JPS6226921Y2 - - Google Patents

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JPS6226921Y2
JPS6226921Y2 JP1980130714U JP13071480U JPS6226921Y2 JP S6226921 Y2 JPS6226921 Y2 JP S6226921Y2 JP 1980130714 U JP1980130714 U JP 1980130714U JP 13071480 U JP13071480 U JP 13071480U JP S6226921 Y2 JPS6226921 Y2 JP S6226921Y2
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JP
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locking
hole
wall
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insertion hole
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JP1980130714U
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JPS5753577U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数の素線をより合わせたより線を
接続するための接続器に関する。
従来からより線を接続するにあたつては、より
線がばらばらになつて電気的接続が不完全になる
ことを防ぐために、より線の端部を予め半田で固
めたり、半田付けによつて接続を行なつたりして
いる。したがつて、接続にあたつて手数がかか
る。
このような問題を解決する先行技術は、たとえ
ば特開昭50−147590および特公昭53−11677など
に示されており、これらは、絶縁被覆線の導体の
幅よりも狭いスロツトを有する導電部材に絶縁被
覆線を嵌め込んで導体と導電端子とを電気的に接
続する構造を有している。このような先行技術で
はいずれも、構造が複雑であり、また一旦接続後
には簡便に取外すことができず、作業性が悪い。
本考案の目的は、簡単な操作で接続および取外
しを行なうことができるようにした電気絶縁性被
覆層を有するより線の接続器を提供することであ
る。
本考案は、(a)電気絶縁性材料から成る本体1で
あつて、この本体1には、予め定めた方向2に開
放した嵌合孔4が形成され、嵌合孔4を規定する
一方(第2図の左方)の壁には、嵌合孔4に臨ん
で前記方向2に順次的に、開放端側(第2図の上
方)に第1の係止凹所5が、底側(第2図の下
方)に第2の係止凹所6が形成され、前記一方の
壁に対向する他方(第2図の右方)の壁には、開
放端側に開いた案内窓7が形成され、案内窓7の
下端27は、嵌合孔4の底から開放端側に間隔を
あけた位置にある、そのような本体1と、 (b) 本体1に固定され、嵌合孔4内でその嵌合孔
4の底から前記一方の壁と前記他方の壁との間
で立上がる接続弊10を有し、この接続部10
には、案内窓7に臨んで開放端側から順に、挿
入孔12と、その挿入孔12に連続し挿入孔1
2の径よりも小さい幅を有する接続長孔13と
が形成されて、接続長孔13の下端13aは案
内窓7の下端27よりも開放端側にある、その
ような端子8と、 (c) 電気絶縁性材料から成る係止部材3であつ
て、 (c1) 本体1の前記一方壁と接続部10との間
にあつて、切欠き23によつて弾発力が発揮
されて、第1および第2係止凹所5,6に係
止する係止突起22と、 (c2) 第1および第2係止凹所5,6に係止突
起22が係止している状態で、本体1の前記
他方壁と接続部10との間にあつて前記他方
壁に当接する突部21とを有し、 (c3) 接続部10が緩挿される案内孔19が形
成され、 (c4) 案内孔19に関して両側に、前記予め定
めた方向2に垂直(第2図の左右方向)な一
直線上に軸線を有する一対の保持孔16,1
7が形成され、 (c5) 係止突起22が第1係止凹所5に係止し
ている状態で、保持孔16,17は挿入孔1
2の位置にあり、 (c6) 係止突起22が第2係止凹所6に係止し
ている状態で、保持孔16,17は接続長孔
13の位置にあり、 (c7) 本体1の前記一方壁側で、係止突起22
が第2係止凹所6に係止している状態で、外
方に臨む位置に、係止解除用切欠き24が形
成される、 そのような係止部材3とを含み、 (d) より線30の外周に電気絶縁性被覆層14が
形成された電線15は、一対の保持孔16,1
7と挿入孔12とを挿通し、接続長孔13に
は、被覆層14が切断されてより線30が嵌ま
り込んで接続部10とより線30とが電気的に
接続されることを特徴とするより線の接続器で
ある。
第1図は本考案の一実施例の正面図であり、第
2図は第1図の切断面線−から見た断面図で
ある。電気絶縁性の合成樹脂材料などから成る本
体1には、矢符2の方向に変位自在に係止部材3
が設けられる。この係止部材3は、電気絶縁性の
合成樹脂材料などから成る。本体1には嵌合孔4
が形成される。この嵌合孔4には、変位方向2に
順次的に第1および第2の係止凹所5,6が凹ん
で形成される。本体1の正面には、この嵌合孔4
に連通する案内窓7が形成される。端子8は、大
略的にZ字状に屈曲されて形成されており、本体
1から外部に突出した接続端部9と、嵌合孔4内
に延びる接続部10と、嵌合孔4の底部に沿う連
結部11とから成る。この端子8は、本体1に部
分的に埋込まれて固定される。特に接続部10の
両側部は、本体1に埋め込まれており接続部10
の揺動変位が阻止される。
第3図は端子8の正面図である。端子8の接続
部10には、円形の挿入孔12と、その挿入孔1
2に連続し挿入孔12の径よりも小さい幅を有す
る接続長孔13とが形成される。この接続長孔1
3は、係止部材3の変位方向2に延びる。
第4図は第2図の切断面線−から見た断面
図である。より線30はその外周に電気絶縁材料
から成る被覆層14が形成され、このようにして
絶縁電線15が構成される。挿入孔12の径は、
絶縁電線15の外径よりも大きく形成される。接
続長孔13の幅は、より線30の外径にほぼ等し
い。係止部材3には、挿入孔12と接続長孔13
の位置に対応して、端子8の接続部10の厚み方
向(第2図および第4図の左右)両側、すなわち
案内孔19に関して両側に保持孔16,17が形
成される。保持孔16,17は挿入孔12の径に
ほぼ等しく形成される。絶縁電線15の挿入側
(第2図および第4図右方)において、保持孔1
6には円錐面18が形成され、これによつて絶縁
電線15の挿入が容易になる。係止部材3に案内
孔19が形成されており、この案内孔19に端子
8の接続部10が緩挿される。この係止部材3の
挿入側には、段差20が形成されるとともに、下
方に延びる突部21が形成される。この突部21
は、案内窓7よりも嵌合孔4内方で嵌合孔4の底
部に向けて延びる。係止部材3には、本体1に形
成された第1および第2係止凹所5,6に係止す
るための係止突起22が形成される。係止突起2
2には、係止部材3の変位方向2に沿つて延びる
切欠き23が形成されており、そのため係止突起
22には係止凹所5,6に向けて弾発力が発揮さ
れる。係止部材3の上部付近には、変位方向2に
直角方向に延びて凹んだ係止解除用切欠き24が
形成される。本体1には、その係止解除用切欠き
24に対応して凹所25が形成される。
係止突起22が第1係止凹所5に嵌合している
第1図示の状態では、保持孔16,17の軸線
と、挿入孔12の軸線とが一致している。この状
態で、絶縁電線15を保持孔16,17および挿
入孔12内に挿入して第2図の仮想線および第4
図に示される状態とする。そこで係止部材3を変
位方向2に押し下げることによつて、第5図示の
状態となる。このように係止部材3を押し下げる
と、係止突起22は第2係止凹所6に係止した状
態となる。このとき係止部材3の突部21が嵌合
孔4の底に当接し、または段差20が案内窓7の
下端27に当接して、係止部材3が変位方向2に
さらに変位することが阻止される。この係止部材
3の押し下げによつて、絶縁電線15は保持孔1
6,17に挿入されたままで接続長孔13に嵌ま
り込もうとする。
第6図は第5図の切断面線−から見た一部
の断面図、第7図は、第5図の状態において絶縁
電線15を省略した接続器の正面図である。接続
長孔13の両側縁は、第6図に明らかな様に、保
持孔17側に拡開して形成される。そのため接続
長孔13の挿入側の部分は鋭い刃28を成す。接
続長孔13の下端13aもまた同様に鋭く形成さ
れる。この刃28によつて絶縁電線15の被覆層
14が切断される。これによつて、より線30だ
けが接続長孔13に嵌まり込んで接続部10に接
触してより線30と端子8とが電気的に接続され
た状態となる。このようにして絶縁電線15が接
続された本件接続器の接続端部9を他の接続器
(図示せず)に嵌め込むなどして、電気的に接続
をすることができる。
第2係止凹所6に係止突起22が嵌まり込んで
いるとき、接続長孔13の底13aは保持孔1
6,17の内周よりも半径方向内方(すなわち第
5図および第7図の上方)にある。そのためより
線30と底13aとの接触が確実になるととも
に、絶縁電線15が本件接続器から抜けにくい。
本件接続器と絶縁電線15とを外すにあたつて
は、第5図に示すように凹所25と、係止解除用
切欠き24とに、ドライバ29の先端を嵌めて、
そのドライバ29を第5図の矢符30の方向に回
動すればよい。そのため、係止部材3の係止突起
22が第2係止凹所6から外れて第1係止凹所5
に嵌まり込んで、再び第2図の状態になる。
保持孔16,17は、第2図の下方に開放した
形状を有する切欠きであつてもよく、前掲の実用
新案登録請求の範囲では、このような概念をも含
むものと解釈されなければならない。
以上のように本考案によれば、より線を保持孔
と挿入孔とに挿通した状態で、係止部材を本体に
対して相対的に変位させて本体に係止部材を係止
させることによつて、保持孔に挿通したより線が
接続長孔に嵌まり込んで電気的に接続されること
になるので、より線の接続作業が極めて簡単にな
り、しかもより線の電気的接続が確実になる。特
に本考案によれば、係止部材3の切欠き23によ
つて弾発力が発揮された係止突起22が、第1係
止凹所5と、第2係止凹所6とに選択的に係止し
た状態で、電線15の装着・離脱が可能であり、
係止部材3の操作が容易となり、作業性が良好で
ある。
また本考案では、係止部材3の突部21は、常
時、本体1の嵌合孔4を規定する壁と接続部10
との間にあり、係止突起22による第1および第
2係止凹所5,6との弾発的当接が確実になる。
さらにまた本考案では、係止突起22が第2係
止凹所6に係止している状態においてそれらの第
1および第2係止凹所が形成された本体1の一方
壁側で係止部材3には外方に臨んで係止解除用切
欠き24が形成されているので、この切欠き24
にドライバ29の先端を差込むなどして接続状態
を容易に解除することが可能である。このように
して本考案によれば、構造が簡単で、しかも作業
性が向上されたより線の接続器が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は
第1図の切断面線−から見た断面図、第3図
は端子8の正面図、第4図は第2図の切断面線
−から見た断面図、第5図は本件接続器とより
線30との接続状態を示す断面図、第6図は第5
図の切断面線−から見た断面図、第7図は第
5図示の状態において絶縁電線15を省略した本
件接続器の正面図である。 1……本体、2……変位方向、3……係止部
材、5……第1係止凹所、6……第2係止凹所、
7……案内窓、8……端子、12……挿入孔、1
3……接続長孔、14……被覆層、15……絶縁
電線、16,17……保持孔、30……より線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 電気絶縁性材料から成る本体1であつて、こ
    の本体1には、予め定めた方向2に開放した嵌
    合孔4が形成され、嵌合孔4を規定する一方の
    壁には、嵌合孔4に臨んで前記方向2に順次的
    に、開放端側に第1の係止凹所5が、底側に第
    2の係止凹所6が形成され、前記一方の壁に対
    向する他方の壁には、開放端側に開いた案内窓
    7が形成され、案内窓7の下端27は、嵌合孔
    4の底から開放端側に間隔をあけた位置にあ
    る、そのような本体1と、 (b) 本体1に固定され、嵌合孔4内でその嵌合孔
    4の底から前記一方の壁と前記他方の壁との間
    で立上がる接続部10を有し、この接続部10
    には、案内窓7に臨んで前記開放端側から順
    に、挿入孔12と、その挿入孔12に連続し挿
    入孔12の径よりも小さい幅を有する接続長孔
    13とが形成されて、接続長孔13の下端13
    aは案内窓7の下端27よりも開放端側にあ
    る、そのような端子8と、 (c) 電気絶縁性材料から成る係止部材3であつ
    て、 (c1) 本体1の前記一方壁と接続部10との間
    にあつて、切欠き23によつて弾発力が発揮
    されて、第1および第2係止凹所5,6に係
    止する係止突起22と、 (c2) 第1および第2係止凹所5,6に係止突
    起22が係止している状態で、本体1の前記
    他方壁と接続部10との間にあつて前記他方
    壁に当接する突部21とを有し、 (c3) 接続部10が緩挿される案内孔19が形
    成され、 (c4) 案内孔19に関して両側に、前記予め定
    めた方向2に垂直な一直線上に軸線を有する
    一対の保持孔16,17が形成され、 (c5) 係止突起22が第1係止凹所5に係止し
    ている状態で、保持孔16,17は挿入孔1
    2の位置にあり、 (c6) 係止突起22が第2係止凹所6に係止し
    ている状態で、保持孔16,17は接続長孔
    13の位置にあり、 (c7) 本体1の前記一方壁側で、係止突起22
    が第2係止凹所6に係止している状態で、外
    方に臨む位置に、係止解除用切欠き24が形
    成される、 そのような係止部材3とを含み、 (d) より線30の外周に電気絶縁性被覆層14が
    形成された電線15は、一対の保持孔16,1
    7と挿入孔12とを挿通し、接続長孔13に
    は、被覆層14が切断されてより線30が嵌ま
    り込んで接続部10とより線30とが電気的に
    接続されることを特徴とするより線の接続器。
JP1980130714U 1980-09-12 1980-09-12 Expired JPS6226921Y2 (ja)

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JPS5753577U JPS5753577U (ja) 1982-03-29
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6552313B2 (ja) * 2015-07-21 2019-07-31 イリソ電子工業株式会社 コネクタ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50147590A (ja) * 1974-04-30 1975-11-26
JPS5311677A (en) * 1976-07-16 1978-02-02 Tokyo Electric Co Ltd Roasting time controlling device for use in toaster

Patent Citations (2)

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