JPS6341Y2 - - Google Patents

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JPS6341Y2
JPS6341Y2 JP9891979U JP9891979U JPS6341Y2 JP S6341 Y2 JPS6341 Y2 JP S6341Y2 JP 9891979 U JP9891979 U JP 9891979U JP 9891979 U JP9891979 U JP 9891979U JP S6341 Y2 JPS6341 Y2 JP S6341Y2
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JP
Japan
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reaping
lever
shift lever
high speed
clutch lever
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JP9891979U
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JPS5618027U (ja
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  • Harvester Elements (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンバイン等における刈取レバーの
制御装置に係り、とくに変速機の出力が高速に設
定されているときには、刈取レバーが刈取位置に
あるのを防止した刈取レバーの制御装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
例えば、稲の刈取りおよび脱穀等を行うコンバ
インにおいては、路上走行を行うかまたは刈取り
作業を行うかによつて、その走行速度は高低の2
段に大きく分けられていて、副変速レバーによつ
てその切換が行われており、また、刈取りの作業
条件等に応じて、上記の高、低の各速度はさらに
3段ずつに変速されて合計6段の変速が行われて
いて、その切換えは主変速レバーによつてなされ
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
刈取り作業および脱穀作業は、それぞれのレバ
ーを刈取位置および脱穀位置にそれぞれ設定する
ことによつて行われているが、例えば、刈取りレ
バーが刈取位置に設定されている状態で、副変速
レバーを誤つて高速位置に設定した場合、あるい
は、逆に副変速レバーが高速位置にあるときに刈
取りレバーを誤つて刈取り位置に設定した場合に
は、刈取装置が高速で作動して故障の原因となる
不都合がある。すなわち、刈取り装置は、通常、
低速状態の下で作動されるものであつて、とくに
刈取りを行うバリカン部は、受刃と刈刃とが圧接
した状態でスライド運動を反復しているので、こ
の機構部が高速で作動すると、各刃およびその駆
動部の摩耗および破損によつて刈取装置の故障の
原因となる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の目的は、上記欠点を解消するために、
複数段の前進と後進とに設定されて変速機を切換
える主変速レバーと、高速または低速に設定され
て上記変速機の速度をさらに高低に切換える副変
速レバーと、変速機の切換えと連動して変速され
る刈取装置と、ワイヤを介して刈取クラツチに接
続されていて、刈取位置および中立位置に設定さ
れて刈取クラツチの断続を行う刈取クラツチレバ
ーとを具備するコンバインにおいて、上記副変速
レバーと一体的に回動する連動カムと、この連動
カムの周面に圧接するカムフオロワーを中心とし
て回動自在であつて、上記主変速レバーと連動す
る規制アームと、上記刈取クラツチレバーと一体
であつて、副変速レバーが高速の位置に設定され
ているときに、自由端が上記規制アームの回動通
路内に位置し得る腕部材とから構成されており、
副変速レバーが高速位置に設定されているときに
は、刈取クラツチレバーが刈取位置に設定される
のを阻止し、刈取クラツチレバーが刈取位置にあ
るときに副変速レバーを高速位置に設定すると、
刈取クラツチレバーが刈取位置から解除されるよ
うにしたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、図示の一実施例によつて本考案を説明す
る。
第1図は、コンバイン1の操作部を示してい
て、符号2は主変速レバー、3は副変速レバー、
4は刈取りレバー、5は脱穀レバーをそれぞれ示
しており、主変速レバー2を矢印6の方向に3
段、矢印7方向に1段だけそれぞれ回動させるこ
とによつて、変速機(図示せず)は前進3段、後
進1段に変速され、機体の走行速度と刈取装置の
駆動速度が変速されるようになつている。副変速
レバー3は、図示の状態で高速位置にあつて、矢
印6方向に回動させて低速の前進、矢印7方向に
回動させることによつて低速の後進および中立位
置に設定されるようになつている。副変速レバー
3の基部は、第2図に示すように連動カム8の裏
面に固着されていて実質的に一体となつており、
連動カム8が固着されたカラー9は、前板11お
よび取付板12に固着された軸13に枢着されて
いる。
主変速レバー2の基部2aは、回動部材15の
一端部に形成されたフオーク15aに対し、ねじ
16によつて枢着されている。回動部材15は、
前板11,取付板12に固着された軸18に枢着
されており、軸18には、スリツプ板19,21
および座金22,23がそれぞれ嵌合されてい
て、座金22,23間に配設された伸張性のばね
24の弾力によつて、回動部材15はスリツプ板
19,21間に圧接されている。回動部材15の
他端部には、連結杆29の一端部が軸31によつ
て枢着されており、その他端部は、軸32によつ
て従動部材33(第1図参照)の下端部に枢着さ
れている。従動部材33の自由端には、別の従動
部材34の自由端が軸35によつて枢着されてお
り、この従動部材34は、軸36によつてその基
部が前板11に枢着されていて、一端を不動部材
37に、他端を従動部材34にそれぞれ係止され
た捩りばね38の弾力によつて、図において時計
方向の回動習性が与えられており、このばね38
の弾力によつて、軸35に枢着されたカムフオロ
ワー39は、連動カム8の周面に圧接している。
なお、従動部材34は、前板11に固設されたス
トツパー41の両側の折曲部によつてその回動範
囲は規制されている。従動部材33には、規制ア
ーム42の基部が固着されていて、その自由端4
2aは、刈取クラツチレバー4の基部近傍に延出
している。
刈取クラツチレバー4の基部および脱穀クラツ
チレバー5の基部は、軸43によつて前板11に
枢着されており、刈取クラツチレバー4の基部に
は腕部材44が固着されていて、その一側面には
連結部材45の一端部が枢着されている。連結部
材45の他端部には、ばね46を介してワイヤ4
7が接続されていて、このワイヤ47の他端部
は、図示しない刈取クラツチに接続されており、
また、刈取クラツチレバー4は、図示の位置から
矢印48方向に回動させたときに解除された中立
位置に設定されるようになつている。
このように構成された装置において、副変速レ
バー3が第1図のように高速位置に設定されてい
るときには、刈取クラツチレバー4の腕部材44
の自由端の回動通路内には規制アーム42の自由
端42aが位置しているので、刈取クラツチレバ
ー4は図示の位置からさらに矢印48へは回動す
ることができず、従つて、副変速レバー3が高速
位置にあつて、コンバイン1が高速で走行してい
るときには刈取クラツチおよび刈取装置の作動は
阻止されている。
一方、副変速レバー3を低速の前進位置に設定
し、刈取クラツチレバー4が図示の位置よりもさ
らに矢印48方向に回動した刈取位置にあるとき
に、副変速レバー3を高速位置に設定すると、連
動カム8がカムフオロワー35を押動して規制ア
ーム42がカムフオロワー35を中心としてわず
かに時計方向に回動しつつ腕部材44側に移動
し、規制アーム42の自由端42aが腕部材44
に衝合してこれを押動させることにより、腕部材
44と実質的に一体の刈取クラツチレバー4は矢
印49方向に回動されて、刈取位置から自動的に
解除される。
次に副変速レバー3を矢印6方向に回動させて
低速の前進位置に設定させると、連動カム8も第
3図に示すように同方向に回動し、この回動によ
つて、カムフオロワー39は連動カム8の周面か
ら離脱して、ばね38の弾力によつて第1図に示
す位置から左方へ変位する。この状態において、
主変速レバー2を矢印6方向の前進位置に設定し
た場合、規制アーム42は、第3図に示すように
左方へ退避した軸35の周りに回動するので、同
アーム42の自由端は図示のように腕部材44の
回動通路から外れた状態にあり、従つて、刈取ク
ラツチレバー4は刈取位置に自由に設定できると
共に、規制アーム42の回動によつて自動解除さ
れることはない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、主変速レ
バーと連動する規制アームの回動中心を、副変速
レバーの連動カムに従動させて変位させることに
よつて、副変速レバーが高速位置にあるときに
は、刈取クラツチレバーの刈取位置への設定を予
じめ阻止し得ると共に、刈取クラツチが入つてい
る状態においては、副変速レバーを高速位置に設
定すると、規制アームの移動によつて刈取クラツ
チレバーを刈取位置から自動的に解除することが
でき、この結果、変速機が高速の状態にあるとき
には、刈取装置の作動は完全に阻止されていて、
その故障の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンバインの操作部に適用された本考
案の一実施例を示す刈取クラツチレバー制御装置
の正面図、第2図は同上装置の要部を示す平面
図、第3図は第1図における装置の作用図であ
る。 1……コンバイン、2……主変速レバー、3…
…副変速レバー、4……刈取クラツチレバー、5
……脱穀レバー、8……連動カム、39……カム
フオロワー、42……規制アーム、44……腕部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数段の前進と後進とに設定されて変速機を切
    換える主変速レバーと、高速または低速に設定さ
    れて上記変速機の速度をさらに高低に切換える副
    変速レバーと、変速機の切換えと連動して変速さ
    れる刈取装置と、ワイヤを介して刈取クラツチに
    接続されていて、刈取位置および中立位置に設定
    されて刈取クラツチの断続を行う刈取クラツチレ
    バーとを具備するコンバインにおいて、 上記副変速レバーと一体的に回動する連動カム
    と、 この連動カムの周面に圧接するカムフオロワー
    を中心として回動自在であつて、上記主変速レバ
    ーと連動する規制アームと、 上記刈取クラツチレバーと一体であつて、副変
    速レバーが高速の位置に設定されているときに、
    自由端が上記規制アームの回動通路内に位置し得
    る腕部材とから構成されており、 副変速レバーが高速位置に設定されているとき
    には、刈取クラツチレバーが刈取位置に設定され
    るのを阻止し、刈取クラツチレバーが刈取位置に
    あるときに副変速レバーを高速位置に設定する
    と、刈取クラツチレバーが刈取位置から解除され
    るようにしたことを特徴とするコンバインの刈取
    クラツチレバー制御装置。
JP9891979U 1979-07-18 1979-07-18 Expired JPS6341Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9891979U JPS6341Y2 (ja) 1979-07-18 1979-07-18

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JP9891979U JPS6341Y2 (ja) 1979-07-18 1979-07-18

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JPS5618027U JPS5618027U (ja) 1981-02-17
JPS6341Y2 true JPS6341Y2 (ja) 1988-01-05

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JP9891979U Expired JPS6341Y2 (ja) 1979-07-18 1979-07-18

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JP4713536B2 (ja) * 2007-04-20 2011-06-29 株式会社クボタ コンバイン
JP5257245B2 (ja) * 2009-05-29 2013-08-07 井関農機株式会社 コンバイン
JP5002042B2 (ja) * 2010-08-06 2012-08-15 株式会社クボタ コンバイン

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JPS5618027U (ja) 1981-02-17

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