JP2000280962A - 小型車両用車体フレーム - Google Patents
小型車両用車体フレームInfo
- Publication number
- JP2000280962A JP2000280962A JP9265899A JP9265899A JP2000280962A JP 2000280962 A JP2000280962 A JP 2000280962A JP 9265899 A JP9265899 A JP 9265899A JP 9265899 A JP9265899 A JP 9265899A JP 2000280962 A JP2000280962 A JP 2000280962A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- down frame
- body frame
- pipe
- crankshaft
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】前輪を操向可能に支承するヘッドパイプと、該
ヘッドパイプから後下りに延びるダウンフレームと、ダ
ウンフレームの後端から上方に延びるシートパイプとを
備える小型車両用車体フレームを、小型車両の組立性お
よび生産性を向上することを可能としつつ、充分な剛性
が得られるようにする。 【解決手段】相互に平行な軸線を有するヘッドパイプ1
1およびシートパイプ13がダウンフレーム12に一体
に連なって車体フレーム10が鋳造成形される。
ヘッドパイプから後下りに延びるダウンフレームと、ダ
ウンフレームの後端から上方に延びるシートパイプとを
備える小型車両用車体フレームを、小型車両の組立性お
よび生産性を向上することを可能としつつ、充分な剛性
が得られるようにする。 【解決手段】相互に平行な軸線を有するヘッドパイプ1
1およびシートパイプ13がダウンフレーム12に一体
に連なって車体フレーム10が鋳造成形される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前輪を操向可能に
支承するヘッドパイプと、該ヘッドパイプから後下りに
延びるダウンフレームと、ダウンフレームの後端から上
方に延びるシートパイプとを備える小型車両用車体フレ
ームに関する。
支承するヘッドパイプと、該ヘッドパイプから後下りに
延びるダウンフレームと、ダウンフレームの後端から上
方に延びるシートパイプとを備える小型車両用車体フレ
ームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる車体フレームは、たとえば
特開平6−239286号公報等で既に知られている。
特開平6−239286号公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
車体フレームは、前端にヘッドパイプを一体に備えるダ
ウンフレームの後端に、ダウンフレームとは別体である
シートパイプが締結される構成となっており、ダウンフ
レームおよびシートパイプの締結部の剛性すなわち車体
フレーム全体の剛性が充分に高いとは言えず、しかもダ
ウンフレームおよびシートパイプを締結する作業が必要
であるので、小型車両の組立性および生産性が劣るもの
となっている。
車体フレームは、前端にヘッドパイプを一体に備えるダ
ウンフレームの後端に、ダウンフレームとは別体である
シートパイプが締結される構成となっており、ダウンフ
レームおよびシートパイプの締結部の剛性すなわち車体
フレーム全体の剛性が充分に高いとは言えず、しかもダ
ウンフレームおよびシートパイプを締結する作業が必要
であるので、小型車両の組立性および生産性が劣るもの
となっている。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、小型車両の組立性および生産性を向上するこ
とを可能としつつ、充分な剛性が得られるようにした小
型車用車体フレームを提供することを目的とする。
のであり、小型車両の組立性および生産性を向上するこ
とを可能としつつ、充分な剛性が得られるようにした小
型車用車体フレームを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、前輪を操向可能に支承する
ヘッドパイプと、該ヘッドパイプから後下りに延びるダ
ウンフレームと、ダウンフレームの後端から上方に延び
るシートパイプとを備える小型車両用車体フレームにお
いて、相互に平行な軸線を有するヘッドパイプおよびシ
ートパイプがダウンフレームに一体に連なって鋳造成形
されることを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、前輪を操向可能に支承する
ヘッドパイプと、該ヘッドパイプから後下りに延びるダ
ウンフレームと、ダウンフレームの後端から上方に延び
るシートパイプとを備える小型車両用車体フレームにお
いて、相互に平行な軸線を有するヘッドパイプおよびシ
ートパイプがダウンフレームに一体に連なって鋳造成形
されることを特徴とする。
【0006】かかる構成によれば、ヘッドパイプ、ダウ
ンフレームおよびシートパイプを一体に有して車体フレ
ームが鋳造成形されるので、車体フレームの一部を締結
構造で構成するものに比べると、車体フレームの剛性を
高めることができ、しかも締結作業を不要として、小型
車両の組立性および生産性を向上することが可能とな
る。
ンフレームおよびシートパイプを一体に有して車体フレ
ームが鋳造成形されるので、車体フレームの一部を締結
構造で構成するものに比べると、車体フレームの剛性を
高めることができ、しかも締結作業を不要として、小型
車両の組立性および生産性を向上することが可能とな
る。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、下方を開放した略U字状に
形成されるダウンフレームでクランクケースの一部を構
成するエンジンが、ダウンフレームの下部に搭載される
ことを特徴とし、かかる構成によれば、ダウンフレーム
すなわち車体フレームの軽量化を図ることが可能となる
とともに、エンジン構成部品の部品点数を低減すること
ができ、しかもエンジン関連部品をダウンフレーム内に
収納することも可能となる。
記載の発明の構成に加えて、下方を開放した略U字状に
形成されるダウンフレームでクランクケースの一部を構
成するエンジンが、ダウンフレームの下部に搭載される
ことを特徴とし、かかる構成によれば、ダウンフレーム
すなわち車体フレームの軽量化を図ることが可能となる
とともに、エンジン構成部品の部品点数を低減すること
ができ、しかもエンジン関連部品をダウンフレーム内に
収納することも可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明す
る。
付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明す
る。
【0009】図1〜図7は本発明の一実施例を示すもの
であり、図1は補助エンジン付自転車の側面図、図2は
車体フレームの縦断面図、図3は図2の3−3線断面
図、図4は図2の4−4線断面図、図5はエンジンの縦
断面図であって図6の5−5線に沿う断面図、図6は図
5の6−6線断面図、図7は図5の7−7線断面図であ
る。
であり、図1は補助エンジン付自転車の側面図、図2は
車体フレームの縦断面図、図3は図2の3−3線断面
図、図4は図2の4−4線断面図、図5はエンジンの縦
断面図であって図6の5−5線に沿う断面図、図6は図
5の6−6線断面図、図7は図5の7−7線断面図であ
る。
【0010】図1〜図4において、小型車両としての補
助エンジン付自転車の車体フレーム10は、その前端の
ヘッドパイプ11と、ヘッドパイプ11から後下りに延
びるダウンフレーム12と、ヘッドパイプ11と平行に
してダウンフレーム12の後端上部から上方に延びるシ
ートポスト13とを備え、ヘッドパイプ11、ダウンフ
レーム12およびシートポスト13は、アルミニウム合
金等により一体に鋳造成形される。しかもダウンフレー
ム12は、下方を開放した略U字状に形成される。
助エンジン付自転車の車体フレーム10は、その前端の
ヘッドパイプ11と、ヘッドパイプ11から後下りに延
びるダウンフレーム12と、ヘッドパイプ11と平行に
してダウンフレーム12の後端上部から上方に延びるシ
ートポスト13とを備え、ヘッドパイプ11、ダウンフ
レーム12およびシートポスト13は、アルミニウム合
金等により一体に鋳造成形される。しかもダウンフレー
ム12は、下方を開放した略U字状に形成される。
【0011】ヘッドパイプ11にはフロントフォーク1
4が操向可能に支承され、該フロントフォーク14の下
端に前輪WF が軸支され、フロントフォーク14の上端
に操向ハンドル15が設けられる。またダウンフレーム
12の後端から後方に延出される左、右一対のリヤフォ
ーク16…の後端間に後輪WR が軸支され、シートポス
ト13の上下方向中間部および両リヤフォーク16…の
後端間に左、右一対のステー17…が設けられる。
4が操向可能に支承され、該フロントフォーク14の下
端に前輪WF が軸支され、フロントフォーク14の上端
に操向ハンドル15が設けられる。またダウンフレーム
12の後端から後方に延出される左、右一対のリヤフォ
ーク16…の後端間に後輪WR が軸支され、シートポス
ト13の上下方向中間部および両リヤフォーク16…の
後端間に左、右一対のステー17…が設けられる。
【0012】シートポスト13は筒状に形成されるもの
であり、支持パイプ18が上方からシートポスト13に
差込まれるとともに、上下位置を調節可能としてシート
ポスト13に固定される。しかも支持パイプ18の上端
には、運転者が座乗するためのサドル20が装着され
る。
であり、支持パイプ18が上方からシートポスト13に
差込まれるとともに、上下位置を調節可能としてシート
ポスト13に固定される。しかも支持パイプ18の上端
には、運転者が座乗するためのサドル20が装着され
る。
【0013】ダウンフレーム12の前半部内には、燃料
タンク21が収納され、該燃料タンク21が上端に備え
るキャップ22はダウンフレーム12から上方に突出さ
れる。
タンク21が収納され、該燃料タンク21が上端に備え
るキャップ22はダウンフレーム12から上方に突出さ
れる。
【0014】ダウンフレーム12の後部には、ペダルシ
ャフト23が回転自在に支承されており、該ペダルシャ
フト23の両端には、サドル20に座った運転者が踏む
ためのペダル24…がダウンフレーム12の両側に配置
されるようにして固着される。しかも補助エンジン付自
転車の走行方向前方を向いた状態で、ダウンフレーム1
2の右側には駆動スプロケット25がペダルシャフト2
3と同軸に配置されており、後輪WR に同軸に設けられ
た被動スプロケット26と、前記駆動スプロケット25
とに無端状のチェーン27が巻掛けられる。
ャフト23が回転自在に支承されており、該ペダルシャ
フト23の両端には、サドル20に座った運転者が踏む
ためのペダル24…がダウンフレーム12の両側に配置
されるようにして固着される。しかも補助エンジン付自
転車の走行方向前方を向いた状態で、ダウンフレーム1
2の右側には駆動スプロケット25がペダルシャフト2
3と同軸に配置されており、後輪WR に同軸に設けられ
た被動スプロケット26と、前記駆動スプロケット25
とに無端状のチェーン27が巻掛けられる。
【0015】車体フレーム10におけるダウンフレーム
12の下部には、運転者による前記ペダル24…の踏込
み力をアシストする動力を発揮するエンジン28が、ダ
ウンフレーム12の一部でクランクケース33の一部を
構成するようにして搭載される。
12の下部には、運転者による前記ペダル24…の踏込
み力をアシストする動力を発揮するエンジン28が、ダ
ウンフレーム12の一部でクランクケース33の一部を
構成するようにして搭載される。
【0016】図5、図6および図7を併せて参照して、
エンジン28のシリンダブロック30は、該シリンダブ
ロック30が備えるシリンダボア31の軸線を自転車の
前後方向に沿ってほぼ水平として配置され、該シリンダ
ブロック30の前方に配置されるシリンダヘッド32
と、シリンダブロック30の後方に配置されるクランク
ケース33とがシリンダブロック30に結合される。
エンジン28のシリンダブロック30は、該シリンダブ
ロック30が備えるシリンダボア31の軸線を自転車の
前後方向に沿ってほぼ水平として配置され、該シリンダ
ブロック30の前方に配置されるシリンダヘッド32
と、シリンダブロック30の後方に配置されるクランク
ケース33とがシリンダブロック30に結合される。
【0017】シリンダブロック30に設けられるシリン
ダボア31に摺動自在に嵌合されるピストン34には、
自転車の幅方向に沿う軸線を有するクランクシャフト3
6がコンロッド35を介して連結される。このクランク
シャフト36を収容するクランクケース33は、シリン
ダブロック30に結合される下部ケース37と、ダウン
フレーム12の後部で形成される上部ケース38とが、
上部ケース38のシリンダブロック30への直接の結合
を回避して相互に結合されて成るものであり、下部ケー
ス37および上部ケース38の分割面39は、シリンダ
ボア31の軸線およびクランクシャフト36の軸線と平
行に設定される。
ダボア31に摺動自在に嵌合されるピストン34には、
自転車の幅方向に沿う軸線を有するクランクシャフト3
6がコンロッド35を介して連結される。このクランク
シャフト36を収容するクランクケース33は、シリン
ダブロック30に結合される下部ケース37と、ダウン
フレーム12の後部で形成される上部ケース38とが、
上部ケース38のシリンダブロック30への直接の結合
を回避して相互に結合されて成るものであり、下部ケー
ス37および上部ケース38の分割面39は、シリンダ
ボア31の軸線およびクランクシャフト36の軸線と平
行に設定される。
【0018】クランクシャフト36は、クランクケース
33を構成する両ケース37,38のうち下部ケース3
7側に収納されるものであり、該クランクシャフト36
のクランクピン36aを相互間に挟む2箇所が、下部ケ
ース37側で回転自在に支承される。すなわちクランク
シャフト36は、コンロッド35が連結されるクランク
ピン36aと、該クランクピン36aの両側のクランク
ウエブ36b,36cと、両クランクウエブ36b,3
6cから外方に突出するクランクジャーナル36d,3
6eとを一体に備えるものであり、両クランクジャーナ
ル36d,36eが、下部ケース37に固定されるホル
ダ40,41に、ボールベアリング42,43を介して
回転自在に支承される。
33を構成する両ケース37,38のうち下部ケース3
7側に収納されるものであり、該クランクシャフト36
のクランクピン36aを相互間に挟む2箇所が、下部ケ
ース37側で回転自在に支承される。すなわちクランク
シャフト36は、コンロッド35が連結されるクランク
ピン36aと、該クランクピン36aの両側のクランク
ウエブ36b,36cと、両クランクウエブ36b,3
6cから外方に突出するクランクジャーナル36d,3
6eとを一体に備えるものであり、両クランクジャーナ
ル36d,36eが、下部ケース37に固定されるホル
ダ40,41に、ボールベアリング42,43を介して
回転自在に支承される。
【0019】前記両ホルダ40,41は、シリンダブロ
ック30および下部ケース37間に挟まれるように配置
されるものであり、シリンダボア31の周囲に配置され
て下部ケース37にねじ込まれる4本のスタッドボルト
44,44…および各スタッドボルト44,44…にそ
れぞれ螺合されるナット45,45…によって、シリン
ダヘッド32、シリンダブロック30、ホルダ40,4
1および下部ケース37が共締めされる。すなわち、ね
じ込みによって下部ケース37に一端が植設されるスタ
ッドボルト44,44…が、ホルダ40,41、シリン
ダブロック30およびシリンダヘッド32にそれぞれ挿
通され、シリンダヘッド32から突出したスタッドボル
ト44,44…の他端部にナット45,45…が螺合さ
れる。また各スタッドボルト44,44…およびナット
45,45…による締付位置から離れた位置で、シリン
ダヘッド32は、1または複数のボルト46によりシリ
ンダブロック30に締結される。
ック30および下部ケース37間に挟まれるように配置
されるものであり、シリンダボア31の周囲に配置され
て下部ケース37にねじ込まれる4本のスタッドボルト
44,44…および各スタッドボルト44,44…にそ
れぞれ螺合されるナット45,45…によって、シリン
ダヘッド32、シリンダブロック30、ホルダ40,4
1および下部ケース37が共締めされる。すなわち、ね
じ込みによって下部ケース37に一端が植設されるスタ
ッドボルト44,44…が、ホルダ40,41、シリン
ダブロック30およびシリンダヘッド32にそれぞれ挿
通され、シリンダヘッド32から突出したスタッドボル
ト44,44…の他端部にナット45,45…が螺合さ
れる。また各スタッドボルト44,44…およびナット
45,45…による締付位置から離れた位置で、シリン
ダヘッド32は、1または複数のボルト46によりシリ
ンダブロック30に締結される。
【0020】両ホルダ40,41のうち自転車の前後方
向前方を向いた姿勢で左側に配置されるホルダ40の外
方側には、発電機48が配置される。該発電機48のロ
ータ49はホルダ40から突出したクランクシャフト3
6の一端部に固定され、該クランクシャフト36の一端
部を同軸に囲繞するようにしてホルダ40に一体に突設
される支持筒部40aに、前記発電機48のステータ5
0が固定される。
向前方を向いた姿勢で左側に配置されるホルダ40の外
方側には、発電機48が配置される。該発電機48のロ
ータ49はホルダ40から突出したクランクシャフト3
6の一端部に固定され、該クランクシャフト36の一端
部を同軸に囲繞するようにしてホルダ40に一体に突設
される支持筒部40aに、前記発電機48のステータ5
0が固定される。
【0021】シリンダブロック30およびシリンダヘッ
ド32間には、ピストン34の頂部の一部を臨ませる燃
焼室54が、自転車の前後方向前方を向いた姿勢でシリ
ンダボア31の軸線から右側にずれた位置に中心を配置
するようにして形成される。またシリンダヘッド32に
は燃焼室54に内端を臨ませる点火プラグ57が取付け
られる。
ド32間には、ピストン34の頂部の一部を臨ませる燃
焼室54が、自転車の前後方向前方を向いた姿勢でシリ
ンダボア31の軸線から右側にずれた位置に中心を配置
するようにして形成される。またシリンダヘッド32に
は燃焼室54に内端を臨ませる点火プラグ57が取付け
られる。
【0022】シリンダブロック30の上部には、前記燃
焼室54に通じ得る吸気ポート55が設けられ、シリン
ダブロック30の下部には、前記燃焼室54に通じ得る
排気ポート56が設けられる。
焼室54に通じ得る吸気ポート55が設けられ、シリン
ダブロック30の下部には、前記燃焼室54に通じ得る
排気ポート56が設けられる。
【0023】吸気ポート55および燃焼室54間の連通
・遮断を切換える吸気弁58と、排気ポート56および
燃焼室54間の連通・遮断を切換える排気弁59とは、
エンジン本体29におけるシリンダブロック30に設け
られているシリンダボア31の上方に配置されており、
シリンダボア31の軸線と平行な方向に開閉作動するこ
とを可能としてシリンダブロック30に支承されるとと
もに閉弁方向にばね付勢される。
・遮断を切換える吸気弁58と、排気ポート56および
燃焼室54間の連通・遮断を切換える排気弁59とは、
エンジン本体29におけるシリンダブロック30に設け
られているシリンダボア31の上方に配置されており、
シリンダボア31の軸線と平行な方向に開閉作動するこ
とを可能としてシリンダブロック30に支承されるとと
もに閉弁方向にばね付勢される。
【0024】これらの吸気弁58および排気弁59は、
動弁機構60により開閉駆動されるものであり、該動弁
機構60は、クランクシャフト36に固定されるタイミ
ング駆動ギヤ61と、シリンダブロック30に固定され
る支軸62で回転自在に支承されて前記タイミング駆動
ギヤ61に噛合するタイミング被動ギヤ63と、タイミ
ング被動ギヤ63に一体に形成されるカム64と、該カ
ム64に従動して揺動するようにしてシリンダブロック
30に支承されるとともに前記吸気弁58に連動、連結
される吸気側ロッカアーム65と、前記カム64に従動
して揺動するようにしてシリンダブロック30に支承さ
れるとともに前記排気弁59に連動、連結される吸気側
ロッカアーム66とを備える。
動弁機構60により開閉駆動されるものであり、該動弁
機構60は、クランクシャフト36に固定されるタイミ
ング駆動ギヤ61と、シリンダブロック30に固定され
る支軸62で回転自在に支承されて前記タイミング駆動
ギヤ61に噛合するタイミング被動ギヤ63と、タイミ
ング被動ギヤ63に一体に形成されるカム64と、該カ
ム64に従動して揺動するようにしてシリンダブロック
30に支承されるとともに前記吸気弁58に連動、連結
される吸気側ロッカアーム65と、前記カム64に従動
して揺動するようにしてシリンダブロック30に支承さ
れるとともに前記排気弁59に連動、連結される吸気側
ロッカアーム66とを備える。
【0025】前記タイミング駆動ギヤ61は、前記両ホ
ルダ40,41のうち自転車の前後方向前方を向いた姿
勢で右側に配置されるホルダ41の外方側で、クランク
シャフト36の他端に設けられており、該タイミング駆
動ギヤ61はクランクシャフト36の回転動力を1/2
に減速してタイミング被動ギヤ63およびカム64に伝
達する。すなわちカム64は、クランクシャフト36の
回転速度の1/2に減速されて回転することになる。
ルダ40,41のうち自転車の前後方向前方を向いた姿
勢で右側に配置されるホルダ41の外方側で、クランク
シャフト36の他端に設けられており、該タイミング駆
動ギヤ61はクランクシャフト36の回転動力を1/2
に減速してタイミング被動ギヤ63およびカム64に伝
達する。すなわちカム64は、クランクシャフト36の
回転速度の1/2に減速されて回転することになる。
【0026】シリンダブロック30の上部には、吸気ポ
ート55に通じる吸気管72の下流端が接続されてお
り、該吸気管72の上流端は気化器73の下流端に接続
される。この気化器73は、燃料タンク21よりも後方
側で車体フレーム10におけるダウンフレーム12内に
一部を収納せしめるように配置される シリンダブロック30の下部には排気ポート56に通じ
る排気管74の上流端が接続されており、該排気管74
は、エンジン28の下方を通って後方に延出され、エン
ジン28および後輪WR 間に配置された排気マフラー7
5(図1参照)に接続される。
ート55に通じる吸気管72の下流端が接続されてお
り、該吸気管72の上流端は気化器73の下流端に接続
される。この気化器73は、燃料タンク21よりも後方
側で車体フレーム10におけるダウンフレーム12内に
一部を収納せしめるように配置される シリンダブロック30の下部には排気ポート56に通じ
る排気管74の上流端が接続されており、該排気管74
は、エンジン28の下方を通って後方に延出され、エン
ジン28および後輪WR 間に配置された排気マフラー7
5(図1参照)に接続される。
【0027】再び図5において、クランクケース33に
おける下部ケース37には、クランクシャフト36と平
行な軸線を有するメインシャフト94の両端が回転自在
に支承されており、メインシャフト94と平行な軸線を
有するペダルシャフト23の一端部は、クランクケース
33の上部ケース38において自転車の前後方向に沿う
左側の側壁にボールベアリング95を介して回転自在に
支承される。また前記上部ケース38において自転車の
前後方向に沿う右側の側壁には、ペダルシャフト23の
他端側を同軸に囲繞する回転筒軸96の外端側が、ボー
ルベアリング97を介して回転自在に支承されており、
回転筒軸96の内端部は、ペダルシャフト23により相
対回転自在に支承され、回転筒軸96の外端側およびペ
ダルシャフト23間にはローラベアリング98が介装さ
れる。すなわち同軸であるペダルシャフト23および回
転筒軸96は、相対回転を可能としてクランクケース3
3の上部ケース38に支承されており、回転筒軸96の
外端に駆動スプロケット25が固定される。
おける下部ケース37には、クランクシャフト36と平
行な軸線を有するメインシャフト94の両端が回転自在
に支承されており、メインシャフト94と平行な軸線を
有するペダルシャフト23の一端部は、クランクケース
33の上部ケース38において自転車の前後方向に沿う
左側の側壁にボールベアリング95を介して回転自在に
支承される。また前記上部ケース38において自転車の
前後方向に沿う右側の側壁には、ペダルシャフト23の
他端側を同軸に囲繞する回転筒軸96の外端側が、ボー
ルベアリング97を介して回転自在に支承されており、
回転筒軸96の内端部は、ペダルシャフト23により相
対回転自在に支承され、回転筒軸96の外端側およびペ
ダルシャフト23間にはローラベアリング98が介装さ
れる。すなわち同軸であるペダルシャフト23および回
転筒軸96は、相対回転を可能としてクランクケース3
3の上部ケース38に支承されており、回転筒軸96の
外端に駆動スプロケット25が固定される。
【0028】クランクシャフト36が備える一対のクラ
ンクウエブ36b,36cの一方36cには、プライマ
リー駆動ギヤ99が固着されており、このプライマリー
駆動ギヤ99に噛合するプライマリー被動ギヤ100
は、メインシャフト94に相対回転自在に支承される。
ンクウエブ36b,36cの一方36cには、プライマ
リー駆動ギヤ99が固着されており、このプライマリー
駆動ギヤ99に噛合するプライマリー被動ギヤ100
は、メインシャフト94に相対回転自在に支承される。
【0029】メインシャフト94には、メインシャフト
94との相対回転が不能である入力部材103と、メイ
ンシャフト94との相対回転が可能である出力ギヤ10
4を備える発進クラッチ102とが装着されており、前
記プライマリー被動ギヤ100は、発進クラッチ102
の入力部材103にダンパ101を介して連結される。
この発進クラッチ102は、クランクシャフト36から
プライマリー駆動ギヤ99、プライマリー被動ギヤ10
0およびダンパ101を介して駆動される入力部材10
3の回転速度が設定値以上になるのに応じて、入力部材
103から出力ギヤ104に動力を伝達するものであ
る。
94との相対回転が不能である入力部材103と、メイ
ンシャフト94との相対回転が可能である出力ギヤ10
4を備える発進クラッチ102とが装着されており、前
記プライマリー被動ギヤ100は、発進クラッチ102
の入力部材103にダンパ101を介して連結される。
この発進クラッチ102は、クランクシャフト36から
プライマリー駆動ギヤ99、プライマリー被動ギヤ10
0およびダンパ101を介して駆動される入力部材10
3の回転速度が設定値以上になるのに応じて、入力部材
103から出力ギヤ104に動力を伝達するものであ
る。
【0030】前記発進クラッチ102の出力ギヤ104
は、第1の遊星ギヤ式減速機105を介して回転筒軸9
6に連結される。第1の遊星ギヤ式減速機105のキャ
リア106は回転筒軸96に相対回転不能に装着され、
サンギヤ107が出力ギヤ104に噛合され、リングギ
ヤ108は、回転筒軸96の軸線まわりに回転すること
を阻止するようにしてメインシャフト94に係合され
る。
は、第1の遊星ギヤ式減速機105を介して回転筒軸9
6に連結される。第1の遊星ギヤ式減速機105のキャ
リア106は回転筒軸96に相対回転不能に装着され、
サンギヤ107が出力ギヤ104に噛合され、リングギ
ヤ108は、回転筒軸96の軸線まわりに回転すること
を阻止するようにしてメインシャフト94に係合され
る。
【0031】第1の遊星ギヤ式減速機105に間隔をあ
けた位置で対向する第2の遊星ギヤ式減速機111がペ
ダルシャフト23に装着されており、この第2の遊星ギ
ヤ式減速機111におけるキャリア112は、ペダルシ
ャフト23の軸線まわりに回転しないように上部ケース
38に係合されており、リングギヤ113はペダルシャ
フト23に軸線まわりの回転を可能として支承され、サ
ンギヤ114はリングギヤ113で軸線まわりの回転を
可能として支承される。
けた位置で対向する第2の遊星ギヤ式減速機111がペ
ダルシャフト23に装着されており、この第2の遊星ギ
ヤ式減速機111におけるキャリア112は、ペダルシ
ャフト23の軸線まわりに回転しないように上部ケース
38に係合されており、リングギヤ113はペダルシャ
フト23に軸線まわりの回転を可能として支承され、サ
ンギヤ114はリングギヤ113で軸線まわりの回転を
可能として支承される。
【0032】第1および第2の遊星ギヤ式減速機10
5,111間で、ペダルシャフト23には、該ペダルシ
ャフト23と同軸のシフタ115がヘリカルギヤを介し
て装着されており、このシフタ115の外周には、上部
ケース38との係合によりペダルシャフト23の軸線ま
わりに回転することが阻止されているばね116が摩擦
係合される。而してペダルシャフト23が自転車の前進
方向に回転したときに、ばね116との摩擦係合によっ
て回転が阻止された状態にあるシフタ115は第1の遊
星ギヤ式減速機105側に移動し、またペダルシャフト
23が自転車の後進方向に回転したときに、ばね116
との摩擦係合によって回転が阻止された状態にあるシフ
タ115は第2の遊星ギヤ式減速機111側に移動す
る。しかもシフタ115は、第1の遊星ギヤ式減速機1
05のキャリア106にシフタ115からキャリア10
6への動力伝達を可能とするもののキャリア106から
シフタ115への動力伝達を不能とするようにしてラチ
ェット係合すること、ならびに第2の遊星ギヤ式減速機
111のリングギヤ113にシフタ115からリングギ
ヤ113への動力伝達を可能とするもののリングギヤ1
13からシフタ115への動力伝達を不能とするように
してラチェット係合することが可能である。
5,111間で、ペダルシャフト23には、該ペダルシ
ャフト23と同軸のシフタ115がヘリカルギヤを介し
て装着されており、このシフタ115の外周には、上部
ケース38との係合によりペダルシャフト23の軸線ま
わりに回転することが阻止されているばね116が摩擦
係合される。而してペダルシャフト23が自転車の前進
方向に回転したときに、ばね116との摩擦係合によっ
て回転が阻止された状態にあるシフタ115は第1の遊
星ギヤ式減速機105側に移動し、またペダルシャフト
23が自転車の後進方向に回転したときに、ばね116
との摩擦係合によって回転が阻止された状態にあるシフ
タ115は第2の遊星ギヤ式減速機111側に移動す
る。しかもシフタ115は、第1の遊星ギヤ式減速機1
05のキャリア106にシフタ115からキャリア10
6への動力伝達を可能とするもののキャリア106から
シフタ115への動力伝達を不能とするようにしてラチ
ェット係合すること、ならびに第2の遊星ギヤ式減速機
111のリングギヤ113にシフタ115からリングギ
ヤ113への動力伝達を可能とするもののリングギヤ1
13からシフタ115への動力伝達を不能とするように
してラチェット係合することが可能である。
【0033】したがって、ペダル24…の踏込みにより
ペダルシャフト23を自転車の前進方向に回転駆動する
と、シフタ115が第1の遊星ギヤ式減速機105のキ
ャリア106にラチェット係合するまで移動し、ばね1
16との摩擦係合によってシフタ115に作用している
回転抵抗力を上回る回転動力をペダルシャフト23に加
えることにより、ペダルシャフト23からシフタ115
およびキャリア106を介して回転筒軸96に回転動力
を伝達することができる。
ペダルシャフト23を自転車の前進方向に回転駆動する
と、シフタ115が第1の遊星ギヤ式減速機105のキ
ャリア106にラチェット係合するまで移動し、ばね1
16との摩擦係合によってシフタ115に作用している
回転抵抗力を上回る回転動力をペダルシャフト23に加
えることにより、ペダルシャフト23からシフタ115
およびキャリア106を介して回転筒軸96に回転動力
を伝達することができる。
【0034】一方、メインシャフト94には、第2の遊
星ギヤ式減速機111におけるサンギヤ114の外周に
噛合するヘリカルギヤ117が回転自在に支承され、該
ヘリカルギヤ117には、下部ケース37との係合によ
りメインシャフト94の軸線まわりに回転することが阻
止されるばね118が摩擦係合される。しかもメインシ
ャフト94には、前記ヘリカルギヤ117に間隔をあけ
て対向する回転部材119が相対回転を不能として装着
される。
星ギヤ式減速機111におけるサンギヤ114の外周に
噛合するヘリカルギヤ117が回転自在に支承され、該
ヘリカルギヤ117には、下部ケース37との係合によ
りメインシャフト94の軸線まわりに回転することが阻
止されるばね118が摩擦係合される。しかもメインシ
ャフト94には、前記ヘリカルギヤ117に間隔をあけ
て対向する回転部材119が相対回転を不能として装着
される。
【0035】而してペダル24…の踏込みによりペダル
シャフト23を自転車の後進方向に回転駆動すると、シ
フタ115が第2の遊星ギヤ式減速機111のリングギ
ヤ113にラチェット係合するまで移動し、ばね116
との摩擦係合によってシフタ115に作用している回転
抵抗力を上回る回転動力をペダルシャフト23に加える
ことにより、ペダルシャフト23からシフタ115およ
び第2の遊星ギヤ式減速機111を介して、ヘリカルギ
ヤ117に回転動力が伝達される。これにより、ばね1
18との摩擦係合によって回転が阻止された状態にある
ヘリカルギヤ117は回転部材119側に移動する。し
かもヘリカルギヤ117は、該ヘリカルギヤ117から
回転部材119への動力伝達を可能とするものの回転部
材119からヘリカルギヤ117への動力伝達を不能と
するようにして、回転部材119にラチェット係合する
ことが可能である。
シャフト23を自転車の後進方向に回転駆動すると、シ
フタ115が第2の遊星ギヤ式減速機111のリングギ
ヤ113にラチェット係合するまで移動し、ばね116
との摩擦係合によってシフタ115に作用している回転
抵抗力を上回る回転動力をペダルシャフト23に加える
ことにより、ペダルシャフト23からシフタ115およ
び第2の遊星ギヤ式減速機111を介して、ヘリカルギ
ヤ117に回転動力が伝達される。これにより、ばね1
18との摩擦係合によって回転が阻止された状態にある
ヘリカルギヤ117は回転部材119側に移動する。し
かもヘリカルギヤ117は、該ヘリカルギヤ117から
回転部材119への動力伝達を可能とするものの回転部
材119からヘリカルギヤ117への動力伝達を不能と
するようにして、回転部材119にラチェット係合する
ことが可能である。
【0036】したがって、ペダルシャフト23を自転車
の後進方向に回転駆動することにより、ヘリカルギヤ1
17を回転部材119にラチェット係合するまで移動さ
せ、ばね118との摩擦係合によってヘリカルギヤ11
7に作用している回転抵抗力を上回る回転動力をペダル
シャフト23に加えることにより、ペダルシャフト23
からシフタ115、第2の遊星ギヤ式減速機111、ヘ
リカルギヤ117および回転部材119を介してメイン
シャフト94に回転動力を伝達することが可能である。
しかもメインシャフト94の回転動力は、発進クラッチ
102の入力部材103、ダンパ101、プライマリー
被動ギヤ100およびプライマリー駆動ギヤ99を介し
てクランクシャフト36に伝達されるので、エンジン2
8が始動することになる。
の後進方向に回転駆動することにより、ヘリカルギヤ1
17を回転部材119にラチェット係合するまで移動さ
せ、ばね118との摩擦係合によってヘリカルギヤ11
7に作用している回転抵抗力を上回る回転動力をペダル
シャフト23に加えることにより、ペダルシャフト23
からシフタ115、第2の遊星ギヤ式減速機111、ヘ
リカルギヤ117および回転部材119を介してメイン
シャフト94に回転動力を伝達することが可能である。
しかもメインシャフト94の回転動力は、発進クラッチ
102の入力部材103、ダンパ101、プライマリー
被動ギヤ100およびプライマリー駆動ギヤ99を介し
てクランクシャフト36に伝達されるので、エンジン2
8が始動することになる。
【0037】図5および図6に注目して、シートポスト
13のダウンフレーム12への下端開口部は、ブリーザ
管86を備えるブリーザキャップ87で塞がれており、
該ブリーザキャップ87は、上部ケース38と、該上部
ケース38に締結される押さえ板88との間に挟持され
る。またブリーザキャップ87および押さえ板88間に
は、一端をクランクケース33内に通じさせるとともに
他端を前記ブリーザ管86に通じさせる迷路89が形成
されており、クランクケース33内で生じたブリーザガ
スは、前記迷路89を通過する間にオイル成分を分離し
つつブリーザ管86側に流れることになる。しかも前記
ブリーザ管86は、ダウンフレーム12内に配置される
エアクリーナ(図示せず)に接続されており、該エアク
リーナから気化器73を経てエンジン28に吸入される
吸気中に前記ブリーザガスが混入される。
13のダウンフレーム12への下端開口部は、ブリーザ
管86を備えるブリーザキャップ87で塞がれており、
該ブリーザキャップ87は、上部ケース38と、該上部
ケース38に締結される押さえ板88との間に挟持され
る。またブリーザキャップ87および押さえ板88間に
は、一端をクランクケース33内に通じさせるとともに
他端を前記ブリーザ管86に通じさせる迷路89が形成
されており、クランクケース33内で生じたブリーザガ
スは、前記迷路89を通過する間にオイル成分を分離し
つつブリーザ管86側に流れることになる。しかも前記
ブリーザ管86は、ダウンフレーム12内に配置される
エアクリーナ(図示せず)に接続されており、該エアク
リーナから気化器73を経てエンジン28に吸入される
吸気中に前記ブリーザガスが混入される。
【0038】次にこの実施例の作用について説明する
と、エンジン28のクランクケース33は、クランクシ
ャフト36の軸線と平行な分割面39で分割可能な下部
ケース37および上部ケース38が相互に結合されて成
るものであり、シリンダブロック30には、下部ケース
38だけが結合されるので、シリンダブロック30およ
びクランクケース33の結合面のシール構造を単純なも
のとしてシール性を向上することができる。
と、エンジン28のクランクケース33は、クランクシ
ャフト36の軸線と平行な分割面39で分割可能な下部
ケース37および上部ケース38が相互に結合されて成
るものであり、シリンダブロック30には、下部ケース
38だけが結合されるので、シリンダブロック30およ
びクランクケース33の結合面のシール構造を単純なも
のとしてシール性を向上することができる。
【0039】しかもクランクシャフト36において、ク
ランクピン36aを相互間に挟む2箇所が下部ケース3
7側で回転自在に支承されているので、クランクシャフ
ト36の支持剛性を高め、クランクシャフト36の耐久
性向上に寄与することができる。
ランクピン36aを相互間に挟む2箇所が下部ケース3
7側で回転自在に支承されているので、クランクシャフ
ト36の支持剛性を高め、クランクシャフト36の耐久
性向上に寄与することができる。
【0040】また前記分割面39が、シリンダブロック
30におけるシリンダボア31の軸線と平行に設定され
ていることにより、下部ケース37を上部が開放した碗
形とし、下部ケース37の形状を単純化することができ
る。
30におけるシリンダボア31の軸線と平行に設定され
ていることにより、下部ケース37を上部が開放した碗
形とし、下部ケース37の形状を単純化することができ
る。
【0041】さらにクランクシャフト36は、下部ケー
ス37に固定されるホルダ40,41に、ボールベアリ
ング42,43をそれぞれ介して支承されているので、
加工工数の増大を回避しつつクランクシャフト36を精
度よく支持することができる。すなわち、クランクシャ
フト36をその両側に配置される一対の部材間に形成さ
れる支持孔に装着される軸受で支持する構造では、前記
両側の部材の組付状態で前記支持孔の共加工を施してク
ランクシャフト36の支持精度を確保しなければならな
いのであるが、各ホルダ40,41にボールベアリング
42,43をそれぞれ装着する構造としたことにより、
前記共加工を施すことを不要としてクランクシャフト3
6を精度よく支持することができるのである。
ス37に固定されるホルダ40,41に、ボールベアリ
ング42,43をそれぞれ介して支承されているので、
加工工数の増大を回避しつつクランクシャフト36を精
度よく支持することができる。すなわち、クランクシャ
フト36をその両側に配置される一対の部材間に形成さ
れる支持孔に装着される軸受で支持する構造では、前記
両側の部材の組付状態で前記支持孔の共加工を施してク
ランクシャフト36の支持精度を確保しなければならな
いのであるが、各ホルダ40,41にボールベアリング
42,43をそれぞれ装着する構造としたことにより、
前記共加工を施すことを不要としてクランクシャフト3
6を精度よく支持することができるのである。
【0042】しかもヘッドパイプ11、ダウンフレーム
12およびシートパイプ13を一体に有して車体フレー
ム10が鋳造成形されるので、車体フレーム10の一部
を締結構造で構成するものに比べると、車体フレーム1
0の剛性を高めることができ、しかも締結作業を不要と
して、補助エンジン付き自転車の組立性および生産性を
向上することが可能となる。
12およびシートパイプ13を一体に有して車体フレー
ム10が鋳造成形されるので、車体フレーム10の一部
を締結構造で構成するものに比べると、車体フレーム1
0の剛性を高めることができ、しかも締結作業を不要と
して、補助エンジン付き自転車の組立性および生産性を
向上することが可能となる。
【0043】さらに下方を開放した略U字状に形成され
るダウンフレーム12でクランクケース33の一部を構
成するエンジン28が、ダウンフレーム12の下部に搭
載されるので、ダウンフレーム12すなわち車体フレー
ム10の軽量化を図ることが可能となるとともに、エン
ジン構成部品の部品点数を低減することができ、しかも
燃料タンク21、気化器73、エアクリーナおよび電装
部品等のエンジン28の関連部品をダウンフレーム12
内に収納することも可能となる。
るダウンフレーム12でクランクケース33の一部を構
成するエンジン28が、ダウンフレーム12の下部に搭
載されるので、ダウンフレーム12すなわち車体フレー
ム10の軽量化を図ることが可能となるとともに、エン
ジン構成部品の部品点数を低減することができ、しかも
燃料タンク21、気化器73、エアクリーナおよび電装
部品等のエンジン28の関連部品をダウンフレーム12
内に収納することも可能となる。
【0044】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0045】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、車体フレームの剛性を高めることができ、しかも小
型車両の組立性および生産性を向上することが可能とな
る。
ば、車体フレームの剛性を高めることができ、しかも小
型車両の組立性および生産性を向上することが可能とな
る。
【0046】また請求項2記載の発明によれば、ダウン
フレームすなわち車体フレームの軽量化を図ることが可
能となるとともに、エンジン構成部品の部品点数を低減
することができ、エンジン関連部品をダウンフレーム内
に収納することも可能となる。
フレームすなわち車体フレームの軽量化を図ることが可
能となるとともに、エンジン構成部品の部品点数を低減
することができ、エンジン関連部品をダウンフレーム内
に収納することも可能となる。
【図1】補助エンジン付自転車の側面図である。
【図2】車体フレームの縦断面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図2の4−4線断面図である。
【図5】エンジンの縦断面図であって図6の5−5線に
沿う断面図である。
沿う断面図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】図5の7−7線断面図である。
10・・・車体フレーム 11・・・ヘッドパイプ 12・・・ダウンフレーム 13・・・シートパイプ 28・・・エンジン 33・・・クランクケース WF ・・・前輪
Claims (2)
- 【請求項1】 前輪(WF )を操向可能に支承するヘッ
ドパイプ(11)と、該ヘッドパイプ(11)から後下
りに延びるダウンフレーム(12)と、ダウンフレーム
(12)の後端から上方に延びるシートパイプ(13)
とを備える小型車両用車体フレームにおいて、相互に平
行な軸線を有するヘッドパイプ(11)およびシートパ
イプ(13)がダウンフレーム(12)に一体に連なっ
て鋳造成形されることを特徴とする小型車両用車体フレ
ーム。 - 【請求項2】 下方を開放した略U字状に形成されるダ
ウンフレーム(12)でクランクケース(33)の一部
を構成するエンジン(28)が、ダウンフレーム(1
2)の下部に搭載されることを特徴とする請求項1記載
の小型車両用車体フレーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9265899A JP2000280962A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 小型車両用車体フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9265899A JP2000280962A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 小型車両用車体フレーム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000280962A true JP2000280962A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=14060582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9265899A Pending JP2000280962A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 小型車両用車体フレーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000280962A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1254830A3 (en) * | 2001-05-02 | 2003-09-17 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Vehicle body frame for motorcycle and motorcycle having the vehicle body frame |
| EP1366975A2 (en) | 2002-05-29 | 2003-12-03 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Vehicle and vehicle body frame |
| WO2024175837A1 (fr) | 2023-02-23 | 2024-08-29 | Groupe Sab - Financiere D'azolette | Procédé de fabrication par moulage d'un cadre de vélo monobloc |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP9265899A patent/JP2000280962A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1254830A3 (en) * | 2001-05-02 | 2003-09-17 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Vehicle body frame for motorcycle and motorcycle having the vehicle body frame |
| CN1304238C (zh) * | 2001-05-02 | 2007-03-14 | 雅马哈发动机株式会社 | 摩托车 |
| EP1366975A2 (en) | 2002-05-29 | 2003-12-03 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Vehicle and vehicle body frame |
| WO2024175837A1 (fr) | 2023-02-23 | 2024-08-29 | Groupe Sab - Financiere D'azolette | Procédé de fabrication par moulage d'un cadre de vélo monobloc |
| FR3146125A1 (fr) | 2023-02-23 | 2024-08-30 | Groupe Sab - Financiere D'azolette | procédé de fabrication par moulage d’un cadre de vélo monobloc |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3939813B2 (ja) | 動力補助自転車 | |
| US7216615B2 (en) | Engine device for motorcycles | |
| JP4725285B2 (ja) | 自動二輪車のエンジン | |
| US7311623B2 (en) | Engine incorporating a V-belt type continuously variable transmission | |
| JP2000233782A (ja) | 小型車両における吸気構造 | |
| JP2000280962A (ja) | 小型車両用車体フレーム | |
| EP3658452A1 (en) | A transmission assist system for a two-wheeled vehicle | |
| JP2000283239A (ja) | 車両用エンジンにおけるバランサ装置 | |
| JP2000282814A (ja) | サイドバルブ式4サイクルエンジン | |
| JP2003148614A (ja) | 自動二輪車の変速装置 | |
| JP4007872B2 (ja) | 自動二輪車におけるパワーユニット支持構造 | |
| JP4125556B2 (ja) | 自動二輪車用エンジンの排気用二次空気供給装置 | |
| JP2748251B2 (ja) | 自動二輪車の構成部品配設構造 | |
| JP2000234563A (ja) | 車両用エンジン | |
| JP3975144B2 (ja) | 4サイクル単気筒エンジン付きパワーユニット | |
| JP3966778B2 (ja) | エンジンにおける組付け用開口部閉塞構造 | |
| JP3547861B2 (ja) | 自動二輪車におけるキック始動装置 | |
| KR100342970B1 (ko) | 스쿠터형 차량의 스윙식 파워 유닛 및 킥 시동장치 | |
| JP4270954B2 (ja) | 自動二輪車 | |
| JP2001115850A (ja) | エンジン | |
| JP3901596B2 (ja) | エンジン | |
| JP3862066B2 (ja) | 車両用パワーユニット | |
| JP4287065B2 (ja) | 自動二輪車 | |
| JP2000205091A (ja) | スイング式パワ―ユニット | |
| JP3464713B2 (ja) | エンジンにおけるテンショナ取付構造 |