JP5835690B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車体フレームの一部を構成してタンデム型の乗車用シートを支持する左右一対のシートレールと、前記乗車用シートの後部に座った同乗者が握るようにして左右に独立して左右のシートレールに取付けられる一対のグラブレールと、荷物を積むようにして前記乗車用シートの後方に配置されるキャリアとを備える鞍乗り型車両に関する。
左右一対のシートレール間に跨がるエクステンションレールが設けられ、乗車用シートの後方に配置されるキャリアが前記エクステンションレールに取付けられるようにした自動二輪車が、特許文献1で知られている。
特開2008−285065号公報
ところで、上記特許文献1で開示されるように、両シートレール間に跨がるエクステンションレールにキャリアを取り付けるようにすれば、キャリア上に重量物を積むことによるシートレールの横方向や捩じれ方向の荷重に対する補強となるものの、キャリア上に荷物がない場合には適切な剛性を超えてしまう可能性がある。またエクステンションレールは、乗車用シートとの間に適切な間隔を設定することによって同乗者のグラブレールとして用いることも可能であるが、補強材であるためにシートレールの近傍に設けられており、その結果、乗車用シートの上面よりも低い位置にエクステンションレールが配置され、グラブレールとして用いるには好適とは言い難い。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、荷物を積む必要がない場合に車両後部の重量および剛性を低減して適切な操縦安定性を得ることができるようにし、しかも同乗者が適切に把持し得るグラブレールを備えるようにした鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車体フレームの一部を構成してタンデム型の乗車用シートを支持する左右一対のシートレールと、前記乗車用シートの後部に座った同乗者が握るようにして左右に独立して左右のシートレールに取付けられる一対のグラブレールと、荷物を積むようにして前記乗車用シートの後方に配置されるキャリアとを備える鞍乗り型車両において、前記乗車用シートの側部を各々前後方向に延びる前記グラブレールが、前後に間隔をあけた2個所で前記シートレールに取り付けられるグラブレール基部をそれらの前側に有しており、上面を前記乗車用シートの上面に連続させて該乗車用シートの後方への延長上に配設される前記キャリアが、前方に延びて前記グラブレール基部よりも後方且つ前記乗車用シートの後端よりも前方の側部で前記グラブレールに取り付けられる左右一対の取付け腕部を一体に有していて、前記キャリアが、左右一対の前記グラブレールの前記グラブレール基部よりも後方の部分を該キャリアの前記取付け腕部のみで連結する状態と、それらを連結しない状態との何れか一方を選択し得るようにして、前記グラブレールに着脱可能に取付けられることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、左右一対の前記グラブレールが、側面視で前記乗車用シートの下端に下端を合わせて前後方向に延びる前記グラブレール基部と、前記同乗者が握ることができるようにして且つ側面視で前記乗車用シートの上端に上端を沿わせて前後方向に延びるようにして、前記グラブレール基部に連設される把持部とを有することを第2の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記キャリアの前記取付け腕部に、該キャリアを前記グラブレールに取り付けるための取付け孔が、左右一対の前記グラブレールの車幅方向内方で前後に間隔をあけた2箇所に配置されるようにして設けられ、それらの取付け孔の中心軸線を通る直線の前方への延長線が側面視で前記乗車用シートの下端と斜めに交差し、前記直線の後方への延長線が側面視で前記キャリアの上面と斜めに交差するように前記取付け孔が配置されることを第の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記グラブレールの前記グラブレール基部に、パニアケースを係合するためのフックが着脱可能に取付けられることを第の特徴とする。
さらに本発明は、第の特徴の構成に加えて、前記フックが、前記シートレールへの前記グラブレール基部の取付け部間に配置されることを第の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、荷物を積む必要がない場合には、キャリアをグラブレールから取り外すことができ、それにより車両後部の重量およびフレーム剛性を低減し、適切な操縦安定性を得ることができる。また同乗者が握るためのグラブレールがシートレールに取付けられているので、同乗者が適切にグラブレールを把持することができる。
また、キャリアの上面が、乗車用シートの上面の後方への延長上に連続して配置されるので、側面視での外観性を高めることができるとともに、キャリアおよび乗車用シート間に跨がって荷物を積むことができる。
また本発明の第2の特徴によれば、グラブレールが、前後方向に延びるグラブレール基部と、同乗者が握ることができるようにしてグラブレール基部に連設される把持部とを有し、グラブレール基部の下端が側面視で乗車用シートの下端に合っており、把持部の上端が側面視で乗車用シートの上端に沿わせて前後方向に延びているので、キャリアの上面が乗車用シートの上面の後方への延長上に配置されていることと相俟って、側面視での外観性をより高めることができるとともに、把持部を同乗者が把持するのに適切な高さとすることができる
発明の第の特徴によれば、キャリアをグラブレールに取り付けるために車幅方向に沿うようにしてキャリアの取付け腕部に設けられる取付け孔が、左右一対のグラブレールの車幅方向内方の前後に間隔をあけた2箇所に配置され、それらの取付け孔の中心軸線を通る直線の前方への延長線が側面視で乗車用シートの下端と斜めに交差し、直線の後方への延長線が側面視で前記キャリアの上面と斜めに交差するので、キャリア上に載せられた荷物の重心と、キャリアのシートレール側への取付け部を最短距離で結ぶことができる。
本発明の第の特徴によれば、パニアケースを係合するためのフックがグラブレールのグラブレール基部に着脱可能に取付けられるので、把持部と、フックとが上下に分かれてグラブレールに設けられることになり、グラブレールを握る手とパニアケースとの干渉を回避することができる。
さらに本発明の第の特徴によれば、フックが、シートレールへのグラブレール基部の取付け部間に配置されるので、フックを着脱可能に取付けるための構造と、グラブレール基部をシートレールに取り付ける構造との相互干渉が生じることはなく、それらの構造の簡略化を図ることができる。
自動二輪車の側面図である。 自動二輪車の前部の斜視図である。 図2の3−3線断面図である。 図2の4ー4線断面図である。 パニアケースを外し状態での自動二輪車の後部側面図である。 図1の6矢視図である。 自動二輪車の後部およびパニアケースの斜視図である。 車体側に取り付けられたパニアケースを後方から見た一部切欠き縦断正面図である。 図8の9−9線断面図である。
本発明の実施の形態について添付の図1〜図9を参照しながら説明する。なお以下の説明で前後、上下および左右の各方向は自動二輪車に搭乗した乗員から見た方向を言うものとする。
先ず図1において、鞍乗り型車両である自動二輪車の車体フレームFの前端には、前輪WFを軸支したフロントフォーク11およびバー状の操向ハンドル12が操向可能に支承されており、前記車体フレームFの一部を構成するピボットフレーム13で上下に揺動可能に支承されるスイングアーム14の後端部に後輪WRが軸支され、後輪WRを駆動する動力を発揮するようにして前記前輪WFおよび前記後輪WR間に配置される内燃機関Eが前記車体フレームFに搭載される。
図2および図3を併せて参照して、前記操向ハンドル12の前方には、ウインドスクリーン20が配置されており、前記車体フレームFの前部で支持されて前記ウインドスクリーン20の左右下部の後方にそれぞれ配置される下部スクリーンステイ21…の下部に、取付け板23と、該取付け板23との間に円筒状のスペーサ26を介在させたウインドスクリーン20とが、ねじ部材24…およびナット25…による共締めで締結される。また前記下部スクリーンステイ21…および前記取付け板23…の上部はボルト27…およびナット28…で締結される。
図4を併せて参照して、前記取付け板23には、パイプを下方に開いた略U字状に屈曲させた上部スクリーンステー22の両端が接合されており、上部スクリーンステー22の左右に間隔をあけた2箇所に固されるボス29…にねじ部材30…によって前記ウインドスクリーン20の上下方向中間部が締結される。
このようなウインドスクリーン20の支持構造により、ウインドスクリーン20の左右を、左右一対の下部スクリーンステイ21…と、それらの下部スクリーンステイ21…に左右両端部が締結される上部スクリーンステイ22とに締結するにあたって、左右3箇所ずつ合計6箇所の締結箇所ですみ、部品点数の低減を図ることができる。
図1で示すように、前記車体フレームFの前部には、前記内燃機関Eの上方に配置されるようにして燃料タンク17が搭載されており、この燃料タンク17の後方には乗車用シート18が配置され、荷物を積むことができるキャリア19が前記乗車用シート18の後方に配置される。
図5〜図7を併せて参照して、前記乗車用シート18は、前部座席18aと、同乗者を乗せるようにして前部座席18aの後方に配置される後部座席18bとを有してタンデム型に構成されており、後部座席18bは前部座席18aよりも高く形成される。この乗車用シート18は、前記車体フレームFの一部を構成して前記スイングアーム14および前記後輪WRの上方に配置される左右一対のシートレール15…で支持されており、前記ピボットフレーム13の下部および前記シートレール15…の後部間には、後上がりに延びる左右一対のリヤサブフレーム16…が車体フレームFの一部を構成するようにして設けられる。
前記乗車用シート18の後部座席18bに座った同乗者が握るようにして左右に独立した一対のグラブレール32,32が、乗車用シート18の側部を各々前後方向に延びるようにして左右のシートレール15…に取付けられている。
前記グラブレール32は、該グラブレール32の前側に配置されるとともに前後方向に延びて前記シートレール15の後部に取付けられるグラブレール基部32aと、同乗者が握ることができるようにして前記グラブレール基部32aの後部に前後両端を連設せしめる把持部32bとを一体に有するものであり、前記グラブレール基部32aの前後に間隔をあけた2箇所がボルト33,34によって前記シートレール15に取付けられる。
しかも前記グラブレール32は、シートレール15に取付けられた状態で、前記グラブレール基部32aの下端を側面視で前記乗車用シート18の下端に合わせるとともに、前記把持部32bの上端を側面視で前記乗車用シート18における後部座席18bの上端に沿わせて前後方向に延びるように形成されている。
前記キャリア19には、該キャリア19を左右のグラブレール32…に取り付けるための左右一対ずつ2組の取付け孔35,36…が、車幅方向に中心軸線を配置するとともに左右一対のグラブレール32…の車幅方向内方に配置されるようにして設けられるものであり、具体的には、前記キャリア19に、左右一対の取付け腕部19a,19aが、前記グラブレール32…におけるグラブレール基部32a…の内方且つ後方で前方に延びるようにして一体に設けられ、それらの取付け腕部19a…の前後に間隔をあけた2箇所に、前後一対の取付け孔35,36…が設けられ、それらの取付け孔35,36…に挿通されるボルト37,38…で取付け腕部19a…が左右一対の前記グラブレール32…のグラブレール基部32a…よりも後方の部分に着脱可能に取付けられる。それにより前記キャリア19は、両グラブレール32…を該キャリア19の取付け腕部19a…のみで連結する状態と、それらを連結しない状態との何れか一方を選択し得るようにして、両グラブレール32…に着脱可能に取付けられる。
而して前記グラブレール32…に取付けられた状態の前記キャリア19の上面は、前記乗車用シート18における後部座席18bの上面の後方への延長上に連続するようにして配置される。
しかも前記取付け孔35,35および前記ボルト37,38の中心軸線を通る直線Lの前方への延長線が側面視で前記乗車用シート18の下端と斜めに交差し、前記直線Lの後方への延長線が側面視で前記キャリア19の上面と斜めに交差する。
前記車体フレームFの後部の側方、この実施の形態で左右両側方には、外側方に開放した箱形のケース本体39にその外方開口部を覆う蓋部材40が取付けられて成るパニアケース41を取付け可能であり、このパニアケース41におけるケース本体39の前記車体フレームF側の面には、第1のパニア側係合部42と、第1のパニア側係合部42の下方に配置される第2のパニア側係合部43とが設けられる。
第1のパニア側係合部42は、前記シートレール15の近傍で車体フレームFに設けられる第1の車体側係止部としてのフック44に上方から係脱可能に係合してパニアケース41の重量を前記フック44で支えるためのものであり、前記フック44は、前記グラブレール32における前記グラブレール基部32aの外面に着脱可能に取付けられる。
図8を併せて参照して、前記フック44は、棒材を略U字状に屈曲成形して成る係止部材45が支持部材46に固着されて成り、支持部材46を嵌合せしめる嵌合凹部47が前記グラブレール32におけるグラブレール基部32aの外面側に設けられる。また前記支持部材46には前記グラブレール基部32aを貫通する一対のボルト48…が植設されており、前記グラブレール基部32aの内面に当接、係合するナット49…を前記ボルト48…に螺合して締めつけることで前記フック44がグラブレール32のグラブレール基部32aに固定され、前記ナット49…を緩めて取り外すことで前記フック44を前記グラブレール基部32aから取り外すことができる。
しかもグラブレール32の前記グラブレール基部32aは、前後に間隔をあけた2箇所でボルト33,34によって前記シートレール15に取付けられるものであり、前記嵌合凹部47は、前記ボルト33,34間で前記グラブレール基部32aに設けられる。すなわち前記フック44は、前記シートレール15への前記グラブレール基部32aの取付け部間すなわちボルト33,34間に配置されるようにして前記グラブレール基部32aに着脱可能に取付けられる。
前記ケース本体39の上部にはハンドル50が回動可能に取付けられており、このハンドル50にはシリンダ錠51が設けられる。而して前記フック44に係合している状態の第1のパニア係合部42は、前記シリンダ錠51に正規のキーを差し込んで回動操作した後に前記ハンドル50を起すことで前記フック44との係合を解除することができる。
第2のパニア側係止部43は、前記車体フレームFに取付けられるマフラーステイもしくはステップホルダ53から車両後方に向けて棒状に延びる第2の車体側係止部52に係脱可能に係合して車幅方向での前記パニアケース41の位置決めを果たすためのものであり、第2の車体側係止部52は、前記乗車用シート18の後部座席18bに座った同乗者が足を載せるピリオンステップ54が設けられる前記ステップホルダ53から後方に延出される。
第2の車体側係止部52は、前端が前記ステップホルダ53に固着されて後方に延びるパイプ59の後端にゴム製のキャップ60が装着されて成る。しかも第2の車体側係止部52の中間部すなわちパイプ59の中間部は、前記シートレール15を支持して前記車体フレームFの一部を構成するリヤサブフレーム16に固定的に支持されるものであり、前記リヤサブフレーム16に設けられたステイ55に前記パイプ59の中間部が固定される。
図9を併せて参照して、第2のパニア係合部43は、前記パニアケース41におけるケース本体39の前記車体フレームF側の面との間に下方に開いた係合溝56を形成して前記ケース本体39に設けられるフック部57と、第2の車体側係止部52に挿脱可能に嵌合するようにして前記フック部57に着脱可能に取付けられるアダプタ58とから成る。
前記アダプタ58は、前記係合溝56内に挿入、配置される偏平部61aを一部に有して前後方向に延びるパイプ61の前端にゴム製の筒状カバー62が装着されて成るものであり、前記パイプ61の前端部に第2の車体側係止部52の後端部が挿脱可能に嵌合される。
前記係合溝56内で前記偏平部61aの後部には、前記係合溝56に挿入されるようにして前記偏平部61aの後部両面から両端を突出させるナット63が固着されており、前記フック部57の後部に嵌入される円筒状のカラー64に挿通されるねじ部材65が前記ナット63に螺合されることで、前記偏平部61aの後部が前記フック部57に着脱可能に取付けられる。
前記係合溝56内で前記偏平部61aの前部には、係合溝56に挿入されるようにして前記偏平部61aの前部両面から両端を突出させるナット66が固着されており、そのナット66にねじ部材67を螺合することで前記偏平部61aの前部が前記フック部57に着脱可能に取付けられる。
ところで前記アダプタ58は、第2の車体側係止部52側では制限された範囲で上下に動くことができるようにしてフック部57に取付けられるものであり、前記アダプタ58の後端部すなわち前記偏平部61aの後端部は、前記カラー64の軸線まわりに回動可能として前記フック部57に取付けられ、前記アダプタ58の中間部すなわち前記偏平部61aの前部が前記フック部57に設けられて上下に長い長孔68に沿って移動することを可能として前記フック部57に着脱可能に取付けられる。ところで前記ねじ部材67は前記ナット66に当接する円筒状のカラー69に挿通されるものであり、このカラー69が前記長孔68に挿通される。
また前記アダプタ58の中間部の前記フック部57への取付け部、この実施の形態では前記偏平部61aの前部の前記フック部57への取付け部を補強する補強板70が前記フック部57に取付けられる。この補強板70は、前記長孔58に対応するとともに前記カラー69が挿通される長孔71を有して前記フック部57の外面側に取付けられるものであり、前記フック部57の内面側に当接される当て板72に一端部が固着される一対のねじ部材73,73が、前記フック部57に嵌合される円筒状のカラー74,74および前記補強板70に挿通され、それらのねじ部材74,74の前記補強板70からの突出部に、前記補強板70に当接、係合する袋ナット75,75が螺合される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、乗車用シート18の後方に配置されるキャリア19が、左右に独立した一対のグラブレール32…のグラブレール基部32aよりも後方の部分を該キャリア19の取付け腕部19a…のみで連結する状態と、それらを連結しない状態との何れか一方を選択し得るようにして、それらのグラブレール32…に着脱可能に取付けられるので、荷物を積む必要がない場合には、キャリア19をグラブレール32…から取り外すことができ、それにより車両後部の重量およびフレーム剛性を低減し、適切な操縦安定性を得ることができる。また同乗者が握るためのグラブレール32…がシートレール15…に取付けられているので、同乗者が適切にグラブレールを把持することができる。
また左右一対の前記グラブレール32…が、側面視で乗車用シート18の下端に下端を合わせて前後方向に延びるとともに前記シートレール15…に取付けられるグラブレール基部32aと、同乗者が握ることができるようにして側面視で乗車用シート18における後部座席18bの上端に上端を合わせてグラブレール基部32a…に連設される把持部32b…とを有するものであるので、側面視での外観性を高めることができるとともに、把持部32b…を同乗者が把持するのに適切な高さとすることができる。
またキャリア19の上面が、乗車用シート18における後部座席18bの上面の後方への延長上に連続するようにして配置されるので、側面視での外観性を高めることができるとともに、キャリア19および乗車用シート18間に跨がって荷物を積むことができる。特にグラブレール32の把持部32bの上端が側面視で乗車用シート18の上端に合っているので、キャリア19の上面が、乗車用シート18の上面およびグラブレール32の把持部32bの上端の後方への延長上に配置されることになり、側面視での外観性をより高めることができる。
またキャリア19に、該キャリア19を前記グラブレール32…に取り付けるための一対ずつ2組の取付け孔35,36が、左右一対の前記グラブレール32…の車幅方向内方で前後に間隔をあけた2箇所に配置されるようにして設けられ、それらの取付け孔35,36の中心軸線を通る直線Lの前方への延長線が側面視で前記乗車用シート18の下端と斜めに交差し、前記直線Lの後方への延長線が側面視で前記キャリア19の上面と斜めに交差するので、キャリア19上に載せられた荷物の重心と、キャリア19のシートレール15…側への取付け部を最短距離で結ぶことができる。
またグラブレール32…の前記グラブレール基部32…に、パニアケース41を係合するためのフック44が着脱可能に取付けられるので、把持部32aと、フック44とが上下に分かれてグラブレール32に設けられることになり、グラブレール32を握る手とパニアケース41との干渉を回避することができる。
またグラブレール基部32aが前後に間隔をあけた2箇所でシートレール15に取付けられ、フック44が、前記シートレール15への前記グラブレール基部32aの取付け部間に配置されるので、フック44を着脱可能に取付けるための構造と、グラブレール基部32aをシートレール15に取り付ける構造との相互干渉が生じることはなく、それらの構造の簡略化を図ることができる。
また車体フレームFの後部の左右両側に配置されるパニアケース41の車体フレームF側の面に、乗車用シート18を支持するようにして車体フレームFの一部を構成するシートレール15の近傍でグラブレール32に設けられるフック部44に係脱可能に係合して前記パニアケース41の重量を支える第1のパニア側係合部42と、車体フレームF側に設けられる第2の車体側係止部52に係脱可能に係合して車幅方向での前記パニアケース41の位置決めを果たす第2のパニア側係合部43とが、第1のパニア側係合部42の下方に第2のパニア側係合部43を配置するようにして設けられ、第2のパニア係合部43が、前記パニアケース41の前記車体フレームF側の面との間に下方に開いた係合溝56を形成して前記パニアケース41に設けられるフック部57と、車体フレームFに取付けられるステップホルダ53から車両後方に向けて延びる第2の車体側係止部52に挿脱可能に嵌合するようにして前記フック部57に着脱可能に取付けられるアダプタ58とから成るので、アダプタ58を外した状態ではフック部57を車体側のステーに係合してパニアケース41を取付けることができ、アダプタ58を外した状態と、アダプタ58をフック部57に取付けた状態とで、車両に合わせてアダプタ58を付け替えることで複数の車両の取付け構造に対応することができ、汎用性を高めることができる。
また第2の車体側係止部52が、タンデム型の乗車用シート18の後部座席18bに座った同乗者が足を載せるピリオンステップ54が設けられる前記ステップホルダ53から後方に延出されるので、パニアケース41がピリオンステップ54よりも後方に配置されることになり、同乗者の足の邪魔になることがない。
また第2の車体側係止部52が、シートレール15を支持して車体フレームFの一部を構成するリヤサブフレーム16に固定的に支持されるので、パニアケース41に車幅方向の荷重が作用したときにピリオンステップ54が揺動することを抑制し、その揺動による不快感が生じることを防止することができる。
またアダプタ58は、第2の車体側係止部52側の端部において制限された範囲で上下に動くことを可能としてフック部57に取付けられており、第2の車体側係止部52にアダプタ58を嵌合した状態でフック部44に第1のパニア側係合部42を係合する操作が容易となる。
またアダプタ58の後端部がフック部57に回動可能に取付けられ、アダプタ58の中間部が、前記フック部57に設けられて上下に長い長孔58に沿って移動することを可能として前記フック部57に取付けられるので、アダプタ58を第2の車体側係止部52側で上下に動くようにする構造を簡単に構成することができる。
またアダプタ58の中間部の前記フック部57への取付け部を補強するための補強板70が前記フック部57に取付けられるので、アダプタ58の先端側で大きな荷重がかかるのに伴う強度不足を補強板70で補うことができ、補強板70にも前記フック部57の前記長孔58に対応した長孔71が上下に長く延びて設けられるので、アダプタ58が上下に移動することでフック部57に荷重が作用する部分を、効果的に補強することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
15・・・シートレール
18・・・乗車用シート
19・・・キャリア
19a・・・取付け腕部
32・・・グラブレール
32a・・・グラブレール基部
32b・・・把持部
35,36・・・取付け孔
41・・・パニアケース
44・・・フック
F・・・車体フレーム
L・・・直線

Claims (5)

  1. 車体フレーム(F)の一部を構成してタンデム型の乗車用シート(18)を支持する左右一対のシートレール(15)と、前記乗車用シート(18)の後部に座った同乗者が握るようにして左右に独立して左右のシートレール(15)に取付けられる一対のグラブレール(32)と、荷物を積むようにして前記乗車用シート(18)の後方に配置されるキャリア(19)とを備える鞍乗り型車両において、
    前記乗車用シート(18)の側部を各々前後方向に延びる前記グラブレール(32)が、前後に間隔をあけた2個所で前記シートレール(15)に取り付けられるグラブレール基部(32a)をそれらの前側に有しており、
    上面を前記乗車用シート(18)の上面に連続させて該乗車用シート(18)の後方への延長上に配設される前記キャリア(19)が、前方に延びて前記グラブレール基部(32a)よりも後方且つ前記乗車用シート(18)の後端よりも前方の側部で前記グラブレール(32)に取り付けられる左右一対の取付け腕部(19a)を一体に有していて、前記キャリア(19)が、左右一対の前記グラブレール(32)の前記グラブレール基部(32a)よりも後方の部分を該キャリア(19)の前記取付け腕部(19a)のみで連結する状態と、それらを連結しない状態との何れか一方を選択し得るようにして、前記グラブレール(32)に着脱可能に取付けられることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 左右一対の前記グラブレール(32)が、側面視で前記乗車用シート(18)の下端に下端を合わせて前後方向に延びる前記グラブレール基部(32a)と、前記同乗者が握ることができるようにして且つ側面視で前記乗車用シート(18)の上端に上端を沿わせて前後方向に延びるようにして、前記グラブレール基部(32a)に連設される把持部(32b)とを有することを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 記キャリア(19)の前記取付け腕部(19a)に、該キャリア(19)を前記グラブレール(32)に取り付けるための取付け孔(35,36)が、左右一対の前記グラブレール(32)の車幅方向内方で前後に間隔をあけた2箇所に配置されるようにして設けられ、それらの取付け孔(35,36)の中心軸線を通る直線(L)の前方への延長線が側面視で前記乗車用シート(18)の下端と斜めに交差し、前記直線(L)の後方への延長線が側面視で前記キャリア(19)の上面と斜めに交差するように前記取付け孔(35,36)が配置されることを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記グラブレール(32)の前記グラブレール基部(32a)に、パニアケース(41)を係合するためのフック(44)が着脱可能に取付けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  5. 記フック(44)が、前記シートレール(15)への前記グラブレール基部(32a)の取付け部間に配置されることを特徴とする請求項記載の鞍乗り型車両。
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