JPH0626150B2 - 電線自動露出コネクタ - Google Patents

電線自動露出コネクタ

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JPH0626150B2
JPH0626150B2 JP61154956A JP15495686A JPH0626150B2 JP H0626150 B2 JPH0626150 B2 JP H0626150B2 JP 61154956 A JP61154956 A JP 61154956A JP 15495686 A JP15495686 A JP 15495686A JP H0626150 B2 JPH0626150 B2 JP H0626150B2
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electric wire
wire
connector
groove
passage opening
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ジヤン−ポール・アン
アンドレ・マルモニエ
アリエル・ルイ
ドミニク・ヴイアル
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Cegelec SA
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/24Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
    • H01R4/2416Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
    • H01R4/242Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members being plates having a single slot
    • H01R4/2437Curved plates
    • H01R4/2441Curved plates tube-shaped
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/01Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for connecting unstripped conductors to contact members having insulation cutting edges
    • H01R43/015Handtools

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電線自動露出コネクタに関し、特に電気機器
用埋込型電線自動露出コネクタに関する。
電気機器はしばしば、絶縁シースで被覆された導体心線
を有する個々のケーブルにコネクタで接続されるが、コ
ネクタ内では接続される導体心線は、ねじ手段かまたは
ばね機構で対をなす導体部材間に締め付けられる。作業
者にとってこのような接続は、1個所接続するのにも数
種の異なる部品が必要であるという欠点を有し、従って
作業コストを下げるためにも、組立作業をできるだけ省
略する方法が必要である(例えばねじ組立てのときのね
じ接続、ばね組立てに対しては組立ての前のばねの圧縮
などがあり、これらの作業は何れも比較的難かしく従っ
てトラブルの原因となる)。
これらのコネクタは接続の前に電線端部で心線を露出す
る必要があり、これも使用者には厄介である。低電流用
電気接続をなすときは電線自動露出コネクタの使用が通
常行なわれ、このコネクタは溝付金属コネクタ部分を有
し、一度このコネクタ部分内で電線が溝の開放端から中
に挿入されると、溝の側部が絶縁部分を切込み、しかも
メタル心線には実質的に損傷を与えることなく、溝の端
縁部が適切に心線を挟みつけるものである。
このような電線自動露出コネクタは、特殊な挿入工具、
例えば工場における機械などを使用する場合は適切であ
り、このコネクタは電話通信用のコネクタ、即ち電話線
用ミニコネクタの場合のようにやつとこなどの通常工具
で接続可能な形状と寸法のコネクタには便利である。
しかしながら、例えば接続ブロック、カムスイッチ、リ
レースイッチなどの大電流電気機器用の電線自動露出コ
ネクタは、接続部が前記電気機器を含むハウジング上で
行なわれ、ハウジング上にも位置的な制約を考慮しなけ
ればならないので一般には満足すべきものはない。
電線のサイズも太く、挿入力も前記の低電流用より増加
しなければならず、従って挿入力を増幅する手段も必要
となる。この手段はしばしばそれに付属する装置を複雑
にし、一般に容積も増加させかつより高価なものとす
る。
さらにハウジング上での接続位置やハウジングの大きさ
は適用例ごとに大きく異なり、従って上述の解決策は適
用不可能である。
従って前述の欠点を緩和し、装置の製作と組立てコスト
を低減し、容積も小さく、異なるハウジングにも容易に
適用可能なコネクタの必要性が当然発生する。
本発明の目的は、電線のサイズが太く、電線を心線挟み
付け溝内に押し込むために大きな力を必要とするような
大電流用電線を簡単且つ確実に接続することができる電
線自動露出コネクタを提供することである。
本発明によれば、前述の目的は、絶縁シース内に導通心
線を有する少なくとも1本の電線を接続するための電線
自動露出コネクタであって、電線の先端を収容すべく内
部空間を画定すると共に少なくとも上面が開放された箱
状の金属コネクタ本体と、コネクタ本体の前方面の上端
縁に設けられており、電線を案内すると共に電線におい
て心線を損傷させることなく絶縁シースを切り裂くよう
に形成されたカッター部と、コネクタ本体の前方面にお
いてカッター部から連続して鉛直方向下方に伸長してお
り、コネクタ本体と電線とが電気接続されるように電線
の先端の前述の内部空間への挿入を可能にすると共に該
挿入された電線の心線を挟持する少なくとも一つの心線
挟み付け溝と、コネクタ本体の後方面において上方端部
から前方に突出しており、電線を溝に押し込む際にてこ
として使用する工具の先端を支持するへり部と、コネク
タ本体を内部に固定して保持し、且つへり部を補強すべ
く該へり部を包囲しており、溝に沿って挿入される電線
の絶縁シースを挟持すべく溝と平行に伸長する電線通過
開口を有する絶縁材料からなるハウジングとを備える電
線自動露出コネクタによって達成される。
本発明によれば、ハウジングが、電線を溝に押し込む際
にてことして使用する工具の先端を支持するためのへり
部を補強すべく該へり部を包囲すると共に溝に沿って挿
入される電線の絶縁シースを挟持する電線通過開口を有
しているため、電線のサイズが太く、電線を心線挟み付
け溝内に押し込むために大きな力を必要とするような大
電流用電線を簡単且つ確実に接続することができる電線
自動露出コネクタを提供し得る。
前記ヘり部を囲んでコネクタ本体を包囲する絶縁材料か
らなるハウジングは、このへり部を補強し、かつ電線が
溝内に挿入されるときこのへり部が工具から受ける力に
耐えるようにしているなどの改良点を含む電線自動露出
コネクタを提供する。
接続工具は板と板を操作するためのハンドルとを有し、
板は電線を受入れるコネクタ本体の溝上で、溝方向に電
線を押込むようにコネクタ内で電線と係合する支持端縁
部をその自由端に有し、この板は自由端から適当な距離
の下側に2個の切欠部を有し、これにより工具板が溝ま
たは電線通過開口に貫入することなく溝と対応する電線
通過開口との両方に電線を押圧することが可能であるの
で有利である。
本発明の具体例を以下に図により説明する。
上述のように本発明による電線自動露出コネクタは、第
1図に示すようなコネクタ本体1 を介して1本または複
数本の絶縁電線を電気機器に接続することを目的として
いる。この種のコネクタ本体は通常絶縁材料からなるハ
ウジングの凹部内に固定され、このハウジングは少なく
とも部分的に機器を被覆し、この機器は、接続ブロック
のような簡単な相互接続回路を介して接続されるコンタ
クタ、モータ、電気部品等を含む種々の部品からなる装
置に至るいかなる種類のものでもよい。
コネクタ本体1 は良導電体の金属で作られ、以後前方壁
と呼ぶ壁3 の1つに沿って心線挟み付け溝としての縦溝
2 を設けている。
好ましい具体例では、コネクタ本体1 は金属の長尺物か
ら切出された金属板を折曲げて作られる。
コネクタ本体1 は前方壁3 と、後方壁4 と、2つの側壁
5,6 とを有する矩形断面の主要本体からなる。前方壁3
は縦溝2 で分割される二つの部分からなり、この各々は
側壁の端部から直角に内方に折曲げられた側壁5,6 の対
応伸長部で形成される。前方壁3 は平面であり、前方壁
3 を構成する2つの伸長部の対向する端縁部は溝2 を規
定する。これらの端縁部は、電線の絶縁シースは横に切
断するが心線は決して損傷せず、また心線は溝の端縁部
間に確実に挟み付けられるように設計されている。
この目的のために溝2 の端縁部は、その挿入端部では溝
挿入軸XX′の両側に対し対称的に相互方向に向って傾
斜をなし、これによりまず案内カム手段7A,7′Aが設け
られ、次に接続電線の絶縁シースを切断する2つのカッ
ター部としての切断カッター7B,7′Bが続き、さらにコ
ネクタへの接続電線の心線を挟み付けるための2つのク
ランプ片7C,7′Cが続く。
第2図、第3図および第4図はコネクタ本体の前方壁3
内の溝2 の変更形状を示す。第4図は通常の形状を示
し、ここではクランプ片7C2,7′C2は直線で相互に平行
であり、一方第2図および第3図は、溝2 内に順次挿入
された電線を保持するための他の保持歯としての他の保
持歯8 を有する溝端縁部を少なくとも1つは有している
変更態様を示す。第2図は1つの直線端縁部7′C と、
保持歯8Cを有する歯形端縁部7Cとを有する溝を示し、一
方第3図は対称に配置された歯形端縁部8C1,8′C1を有
する溝を示す。
上記の具体例に示す歯8 は、挿入を容易にして挿入され
る電線の心線を溝の反対側端縁部へ押付けるように配置
された挿入方向の傾斜を有し、また軸XX′に垂直に伸
長しこれにより電線の逆方向への移動を拘束するラッチ
ング傾斜をも有する三角歯である。
あるコネクタ1 の具体例では、溝の両側が拡がる構造と
しないで、第1図のようにできるだけ剛性にして電線の
心線の方を変形させるようにし、これにより溝2 内に数
本の心線を順次挿入が可能でしかもこれらの各々は適切
かつ確実に保持される。
これを行なうためには側壁5,6 は比較的短かくし、また
折曲げてコネクタ本体を形成する金属板は、コネクタ本
体の弾性に依存する電線自動露出コネクタを作るときよ
りも厚くすることが好ましい。さらに溝2 の拡がりを防
止するように、この部分を剛性な壁を有するハウジング
内に埋込むことが好ましい。
本体1 の後方壁4 はその頂部に沿って前方に突出するへ
り部としてのへり9 を有し、へり9 は溝2 の後部で溝の
方を向いて本体内に開放する横断空洞部10を形成する。
図示の例では、比較的狭い縁部分を90度以上折曲げてへ
り9 が形成される。
第1図はさらに追加伸長部25の形状の追加特徴を示し、
伸長部25は後方壁4 の底部から後方に伸長し、コネクタ
本体1 と使用機器(図示なし)と、もし必要ならば機器
の接続ラグとの間の電気接続を提供する役をなす。
第1図に示すコネクタ本体1 は、一部を第5図から第7
図に示す成型絶縁材料からなるハウジング11内に固定保
持される。
前記の高い剛性をもたせるために、コネクタ本体1 は、
第7図で一点鎖線YY′で示すような接合線で重なる2
つの相互接合部分(接合ブロックでよく行われるよう
に)で構成されるハウジング11の内部に保持されるのが
好ましい。
コネクタ本体1 用のハウジング11はこの部分を包囲して
密接に接合し、ただ、機器(ここに図示なし)の方向に
延びる追加伸長部25用の通路と、溝2 に沿って走る電線
を通す電線通過開口としての開口12(第7図)だけは開
放されている。
電線を通す開口12の横方向は、ハウジング11内に形成さ
れた縦方向端縁部13,13′によって区画される。これら
の端縁部13,13′は溝2に沿った電線挿入軸に平行に通
り、これらの端縁部13,13′はコネクタ本体1 に接続さ
れることが予想される電線の絶縁シースの外径より小さ
い距離だけ離されて、これらの絶縁シースを挟み付けて
電線を保持する。
変更態様では、端縁部13,13′の少なくとも一方に第2
図および第3図に示すような溝2 のの端縁部に対する歯
8 に類似する保持歯14を設けるが、歯14(第5図参照)
は挿入された電線が挿入方向とは逆の方向に戻るのを防
止することを目的とする。
電線が溝2 内に挿入される端部に隣接して電線通過開口
12の端部に、電線保持手段が設けられている。この手段
は電線が挿入後逆方向に移動するのを防止することを目
的とし、電線が通過した溝2 の端縁部および/または開
口12の端縁部で与えられる挟み付け力から抜け出す限界
値以上にたとえ電線に力がかかっても、この手段は挿入
された最終電線のシースを押えるように働く。
第1の具体例ではこの保持手段は、電線通過開口の端縁
部13,13′の上方で、かつ溝2 の入口傾斜部の付近で開
口12内に設けられた少なくとも2つの突出フィンガ15,1
5′で構成される。これらのフィンガ15,15′は電線の挿
入方向に傾斜し、従って電線の溝内への挿入は容易であ
り、これらは挿入される電線からの押込み力により電線
の挿入中撓んで開くように設計されている。挿入中電線
は溝および開口に対し横断方向に配置される。
しかしながら電線19を挿入中、電線19がフィンガの端部
を一旦通過すると、電線19がそのシースと心線とによっ
て保持されるように各フィンガの自由端が配置され、シ
ースは端縁部13と13′との間に、また心線は溝2 の端縁
部間に保持される。電線はそれに加わる力が過大でない
限り、即ち15kg重以下である限り保持される。
フィンガ15,15′の幅はコネクタ本体1 とリップ14,14′
との間の通路を塞ぐように選択され、これによりある導
体がうっかり挿入され、かつ導体と心線とが接触するこ
とが防止される。
第8図から第10図に示す第2の具体例では、保持手段は
電線通過開口12の各々の端部と同じ高さに設けられた2
つのフラップ16,16′からなり、これらのフラップの底
部は上記フィンガ15,15′の自由端の高さ位置と同じで
ある。フラップ16,16′は電線通過開口12の縦軸にほぼ
一致し、静止位置においては殆ど閉じている。溝2 と電
線通過開口12とに対し横断方向に置かれた電線19を挿入
中、フラップ16,16′はハウジング11から外方に押出さ
れる。フラップ16,16′は、その傾斜頂部端に対して加
わる電線のシースからの圧力により前方に押出される。
電線19が挿入されてしまうとフラップ16,16′は弾性で
静止位置に戻って当接し、前記と同様に挿入方向と逆方
向に電線が移動するのを防止する。
電線19は、第6図、第9図、第11図および第12図に一部
示すような工具としての工具板17でコネクタ1 に接続さ
れる。
この工具板17は電線19がその最終位置に到達するまで、
溝2 および電線通過開口12に沿って電線19を押下げるた
めのものであり、例示のように、工具板17は2つの切欠
部18,18′を有し、これにより工具板17自体が溝2 およ
び電線通過開口12に貫入することなく挿入電線19に圧力
を加えることが可能である。
工具板17の一端にハンドル(図示なし)を有して操作を
可能とし、他端には支持端縁部20が設けられており、電
線を挿入する間工具をてことして使用するときにてこを
保持するためへり部10に当接させる。
支持端縁部20はその頂部に対し鋭角をなす係合支持面を
有し、これにより電線が挿入されるコネクタ本体1 の空
洞部10に支持端縁部がロックされて、ハンドルに圧力を
与えることにより電線を溝内に押し込むことが可能であ
る。
さらに支持端縁部と切欠部とを含む工具板17の部分は、
接続領域において電線に対して板から力をかけやすいよ
うに板の他の部分に対し相対的に曲がり(下側に凸)を
つけてある。
このためハウジング11は、電線通過開口12の上方、従っ
て歯14による保持手段の反対側に工具通過開口22を有す
る。
この工具通過開口22は、ハウジング11が横断空洞部10の
上方でコネクタ本体1 のへり9 を確実に被覆して、電線
挿入力に対抗する反力が与えられるように形成される。
この開口22は上記の図に示すように、電線19の挿入前の
待機中に、工具板17の支持端縁部を横断空洞部10に挿入
させるためのものであり、この開口22はまた、電線が溝
の底部の定着位置へ押下げられるまで工具板17を溝2 の
軸に沿って移動するのを可能にする。
第11A図、第11B図および第11C図は電線の接続過程の
3段階を示す。接続の前にコネクタ本体1 自体がハウジ
ング11内に埋込まれ、未露出の電線の先端がコネクタ本
体1 の後方壁に衝当するまでその中に挿入される。次に
工具板17は、その支持端縁部20をコネクタ本体1 の横断
空洞部10内に係合させて準備位置(この場合上方を向
く)をとる。
このとき工具板はてことして使用される。工具のハンド
ルに力を負荷(この場合下向きの力)することにより、
板は横断空洞部10と支持端縁部20とで形成される固定当
接点の周りで回動運動をする。電線19の心線は溝2 内に
押込まれてその中で変形し、一方電線のシースは同時に
電線通過開口12内に押込まれ、さらに溝2 の入口に設け
られたカッター部でそぎ取られる。電線が完全に定着位
置まで押込まれると工具は抜出され、場合により第12A
図から第12C図に示すように2番目の電線の挿入準備を
する。
次に上述のように新しい電線19′が挿入の準備にかから
れ、未露出の先端がコネクタ本体1 の後方壁4 に衝当す
るまで、溝2 および電線通過開口12上をほぼ直角に伸延
させて挿入される。前と同じ工具板17の支持端縁部20が
空洞部内に係合され、再び圧力をかけると工具板17は中
間領域において電線19′のシースを押し下げ、これによ
り電線19′が前に装着した電線19と接触するまで電線1
9′を溝2 内および電線通過開口12内に押込む。次に工
具が再び抜出され、さらにコネクタ本体1 内に電線を挿
入してもよく、これは任意である。工具板17はまた最後
に挿入した電線を、保持手段で形成されたストッパから
抜取る必要が出た場合に使用することも可能で、このと
きはフィンガまたはフラップを拡げるために工具板を保
持手段の間に挿入して、抜取るべき電線のシースを工具
板に対し押付けて抜取り可能である。
変更態様として、本発明によるコネクタ本体に1つ以上
の溝を設けてもよい。第13図に示すコネクタ本体1′は
縦方向に伸延する2つの心線挟み付け溝2′A,2′B を有
し、これによりコネクタ本体の幅は増加するが高さを減
少させることが可能で、しかもこれに1本以上の導体電
線を接続可能である。工具板の当接を提供するへり部
9′はこの場合溝2′A,2′B に共通であり、これらの溝
2′A,2′B に対しそれぞれ絶縁ハウジングを貫通する別
々の電線通過開口を設けることが好ましい(図示な
し)。
溝2′A,2′B は任意に異なるサイズとしてもよく、例え
ば第13図のように一方を他方より広くして、直径が大き
く異なる電線でも同時に接続可能である。
第14図に他の変更態様を示すが、ここでは例えば剛性を
高めるために、心線挟み付け溝2″の外にコネクタ本体
1″はシースを挟み付ける追加のシース挟み付け溝24″
を有している。
コネクタ本体1″は前述のコネクタ本体1 と全く同様
に、第8図、第9図および第10図に示すように絶縁ハウ
ジング内に納められ、工具通過開口と共に電線通過開口
を有するが、保持歯はつけない方が好ましい。
コネクタ本体1″自体は金属板を折曲げて作られ、コネ
クタ本体1 について上述したのと全く同様な方法で、壁
3″の一方側に心線挟み付け溝2″を設けた矩形断面本体
からなる。
壁3″の外側端縁はそれから突出する側部材5″,6″を有
し、これらの側部材5″,6″の端部は相互に直角方向に
折曲げられて前方壁23″を形成し、これら折曲げ端部の
非接触端縁部は前方壁23″に溝24″を形成する。
既述のとおり溝2″,24″は端縁部で形成され、この端縁
部は第2図から第4図に示すように平滑面でも歯面でも
よく、歯面の場合の歯は、心線または接続される導体電
線のシースを保持する役をなす。
溝24″の幅と形状とは、それに固定される電線の絶縁シ
ースを挟み付けるように設計され、こうして溝24″は、
心線挟み付け溝2″とコネクタ本体1″を納める絶縁材料
からなるハウジングを貫通する通過開口との間に配置さ
れる。
溝2″,24″を有する矩形断面のコネクタ本体1″は前方
壁23″から壁3″へ向けて後方へ伸延する。伸長部25″
が電線が溝2″内へ挿入されるその溝の端縁部の反対方
向に設けられ、伸長部25″自体は垂直に折曲げられて伸
延する後方壁4″が形成されかつへり9″を有し、またへ
り9″は横断空洞部10″を形成し、前述のように電線を
溝内に挿入する間工具板の端縁部はこの空洞部で支持さ
れる。
前述のコネクタ本体1,1′,1″のいずれの壁にも、電気
機器への電気接続用に、既知の方法で接続タブまたは他
の接続手段を容易に設けることが可能である。このよう
な接続手段は通常のスペード型コネクタ、はんだ付け、
挟み付け、のいずれの方法でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電線自動露出コネクタのコネクタ
本体の斜視図、第2図、第3図および第4図は第1図の
コネクタ本体の3つの変更態様の正面図、第5図、第6
図および第7図はそれぞれ本発明によるコネクタの正面
部分断面図、右側断面図および平面断面図、第8図、第
9図および第10図は本発明によるコネクタの変更態様を
示した第5図から第7図に類似の図、第11図A、第11図
B図および第11図Cは本発明によるコネクタに電線を接
続する過程の3段階を示す略図、第12図A、第12図Bお
よび第12図Cは本発明によるコネクタに追加電線を接続
する過程の3段階を示す略図、第13図および第14図は本
発明によるコネクタ本体のさらに他の2つの変更態様の
略斜視図である。 1,1′,1″……コネクタ本体、 2,2′A,2′B,2″……溝、7,7′……(溝の)端縁部、8,
8′……(溝の端縁部の)保持歯、 10……空洞部、11……ハウジング、12……電線通過開
口、13,13′……(電線通過開口の)端縁部、14,14′…
…(電線通過開口の端縁部の)保持歯、15,15′,16,1
6′……電線保持手段、 17……工具板、18,18′……切欠部、 19,19′……電線、20……支持端縁部、 22……工具通過開口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドミニク・ヴイアル フランス国、69100・ヴイルユルバンヌ、 リユ・ブランリ・13 (56)参考文献 実開 昭54−71684(JP,U) 特公 昭54−32141(JP,B2) 実公 昭39−9933(JP,Y2)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁シース内に導通心線を有する少なくと
    も1本の電線を接続するための電線自動露出コネクタで
    あって、前記電線の先端を収容すべく内部空間を画定す
    ると共に少なくとも上面が開放された箱状の金属コネク
    タ本体と、前記コネクタ本体の前方面の上端縁に設けら
    れており、前記電線を案内すると共に前記電線において
    心線を損傷させることなく絶縁シースを切り裂くように
    形成されたカッター部と、前記コネクタ本体の前方面に
    おいて前記カッター部から連続して鉛直方向下方に伸長
    しており、前記コネクタ本体と前記電線とが電気接続さ
    れるように前記電線の先端の前記内部空間への挿入を可
    能にすると共に該挿入された電線の心線を挟持する少な
    くとも一つの心線挟み付け溝と、前記コネクタ本体の後
    方面において上方端部から前方に突出しており、前記電
    線を前記溝に押し込む際にてことして使用する工具の先
    端を支持するへり部と、前記コネクタ本体を内部に固定
    して保持し、且つ前記へり部を補強すべく前記へり部を
    包囲しており、前記溝に沿って挿入される前記電線の絶
    縁シースを挟持すべく前記溝と平行に伸長する電線通過
    開口を有する絶縁材料からなるハウジングとを備える電
    線自動露出コネクタ。
  2. 【請求項2】前記電線通過開口が電線を挟み付ける領域
    の上方端縁部の少なくとも一方の側に保持歯を備えてい
    る特許請求の範囲第1項に記載の電線自動露出コネク
    タ。
  3. 【請求項3】前記溝が心線を挟み付ける領域の上方端縁
    部の少なくとも一方の側に他の保持歯を備えている特許
    請求の範囲第1項又は第2項に記載の電線自動露出コネ
    クタ。
  4. 【請求項4】前記電線通過開口がその上方端縁部に挿入
    された電線の逆方向への移動を拘束する電線保持手段を
    有する特許請求の範囲第1項から第3項のいずれか一項
    に記載の電線自動露出コネクタ。
  5. 【請求項5】前記電線保持手段が前記電線通過開口の上
    方端縁部に夫々設けられた少なくとも2つのフィンガか
    らなり、該フィンガは電線の挿入方向に傾斜しており、
    前記電線通過開口を横切って伸長し前記電線通過開口内
    への電線の挿入により該フィンガは撓み、且つ電線の挿
    入後は電線が該フィンガに当接して電線の逆方向への移
    動を阻止する特許請求の範囲第4項に記載の電線自動露
    出コネクタ。
  6. 【請求項6】前記電線保持手段が前記電線通過開口の上
    方端縁部に夫々設けられた相互に殆ど接触した2つのフ
    ラップからなり、該フラップは、前記電線通過開口を横
    切って伸長し前記電線通過開口内への電線の挿入により
    相互に外側に押し広げられ得、且つ電線の挿入後は電線
    が該フラップに衝当して電線の逆方向への移動を阻止す
    る特許請求の範囲第4項に記載の電線自動露出コネク
    タ。
  7. 【請求項7】前記コネクタ本体が既成切断板を折曲げて
    作った矩形断面の本体からなる特許請求の範囲第1項か
    ら第6項のいずれか一項に記載の電線自動露出コネク
    タ。
  8. 【請求項8】前記コネクタ本体が実質的に異なる心線直
    径を有する複数の電線を接続するための溝幅の異なる複
    数の心線挟み付け溝を備える特許請求の範囲第1項から
    第7項のいずれか一項に記載の電線自動露出コネクタ。
  9. 【請求項9】前記コネクタ本体が、前記心線挟み付け溝
    が設けられている面の前方に該面と平行な他の面を有し
    ており、該他の面内には前記心線挟み付け溝と平行に伸
    長するシース挟み付け溝が設けられている特許請求の範
    囲第1項から第8項のいずれか一項に記載の電線自動露
    出コネクタ。
  10. 【請求項10】前記ハウジングが内部に前記コネクタ本
    体を挿入可能なように少なくとも2つの分割可能部分か
    らなる特許請求の範囲第1項から第9項のいずれか一項
    に記載の電線自動露出コネクタ。
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