JP6837464B2 - 鞍乗り型車両のグラブレール - Google Patents

鞍乗り型車両のグラブレール Download PDF

Info

Publication number
JP6837464B2
JP6837464B2 JP2018221961A JP2018221961A JP6837464B2 JP 6837464 B2 JP6837464 B2 JP 6837464B2 JP 2018221961 A JP2018221961 A JP 2018221961A JP 2018221961 A JP2018221961 A JP 2018221961A JP 6837464 B2 JP6837464 B2 JP 6837464B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
opening
grab rail
vehicle
saddle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018221961A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020083123A (ja
Inventor
洋一 西田
洋一 西田
健彦 菊池
健彦 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2018221961A priority Critical patent/JP6837464B2/ja
Priority to US16/597,054 priority patent/US11492058B2/en
Priority to BR102019021831-2A priority patent/BR102019021831A2/pt
Priority to CN201911147706.XA priority patent/CN111232116B/zh
Publication of JP2020083123A publication Critical patent/JP2020083123A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6837464B2 publication Critical patent/JP6837464B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J25/00Foot-rests; Knee grips; Passenger hand-grips
    • B62J25/08Passengers hand-grips
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K19/00Cycle frames
    • B62K19/30Frame parts shaped to receive other cycle parts or accessories
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/28Other additional equipment, e.g. back-rests for children
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J7/00Luggage carriers
    • B62J7/02Luggage carriers characterised by the arrangement thereof on cycles
    • B62J7/04Luggage carriers characterised by the arrangement thereof on cycles arranged above or behind the rear wheel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J7/00Luggage carriers
    • B62J7/08Equipment for securing luggage on carriers

Description

本発明は、鞍乗り型車両のグラブレールに関する。
従来、車体フレームの後部に固定される鞍乗り型車両のグラブレールにおいて、一方向に突出する荷掛け部を一体に備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭61−72486号公報
しかしながら、上記従来のグラブレールでは、荷掛け部が一方向に突出する突起状であるため、ロープ等を荷掛け部に引っ掛け易いが、ロープ等が緩んだ場合には、ロープ等が荷掛け部から脱落する可能性がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両のグラブレールにおいて、ロープ等の固定物を荷掛け部に良好に固定できるようにすることを目的とする。
鞍乗り型車両のグラブレールは、車体フレーム(10)の後部に固定される鞍乗り型車両のグラブレールにおいて、前記グラブレール(50)は、車両前後方向に延びるグリップ部(51)と、前記グリップ部(51)の前端から下方に延出するグリップ延長部(60)と、前記グリップ延長部(60)の下端に接続され、前記車体フレーム(10)に取り付けられる前側固定部(61)と、前記グリップ延長部(60)と前記前側固定部(61)とを連結する連結部(62)とを備え、前記グラブレール(50)は、開口部(65)によって形成される荷掛け部(70)を備え、前記開口部(65)は、前記グリップ延長部(60)、前記前側固定部(61)、及び前記連結部(62)によって区画され、前記前側固定部(61)は前記開口部(65)の下部を区画し、前記前側固定部(61)は、前記グリップ延長部(60)及び前記連結部(62)が接続される基部(61a)を備え、前記基部(61a)は、前記開口部(65)の下端部よりも車幅方向外側に突出することを特徴とする。
また、上述の構成において、前記連結部(62)は、平面視において、前記グリップ延長部(60)よりも車幅方向内側に位置しても良い。
また、上述の構成において、記前側固定部(61)は、側方からカバー(39)で覆われても良い。
た、上述の構成において、前記カバー(39)の上部は、上側稜線部(39b)を境に車幅方向内側に延出し、前記基部(61a)は、車両側面視で、前記上側稜線部(39b)に沿って前後に延びても良い。
さらに、上述の構成において、前記グラブレール(50)の後部を前記車体フレーム(10)に取り付ける後側固定部(56)が設けられ、前記グリップ延長部(60)の少なくとも一部と、前記連結部(62)と、前記後側固定部(56)とは、車両側面視で略平行に設けられても良い。
また、上述の構成において、前記前側固定部(61)、及び、前記後側固定部(56)は、前記車体フレーム(10)から後方に延出し、前記前側固定部(61)を前記車体フレーム(10)に締結する前側締結部(61c)は、前記前側固定部(61)の前端部に設けられ、前記後側固定部(56)を前記車体フレーム(10)に締結する後側締結部(56a)は、前記後側固定部(56)の前端部に設けられても良い。
また、上述の構成において、前記グリップ延長部(60)、前記前側固定部(61)、及び前記連結部(62)は、一体に形成される鋳造品であり、前記グリップ部(51)は、パイプ材であり、前記グリップ延長部(60)の後端に接合されていても良い。
また、上述の構成において、前記開口部(65)は、前記開口部(65)の内周面(65a)を一周する稜線部(65b)を前記開口部(65)の深さ方向の中間部に有し、前記内周面(65a)は、前記稜線部(65b)から前記開口部(65)の深さ方向の両外側に向かうに従って前記開口部(65)の内径が大きくなるように傾斜していても良い。
また、上述の構成において、前記グリップ延長部(60)は、前記グリップ部(51)から前方に延出する延出部(60a)と、前記延出部(60a)から下方に延出する下方延出部(60b)とを備え、前記開口部(65)は、前記延出部(60a)と前記前側固定部(61)とを、前記下方延出部(60b)及び前記連結部(62)によって上下に連結して形成されても良い。
鞍乗り型車両のグラブレールは、車体フレームの後部に固定され、グラブレールは、車両前後方向に延びるグリップ部と、グリップ部の前端から下方に延出するグリップ延長部と、グリップ延長部の下端に接続され、車体フレームに取り付けられる前側固定部と、グリップ延長部と前側固定部とを連結する連結部とを備え、グラブレールは、開口部によって形成される荷掛け部を備え、開口部は、グリップ延長部、前側固定部、及び連結部によって区画される。
この構成によれば、荷掛け部は開口部によって形成され、開口部は、グリップ延長部、前側固定部、及びグリップ延長部と前側固定部とを連結する連結部によって区画されて閉じる。このため、荷掛け部に掛けられた固定物が荷掛け部から脱落し難くなり、固定物を荷掛け部に良好に固定できる。
また、上述の構成において、連結部は、平面視において、グリップ延長部よりも車幅方向内側に位置しても良い。
この構成によれば、連結部がグリップ延長部に対し車幅方向内側にずれるため、開口部に固定物を引っ掛け易い。また、荷掛け部を車幅方向にコンパクトに設けることができる。
また、上述の構成において、開口部の下部を区画する前側固定部は、側方からカバーで覆われても良い。
この構成によれば、前側固定部がカバーに覆われて隠れるため、グラブレールの外観性が良い。
また、上述の構成において、前側固定部は、グリップ延長部及び連結部が接続される基部を備え、基部は、開口部の下端部よりも車幅方向外側に突出しても良い。
この構成によれば、固定物を基部で受けることができ、固定物のずれを抑制できる。
また、上述の構成において、カバーの上部は、上側稜線部を境に車幅方向内側に延出し、基部は、車両側面視で、上側稜線部に沿って前後に延びても良い。
この構成によれば、固定物を上側稜線部で受けることができ、固定物のずれを抑制して、固定物がカバーに強く当たることを抑制できる。
さらに、上述の構成において、グラブレールの後部を車体フレームに取り付ける後側固定部が設けられ、グリップ延長部の少なくとも一部と、連結部と、後側固定部とは、車両側面視で略平行に設けられても良い。
この構成によれば、グリップ延長部の少なくとも一部と、連結部と、後側固定部とが略平行であるため、グラブレールの外観性が良い。
また、上述の構成において、前側固定部、及び、後側固定部は、車体フレームから後方に延出し、前側固定部を車体フレームに締結する前側締結部は、前側固定部の前端部に設けられ、後側固定部を車体フレームに締結する後側締結部は、後側固定部の前端部に設けられても良い。
この構成によれば、グラブレールは、前側固定部、及び、後側固定部によって車体フレームに対し後方に延びるため、グラブレールの前方にスペースを確保できる。
また、上述の構成において、グリップ延長部、前側固定部、及び連結部は、一体に形成される鋳造品であり、グリップ部は、パイプ材であり、グリップ延長部の後端に接合されても良い。
この構成によれば、鋳造によって開口部を容易に形成できる。また、グリップ延長部の後端に接合されるグリップ部は、パイプ材であるため、グラブレールを軽量化できる。
また、上述の構成において、開口部は、開口部の内周面を一周する稜線部を開口部の深さ方向の中間部に有し、内周面は、稜線部から開口部の深さ方向の両外側に向かうに従って開口部の内径が大きくなるように傾斜しても良い。
この構成によれば、開口部を鋳造によって形成し易い。
また、上述の構成において、グリップ延長部は、グリップ部から前方に延出する延出部と、延出部から下方に延出する下方延出部とを備え、開口部は、延出部と前側固定部とを、下方延出部及び連結部によって上下に連結して形成されても良い。
この構成によれば、開口部を前後方向に大きくでき、固定物を荷掛け部に固定し易い。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の後部の左側面図である。 グラブレールの周辺部を前方から見た図である。 車体フレームに対するグラブレールの取付状態を示す左側面図である。 車体フレームに対するグラブレールの取付状態を上方から見た平面図である。 グラブレールにおいて左側の前端部の左側面図である。 図6のVII−VII断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。
自動二輪車1は、車体フレーム10にパワーユニットとしてのエンジン11が支持され、前輪2を操舵可能に支持する操舵系12が車体フレーム10の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部に設けられる車両である。
自動二輪車1は、乗員がシート14に跨るようにして着座する鞍乗り型車両であり、シート14は、車体フレーム10の後部の上方に設けられる。
車体フレーム10は、ヘッドパイプ16と、左右一対のメインフレーム17と、左右一対のピボットフレーム18と、ダウンフレーム19と、左右一対のロアフレーム20と、左右一対のシートフレーム21とを備える。
詳細には、ヘッドパイプ16は、車体フレーム10の前端に設けられ、車幅の中央に位置する。
左右のメインフレーム17は、ヘッドパイプ16から後下がりに後方へ延びる。
左右のピボットフレーム18は、メインフレーム17の後端から下方に延びる。
ダウンフレーム19は、ヘッドパイプ16においてメインフレーム17の下方の位置から1本で下方に延び、車幅の中央に位置する。
左右のロアフレーム20は、ダウンフレーム19の下端部から左右に分岐してそれぞれ後方に延び、ピボットフレーム18の下端部に接続される。
左右のシートフレーム21は、ピボットフレーム18の上部から後上方に延びる。
操舵系12は、ヘッドパイプ16に軸支されるステアリング軸(不図示)を介して操舵自在に設けられる左右一対のフロントフォーク25と、フロントフォーク25の上端部に取り付けられるハンドル26とを備える。前輪2は、フロントフォーク25の下端部に軸支される。
スイングアーム13は、左右のピボットフレーム18を車幅方向に連結するピボット軸27に前端部を軸支され、ピボット軸27を中心に上下に揺動する。後輪3は、スイングアーム13の後端部に軸支される。
エンジン11は、車両側面視で、メインフレーム17とロアフレーム20との間、且つ、ダウンフレーム19とピボットフレーム18との間に配置され、車体フレーム10に支持される。
エンジン11は、車幅方向(左右方向)に水平に延びるクランク軸(不図示)を支持するクランクケース30と、クランクケース30の前部から上方に延びるシリンダー部31とを備える。シリンダー部31のシリンダー軸線31aは鉛直に対し前傾する。
エンジン11の吸気装置(不図示)は、シリンダー部31の後面の吸気ポートに接続される。
エンジン11の排気装置は、シリンダー部31の前面の排気ポートに接続される排気管32aと、排気管32aの下流端に接続されるマフラー32bとを備える。
排気管32aは、上記排気ポートから下方に延出し、エンジン11の下方を通って後方に延びる。マフラー32bは、後輪3の外側方に配置される。
クランクケース30の後部は、変速機を収容する変速機ケース部30bである。エンジン11の出力は、上記変速機の出力軸と後輪3とを接続する駆動チェーン33によって後輪3に伝達される。
シート14は、シートフレーム21に下方から支持される。シート14は、運転者が着座する前シート14aと、同乗者が着座する後シート14bとを一体に備える。
燃料タンク35は、ヘッドパイプ16とシート14との間に配置され、エンジン11の上方でメインフレーム17に支持される。
運転者が足を乗せるステップ36は、ピボットフレーム18の下端部に左右一対で設けられる。
後シート14bの同乗者が把持するグラブレール50は、前シート14aよりも後方に配置される。
自動二輪車1は、車体フレーム10及びエンジン11等の車体を覆う車体カバー37を備える。車体カバー37は、ヘッドパイプ16及び操舵系12の上部を前方及び側方から覆うフロントカバー38と、シート14の下方でシートフレーム21を覆うリアサイドカバー39(カバー)と、シート14の後方の部分を上方から覆うテールカバー40と、エンジン11の下部を前方から覆うアンダーカバー41とを備える。
また、自動二輪車1は、前輪2を上方から覆うフロントフェンダー42と、後輪3を上方から覆うリアフェンダー43と、スタンド44とを備える。
図2は、自動二輪車1の後部の左側面図である。図3は、グラブレール50の周辺部を前方から見た図である。図4は、車体フレーム10に対するグラブレール50の取付状態を示す左側面図である。図5は、車体フレーム10に対するグラブレール50の取付状態を上方から見た平面図である。ここで、図3では、自動二輪車1の左側の部分のみが図示される。
図2〜図5を参照し、グラブレール50は、車両前後方向に延びる左右一対のグリップ部51と、左右のグリップ部51の前端に設けられる左右一対の前端部52と、左右のグリップ部51の後端に設けられる荷台部53とを一体に備える。
グラブレール50は、車幅の中央の位置を基準に、略左右対称に設けられる。
グラブレール50は、左右のシートフレーム21に固定される。
グリップ部51は、車両前後方向に長い棒状部材である。グリップ部51は、内部が中空のパイプである。
グリップ部51は、後シート14bの外側方に左右一対で配置され、車両側面視で、後シート14bに沿うように後上がりの姿勢で配置される。グリップ部51は、車両側面視で、後シート14bの側面部に外側から重なる。
荷台部53は、左右のグリップ部51の後端を車幅方向に連結する。
荷台部53は、グリップ部51の後端から後方に延出する左右一対の棒状部54と、左右の棒状部54を車幅方向に連結する板状部55と、板状部55の前端から前下方に斜めに延出する左右一対の後側固定部56とを備える。
荷台部53は、板状部55の左右の中間部に肉抜き孔53aを備える。また、荷台部53は、肉抜き孔53aの左右に、荷台部53を上下に貫通する一対の後部開口部53bを備える。
荷台部53は、板状部55を上下に貫通する固定孔部53cを複数備える。詳細には、固定孔部53cは、左側の後部開口部53bの前後に一対設けられ、右側の後部開口部53bの前後に一対設けられる。
荷台部53の上面には、収納箱(不図示)を搭載可能である。この収納箱は、固定孔部53cに挿通される固定具(不図示)によって荷台部53に締結される。
後側固定部56は、板状部55の前縁の左右の端部からグリップ部51の後端よりも前下方まで延びるアーム状である。左右の後側固定部56は、左右のグリップ部51よりも車幅方向内側に配置される。
後側固定部56の前端には、後側固定部56を車幅方向に貫通する後側締結部56aが設けられる。左右の後側締結部56aには、グラブレール50の後部をシートフレーム21に締結する締結具57が車幅方向外側から挿通される。
図6は、グラブレール50において左側の前端部52の左側面図である。左右の前端部52は略左右対称であるため、ここでは、左側の前端部52を参照して説明する。
図2〜図6を参照し、前端部52は、グリップ部51の前端から前下方に延出するグリップ延長部60と、グリップ延長部60の下端に接続され、車体フレーム10に取り付けられる前側固定部61と、グリップ延長部60と前側固定部61とを連結する連結部62とを備える。
グリップ延長部60は、グリップ部51の軸方向の延長線に沿うように前下方に延びる延出部60aと、延出部60aよりも大きな前下がりの傾斜で前下方に延びる下方延出部60bとを備える。延出部60aの後面部には、後方に突出する凸部60cが設けられる。
前側固定部61は、グリップ延長部60の下方延出部60bの下端に接続される基部61aと、基部61aから前下方に延出するアーム部61bとを備える。
基部61aは、下方延出部60bの下端から後方に延出する。基部61aは、グリップ延長部60の延出部60aと略平行に前後に延びる。
アーム部61bは、基部61aの下面から前下方に延びる。アーム部61bの前端には、アーム部61bを車幅方向に貫通する前側締結部61cが設けられる。
前側締結部61cには、グラブレール50の前部をシートフレーム21に締結する締結具63が車幅方向外側から挿通される。前側締結部61cは、下方延出部60bの下端よりも前方且つ下方に位置する。
連結部62は、前側固定部61の基部61aの後端部から後上方に延び、グリップ延長部60の延出部60aの後部に接続される。連結部62は、グリップ延長部60の下方延出部60bから後方に離間した位置で、下方延出部60bと略平行に上下に延びる。連結部62は、下方延出部60bよりも外径が小さい棒状部である。グリップ延長部60と前側固定部61との接続は、連結部62によって補強される。
図5に示すように、上面視では、下方延出部60b及び連結部62は、延出部60aから下方に行くに従って車幅方向内側に位置するように傾斜する。
すなわち、下方延出部60b及び連結部62は、グリップ延長部60の延出部60aよりも車幅方向内側に位置する。
前端部52は、前端部52を車幅方向に貫通する開口部65を備える。開口部65は、グリップ延長部60、前側固定部61の基部61a、及び連結部62によって区画される。
下方延出部60b及び連結部62が車幅方向内側に向けて傾斜するため、開口部65も、下方に行くに従って車幅方向内側に位置するように傾斜する。このため、図5の上面視では、開口部65は、前端部52を上下方向に貫通する。
開口部65は、車両側面視では、後傾した姿勢で上下に延びる。開口部65は前後方向よりも上下方向に長い略矩形である。
前側固定部61のアーム部61bにおいて開口部65の真下に位置する部分には、アーム部61bの外側面が車幅方向内側に凹む肉抜き部61dが設けられる。
図7は、図6のVII−VII断面図である。
グラブレール50の前端部52は、グリップ延長部60、前側固定部61、及び連結部62が、鋳造によって一体に形成される。
前端部52を製造する鋳造法は、例えば金型を用いた重力鋳造法である。
前端部52は、左右に分割される一対の金型によって鋳造される。図7には、前端部52を鋳造する際の金型のパーティングラインLが図示される。パーティングラインLは、前端部52を車幅方向に2分割するラインである。すなわち、前端部52の車幅方向の外側部52aは、一対の金型の一方によって形成され、前端部52の車幅方向の内側部52bは、一対の金型の他方によって形成される。
開口部65は、前端部52の鋳造の際に形成される。
図6及び図7を参照し、開口部65は、開口部65の内周面65aを一周する稜線部65bを開口部65の深さ方向の中間部に有する。
内周面65aは、稜線部65bから開口部65の深さ方向の両外側に向かうに従って開口部65の内径が大きくなるように傾斜している。すなわち、稜線部65bでは、開口部65の内径が最も小さくなる。
パーティングラインLは、開口部65のパーティングラインL1と、連結部62の後面部のパーティングラインL2とを有する。
詳細には、開口部65のパーティングラインL1は、稜線部65bに一致する。このため、鋳造の際、前端部52を金型から容易に抜くことができる。
パーティングラインL1と連結部62の後面部のパーティングラインL2とは略同一平面上にある。このため、金型の形状をシンプルにでき、金型を容易に作成できる。
グラブレール50の荷台部53は、棒状部54、板状部55、及び後側固定部56が鋳造によって一体に形成される。荷台部53を製造する鋳造法は、例えば金型を用いた重力鋳造法である。
グリップ部51は、例えば押し出し成形法によって形成されるパイプ材である。
すなわち、グラブレール50は、パイプ状のグリップ部51の前端及び後端に、鋳造によって製造される前端部52及び荷台部53を結合して製造される。
詳細には、前端部52は、凸部60c(図6)がグリップ部51の前端に嵌合した状態で、グリップ部51の前端を一周する溶接ビード66によってグリップ部51に接合される。また、荷台部53は、棒状部54の前端が、グリップ部51の後端を一周する溶接ビード67によってグリップ部51に接合される。
ここで、グラブレール50は金属製である。グリップ部51は、一例として、アルミニウム合金製のパイプ材である。また、前端部52及び荷台部53は、一例として、アルミニウム合金の鋳造品である。本実施の形態では、グラブレール50が金属製であるため、グラブレール50が金属調に見え、外観性が良い。また、グリップ部51をパイプ材としたため、グラブレール50を金属製とした構成であっても、グラブレール50を軽量にできる。さらに、前端部52及び荷台部53を鋳造品とすることで、強度やデザインの自由度を向上できる。
図4及び図5を参照し、グラブレール50は、前側固定部61の前側締結部61cに挿通される締結具63によって前部がシートフレーム21の外側面部に締結される。また、グラブレール50は、後側固定部56の後側締結部56aに挿通される締結具57によって後部がシートフレーム21の外側面部に締結される。
車体フレーム10は、左右のシートフレーム21の後部を車幅方向に繋ぐ後部クロスメンバ22と、左右のシートフレーム21の後端部を車幅方向に繋ぐ後端部クロスメンバ23とを備える。
締結具63は、後部クロスメンバ22の近傍に設けられ、締結具57は、後端部クロスメンバ23の近傍に設けられる。
図4を参照し、車両側面視では、前側固定部61は、シートフレーム21に設けられる締結具63から後上がりに後方へ延出する。また、後側固定部56は、シートフレーム21に設けられる締結具57から後上がりに後方へ延出する。すなわち、グラブレール50は、前側固定部61及び後側固定部56がシートフレーム21から後方に延びるため、シート14に対し全体的に後方側にずれている。このため、グラブレール50の前方のシート14のスペースを広く確保でき、乗員の快適性を向上できる。
また、図4に示すように、グリップ延長部60の一部である下方延出部60b、連結部62、及び後側固定部56は、車両側面視では、互いに略平行に後上がりに延びる。すなわち、下方延出部60bの軸線60dと、連結部62の軸線62aと、後側固定部56の軸線56bとは、車両側面視で略平行である。このため、グラブレール50がすっきりとして見え、グラブレール50の外観性が良い。
後シート14bに着座する同乗者や、自動二輪車1を押し歩きする運手者等は、主としてグリップ部51を把持することで、グラブレール50を介し車体を掴む。
グラブレール50の前端部52の開口部65は、固定物71(図4)を固定可能な荷掛け部70である。固定物71は、例えばロープやフック等である。固定物71は、グラブレール50の荷台部53や後シート14bに載せられた荷物を固定するためにグラブレール50に取り付けられる。
開口部65は、開口部65の周縁部の全周が閉じた枠状である。図4に示すように、固定物71であるロープは、例えばロープの端部に設けられるループ状部分が開口部65に通されることで、グラブレール50に取り付けられる。開口部65は、開口部65の周縁部の全周が閉じた枠状であるため、固定物71が開口部65から抜け難い。
図2に示すように、開口部65の下部を区画する前側固定部61の基部61aは、少なくとも一部がリアサイドカバー39の上縁部によって外側方から覆われて隠れる。このため、グラブレール50がすっきりと見え、外観性が良い。なお、基部61aの上端の上方までの部分をリアサイドカバー39で覆う構成として、開口部65の下部をリアサイドカバー39で隠しても良い。
図7に示すように、開口部65の内周面65aにおいて稜線部65bで交差する2つの面がなす角Aは鈍角である。このため、開口部65の内周面65aが固定物71に強く接触することを防止できる。
図5〜図7を参照し、前側固定部61の基部61aの車幅方向の外端部61eは、開口部65の下端部よりも車幅方向外側に突出する。また、外端部61eは、連結部62の下端及び下方延出部60bの下端部よりも車幅方向外側に突出する。このため、開口部65の固定物71が下方にずれようとする場合には、外端部61eによって固定物71を受けることができ、固定物71のずれを抑制できる。
また、図2に示すように、リアサイドカバー39は、シートフレーム21を側方から覆うカバー側面部39aと、カバー側面部39aの上縁の上側稜線部39bから車幅方向内側且つ上方に延出するカバー上面部39cとを備える。
車両側面視では、基部61aは、上側稜線部39bの上方に位置し、上側稜線部39bと平行に前後方向に延びる。これにより、固定物71が開口部65から下方にずれようとする場合には、カバー上面部39c及び上側稜線部39bによって固定物71を受けることができる。このため、固定物71のずれを抑制でき、固定物71がカバー側面部39aに当たることを抑制できる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、自動二輪車1のグラブレール50は、車体フレーム10の後部に固定され、グラブレール50は、車両前後方向に延びるグリップ部51と、グリップ部51の前端から下方に延出するグリップ延長部60と、グリップ延長部60の下端に接続され、車体フレーム10に取り付けられる前側固定部61と、グリップ延長部60と前側固定部61とを連結する連結部62とを備え、グラブレール50は、開口部65によって形成される荷掛け部70を備え、開口部65は、グリップ延長部60、前側固定部61、及び連結部62によって区画される。
この構成によれば、荷掛け部70は開口部65によって形成され、開口部65は、グリップ延長部60、前側固定部61、及びグリップ延長部60と前側固定部61とを連結する連結部62によって区画されて閉じる。このため、荷掛け部70に掛けられた固定物71が荷掛け部70から脱落し難くなり、固定物71を荷掛け部70に良好に固定できる。
また、連結部62は、平面視において、グリップ延長部60よりも車幅方向内側に位置する。
この構成によれば、連結部62がグリップ延長部60に対し車幅方向内側にずれるため、開口部65に固定物71を引っ掛け易い。また、荷掛け部70を車幅方向にコンパクトに設けることができる。
また、開口部65の下部を区画する前側固定部61は、側方からリアサイドカバー39で覆われる。
この構成によれば、前側固定部61がリアサイドカバー39に覆われて隠れるため、グラブレール50の外観性が良い。
また、前側固定部61は、グリップ延長部60及び連結部62が接続される基部61aを備え、基部61aは、開口部65の下端部よりも車幅方向外側に突出する。
この構成によれば、固定物71を基部61aで受けることができ、固定物71のずれを抑制できる。
また、リアサイドカバー39の上部は、上側稜線部39bを境に車幅方向内側に延出し、基部61aは、車両側面視で、上側稜線部39bに沿って前後に延びる。
この構成によれば、固定物71を上側稜線部39bで受けることができ、固定物71のずれを抑制して、固定物71がリアサイドカバー39に強く当たることを抑制できる。
さらに、グラブレール50の後部を車体フレーム10に取り付ける後側固定部56が設けられ、グリップ延長部60と、連結部62と、後側固定部56とは、車両側面視で略平行に設けられる。
この構成によれば、下方延出部60bの一部であるグリップ延長部60と、連結部62と、後側固定部56とが略平行であるため、グラブレール50の外観性が良い。
また、前側固定部61、及び、後側固定部56は、車体フレーム10から後方に延出し、前側固定部61を車体フレーム10に締結する前側締結部61cは、前側固定部61の前端部に設けられ、後側固定部56を車体フレーム10に締結する後側締結部56aは、後側固定部56の前端部に設けられる。
この構成によれば、グラブレール50は、前側固定部61、及び、後側固定部56によって車体フレーム10に対し後方に延びるため、グラブレール50の前方にスペースを確保できる。
また、グリップ延長部60、前側固定部61、及び連結部62は、一体に形成される鋳造品であり、グリップ部51は、パイプ材であり、グリップ延長部60の後端に接合されている。
この構成によれば、鋳造によって開口部65を容易に形成できる。また、グリップ延長部60の後端に接合されるグリップ部51は、パイプ材であるため、グラブレール50を軽量化できる。
また、開口部65は、開口部65の内周面65aを一周する稜線部65bを開口部65の深さ方向の中間部に有し、内周面65aは、稜線部65bから開口部65の深さ方向の両外側に向かうに従って開口部65の内径が大きくなるように傾斜する。
この構成によれば、開口部65を鋳造によって形成し易い。
また、グリップ延長部60は、グリップ部51から前方に延出する延出部60aと、延出部60aから下方に延出する下方延出部60bとを備え、開口部65は、延出部60aと前側固定部61とを、下方延出部60b及び連結部62によって上下に連結して形成される。
この構成によれば、開口部65を前後方向に大きくでき、固定物71を荷掛け部70に固定し易い。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、グリップ延長部60の少なくとも一部(下方延出部60b)が、連結部62と略平行であり、開口部65は、車両側面視で矩形であるものとして説明したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、グリップ延長部60をグリップ部51の前端から前下方に直線状に延ばして基部61aに接続し、開口部65を車両側面視で三角形状としても良い。
また、上記実施の形態では、グラブレール50は、個別に形成されたグリップ部51、前端部52及び荷台部53を結合して形成されるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、グリップ部51、前端部52及び荷台部53を鋳造等で一体成形した場合であっても、ロープ等の固定物を荷掛け部に良好に固定することが可能である。すなわち、グラブレール50は、グリップ部51、前端部52及び荷台部53を分割式とせずに、グリップ部51、前端部52及び荷台部53を一体成形しても良い。この場合、グラブレール50は、例えば、アルミニウム合金、鉄系材料、或いは、樹脂材料を用いて一体成形される。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両として自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備える3輪の鞍乗り型車両、及び4輪以上を備える鞍乗り型車両に適用可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
10 車体フレーム
39 リアサイドカバー(カバー)
39b 上側稜線部
50 グラブレール
51 グリップ部
56 後側固定部
56a 後側締結部
60 グリップ延長部
60a 延出部
60b 下方延出部
61 前側固定部
61a 基部
61c 前側締結部
62 連結部
65 開口部
65a 内周面
65b 稜線部
70 荷掛け部

Claims (9)

  1. 車体フレーム(10)の後部に固定される鞍乗り型車両のグラブレールにおいて、
    前記グラブレール(50)は、車両前後方向に延びるグリップ部(51)と、前記グリップ部(51)の前端から下方に延出するグリップ延長部(60)と、前記グリップ延長部(60)の下端に接続され、前記車体フレーム(10)に取り付けられる前側固定部(61)と、前記グリップ延長部(60)と前記前側固定部(61)とを連結する連結部(62)とを備え、
    前記グラブレール(50)は、開口部(65)によって形成される荷掛け部(70)を備え、
    前記開口部(65)は、前記グリップ延長部(60)、前記前側固定部(61)、及び前記連結部(62)によって区画され
    前記前側固定部(61)は前記開口部(65)の下部を区画し、
    前記前側固定部(61)は、前記グリップ延長部(60)及び前記連結部(62)が接続される基部(61a)を備え、
    前記基部(61a)は、前記開口部(65)の下端部よりも車幅方向外側に突出することを特徴とする鞍乗り型車両のグラブレール。
  2. 前記連結部(62)は、平面視において、前記グリップ延長部(60)よりも車幅方向内側に位置することを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のグラブレール。
  3. 記前側固定部(61)は、側方からカバー(39)で覆われることを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両のグラブレール。
  4. 前記カバー(39)の上部は、上側稜線部(39b)を境に車幅方向内側に延出し、
    前記基部(61a)は、車両側面視で、前記上側稜線部(39b)に沿って前後に延びることを特徴とする請求項記載の鞍乗り型車両のグラブレール。
  5. 前記グラブレール(50)の後部を前記車体フレーム(10)に取り付ける後側固定部(56)が設けられ、
    前記グリップ延長部(60)の少なくとも一部と、前記連結部(62)と、前記後側固定部(56)とは、車両側面視で略平行に設けられることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の鞍乗り型車両のグラブレール。
  6. 前記前側固定部(61)、及び、前記後側固定部(56)は、前記車体フレーム(10)から後方に延出し、
    前記前側固定部(61)を前記車体フレーム(10)に締結する前側締結部(61c)は、前記前側固定部(61)の前端部に設けられ、
    前記後側固定部(56)を前記車体フレーム(10)に締結する後側締結部(56a)は、前記後側固定部(56)の前端部に設けられることを特徴とする請求項記載の鞍乗り型車両のグラブレール。
  7. 前記グリップ延長部(60)、前記前側固定部(61)、及び前記連結部(62)は、一体に形成される鋳造品であり、
    前記グリップ部(51)は、パイプ材であり、前記グリップ延長部(60)の後端に接合されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の鞍乗り型車両のグラブレール。
  8. 前記開口部(65)は、前記開口部(65)の内周面(65a)を一周する稜線部(65b)を前記開口部(65)の深さ方向の中間部に有し、
    前記内周面(65a)は、前記稜線部(65b)から前記開口部(65)の深さ方向の両外側に向かうに従って前記開口部(65)の内径が大きくなるように傾斜していることを特徴とする請求項記載の鞍乗り型車両のグラブレール。
  9. 前記グリップ延長部(60)は、前記グリップ部(51)から前方に延出する延出部(60a)と、前記延出部(60a)から下方に延出する下方延出部(60b)とを備え、
    前記開口部(65)は、前記延出部(60a)と前記前側固定部(61)とを、前記下方延出部(60b)及び前記連結部(62)によって上下に連結して形成されることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の鞍乗り型車両のグラブレール。
JP2018221961A 2018-11-28 2018-11-28 鞍乗り型車両のグラブレール Active JP6837464B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018221961A JP6837464B2 (ja) 2018-11-28 2018-11-28 鞍乗り型車両のグラブレール
US16/597,054 US11492058B2 (en) 2018-11-28 2019-10-09 Grab rail of saddle riding vehicle
BR102019021831-2A BR102019021831A2 (pt) 2018-11-28 2019-10-17 Alça de apoio de veículo do tipo para montar
CN201911147706.XA CN111232116B (zh) 2018-11-28 2019-11-21 鞍乘型车辆的扶手杆

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018221961A JP6837464B2 (ja) 2018-11-28 2018-11-28 鞍乗り型車両のグラブレール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020083123A JP2020083123A (ja) 2020-06-04
JP6837464B2 true JP6837464B2 (ja) 2021-03-03

Family

ID=70770509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018221961A Active JP6837464B2 (ja) 2018-11-28 2018-11-28 鞍乗り型車両のグラブレール

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11492058B2 (ja)
JP (1) JP6837464B2 (ja)
CN (1) CN111232116B (ja)
BR (1) BR102019021831A2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7104340B2 (ja) 2020-05-11 2022-07-21 ダイキン工業株式会社 回転電機
CN113200110B (zh) * 2021-04-28 2022-05-20 浙江绿驹车业有限公司 一种多功能乘员扶手结构
WO2023285854A1 (en) * 2021-07-12 2023-01-19 Dingo Co., Ltd. Multi-purpose grab handle system for a motorcycle

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6172486A (ja) 1984-09-18 1986-04-14 Toshiba Corp 文字放送受信装置
JPS6172486U (ja) * 1984-10-19 1986-05-16
BR0116668A (pt) * 2001-01-09 2004-12-21 Honda Motor Co Ltd Estrutura de montagem de balaústre em motocicleta
JP4008375B2 (ja) * 2003-03-31 2007-11-14 本田技研工業株式会社 自動二輪車のグラブレール
CN100374345C (zh) 2003-07-01 2008-03-12 雅马哈发动机株式会社 摩托车
JP4097279B2 (ja) * 2003-07-01 2008-06-11 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車
JP4391842B2 (ja) * 2004-02-05 2009-12-24 本田技研工業株式会社 自動二輪車の荷台取付け構造
JP5835690B2 (ja) * 2011-09-29 2015-12-24 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
JP5941325B2 (ja) * 2012-03-30 2016-06-29 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
JP5958936B2 (ja) * 2012-08-24 2016-08-02 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両におけるヘルメットホルダ取付け構造
CN103802941A (zh) 2012-11-05 2014-05-21 聂绍彬 摩托车后货架的主框结构
JP6266408B2 (ja) * 2014-03-31 2018-01-24 川崎重工業株式会社 自動二輪車のタンデムグリップ・ユニット
DE102015217211B4 (de) 2015-09-09 2022-05-05 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Haltegriff für ein Einspurfahrzeug
DE112018007390B4 (de) * 2018-03-29 2023-08-24 Honda Motor Co., Ltd. Grätschsitzfahrzeug
JP2020001662A (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型車両
JP2022043612A (ja) * 2020-09-04 2022-03-16 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型車両

Also Published As

Publication number Publication date
US20200164939A1 (en) 2020-05-28
CN111232116A (zh) 2020-06-05
BR102019021831A2 (pt) 2020-06-23
US11492058B2 (en) 2022-11-08
CN111232116B (zh) 2022-02-18
JP2020083123A (ja) 2020-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6837464B2 (ja) 鞍乗り型車両のグラブレール
JP6708687B2 (ja) 自動二輪車のシートフレーム
JP6208698B2 (ja) 鞍乗り型車両の収納部構造
JP2002079970A (ja) 自動二輪車の物品収納装置
JP5291691B2 (ja) 鞍乗型車両
JP5131470B2 (ja) 自動二輪車
US9156517B2 (en) Rear structure and rear equipment for straddle type vehicle
US9272747B2 (en) Body frame of motorcycle and method for manufacturing the body frame
US11267525B2 (en) Saddle riding vehicle
JP2004182108A (ja) 自動2輪車の車体構造
JP2003341579A (ja) 二輪車または三輪車の車体フレームおよび同車体フレームを備えた二輪車または三輪車
JP5455509B2 (ja) 鞍乗り型車両のアンダーカウル構造
JP6755894B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP6649971B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP2020117160A (ja) 鞍乗り型車両
JP6866413B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP6997692B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP6962661B2 (ja) 鞍乗型車両のシートフレーム
JP6861665B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP6966986B2 (ja) 鞍乗型車両
JP6101663B2 (ja) 鞍乗型車両のリヤキャリア
JP6878484B2 (ja) 鞍乗型車両
EP4098529A1 (en) Straddled vehicle
JP6752903B2 (ja) 鞍乗り型車両のフロントカバー構造
JP5851296B2 (ja) 鞍乗り型車両のグラブレール取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6837464

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150