JPH11262323A - 脱穀装置の処理物搬送装置 - Google Patents

脱穀装置の処理物搬送装置

Info

Publication number
JPH11262323A
JPH11262323A JP6808798A JP6808798A JPH11262323A JP H11262323 A JPH11262323 A JP H11262323A JP 6808798 A JP6808798 A JP 6808798A JP 6808798 A JP6808798 A JP 6808798A JP H11262323 A JPH11262323 A JP H11262323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw conveyor
threshing
conveyor
horizontal
sorting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6808798A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Matsuo
理 松尾
Hiroaki Yoshida
宏明 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP6808798A priority Critical patent/JPH11262323A/ja
Publication of JPH11262323A publication Critical patent/JPH11262323A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 横送りスクリューコンベアに対する清掃を残
留穀粒を排除できるよう簡易にかつ良好に行うことがで
きる脱穀装置の処理物搬送装置を提供する。 【解決手段】 脱穀及び選別処理された処理物を選別室
9の底部において横一側に搬送する横送りスクリューコ
ンベア11,14を、前記選別室9の左右の側壁9A,
9B間にわたって配設するとともに、前記横送りスクリ
ューコンベア11,14の搬送終端部に、搬送処理物を
揚送する揚送装置12,16を連動する状態で設け、前
記横送りスクリューコンベア11,14の搬送始端側に
おける前記側壁9Aに、該横送りスクリューコンベア1
1,14のスクリュー径より大なる孔19を開口形成す
るとともに、該孔19を通して前記横送りスクリューコ
ンベア11,14を前記選別室9より引き抜き脱着自在
に構成してある脱穀装置の処理物搬送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀及び選別処理
された処理物を選別室の底部において横送りする脱穀装
置の処理物搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の脱穀装置の処理物搬
送装置にあっては、例えば特開平10‐14367号公
報に開示されているように、一番物回収用や二番物回収
用の横送りスクリューコンベアを選別室の底部に横幅方
向に沿うように設け、その横送りスクリューコンベアに
おけるスクリュー軸を搬送始端部側では選別室の側壁よ
り横外方に突出させて側壁に軸受を介して支持し、入力
用のプーリ等をそのスクリュー軸の端部に連結し、他
方、横送りスクリューコンベアの搬送終端部は、揚送装
置への伝動用の回転体に連結するものが周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造の脱穀装置の処理物搬送装置にあっては、脱穀穀
物の種類を変更する場合、例えば麦から稲に変更するよ
うな場合に、先の穀物を脱穀装置内から一掃するための
清掃を行うのであるが、一番物回収装置や二番物回収装
置に対してその清掃を行うのに、従来においては、横送
りスクリューコンンベアの搬送用の樋箇所に形成した開
閉自在な開口部を開放してエアを吹き付けたりしていた
が、スクリュー体があるので空気の吹きつけが十分行わ
れにくいものであって、そのため、先の穀物が横送りス
クリューコンベアの設置箇所に残留する虞れがあり、後
の穀物と先の穀物とが混在する状態で回収される虞れが
あった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、横送りスクリューコンベアに対する清掃を残
留穀粒を排除できるよう簡易にかつ良好に行うことがで
きる脱穀装置の処理物搬送装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(構成) 本発明の請求
項1にかかる脱穀装置の処理物搬送装置は、脱穀及び選
別処理された処理物を選別室の底部において横一側に搬
送する横送りスクリューコンベアを、前記選別室の左右
の側壁間にわたって配設するとともに、前記横送りスク
リューコンベアの搬送終端部に、搬送処理物を揚送する
揚送装置を連動する状態で設け、前記横送りスクリュー
コンベアの搬送始端側における前記側壁に、該横送りス
クリューコンベアのスクリュー径より大なる孔を開口形
成するとともに、該孔を通して前記横送りスクリューコ
ンベアを前記選別室より引き抜き脱着自在に構成してあ
ることを特徴構成とする。
【0006】(作用) 従来横送りスクリューコンベア
を取り外すことが処理物の搬送始端側の側壁から行うも
のでなかったので、清掃のために一々選別室から横送り
スクリューコンベアを取り外すものでなかったが、本発
明の請求項1にかかる構成によれば、横送りスクリュー
コンベア箇所に対する清掃を行う場合等において、その
横送りスクリューコンベア自体をその設置箇所から取り
外すことが、選別室の側壁の孔を通して簡易に行えるの
で、その取り外した状態で例えば圧縮空気を前記孔を通
して吹き付ける等して残留物の除去をスクリューコンベ
アが邪魔することなく行える。すなわち、横送りスクリ
ューコンベアを抜き差しする孔を通して清掃が行えるこ
とになり、樋箇所に清掃用の孔を設けなくても良い。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、横送りスクリューコンベアを選別室
の底部から簡易に取り出して清掃が行えるので、清掃作
業の作業能率を高めるとともに、残留物の除去が良好に
行えて、例えば穀物の種類を変更する際の先の脱穀処理
物の完全除去を確実性高く行えることで、別種の穀物が
混在状態で回収されるという品質上の不具合を回避でき
る。又、横送りスクリューコンベアを抜き差しする孔を
通して清掃を行えるので、樋箇所に清掃用の孔を設けな
くても良いものとなり、その製作が簡易になる利点があ
る。
【0008】(構成) 本発明の請求項2にかかる脱穀
装置の処理物搬送装置は、請求項1に記載のものにおい
て、前記横送りスクリューコンベアのスクリュー軸を、
前記揚送装置の入力用回転伝動体に、軸芯方向で差し込
み係合可能に構成してあることを特徴構成とする。
【0009】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、横送りスクリューコンベアのスクリュー軸と
揚送装置の入力用回転伝動体との連結の解除を行わなく
ても、単に差し込みを解除するだけで、横送りスクリュ
ーコンベアと揚送装置との連動状態を解除できることに
なる。
【0010】(効果) 従って、本発明の請求項2にか
かる構成によれば、横送りスクリューコンベアを選別室
から取り出す作業も揚送装置との連結の解除を一々行わ
なくても良い分、簡易にでき、作業能率を向上できる利
点がある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、コンバインに搭載装備さ
れる脱穀装置を示している。この脱穀装置は、図示しな
い刈取前処理装置で刈り取られた穀稈をフィードチェー
ン1で挟持搬送しながら脱穀処理する脱穀部Aと、脱穀
部Aで脱穀処理された処理物を選別処理する選別部B
と、選別された処理物を回収する回収部Cとで構成して
いる。
【0012】そして、脱穀部Aは、扱室2に前後方向に
沿う軸芯周りで回転駆動される扱胴3を架設支持して構
成している。選別部Bは、脱穀部Aで脱穀処理されて受
網4から漏下等してきた処理物を、揺動選別する揺動選
別装置5及び風選別するための選別風送風用の唐箕6を
設けて構成している。回収部Cは、精選処理物を回収す
る一番物回収装置7と粗選別処理物を回収する二番物回
収装置8とで構成している。
【0013】図1及び図2に示すように、一番物回収装
置7は、選別部B及び回収部Cを内装している選別室9
の底部の樋10に左右に沿って横送りスクリューコンベ
ア11を配設して構成している。この横送りスクリュー
コンベア11の搬送終端部は、連動連結する状態で揚送
装置12を設けており、選別室9の右側の側壁9Bに取
り付けられたこの揚送装置12は、横送りスクリューコ
ンベア11で搬送された一番処理物を縦送りスクリュー
コンベア13によって揚送して、図示しないグレンタン
クに供給するようにしている。また、図1及び図3に示
すように、二番物回収装置8も一番物回収装置7の後方
側で粗選別物を回収して横奥側に搬送する横送りスクリ
ューコンベア14を樋15に左右に沿って配設して構成
している。この横送りスクリューコンベア14の搬送終
端部には、搬送された処理物を斜め前方に揚送して、揺
動選別装置5の前部箇所に還元する揚送装置の一例とし
ての還元装置16を連動連結している。
【0014】横送りスクリューコンベア11及び横送り
スクリューコンベア14は、図2及び図3に示すよう
に、選別室9の左側の側壁9Aの外側に配備されたベル
ト式伝動機構17から動力伝達されて駆動されるように
している。詳述すると、各横送りスクリューコンベア1
1,14は、そのスクリュー軸11a,14aの左端部
分を、側壁9Aに開口形成した孔18,19に挿通した
状態で、その側壁9Aの外側において軸受支持するブラ
ケット20,21を、それぞれの孔18,19を閉止す
る状態で側壁9Aにボルト連結して固定されている。そ
して、このブラケット20,21より左側方に突出する
スクリュー軸11a,14aには、ベルト式伝動機構1
7の伝動ベルト22を巻き掛ける従動プーリ23,24
をそれぞれ連設している。一方、各スクリュー軸11
a,14aの右端部には、スプラインを形成しており、
このスプライン部分が嵌合されるように、前記揚送装置
12及び還元装置16のそれぞれに設けてある入力用回
転伝動体としての入力ギア25や再処理用回転体26の
筒ボス25a,26aに形成したスプライン孔に軸芯方
向に沿って嵌合させている。
【0015】上記構成により、各横送りスクリューコン
ベア11,14に対する掃除を行う場合には、伝動ベル
ト22を従動プーリ23,24から取り外して、ブラケ
ット20,21のボルト締結を解除してブラケット2
0,21と共に横送りスクリューコンベア11,14の
スクリュー軸11a,14aと一体にスクリュー体11
b,14bを横外方に引き出す。この引き出しの際、ス
クリュー軸11a,14aの奥側の端部は、筒ボス25
a,26aから抜き出されることになる。そして、その
抜き出した状態で樋10,15に残っている穀粒等は、
掃除機での吸引除去や、圧縮空気による吹き出しで機体
外側、例えば揚送装置12のケースに設けた掃除口12
aや、還元装置16のケースに設けた掃除口(図示せ
ず)を介して機体外側に排出することにより除去する。
尚、ブラケット20,21は板金材で構成しても良いと
ともに、鋳造品でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの脱穀装置を示す縦断側面図
【図2】一番物回収装置等を示す縦断後面図
【図3】二番物回収装置等を示す縦断後面図
【図4】一番物回収装置のスクリューコンベアを選別室
から取り外す様子を搬送始端部箇所において示す縦断後
面図
【図5】一番物回収装置のスクリュー軸と揚送装置の入
力用回転伝動体との着脱の様子を示す縦断後面図
【符号の説明】
9 選別室 9A,9B 側壁 11,14 横送りスクリューコンベア 12,16 揚送装置 19 孔 25 入力用回転伝動体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀及び選別処理された処理物を選別室
    の底部において横一側に搬送する横送りスクリューコン
    ベアを、前記選別室の左右の側壁間にわたって配設する
    とともに、前記横送りスクリューコンベアの搬送終端部
    に、搬送処理物を揚送する揚送装置を連動する状態で設
    け、前記横送りスクリューコンベアの搬送始端側におけ
    る前記側壁に、該横送りスクリューコンベアのスクリュ
    ー径より大なる孔を開口形成するとともに、該孔を通し
    て前記横送りスクリューコンベアを前記選別室より引き
    抜き脱着自在に構成してある脱穀装置の処理物搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記横送りスクリューコンベアのスクリ
    ュー軸を、前記揚送装置の入力用回転伝動体に、軸芯方
    向で差し込み係合可能に構成してある請求項1に記載の
    脱穀装置の処理物搬送装置。
JP6808798A 1998-03-18 1998-03-18 脱穀装置の処理物搬送装置 Pending JPH11262323A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6808798A JPH11262323A (ja) 1998-03-18 1998-03-18 脱穀装置の処理物搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6808798A JPH11262323A (ja) 1998-03-18 1998-03-18 脱穀装置の処理物搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11262323A true JPH11262323A (ja) 1999-09-28

Family

ID=13363616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6808798A Pending JPH11262323A (ja) 1998-03-18 1998-03-18 脱穀装置の処理物搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11262323A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009034442A2 (en) * 2007-09-14 2009-03-19 Agco Do Brasil Comercia E Industria Ltda Auger conveyors
JP2013123415A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Kubota Corp コンバインの穀粒排出構造
WO2019156206A1 (ja) * 2018-02-09 2019-08-15 株式会社クボタ コンバイン
JP2019135981A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 株式会社クボタ コンバイン
JP2019135982A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 株式会社クボタ コンバイン
JP2019135979A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 株式会社クボタ コンバイン
CN112144348A (zh) * 2019-06-26 2020-12-29 约瑟夫福格勒公司 用于道路整修机的横向分配器装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009034442A2 (en) * 2007-09-14 2009-03-19 Agco Do Brasil Comercia E Industria Ltda Auger conveyors
WO2009034442A3 (en) * 2007-09-14 2009-06-11 Agco Do Brasil Comercia E Ind Auger conveyors
JP2013123415A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Kubota Corp コンバインの穀粒排出構造
WO2019156206A1 (ja) * 2018-02-09 2019-08-15 株式会社クボタ コンバイン
JP2019135981A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 株式会社クボタ コンバイン
JP2019135982A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 株式会社クボタ コンバイン
JP2019135979A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 株式会社クボタ コンバイン
CN111698900A (zh) * 2018-02-09 2020-09-22 株式会社久保田 联合收割机
CN112144348A (zh) * 2019-06-26 2020-12-29 约瑟夫福格勒公司 用于道路整修机的横向分配器装置
JP2021004544A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 ヨゼフ フェゲーレ アーゲー ロードフィニッシャ用の横送り装置、および横送り装置を組み立てる方法
US11313085B2 (en) 2019-06-26 2022-04-26 Joseph Voegele Ag Transverse distributor arrangement for a road finisher
CN112144348B (zh) * 2019-06-26 2022-11-29 约瑟夫福格勒公司 用于道路整修机的横向分配器装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11262323A (ja) 脱穀装置の処理物搬送装置
JP2009142234A (ja) コンバイン
JP2008048620A (ja) 脱穀装置
JP4730561B2 (ja) 脱穀装置
JP4366033B2 (ja) 脱穀機における排稈搬送装置
JP2006129793A (ja) 脱穀機の還元物処理装置
JPH10201353A (ja) 脱穀装置の処理物搬送装置
JP4600604B2 (ja) 脱穀装置
JP3826953B2 (ja) 脱穀装置
JP4628289B2 (ja) コンバインの二番還元縦コンベア
JP2007049935A (ja) 脱穀装置
JP2009225734A (ja) 脱穀装置
JPH07194236A (ja) 脱穀装置
JP3797380B2 (ja) 脱穀装置
JP3669676B2 (ja) 脱穀装置
JP3986472B2 (ja) 脱穀装置の2番還元構造
JP5838619B2 (ja) 刈取装置
JP2009125060A (ja) コンバイン
JPH0443001Y2 (ja)
JP2013244008A (ja) 脱穀装置
JP3997307B2 (ja) 脱穀装置
JPH0638621A (ja) コンバインの脱穀装置
JP2007244295A (ja) コンバインの選別装置
JP2009065860A (ja) コンバイン
JPH04179409A (ja) 脱穀機における選別処理装置