JP2019135982A - コンバイン - Google Patents
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Description
複数の作動装置の作動状態を適切なタイミングで切り替える作動状態切替え装置が備えられているコンバインであって、
前記作動状態切替え装置は、同一の揺動軸心周りで揺動可能である共に前記揺動軸心方向に並ぶ状態で設けられる複数のアームと、前記揺動軸心と平行な同一の回転軸心周りで回転可能であると共に前記複数のアームの夫々に対応するように前記回転軸心方向に並ぶ状態で設けられる複数のカムと、前記複数のカムを回転駆動する駆動アクチュエータと、前記複数のアームの夫々と前記複数の作動装置の夫々とを連係すると共に前記複数のアームの夫々から同じ方向に向けて延出する複数のケーブルワイヤと、を有し、
前記複数のカムが前記駆動アクチュエータによって回転駆動されることにより、前記複数のアームの夫々が前記カムの作用によって前記揺動軸心周りで同じ側に揺動されて、前記複数のアームの夫々が前記複数のケーブルワイヤの夫々を引っ張ることにより、前記複数の作動装置の作動状態が適切なタイミングで切り替えられるように構成されていることにある。
前記作動状態切替え装置は、前記複数のアーム及び前記複数のカムを収容するケースを有し、
前記複数のアームは、これらの上端部が前記ケースから上方に突出し、かつ、各前記アームの上端部に、各前記ケーブルワイヤが連結され、
前記複数のケーブルワイヤは、前記カムの上方を通過する状態で水平方向に延びていると好適である。
前記ケースのうち前記カムに対して前記アームが位置する側とは反対側の側部に、前記ケーブルワイヤを支持する支持部が設けられていると好適である。
前記ケースは、底部と、前記複数のアーム及び前記複数のカムを前方、後方、左方及び右方から覆う側壁と、を有し、かつ、上方に開口し、
前記ケースのうち上方に開口する部分を開閉する上蓋が備えられていると好適である。
前記底部のうち前記カムに対して前記アームが位置する側とは反対側の部分に、掃除口が形成され、
前記掃除口を開閉する底蓋が備えられていると好適である。
前記側壁のうち前記揺動軸心方向で互いに対向する壁部に亘って、前記複数のアームを前記揺動軸心周りで揺動可能に支持する支軸が設けられ、
前記複数のアームのうち前記ケーブルワイヤを引っ張る際に作用する力が大きいアームほど、前記支軸のうち前記壁部に近い部分に支持されていると好適である。
前記側壁のうち前記ケーブルワイヤの延出方向側の壁部に、前記駆動アクチュエータ用のリレーが支持されていると好適である。
前記側壁のうち前記リレーが支持されている壁部とは異なる壁部に、前記作動状態切替え装置とは別の装置用の制御装置が支持されていると好適である。
前記カムの回転角度を検出する回転角度検出センサが備えられ、
前記側壁のうち前記回転軸心方向の一方側の壁部に、前記駆動アクチュエータが支持され、かつ、前記側壁のうち前記回転軸心方向の他方側の壁部に、前記回転角度検出センサが支持されていると好適である。
前記ケースの外側部に、前記ケースを機体に取り付ける取付け部が設けられていると好適である。
植立穀稈を刈り取る刈取り部と、
刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留タンクと、
前記穀粒貯留タンク内の穀粒を排出する穀粒排出装置と、
前記作動装置として、前記刈取り部への動力伝達を入切する刈取りクラッチと、前記脱穀装置への動力伝達を入切する脱穀クラッチと、前記穀粒排出装置への動力伝達を入切する穀粒排出クラッチと、が備えられ、
前記複数のカムのうち前記刈取りクラッチに対応するカム及び前記脱穀クラッチに対応するカムは、前記回転軸心周りで一方側に回転駆動され、かつ、前記複数のカムのうち前記穀粒排出クラッチに対応するカムは、前記回転軸心周りで他方側に回転駆動されると好適である。
前記作動状態切替え装置は、前記複数のアーム及び前記複数のカムを収容するケースを有し、
前記ケースは、底部と、前記複数のアーム及び前記複数のカムを前方、後方、左方及び右方から覆う側壁と、を有し、
前記側壁のうち前記揺動軸心方向で互いに対向する壁部に亘って、前記複数のアームを前記揺動軸心周りで揺動可能に支持する支軸が設けられ、
前記複数のアームは、前記複数のアームのうち前記刈取りクラッチに対応するアーム及び前記脱穀クラッチに対応するアームが、前記複数のアームのうち前記穀粒排出クラッチに対応するアームを、前記揺動軸心方向の両側から挟む状態で前記支軸に支持されていると好適である。
図1及び図2には、普通型コンバインを示している。本コンバインには、機体フレーム1と、クローラ走行装置2と、が備えられている。走行機体の前方には、植立穀稈を刈り取る刈取り部3が設けられている。刈取り部3には、植立穀稈を掻き込む掻込みリール4と、植立穀稈を切断する刈刃5と、刈取穀稈を掻き込む掻込みオーガ6と、が備えられている。
図3に示すように、脱穀装置13の上部には、扱室22が形成されている。扱室22には、扱胴23が機体前後方向に延びる回転軸心Y1周りで回転可能に設けられている。扱胴23の下方には、受網24が設けられている。脱穀装置13の下部には、選別対象物を揺動選別する揺動選別装置25や、揺動選別装置25に選別風を送風する唐箕26、一番物の穀粒(単粒化穀粒等)を回収する一番回収部27、二番物の穀粒(枝梗付き穀粒等)を回収する二番回収部28が設けられている。一番回収部27には、一番物の穀粒を右方に搬送する一番スクリュ29が設けられている。二番回収部28には、二番物の穀粒を右方に搬送する二番スクリュ30が設けられている。一番スクリュ29と二番スクリュ30とは、機体前後方向に間隔をあけて設けられている。一番スクリュ29及び二番スクリュ30を脱穀装置13の右側部から取り外し可能に構成されており、穀粒貯留タンク15をメンテナンス位置に位置させた状態で、一番スクリュ29及び二番スクリュ30を脱穀装置13の右側部から引き抜くことができる。脱穀装置13の右側部には、一番スクリュ29からの一番物の穀粒を穀粒貯留タンク15に向けて上方に搬送する縦搬送装置31、及び二番スクリュ30からの二番物の穀粒を揺動選別装置25の前部に還元する二番還元装置32が設けられている。
図4に示すように、エンジンEの駆動力を伝動ベルトを介してHST20に伝達する走行伝動機構34が設けられている。エンジンEの駆動力がHST20及び前記副変速装置によって変速された後、クローラ走行装置2に伝達される。
図5から図8に示すように、キャビン9には、ルーフ部52と、フロントガラス53と、サイドガラス54と、リヤガラス55と、乗降ドア56と、が備えられている。運転部8には、運転座席57と、フロントパネル58と、サイドパネル59と、穀粒排出操作部60と、が備えられている。フロントパネル58には、操向レバー61やメータパネル62が設けられている。操向レバー61は、走行機体の操向操作や刈取り部3の昇降操作等の操作を行うものである。
排気浄化装置10は、エンジンEの排気をDPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)によって浄化処理するものである。排気浄化装置10は、その長手方向が機体前後方向に沿う姿勢で、サイドパネル59の下方かつエンジンEの上方に設けられている。排気浄化装置10は、サイドパネル59の下方において、サイドパネル59の左端59aよりも左側に突出する状態で設けられている。排気浄化装置10は、排気浄化装置10のうち突出する部分のみならず全体的に天板67によって上方から覆われている。排気浄化装置10は、エンジンEの上部に載置支持されている。排気浄化装置10は、前側及び後側のステー68を介してエンジンEと連結されている。
図12から図14に示すように、排気浄化装置10による浄化処理後の排気を排出する排気管69が設けられている。排気管69は、排気浄化装置10の外周部のうち左側面の後部から左側に引き出されて、後上方に向けて延出している。排気管69は、脱穀装置13と穀粒貯留タンク15との間において、詳しくは後述するクラッチ切替え装置70、及び燃料タンク16の上方を通るように設けられている。排気管69において、排気浄化装置10に連通接続される排気上流側端部71と、排気上流側端部71よりも排気下流側の部分72との間等には、排気温度を低減するべく、排気管69の内部に外気を導入する外気導入部76が形成されている。運転キャビン7及び穀粒貯留タンク15と脱穀装置13との間において、排気管69の上方には、前側ステップ77及び後側ステップ78が設けられている。
図5から図8に示すように、サイドパネル59は、運転座席57に対して左側に設けられている。サイドパネル59には、主変速レバー79や副変速レバー80、クラッチ切替えレバー81が設けられている。サイドパネル59の下方でかつ排気浄化装置10の上方に、クラッチ切替えレバー81の操作位置を検出する位置検出センサ82が設けられている。
サイドパネル59の下方空間を、排気浄化装置10に対して左側から覆うカバー84が設けられている。カバー84は、カバー84の前端がサイドパネル59の前端よりも前側に位置し、かつ、カバー84の後端がサイドパネル59の後端よりも後側に位置するように、機体前後方向に延びている。カバー84の後部には、排気管69のうち排気上流側端部71と干渉しないように、切欠き部84aが形成されている。カバー84には、その他の部分よりも左側に膨出する膨出部84bが形成されている。すなわち、平面視において、カバー84のうち排気浄化装置10の横隣りに位置する部分(膨出部84b)は、その他の部分よりも左側に膨出している。
上フレーム83と下フレーム66とに亘って、上下方向に延びる縦フレーム88が設けられている。縦フレーム88は、カバー84に対して左側に位置し、かつ、側面視でカバー84と重複する状態で設けられている。すなわち、縦フレーム88は、排気浄化装置10に対して左側に位置し、かつ、側面視で排気浄化装置10と重複する状態で設けられている。縦フレーム88は、上フレーム83及び下フレーム66に支持されており、上フレーム83及び下フレーム66に対して着脱可能に構成されている。縦フレーム88の上端部は、カバー84の上部と共に上フレーム83のうち縦壁部83aにボルト85によって着脱可能に固定されている。下フレーム66には、下フレーム66から下方に向けて延出するステー89が設けられている。縦フレーム88の下端部は、下フレーム66の下端よりも下側に突出し、かつ、ステー89にボルト90によって着脱可能に固定されている。
図9から図11に示すように、クラッチ切替えレバー81は、前後揺動操作式のレバーであり、刈取りクラッチ51及び脱穀クラッチ40の両方を入状態と切状態とに切替え操作する単一のものである。クラッチ切替えレバー81は、第一操作位置O1と、第二操作位置O2と、第三操作位置O3とに位置変更可能に構成されている。第一操作位置O1は、刈取りクラッチ51及び脱穀クラッチ40の両方が入状態となる操作位置である。第二操作位置O2は、刈取りクラッチ51が切状態となりかつ脱穀クラッチ40が入状態となる操作位置である。第三操作位置O3は、刈取りクラッチ51及び脱穀クラッチ40の両方が切状態となる操作位置である。クラッチ切替えレバー81は、主変速レバー79の後方に設けられている。
クラッチ切替えレバー81を揺動軸心X1周りで揺動可能に支持する揺動支持部96が設けられている。揺動支持部96には、位置検出センサ82も支持されている。揺動支持部96は、サイドパネル59の内部において、天板67の上面部に載置支持されている。揺動支持部96は、略L字形状の板材によって構成されている。揺動支持部96には、天板67に沿う基部97と、天板67に対して垂直又は略垂直な縦壁部98と、が備えられている。基部97は、天板67にボルト99によって固定されている。縦壁部98には、レバー支軸94が挿通されるボス部100が設けられている。縦壁部98の左側部には、位置検出センサ82が取り付けられる取付け部101が設けられている。
クラッチ切替えレバー81を案内するガイド部102を有するレバーガイド103が設けられている。レバーガイド103は、揺動支持部96を左右に跨ぐ状態で設けられている。レバーガイド103の左右両端部には、夫々、脚部103aが形成されている。脚部103aは、天板67にボルト104によって固定されている。ガイド部102は、レバーガイド103のうち揺動支持部96の上方に位置する部分に設けられている。
図12から図17に示すように、刈取りクラッチ51、脱穀クラッチ40及び穀粒排出クラッチ37を入状態と切状態とに適切なタイミングで切り替えるクラッチ切替え装置70が設けられている。クラッチ切替え装置70は、脱穀装置13と穀粒貯留タンク15との間において、縦搬送装置31よりも後側に設けられている。クラッチ切替え装置70は、機体前後方向において、一番スクリュ29と二番スクリュ30との間に設けられている。クラッチ切替え装置70は、穀粒貯留タンク15のうち下窄まり形状部分15aの下方に設けられている。言い換えると、クラッチ切替え装置70は、平面視で穀粒貯留タンク15と重複する状態で設けられている。クラッチ切替え装置70は、側面視で二番還元装置32の基部と重複する状態で設けられている。脱穀装置13と穀粒貯留タンク15との間において、クラッチ切替え装置70の後方に、燃料タンク16が設けられている。
(1)上記実施形態では、排気管69が排気浄化装置10の外周部のうち左側面の後部から左側に引き出されて、後上方に向けて延出している。しかし、排気管69は、排気浄化装置10の外周部のうち右側面、上面、下面、前面、後面から引き出されて、上方に向けて延出していてもよい。例えば、図21及び図22に示すように、排気管69は、排気浄化装置10の外周部のうち上面の後部から上側に引き出されて、後上方に向けて延出していてもよい。
13 脱穀装置
15 穀粒貯留タンク
17 穀粒排出装置
37 穀粒排出クラッチ
40 脱穀クラッチ
51 刈取りクラッチ
70 クラッチ切替え装置(作動状態切替え装置)
106 ケース
107A 第一アーム
107B 第二アーム
107C 第三アーム
108A 第一カム
108B 第二カム
108C 第三カム
109A 第一ケーブルワイヤ
109B 第二ケーブルワイヤ
109C 第三ケーブルワイヤ
110 上蓋
111 底部
111a 掃除口
112 側壁
113 底蓋
118 取付け部
121 アーム支軸(支軸)
127 回転角度検出センサ
129 支持部
132 リレー
133 制御装置
M 電動モータ(駆動アクチュエータ)
X2 揺動軸心
X3 回転軸心
Claims (12)
- 複数の作動装置の作動状態を適切なタイミングで切り替える作動状態切替え装置が備えられているコンバインであって、
前記作動状態切替え装置は、同一の揺動軸心周りで揺動可能である共に前記揺動軸心方向に並ぶ状態で設けられる複数のアームと、前記揺動軸心と平行な同一の回転軸心周りで回転可能であると共に前記複数のアームの夫々に対応するように前記回転軸心方向に並ぶ状態で設けられる複数のカムと、前記複数のカムを回転駆動する駆動アクチュエータと、前記複数のアームの夫々と前記複数の作動装置の夫々とを連係すると共に前記複数のアームの夫々から同じ方向に向けて延出する複数のケーブルワイヤと、を有し、
前記複数のカムが前記駆動アクチュエータによって回転駆動されることにより、前記複数のアームの夫々が前記カムの作用によって前記揺動軸心周りで同じ側に揺動されて、前記複数のアームの夫々が前記複数のケーブルワイヤの夫々を引っ張ることにより、前記複数の作動装置の作動状態が適切なタイミングで切り替えられるように構成されているコンバイン。 - 前記作動状態切替え装置は、前記複数のアーム及び前記複数のカムを収容するケースを有し、
前記複数のアームは、これらの上端部が前記ケースから上方に突出し、かつ、各前記アームの上端部に、各前記ケーブルワイヤが連結され、
前記複数のケーブルワイヤは、前記カムの上方を通過する状態で水平方向に延びている請求項1に記載のコンバイン。 - 前記ケースのうち前記カムに対して前記アームが位置する側とは反対側の側部に、前記ケーブルワイヤを支持する支持部が設けられている請求項2に記載のコンバイン。
- 前記ケースは、底部と、前記複数のアーム及び前記複数のカムを前方、後方、左方及び右方から覆う側壁と、を有し、かつ、上方に開口し、
前記ケースのうち上方に開口する部分を開閉する上蓋が備えられている請求項2又は3に記載のコンバイン。 - 前記底部のうち前記カムに対して前記アームが位置する側とは反対側の部分に、掃除口が形成され、
前記掃除口を開閉する底蓋が備えられている請求項4に記載のコンバイン。 - 前記側壁のうち前記揺動軸心方向で互いに対向する壁部に亘って、前記複数のアームを前記揺動軸心周りで揺動可能に支持する支軸が設けられ、
前記複数のアームのうち前記ケーブルワイヤを引っ張る際に作用する力が大きいアームほど、前記支軸のうち前記壁部に近い部分に支持されている請求項4又は5に記載のコンバイン。 - 前記側壁のうち前記ケーブルワイヤの延出方向側の壁部に、前記駆動アクチュエータ用のリレーが支持されている請求項4から6の何れか一項に記載のコンバイン。
- 前記側壁のうち前記リレーが支持されている壁部とは異なる壁部に、前記作動状態切替え装置とは別の装置用の制御装置が支持されている請求項7に記載のコンバイン。
- 前記カムの回転角度を検出する回転角度検出センサが備えられ、
前記側壁のうち前記回転軸心方向の一方側の壁部に、前記駆動アクチュエータが支持され、かつ、前記側壁のうち前記回転軸心方向の他方側の壁部に、前記回転角度検出センサが支持されている請求項4から8の何れか一項に記載のコンバイン。 - 前記ケースの外側部に、前記ケースを機体に取り付ける取付け部が設けられている請求項4から9の何れか一項に記載のコンバイン。
- 植立穀稈を刈り取る刈取り部と、
刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留タンクと、
前記穀粒貯留タンク内の穀粒を排出する穀粒排出装置と、
前記作動装置として、前記刈取り部への動力伝達を入切する刈取りクラッチと、前記脱穀装置への動力伝達を入切する脱穀クラッチと、前記穀粒排出装置への動力伝達を入切する穀粒排出クラッチと、が備えられ、
前記複数のカムのうち前記刈取りクラッチに対応するカム及び前記脱穀クラッチに対応するカムは、前記回転軸心周りで一方側に回転駆動され、かつ、前記複数のカムのうち前記穀粒排出クラッチに対応するカムは、前記回転軸心周りで他方側に回転駆動される請求項1から10の何れか一項に記載のコンバイン。 - 前記作動状態切替え装置は、前記複数のアーム及び前記複数のカムを収容するケースを有し、
前記ケースは、底部と、前記複数のアーム及び前記複数のカムを前方、後方、左方及び右方から覆う側壁と、を有し、
前記側壁のうち前記揺動軸心方向で互いに対向する壁部に亘って、前記複数のアームを前記揺動軸心周りで揺動可能に支持する支軸が設けられ、
前記複数のアームは、前記複数のアームのうち前記刈取りクラッチに対応するアーム及び前記脱穀クラッチに対応するアームが、前記複数のアームのうち前記穀粒排出クラッチに対応するアームを、前記揺動軸心方向の両側から挟む状態で前記支軸に支持されている請求項11に記載のコンバイン。
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