JP2003341579A - 二輪車または三輪車の車体フレームおよび同車体フレームを備えた二輪車または三輪車 - Google Patents

二輪車または三輪車の車体フレームおよび同車体フレームを備えた二輪車または三輪車

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JP2003341579A
JP2003341579A JP2002156017A JP2002156017A JP2003341579A JP 2003341579 A JP2003341579 A JP 2003341579A JP 2002156017 A JP2002156017 A JP 2002156017A JP 2002156017 A JP2002156017 A JP 2002156017A JP 2003341579 A JP2003341579 A JP 2003341579A
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wheeled
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Toru Kitsunai
透 橘内
Toshikatsu Koike
俊勝 小池
Yutaka Yamagata
裕 山縣
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K11/00Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
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    • B62K11/06Frames characterised by the engine being between front and rear wheels the frame being of single-beam type
    • B62K11/08Frames characterised by the engine being between front and rear wheels the frame being of single-beam type the beam being fabricated from sheet metal, e.g. forming fuel tank walls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K19/00Cycle frames
    • B62K19/02Cycle frames characterised by material or cross-section of frame members
    • B62K19/04Cycle frames characterised by material or cross-section of frame members the material being wholly or mainly metallic, e.g. of high elasticity
    • B62K19/12Cycle frames characterised by material or cross-section of frame members the material being wholly or mainly metallic, e.g. of high elasticity having cast members

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 車体フレームの剛性が大きく燃料タンクや電
装品などの部品等を車体フレーム内の閉空間に収納でき
る二輪車または三輪車の車体フレームおよび同車体フレ
ームを備えた二輪車または三輪車の提供。 【解決手段】 1.二輪車または三輪車の車体フレーム
2において、車体前方から後方まで一体成形すると共
に、車体フレームの一部を断面閉形状部分44aに形成
し、前記断面閉形状部分にほぼ車幅方向および/または
ほぼ車体上下方向に延伸する補強部34,35,36,37,38を設
け、断面閉形状部分内部に部品等を収納する収納空間を
設けた二輪車または三輪車の車体フレーム。2.二輪車
または三輪車において、車体フレームを車体前方から後
方まで一体成形すると共に、車体フレームの一部を断面
閉形状部分に形成し、前記断面閉形状部分にほぼ車幅方
向および/またはほぼ車体上下方向に補強部を設け、断
面閉形状部分内部に部品収納空間を設けた二輪車または
三輪車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二輪車または三輪車
の車体フレームおよび同車体フレームを備えた二輪車ま
たは三輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する二輪車または三輪車の
車体フレームに関する技術として、例えば、公開特許公
報、特開2000−280962号公報、特開平9−2
63279号公報または特開昭59−77991号公報
等に開示されたものがある。
【0003】特開2000−280962号公報には、
「前輪(WF)を操向可能に支承するヘッドパイプ(11)と、
該ヘッドパイプ(11)から後下がりに延びるダウンフレー
ム(12)と、ダウンフレーム(12)の後端から上方に延びる
シートパイプ(13)とを備える小型車両用車体フレームに
おいて、相互に平行な軸線を有するヘッドパイプ(11)お
よびシートパイプ(13)がダウンフレーム(12)に一体に連
なって鋳造成形されることを特徴とした自動二輪車の車
体フレーム」が開示されている。
【0004】上述のダウンフレーム(12)は下方に開口し
たU字形断面に形成してあり、このU字形断面を有する
ダウンフレーム内に自動二輪車の燃料タンク(21)が装着
してある。また、「ダウンフレーム(12)でクランクケー
ス(33)の一部を構成したエンジン(28)をダウンフレーム
下面に搭載することを特徴とする自動二輪車の車体フレ
ーム」が開示されている。
【0005】特開平9−263279号公報には、スク
ータ型車両のリヤクッションをパワーユニットの前部に
合理的に配置して車体のフロアスペースを充分に確保す
ることを目的として、「後部に後輪(WR)を備えたパワー
ユニット(P)の前部を車体(FF)に上下揺動自在に支持し
てなるスクータ型車両において、前記パワーユニット
(P)の前部に突設した左右一対の取付けアーム(31)を
リンク機構(48)を介して車体(FF)に連結するとともに、
パワーユニット(P)の上下揺動を緩衝するリヤクッショ
ン(37)を前記左右一対の取付けアーム(31)間に配置した
ことを特徴とするスクータ型車両」が開示されている。
【0006】上述のスクータ型車両の本体部(4)はアル
ミニューム合金等の軽合金で一体的に鋳造したフロント
フレーム(FF)と、このフロントフレーム(FF)の後端にボ
ルト(21)で結合した合成樹脂性のリヤフレーム(RF)から
なっている。
【0007】上述のフロントフレーム(FF)の横断面は、
下面が開放した逆U字形であり、その内部には複数の補
強リブ(5)が一体的に形成してある。このフロントフレ
ーム(FF)の下側には、燃料タンク(14)がフロントフレー
ム(FF)に一体的に設けたブラケット(15)にボルトによっ
て支持してある。
【0008】特開昭59−77991号公報には、前フ
レーム(5)と後フレーム(6)とを軽合金で別途に鋳造し、
前フレーム(5)と後フレーム(6)とをボルト(7)で接合し
た車体フレームが開示されている。また、前フレーム
(5)と後フレーム(6)は左右に分割鋳造されボルトで結合
してある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開2000−
280962号公報に開示されている自動二輪車の車体
フレームは、ダウンフレーム(12)部分が下方に開口した
U字型の断面である。前輪および後輪から外力を受ける
と、断面がU字状であるため、肉厚を厚くして車体フレ
ームの剛性を上げており、車両重量が重くなるという問
題がある。
【0010】また、ダウンフレームの下方に燃料タンク
(21)を設けるため、地面から跳ね上がる小石や異物およ
び泥水などに対する保護対策、例えば、燃料タンク(21)
の剛性を上げるために燃料タンクに使用する鋼板を厚く
したり、防錆のための塗装を厚くしたり、電気配線の防
水対策を行うなどの対策が必要となる。
【0011】特開平9−263279号公報に開示され
ている車体フレームは、前部と後部とが途中で接合され
たフレームである。また、フロントフレーム(FF)の断面
は下方に開放した逆U字形フレームである。したがっ
て、前輪および後輪から外力を受けると、特に前後のフ
レームの接合部に応力が集中するので、フレームの肉厚
を厚くして剛性を上げており、車両重量が重くなる。ま
た、断面形状がU字状であるため通常より肉厚にする必
要がある。
【0012】また、燃料タンク(14)を下方に開放した逆
U字形のフロントフレーム(FF)の下面に取り付けるの
で、地面から跳ね上がる小石や異物および泥水などに対
する2000−280962号公報の場合に対するもの
と同様な対応策が必要となる。
【0013】特開昭59−77991号公報に開示され
ている車体フレームは、前フレーム(5)と後フレーム(6)
とをボルト(7)で接合した車体フレームであり、先の二
つの先行技術と同様に、前輪および後輪から外力を受け
ると、特に前後のフレームの接合部に応力が集中するの
で、フレームの肉厚を厚くして剛性を上げており、車両
重量が重くなる。また、フレームの内部空間が狭く、内
部空間の利用に制限が生じている。
【0014】本発明は上述の如き問題を解決するために
なされたものであり、本発明の課題は、車体フレームの
剛性が大きく、かつ燃料タンクや電装品などのエンジン
関連部品をダウンフレーム内部の閉空間に完全に収納で
きる二輪車または三輪車の車体フレームおよび同車体フ
レームを備えた二輪車または三輪車を提供することであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する手
段として請求項1に記載の二輪車または三輪車の車体フ
レームは、二輪車または三輪車の車体フレームにおい
て、車体前方から後方まで一体成形すると共に、前記車
体フレームの一部を断面閉形状部分に形成し、かつ、前
記断面閉形状部分にほぼ車幅方向および/またはほぼ車
体上下方向に延伸する補強部を設け、前記断面閉形状部
分内部に部品等を収納する収納空間を設けたことを要旨
とするものである。
【0016】請求項2に記載の二輪車または三輪車は、
車体フレームを備えた二輪車または三輪車において、車
体前方から後方まで一体成形すると共に、前記車体フレ
ームの一部を断面閉形状部分に形成し、かつ、前記断面
閉形状部分にほぼ車幅方向および/またはほぼ車体上下
方向に補強部を設け、前記断面閉形状部分内部に部品等
を収納する収納空間を設けた車体フレームを備えたこと
を要旨とするものである請求項3に記載の二輪車または
三輪車は、請求項2に記載の二輪車または三輪車におい
て、前記車体フレームは車体フレーム前後が上方に延伸
する側面視U字形またはV字形に形成し、該U字形また
はV字形の会合部に下方に開口する動力源装着用の開口
部を設けると共に、前記上方に延伸する前後の車体フレ
ーム部分を筒状の閉形状部分に形成したことを要旨とす
るものである。
【0017】請求項4に記載の二輪車または三輪車は、
請求項2または請求項3に記載の二輪車または三輪車に
おいて、前記前後の車体フレームの上下にほぼ車体前後
方向に延伸する補強部を形成したことを要旨とするもの
である。
【0018】請求項5に記載の二輪車または三輪車は、
請求項3または請求項4に記載の二輪車または三輪車に
おいて、前記動力源装着用の開口部周辺の車体フレーム
内面にほぼ車体前後方向、ほぼ車体上下方向およびほぼ
車幅方向の補強部を設けたを要旨とするものである。
【0019】請求項6に記載の二輪車または三輪車は、
請求項3、4または5に記載の二輪車または三輪車にお
いて、前記V字形会合部の車体フレームの下方に開口す
る動力源装着用開口部周囲に内向きのフランジを設けた
ことを要旨とするものである。
【0020】請求項7に記載の二輪車または三輪車は、
請求項3、4、5または6に記載の二輪車または三輪車
において、前記車体フレームにかかる荷重により前記U
字形またはV字形の会合部に生ずるテンションの方向に
ほぼ平行な補強部を設けたを要旨とするものである。
【0021】請求項8に記載の二輪車または三輪車は、
請求項2、3、4、5、6または7に記載の二輪車また
は三輪車において、前記車体フレームが軽合金で一体的
に鋳造されたものであることを要旨とするものである。
【0022】請求項9に記載の二輪車または三輪車は、
請求項8に記載の二輪車または三輪車において、前記補
強部を前記車体フレームに一体的に形成したことを要旨
とするものである。
【0023】請求項10に記載の二輪車または三輪車
は、請求項2、3、4、5、6、7、8または9に記載
の二輪車または三輪車において、車体前方から後方にか
けて一体成形された車体左側半部と車体右側半部とを一
体的に接合して車体フレームとしたことを要旨とするも
のである。
【0024】請求項11に記載の二輪車または三輪車
は、請求項10に記載の二輪車または三輪車において、
前記車体フレームの車体左側半部と車体右側半部との接
合部にほぼ車体前後方向に延伸する補強部を形成したこ
とを要旨とするものである。
【0025】請求項12に記載の二輪車または三輪車
は、請求項10または請求項11に記載の二輪車または
三輪車において、前記車体フレームの前記車体左側半部
の補強リブの両端部と車体右側半部の補強リブの両端部
とが非接触になるように左右の補強リブの両端部に若干
の空隙を形成してなることを要旨とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。
【0027】図1は本発明に係る二輪車の車体フレーム
を使用した自動二輪車の側面図、図2は車体フレームへ
のエンジンおよびリヤアームの取付けの分解説明図であ
り、図3は図2における右側面図(G矢視図)である。
【0028】なお、以後の説明において前後方向とは自
動二輪車の進行方向を前方、後退方向を後方とし、左右
方向とは自動二輪車の進行方向に向かって右側を右方、
左側を左方として説明する。
【0029】図1に示すように、自動二輪車1は本発明
に係る車体フレーム2を使用して組み立ててある。車体
フレーム2は側面形状が下方に凸のほぼV字形(または
上方に開いたU字形)をなしており、V字形の会合部3
より前方のダウンフレーム2aと後方のシートフレーム
2bとからなっている。
【0030】上述の車体フレーム2は、アルミニューム
合金等の軽合金を使用して鋳造した車体左側半部2lと
車体右側半部2rとを摩擦攪拌接合法または「ろう付
け」などにより接合して一体的にしたものである。な
お、左右に分割しないで一体的に鋳造することもでき
る。
【0031】車体フレーム2をアルミニューム合金等の
軽合金軽合金で鋳造することにより、鋼管溶接製のフレ
ーム或いは軽合金溶接製の車体フレームなどに比較して
軽量で高剛性かつ低コストで量産することができる。ま
た、左右に分割することにより鋳造後の型抜きが容易と
なる。
【0032】なお、剛性をあまり必要としない場合には
車体フレーム2に樹脂(プラスチックス)を使用するこ
とも可能である。
【0033】前記ダウンフレーム2aの上部には、前輪
4を回転自在に軸支したフロントフォーク5を回動自在
に軸支するヘッドパイプ6が一体的に形成してある。そ
してフロントフォーク5の上部には操向ハンドル7が設
けてある。
【0034】前記会合部3の後方には斜め右上方向に延
伸する前記シートフレーム2bが形成してある。シート
フレーム2bの上部には乗員が座るシート8が開閉可能
に装着してある。
【0035】図2に示すように、前記車体フレーム2の
会合部3の下面には、エンジン9を装着するための開口
11が設けてある。また、エンジン9を車体フレーム2
に懸架するため、エンジン9の後ろ側両側面を支持する
一対のリヤブラケット13が車体フレーム2の下方に設
けた取付け穴14、15にボルト(図示省略)で固定し
てある。
【0036】上述のエンジン9に代えて電動モータ、バ
ッテリまたは燃料電池などの動力源を会合部3の下面に
装着し、この動力源で電動モータを駆動して後輪を回転
駆動するようにすることも可能である。
【0037】また、上述のエンジン9の前側の両側面を
支持するフロントブラケット16が車体フレーム2の内
壁に一体的に形成した取付け座17にボルト18で固定
してある。
【0038】エンジン9には4個の取付け用のボス19
(a,b,c,d)が設けてあり、エンジン9は、このボス19
(a,b,c)を貫通するボルト(図示省略)によって前記リ
ヤブラケット13およびフロントブラケット16を介し
て車体フレーム2に取り付けてある。
【0039】なお、リヤブラケット13にはボス19
(b,c,d)の穴の位置に対応する位置に取付け穴が設けて
あり、またボス19aの穴の位置は取付け座17に固定
したフロントブラケット16の取付け穴20に一致する
ように設けてある。
【0040】また、後端部に後輪21を回転自在に軸支
したリヤフォーク22が前記リヤブラケット13に軸支
した枢軸23に回動可能に軸支してある。そして、リヤ
フォーク22の前後方向のほぼ中間位置に回動可能に軸
支したショックアブソーバー24の上端に設けた軸25
がシートフレーム2b上部の軸穴26に結合してある。
【0041】次に、車体フレーム2の横断面形状につい
て説明する。
【0042】図4に示す如く、ダウンフレーム2aは車
体左側半部2lと車体右側半部2rとを接合して形成され
ており、上下の接合部32の内側にはダウンフレーム2
aのほぼ前後方向に延伸する剛性を補強する補強部とし
て肉厚部32'を形成すると共に、互いに係合する凹部
と凸部が形成してある。
【0043】ダウンフレーム2aのヘッドパイプ6近傍
の断面形状は、図4に示す如く上下方向が左右方向より
若干小さい下側に凸の扁平なおむすび形になている。そ
して、断面上部の外周2カ所には、剛性を補強する補強
部として凹部30(a,b)がダウンフレーム2aのほぼ前後
方向へ延伸するように設けてある。
【0044】上述の如き肉厚部32'および凹部30(a,
b)を設けることにより、ダウンフレーム2aの上下方向
の曲げに対する断面係数が大きくなるので、ダウンフレ
ーム2aに上下方向の曲げモーメントが作用したときの
撓みを小さくすることができる。
【0045】また、上述の断面の内周には、剛性を補強
する補強部として、断面形状に沿った背丈の低い環状の
複数個の補強リブ31(a,b)が設けてある。そして、前
記接合部32における補強リブ31(a,b)の両端部に
は、補強リブ31aの両端部と補強リブ31bの両端部と
が接触しないように若干の間隙dが設けてある。
【0046】前記補強リブ31(a,b)の両端部が非接触
になるようにする手段としは、上述の如く間隙dを設け
てもよいが、図14(a)に示すように、前記接合部3
2において、補強リブ31aと補強リブ31bとが互いに
交差する様な若干の角度を付けることによっても非接触
にすることができる。または、図14(b)に示すよう
に、補強リブ31aと補強リブ31bの前後方向の位置を
若干ずらして設けてもよい。
【0047】上述の如く、補強リブ31(a,b)の両端部
が非接触になるようにすることにより、環状の補強リブ
31(a,b)の両端が車体フレームの変形によって接触し
て車体フレームに騒音が発生したり、または変形したり
する現象を未然に回避することができる。なお、ダウン
フレーム2aの前後の断面形状はほぼ相似形であって後
方に行くに従って大きくなっている。
【0048】上述の如く、ダウンフレーム2aの内部に
剛性を補強する補強部として、複数の補強リブ31(a,
b)を設けることにより、自動二輪車の走行中にダウンフ
レーム2aから発生する騒音を減少させることができ
た。
【0049】なお、上述の実施例で補強部として設けた
補強リブ31(a,b)は、複数の環状のリブをダウンフレ
ーム2aに一体的に形成した例がを示してあるが、必ず
しも複数個のリブを形成しなくてはならないものではな
く、またその形状は剛性を高める形状であればよく、リ
ブに限定されるものではない。また、別体の補強部材を
ダウンフレーム2aに固着しても同様な効果を得ること
が可能であり、収納する部品に補強部を兼ねさせること
も可能である。
【0050】図6はダウンフレーム2aとシートフレー
ム2bとが会合する部位の断面図で、下面には前記開口
11が形成してあり、この開口11の周囲には内側にほ
ぼ水平方向に延伸するフランジ33が形成してある。
【0051】上述の水平方向に延伸するフランジ33を
開口11の周囲に形成することにより、車体フレーム2
のV字形状が開く方向または閉じる方向の力が作用した
場合、会合部下面の開口部の口開きを規制する作用が向
上する。さらに、エンジン9をフロントブラケット16
およびリヤブラケット13を介して、開口部に装着する
ことによって開口部の剛性が高まるので口開きを規制す
ることができる。
【0052】また、車体フレーム2のV字形の会合部3
の内壁には、車体フレームにかかる荷重により前記U字
形またはV字形の会合部に生ずるテンションの方向にほ
ぼ平行な補強リブ34を配置してある。実施例の車体フ
レーム2においては、車体上下方向の軸心に対して前方
上部から後方下部へ約15°ほど傾斜した方向に補強リ
ブ34が複数個配置してあるが傾斜が10°〜20°程
度の範囲にあれば同様な効果を得ることができる。
【0053】上述の如く補強リブ34を車体フレーム2
に設けたことにより、V字形の車体フレーム2が閉じる
ように、または開かせるような荷重がかかった場合、前
記補強リブ34にほぼ平行方向に発生するテンションに
対して前記補強リブ34が効果的に対抗するので、車体
フレーム2の質量をさほど増加させることなく会合部3
の剛性を大きく向上させることができた。
【0054】上述の補強リブ34の形状は実施例に示し
たリブに限定されるものではなく、剛性を高める形状で
あればどの様な形状でも構わない。また、リブの本数も
必ず複数本を必要とするものではない。
【0055】図7はシートフレーム2bの下方の断面図
で、車体フレーム2の内周にほぼ前後方向とほぼ車幅方
向とへ延伸する補強部として水平リブ35が設けてあ
る。この水平リブ35の下方で前記開口11の近傍には
水平な壁板36が設けてある(図2参照)。また、前記
水平リブ35と壁板36との間の内壁にはほぼ車体上下
方向の補強部としてリブ37、38が設けてある。
【0056】なお、上述のリブ37、38の方向は上下
方向に限定されるものではなく、斜め方向に設けても構
わない。
【0057】上述の如く、シートフレーム2bの内周に
ほぼ前後方向とほぼ車幅方向とへ延伸する水平リブ35
と車体上下方向のリブ37、38を設けたので、シート
フレーム2b下方の剛性が大きく向上した。なお、水平
リブ35またはリブ37、38は車体フレーム2の内面
に設けても外面に設けても構わない。
【0058】上述のシートフレーム2bの後ろ側には、
前記壁板36上部へ部品を搬入または搬出するための開
口41、42が設けてある(図3参照)。
【0059】シートフレーム2bの上方には、図8に示
す如く前記ダウンフレーム2a部と同様に内壁の周囲に
剛性を補強する補強部としての補強リブ31(a,b)を設
け、補強リブ31aの両端部と補強リブ31bの両端部と
が接触しないように若干の間隙dが設けてある。
【0060】上述のように、シートフレーム2bの上方
内周に補強リブ31(a,b)を設けたので、前述のダウン
フレーム2a部の場合と同様に騒音の低減効果が得られ
る。また、補強リブの両端が接触して騒音が発生した
り、シートフレーム2bを変形させたりすることを未然
に防止することができる。
【0061】図9は、シートフレーム2bの上面図であ
り、シートフレーム2bの上端内壁に前記シート8を取
り付けるための取付け座43が形成してある。なお、図
10は車体フレーム2を左右に分割した場合の右側半分
2rの斜視図である。
【0062】なお、前述のダウンフレーム2aの断面形
状は、下側に凸の扁平なおむすび形に形成し、外周に剛
性を補強するための凹部30がダウンフレーム2aの前
後方向へ延伸するように設けた例であるが、このような
断面形状に限定されるものではない。
【0063】例えば、図11(a,b)に示すように、ほぼ
前後方向に延伸する肉厚部32'をダウンフレーム2aの
内壁に3本または4本を設けても構わない。また、図1
2aに示すように凹部30を上下に設けたり、図12bの
如く凸部30を上下に設けても構わない。図12cは凹
部30を上下に2本ずつ計4本を配置した例であり、図
13に示す如くダウンフレーム2aの上下部の肉厚t1
対して左右両側面の肉厚t2を厚くして、上下方向の曲げ
に対する剛性を向上させることもできる。
【0064】要するに補強部の形状は、少ない材料で上
下方向の曲げに対する剛性を向上させる断面形状であれ
ばよく、前述のような凹部30、凸部30または肉厚部
32'などあるいはその他の様々な形状から適宜に選択
することができる。
【0065】上記構成により、車体フレーム2の前方の
ダウンフレーム2aと後方のシートフレーム2bとには、
中空筒状断面の閉形状部分44(a,b)が形成される。ダ
ウンフレーム2aに形成される閉形状部分44aは、エン
ジン機能部品または電装部品などの部品を収納する収納
空間として利用することができる。
【0066】なお、エンジン機能部品とは燃料タンク、
エアクリーナ、気化器、燃料ポンプ、燃料フィルタなど
を言い、電装部品とはECU、インジェクタドライバ
ー、フューズ、ハーネスコネクタ、バッテリー、燃料電
池、電動モータなどを言う。
【0067】また、シートフレーム2bに形成される閉
形状部分44bは、小物、ヘルメットなどを収納する収
納ボックス40として利用する。実施例では、前記会合
部下方の壁板36上の空間にバッテリー46が収納して
ある。
【0068】実施の形態では、車体フレーム前方のダウ
ンフレーム2aの中空筒状断面の閉形状部分44aに形成
した上述の収納空間に、エンジン機能部品の一つである
燃料タンク45を収納したので、自動二輪車1が走行中
に地面から燃料タンク45に向かって跳ね上がる小石や
異物および泥水などに対する保護対策が簡便化できるの
で製造コストが低減する。
【0069】また、シートフレーム2bに形成した中空
筒状断面の閉形状部分44bを小物またはヘルメットな
どを収納する収納ボックス40としたので、小物または
ヘルメットなどを風雨および塵埃から保護することがで
きる。
【0070】また、車体フレームの会合部3の下面に開
口11が設けてあるので、ダウンフレーム2aの閉形状
部分44aに収納する燃料タンク45の着脱はこの開口
を介して容易に行うことができる。
【0071】なお、実施例で示した前記車体フレーム2
は、側面形状が下方に凸のほぼV字形(または上方に開
いたU字形)をなしたもので説明しているが、この様な
形状に限定されるものではなく、例えば、前方のダウン
フレーム2aと後方のシートフレーム2bとのなす角度が
ほぼ水平(180度)でも構わない。
【0072】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、車体フ
レームの一部に閉形状部分を形成し、この閉形状部分内
部を部品等を収納する収納空間としたので内部空間を広
く取ることができる。また、閉形状部分内部に部品等を
収納するので、地面から跳ね上がる小石や異物および泥
水などに対する保護対策が簡便化できる。
【0073】さらに、前記断面閉形状部分にほぼ車幅方
向および/またはほぼ車体上下方向に延伸する補強部を
設けたので、軽量かつ高剛性の車体フレームを製作する
ことができる。
【0074】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
記載の発明の車体フレームを備えた二輪車または三輪車
であるので、車体フレームの閉形状部分内部に部品等を
収納できて、地面から跳ね上がる小石や異物および泥水
などに対する保護対策が簡便化できる。また、車体フレ
ームが軽量かつ高剛性となり、性能向上に加えて製造コ
ストも低減することが可能となる。
【0075】請求項3に記載の発明によれば、U字形ま
たはV字形の会合部に下方に開口する動力源装着用の開
口部を設けると共に、前記上方に延伸する前後の車体フ
レーム部分を筒状の閉形状部分に形成したので、筒状の
閉形状部分に収納した部品等の着脱がこの開口を介して
容易に行うことができる。
【0076】請求項4または請求項5に記載の発明によ
れば、前記前後の車体フレームの上下にほぼ車体前後方
向に延伸する補強部を形成したので、車体フレームの上
下方向の曲げに対する断面係数が大きくなるので、上下
方向の曲げモーメントが作用したときの撓みを小さくで
きる。
【0077】請求項6に記載の発明によれば、V字形会
合部の車体フレームの下方に開口するエンジン装着用開
口部周囲に内向きのフランジを設けたので、車体フレー
ムのV字形会合部の剛性が向上する。
【0078】請求項7に記載の発明によれば、前記車体
フレームにかかる荷重により前記U字形またはV字形の
会合部に生ずるテンションの方向にほぼ平行な補強部を
設けたので、車体フレームが閉じる方向または開かせる
方向の荷重がかかった場合、会合部に生じるテンション
に対して補強部が効果的に対抗するので、車体フレーム
の質量をさほど増加させることなく会合部の剛性を大き
く向上させることができる。
【0079】請求項8または請求項9に記載の発明によ
れば、車体フレームを軽合金で一体的に鋳造しているの
で鋼管溶接製のフレーム或いは軽合金溶接製の車体フレ
ームなどに比較して軽量で高剛性かつ低コストで量産す
ることができる。
【0080】請求項10に記載の発明によれば、鋳造後
の型抜き工程が容易となる。
【0081】請求項11に記載の発明によれば、上下方
向の曲げに対する断面係数を大きくしたので、車体フレ
ームに上下方向の曲げに対する剛性が向上する。
【0082】請求項12に記載の発明によれば、車体フ
レームの変形によって補強部の両端が接触変形したり騒
音が発生したりするのを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る二輪車または三輪車の車体フレー
ムを使用した自動二輪車の側面図。
【図2】図1の車体フレームへのエンジンおよびリヤア
ームの取付けの分解説明図。
【図3】図2におけるG矢視図(右側面図)。
【図4】図2におけるA−A断面図。
【図5】図2におけるB−B断面図。
【図6】図2におけるC−C断面図。
【図7】図2におけるD−D断面図(一部省略)。
【図8】図2におけるE−E断面図。
【図9】図2におけるF矢視図。
【図10】車体フレーム2の右側半分2rの斜視図であ
る。
【図11】図2におけるダウンフレーム2a部の別の断
面形状の例。
【図12】図2におけるダウンフレーム2a部の別の断
面形状の例。
【図13】図2におけるダウンフレーム2a部の別の断
面形状の例。
【図14】補強リブ31aと31bの両端部が非接触に対
面する別の実施例で、図14(a)は補強リブを非接触に
交差させた例、図14(b)は補強リブを前後にずらして
間隙を設けた例。
【符号の説明】
1 自動二輪車 2 車体フレーム 2a ダウンフレーム 2b シートフレーム 3 V字形の会合部 4 前輪 5 フロントフォーク 6 ヘッドパイプ 7 操向ハンドル 8 シート 9 エンジン 11 開口 13 リヤブラケット 14、15 付け穴 16 フロントブラケット 17 取付け座 18 ボルト 19(a,b,c,d) ボス 20 取付け穴 21 後輪 22 リヤフォーク 23 枢軸 24 ショックアブソーバー 25 軸 26 軸穴 30(a,b) 凹部 31(a,b) 環状の補強リブ 32 接合部 32' 肉厚部 33 フランジ 37、38 リブ 34 補強リブ 35 水平リブ 36 壁板 40 小物入れ 41、42 開口 43 取付け座 44(a,b) 閉形状部分 45 燃料タンク 46 バッテリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山縣 裕 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動機 株式会社内 Fターム(参考) 3D012 BG11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二輪車または三輪車の車体フレームにお
    いて、車体前方から後方まで一体成形すると共に、前記
    車体フレームの一部を断面閉形状部分に形成し、かつ、
    前記断面閉形状部分にほぼ車幅方向および/またはほぼ
    車体上下方向に延伸する補強部を設け、前記断面閉形状
    部分内部に部品等を収納する収納空間を設けたことを特
    徴とする二輪車または三輪車の車体フレーム。
  2. 【請求項2】 車体フレームを備えた二輪車または三輪
    車において、車体前方から後方まで一体成形すると共
    に、前記車体フレームの一部を断面閉形状部分に形成
    し、かつ、前記断面閉形状部分にほぼ車幅方向および/
    またはほぼ車体上下方向に補強部を設け、前記断面閉形
    状部分内部に部品等を収納する収納空間を設けた車体フ
    レームを備えたことを特徴とする二輪車または三輪車。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の二輪車または三輪車に
    おいて、前記車体フレームは車体フレーム前後が上方に
    延伸する側面視U字形またはV字形に形成し、該U字形
    またはV字形の会合部に下方に開口する動力源装着用の
    開口部を設けると共に、前記上方に延伸する前後の車体
    フレーム部分を筒状の閉形状部分に形成したことを特徴
    とする二輪車または三輪車。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の二輪車
    または三輪車において、前記前後の車体フレームの上下
    にほぼ車体前後方向に延伸する補強部を形成したことを
    特徴とする二輪車または三輪車。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載の二輪車
    または三輪車において、前記動力源装着用の開口部周辺
    の車体フレーム内面にほぼ車体前後方向、ほぼ車体上下
    方向およびほぼ車幅方向の補強部を設けたことを特徴と
    する二輪車または三輪車。
  6. 【請求項6】 請求項3、4または5に記載の二輪車ま
    たは三輪車において、前記V字形会合部の車体フレーム
    の下方に開口する動力源装着用開口部周囲に内向きのフ
    ランジを設けたことを特徴とする二輪車または三輪車。
  7. 【請求項7】 請求項3、4、5または6に記載の二輪
    車または三輪車において、前記車体フレームにかかる荷
    重により前記U字形またはV字形の会合部に生ずるテン
    ションの方向にほぼ平行な補強部を設けたことを特徴と
    する二輪車または三輪車。
  8. 【請求項8】 請求項2、3、4、5、6または7に記
    載の二輪車または三輪車において、前記車体フレームが
    軽合金で一体的に鋳造されたものであることを特徴とす
    る二輪車または三輪車。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の二輪車または三輪車に
    おいて、前記補強部を前記車体フレームに一体的に形成
    したことを特徴とする二輪車または三輪車。
  10. 【請求項10】 請求項2、3、4、5、6、7、8ま
    たは9に記載の二輪車または三輪車において、車体前方
    から後方にかけて一体成形された車体左側半部と車体右
    側半部とを一体的に接合して車体フレームとしたことを
    特徴とする二輪車または三輪車。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の二輪車または三輪
    車において、前記車体フレームの車体左側半部と車体右
    側半部との接合部にほぼ車体前後方向に延伸する補強部
    を形成したことを特徴とする二輪車または三輪車。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11に記載の
    二輪車または三輪車において、前記車体フレームの前記
    車体左側半部の補強部の両端部と車体右側半部の補強部
    の両端部とが非接触になるように左右の補強リブの両端
    部に若干の空隙を形成してなることを特徴とする二輪車
    または三輪車。
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