JPH10201353A - 脱穀装置の処理物搬送装置 - Google Patents

脱穀装置の処理物搬送装置

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JPH10201353A
JPH10201353A JP821497A JP821497A JPH10201353A JP H10201353 A JPH10201353 A JP H10201353A JP 821497 A JP821497 A JP 821497A JP 821497 A JP821497 A JP 821497A JP H10201353 A JPH10201353 A JP H10201353A
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JP
Japan
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divided
case
corner
screw conveyor
thresher
Prior art date
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Pending
Application number
JP821497A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tsutsumi
幸二 堤
Masaaki Eisaki
正章 永崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP821497A priority Critical patent/JPH10201353A/ja
Publication of JPH10201353A publication Critical patent/JPH10201353A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンスを容易に行うことができる脱穀
装置の処理物搬送装置を提供する。 【解決手段】 横送りスクリュウコンベアと縦送りスク
リュウコンベアとを、脱穀装置側板に取り付けたコーナ
ーケース21を介して連通接続し、コーナーケース21
を縦に分割して第1分割ケース30と第2分割ケース3
1との二つ割り構造に構成し、前記第1分割ケース30
と第2分割ケース31との径方向一方側の分割端部同士
は、これらの分割端部に振り分けて設けた係合突部37
と係合孔部38との差し込み係合により連結するととも
に、他方側の分割端部同士は、これらの分割端部にそれ
ぞれ形成したフランジ36を突き合わせて、弾性挟み込
み連結具14により弾性的に挟持固定連結するよう構成
してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横送りスクリュウ
コンベアと縦送りスクリュウコンベアとを、脱穀装置側
板に取り付けたコーナーケースを介して連通接続してあ
る脱穀装置の処理物搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の脱穀装置の処理物搬送装置
においてコーナーケースは、実開昭63‐78553号
公報に開示されているように、エルボ形の一体物で構成
して、縦送りスクリュウコンベアの揚送筒の下端部を、
コーナーケースの上向きの開口部に内嵌連結してあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、縦スクリュウコンベアの揚送筒の下端部をエルボ型
の一体物のコーナーケースの開口部に内嵌連結してある
ために、コーナーケース内に処理物が詰まった場合、ス
クリュコンベアを逆転する等して処理物を除去するしか
なく、この手段では処理物がなかなか除去されなかっ
た。
【0004】詰まった処理物を除去する手段として、前
記揚送筒の下端部をコーナーケースの開口部から取り外
すとともに、揚送筒の上端側を吐出ケース等から取外
し、さらにスクリュウ軸の両端をベベルギアケースや吐
出ケース等から取り外した後に除去することも考えられ
るが、この手段では処理物を除去する前の準備作業が大
がかりになる。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、処理物を除去する前に簡単な準備作業
を行うだけで処理物を短時間で除去できる脱穀装置の処
理物搬送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕本発明の特徴構成は、冒頭に記載した脱穀装置
の処理物搬送装置において、前記コーナーケースを縦に
分割して第1分割ケースと第2分割ケースとの二つ割り
構造に構成し、前記第1分割ケースと第2分割ケースと
の径方向一方側の分割端部同士は、これらの分割端部に
振り分けて設けた係合突部と係合孔部との差し込み係合
により連結するとともに、他方側の分割端部同士は、こ
れらの分割端部にそれぞれ形成したフランジを突き合わ
せて、弾性挟み込み連結具により弾性的に挟持固定連結
するよう構成してあることにある。
【0007】〔作用〕上記構成によれば、例えば処理物
がコーナーケース内に詰まったら、縦スクリュウコンベ
アの揚送筒やスクリュウ軸をコーナーケース等から取り
外すことなく、第2分割ケースを第1分割ケースから取
り外すだけで、コーナーケース内の処理物を除去するこ
とができる。
【0008】第1分割ケースと第2分割ケースとを連結
するに、第1分割ケースと第2分割ケースとの径方向一
方側の分割端部同士は、これらの分割端部に振り分けて
設けた係合突部と係合孔部との差し込み係合により連結
するとともに、他方側の分割端部同士は、これらの分割
端部にそれぞれ形成したフランジを突き合わせて、弾性
挟み込み連結具により弾性的に挟持固定連結してあるか
ら、第2分割ケースを第1分割ケースから取り外すに
は、弾性挟み込み連結具による弾性挟持を解除して前記
他方側の分割端部同士を分離させるだけでよく、例えば
ボルト・ナットを介して分割端部同士を連結してある場
合に比べると、工具を用いての螺合解除操作が不要で、
第2分割ケースの第1分割ケースからの取り外し作業を
簡単に行うことができる。
【0009】処理物の除去が終わったら、上記と逆の手
順で第2分割ケースを第1分割ケースに組み付ける。な
お、この組み付けの際においても工具を用いることなく
組み付けることができて、その組み付作業を簡単に行う
ことができる。
【0010】〔効果〕従って、処理物を除去する前に簡
単な準備作業を行うだけで処理物を短時間で除去でき、
しかも、二つ割構造にしたコーナーケースの組み付け性
を向上させることができる脱穀装置の処理物搬送装置を
提供することができた。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態をコン
バインに搭載される脱穀装置に付いて説明する。図1に
示すように、この脱穀装置1は、扱胴2と受網3とによ
ってフィードチェーン4によって搬送されて来る穀稈を
脱穀処理するととも、受網3から漏下した処理物を穀粒
とワラ屑とに比重選別する揺動選別ケース5における上
部のグレンパン6とチャフシーブ7とで穀粒とワラ屑と
に粗選別処理し、下部のグレンパン8とグレンシーブ9
で精選別処理して、グレンシーブ9から漏下した穀粒の
一番物を一番物回収部12に回収し、一番物搬送装置A
(処理物搬送装置に相当)を介して機外に排出するとと
もに、グレンシーブ9の終端から排出された刺さり籾や
枝付き籾等の二番物は二番物回収部13に回収し、二番
物還元装置Bを介して揺動選別ケース5の始端部に還元
して再処理するようになっている。そして、受網3の後
端の送塵口3aから排出された処理物のうちワラ屑は第
一ストローラック10並びに第二ストローラック11を
介して機外に排出し、揺動選別ケース5上に浮遊する籾
殻や小さなワラ屑等の塵埃は唐箕15による選別風並び
に排塵ファン16による吸引風によって機外に排出する
ようになっている。
【0012】図2,図3,図4に示すように前記一番物
搬送装置Aは、一番物回収部12の下部に配備した横送
りスクリュウコンベア19と、その終端から上方に延設
した縦送りスクリュウコンベア20とを、脱穀装置側板
40にボルト連結した側面視ほぼL字形のコーナーケー
ス21により連結して構成してあり、前記横送りスクリ
ュウコンベア19を構成するに、スクリュウ羽根22を
付設して横架したスクリュウ軸24の終端部に、スクリ
ュウ羽根22よりも大径に形成した一対の排出羽根26
を装着し、前記縦送りスクリュウコンベア20を構成す
るに、スクリュウ羽根23を付設したスクリュウ軸25
を揚送筒27内に挿通するとともに、揚送筒27の下端
部をコーナケース21の一方側の開口部28に内嵌し、
そのスクリュウ軸25の下端に、スクリュウ羽根23の
外径よりも大径の受入れ用スクリュウ羽根29を連設し
てある。
【0013】前記コーナーケース21は、排出羽根26
と受入れ用スクリュウ羽根29との収容部を、それらに
対応する開口部28,32よりも大径に膨出形成し、内
角部に横送りスクリュウコンベア19の終端から縦送り
スクリュウコンベア20の下端に穀粒を案内する傾斜通
路33を形成してあり、図5,図6に示すように、この
コーナーケース21を縦に分割して、脱穀装置側板40
にボルト連結する円形フランジ41を備えた第1分割ケ
ース30と、この第1分割ケース30に連結する第2分
割ケース31との二つ割り構造に構成し、両分割ケース
30,31の連結構造を構成するに、前記第1分割ケー
ス30と第2分割ケース31との径方向一方側の分割端
部のケース下面側部分同士は、これらに振り分けて複数
個づつ設けた横長の係合片37(係合突部に相当)と係
合長孔部38との差し込み係合により連結するととも
に、前記径方向一方側の分割端部の立ち上がり部分同
士、及び、両分割ケース30,31の径方向他方側の分
割端部同士は、これらの分割端部にそれぞれ形成したフ
ランジ36を突き合わせて、一方のフランジ36に一端
部を横軸芯P周りに枢支した複数のU字形のクランプ金
具14(弾性挟み込み連結具に相当)により弾性的に挟
持固定連結してある。メンテナンスの際に第2分割ケー
ス31を第1分割ケース30から取り外すには、クラン
プ金具14の揺動端部側に設けたつまみ部14aを操作
して、その弾性挟持を解除することにより前記他方側の
分割端部同士を分離させる。
【0014】なお、前記コーナーケース21の外角側に
装備したベベルギヤ機構34を介して前記両スクリュウ
軸24,25を連動連結して、横送り用スクリュウ軸2
4から縦送り用スクリュウ軸25に動力を伝達するよう
になっている。ベベルギア機構34のギアケース39
は、両分割ケース30,31にボルト連結してある。
【0015】図2に示すように前記二番物還元装置B
は、二番物回収部13に配設した横スクリュコンベア1
7と、この横スクリュコンベア17の終端に配設した縦
スクリュコンベア18とを、側面視ほぼL字形のコーナ
ーケース35により連結して構成してある。
【0016】〔別実施の形態〕本発明は前記二番物還元
装置Bにおけるコーナーケース35に対しても適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀装置の縦断側面図
【図2】一番物搬送装置と二番還元装置との横断平面図
【図3】一番物搬送装置の一部切欠正面図
【図4】一番物搬送装置の要部の縦断正面図
【図5】コーナーケースの縦断面図
【図6】コーナーケースの分解斜視図
【符号の説明】
14 弾性挟み込み連結具 19 横送りスクリュウコンベア 20 縦送りスクリュウコンベア 21 コーナーケース 30 第1分割ケース 31 第2分割ケース 36 フランジ 37 係合突部 38 係合孔部 40 脱穀装置側板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横送りスクリュウコンベアと縦送りスク
    リュウコンベアとを、脱穀装置側板に取り付けたコーナ
    ーケースを介して連通接続してある脱穀装置の処理物搬
    送装置であって、 前記コーナーケースを縦に分割して第1分割ケースと第
    2分割ケースとの二つ割り構造に構成し、前記第1分割
    ケースと第2分割ケースとの径方向一方側の分割端部同
    士は、これらの分割端部に振り分けて設けた係合突部と
    係合孔部との差し込み係合により連結するとともに、他
    方側の分割端部同士は、これらの分割端部にそれぞれ形
    成したフランジを突き合わせて、弾性挟み込み連結具に
    より弾性的に挟持固定連結するよう構成してある脱穀装
    置の処理物搬送装置。
JP821497A 1997-01-21 1997-01-21 脱穀装置の処理物搬送装置 Pending JPH10201353A (ja)

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JP821497A JPH10201353A (ja) 1997-01-21 1997-01-21 脱穀装置の処理物搬送装置

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JPH10201353A true JPH10201353A (ja) 1998-08-04

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JP (1) JPH10201353A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011092063A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Kubota Corp ベベルギアケースのカバー
JP2011177077A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Kubota Corp 穀粒搬送装置
JP2013169202A (ja) * 2012-02-23 2013-09-02 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd 脱穀装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011092063A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Kubota Corp ベベルギアケースのカバー
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