JP2005261280A - コンバイン - Google Patents

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JP2005261280A
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Toshinori Fujimoto
Hiroyuki Sasaura
寛之 笹浦
俊徳 藤本
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Seirei Ind Co Ltd
Yanmar Co Ltd
セイレイ工業株式会社
ヤンマー株式会社
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Abstract

【課題】 電動モータの連続運転に比べ、消費電力を低減させることができ、しかも低コストの電動モータの耐久性を向上させることができ、製造コストの低減などを図る。
【解決手段】 脱穀部を駆動する脱穀クラッチと、穀粒排出オーガを駆動するオーガクラッチを設けると共に、エンジンの冷却用外気を取入れる除塵網を回転自在に設け、除塵網を電動モータによって回転させるコンバインにおいて、脱穀クラッチが入のとき、またはオーガクラッチが入のとき、電動モータを間欠的にオンにして除塵網を断続的に回転させることを特徴とする。
【選択図】 図29

Description

本発明は、左右走行クローラを装設して移動し、圃場の穀稈を連続的に刈取って脱穀するコンバインに関する。

従来、エンジンまたはラジエータの冷却風を取入れる除塵スクリーンを設け、該スクリーンを電動モータによって回転させ、スクリーンに付着する塵を除去する技術がある。(例えば、特許文献1参照)

特開平6−248948号公報

前記従来技術は、エンジンを運転中、電動モータを連続作動させて除塵スクリーンを連続して回転させることにより、連続運転に耐える電動モータを設ける必要があると共に、消費電力の低減または電動モータの耐久性向上などを容易に図り得ない等のコスト上の問題がある。

然るに、本発明は、請求項1の如く、脱穀部を駆動する脱穀クラッチと、穀粒排出オーガを駆動するオーガクラッチを設けると共に、エンジンの冷却用外気を取入れる除塵網を回転自在に設け、除塵網を電動モータによって回転させるコンバインにおいて、脱穀クラッチが入のとき、またはオーガクラッチが入のとき、電動モータを間欠的にオンにして除塵網を断続的に回転させることを特徴とする。

また、請求項2の如く、除塵網を断続的に回転させるとき、回転時間に対して、休止時間を長くしたことを特徴とする。

また、請求項3の如く、エンジンの冷却水温、またはエンジンの潤滑油温、または気温により、電動モータの間欠的なオン回転時間を自動的に変更させることを特徴とする。

請求項1に係る発明は、脱穀部を駆動する脱穀クラッチと、穀粒排出オーガを駆動するオーガクラッチを設けると共に、エンジンの冷却用外気を取入れる除塵網を回転自在に設け、除塵網を電動モータによって回転させるコンバインにおいて、脱穀クラッチが入のとき、またはオーガクラッチが入のとき、電動モータを間欠的にオンにして除塵網を断続的に回転させるもので、脱穀部または穀粒排出オーガを駆動しているとき、電動モータを間欠駆動して除塵網を回転させるから、電動モータの連続運転に比べ、消費電力を低減させることができ、しかも低コストの電動モータの耐久性を向上させることができ、製造コストの低減などを図ることができるものである。

また、請求項2に係る発明は、除塵網を断続的に回転させるとき、回転時間に対して、休止時間を長くしたもので、電動モータが発熱によって劣化するのを容易に低減することができ、電動モータの耐久性向上並びに製造コストの低減などを図ることができるものである。

また、請求項3に係る発明は、エンジンの冷却水温、またはエンジンの潤滑油温、または気温により、電動モータの間欠的なオン回転時間を自動的に変更させるもので、エンジンを高負荷運転しているとき、または外気温が高いとき、除塵網の回転時間を長くして外気の取込み抵抗を低減させることができ、冷却風量を必要なときに適正に確保することができ、エンジンのオーバーヒートの防止などを容易に図ることができるものである。

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はコンバインの全体の左側面図、図2は同平面図、図3は同右側面図であり、図中1は左右一対の走行クローラ2を装設する左右一対のトラックフレーム、3は前記の左右トラックフレーム1に架設する機台、4はフィードチェン5を左側に張架し扱胴6及び処理胴6aを内蔵している脱穀機である脱穀部、7は引起機構8及び刈刃9及び穀稈搬送機構10などを備える刈取部、11は刈取フレーム12を介して刈取部7を昇降させる油圧昇降シリンダ、13は排藁チェン14終端を臨ませる排藁処理部、15は脱穀部4からの穀粒を揚穀筒15aを介して搬入する穀物タンク、16・17は前記タンク15の穀粒を機外に搬出する縦及び横排出オーガ、18は運転操作ハンドル19及び運転席20を備える運転キャビン、21は運転キャビン18下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成している。

さらに、図4乃至図7に示す如く、機台3前側で左右の走行クローラ2の間にミッションケース22を配設させ、ミッションケース22とエンジン21を略直列に前後に設け、ミッションケース22を介して走行クローラ2にエンジン21の駆動力を伝えると共に、脱穀部4前側の機台3上面に左右の支持台23・24を立設させ、支持台23・24に刈取フレーム12を介して刈取部7を昇降自在及び横移動可能に設ける。また、支持台23・24後側の機台3上面にカウンタケース25を設け、脱穀部4及び刈取部7にカウンタケース25を介してエンジン21の駆動力を伝える。

さらに、ミッションケース22側方の機台3にキャビン前フレーム26を立設させ、キャビン18のステップフレーム27前部を前フレーム26上部に回動支点軸28を介して設け、支点軸28回りにキャビン18を前方に回動自在に支持させると共に、右の支持台24に左のキャビン後フレーム29を立設させ、機台3に立設させる右のキャビン後フレーム30との間の機台3上面にエンジン21を設け、エンジン21をエンジンルームカバー31で覆う。また、前記カバー31の上方で左右の後フレーム29・30上部をキャビン横フレーム32によって連結させ、キャビン横フレーム32に台ブラケット33を設け、キャビン18のステップフレーム27後部を横フレーム32に上載させて係脱自在に固定させると共に、右の支持台24と前フレーム26の間に水平連結フレーム34を固定させ、水平連結フレーム34中間と横フレーム32中間に傾斜連結フレーム35を固定させ、連結フレーム34・35によってフレーム剛性を確保する。また、左の後フレーム29にオーガ支柱36を連結させて上側にオーガレスト37を設け、昇降及び旋回自在に設ける排出オーガ17をオーガレスト37の本機収納位置に支持させる。

さらに、図8乃至図10に示す如く、前記走行クローラ2を駆動するミッションケース22は、1対の油圧走行ポンプ38及び油圧走行モータ39を設けて走行主変速用の油圧式無段変速機構を形成する走行変速部材40と、1対の油圧旋回ポンプ41及び油圧旋回モータ42を設けて旋回用の油圧式無段変速機構を形成する旋回部材43とを備え、前記エンジン21の出力軸44にミッションケース22の入力軸45を介して連結させて前記各ポンプ38・41を駆動するように構成している。

また、前記走行モータ39のモータ軸46に、副変速機構47及び差動機構48を介して左右走行クローラ2の各駆動輪49を連動連結させるもので、前記差動機構48は左右対称の1対の遊星ギヤ機構50を有し、各遊星ギヤ機構50は1つのサンギヤ51と、該サンギヤ51の外周で噛合う3つのプラネタリギヤ52と、これらプラネタリギヤ52に噛合うリングギヤ53などで形成している。

前記プラネタリギヤ52は、サンギヤ51の遊転軸54と同軸線上の車軸55のキャリヤ56にそれぞれ回転自在に軸支させ、左右のサンギヤ51を挾んで左右のキャリヤ56を対向配置させると共に、前記リングギヤ53は各プラネタリギヤ52に噛み合う内歯を有して車軸55に回転自在に軸支させ、車軸55を延設して駆動輪49を軸支させている。

また、走行変速部材40は、走行ポンプ38の斜板角度の変更により走行モータ39の正逆回転と回転数の制御を行うもので、走行モータ39の回転を、モータ軸46と副変速機構47の低速及び高速ギヤ57・58とブレーキ軸59と分岐軸60を介して、左右のリングギヤ53に伝達して左右のキャリヤ56を回転させるように構成している。また前記ブレーキ軸59に駐車ブレーキ61を設けると共に、刈取部7に回転力を伝達する刈取駆動プーリ62を前記モータ軸46に設け、刈取部7を車速同調速度で駆動させる。

上記のように、前記分岐軸60を介しリングギヤ53に伝達された走行モータ39の駆動力を、左右の遊星ギヤ機構50を介して左右キャリヤ56に伝達させると共に、左右キャリヤ56に伝達された回転を左右の駆動輪49にそれぞれ伝え、左右走行クローラ2を同一方向に同一速度で駆動するように構成している。

さらに、旋回用の油圧式無段変速機構で形成する旋回部材43は、旋回ポンプ41の斜板角度の変更により旋回モータ42の正逆回転と回転数の制御を行うもので、操向出力ブレーキ63を設けるモータ軸64と、操向出力クラッチ65を設けるクラッチ軸66と、前記の左右サンギヤ51に常時噛合させる左右入力ギヤ67・68を設け、旋回モータ42の出力用の前記モータ軸64及び操向出力クラッチ65を介してクラッチ軸66を連結させ、クラッチ軸66に正転ギヤ69及び逆転ギヤ70を介して左右の入力ギヤ67・68を連結させる。そして、右側のサンギヤ51に正転ギヤ69を介してモータ42回転力を伝え、また左側のサンギヤ51に逆転ギヤ70を介してモータ42回転を伝え、旋回モータ42を正転(逆転)時、左右同一回転数で、左サンギヤ51を逆転(正転)させ、かつ右サンギヤ51を正転(逆転)させ、左右走行クローラ2を逆方向に同一速度で駆動するように構成している。

而して、旋回モータ42を停止させて左右サンギヤ51を静止固定させた状態で、走行モータ39を駆動すると、走行モータ39の回転は左右のリングギヤ53に同一回転数で伝達され、左右遊星ギヤ機構50のキャリヤ56を介して左右の走行クローラ2が左右同一回転方向で同一回転数によって駆動され、機体の前後方向直進走行が行われる。一方、走行モータ39を停止させて左右のリングギヤ53を静止固定させた状態で、旋回モータ42を正逆回転駆動すると、左側の遊星ギヤ機構50が正或いは逆回転、また右側の遊星ギヤ機構50が逆或いは正回転し、左右走行クローラ2を逆方向に駆動し、機体を左或いは右に旋回させる。また、走行モータ39を駆動させながら、旋回モータ42を駆動することにより、機体が左右に旋回して進路が修正されるもので、機体の旋回半径は旋回モータ42の出力回転数によって決定される。

また、前記入力軸45にファン軸71を連結させ、ファン軸71によってエンジン21水冷用のラジエータの冷却ファン72を駆動させると共に、前記の走行及び旋回ポンプ38・41の各ポンプ軸73・74にギヤ群75を介して前記ファン軸71を連結させ、各ポンプ38・41に入力軸45を連結させると共に、走行ポンプ38のポンプ軸73と、走行モータ39のモータ軸46を、車速定速クラッチ76を介して連結させる定速軸77を設け、車速定速クラッチ76を入にしたとき、定速軸77を介してポンプ軸73とモータ軸46をギヤ連結させ、走行変速部材40を介することなく、入力軸45の回転を副変速機構47に伝え、エンジン21の定速回転によって左右の走行クローラ2を駆動させ、略一定の車速で走行して収穫作業などを行わせる。なお、旋回ポンプ軸74上にチャージポンプ78を設けて駆動する。

さらに、図9に示す如く、走行ポンプ38の斜板79角度を変更して出力調整する主変速シリンダ80と、主変速レバー81及び操向ハンドル19に連結させて切換える変速バルブ82と、走行ポンプ38出力を一定量減速するバルブ83を設け、前記チャージポンプ78を各バルブ82・83を介して主変速シリンダ80に油圧接続させるもので、主変速レバー81によって変速バルブ82を切換え、主変速シリンダ80を作動させて走行ポンプ38の斜板79角度を変更させ、走行モータ39のモータ軸46の回転数を無段階に変化させたり、逆転させる走行変速動作を行わせ、また前記斜板79の角度調節動作によって変速バルブ82が中立復帰するフィードバック動作を行わせ、主変速レバー81の操作量に比例させて前記斜板79角度を変化させ、走行モータ39の回転数を変化させて車速を変更させる。

また、走行モータ39の斜板84角度を変更して出力調整する副変速シリンダ85を設け、前記チャージポンプ78に電磁副変速バルブ86を介して副変速シリンダ85を油圧接続させ、副変速バルブ86が中立のときに副変速シリンダ85を油タンクであるミッションケース22に短絡させ、走行モータ39の斜板84角度を主回路油圧によって変化させると共に、副変速バルブ86の切換によって斜板84角度を強制的に変化させ、走行モータ39の出力を高速または低速に変更させる。

さらに、旋回ポンプ41の斜板87角度を変更して出力調整する旋回シリンダ88を設け、操向ハンドル19及び主変速レバー81に連結させて切換える旋回バルブ89並びに電磁自動操向バルブ90を介してチャージポンプ78を旋回シリンダ88に油圧接続させ、操向ハンドル19によって旋回バルブ89を切換え、旋回シリンダ88を作動させて旋回ポンプ41の斜板87角度を変更させ、旋回モータ42のモータ軸64の回転数を無段階に変化させたり、逆転させる左右旋回動作を行わせ、また前記斜板87の角度調節動作によって旋回バルブ89が中立復帰するフィードバック動作を行わせ、操向ハンドル19の操作量に比例させて前記斜板87角度を変化させ、旋回モータ42の回転数を変化させて左右旋回角度を変更させる。

また、主変速レバー81が中立以外の位置に操作され、操向ハンドル19が直進以外に操作されることにより、主変速レバー81の操作方向と操作量に比例させて走行ポンプ38の油圧出力を増減させ、油圧モータ39を正逆転または増減速させて前後進速度(車速)を変更させると共に、主変速レバー81の操作量に比例させて旋回ポンプ41出力を変化させるもので、高速側走行変速によって旋回半径を自動的に小さくし、かつ低速側走行変速によって旋回半径を自動的に大きくし、操向ハンドル19の一定操作によって走行速度に関係なく左右走行クローラ2の旋回半径を略一定に維持させ、作業走行速度の変更並びに未刈り穀稈列などに機体を沿わせる進路修正などを行わせる。一方、操向ハンドル19の操作量に比例させて各バルブ82・89の制御により旋回ポンプ41出力と走行ポンプ38出力を変化させ、旋回半径(操舵角)を小さく(大きく)したとき、走行速度(車速)を比例させて減速させ乍ら、左右の走行クローラ2の速度差を大きくし、左右に旋回させるもので、左右走行クローラ2の駆動速度を変更して条合せ進路修正並びに圃場枕地でのスピンターンによる方向転換を行い、連続的に穀稈を刈取って脱穀する収穫作業を行う。なお、主変速レバー81が中立のとき、操向ハンドル19の操作に関係なく、旋回バルブ89が中立維持され、旋回ポンプ41の油圧出力が略零に保たれ、旋回モータ42を停止させる。

さらに、図8、図9、図11に示す如く、前記エンジン21の出力軸44を前側及び後側に突設させ、出力軸44の前側に前記入力軸45を連結させ、出力軸44の後側に作業出力プーリ91を設けると共に、エンジン21の左側で脱穀部4前側の機台3上面にカウンタケース25を設け、入力プーリ92、車速同調プーリ93、脱穀プーリ94、刈取プーリ95、選別プーリ96をカウンタケース25に軸支させ、ケース25後側の入力プーリ92を作業出力プーリ91にテンション脱穀クラッチ97を介してベルト98連結させ、エンジン21の駆動力をカウンタケース25に伝える。また、右支持台24前側のアイドルプーリ99を介してミッションケース22の刈取駆動プーリ62に前記カウンタケース25右側の車速同調プーリ93をベルト100連結させると共に、機台3の前側上面に立設させる支持台23・24に刈取入力1軸ケース101を回転自在に軸支させ、前記1軸ケース101に刈取フレーム12を連結させて1軸ケース101回りに刈取部7を回転させて昇降させるもので、前記1軸ケース101左側に刈取入力軸102を介して刈取入力プーリ103を軸支させ、前記カウンタケース25左側の刈取プーリ95を刈取入力プーリ103にベルト104連結させ、刈取部7の各部に駆動力を伝える。

また、前記扱胴6の駆動入力プーリ105にカウンタケース25前側の脱穀プーリ94をベルト106連結させ、扱胴6下側の選別唐箕ファン及び揺動選別機構に選別プーリ96から駆動力を伝え、脱穀部6の各部を駆動すると共に、前記カウンタケース25の左側面にフィードチェン入力軸107を設け、外側に移動可能な前記フィードチェン5の駆動スプロケット108に入力軸107から動力を伝える。また、前記穀物タンク15の前側に排出駆動プーリ109を設け、該プーリ109を前記作業出力プーリ91に排出クラッチ110を介してベルト連結させ、排出オーガ17にエンジン21出力を伝えてタンク15の穀粒を排出させる。

さらに、前記カウンタケース25に扱胴入力軸111を軸支させ、該軸111を前後方向に延設させ、カウンタケース25前面外側の前記軸111前側に脱穀プーリ94を設け、カウンタケース25の後面外側の前記軸111後側に入力プーリ92を設け、扱胴入力軸111にエンジン21の一定回転動力を入力させて定速回転させる。また、前記カウンタケース25の右側に同調入力軸112を軸支させ、カウンタケース25の右側外側の前記軸112右側に車速同調プーリ93を設け、アイドルプーリ99を介してプーリ62・93間にベルト100を緊張させ、ミッションケース22からカウンタケース25に車速同調動力を入力させる。

さらに、前記扱胴入力軸111に右側をベベルギヤ113連結させるカウンタ軸または選別入力軸である定速軸114と、該軸114の前側に略平行に設ける車速同調軸115とを、カウンタケース25に軸支させると共に、刈取変速機構116を形成する低速ギヤ117及び高速ギヤ118を前記各軸114・115の間に設け、低速及び中立及び高速の各刈取変速を行う刈取変速スライダ119によって前記各ギヤ117・118を車速同調軸115に択一的に係合させ、刈取変速を行う。また、前記各ギヤ117・118に同調入力軸112の車速同調回転力を伝える一方向クラッチ120を同調入力軸112上に設け、車速同調プーリ93からの動力を一方向クラッチ120によって伝える前記ギヤ117・118を介して車速同調軸115を回転させるように構成する。

さらに、刈取定速機構121を形成する流し込みギヤ122と高速カットギヤ123を前記各軸114・115の間に設け、刈取部7を流し込み駆動または高速カット駆動させる切換スライダ124によって前記各軸114・115に前記各ギヤ122・123を択一的に係合させ、刈取部7を流し込み駆動して走行状態に関係なく刈取部7の穀稈をフィードチェン5側に搬送させる一方、刈取部7を高速カット駆動して車速同調の最高速よりも早い一定回転速度で刈取部7を駆動して倒伏穀稈を刈取る。

また、前記カウンタケース25の左側で下部後側に定速軸114の左側端を突出させ、該軸114左側端部に選別プーリ96を軸支させる。さらに、カウンタケース25の左側で下部前側に刈取伝動軸125を軸支させ、該軸125右側を車速同調軸115にトルクリミッタ126を介して連結させ、カウンタケース25左側に突出させる前記軸125の左側端部に刈取プーリ95を軸支させると共に、前記刈取入力軸102に刈取駆動軸127をギヤ128連結させ、刈取駆動軸127に刈取入力プーリ103を軸支させるもので、前記の左の支持台23に支点軸129を介してギヤ128を収納可能な左軸受体154を縦軸回りに回転自在に設け、刈取入1軸力ケース101の左側を左軸受体154に支持させ、1軸ケース101に前記ギヤ128の一部を内設させ、刈取入力軸102の左端側から刈取り動力を入力させ、前記1軸ケース101右端側の刈取フレーム12に内挿させる刈取伝動軸130を介して刈取部7の駆動を行わせる一方、支点軸129回りに機体左側に略水平に刈取部7を回転移動させ、機体内側の各ケース22・25付近のメンテナンス等を行う。

さらに、前記カウンタケース25の左側上部に前記フィードチェン入力軸107を軸支させ、フィードチェンクラッチ131を設けるフィードチェン駆動軸132に前記入力軸107をチェン133連結させると共に、定速軸114の回転を車速同調軸115の回転数変化によって変速して伝えるフィードチェン変速機構134を設け、サンギヤ135とプラネタリギヤ136とリングギヤ137を備える遊星ギヤ機構138によって無段変速可能に前記機構134を形成するもので、定速軸114にサンギヤ135を係合軸支させ、定速軸114に遊転支持させるリングギヤ137を車速同調軸115にギヤ139連結させると共に、プラネタリギヤ136を遊転支持させる軸受体140を定速軸114に遊転支持させ、前記フィードチェンクラッチ131を介して前記フィードチェン駆動軸132に軸受体140をギヤ141連結させ、穀稈の搬送に必要な最低回転を確保し乍ら、低い一定回転から高回転にフィードチェン5速度を車速と同調させて変更可能に構成している。

また、刈取変速スライダ119を作動させる油圧刈取変速シリンダ142と、切換スライダ124を作動させる油圧刈取定速シリンダ143と、脱穀クラッチ97を入にする油圧脱穀シリンダ144を、前記カウンタケース25の上面蓋である油路ベース145に固定させると共に、前記定速クラッチ76を入にする車速定速シリンダ146を作動させる車速定速バルブ147と、刈取変速シリンダ142を作動させる刈取変速バルブ148と、刈取定速シリンダ143を作動させる刈取定速バルブ149と、脱穀シリンダ144を作動させる脱穀バルブ150とを、前記チャージポンプ78に並列に油圧接続させる。

さらに、図4、図12乃至図22、図32に示す如く、前記刈取部7の刈取フレーム12は、前記1軸ケース101と、2軸ケース151と、3軸ケース152と、分草フレーム153とを備え、機台3前部の左右支持台23・24に左右軸受体154・155を設け、左右方向に略水平に延設させる1軸ケース101の両端部を各軸受体154・155に回転自在でかつ着脱自在に軸支させ、1軸ケース101回りに刈取部7を昇降させると共に、支点軸129回りに刈取部7を機外側に横移動させるもので、6条刈り用の分草板156と、分草後の未刈り穀稈を起立させる6条用の引起ケース157と、6条用のスターホイル158及び掻込ベルト159と、穀稈の株元を切断するバリカン形の刈刃9と、刈取穀稈の株元部を挾持搬送する左中右の株元搬送チェン160・161・162と、左右及び中の株元搬送チェン160・161・162によって合流された6条分の刈取穀稈の株元部を受継搬送する縦搬送チェンである扱深調節チェン163と、フィードチェン5の搬送始端部に6条分の刈取穀稈の株元部を適正姿勢で搬送する受継チェン164及び補助チェン165と、刈取穀稈の穂先部を係止搬送する穂先搬送タイン166とを、刈取部7に設け、6条の穀稈を連続的に刈取って脱穀部4に送給する。

また、前記2軸ケース151にモータ台167を介して扱深モータ168を設け、該モータ168の出力軸をリンク機構169を介して扱深調節チェン163に連結させ、該チェン163の位置を前記モータ168によって変更する扱深調節を行うと共に、前記受継チェン164の駆動ケース170を2軸ケース151から1軸ケース101の前側で該ケース101と略平行に延設させ、駆動ケース170斜交させるパイプフレーム171を1軸ケース101とモータ台167にボルト固定させ、駆動ケース170とパイプフレーム171をボルト固定させ、駆動ケース170の先端側を1軸ケース101にブラケット172を介して固定させ、駆動ケース170の先端側にチェン駆動入力スプロケット173を設け、2軸ケース151の刈取伝動軸130の動力を受継チェン164に伝えて駆動するもので、パイプフレーム171を筋違い構造に設け、1軸ケース101と、2軸ケース151と、駆動ケース170との連結強度を、パイプフレーム171及びブラケット172の連結によって向上させている。

また、図18、図20に示す如く、前記受継チェン164と補助チェン165を上下二段構造に設けるもので、上板フレーム174と中板フレーム175と下板フレーム176とを多層にボルト固定させ、上板フレーム174の下側で中板フレーム175の上側に、受継チェン164の稈ガイド板177を設け、ガイド板177を上板フレーム174にボルト固定させ、受継チェン164の巻付防止板178を上板フレーム174に固定させ、補助チェン165の巻付防止板179を中板フレーム175後部に一体形成し、補助チェン165の稈ガイド板を中板フレーム175前部によって形成し、上板フレーム174と下板フレーム176を前記駆動ケース170に固定させるもので、前記駆動スプロケット173と従動スプロケット180及びテンションスプロケット181を介して受継チェン164を張設させると共に、連動スプロケット182及び従動スプロケット183及びテンションスプロケット184を介して補助チェン165を張設させ、前記巻付防止板178と下板フレーム176間に固定させる軸体185にドラム186を回転自在に軸支させ、前記従動スプロケット180と連動スプロケット182をドラム186に固定させ、各チェン164・165を連動して駆動させる。

また、受継チェン164に比べて補助チェン165の作用長さを短く形成しかつ挾持幅を小さく形成し、受継チェン164とフィードチェン5の間で中間の高さに補助チェン165を設け、補助チェン165の作用部の上方と下方に稈押ガイド棒187と稈受ガイド棒188を設け、刈取フレーム12を構成する挾持フレーム189に稈押ガイド棒187の前側を固定させ、ガイド棒187の後側を平面視でフィードチェン5と補助チェン165の間に延設させると共に、下板フレーム176に稈受板190を位置調節自在にボルト固定させ、稈受板190に稈受ガイド棒188を固定させ、扱深調節チェン163の送り終端部とフィードチェン5前側の間に稈受ガイド棒188の両端部を延設させ、稈受ガイド棒188の中間部乃至後側を補助チェン165の搬送作用側に略平行に設け、前記ガイド棒187・188を平面視で交叉させている。

上記から明らかなように、扱深調節チェン163とフィードチェン5の間に受継チェン164を設け、扱深調節チェン163から受継チェン164を介してフィードチェン5に穀稈を送給させるコンバインにおいて、受継チェン164の送り終端部の下側に補助チェン165を並設させ、受継チェン164の作用部とフィードチェン5の作用部の間に、補助チェン165の作用部を前面視階段状に配置させ、刈取部7側の受継チェン164によって搬送する穀稈の姿勢を、フィードチェン5に至るまでに、補助チェン165によって徐々に変更させることができ、穀稈が急激に姿勢を変更される中折れ等の不具合をなくすことができると共に、受継チェン164の支持構造を利用して補助チェン165を設置でき、補助チェン165構造の設置コスト低減または軽量化などを容易に行うことができ、穀稈の受継ぎ性能の向上並びに受継ぎ構造の簡略化などを図ることができるもので、刈取フレーム12側に設けて穀稈の上方から弾圧させる稈押ガイド棒187を、フィードチェン5と補助チェン165の間に延設させ、補助チェン165のための挾扼杆を特別に設けることによって穀稈が折曲する等の不具合をなくすことができ、また刈取部7の昇降などに関係なく補助チェン165の搬送力を穀稈に無理なく作用させることができ、扱深調節チェン163とフィードチェン5の間で穀稈の搬送姿勢を緩やかに変更させることができる。

また、補助チェン165の前側作用部と略平行に設けて穀稈を下方から支える稈受ガイド棒188を、補助チェン165の裏面側に支持させ、扱深調節チェン163の送り終端側とフィードチェン5の送り始端側とに稈受ガイド棒188の両端部を適正姿勢で延設させることができ、前記の各チェン5・163の間で穀稈の姿勢が乱れるのを容易に低減することができ、稈こぼれ等を防いで穀稈の受継ぎ性能の向上などを図ることができるもので、受継チェン164の巻付防止板178の後側を、補助チェン165の巻付防止板179の後部よりもさらに後方に長く延設させ、補助チェン165とこの巻付防止板179の作用範囲を、受継チェン164とこの巻付防止板178の作用範囲よりも狭く形成し、受継チェン164とこの巻付防止板178を主として穀稈に作用させることができ、補助チェン165とこの巻付防止板179によって穀稈の姿勢が乱れるのを容易に防止することができ、フィードチェン5への穀稈の受継ぎ性能を向上させることができる。

さらに、図12、図13、図21乃至図27、図33、図35、図36に示す如く、図中191は機体の前後方向に軸架する軸流型の扱胴6を内設させる扱室、192は前記扱室191に穀稈を挿入する扱口、193は前記扱室191下方に張架させる受網、194は前記受網193下方に前端を臨ませて前後方向に揺動自在に支持する揺動選別盤、195は前記受網193の下方に配設する選別盤194のフィードパン、196はフィードパン195後端後方に連設するチャフシーブ、197はチャフシーブ196下方に配設するグレンシーブ、198はチャフシーブ196とグレンシーブ197に選別風を送給する唐箕ファン、199と200は揚穀筒15aに連通させて穀物タンク15に穀粒を取出す1番コンベア及び1番樋、201と202は2番物を2番還元装置である2番還元コンベア203を介し前記フィードパン195上方に還元する2番コンベア及び2番樋、204は前記選別盤194を前後及び上下動させる揺動駆動軸、205は前記選別盤194の後端上方に配設する吸排塵ファン、206は該ファン205上方を遮閉して排藁を搬出案内する四番樋であり、前記扱胴6及び処理胴6aにより脱穀された穀粒を揺動選別盤194で選別し整粒のみを前記穀物タンク15に取出し、前記選別盤25後端の三番口207から藁屑を機外に放出させると共に、排藁を排藁チェン14を介し排藁処理部13に送り込んで排藁カッタにより切断して機外に排出させるように構成している。また、前記扱室191後部の排塵口を介して扱胴6後部の脱粒物を処理胴6aに送給し、扱胴6の脱粒物を処理胴6aによって再処理して揺動選別盤194上に落下させ、処理胴6aからの穀粒を二番コンベア201に収集し、かつ藁屑をファン205または三番口207から機外に排出させるように構成している。

また、図23において、208は扱室191後側の排塵口209から排出される排塵を受取る篩線、210はチャフシーブ196後側に設けるストローラック、211は2番コンベア201用の選別風ファン、212は2番還元コンベア203の出口に設けて2番物を再処理してフィードパン195に戻す2番処理胴である。また、図34において、255は前記唐箕ファン198及び1番コンベア199に選別プーリ96を連結させるベルト、256は2番コンベア201及び各ファン205・211に1番コンベア199を連結させるベルト、257は2番コンベア201を揺動駆動軸204に連結させるベルトである。

さらに、筐体によって形成する四角形略密閉状態のエンジンルームカバー31にエンジン21を内設させ、前記カバー31外側前方にエンジン21水冷用のラジエータ213を右向きに設置させ、ラジエータ213の背面機内側に前記空冷ファン72を配設させる。また、前記キャビン18下方の機体右外側面に相当する前記カバー31右側及びラジエータ213正面側に風洞カバー214を取付け、吸込み面の塵を除去させる回転式フィルターであるロータリスクリーン形除塵網215を風洞カバー214に設け、除塵網215とラジエータ213を経由してラジエータ213背面側の空冷ファン72に外気を取り込み、ラジエータ213を冷却するもので、除塵網215、エンジン21、カウンタケース25を左右方向に略一列に設け、脱穀部4の脱穀機筐216と支持台23の間にカウンタケース25を設け、扱室191を形成する脱穀機筐216の上部前側と、左右支持台23・24を連結させる略水平な横フレーム217とを、U字パイプ形の脱穀フレーム218によって連結させ、扱胴6の前部下方の機台3上にカウンタケース25を配置させ、カウンタケース25の上方及び後方を脱穀機筐216によって覆う。

上記から明らかなように、扱胴6前側を唐箕ファン198よりも前方に配置させるように脱穀機筐216を形成し、脱穀機筐216の前部下方の機台3上にカウンタケース25を設け、刈取部7と脱穀部4とにカウンタケース25から動力を伝えるコンバインにおいて、カウンタケース25前側の機台3に刈取支持台23・24を立設させ、脱穀部4の前側を支える脱穀フレーム218を刈取支持台23・24に設け、高剛性の刈取支持台23・24によって脱穀フレーム218を介して脱穀部4の前側を強固に支持することができ、かつ脱穀フレーム218自体もコンパクトで軽量にして必要な強度を容易に確保することができ、脱穀部4の前側構造を複雑にすることなくカウンタケース25を設置させることができ、刈取部7への入力などを機外側部で行うことができ、メンテナンス等の作業性の向上などを図ることができる。

また、刈取部7の昇降支点を形成しかつ刈取部横回動用の縦軸129を設ける刈取フレーム12の下側で、左右の刈取支持台23・24を連結させる横フレーム217上面に脱穀フレーム218の中間部を固定させ、脱穀フレーム218の両端部を脱穀機筐216に固定させ、刈取部7を昇降させる動作、並びに刈取部7を機外側にオープン移動させる動作のいずれにも支障を生じることなく、刈取支持台23・24に脱穀フレーム218をコンパクトに設置させることができると共に、脱穀フレーム218の両端部を離間させるように左右に傾斜させて左右方向の支持強度を向上させることができ、また脱穀フレーム218の両端部を後方に傾斜させて前後方向の強度を向上させることができ、メンテナンス作業性の向上並びに支持強度の向上などを図ることができる。

なお、図25において、219は前記排出オーガ17の籾投口を昇降させる油圧シリンダ、220は前記排出オーガ17の籾投口を左右に旋回させる電動モータである。また、図26において、221は前記エンジン21に燃料を供給する燃料タンク、222は該タンク221の左外側に設ける注油口、223は前記タンク221の右側の機台3上に排出オーガ17下部を支持させるオーガ台であり、穀物タンク15または排出オーガ17を機外側方に回動自在に取付けると共に、224は前記エンジン21の機内側で機台3に設けるマフラー、225は前記マフラー224に前側を連結させかつ後側を燃料タンク221手前に開口させる排気管、226は左右の走行クローラ2の接地高を各別に変更させる左右一対の左右傾斜用油圧シリンダ、227は前記各シリンダ219・226などを駆動制御する油圧バルブであり、穀物タンク15下側の機台3に前記バルブ227を設置させ、前記タンク15によって前記バルブ227設置部を開閉自在に閉塞する。

さらに、図27に示す如く、前記グレンシーブ197前側の流穀板228下方に吹出板229を固定させ、各板228・229の間をゴム板230によって閉塞し、ファンカバー231によって下半分を囲む唐箕ファン198の上側を吹出板229によって閉塞し、吹出板229後側とファンカバー231後側の間に風向板232を設けて後向き風路233を形成し、該風路233からファン198の選別風をグレンシーブ197に向けて供給し、1番コンベア199に落下する穀粒を風選させると共に、前記フィードパン195後端側とファンカバー231前側の立上り壁231a上部との間を受入ガイド234とゴム板235によって閉塞し、前記吹出板229前側と立上り壁231aとの間に上向き風路236を形成し、前記チャフシーブ196の前側に分流板237を設け、分流板237に支点軸238を介して分流弁239を回転自在に連結させる。

また、前記受入ガイド234と分流板237を選別盤194に固定させ、流穀板228にゴム板230を固定させ、立上り壁231aにゴム板235を固定させ、揺動する選別盤194側に上向き風路236から前記ファン198の選別風を供給し、フィードパン195後端とチャフシーブ196上面との間、並びにチャフシーブ196下面側に選別風を供給させ、フィードパン195からチャフシーブ196に落下する脱穀物を風選し、かつチャフシーブ196から漏下する穀粒を風選するもので、分流弁239の風量調節によってチャフシーブ196の上側と下側に夫々供給する選別風量を変更させ、例えば稲または麦などの作物の種類に適した風選、或いは乾材または湿材など脱粒物の各種性状に適した風選を行わせると共に、チャフシーブ196の漏下穀粒量の調節と連動させて分流弁239を開閉調節し、チャフシーブ196の漏下量を少なくしたときにチャフシーブ196上面側に分流弁239を介して選別風を多く供給し、チャフシーブ196下面側の選別風量を少なくし、チャフシーブ196の詰まりを低減させる。

上記から明らかなように、扱胴6の下方に受網193を介して揺動選別盤194を配設させ、揺動選別盤194の前側下方に唐箕ファン198を設けると共に、フィードパン195と、チャフシーブ196と、グレンシーブ197とを、揺動選別盤194に備えるコンバインにおいて、チャフシーブ196の前側に分流弁239を設け、チャフシーブ196の上側と下側とに分流する唐箕ファン198の選別風量を調節自在に構成するもので、例えば稲と麦とでチャフシーブ196の上側と下側に供給する選別風量を変化させることができ、チャフシーブ196の選別性能を向上させることができると共に、唐箕ファン198以外にファンを設ける必要がなく、選別構造の簡略化並びに製造コストの低減などを容易に図ることができる。

さらに、図28に示す如く、前記分流弁239に分流板を一体形成し、分流弁239の中間を支点軸238によって回転自在に支持させ、支点軸238回りに分流弁239を回転させてシーソー運動させることにより、フィードパン195の送り終端とチャフシーブ196の始端上側に唐箕ファン198の選別風を供給する上向き風路236の入口側を小さくしたとき、出口側が大きくなる一方、入口側を大きくしたときに出口側が小さくなるように分流弁239を構成することができ、チャフシーブ196上側への選別風量を増やすことによって風力を大きくすることができ、逆に選別風量を減らすことによって風力を小さくすることができ、選別性能を向上させることができるものである。なお、フィードパン195上の脱粒物の多少を検出して分流弁239を自動で開閉したり、チャフシーブ196の漏下量調節と連動させて分流弁239の開閉を行うことにより、選別性能をさらに向上させることができる。

さらに、図29、図37に示す如く、脱穀部4を駆動または停止させる脱穀クラッチ入切操作を検出する脱穀クラッチスイッチ240と、排出オーガ17を駆動または停止させるオーガクラッチ入切操作を検出するオーガクラッチスイッチ241と、エンジン21の冷却水温度を検出する水温センサ242と、エンジン21の潤滑油温度を検出する油温センサ243と、除塵網215部の空気温度を検出する気温センサ244と、前記各センサ242・243・244の出力に基づきオン出力時間を変更させるタイマ245と、ローラ246を介して除塵網215を回転させる電動スクリーンモータ247とを、収穫コントローラ248に接続させるもので、図30のフローチャートに示す如く、脱穀クラッチオンまたはオーガクラッチオンを前記各スイッチ240・241が検出したとき、各センサ242・243・244の水温及び油温及び気温を入力し、タイマ245のモータ247オン時間を演算し、モータ247を間欠回転させる。例えば、脱穀部4または排出オーガ17を駆動しているとき、前記モータ247を約10秒間回転させた後、約30秒間回転させるように、間欠回転させ、除塵網215の外気吸入面に付着した塵をラジエータの冷却ファン72の吸引力によって吸引して除去するもので、前記モータ247を連続して回転させる時間を制限し、前記モータ247の自己発熱による劣化を少なくする。

上記から明らかなように、脱穀部4を駆動する脱穀クラッチと、穀粒排出オーガ17を駆動するオーガクラッチを設けると共に、エンジン21の冷却用外気を取入れる除塵網215を回転自在に設け、除塵網215を電動スクリーンモータ247によって回転させるコンバインにおいて、脱穀クラッチが入のとき、またはオーガクラッチが入のとき、電動スクリーンモータ247を間欠的にオンにして除塵網215を断続的に回転させ、脱穀部4または穀粒排出オーガ17を駆動しているとき、電動スクリーンモータ247を間欠駆動して除塵網215を回転させるから、電動スクリーンモータ247の連続運転に比べ、消費電力を低減させることができ、しかも低コストの電動スクリーンモータ247の耐久性を向上させることができ、製造コストの低減などを図ることができるものである。

また、除塵網215を断続的に回転させるとき、回転時間(10秒)に対して、休止時間(30秒)を長くし、電動スクリーンモータ247が発熱によって劣化するのを容易に低減することができ、電動スクリーンモータ247の耐久性向上並びに製造コストの低減などを図ることができると共に、エンジン21の冷却水温、またはエンジン21の潤滑油温、または気温により、電動スクリーンモータ247の間欠的なオン回転時間を自動的に変更させ、エンジン21を高負荷運転しているとき、または外気温が高いとき、除塵網215の回転時間を長くして外気の取込み抵抗を低減させることができ、冷却風量を必要なときに適正に確保することができ、エンジン21のオーバーヒートの防止などを容易に図ることができる。

さらに、刈取部7を駆動または停止させる刈取クラッチ(変速ギヤ117・118)の入切操作を検出する刈取クラッチスイッチ248と、操向ハンドル19の直進操作を検出する直進センサ249と、操作ハンドル19の切角(左右操舵角)を検出する切角センサ250と、操向ハンドル19に設けて該ハンドル19を握る右手の指によって切換操作する左右旋回用の手動スイッチ251と、刈取部7に取入れる未刈り穀稈列の左右折曲を検出する操向センサ252と、該センサ252の検出結果に基づき自動操向バルブ90を切換える左右の操向ソレノイド253・254とを、収穫コントローラ248に接続させるもので、図31のフローチャートに示す如く、操向センサ252の未刈り穀稈列の検出入力に基づき自動操向バルブ90を自動制御する自動操向動作を行わせると共に、操向ハンドル19が直進のとき、またはハンドル19切角が10度以内(刈取条合せ操作)のとき、ハンドル19を握った手で手動スイッチ251をオンにして左または右旋回操作を行うと、左または右の操向ソレノイド253・254のオンによって自動操向バルブ90が前記自動操向に対して優先して切換えられ、スイッチ251の手動によってバルブ90が切換えられて走行進路の修正が行われる。

上記から明らかなように、左右の走行クローラ2の回転数に差を生じさせる操向ハンドル19と、直進走行を検出する直進センサ249と、刈取部7の駆動を検出する刈取センサである刈取クラッチスイッチ248を設けるコンバインにおいて、直進走行状態で、かつ刈取部7が駆動状態のとき、左右の緩旋回操作を行う手動スイッチ251を設け、直進走行と刈取部7の駆動を認識し乍ら手動スイッチ251による緩旋回動作を可能にしたから、収穫作業時、未刈り穀稈列に沿わせる条合せ操作を手動スイッチ251によって適正に行わせることができ、収穫作業以外での手動スイッチ251による緩旋回を防いで安全に取扱うことができ、運転操作性並びに取扱い性などの向上を図ることができるもので、操向ハンドル19に手動スイッチ251を設け、操向ハンドル19を握った手の指で手動スイッチ251を操作可能に構成し、操向ハンドル19から手を離すことなく手動スイッチ251を操作して収穫作業時の条合せ操作を行うことができ、また操向ハンドル19を握った手で収穫作業以外のときに手動スイッチ251を誤作動しても不本意に旋回動作することなく、運転操作性並びに取扱い性などの向上を図ることができる。

さらに、図38に示す如く、前記キャビン18にステアリングコラム258を内設させて操向ハンドル19を設け、ハンドル19両側のステアリングコラム258に左右のフロントパネル259・260を設け、ハンドル19の中央部にセンタパネル261を設けると共に、ハンドル19左側のサイドコラム262上面側に、主変速レバー81と、副変速レバー263と、脱穀及び刈取クラッチレバー264を配設させ、前記サイドコラム262下側に刈取部7定回転用の流込みペダル265を設けるもので、図31に示す如く、前記ハンドル19の左内膨らみ部266にホーンスイッチ267を設け、右内膨らみ部268に左右旋回制御用及び刈高さ制御用の4方向手動スイッチ251を設けると共に、ハンドル19の略中央に配設するセンタパネル261の左側に第1及び第2設定スイッチ269・270を、また右側に表示切換スイッチ271及びブザー停止スイッチ272とを配置させ、パネル261中央の液晶パネル面273に作業状況などの情報を表示させるように構成している。

また、図40、図41に示す如く、機体を左右水平に維持する自動水平制御(UFO)入切用の自動スイッチ274及び傾き設定ダイヤル275と、条刈及び中割用の切換スイッチ276と自動操向スイッチ277と、刈取部7の刈高さを調節するダイヤル式刈高さ調節器278と、刈取部7の自動刈高さ制御入切用の自動刈高さスイッチ279と、脱穀部4の選別動作を穀粒の種類にによって切換えるダイヤル式選別スイッチ280と、脱穀部4の穀稈の自動扱深さ制御入切用の自動扱深さスイッチ281と、エンジン21のアクセル調節を行うダイヤル式設定器282と、エンジン21を一定回転させる電子ガバナ制御入切用のエコモードスイッチ283を、左右のフロントパネル259・260に設ける。

また、図42に示す如く、作業者が左手で握る変速レバー81のグリップ287上面に刈取変速スイッチ284と、副変速スイッチ285と、脱穀部4の扱深さ調節を手動で行う扱深さスイッチ286と、刈取部7を手動で昇降させる刈取昇降スイッチ287と、刈取部7を所定高さまで下降及び上昇させるオートセット及びリフトスイッチ288と、車体を手動で昇降及び左右傾斜させ4方向車高調節スイッチ289とを配置させ、左手の親指と反対側の手の平を当てるハンドレスト290をグリップ287基部に設け、ハンドレスト290によって左手の重量を支える。

また、図43に示す如く、運転席20のアームレストに操作ボックス291を設け、前記排出オーガ17先端の投出口を手動で昇降及び旋回させる上下及び左右移動スイッチ292・293・294・295と、排出オーガ17を穀粒位置及び本機収納位置に自動的に移動させるオートセットスイッチ用の右及び後スイッチ296・297及びオートリターン用の収納スイッチ298と、排出オーガ17にエンジン21動力を伝えるオーガクラッチを入切するクラッチスイッチ299とを、操作ボックス291の表面に設ける。

さらに、図23、図44乃至図46に示す如く、側板300及び上下ガイド板301・302によって脱穀機筐216の左側に片寄らせてファン室303を設け、前記吸排塵ファン205をファン室303に内設させると共に、脱穀機筐216の内面に摺接させる弾性シール材304を前記揺動選別盤194に設け、かつ蝶番305を介して持上げ自在に下ガイド板302後側に延長ガイド板306を連結させ、矢印A方向に揺動させて選別動作させる揺動選別盤194を三番口207外側に矢印B方向に出入させるとき、延長ガイド板306後側を持上げて三番口207の上下幅を拡大させ、また前記ファン205の風圧によって延長ガイド板306を下げ位置に戻すもので、前記選別風ファン211の二番選別風(矢印C)を三番口207から排出させ、吸排塵ファン205の排塵風(矢印D)を三番口207上方から後方斜下方に排出させる。

また、前記脱穀機筐216の右側に片寄らせて処理室307を設け、前記処理胴6aを処理室307に内設させ、処理胴6aの下側略半分を受網308によって囲み、受網308から漏下する処理物を処理胴6a前側に戻す戻しコンベア309を受網308下側に設け、また受網308左側をゴムシート310によって遮閉すると共に、前記処理室307後部の左側を斜下方に向けて開口させる処理排塵口311を設け、排塵口311に臨ませる排塵羽根312を処理胴6aの後部外周に設け、吸排塵ファン205の右外側で下向き(矢印E)方向に羽根312によって処理排塵を排出させ、揺動選別盤194後側の三番口207に処理排塵を落下させるもので、吸排塵ファン205の排塵を三番口207左側に落下させ、前記羽根312の排塵を三番口207右側に落下させ、選別風ファン211の選別排風によって各排塵を後方に飛散させる。また、上ガイド板301上面と前記排塵口311の間を仕切る排塵ガイド313を設け、排塵口311から羽根312によって排出される藁屑を排塵ガイド313によって上ガイド板301後方に飛散させる。

コンバインの左側面図。 同平面図。 同右側面図。 前部機体の正面説明図。 機台の平面説明図。 カウンタケース部の拡大図。 前部機体の側面図。 エンジンの出力系統図。 油圧回路図。 ミッションケースの駆動系統図。 カウンタケースの駆動系統図。 刈取部と脱穀部の側面図。 同平面図。 刈取部の側面図。 刈取前側の平面図。 刈取後側の平面図。 刈取フレームの平面図。 刈取搬送機構の拡大平面図。 同部の拡大平面図。 同部の拡大側面図。 機台前部の側面図。 同部の正面図。 脱穀部の断面側面図。 同部の平面図。 穀物タンクの側面図。 燃料タンクと機台の平面図。 唐箕ファン部の拡大側面図。 前図の変形構造の側面図。 収穫制御回路図。 除塵制御フローチャート。 条合せ制御フローチャート。 刈取フレームの説明図。 脱穀下部の側面図。 脱穀駆動ベルトの側面図。 揺動選別盤の平面図。 同側面図。 除塵網部の側面図。 操向ハンドル部の平面図。 同部の拡大図。 左フロントパネルの平面図。 右フロントパネルの平面図。 主変速レバーの説明図。 操作ボックスの説明図。 脱穀部の後部側面図。 同背面図。 同脱穀作業説明図。

符号の説明

4 脱穀部
17 穀粒排出オーガ
21 エンジン
215 除塵網
247 スクリーンモータ(電動モータ)

Claims (3)

  1. 脱穀部を駆動する脱穀クラッチと、穀粒排出オーガを駆動するオーガクラッチを設けると共に、エンジンの冷却用外気を取入れる除塵網を回転自在に設け、除塵網を電動モータによって回転させるコンバインにおいて、脱穀クラッチが入のとき、またはオーガクラッチが入のとき、電動モータを間欠的にオンにして除塵網を断続的に回転させることを特徴とするコンバイン。
  2. 除塵網を断続的に回転させるとき、回転時間に対して、休止時間を長くしたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  3. エンジンの冷却水温、またはエンジンの潤滑油温、または気温により、電動モータの間欠的なオン回転時間を自動的に変更させることを特徴とする請求項2に記載のコンバイン。
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