材(S2)の後部に接合される後部材(S3)とを、それぞれ製法の異なるアルミ部材で構成する。後部材(S3)を重力鋳造法による一体成形部品とする。後部材(S3)は、左右一対のレール部(71)と、車体前方側で車幅方向に延びて左右のレール部(71)を連結する前側クロス部(72)と、車体後方側で車幅方向に延びて左右のレール部(71)を連結する後側クロス部(73)と、他の部品を取り付けるための複数の取付ボス(80〜87)とを含んで構成する。左右のレール部(71)の車体前方側の端部に、中部材(S2)の後端部を接合するための取付部(90,91)を設ける。【選択図】図3

Description

本発明は、自動二輪車のシートフレームに係り、特に、複数の金属部品を組み合わせて構成される自動二輪車のシートフレームに関する。
従来から、異なる製法で製造された複数の金属部品を互いに溶接することで自動二輪車の車体フレームを構成する方法が知られている。
特許文献1には、アルミの重力金型鋳造材からなるヘッドパイプ、アルミの押し出し材からなるメインパイプ、アルミのダイキャスト材からなるピボットプレートを互いに溶接することで構成された自動二輪車の車体フレームが開示されている。
特開2000−53058号公報
特許文献1に開示された車体フレームにおいて、どの部品をどの方法で製造するのかは、強度、重量、外観性、精度、製造コスト等の要求性能に応じて設定される。この点、車体フレームの後部に連結されて前後シートやパニアケース等を支持するシートフレームに関しても、異なる製法で製造された複数の部品を組み合わせて構成することが考えられるが、特許文献1ではシートフレームに関しては検討されていなかった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、異なる製法で製造された複数のアルミ部品によって構成される自動二輪車のシートフレームを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、複数の部材を互いに接合して一体化すると共に、車体フレーム(F)の後部に取り付けられる自動二輪車(1)のシートフレーム(SF)において、前記シートフレーム(SF)は、車体前方側に位置する前部材(S1)と、該前部材(S1)の後部に接合される中部材(S2)と、該中部材(S2)の後部に接合される後部材(S3)とを含み、前記前部材(S1)、前記中部材(S2)および前記後部材(S3)が、それぞれ製法の異なるアルミ部材で構成されている点に第1の特徴がある。
また、前記後部材(S3)は、重力鋳造法による一体成形部品であり、前記後部材(S3)は、車体前後方向に延びる左右一対のレール部(71)と、車体前方側で車幅方向に延びて左右の前記レール部(71)を連結する前側クロス部(72)と、車体後方側で車幅方向に延びて左右の前記レール部(71)を連結する後側クロス部(73)と、他の部品を取り付けるための複数の取付ボス(80,81,82,83,84,85,86,87)とを含んで構成されており、左右の前記レール部(71)の車体前方側の端部に、前記中部材(S2)の後端部を接合するための取付部(90,91)が設けられている点に第2の特徴がある。
また、前記中部材(S2)は、車幅方向に左右一対の上側中部材(50)と、車幅方向に左右一対の下側中部材(51)とを含み、前記後部材(S3)のレール部(71)に設けられる前記取付部(90,91)は、前記上側中部材(50)が取り付けられる左右一対の上側取付部(90)と、前記下側中部材(51)が取り付けられる左右一対の下側取付部(91)とからなり、前記下側取付部(91)より前記上側取付部(90)の方が、車体後方側に位置する点に第3の特徴がある。
また、前記上側取付部(90)が、前記下側取付部(91)より車幅方向内側に位置する点に第4の特徴がある。
また、前記中部材(S2)は、押し出し加工または引き抜き加工によるパイプ材からなり、前記上側中部材(50)は、前記下側中部材(51)より長尺とされ、前記上側中部材(50)および前記下側中部材(51)は、車体側面視で、車体後方に向かって両者の上下間隔が狭くなるように車体前後方向に指向しており、前記上側中部材(50)の後端部(50b)が、前記後部材(S3)の上側取付部(90)に接合され、前記下側中部材(51)の後端部(51b)が、前記後部材(S3)の下側取付部(91)に接合され、前記上側中部材(50)の前端部(50a)が、前記車体フレーム(F)のピボットフレーム(F3)に取り付けられ、前記下側中部材(51)の前端部(51a)が、前記前部材(S1)に接合される点に第5の特徴がある。
また、前記前部材(S1)は、冷間鍛造または熱間鍛造による左右一対の長尺部材であり、前記前部材(S1)の後端部に、前記下側中部材(51)の前端部(51a)に挿入される後側接合突起(65)が形成されており、前記前部材(S1)の前端部(62)が、締結部材(38)を用いて前記ピボットフレーム(F3)に取り付けられる点に第6の特徴がある。
また、前記シートフレーム(SF)が、前記上側中部材(50)と前記下側中部材(51)とを上下で連結する第1縦クロス部材(41)と、前記前部材(S1)と前記上側中部材(50)とを上下で連結する第2縦クロス部材(42)と、車幅方向に指向して左右の前記前部材(S1)を連結する横クロス部材(40)とを備え、前記第1縦クロス部材(41)、前記第2縦クロス部材(42)および前記横クロス部材(40)が、それぞれパイプ材からなる点に第7の特徴がある。
また、前記前部材(S1)の車幅方向内側面に、前記横クロス部材(40)の端部に挿入される内側接合突起(66)が形成されており、前記前部材(S1)の上面に、前記第2縦クロス部材(42)の端部に挿入される上側接合突起(64)が形成されている点に第8の特徴がある。
さらに、前記前部材(S1)の下面に、ピリオンステップホルダ(31)の取付部(63)が設けられている点に第9の特徴がある。
第1の特徴によれば、複数の部材を互いに接合して一体化すると共に、車体フレーム(F)の後部に取り付けられる自動二輪車(1)のシートフレーム(SF)において、前記シートフレーム(SF)は、車体前方側に位置する前部材(S1)と、該前部材(S1)の後部に接合される中部材(S2)と、該中部材(S2)の後部に接合される後部材(S3)とを含み、前記前部材(S1)、前記中部材(S2)および前記後部材(S3)が、それぞれ製法の異なるアルミ部材で構成されている点に第1の特徴がある。
また、前記後部材(S3)は、重力鋳造法による一体成形部品であり、前記後部材(S3)は、車体前後方向に延びる左右一対のレール部(71)と、車体前方側で車幅方向に延びて左右の前記レール部(71)を連結する前側クロス部(72)と、車体後方側で車幅方向に延びて左右の前記レール部(71)を連結する後側クロス部(73)と、他の部品を取り付けるための複数の取付ボス(80,81,82,83,84,85,86,87)とを含んで構成されており、左右の前記レール部(71)の車体前方側の端部に、前記中部材(S2)の後端部を接合するための取付部(90,91)が設けられているので、適用箇所に応じた、強度、重量、外観性、精度、製造コスト等の要求性能を満たすシートフレームを得ることができる。
第2の特徴によれば、前記後部材(S3)は、重力鋳造法による一体成形部品であり、前記後部材(S3)は、車体前後方向に延びる左右一対のレール部(71)と、車体前方側で車幅方向に延びて左右の前記レール部(71)を連結する前側クロス部(72)と、車体後方側で車幅方向に延びて左右の前記レール部(71)を連結する後側クロス部(73)と、他の部品を取り付けるための複数の取付ボス(80,81,82,83,84,85,86,87)とを含んで構成されており、左右の前記レール部(71)の車体前方側の端部に、前記中部材(S2)の後端部を接合するための取付部(90,91)が設けられているので、後部材を重力鋳造法で製造することで後部材の要求性能を満たすことができる。詳しくは、重力によって金型にアルミ溶湯を流し込む重力鋳造法は、注湯速度が遅いことからガスの巻き込みがなく複雑な形状の一体成形部品に好適とされるところ、シートフレームの後端に位置する後部材は、後部シートの乗員やパニアケース等の重量を支える十分な強度を確保しながら、リヤフェンダ、リヤキャリア、シートキャッチ等の部品を取り付ける取付ボスを精度良く配置する必要があり、重力鋳造法に適している。
また、重力鋳造法によって取付部の形成精度が高められるので、溶接によって中部材を接合する際に中部材の位置決めを正確に行うことができる。
第3の特徴によれば、前記中部材(S2)は、車幅方向に左右一対の上側中部材(50)と、車幅方向に左右一対の下側中部材(51)とを含み、前記後部材(S3)のレール部(71)に設けられる前記取付部(90,91)は、前記上側中部材(50)が取り付けられる左右一対の上側取付部(90)と、前記下側中部材(51
)が取り付けられる左右一対の下側取付部(91)とからなり、前記下側取付部(91)より前記上側取付部(90)の方が、車体後方側に位置するので、下側取付部より上側取付部の方が後方側に位置することで、後部材の上部の重量を低減することができる。また、上側中部材の全長が長いことで、上側中部材のたわみによって振動を吸収することでシートに振動が伝わりにくくなり、乗り心地を高めることができる。
第4の特徴によれば、前記上側取付部(90)が、前記下側取付部(91)より車幅方向内側に位置するので、下側中部材の左右間隔より上側中部材の左右間隔の方を狭くして、運転者がシートを跨ぐ際の跨ぎやすさや足着き性を高めることが可能となる。
第5の特徴によれば、前記中部材(S2)は、押し出し加工または引き抜き加工によるパイプ材からなり、前記上側中部材(50)は、前記下側中部材(51)より長尺とされ、前記上側中部材(50)および前記下側中部材(51)は、車体側面視で、車体後方に向かって両者の上下間隔が狭くなるように車体前後方向に指向しており、前記上側中部材(50)の後端部(50b)が、前記後部材(S3)の上側取付部(90)に接合され、前記下側中部材(51)の後端部(51b)が、前記後部材(S3)の下側取付部(91)に接合され、前記上側中部材(50)の前端部(50a)が、前記車体フレーム(F)のピボットフレーム(F3)に取り付けられ、前記下側中部材(51)の前端部(51a)が、前記前部材(S1)に接合されるので、中部材をパイプ材で製造することで中部材の要求性能を満たすことができる。詳しくは、押し出し加工または引き抜き加工によるパイプ材は、簡単に量産できて製造コストも低いことから、断面形状が一様の長尺部品に好適とされるところ、トラス構造等で強度が高められると共に、長尺部分をたわませて振動吸収等を行う中部材は、パイプ材で構成するのに適している。
第6の特徴によれば、前記前部材(S1)は、冷間鍛造または熱間鍛造による左右一対の長尺部材であり、前記前部材(S1)の後端部に、前記下側中部材(51)の前端部(51a)に挿入される後側接合突起(65)が形成されており、前記前部材(S1)の前端部(62)が、締結部材(38)を用いて前記ピボットフレーム(F3)に取り付けられるので、前部材を鍛造材で製造することで前部材の要求性能を満たすことができる。詳しくは、冷間鍛造や熱間鍛造による鍛造材は、高い強度および靭性が必要とされる部品に好適とされるところ、シートフレームの前方下部で荷重を支持する前部材は、鍛造材で構成するのに適している。また、鍛造材は形成精度も高いことから、後側接合突起の形成精度が高められることで、溶接によって中部材を接合する際にも中部材の位置決め精度を高めることができる。さらに、滑らかな表面を有する鍛造材は外観性にも優れており、前部材を外方に露出させることで自動二輪車に高級感のある外観性を与えることができる。
第7の特徴によれば、前記シートフレーム(SF)が、前記上側中部材(50)と前記下側中部材(51)とを上下で連結する第1縦クロス部材(41)と、前記前部材(S1)と前記上側中部材(50)とを上下で連結する第2縦クロス部材(42)と、車幅方向に指向して左右の前記前部材(S1)を連結する横クロス部材(40)とを備え、前記第1縦クロス部材(41)、前記第2縦クロス部材(42)および前記横クロス部材(40)が、それぞれパイプ材からなるので、パイプ材を用いることで重量の増加を抑えつつ、前部材同士、中部材同士、前部材と中部材とをそれぞれ連結することでシートフレームの剛性を高めることが可能となる。
第8の特徴によれば、前記前部材(S1)の車幅方向内側面に、前記横クロス部材(40)の端部に挿入される内側接合突起(66)が形成されており、前記前部材(S1)の上面に、前記第2縦クロス部材(42)の端部に挿入される上側接合突起(64)が形成されているので、強度の高い前部材に接合突起を設けることで、横クロス部材および第2縦クロス部材の位置決め精度および接合強度を高めることができる。
第9の特徴によれば、前記前部材(S1)の下面に、ピリオンステップホルダ(31)の取付部(63)が設けられているので、強度の高い前部材にピリオンステップホルダを取り付けることで、ピリオンステップの耐荷重性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係るシートフレームを適用した自動二輪車の左側面図である。 シートフレームおよびその周辺部品の配置を示す左側面図である。 車体フレームの斜視図である。 後部材の斜視図である。 シートフレームの左側面図である。 シートフレームの平面図である。 車幅方向左側の前部材の側面図である。 車幅方向左側の前部材の底面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るシートフレームSFを適用した自動二輪車1の左側面図である。自動二輪車1は、動力源としてのエンジンEの駆動力をドライブチェーン21によって後輪WRに伝達して走行するデュアルパーパスタイプの鞍乗型車両である。車体フレームFを構成する左右一対のメインフレームF2の車体前方端部には、不図示のステアリング軸を揺動自在に軸支するヘッドパイプF1が設けられている。前輪WFを回転自在に軸支する左右一対のフロントフォーク13は、ヘッドパイプF1の上下でステアリング軸に固定されたトップブリッジ6およびボトムブリッジ11によって支持されている。トップブリッジ6に固定される操向ハンドル4には、左右一対のバックミラー5およびナックルガード22が取り付けられている。
操向ハンドル4の前方は、ヘッドライト12およびスクリーン8を支持するフロントカウル9で覆われている。フロントカウル9と操向ハンドル4との間には、左右一対の前側ウインカ装置16aが配設されている。ヘッドライト12の下方には、自動二輪車1のコーナリング時にそのリーン角度に応じて点灯して旋回方向を照射するコーナリングライト60が配設されている。フロントフォーク13には、前輪WFの上部を覆うフロントフェンダ14が固定されている。
エンジンEはメインフレームF2の下部に配設されており、エンジンEの下部には、クランクケース37や排気管36の前部および下部を保護するアンダカバー34が配設されている。エンジンEの燃焼ガスは、排気管36を介して車幅方向右側のマフラ24から排出される。
メインフレームF2の後端下部には、後輪WRを回転自在に軸支するスイングアーム20のピボット18を支持する左右一対のピボットフレームF3が連結されている。ピボット18は、スイングアーム20の前端部を揺動自在に軸支している。スイングアーム20は、ピボット18の後方の位置でリヤクッション19によってメインフレームF2に吊り下げられている。ピボットフレームF3の下端部には、左右一対の足乗せステップ23が取り付けられている。車幅方向左側の足乗せステップ23の後方には、サイドスタンド70が揺動可能に軸支されている。スイングアーム20の上部には、ドライブチェーン21の上方を覆うチェーンカバー39が取り付けられている。
ピボットフレームF3の前方で、メインフレームF2とエンジンEとの間の位置には、車載バッテリ等を収納する電装品ボックス30が配設されている。電装品ボックス30の上方で左右のメインフレームF2の間の位置には、車体のリーン角度を検知するリーン角度センサ17aが配設されている。後輪WRの車軸近傍には、後輪WRの回転速度に基づいて車速を検知する車速センサ17bが配設されている。
メインフレームF2の上部には燃料タンク2が配設されており、メインフレームF2の後部には、車体後方上方に延びるシートフレームSFが連結されている。シートフレームSFの下部には、ピリオンステップ32を支持するピリオンステップホルダ31が左右一対で取り付けられている。
燃料タンク2の後方には、シートフレームSFに支持される前側シート7および後側シート29が配設されている。シートフレームSFの車幅方向外側はリヤカウル28で覆われており、後側シート29の車幅方向外側には、シートフレームSFに支持されるリヤキャリア27が配設されている。リヤカウル28の後方には、尾灯装置26およびリヤフェンダ25が配設されており、リヤフェンダ25の基部には、左右一対の後側ウインカ装置16bが配設されている。
図2は、車体フレームFおよびその周辺部品の配置を示す左側面図である。燃料タンク2は、車体フレームFを構成する左右一対のメインフレームF2を車幅方向に跨ぐ形状とされている。メインフレームF2の後端部には、ピボット18を支持するピボットフレームF3が左右一対で接合されている。複数のアルミ部材を溶着して一体的に構成されるシートフレームSFは、計4本のボルト等の締結部材38によってピボットフレームF3の後部に取り付けられている。
シートフレームSFの上部には、燃料タンク2の後端部を支持するタンク支持部43が設けられている。シートフレームSFは、燃料タンク2の後部、前側シート7および後側シート29を支持して上方から荷重を受けるほか、リヤキャリア27、リヤカウル28およびピリオンステップホルダ31、不図示のパニアケース等を支持することで多方向からの荷重を受ける。
図3は、車体フレームFの斜視図である。ヘッドパイプF1の後面には、上方寄りの位置に左右一対のメインフレームF2が接合されると共に、下方寄りの位置には車幅方向中央から下方に延びるフロントフレームF4が接合されている。メインフレームF2の後端部には、ピボット18の支持孔18aを有するピボットフレームF3が左右一対で接合されている。フロントフレームF4の下端部には、エンジンEの下部を覆うように車体後方に延びる左右一対のアンダフレームF5が接合されており、アンダフレームF5の後端部は、ピボットフレームF3の下端部に接合されている。左右のピボットフレームF3の間は、車幅方向に延びる上側クロスフレームF6および下側クロスフレームF7によって互いに接合されている。
上記した、ヘッドパイプF1、メインフレームF2、ピボットフレームF3、フロントフレームF4、アンダフレームF5等は、それぞれ高張力鋼からなり、互いに溶着されることで車体フレームFの前側を構成している。これに対し、メインフレームF2の後部に締結部材38によって取り付けられるシートフレームSFは、すべてアルミ部材で構成されている。
本実施形態に係るシートフレームSFは、車体前方側に位置する前部材S1と、前部材S1の後部に接合される中部材S2と、該中部材S2の後部に接合される後部材S3とを含んでおり、この前部材S1、中部材S2および後部材S3が、それぞれ製法の異なるアルミ部材で構成されている点に特徴がある。
具体的には、締結部材38によってピボットフレームF3の下方寄りの位置に取り付けられて後方上方に延びる前部材S1は、冷間鍛造または熱間鍛造による鍛造材で形成される。また、ピボットフレームF3の上方寄りの位置に取り付けられて後方上方に延びる長尺の上側中部材50と、前部材S1の後端部に接合されて後方上方に延びる下側中部材51とからなる中部材S2は、押し出し加工または引き抜き加工による角パイプ材によって形成される。そして、上側中部材50の後端部および下側中部材51の後端部によって支持される後部材S3は、重力鋳造法による一体成形部品とされる。これにより、適用箇所に応じた、強度、重量、外観性、精度、製造コスト等の要求性能をより理想的に満たすことを可能としている。
上側中部材50と下側中部材51との間には、車体後方に傾斜して上側中部材50と下側中部材51とを上下で連結する第1縦クロス部材41が配設されている。また、上側中部材50と前部材S1との間には、車体前方に傾斜して前部材S1と上側中部材50とを上下で連結する第2縦クロス部42が配設されている。さらに、前部材S1の後端部寄りの位置には、車幅方向に指向して左右の前部材S1を連結する横クロス部材40が配設されている。左右の上側中部材50の間には、タンク支持部43が架け渡されている。
図4は、後部材S3の斜視図である。重力鋳造法による一体成形部品とされる後部材S3は、各部に最適な肉厚や長さ等が与えられた複雑な形状を有し、車体前後方向に延びる左右一対のレール部71と、車体前方側で車幅方向に延びて左右のレール部71を連結する前側クロス部72と、車体後方側で車幅方向に延びて左右の前記レール部71を連結する後側クロス部73とを含んで構成される。
前側クロス部72の車幅方向中央には、シートキャッチ機構(不図示)の取付ボス80と、シートキャッチ機構によって保持するフック(不図示)が挿入される挿入孔88とが形成されている。また、前側クロス部72の車幅方向外側寄りの位置には、左右一対のシートベルトの取付ボス81が形成されている。
また、後側クロス部73の車幅方向外側寄りの位置には、後側シート29の底部を支持するラバー取付ボス87が形成されている。ラバー取付ボス87の下面側には、ラバー取付ボス87を挟んだ前後の位置から下方に突出してリヤフェンダ25(図1参照)を支持する計4つのリヤフェンダ取付ボス84が形成されている。
一方、レール部71は、車体前方に向かって上下幅が徐々に大きくなる形状とされている。レール部71の前方寄りの側面の上端部には、リヤキャリア27の前端部を取り付けるリヤキャリア取付ボス85が形成されており、リヤキャリア取付ボス85の下方の側面には、リヤフェンダ25の前端部を取り付けるリヤフェンダ取付ボス86が形成されている。
そして、レール部71の上方寄りの前端面には、上側中部材50を取り付ける上側取付部90が形成されており、一方、上側取付部90より車体前方に突出する下方寄りの前端面には、下側中部材51を取り付ける下側取付部91が形成されている。上側取付部90および下側取付部91は、角パイプ材からなる中部材50,51の中空孔に係合する位置決め突起として機能させることができる。
重力によって金型にアルミ溶湯を流し込む重力鋳造法は、注湯速度が遅いことからガスの巻き込みがなく複雑な形状の一体成形部品に好適とされるところ、シートフレームSFの後端に位置する後部材S3は、後側シート29の乗員やパニアケース等の重量を支える十分な強度を確保しながら、リヤフェンダ、リヤキャリア、シートキャッチ等の部品を取り付ける取付ボスを精度良く配置する必要があり、ややコスト高となっても重力鋳造法で製造するのに適した部品である。
図5は、シートフレームSFの左側面図である。また、図6はシートフレームSFの平面図である。中部材S2は、車幅方向に左右一対の上側中部材50と、車幅方向に左右一対の下側中部材51とを含み、それぞれ、押し出し加工または引き抜き加工による角パイプ材で構成されている。この点、押し出し加工または引き抜き加工によるパイプ材は、簡単に量産できて製造コストも低いことから、断面形状が一様の長尺部品に好適とされるところ、トラス構造等で強度が高められると共に、長尺部分をたわませて振動吸収等を行う中部材S2は、パイプ材で構成するのに適している。長尺の上側中部材50の上面には、タンク支持部43を取り付けるための支持プレート44が左右一対で溶着されている。
上側中部材50の後端部50bは、後部材S3の上側取付部90に溶着され、一方、下側中部材51の後端部51bは、後部材S3の下側取付部91に溶着される。上側中部材50は下側中部材51より長尺とされており、上側中部材50および下側中部材51は、車体側面視で、車体後方に向かって両者の上下間隔が狭くなるように車体前後方向に指向している。これに応じて、後部材S3のレール部71に設けられる上側取付部90は、下側取付部91より車体後方側に位置する。
これにより、後部材S3の上部の重量を低減することができる。また、下側中部材51より上側中部材50の全長が長いことで、上側中部材50のたわみによって振動が吸収されて前側シート7および後側シート29に振動が伝わりにくくなり、乗り心地を向上させることができる。
さらに、上側取付部90は、下側取付部91より車幅方向内側に位置している。これにより、下側中部材51の左右間隔より上側中部材50の左右間隔の方を狭くして、運転者がシートを跨ぐ際の跨ぎやすさや足着き性を高めることが可能となる。
上側中部材50の前端部50aは、締結部材38によってピボットフレームF3の上方寄りの位置に取り付けられる。一方、下側中部材51の前端部51aは、前部材S1の後端部に溶着される。前部材S1を構成する本体部61の前端部62は、締結部材38によってピボットフレームF3の下方寄りの位置に取り付けられる。
図7は、車幅方向左側の前部材S1の側面図である。また、図8は車幅方向左側の前部材S1の底面図である。前部材S1は、冷間鍛造または熱間鍛造による左右一対の長尺部材とされる。前部材S1は、角パイプ状の中部材S2とは異なり、中実構造とされる。冷間鍛造や熱間鍛造による鍛造材は、高い強度および靭性が必要とされる部品に好適とされるところ、シートフレームSFの前方下部で荷重を支持する前部材S1は、鍛造材で構成するのに適している。また、滑らかな表面を有する鍛造材は外観性にも優れており、前部材を外方に露出させることで自動二輪車1に高級感のある外観性を与えることができる。
前部材S1の後端部に、下側中部材51の前端部51aに挿入される後側接合突起65が形成されており、前部材S1の前端部62が、貫通孔62aを通る締結部材38を用いてピボットフレームF3に取り付けられる。この点、鍛造材は形成精度も高く、後側接合突起65の形成精度が高められることで、溶接によって中部材S2を接合する際の中部材S2の位置決め精度が高められる。
前記したように、シートフレームSFは、上側中部材50と下側中部材51とを上下で連結する第1縦クロス部材41と、前部材S1と上側中部材50とを上下で連結する第2縦クロス部材42と、車幅方向に指向して左右の前記前部材S1を連結する横クロス部材40とを備える。第1縦クロス部材41、第2縦クロス部材42および横クロス部材40は、それぞれ角パイプ材および丸パイプ材で構成される。これにより、各クロス部材にパイプ材を用いることで重量の増加を抑えつつ、前部材同士、中部材同士、前部材と中部材とをそれぞれ接合してシートフレームSFの剛性を高めることが可能となる。
前部材S1の車幅方向内側面には、横クロス部材40の端部に挿入される内側接合突起66が形成されており、また、前部材S1の上面には、第2縦クロス部材42の端部に挿入される上側接合突起64が形成されている。これにより、強度の高い前部材S1に接合突起を設けることで、横クロス部材40および第2縦クロス部材42の位置決め精度および接合強度を高めることができる。
さらに、前部材S1の下面には、ピリオンステップホルダ31の取付部63が設けられている。雌ねじ孔63aを有する2つの取付部63は、横クロス部材40および第2縦クロス部材42の接合部に近い位置に設けられている。これにより、前部材S1そのものの強度が高いだけでなく、クロス部材によって強度が高められる位置にピリオンステップホルダ31を取り付けることで、ピリオンステップ32の耐荷重性がさらに高められる。
なお、自動二輪車の形態、車体フレームの形状や構造、シートフレームの形状や構造、前部材、中部材および後部材の形状や構造、締結部材の形状や構造、各部分の接合部の形状や構造等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。本発明に係るシートフレームは、前輪または後輪を2輪とする三輪車に適用することが可能である。
1…自動二輪車、F…車体フレーム、F2…メインフレーム、F3…ピボットフレーム、SF…シートフレーム、S1…前部材、S2…中部材、S3…後部材、31…ピリオンステップホルダ、38…締結部材、40…横クロス部材、41…第1縦クロス部材、42…第2縦クロス部材、50…上側中部材、51…下側中部材、50b…上側中部材の後端部、51a…下側中部材の前端部、51b…下側中部材の後端部、62…前部材の前端部、63…ピリオンステップホルダの取付部、64…上側接合突起、65…後側接合突起、66…内側接合突起、71…レール部、72…前側クロス部、73…後側クロス部、80,81,82,83,84,85,86,87…取付ボス、90…上側取付部(取付部)、91…下側取付部(取付部)
第1の特徴によれば、複数の部材を互いに接合して一体化すると共に、車体フレーム(F)の後部に取り付けられる自動二輪車(1)のシートフレーム(SF)において、前記シートフレーム(SF)は、車体前方側に位置する前部材(S1)と、該前部材(S1)の後部に接合される中部材(S2)と、該中部材(S2)の後部に接合される後部材(S3)とを含み、前記前部材(S1)、前記中部材(S2)および前記後部材(S3)が、それぞれ製法の異なるアルミ部材で構成されているので、適用箇所に応じた、強度、重量、外観性、精度、製造コスト等の要求性能を満たすシートフレームを得ることができる。

Claims (9)

  1. 複数の部材を互いに接合して一体化すると共に、車体フレーム(F)の後部に取り付けられる自動二輪車(1)のシートフレーム(SF)において、
    前記シートフレーム(SF)は、車体前方側に位置する前部材(S1)と、該前部材(S1)の後部に接合される中部材(S2)と、該中部材(S2)の後部に接合される後部材(S3)とを含み、
    前記前部材(S1)、前記中部材(S2)および前記後部材(S3)が、それぞれ製法の異なるアルミ部材で構成されていることを特徴とする自動二輪車のシートフレーム。
  2. 前記後部材(S3)は、重力鋳造法による一体成形部品であり、
    前記後部材(S3)は、車体前後方向に延びる左右一対のレール部(71)と、車体前方側で車幅方向に延びて左右の前記レール部(71)を連結する前側クロス部(72)と、車体後方側で車幅方向に延びて左右の前記レール部(71)を連結する後側クロス部(73)と、他の部品を取り付けるための複数の取付ボス(80,81,82,83,84,85,86,87)とを含んで構成されており、
    左右の前記レール部(71)の車体前方側の端部に、前記中部材(S2)の後端部を接合するための取付部(90,91)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のシートフレーム。
  3. 前記中部材(S2)は、車幅方向に左右一対の上側中部材(50)と、車幅方向に左右一対の下側中部材(51)とを含み、
    前記後部材(S3)のレール部(71)に設けられる前記取付部(90,91)は、前記上側中部材(50)が取り付けられる左右一対の上側取付部(90)と、前記下側中部材(51)が取り付けられる左右一対の下側取付部(91)とからなり、
    前記下側取付部(91)より前記上側取付部(90)の方が、車体後方側に位置することを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車のシートフレーム。
  4. 前記上側取付部(90)が、前記下側取付部(91)より車幅方向内側に位置することを特徴とする請求項3に記載の自動二輪車のシートフレーム。
  5. 前記中部材(S2)は、押し出し加工または引き抜き加工によるパイプ材からなり、
    前記上側中部材(50)は、前記下側中部材(51)より長尺とされ、
    前記上側中部材(50)および前記下側中部材(51)は、車体側面視で、車体後方に向かって両者の上下間隔が狭くなるように車体前後方向に指向しており、
    前記上側中部材(50)の後端部(50b)が、前記後部材(S3)の上側取付部(90)に接合され、
    前記下側中部材(51)の後端部(51b)が、前記後部材(S3)の下側取付部(91)に接合され、
    前記上側中部材(50)の前端部(50a)が、前記車体フレーム(F)のピボットフレーム(F3)に取り付けられ、
    前記下側中部材(51)の前端部(51a)が、前記前部材(S1)に接合されることを特徴とする請求項4に記載の自動二輪車のシートフレーム。
  6. 前記前部材(S1)は、冷間鍛造または熱間鍛造による左右一対の長尺部材であり、
    前記前部材(S1)の後端部に、前記下側中部材(51)の前端部(51a)に挿入される後側接合突起(65)が形成されており、
    前記前部材(S1)の前端部(62)が、締結部材(38)を用いて前記ピボットフレーム(F3)に取り付けられることを特徴とする請求項5に記載の自動二輪車のシートフレーム。
  7. 前記シートフレーム(SF)が、
    前記上側中部材(50)と前記下側中部材(51)とを上下で連結する第1縦クロス部材(41)と、
    前記前部材(S1)と前記上側中部材(50)とを上下で連結する第2縦クロス部材(42)と、
    車幅方向に指向して左右の前記前部材(S1)を連結する横クロス部材(40)とを備え、
    前記第1縦クロス部材(41)、前記第2縦クロス部材(42)および前記横クロス部材(40)が、それぞれパイプ材からなることを特徴とする請求項6に記載の自動二輪車のシートフレーム。
  8. 前記前部材(S1)の車幅方向内側面に、前記横クロス部材(40)の端部に挿入される内側接合突起(66)が形成されており、
    前記前部材(S1)の上面に、前記第2縦クロス部材(42)の端部に挿入される上側接合突起(64)が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の自動二輪車のシートフレーム。
  9. 前記前部材(S1)の下面に、ピリオンステップホルダ(31)の取付部(63)が設けられていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の自動二輪車のシートフレーム。
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