JP2019125528A - 電線カバー、及びコネクタ - Google Patents

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大樹 小林
Daiki Kobayashi
大樹 小林
康雄 大森
Yasuo Omori
康雄 大森
照雄 原
Teruo Hara
照雄 原
亘 小島
Wataru Kojima
亘 小島
川瀬 治
Osamu Kawase
治 川瀬
田端 正明
Masaaki Tabata
正明 田端
健 美才治
Takeshi Bisaiji
健 美才治
小林 浩
Hiroshi Kobayashi
浩 小林
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Abstract

【課題】電線カバー13の強度を向上させる。【解決手段】コネクタハウジング12に取り付けられてコネクタハウジング12から導出された電線11を覆う電線カバー13であって、互いに結合可能な、第1カバー21及び第2カバー22を備え、第1カバー21及び第2カバー22のそれぞれは、コネクタハウジング12に装着される第1基部23及び第2基部43と、各基部23,43に一体に形成された可撓性を有する第1ヒンジ24及び第2ヒンジ44と、各ヒンジ24,44に連なると共に各ヒンジ24,44による回動軸J,Kを中心に回動する第1回動部25及び第2回動部45と、を有し、第1カバー21と第2カバー22とが互いに結合された状態で、第1カバー21における第1基部23と第1回動部25との第1境界領域53と、第2カバー22における第2基部43と第2回動部45との第2境界領域54とは、互いに異なる位置に設けられている。【選択図】図20

Description

本明細書に開示された技術は、電線カバーと、この電線カバーが装着されたコネクタに関する。
コネクタハウジングから導出された電線を覆うコネクタ用の電線カバーとして、特開2006−73326号公報に記載のものが知られている。この電線カバーは、コネクタハウジングのうち、電線が導出される端部に組み付けられるカバー本体と、カバー本体にヒンジを介して回転自在に連結された一対のカバーと、を有している。
上記の技術においては、カバー本体と一対のカバーの一方との境界領域と、カバー本体と一対のカバーの他方との境界領域とは、対応する位置に設けられている。
特開2006−73326号公報(図6)
上記の技術において、一対のカバーの一方に外力が加えられると、外力が加えられたカバーはヒンジによる回動軸を中心に回動しようとする。上記したように、カバー本体と一対のカバーの一方との境界領域と、カバー本体と一対のカバーの他方との境界領域とは、対応する位置に設けられている。このため、他方のカバーは、回動しようとする一方のカバーを支えることができず、双方のカバーが、それぞれのヒンジによる回動軸を中心に回動してしまう。
このように、一対のカバーの双方が、外力によって、各ヒンジによる回動軸を中心にして回動してしまうため、従来技術に係る電線カバーは変形しやすいものとなり、十分な強度を得ることができないという問題があった。
本明細書に開示された技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電線カバーの強度を向上させることを目的とする。
本明細書に開示された技術は、コネクタハウジングに取り付けられて前記コネクタハウジングから導出された電線を覆う電線カバーであって、互いに結合可能な複数の分割カバーを備え、前記複数の分割カバーのそれぞれは、前記コネクタハウジングに装着される基部と、前記基部に一体に形成された可撓性を有するヒンジと、前記ヒンジに連なると共に前記ヒンジによる回動軸を中心に回動する回動部と、を有し、前記複数の分割カバーが互いに結合された状態で、前記複数の分割カバーのそれぞれにおける前記基部と前記回動部との境界領域は、互いに異なる位置に設けられている。
また、本明細書に開示された技術に係るコネクタは、上記の電線カバーと、前記電線カバーが取り付けられたコネクタハウジングと、を備える。
上記の構成によれば、互いに連結された複数の分割カバーのうち1つの分割カバーの回動部に対して、当該回動部を回動させる方向の力が加えられた場合でも、他の分割カバーの基部又は回動部によって、上記の力を受けることができる。これにより、力を受けた回動部が、互いに連結され他の回動部と共に回動することが抑制される。この結果、電線カバーが全体として変形することを抑制することができるので、電線カバーの強度を向上させることができる。
なお、基部と回動部との境界領域とは、基部と回動部とが当接している場合には、基部と回動部とが当接している領域をいい、基部と回動部とが離間している場合には、基部と回動部とが対向している領域をいう。
本明細書に開示された技術の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記基部と前記回動部との前記境界領域は、前記ヒンジによる前記回動軸と交差する方向についてずれた位置に設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、互いに連結された複数の分割カバーのうち1つの分割カバーの回動部に対して、当該回動部を回動させる方向の力が加えられた場合において、当該回動部の回動軸と交差する位置にずれて配された他の基部又は回動部によって、力を受けた回動部が回動することを確実に抑制することができる。
前記複数の分割カバーが互いに結合された状態で、前記複数のカバーのそれぞれに設けられた前記ヒンジは、互いに異なる位置に設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、各分割カバーにおいて、ヒンジによる回動軸が異なっている。このため、1つの回動部に対して当該回動部を回動させる方向の力が加えられた場合でも、他の回動部の回動軸は、力を加えられた回動部の回動軸とは異なる位置に設けられているので、力を加えられた回動部と他の回動部とが同一の軌跡で回動することが抑制される。この結果、電線カバーが全体として変形することを抑制することができるので、電線カバーの強度を向上させることができる。
前記複数のカバーのそれぞれに設けられた前記ヒンジは、前記ヒンジによる前記回動軸と交差する方向についてずれた位置に設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、互いに連結された複数の分割カバーにおいて、回動部の回動軸は、それぞれの回動軸と交差する方向についてずれているので、1つの分割カバーの回動部に対して、当該回動部を回動させる方向の力が加えられた場合において、他の基部又は回動部によって、力を受けた回動部が回動することを確実に抑制することができる。この結果、電線カバーが全体として変形することを抑制することができるので、電線カバーの強度を向上させることができる。
前記基部及び前記回動部の一方には係止部が設けられており、他方には前記係止部と係止する被係止部が設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、係止部と被係止部とが係止することにより、基部と回動部とを強固に連結することができるので、電線カバーの強度を一層向上させることができる。
前記複数の分割カバーのうち少なくとも一の分割カバーには、前記複数の分割カバーが互いに結合された状態で、前記電線に当接して、前記複数の分割カバーのうち他の分割カバーとの間で前記電線を挟持する挟持部が設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、複数の分割カバーが結合された状態で、電線は、一の分割カバーに設けられた挟持部と、他の分割カバーとの間によって挟持される。これにより、電線に外力が加えられた場合でも、この外力を挟持部によって受けることができるので、電線カバーの強度を一層向上させることができる。
本明細書に開示された技術によれば、電線カバーの強度を向上させることができる。
実施形態1に係るコネクタを示す斜視図 コネクタハウジングを示す斜視図 コネクタハウジングを示す正面図 コネクタハウジングに第1カバーと第2カバーとを装着した状態を示す斜視図 第1回動部が回動した状態の第1カバーを示す側面図 第1回動部が回動した状態の第1カバーを示す底面図 第1係止部と第1被係止部とを係止させた状態の第1カバーを示す斜視図 第1係止部と第1被係止部とを係止させた状態の第1カバーを示す側面図 第1係止部と第1被係止部とを係止させた状態の第1カバーを示す底面図 第2回動部が回動した状態の第2カバーを示す側面図 第2回動部が回動した状態の第2カバーを示す平面図 第2係止部と第2被係止部とを係止させた状態の第2カバーを示す斜視図 第2係止部と第2被係止部とを係止させた状態の第2カバーを示す側面図 第2係止部と第2被係止部とを係止させた状態の第2カバーを示す平面図 第2係止部と第2被係止部とを係止させた状態の第2カバーを示す底面図 電線が導出されたコネクタに第2カバーを装着した状態を示す側面図 電線が導出されたコネクタに第2カバーと第1カバーとを装着した状態示す側面図 電線の外周にテープを捲回した状態を示す側面図 第2回動部を閉じた状態を示す側面図 第1回動部を閉じた状態を示す側面図 コネクタを示す底面図 実施形態2に係るコネクタハウジングに第1カバーと第2カバーとを装着した状態を示す斜視図 第1回動部が回動した状態の第1カバーを示す側面図 第1回動部が回動した状態の第1カバーを示す底面図 第1係止部と第1被係止部とを係止させた状態の第1カバーを示す斜視図 第1係止部と第1被係止部とを係止させた状態の第1カバーを示す側面図 第1係止部と第1被係止部とを係止させた状態の第1カバーを示す底面図 第2回動部が回動した状態の第2カバーを示す側面図 第2回動部が回動した状態の第2カバーを示す平面図 第2係止部と第2被係止部とを係止させた状態の第2カバーを示す斜視図 第2係止部と第2被係止部とを係止させた状態の第2カバーを示す側面図 第2係止部と第2被係止部とを係止させた状態の第2カバーを示す平面図 実施形態3に係るコネクタハウジングに第1カバーと第2カバーとを装着した状態を示す斜視図 コネクタハウジングに第1カバーと第2カバーとを装着した状態を示す側面図 コネクタを示す側面図 実施形態4に係るコネクタハウジングに第1カバーと第2カバーとを装着した状態を示す斜視図 コネクタハウジングに第1カバーと第2カバーとを装着した状態を示す側面図 コネクタを示す側面図
<実施形態1>
本明細書に開示された技術の実施形態1を図1から図21を参照しつつ説明する。図1に示すように、本実施形態に係るコネクタ10は、電線11が導出されるコネクタハウジング12と、コネクタハウジング12に装着されて電線11を覆う電線カバー13と、を備える。以下の説明においては、Z方向を上方とし、Y方向を前方とし、X方向を左方として説明する。また、複数の同一部材については、一部の部材に符号を付し、他の部材については符号を省略する場合がある。
・コネクタ10
図2に示すように、コネクタハウジング12は、絶縁性の合成樹脂製であって、上下に扁平な略直方体形状をなしている。コネクタハウジング12には前後方向に延びる複数のキャビティ14が、左右方向に間隔を空けて並ぶと共に、上下方向に間隔を空けて2段に形成されている。キャビティ14は、前方及び後方に開口している。キャビティ14内には、図示しない端子が収容される。端子は電線11の端末に圧着、溶接、半田付け等の公知の手法により接続されている。本実施形態に係る電線11は、図示しない金属導体の外周を絶縁被覆で被覆してなる。
コネクタハウジング12の後端部からは、複数の電線11が後方に導出されるようになっている。換言すると、電線11は、後方に開口するキャビティ14から後方に引き出されている。電線11はテープ15が捲回されることにより1つの束にまとめられている(図20参照)。
図3に示すように、コネクタハウジング12の後端部には、上下方向及び左右方向に突出するエンドリブ16が設けられている。コネクタハウジング12の上面においては、エンドリブ16はコネクタハウジング12の左右両端部に設けられている。コネクタハウジング12の左右両側面においては、エンドリブ16は上下方向の全域に設けられている。コネクタハウジング12の下面においては、エンドリブ16は左右方向の全域に設けられている。
コネクタハウジング12の上面には、弾性変形可能なロックアーム17が、コネクタハウジング12の前端部から後方に延びて形成されている。ロックアーム17の上面にはロック部18が上方に突出して形成されている。ロックアーム17の後端部には、左右方向に延びた板状をなす把持部19が設けられており、作業者がこの把持部19に指を掛けることにより、ロックアーム17を弾性変形させることができるようになっている。
コネクタハウジング12の上面には、ロックアーム17の前方、及び左右両側方に、上方に突出する保護リブ20が形成されている。この保護リブ20のコネクタハウジング12からの突出高さ寸法は、ロックアームのコネクタハウジング12の上面からの突出高さ寸法よりも大きく設定されている。
・電線カバー13
図4に示すように、電線カバー13は、絶縁性の合成樹脂からなる。電線カバー13は、第1カバー21(分割カバーの一例)と、第1カバー21に結合される第2カバー22(分割カバーの一例)と、を備える。
・第1カバー21
図5から図9に示すように、第1カバー21は、コネクタハウジング12の後端部に、上方から組み付けられる第1基部23(基部の一例)と、第1基部23の後端部に第1基部23と一体に形成された可撓性を有する第1ヒンジ24(ヒンジの一例)と、第1ヒンジ24と一体に係止されて第1ヒンジ24による回動軸Jを中心に回動可能な第1回動部25(回動部の一例)と、を備える。
第1基部23は、上壁と、上壁の左右両側縁から下方に延びる一対の側壁と、を有する。第1基部23は、上方から見て、略長方形状をなしている。上壁の前端部には、コネクタハウジング12のエンドリブ16に外嵌される第1外嵌部26が、上方及び前方に突出して形成されている。第1外嵌部26の下面には、エンドリブ16に外嵌される第1溝27が上方に凹んで形成されている。第1溝27の前後方向の幅寸法は、エンドリブ16の前後方向の幅寸法と同じか、やや大きく設定されている。
第1基部23の側壁の外面には、側方から見て門形状をなすと共に弾性変形可能な基部側ロック部28が下方に突出して設けられている。この基部側ロック部28は、後述する第2カバー22に設けられた基部側ロック受け部29と弾性的に係合するようになっている。
第1ヒンジ24は左右方向に延びて形成されている。換言すると、第1ヒンジ24は、コネクタハウジング12からの電線11の導出方向(後方)に交差(直交)する方向に沿って延びている。第1ヒンジ24は可撓性を有する。第1ヒンジ24の左右方向の幅寸法は、第1基部23及び第1回動部25の左右方向の幅寸法よりも小さく設定されている。第1ヒンジ24の上下方向の肉厚は、第1基部23の肉厚、及び第1回動部25の肉厚よりも薄く形成されている。
第1ヒンジ24の後方には、第1ヒンジ24に連なる第1回動部25が形成されている。第1回動部25は、上方から見て略長方形をなしている。第1基部23と、第1ヒンジ24と、第1回動部25とは、一体に形成されている。第1回動部25は、第1ヒンジ24が可撓性を有することに基づいて、コネクタハウジング12からの電線11の導出方向(後方)と交差する方向に延びる回動軸Jを中心として回動可能になっている(図6及び図9参照)。
第1回動部25は、上壁と、上壁の左右両側方から下方に延びる一対の側壁と、上壁の後端部から下方に延びる後壁と、を有する。第1回動部25の上壁には、前後方向に延びると共に、左右方向に間隔を空けて並ぶ、2つのタイバンド挿通孔34が、上壁を貫通して形成されている。各タイバンド挿通孔34は、前後方向に細長い長方形状をなしている。タイバンド挿通孔34には、後述するタイバンド35を挿通させることが可能になっている。
第1回動部25の側壁の外面には、側方から見て門形状をなすと共に弾性変形可能な回動部側ロック部36が下方に突出して設けられている。この回動部側ロック部36は、後述する第2カバー22に設けられた回動部側ロック受け部37と弾性的に係合するようになっている。
第1回動部25の後壁の下端縁には、上方に凹んだ第1凹部38が形成されている。第1カバー21と第2カバー22とが結合した状態で、この第1凹部38と、後述する第2カバー22に形成された第2凹部39との間に形成された空隙から、電線11が電線カバー13から導出されるようになっている。
第1基部23の後端部には、左右両端部から後方に突出する第1係止部41(係止部の一例)が形成されている。第1係止部41の先端部は上下方向に延びる略円柱形状をなしている。第1回動部25の前端部のうち、第1基部23の第1係止部41に対応する位置には、第1基部23の先端部を受け入れる溝状をなす第1被係止部42(被係止部の一例)が形成されている。第1被係止部42の断面形状は、第1係止部41の先端部の断面形状と同じか、又は、同じでなくとも僅かに大きいか、若しくは僅かに小さく形成されている。第1係止部41の先端部が第1被係止部42に嵌入することにより、第1基部23と、第1回動部25とが、第1ヒンジ24による回動軸Jを中心に回動することが規制されるようになっている(図9参照)。
・第2カバー22
図10から図15に示すように、第2カバー22は、コネクタハウジング12の後端部に、下方から組み付けられる第2基部43(基部の一例)と、第2基部43の後端部に第2基部43と一体に形成された可撓性を有する第2ヒンジ44(ヒンジの一例)と、第2ヒンジ44と一体に係止されて第2ヒンジ44による回動軸Kを中心に回動可能な第2回動部45(回動部の一例)と、を備える。
第2基部43は、下壁と、下壁の左右両側縁から上方に延びる一対の側壁と、を有する。第2基部43は、下方から見て、略長方形状をなしている。第2基部43の前後方向の長さ寸法は、第1基部23の前後方向の長さ寸法よりも大きく設定されている。下壁の前端部には、コネクタハウジング12のエンドリブ16に外嵌される第2外嵌部46が、下方、左右両側方、及び前方に突出して形成されている。第2外嵌部46の下面、及び左右両内面には、エンドリブ16に外嵌される第2溝47が下方、及び左右両外方に凹んで形成されている。第2溝47の前後方向の幅寸法は、エンドリブ16の前後方向の幅寸法と同じか、やや大きく設定されている。
第2基部43の下壁の下面には、後端部からやや前方の位置に、左右方向に延びると共に上方に突出したリブ状をなす、挟持部48が設けられている。挟持部48は、コネクタハウジング12に第1カバー21と第2カバー22とが組み付けられた状態で、電線11に下方から当接するようになっている。これにより、電線11は、第1カバー21の内壁と挟持部48とによって挟持される。
第2基部43の側壁の外面には、それぞれ、第1基部23の基部側ロック部28に対応する位置に、基部側ロック受け部29が、左右方向の外方に突出して形成されている。
第2ヒンジ44は左右方向に延びて形成されている。換言すると、第2ヒンジ44は、コネクタハウジング12からの電線11の導出方向(後方)に交差(直交)する方向に沿って延びている。第2ヒンジ44は可撓性を有する。第2ヒンジ44の左右方向の幅寸法は、第2基部43及び第2回動部45の左右方向の幅寸法よりも小さく設定されている。第2ヒンジ44の上下方向の肉厚は、第2基部43の肉厚、及び第2回動部45の肉厚よりも薄く設定されている。
第2ヒンジ44の後方には、第2ヒンジ44に連なる第2回動部45が形成されている。第2回動部45は、上方から見て略長方形をなしている。第2基部43と、第2ヒンジ44と、第2回動部45とは、一体に形成されている。第2回動部45は、第2ヒンジ44が可撓性を有することに基づいて、コネクタハウジング12からの電線11の導出方向(後方)と交差する方向に延びる回動軸Kを中心として回動可能になっている(図11、図14、及び図15参照)。
第2回動部45は、下壁と、下壁の左右両側方から上方に延びる一対の側壁と、下壁の後端部から上方に延びる後壁と、を有する。
第2基部43の側壁の外面には、それぞれ、第1基部23の基部側ロック部28に対応する位置に、基部側ロック受け部29が、左右方向の外方に突出して形成されている。
第2回動部45の後壁の上端縁には、下方に凹んだ第2凹部39が形成されている。第1カバー21と第2カバー22とが結合した状態で、第1カバー21の第1凹部38と、第2カバー22の第2凹部39との間隙から、電線11が導出されるようになっている。
第2基部43の後端部には、左右両端部から後方に突出する第2係止部50(係止部の一例)が形成されている。第2係止部50の先端部は上下方向に延びる略円柱形状をなしている。第2回動部45の前端部のうち、第2基部43の第2係止部50に対応する位置には、第2基部43の先端部を受け入れる溝状をなす第2被係止部51(被係止部の一例)が形成されている。第2被係止部51の断面形状は、第2係止部50の先端部の断面形状と同じか、又は、同じでなくとも僅かに大きいか、若しくは僅かに小さく形成されている。第2係止部50の先端部が第2被係止部51に嵌入することにより、第2基部43と、第2回動部45とが、第2ヒンジ44による回動軸Kを中心に回動することが規制されるようになっている(図14参照)。
第2回動部45の下壁には、前後方向に延びると共に、左右方向に間隔を空けて並ぶ、2つのタイバンド挿通孔52が、下壁を貫通して形成されている。各タイバンド挿通孔52は、前後方向に細長い長方形状をなしている。タイバンド挿通孔52には、後述するタイバンド35を挿通させることが可能になっている。
図19及び図21に示すように、電線11は、合成樹脂製であって細長い帯状をなす公知のタイバンド35によって締結されている。タイバンド35は、第2可動部の下壁に形成されたタイバンド挿通孔52に挿通された状態で、電線11の外周に捲回されている。これにより、電線11は、タイバンド35によって第2回動部45の下壁に固定されている。
図20に示すように、コネクタハウジング12に第1カバー21及び第2カバー22が組み付けられ、且つ、第1カバー21と第2カバー22とが相互に結合した状態において、第1基部23と第1回動部25との第1境界領域53(境界領域の一例)と、第2基部43と第2回動部45との第2境界領域(54境界領域の一例)とは、異なった位置に設けられている。詳細には、第1境界領域53と、第2境界領域54とは、ヒンジ24による回動軸J、及びヒンジ44による回動軸Kと交差する方向(図20における後方)についてずれた位置に設けられている。具体的には、第2境界領域54は、第1境界領域53よりも後方に位置している。
第1基部23と第1回動部25との第1境界領域53とは、第1カバー21と第2カバー22とが相互に組み付けられた状態において、第1基部23と第1回動部25とが当接している場合には、第1基部23と第1回動部25とが当接している領域をいい、第1基部23と第1回動部25とが離間している場合には、第1基部23と第1回動部25とが対向している領域をいう。
同様に、第2基部43と第2回動部45との第2境界領域54とは、第1カバー21と第2カバー22とが相互に組み付けられた状態において、第2基部43と第2回動部45とが当接している場合には、第2基部43と第2回動部45とが当接している領域をいい、第2基部43と第2回動部45とが離間している場合には、第2基部43と第2回動部45とが対向している領域をいう。
第1境界領域53の下方の位置には、第2カバー22の第2基部43が位置している。第2境界領域54の上方には、第1カバー21の第1回動部25が位置している。
第1ヒンジ24と、第2ヒンジ44とは、異なった位置に設けられている。詳細には、第1ヒンジ24と、第2ヒンジ44とは、ヒンジ24による回動軸J、及びヒンジ44による回動軸Kと交差する方向(図20における後方)についてずれた位置に設けられている。具体的には、第2ヒンジは、第1ヒンジ24よりも後方に位置している。
・コネクタ10の製造工程
続いて、コネクタ10の製造工程の一例について説明する。コネクタ10の製造工程は、以下の説明に限定されない。
電線11の端末に接続された端子を、コネクタハウジング12の後方からキャビティ14に挿入する。端子がコネクタハウジング12内に収容された状態では、電線11がコネクタハウジング12の後端部から後方に導出された状態になる。
図16に示すように、コネクタハウジング12の後端部に、第2カバー22を下方から組み付ける。コネクタハウジング12のエンドリブ16に、第2カバー22の第2外嵌部46に設けられた第2溝47を下方から接近させ、この第2溝47内にエンドリブ16の下部を嵌める。
図17に示すように、コネクタハウジング12の後端部に、第1カバー21を上方から組み付ける。コネクタハウジング12のエンドリブ16に、第1カバー21の第1外嵌部26に設けられた第1溝27を上方から接近させ、この第1溝27内にエンドリブ16の上部を嵌める。
コネクタハウジング12の後端部に、第1カバー21の第1基部23、及び第2カバー22の第2基部43を装着することにより、第1カバー21の基部側ロック部28が第2カバー22の基部側ロック受け部29と弾性的に係止する。これにより、第1基部23と第2基部43とは、上下方向に離間することが規制された状態で、コネクタハウジング12の後端部に装着される。
コネクタハウジング12の後端部に第1基部23と第2基部43とが装着された状態で、コネクタハウジング12は、第1基部23の第1外嵌部26と、第2基部43の第2外嵌部46とによって挟持される。コネクタハウジング12のエンドリブ16が、第1基部23の第1溝27と、第2基部43の第2溝47とに嵌ることにより、第1基部23及び第2基部43は、コネクタハウジング12に対して前後方向に抜け止め状態に保持される。
第1回動部25を、第1ヒンジ24による回動軸Jを中心として、図17における反時計回り方向に回動させる。また、第2回動部45を、第2ヒンジ44による回動軸Kを中心として、図17における時計回り方向に回動させる。これにより、電線11を束ねる作業を容易に行うための作業スペースを形成する。
図18に示すように、コネクタハウジング12から導出された電線11の外周にテープ15を捲回することにより、電線11を束ねる。
第2ヒンジ44による回動軸Kを中心として、図18における反時計回り方向に第2回動部45を回動させ、第2基部43の第2係止部50と、第2回動部45の第2被係止部51とを係止させる。
図19に示すように、タイバンド35を、第2回動部45のタイバンド挿通孔52に挿通させながら、テープ15により束ねられた電線11の外周に捲回する。これにより、電線11を第2回動部45に固定する。
第1ヒンジ24による回動軸Jを中心として、図19における時計回り方向に第1回動部25を回動させる。すると、第1回動部25の回動部側ロック部36と、第2回動部45の回動部側ロック受け部37とが係合することにより、第1回動部25と第2回動部45とが結合される。また、第1基部23の第1係止部41と第1回動部25の第1被係止部42とが係止する(図20参照)。
第1回動部25と第2回動部45とが組み付けられた状態で、第1回動部25の第1凹部38と、第2回動部45の第2凹部39との隙間から、電線11が後方に導出される。これにより、コネクタ10が完成する。
・本実施形態の作用効果
続いて、本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態に係る電線カバー13は、コネクタハウジング12に取り付けられてコネクタハウジング12から導出された電線11を覆う電線カバー13であって、互いに結合可能な、第1カバー21及び第2カバー22を備え、第1カバー21及び第2カバー22のそれぞれは、コネクタハウジング12に装着される第1基部23及び第2基部43と、各基部23,43に一体に形成された可撓性を有する第1ヒンジ24及び第2ヒンジ44と、各ヒンジ24,44に連なると共に各ヒンジ24,44による回動軸J,Kを中心に回動する第1回動部25及び第2回動部45と、を有し、第1カバー21と第2カバー22とが互いに結合された状態で、第1カバー21における第1基部23と第1回動部25との第1境界領域53と、第2カバー22における第2基部43と第2回動部45との第2境界領域54とは、互いに異なる位置に設けられている。
また、本実施形態に係るコネクタ10は、上記の電線カバー13と、電線カバー13が取り付けられたコネクタハウジング12と、を備える。
上記の構成によれば、互いに連結された第1カバー21及び第2カバー22のうちの一方の回動部に対して、当該回動部を回動させる方向の力が加えられた場合でも、他方の基部又は回動部によって、上記の力を受けることができる。これにより、力を受けた回動部が、互いに連結され他の回動部と共に回動することが抑制される。この結果、電線カバー13が全体として変形することを抑制することができるので、電線カバー13の強度を向上させることができる。
例えば、電線11に下向きの外力が加えられた場合、電線カバー13にも電線11を介して下向きの力が加わる。すると、第1カバー21の第1ヒンジ24による回動軸Jを中心として、第1回動部25が図20における矢線Pで示す方向に回動しようとする。
上記したように、第1境界領域53と、第2境界領域54とは、異なる位置に設けられている。これにより、第1境界領域53の下方の位置には、第2カバー22の第2基部43が位置しており、第2境界領域54の上方には、第1カバー21の第1回動部25が位置している。これにより、第1回動部25が図20における矢線Pで示す方向に回動しようとしても、第2カバー22の第2基部43により支持されるので、第1回動部25が回動することを抑制することができる。これにより、電線カバー13が過度に変形することを抑制できるので、電線カバー13の強度を向上させることができる。
一方、電線11に上向きの外力が加えられた場合にも同様に、第2回動部45が第2ヒンジ44による回動軸Kを中心にして図20におけるや矢線Qで示す方向に回動しようとしても、第1カバー21の第1回動部25により支持されるので、第2回動部45が回動することを抑制することができる。これにより、電線カバー13が過度に変形することを抑制できるので、電線カバー13の強度を向上させることができる。
本実施形態によれば、第1境界領域53と、第2境界領域54とは、ヒンジ24による回動軸J、及びヒンジ44による回動軸Kと交差する方向(図20における後方)についてずれた位置に設けられている。
上記の構成によれば、第1カバー21と第2カバー22とが互いに連結された状態において、第1カバー21の第1境界領域53と、第2カバー22の第2境界領域54とは、確実に異なる位置に配される。これにより、一方のカバーの回動部に対して、当該回動部を回動させる方向の力が加えられた場合において、当該回動部の回動軸と交差する位置にずれて配された他の基部又は回動部によって、力を受けた回動部が回動することを確実に抑制することができる。具体的には、第1回動部25は第2カバー22の第2基部43により支持され、第2回動部45は第1カバー21の第1回動部25により支持される。
本実施形態によれば、第1カバー21と第2カバー22とが互いに連結された状態で、第1カバー21に設けられた第1ヒンジ24と、第2カバー22に設けられた第2ヒンジ44とは、互いに異なる位置に設けられている。
上記の構成によれば、第1カバー21の第1ヒンジ24による回動軸Jと、第2カバー22の第2ヒンジ44による回動軸Kとが異なる位置に配されている。このため、1つの回動部に対して当該回動部を回動させる方向の力が加えられた場合でも、力を加えられた回動部と他の回動部とが同一の軌跡で回動することが抑制される。この結果、電線カバー13が全体として変形することを抑制することができるので、電線カバー13の強度を向上させることができる。
本実施形態によれば、第1ヒンジ24と、第2ヒンジ44とは、ヒンジ24による回動軸J、及びヒンジ44による回動軸Kと交差する方向についてずれた位置に設けられている。
上記の構成によれば、第1カバー21と第2カバー22とが互いに連結された状態において、第1回動部25の回動軸Jと、第2回動部45の回動軸Kとは、前後方向についてずれている。これにより、第1回動部25又は第2回動部45に対して回動させる方向の力が加えられた場合において、力が加えられなかった基部又は回動部によって、力を受けた回動部が回動することを確実に抑制することができる。具体的には、第1回動部25は第2カバー22の第2基部43により支持され、第2回動部45は第1カバー21の第1回動部25により支持されるこの結果、電線カバー13が全体として変形することを抑制することができるので、電線カバー13の強度を向上させることができる。
本実施形態によれば、第1基部23には第1係止部41が設けられており、第1回動部25には第1係止部41と係止する第1被係止部42が設けられている。また、第2基部43には第2係止部50が設けられており、第2回動部45には第2係止部50と係止する第2被係止部51が設けられている。
上記の構成によれば、第1係止部41と第1被係止部42とが係止することにより、第1基部23と第1回動部25とを強固に連結することができるので、電線カバー13の強度を一層向上させることができる。
同様に、第2係止部50と第2被係止部51とが係止することにより、第2基部43と第2回動部45とを強固に連結することができるので、電線カバー13の強度を一層向上させることができる。
また、仮に第1ヒンジ24が破損した場合でも、第1基部23と第1回動部25とは、第1係止部41と第1被係止部42との係止構造により一体に組み付けられた状態を維持することができるので、電線カバー13によって電線11を保護するという機能を維持することができる。
同様に、仮に第2ヒンジ44が破損した場合でも、第2基部43と第2回動部45とは、第2係止部50と第2被係止部51との係止構造により一体に組み付けられた状態を維持することができるので、電線カバー13によって電線11を保護するという機能を維持することができる。
本実施形態によれば、第2カバー22には、第1カバー21と第2カバー22とが互いに結合された状態で電線11に下方から当接する挟持部48が設けられており、電線11は、第1カバー21と挟持部48とによって挟持される。
上記の構成によれば、第1カバー21と第2カバー22とが結合された状態で、電線11は、第1カバー21と挟持部48とによって挟持される。これにより、電線11に外力が加えられた場合でも、この外力を挟持部48によって受けることができるので、電線カバー13の強度を一層向上させることができる。
<実施形態2>
次に、本明細書に開示された技術の実施形態2を、図22から図32を参照しつつ説明する。図22に示すように、本実施形態に係るコネクタ80は、コネクタハウジング12と、電線カバー60と、を備える。電線カバー60は、第1カバー61と第2カバー62とが結合されてなる。
・第1カバー61
図23から図27に示すように、第1カバー61の第1回動部63は、上方から見て略台形状をなしている。第1回動部63の上壁の左辺は、前方から後方に向かうに従って右方に傾斜している。上壁の左辺に形成された左側壁64も、前方から後方に向かうに従って右方に傾斜している。これにより、コネクタハウジング12の後端部から後方に導出された電線11は、左側壁64の内面と当接することにより、右方へと屈曲されるようになっている。
第1回動部63には、第1基部23の右端部よりも右方に延びる第1延出部65が設けられている。第1回動部63の後端部には、左右方向に間隔を空けて、2つの基部側ロック部66が設けられている。第1回動部63の後端部に設けられた2つの基部側ロック部66のうちの1つは、第1延出部65の後端部に設けられている。
第1延出部65の前端部には、基部側ロック受け部67が前方に突出して設けられている。
第1延出部65の右端部には下方に延びる右側壁が形成されている。右側壁の下端縁には、上方に凹んだ第1凹部68が形成されている。この第1凹部68は、後述する第2カバー62に形成された第2凹部69と共に、電線11が導出される導出口(図示せず)を形成するようになっている。
・第2カバー62
図28から図32に示すように、第2カバー62の第2回動部70は、下方から見て略台形状をなしている。第2回動部70の下壁の左辺は、前方から後方に向かうに従って右方に傾斜している。下壁の左辺に形成された左側壁71も、前方から後方に向かうに従って右方に傾斜している。これにより、コネクタハウジング12の後端部から後方に導出された電線11は、左側壁71の内面と当接することにより、右方へと屈曲されるようになっている。
第2回動部70には、第2基部43の右端部よりも右方に延びる第2延出部72が設けられている。第2回動部70の後端部には、左右方向に間隔を空けて、2つの基部側ロック受け部67が後方に突出して設けられている。第2回動部70の後端部に設けられた2つの基部側ロック受け部67のうちの1つは、第2延出部72の後端部に設けられている。
第2延出部72の前端部には、前方から見て門形状をなす基部側ロック部66が設けられている。
第2延出部72の右端部には上方に延びる右側壁が形成されている。右側壁の上端縁には、下方に凹んだ第2凹部69が形成されている。
第2延出部72の下壁には、左右方向に延びる2つのタイバンド挿通孔73が、前後方向に間隔を空けて並んで設けられている。タイバンド挿通孔73は、第2延出部72の下壁を貫通して形成されている。
第2回動部70の下壁には、延出部よりも左方の位置に、上方に突出するリブ状をなす挟持部74が、前後方向に延びて形成されている。コネクタハウジング12の後端部に第1カバー61と第2カバー62とが装着された状態において、電線11は、第2カバー62の内壁と、挟持部74とによって挟持される。
上記以外の構成については、実施形態1と略同様なので、同一部材については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態によれば、コネクタハウジング12の後端部から後方に導出された電線11を、コネクタハウジング12からの導出方向(後方)とは異なる方向(右方)へ屈曲させることができる。
<実施形態3>
次に、本明細書に開示された技術の実施形態3を、図33から図35を参照しつつ説明する。本実施形態に係るコネクタ85は、コネクタハウジング12と、電線カバー86と、を備える。電線カバー86は、第1カバー87と第2カバー88とが結合されてなる。
・第1カバー87
本実施形態に係る第1カバー87においては、第1基部23と、第1回動部25とは、一対の第1ヒンジ89によって、回動可能に連結されている。第1ヒンジ89は、第1基部23及び第1回動部25と一体に形成されている。
図33に示すように、一対の第1ヒンジ89の前端部は、第1基部23の後端部であって、且つ左右両端部寄りの位置から延出されている。また、一対の第1ヒンジ89の後端部は、第1回動部25の前端部からやや後方の位置から延出されている。一対の第1ヒンジ89は前後方向に細長く延びた帯状に形成されている。一対の第1ヒンジ89の前後方向の長さ寸法は、同じに設定されている。
・第2カバー88
本実施形態に係る第2カバー88においては、第2基部43と、第2回動部45とは、一対の第2ヒンジ90によって、回動可能に連結されている。第2ヒンジ90は、第2基部43及び第2回動部45と一体に形成されている。
図34に示すように、一対の第2ヒンジ90の前端部は、第2基部43の後端部からやや前方の位置であって、且つ左右両端部寄りの位置から延出されている。また、一対の第2ヒンジ90の後端部は、第2回動部45の前端部寄りの位置から延出されている。一対の第2ヒンジ90は前後方向に細長く延びた帯状に形成されている。一対の第2ヒンジ90の前後方向の長さ寸法は、同じに設定されている。
図35に示すように、コネクタハウジング12に第1カバー87及び第2カバー88を組み付け、更に、第1回動部25と第2回動部45とを互いに結合させた状態で、第1ヒンジ89と、第2ヒンジ90とは、前後方向、及び、左右方向について同じ位置に配されている。また、第1ヒンジ89と第2ヒンジ90の前後方向の長さ寸法は同じに設定されている。
上記以外の構成については、実施形態1と略同様なので、同一部材については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態によれば、第1ヒンジ89と第2ヒンジ90とが、前後方向及び左右方向について同じ位置に設けられた場合でも、第1境界領域53と第2境界領域54とが、異なる位置(前後方向についてずれた位置)に設けられている
これにより、第1回動部25は第2基部43により支持され、第2回動部45は第1回動部25により支持される。この結果、電線カバー86が全体として変形することを抑制することができるので、電線カバー86の強度を向上させることができる。
<実施形態4>
次に、本明細書に開示された技術の実施形態4を、図36から図38を参照しつつ説明する。本実施形態に係るコネクタ95は、コネクタハウジング12と、電線カバー96と、を備える。電線カバー96は、第1カバー97と第2カバー98とが結合されてなる。
・第1カバー97
本実施形態に係る第1カバー97においては、第1基部23と、第1回動部63とは、一対の第1ヒンジ99によって、回動可能に連結されている。第1ヒンジ99は、第1基部23及び第1回動部63と一体に形成されている。
図36に示すように、一対の第1ヒンジ99の前端部は、第1基部23の後端部であって、且つ左右両端部寄りの位置から延出されている。また、一対の第1ヒンジ99の後端部は、第1回動部63の前端部からやや後方の位置から延出されている。一対の第1ヒンジ99は前後方向に細長く延びた帯状に形成されている。一対の第1ヒンジ99の前後方向の長さ寸法は、同じに設定されている。
・第2カバー98
本実施形態に係る第2カバー98においては、第2基部43と、第2回動部70とは、一対の第2ヒンジ100によって、回動可能に連結されている。第2ヒンジ100は、第2基部43及び第2回動部70と一体に形成されている。
図37に示すように、一対の第2ヒンジ100の前端部は、第2基部43の後端部からやや前方の位置であって、且つ左右両端部寄りの位置から延出されている。また、一対の第2ヒンジ1000の後端部は、第2回動部70の前端部寄りの位置から延出されている。一対の第2ヒンジ100は前後方向に細長く延びた帯状に形成されている。一対の第2ヒンジ100の前後方向の長さ寸法は、同じに設定されている。
図38に示すように、コネクタハウジング12に第1カバー97及び第2カバー98を組み付け、更に、第1回動部63と第2回動部70とを互いに結合させた状態で、第1ヒンジ99と、第2ヒンジ1000とは、前後方向、及び、左右方向について同じ位置に配されている。また、第1ヒンジ99と第2ヒンジ100の前後方向の長さ寸法は同じに設定されている。
上記以外の構成については、実施形態2と略同様なので、同一部材については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態によれば、第1ヒンジ99と第2ヒンジ100とが、前後方向及び左右方向について同じ位置に設けられた場合でも、第1境界領域53と第2境界領域54とが、異なる位置(前後方向についてずれた位置)に設けられている
これにより、第1回動部63は第2基部43により支持され、第2回動部70は第1回動部63により支持される。この結果、電線カバー96が全体として変形することを抑制することができるので、電線カバー96の強度を向上させることができる。
<他の実施形態>
本明細書に開示された技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に開示された技術の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態においては、電線カバーは第1カバーと第2カバーとが結合される構成としたが、これに限られず、電線カバーは、3つ以上の分割カバーが結合される構成としてもよい。
(2)上記実施形態においては、係止部が基部に設けられ、被係止部が回動部に設けられる構成としたが、これに限られず、被係止部が基部に設けられ、係止部が回動部に設けられてもよい。また、係止部及び被係止部は省略してもよい。
(3)上記実施形態においては、第2カバーに挟持部が設けられる構成としたが、これに限られず、挟持部は、第1カバーに設ける構成としてもよい。また、第1カバーと第2カバーの双方に挟持部を設けてもよい。また、挟持部は省略してもよい。
(4)実施形態1及び2においては、第1ヒンジ24と第2ヒンジ44とは、電線11がコネクタハウジング12から導出される方向(前後方向)についてずれた位置に設けられていたが、これに限られず、第1ヒンジ24と第2ヒンジ44とは、電線カバー13から電線11が導出される方向についてずれた位置に設けられる構成としてもよい。例えば、実施形態2のように、コネクタハウジング12から後方に導出された電線11が電線カバー60内で屈曲されて、電線カバー60から右方に導出される場合において、前後方向に延びる第1ヒンジ及び第2ヒンジが、左右方向にずれて形成される構成としてもよい。
また、第1ヒンジの延びる方向と、第2ヒンジの延びる方向が異なっていてもよい。
(5)実施形態1においては、第1カバー21及び第2カバー22の双方にタイバンド挿通孔34,51が設けられる構成としたが、タイバンド挿通孔は省略してもよい。
(6)実施形態1においては、第2カバー22のタイバンド挿通孔52にタイバンド35が挿通される構成としたが、これに限られず、第1回動部25に形成されたタイバンド挿通孔34にタイバンド35を挿通する構成としてもよい。
(7)上記実施形態においては、キャビティ14は上下2段に形成される構成としたが、これに限られず、キャビティ14は1段でもよく、また、上下に3段以上形成されてもよい。
(8)実施形態1及び2においては、ヒンジの左右方向の幅寸法は、基部、及び回動部の左右方向の幅寸法よりも狭い構成としたが、これに限られず、ヒンジの幅寸法は、基部、又は回動部の幅寸法と同じであってもよい。
また、実施形態1及び2においては、ヒンジの肉厚は、基部の肉厚、及び回動部の肉厚よりも薄い構成としたが、これに限られず、ヒンジの肉厚は、基部の肉厚、及び回動部に肉厚と同じに設定されていてもよい。
(9)上記実施形態においては、基部と回動部とは1個又は2個のヒンジにより回動可能に連結される構成としたが、これに限られず、ヒンジは3個以上であってもよい。
10,80,85,95:コネクタ
11:電線
12:コネクタハウジング
13,60,86,96:電線カバー
21,61,87,97:第1カバー
22,62,88,98:第2カバー
23:第1基部
24,89,99:第1ヒンジ
25,63:第1回動部
41:第1係止部
42:第1被係止部
43:第2基部
44,90,100:第2ヒンジ
45,70:第2回動部
48、74:挟持部
50:第2係止部
51:第2被係止部
53:第1境界領域
54:第2境界領域

Claims (7)

  1. コネクタハウジングに取り付けられて前記コネクタハウジングから導出された電線を覆う電線カバーであって、
    互いに結合可能な複数の分割カバーを備え、
    前記複数の分割カバーのそれぞれは、前記コネクタハウジングに装着される基部と、前記基部に一体に形成された可撓性を有するヒンジと、前記ヒンジに連なると共に前記ヒンジによる回動軸を中心に回動する回動部と、を有し、
    前記複数の分割カバーが互いに結合された状態で、前記複数の分割カバーのそれぞれにおける前記基部と前記回動部との境界領域は、互いに異なる位置に設けられている、電線カバー。
  2. 前記基部と前記回動部との前記境界領域は、前記ヒンジによる前記回動軸と交差する方向についてずれた位置に設けられている、請求項1に記載の電線カバー。
  3. 前記複数の分割カバーが互いに結合された状態で、前記複数のカバーのそれぞれに設けられた前記ヒンジは、互いに異なる位置に設けられている、請求項1または請求項2に記載の電線カバー。
  4. 前記複数のカバーのそれぞれに設けられた前記ヒンジは、前記ヒンジによる前記回動軸と交差する方向についてずれた位置に設けられている、請求項3に記載の電線カバー。
  5. 前記基部及び前記回動部の一方には係止部が設けられており、他方には前記係止部と係止する被係止部が設けられている、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電線カバー。
  6. 前記複数の分割カバーのうち少なくとも一の分割カバーには、前記複数の分割カバーが互いに結合された状態で、前記電線に当接して、前記複数の分割カバーのうち他の分割カバーとの間で前記電線を挟持する挟持部が設けられている、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電線カバー。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電線カバーと、
    前記電線カバーが取り付けられたコネクタハウジングと、を備えたコネクタ。
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