JP5257245B2 - コンバイン - Google Patents

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本発明は、コンバインに関する。
コンバインは、クローラ式の走行装置の上部に、刈り取った穀稈を脱穀する脱穀装置と脱穀装置で脱穀した穀粒を一時的に貯蔵するグレンタンク又はホッパを搭載し、脱穀装置の前側に刈取装置を備えた構成である。
上記コンバインの脱穀装置には、刈取装置側の供給搬送装置から搬送される穀稈がフィードチェンに引き継がれて供給される。脱穀装置に供給された穀稈は、フィードチェンによる挟持搬送中に扱室内の扱胴で脱穀され、ふるい選別機能を備えた揺動選別棚で唐箕からの送風を受けながら揺動選別されて、この揺動選別棚の前部乃至中間部から前側の一番移送螺旋側に流下した穀粒を多く含む被処理物は揚穀筒を介してグレンタンク又はホッパ部に投入され、一時的に貯留される。
また上記コンバインはエンジン動力を車輪に伝えるための2種類の変速装置を備え、それぞれの変速位置を主変速レバーと副変速レバーで変速制御する構成になっている。すなわち主変速レバーで静油圧式の無段変速装置(HST)の変速位置は変更可能であり、副変速レバーでギヤ式の変速装置の変速位置を切り替える構成である。
また、上記コンバインでは副変速レバーと主変速レバーの操作領域の近傍に刈取装置の駆動用クラッチを入り切りする刈取クラッチレバーと脱穀装置の駆動用クラッチを入り切りする脱穀クラッチレバーが設けられている。
特開2003−2080号公報には、副変速レバーを「低速」位置、又は「作業速」位置以外の「走行速」位置へ回動操作が行われているときには、刈取クラッチレバーと脱穀クラッチレバーは、牽制装置によって規制されて、刈取装置と脱穀装置を「始動」させる「入」位置へは回動操作できない構成を備え、また、副変速レバーは「低速」位置、又は「作業速」位置へ回動操作されているときは、刈取クラッチレバーと脱穀クラッチレバーは「入」位置へ回動操作が可能であり、刈取装置と脱穀装置を「始動」させることができる構成を備えたコンバインが開示されている。
特開2003−2080号公報
上記特許文献1記載の発明における副変速レバーを「低速」位置、又は「作業速」位置以外の「走行速」位置へ回動操作が行われているときに、刈取レバーと脱穀レバーが牽制する牽制装置は複数のロッドの連結体からなる。
しかし、この牽制装置は容易に取り外すことができないため、刈取脱穀作業を行う圃場の条件やユーザーの意図に応じて、この牽制を解除することができず、作業能率が低下する問題を抱えている。
本発明の課題は比較的簡単な構造で副変速レバーが路上走行位置に有るときなどには刈取クラッチレバーと脱穀クラッチレバーが「入」位置へ回動操作できないように牽制すると共に、用途に応じてこの牽制を解除可能なコンバインを提供することである。
本発明の課題は次の解決手段で解決される。
請求項1記載の発明は、機体フレーム(1)に支持される車体の走行速度を変速制御する主変速装置及び副変速装置と、圃場の植立穀稈を刈り取る刈取装置(6)及び該刈取装置(6)で刈り取られた穀稈を脱穀する脱穀装置(15)と、副変速装置の走行位置と走行位置以外の変速位置に基部回動支点を中心に回動操作により切り替える副変速レバー(7f)と、刈取装置(6)を作動させるためのクラッチを基部回動支点を中心に回動操作により入りと切りに切り替える刈取クラッチレバー(28)と、脱穀装置(15)を作動させるためのクラッチを入りと切りに切り替える脱穀クラッチレバー(29)とを備えたコンバインにおいて、副変速レバー(7f)の回動支点部に設けた該副変速レバー(7f)と一体的に作動する揺動アーム(37)と刈取クラッチレバー(28)又は脱穀クラッチレバー(29)の各回動支点部近傍と副変速レバー(7f)の回動支点部との間に回動自在に連結した連繋プレート(39)と、該連繋プレート(39)の刈取クラッチレバー(28)又は脱穀クラッチレバー(29)との連結部側に着脱自在に取り付けられた固定プレート(42)を備え、副変速レバー(7f)の回動操作位置が副変速装置の走行位置にある時は、刈取クラッチレバー(28)又は脱穀クラッチレバー(29)をそれぞれのクラッチの切り状態から入り状態に回動操作されることを牽制するように揺動アーム(37)と固定プレート(42)が干渉する位置にそれぞれ揺動アーム(37)と固定プレート(42)を取り付けたコンバインである。
請求項1記載の発明によれば、副変速レバー7fの回動操作位置が副変速装置の路上走行位置又は高速作業位置にある時は、刈取クラッチレバー28又は脱穀クラッチレバー29をそれぞれのクラッチの切り状態から入り状態に回動操作されることを牽制するように揺動アーム37と固定プレート42が干渉する位置にそれぞれ揺動アーム37と固定プレート42を取り付けたので、副変速レバー7fが路上走行位置に有るときなどには刈取クラッチレバー28と脱穀クラッチレバー29が「入」位置へ回動操作できないようにすることができる。また、固定プレート42を連繋プレート39から取り外すことで、上述の牽制を解除することができ、圃場条件やユーザーの意図に応じた操作性を得て、刈取脱穀作業の能率を高めることができる。
本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバインの左側面図を示す。 本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバインの右側面図を示す。 図1のコンバインの操縦席にある主変速レバーと副変速レバーとミッションケースの外側に刈取クラッチレバーと脱穀クラッチレバーを配置した側面図を示す。 図3の副変速レバーと刈取クラッチレバーを配置した部分の拡大側面図を示す。 図4の拡大平面図を示す。 図3の副変速レバーが作業走行位置にあると刈取クラッチレバーを配置した部分の拡大側面図を示す。 図6の拡大平面図を示す。 図1のコンバインのグレンタンク内部構造(図8(a)は背面図、図8(b)は側面図)を示す。
本発明の実施の形態を図面により説明する。
図1に本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバインの左側面図を示し、図2にはコンバインの右側面図を示す。
なお、本明細書ではコンバイン前進方向に向かって左方向、右方向をそれぞれ左側、右側といい、前方向、後方向をそれぞれ前側、後側ということとする。
図1に示すコンバインの機体フレーム1の下部には、ゴムなどの可撓性材料から成る無端帯状に成型したクローラ2により、乾田はもちろんのこと、湿田においても沈下しないで走行できる走行装置3を備える。該走行装置3は、ミッションケース31(図3)から駆動される前端部の駆動スプロケット3aと転輪フレーム3bに支持される転輪群3c・・・と後端部の緊張輪3dとにわたって前記クローラ2を巻き掛けて構成する。また、機体フレーム1の前部には刈取装置5を上下回動自在に支持し、該刈取装置5の後側における機体フレーム1の後部左側には脱穀装置6を搭載する。また、機体フレーム1の前部右側には操作席7aを有する操縦部7を設ける。
前記操縦部7は、エンジンを被覆するエンジンカバー27上に取り付けた操作席7aと、該操作席7aの前方に配置した前部操作パネルと、操作席7aの左側に配置した側部操作パネルから構成する。前記前部操作パネル上には、操縦者が立ち姿勢で操縦する際に把持するハンドル7bと、前記ミッションケース内の伝動機構を切り換えて機体の走行方向を左右に調節する操向レバー7cとを設ける。また、前記側部操作パネル上には、前記エンジンの回転数を調節するスロットルレバー(図示せず)と、前記ミッションケースへ駆動入力する静油圧式無段変速装置を変速操作する主変速レバー7eと、ミッションケース内の副変速機構を変速切換操作する副変速レバー7fと、刈取装置5の駆動を入り切り操作する刈取クラッチレバー28(図3)と、脱穀装置6の駆動を入り切り操作する脱穀クラッチレバー29(図3)を設ける。
圃場の植立穀稈を刈刃12で刈り取る刈取装置5は、基部を機体フレーム1に回動自在に取付けた前後方向の縦支持フレーム9によって支持され、刈取シリンダ(図示せず)により上下動自在に構成される。該刈取装置5は、最前方位置に複数の分草体10を設け、各分草体10の後方には分草した穀稈を引起す引起装置11をそれぞれ設ける。前記引起装置11の後方には引き起こしラグ11aによる掻込装置を設け、該掻込装置から穀稈搬送用の各種の装置を経由して穀稈を脱穀装置6のフィードチェン21に引継ぐ。フィードチェン21に引き継がれた穀稈は、フィードチェン21とその対向位置にある挟扼杆22(図1)で挟持されながら脱穀装置6に供給される。
なお、エンジンのエアクリーナ(図示せず)によって濾過する前の外気を予め濾過するエアクリーナ8を機体上部に設けている。
図3には操縦席にある主変速レバー7eと副変速レバー7fとミッションケース31の外側に刈取クラッチレバー28を配置した側面図を示す。
副変速レバー7fによりミッションケース31内の副変速機構を変速切換操作することで、コンバインは路上走行速度を達成できる走行速位置(HH)と高速作業位置(H)と中速作業位置(M)と低速作業位置(L)と中立位置(N)とに走行装置を切り換えることが出来る。
しかし、副変速レバー7fが路上走行速の位置(HH)又は高速作業位置(H)にあるときに刈取装置5及び脱穀装置6が作動することは危険であるので、刈取クラッチレバー28と脱穀クラッチレバー29が「入」側に切り換え出来ないようにする必要がある。
刈取クラッチレバー28を矢印A方向(図3)に操作すると刈取クラッチレバー28に固着された該レバー28の回動支点28aの側にあるL字状アーム33に接続したワイヤ34が引っ張られ、揺動クラッチローラ25の回動アーム26が支点26aを中心に矢印B方向(図3)に回動することで刈取クラッチ(図示せず)が「入」となる。
なお、図5(レバー28の回動支点28a側にあるL字状アーム33)の平面図で説明するように脱穀クラッチレバー29も刈取クラッチレバー28と並列位置に配置されていて、刈取クラッチレバー28と全く同様の作動により揺動クラッチローラ25の回動アーム26を回動させることで脱穀クラッチ(図示せず)が「入」となる。
図4、図5には副変速レバー7fの操作位置により刈取クラッチレバー28の作動を牽制する装置の側面図と平面図をそれぞれ示す。また図4、図5には副変速レバー7fが路上走行位置にある状態を示しているが、図6と図7は副変速レバー7fが作業走行位置にある状態をそれぞれ示す側面図と平面図である。 図4、図5に示す副変速レバー7fの基部には水平方向に配置した円筒部35が固着されている。該円筒部35の内部には円筒部支持軸36が機体に固定させている。図6の機体側面図に示すように円筒部35の一方の端部はほぼ水平方向の機体後方に向けて伸びる揺動アーム37が固着している。該揺動アーム37は円筒部35と一体として副変速レバー7fの操縦者による操作に応じて揺動する構成である。また、揺動アーム37と並列位置に一端が円筒部35を支持する円筒部支持軸36に支持された刈取クラッチレバー連繋プレート39が配置されている。該刈取クラッチレバー連繋プレート39の円筒部支持軸36に連結した端部側でなく、その反対側の端部が刈取クラッチレバー28側の基部が固着してる水平方向に配置される回動軸40に回動自在に連結している。
図5に示すように刈取クラッチレバー連繋プレート39の中間部には機体前側の先端部が折れ曲がった固定プレート42が2箇所で前記連繋プレート39に6角平ボルト44,44でボルト止めされている。固定プレート42の折れ曲がった先端部は刈取クラッチレバー28の操作量に応じて動く刈取クラッチレバー連繋プレート39の動きと副変速レバー7fの操作位置に応じて揺動する揺動アーム37により牽制される状態が生じる。
例えば図4、図5に示すように副変速レバー7fが路上走行時の位置にあるときに、揺動アーム37の後端部と固定プレート42(刈取クラッチレバー連繋プレート39と一体的に動く)の前端部の折れ曲がり部が突き当たると刈取クラッチレバー連繋プレート39は図4の矢印A方向に動けなくなるので、刈取クラッチが「入」になることがない。図4には刈取クラッチレバー28が「切」から「入」に入れようとする時の状態を実線で示し、刈取クラッチレバー28が「切」の状態のときを2点鎖線で示している。
なお、刈取クラッチレバー連繋プレート39の前記円筒部支持軸36との連結部には長穴39aがあり、該長穴39aがあるため副変速レバー7fの操作の自由度が保つことができる。
また、刈取クラッチレバー28の基部は水平方向に配置される円筒部46と一体であり、刈取クラッチレバー28と並列位置に配置される脱穀クラッチレバー29も前記刈取クラッチレバー28と一体の円筒部46を介して刈取クラッチレバー28と同じ作動をする。
また、図6、図7には副変速レバー7fが中立位置にある場合に刈取クラッチレバー28が「入」となるときの作動態様を示す側面図であり、この場合は副変速レバー7fが路上走行位置に向けては操作不能となっている。すなわち、副変速レバー7fが中立位置にある場合に刈取クラッチレバー28が「入」となると、揺動アーム37の後端部は刈取クラッチレバー連繋プレート39の下側に位置することになり、固定プレート42が揺動アーム37の矢印C方向への回動を止めるので副変速レバーが路上走行側へ回動出来なくなる。
上記図3〜図7に示す構成によれば、刈取クラッチレバー牽制装置において、刈取クラッチレバー28を「入」操作する際に、該刈取クラッチレバー28が支点越えする前に副変速レバー7fの回動支点である円筒部支持軸36に取り付けられた揺動アーム37と刈取クラッチレバー連繋プレート39に取り付けられた固定プレート42を干渉させて刈取クラッチレバー28と副変速レバー7fの動きを牽制させるため、揺動アーム37で受けた力を副変速レバー7fの回動軸である支持アーム36で受けるため、簡単な構成であるが剛性がある。
副変速レバー7fが路上走行速の位置(HH)又は高速作業位置(H)にあるときに刈取クラッチレバー28が「入」側に切り換え出来ないように揺動アーム37の後端部が刈取クラッチレバー連繋プレート39に取り付けられた固定プレート42が接触するが、揺動アーム37と固定プレート42をほぼ平行に配置しているので揺動アーム37が比較的薄肉の部材で構成していても剛性が比較的小さくても強度に耐え得ることができる。また、このとき揺動アーム37と固定プレート42の接触時に揺動アーム37と固定プレート42の間に刈取クラッチレバー28のワイヤ34の端部のアウタレースが入り込みにくくなり、このワイヤ34が保護され、揺動アーム37や固定プレート42の変形や破損等が防止できる。
また、揺動アーム37と固定プレート42の接触の有無で副変速レバー7fが路上走行速の位置(HH)又は高速作業位置(H)にあると中立位置にある時が操縦者に容易に区別できるので、安全な操縦できる。
また、刈取クラッチレバー28を「切」位置から「入」位置にしたときに刈取クラッチレバー28の基部側にあるL字状アーム33は固定プレート42とほぼ直交する角度で交差するので刈取クラッチレバー連繋プレート39と揺動アーム37と固定プレート42などに無理な力が掛からないのでこれらの部材の破損を防止できる。
また、固定プレート42の刈取クラッチレバー連繋プレート39への取り付けは一対の6角形のフラットボルト44,44で行うので、前記取付部の近傍の刈取リミットスイッチに付属するワイヤハーネスなどが配索されていても邪魔にならない。すなわち、フラットボルト44の頭側は薄く構成できるため、刈取クラッチ用リミットスイッチ構成部材との干渉を防止することができるだけでなく、ボルトナットで締め付ける構成だと、ボルトの長い物への組み間違いでリミットスイッチやハーネスとの干渉のおそれがあるが、フラットボルト44で構成しているので、ボルトの組み間違いのおそれがない。
また、6角形のフラットボルト44は刈取クラッチレバー連繋プレート39の小さい長穴(図示せず)を介して行うので多少の上下方向への取付自由度があるので、機械本体にバラツキがあっても対応できる。さらに、固定プレート42の刈取クラッチレバー連繋プレート39への取り付けは6角形のフラットボルト44で行うので、固定プレート42の取り付けに6角形のフラットボルト44を用いると固定プレート42をから取り外せる。
固定プレート42を刈取クラッチレバー連繋プレート39から取り外すことによって、完全に牽制機能を解除できる。例えば、麦刈り時に走行速で刈り取りを実施したい場合、簡単に固定プレート42を取り外すことができる。
固定プレート42の連繋プレート39への6角形のフラットボルト42を用いると固定プレート42を簡単に連繋プレート39から取り外すことができるので米用のコンバインを麦用に変更する際には固定プレート42を使う必要がないので取り外しておく。
また6角形のフラットボルト44を用いる固定プレート42を連繋プレート39に固定するに際してはナット43を機体左側に配置しておく。これは連繋プレート39の機体右側にはフレームがあり、手が入りにくい構成となっており、機体左側に締め付けるナット43をもってきたことで、取り付けや修正が容易となった。
本実施例のコンバイのグレンタンク内部構造は図8(図8(a)は背面図、図8(b)は側面図)に示すが、揚穀筒50を経由して脱穀装置15からグレンタンク20に送られてくる籾はタンク20内で、その底部コーナ部に配置されている搬送螺旋51で外部のオーガ(図示せず)に搬送されるが、底部には搬送螺旋51に向けて籾を搬送する幅広のベルトコンベア52を配置しているので、図8の塗りつぶし部分にある籾も残らず、搬送螺旋51に向けて籾を搬送することができる。
また幅広ベルトコンベアの幅(L1)を搬送螺旋の幅(L0)より小さくすることでグレンタンク20の底部構造を複雑にすることなく、籾を搬送螺旋51に確実に搬送できる。
また、幅広ベルトコンベア52のベルト駆動軸52aを支点に幅広ベルト52の他端が回動もしくは脱着可能に構成するとタンク20内のメンテナンスがやりやすくなる。
こうして従来図8の塗りつぶし部分には傾斜底面があったグレンタンク20の容量を大きくすることができる。
本発明は、圃場において穀類の収穫作業を行う農業用のコンバインに利用できる。
1 機体フレーム 2 クローラ
3 走行装置 3a 駆動スプロケット
3b 転輪フレーム 3c 転輪群
3d 緊張輪 5 刈取装置
6 脱穀装置 7 操縦部
7a 操作席 7b ハンドル
7c 操行レバー 7e 主変速レバー
7f 副変速レバー 8 第1エアクリーナ
9 縦支持フレーム 10 分草体
11 引起装置 12 刈刃
20 ホッパ(グレンタンク) 21 フィードチェン
22 挟扼杆 25 揺動クラッチローラ
26 回動アーム 27 エンジンカバー
28 刈取クラッチレバー 29 脱穀クラッチレバー
31 ミッションケース 33 L字状アーム
34 ワイヤ 35 円筒部
36 円筒部支持軸 37 揺動アーム
39 刈取クラッチレバー連繋プレート
40 回転軸 42 固定プレート
43 ナット 44 6角フラットボルト
46 円筒部 50 揚穀筒
51 搬送螺旋 52 ベルトコンベア

Claims (1)

  1. 機体フレーム(1)に支持される車体の走行速度を変速制御する主変速装置及び副変速装置と、圃場の植立穀稈を刈り取る刈取装置(6)及び該刈取装置(6)で刈り取られた穀稈を脱穀する脱穀装置(15)と、副変速装置の走行位置と走行位置以外の変速位置に基部回動支点を中心に回動操作により切り替える副変速レバー(7f)と、刈取装置(6)を作動させるためのクラッチを基部回動支点を中心に回動操作により入りと切りに切り替える刈取クラッチレバー(28)と、脱穀装置(15)を作動させるためのクラッチを入りと切りに切り替える脱穀クラッチレバー(29)とを備えたコンバインにおいて、
    副変速レバー(7f)の回動支点部に設けた該副変速レバー(7f)と一体的に作動する揺動アーム(37)と刈取クラッチレバー(28)又は脱穀クラッチレバー(29)の各回動支点部近傍と副変速レバー(7f)の回動支点部との間に回動自在に連結した連繋プレート(39)と、該連繋プレート(39)の刈取クラッチレバー(28)又は脱穀クラッチレバー(29)との連結部側に着脱自在に取り付けられた固定プレート(42)を備え、
    副変速レバー(7f)の回動操作位置が副変速装置の走行位置にある時は、刈取クラッチレバー(28)又は脱穀クラッチレバー(29)をそれぞれのクラッチの切り状態から入り状態に回動操作されることを牽制するように揺動アーム(37)と固定プレート(42)が干渉する位置にそれぞれ揺動アーム(37)と固定プレート(42)を取り付けたことを特徴とするコンバイン。
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