JP2002246090A - 並列多芯ケーブル用コネクタ - Google Patents

並列多芯ケーブル用コネクタ

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JP2002246090A
JP2002246090A JP2001036105A JP2001036105A JP2002246090A JP 2002246090 A JP2002246090 A JP 2002246090A JP 2001036105 A JP2001036105 A JP 2001036105A JP 2001036105 A JP2001036105 A JP 2001036105A JP 2002246090 A JP2002246090 A JP 2002246090A
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locking
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Koichi Yamazaki
浩一 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 並列多芯ケーブルをハウジングに対して正し
い向きで装着できるようにする。 【解決手段】 コネクタハウジング4のとカバーとの対
向面には圧接端子7の圧接部7aが突出している。圧接
端子7に圧接される並列多芯ケーブル側には幅方向中心
線からずれた位置に貫通孔が貫通している。一方、カバ
ーの内面には係止軸が突出し。並列多芯ケーブルが正し
い向きでカバーにセットされる場合には係止軸を貫通孔
に圧入させることかできる。しかし、誤った向きでセッ
トされる場合には、係止軸と貫通孔とは不整合となって
圧入させることかできない。作業者はこれをもって並列
多芯ケーブルの向きが誤っていることを知ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列多芯ケーブル
用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】並列多芯ケーブルを用いて幹線から分岐
をとる場合には、幹線用と分岐線用の両並列多芯ケーブ
ルを接続させることになる。そうした場合に使用されて
きたコネクタの一例として、実開平6−62468号公
報のものが知られている(図10参照)。これは圧接端
子50と呼ばれる端子を用いたものである。圧接端子5
0とはU字状の圧接スロットを有し、同スロットの開口
縁に形成された鋭利な端縁によって絶縁被覆に切り込み
つつ、スロットの端縁を内部の芯線と接触させて電気的
な導通を確保する形式の端子を言う。
【0003】上記した公報のものは、圧接スロットを端
子の両端に有するものを用い、これらをコネクタハウジ
ング51の上下両面に突出させている。そして、コネク
タハウジング51の上下両面で幹線52と分岐線53に
対する圧接を行うことで、幹線52から分岐をとること
ができるようにしている。そうしたうえで、コネクタハ
ウジング51の上下にはそれぞれカバー54,55が装
着されて、ケーブル52,53の外れ止めが図られてい
る。
【0004】ところで、並列多芯ケーブル同士を分岐接
続させる場合には、幹線52側を構成する各導体と分岐
線53側を構成する各導体とが正しい対応関係をもって
接続されていなければならない。そのためには、コネク
タハウジング51に対しては並列多芯ケーブルの表裏を
誤りなく向き合わせることが必要である。表裏の識別の
ための手段として、例えば、ケーブルの被覆に着色をす
るのも有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、着色による逆
接続対策は視覚に訴えるものであるため、暗所での作業
や、手探りのみの作業を強いられる作業環境のもとでは
有効でなくなってしまう。本発明は上記のような事情に
基づいて完成されたものであって、その目的はハウジン
グに対し表裏を誤ることなく組み付けることができる並
列多芯ケーブル用コネクタを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、複数本が並列する
導体を絶縁被覆にて被覆した並列多芯ケーブルを、予め
設定された表裏いずれかの向きでセットする受け部を備
え、この受け部にセットされた前記並列多芯ケーブルと
対向する面に、前記絶縁被覆に切り込んで前記導体に接
触可能とする圧接端子が組み込まれてなる並列多芯ケー
ブル用コネクタであって、前記受け部には、前記並列多
芯ケーブルがコネクタに対して正しい向きでセットされ
た場合に同ケーブルにおける幅方向中心線から外れた位
置に設けられた係止部に対して係止可能とするが、誤っ
た向きでセットされる場合には前記係止部と係止不能と
する誤組み付け防止部が配されていることを特徴とする
ものである。請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記圧接端子を有するコネクタハウジング
と、前記圧接端子に前記並列多芯ケーブルが圧接された
状態で前記コネクタハウジングに装着されて前記並列多
芯ケーブルを押さえ付けるカバーとからなるとともに、
このカバーの内面が前記受け部となり、かつこの受け部
に設けられた誤組み付け防止部は前記並列多芯ケーブル
の被覆部分における幅方向中心線からずれた位置に設け
られた係止部としての貫通孔に圧入可能な係止軸によっ
て形成されていることを特徴とするものである。請求項
3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにお
いて、幹線用の並列多芯ケーブルと分岐線用の並列多芯
ケーブルを対面してセットする受け部を備え、前記圧接
端子にて前記幹線用の並列多芯ケーブルと分岐線用の並
列多芯ケーブルの各対応する導体を導通可能としている
ことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>請求項1の
発明によれば、並列多芯ケーブルがコネクタの受け部に
対して正しい向きでセットされる場合には、誤組み付け
防止部が並列多芯ケーブルと係止することができるが、
並列多芯ケーブルの係止部は幅方向中心部からずれて配
置されていることから、並列多芯ケーブルが表裏を誤っ
た向きでセットされる場合には、係止部と誤組み付け防
止部との位置関係が不整合となって係止不能となる。か
くして、作業者は並列多芯ケーブルが誤った向きで組み
付けられたことを知る。 <請求項2の発明>請求項2の発明によれば、並列多芯
ケーブルは、まずカバーの係止軸に貫通孔を適合させて
圧入される。これによって、並列多芯ケーブルはカバー
に対して保持されるため、ハウジングに対するカバーの
装着と共に圧接端子に対する圧接がなされる。したがっ
て、請求項2の発明によれば、圧接作業の前に並列多芯
ケーブルの保持を行うことができる。 <請求項3の発明>請求項3の発明によれば、幹線用の
並列多芯ケーブルから分岐をとる場合に、幹線用と分岐
線用のそれぞれの並列多芯ケーブルを正しい向きで受け
部へセットすることができるため、正しい接続状況が確
保される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0009】<第1実施形態>本発明の第1実施形態を
図1ないし図6によって説明する。図1において、1は
幹線用並列多芯ケーブルであり、2はここから分岐され
る分岐線用並列多芯ケーブルである。これらは共に、幅
方向へ等ピッチ間隔で図示4本の導体3が並列し、これ
ら全体を絶縁被覆8にて被覆した構成となっている。
【0010】これら両ケーブル1,2を相互接続するた
めのコネクタハウジング4は、合成樹脂材にて一体に成
形されている。このコネクタハウジング4の上下両面に
は並列多芯ケーブル1,2と対向する対向面5が形成さ
れ、その幅寸法は並列多芯ケーブルの幅寸法とほぼ同寸
法に設定されている。また、両対向面5の幅方向両側縁
には上下に側壁4aが起立形成されている。さらに、両
対向面5のうち図示上面側のものの奥縁には奥壁6が起
立形成されているが、図示下面側には奥壁6は設けられ
ていない。
【0011】さらにまた、コネクタハウジング4には各
導体3に対応して計4本の圧接端子7が千鳥状に配され
ている。各圧接端子7は導電性金属板により形成され、
図2に示すように、その中間部をコネクタハウジング4
に埋め込むことで取付がなされている。そして、その両
端部は上下の対向面5より突出し、並列多芯ケーブル
1,2の各導体3に圧接可能な圧接部7aとなってい
る。両圧接部7aには圧接スロット7bが軸線方向に沿
って形成されている。圧接スロット7bの溝縁はシャー
プエッジとなっており、並列多芯ケーブル1,2の絶縁
被覆8に切り込みを入れて導体3に接触可能である。ま
た、圧接部7aの端部は圧接スロット7bに向けて対称
に傾斜し導体3を圧接スロット7bへ誘導する案内斜面
7cが形成されている。
【0012】また、コネクタハウジング4の両外側面に
は次述するカバー9、10とのロックを行うための突起
11,12が複数箇所に形成されている。図1では片側
のみが示されているが、反対側にも同様の配置で設けら
れている。具体的には、コネクタハウジング4の外側面
において長さ方向のほぼ中央には第1カバー9に対する
第1突起11が突出し、この第1突起11の両側でかつ
これよりやや低い位置には第2突起12が突出してい
る。
【0013】コネクタハウジング4には上下の対向面を
覆蓋可能に形成された一対のカバー9,10が装着され
る。分岐線用の並列多芯ケーブル2側を覆う第1カバー
9の両側縁には各縁に一つずつ計一対の係止腕13が撓
み可能に垂下されている。これに対し、幹線用の並列多
芯ケーブル1側を覆う第2カバー10の両側縁には各縁
に2つずつ計2対の係止腕14が撓み可能に設けられて
いる。
【0014】各係止腕13,14には第1カバー9ある
いは第2カバー10をコネクタハウジング4に適合させ
たときに、前記第1突起11あるいは第2突起12にそ
れぞれ係止可能な二つの孔が高さ方向に並んで開口して
おり、このうち各係止腕の先端側のものは仮係止孔15
であり、基端側のものは本係止孔16となっている。
【0015】後に詳しく説明するが、並列多芯ケーブル
1,2は第1、第2のカバー9,10に仮保持された状
態でコネクタハウジング4の両対向面5を覆蓋しつつ装
着されるが、仮係止孔15が第1あるいは第2突起1
1,12と係止している状態では、図5に示すように、
第1、第2のカバー9,10はコネクタハウジング4か
らやや浮いた状態にあり、並列多芯ケーブル1,2を図
2に示すように圧接部7aに対して軽く当てただけの状
態となっている。しかし、本係止孔16へ係止位置を移
行させると、圧接スロット7bが並列多芯ケーブルの絶
縁被覆8には切り込みを入れつつ導体3と接触可能とな
る。
【0016】次に、並列多芯ケーブル1,2の逆接続防
止構造について説明する。幹線用及び分岐線用の両並列
多芯ケーブル1,2には、その幅方向中心線からずれた
位置に多数の貫通孔1a,2a(係止部)が等ピッチ毎
に貫通している。図1に示されるように、貫通孔1a,
2aが配される位置は図示右端に位置する導体3とこれ
に隣接する導体3との中間部であり、絶縁被覆8の厚み
が薄くなった谷の部分に配されている。
【0017】一方、第1、第2のカバー9、10の内面
で、かつこれらに対応する並列多芯ケーブル1,2の貫
通孔1a,2aと対向する位置、つまりは両カバー9,
10の幅方向中心線からずれた位置にはそれぞれ係止軸
9a,10a(誤組み付け防止部)が突設されている。
この係止軸9a,10aは各貫通孔1a,2aの孔径よ
り大径に形成されており、係止軸9a,10aを貫通孔
1a,2aへ圧入することによって両並列多芯ケーブル
1,2を対応するカバー9,10に仮保持可能となって
いる。
【0018】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用効果を具体的に説明する。幹線用の並列多芯ケー
ブル1と分岐線用の並列多芯ケーブル2とを相互接続す
る場合には、第1カバー9の内面に正しい向きで適合さ
せかつケーブル2の先端が第1カバー9から突出しない
状態で、所定の貫通孔2aを係止軸9aにあてがって押
し込む。すると、係止軸9aは貫通孔2aに対して圧入
され、これにより分岐線用の並列多芯ケーブル2は第1
カバー9に対して仮保持される。
【0019】一方、幹線用の並列多芯ケーブル1は第2
カバー10を長さ方向に通過させながら幅方向を合わ
せ、所定の貫通孔1aに係止軸10aを圧入させる。こ
れにより、幹線用の並列多芯ケーブル1はその長さ方向
の両側が第2カバー10からはみ出した状態で仮保持さ
れる。
【0020】こうして、幹線用及び分岐線用の両並列多
芯ケーブル1,2をそれぞれ仮保持した状態で、第1・
第2のカバー9,10をコネクタハウジング4の各対向
面5を覆いつつ、各係止腕13,14を対応する第1突
起11あるいは第2突起12に適合させ、仮係止孔15
へ係止させる。この仮係止状態では、前述したように、
両カバー9,10はコネクタハウジング4から浮いた状
態にあり、並列多芯ケーブル1,2の導体3を圧接スロ
ット7bの入り口部分に軽く当てただけの状態にある。
【0021】次に、両カバー9,10を強く挟み付け、
各突起11,12に対する係止腕13,14の係止位置
を仮係止孔15から本係止孔16へと移行させ、両カバ
ー9,10を本係止状態とする。仮係止状態から本係止
状態へと移行する間に、各圧接スロット7bは両並列多
芯ケーブル1,2の絶縁被覆8に切り込んで幹線側及び
分岐線側のケーブル1,2の導体3とそれぞれ接する。
かくして、幹線用と分岐線用の両並列多芯ケーブル1,
2相互が接続され、幹線からの分岐がとられる。
【0022】ところで、幹線用あるいは分岐線用の並列
多芯ケーブル1,2が表裏を誤って、第1あるいは第2
のカバー9,10に対して正しい向きで装着されない場
合には、貫通孔1a,2aが両カバー9,10の幅方向
中心線に対し係止軸9a,10aと反対側に位置するこ
とになってしまうため、カバー9,10に対して仮保持
させることができない。したがって、作業者はこのこと
をもって並列多芯ケーブル1、2が誤って組み付けられ
たことを知ることができる。
【0023】以上のように、第1実施形態によれば、並
列多芯ケーブル1,2を正しい向きで装着することがで
きる。また、誤って取り付けようとした場合にも圧接作
業を行う前の段階でこれを知ることができるため、並列
多芯ケーブル1,2の絶縁被覆8における必要箇所以外
の箇所に切り込んでしまうこともない。
【0024】さらに、係止軸9a,10aと貫通孔1
a,2aの圧入によって並列多芯ケーブル1,2を第
1,第2のカバー9,10に対して仮保持させることが
できるため、次のような効果も得られる。すなわち、従
来のものではケーブルを正しい組み付け方向でコネクタ
ハウジングにセットした場合でも、圧接作業が完了する
までの間、ケーブルを保持しておく手段がない。したが
って、垂直な壁面上にハウジングが配されるような場合
には、作業者の手によって保持しておく必要があった。
しかし、本実施形態では圧接前にケーブル1,2はカバ
ー9,10側に仮保持されるため、ケーブルを手で保持
しておく煩わしさもなく、またコネクタにはケーブルを
保持しておくための特別な部材を設けることもない。
【0025】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図7によって説明する。第1実施形態では、第1
あるいは第2カバー9,10の内面に係止軸9a,10
aを一本だけ設けたが、複数本設けるようにしてもよ
く、その方が並列多芯ケーブル1,2を安定して保持す
ることができる。その場合の係止軸9a,10aの配置
は、ケーブル1,2の長さ方向に沿って配したものでも
よく、幅方向に配したものであっても良い。その場合に
も、少なくとも一本は幅方向中心線からずらして配置し
ておくことが必要である。
【0026】図7に示したものは、幅方向に2本配した
ものであるが、並列多芯ケーブル1,2側には複数の貫
通孔1a,2aが、その幅方向中心線に沿ったものが一
条、そこから幅方向へずれた位置に他の一条配されてい
る。また、各条では貫通孔1a,2aの位相をずらして
ある。これに対応して、カバー9,10側にも二本の係
止軸9a,10aが幅方向に並列してかつ長さ方向に位
相がずれた位置に突設されている。
【0027】このように構成された第2実施形態では、
ケーブル1,2の長さ方向及び幅方向いずれの方向にも
確実に位置決めをなしうる。他の構成は、第1実施形態
と同様であり、もって同様の作用効果を奏することがで
きる。
【0028】<第3実施形態>図8は本発明の第3実施
形態を示す。第1、第2の実施例はいずれも並列多芯ケ
ーブル1,2側には係止部として貫通孔1a,2aを形
成したが、必ずしも貫通させる必要はなく、図8に示す
ように、導体3間の谷部の深さを他よりも深くした係止
溝17としてもよい。この係止溝17は長さ方向に沿っ
て連続して形成され(間欠的であってもよい)、係止軸
9a,10aの突出長さとほぼ等しい深さをもって形成
されている。
【0029】したがって、並列多芯ケーブル1,2が正
しい向きでカバー9,10にセットされた場合には、係
止溝17へ係止軸9a,10aが嵌り合って並列多芯ケ
ーブル1,2側との干渉が回避されるが、誤った向きで
セットしようとした場合には、係止軸9a,10a全体
を嵌め込むことができないため、ケーブル1,2の片側
を浮き上がらせてしまう。これをもって作業者は誤った
向きでセットしてしまったことを知る。他の構成は第1
〜第3実施形態と同様であり、もって同様の作用効果を
発揮することができる。
【0030】<第4実施形態>図9は本発明の第4実施
形態を示すものである。上記したいずれの実施形態にお
いても、ケーブル1,2側に貫通孔1a,2aあるいは
溝17といった凹部を形成し、カバー9,10側に係止
軸9a,10aの如き凸部を配したが、この関係を反対
にしてもよい。本実施形態では、並列多芯ケーブル1,
2の絶縁被覆8において、外端に位置するの導体3(図
9では左端のもの)に対応した箇所に等ピッチ毎に多数
の突部18を一体に形成しており、カバー9、10側に
はこれら各突部18を圧入させうる差込み孔19が穿孔
されている。
【0031】他の構成は、他の実施形態と同様であり、
もって同様の作用効果を発揮することができる。なお、
図示及び説明は省略するが、本実施形態のものを第2及
び第3実施形態で説明した技術と組み合わせても良いの
はもちろんである。
【0032】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)いずれの実施形態も幹線と分岐線との相互接続を
行うものを例にとって説明したが、本発明はケーブルの
相互接続を行うことなく単独でコネクタ内にセットする
ものにも適用可能である。 (2)また、ケーブルをカバー側にセットするものに限
らず、ハウジング側にセットさせることも可能であり、
したがってカバーを設定しないコネクタに適用すること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】コネクタの分解斜視図
【図2】圧接端子と並列多芯ケーブルとを示す断面図
【図3】並列多芯ケーブルの貫通孔へ係止ピンが差し込
まれた状態を示す断面図
【図4】並列多芯ケーブルの向きが誤っていた場合の状
態を示す断面図
【図5】カバーの仮係止状態を示す側面図
【図6】カバーの本係止状態を示す側面図
【図7】実施形態2の要部を示す斜視図
【図8】実施形態3の要部を示す斜視図
【図9】実施形態4の要部を示す斜視図
【図10】従来技術を示す斜視図
【符号の説明】
1…幹線用の並列多芯ケーブル 1a、2a…貫通孔(係止部) 2…分岐線用の並列多芯ケーブル 3…導体 4…コネクタハウジング 5…対向面 7…圧接端子 8…絶縁被覆 9…第1カバー 10…第2カバー 9a,10a…係止軸(誤組み付け防止部)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01B 7/00 306 H01R 9/07 B 5G355 7/08 13/64 Z 5G375 Fターム(参考) 5E012 AA08 AA37 AA44 5E021 FA05 FA11 FB10 FC29 FC38 JA04 JA11 KA05 5E077 BB05 BB23 BB37 CC02 CC12 DD11 FF02 GG01 GG08 GG13 GG16 JJ11 JJ20 5G309 FA05 LA24 LA26 LA27 5G311 CA01 CB02 CC01 CD02 CF04 5G355 AA03 BA01 BA11 5G375 AA03 CA02 CA13 CC07 DA36 DB24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本が並列する導体を絶縁被覆にて被
    覆した並列多芯ケーブルを、予め設定された表裏いずれ
    かの向きでセットする受け部を備え、この受け部にセッ
    トされた前記並列多芯ケーブルと対向する面に、前記絶
    縁被覆に切り込んで前記導体に接触可能とする圧接端子
    が組み込まれてなる並列多芯ケーブル用コネクタであっ
    て、 前記受け部には、前記並列多芯ケーブルがコネクタに対
    して正しい向きでセットされた場合に同ケーブルにおけ
    る幅方向中心線から外れた位置に設けられた係止部に対
    して係止可能とするが、誤った向きでセットされる場合
    には前記係止部と係止不能とする誤組み付け防止部が配
    されていることを特徴とする並列多芯ケーブル用コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記圧接端子を有するコネクタハウジン
    グと、前記圧接端子に前記並列多芯ケーブルが圧接され
    た状態で前記コネクタハウジングに装着されて前記並列
    多芯ケーブルを押さえ付けるカバーとからなるととも
    に、このカバーの内面が前記受け部となり、かつこの受
    け部に設けられた誤組み付け防止部は前記並列多芯ケー
    ブルの被覆部分における幅方向中心線からずれた位置に
    設けられた係止部としての貫通孔に圧入可能な係止軸に
    よって形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    並列多芯ケーブル用コネクタ。
  3. 【請求項3】 幹線用の並列多芯ケーブルと分岐線用の
    並列多芯ケーブルを対面してセットする受け部を備え、
    前記圧接端子にて前記幹線用の並列多芯ケーブルと分岐
    線用の並列多芯ケーブルの各対応する導体を導通可能と
    していることを特徴とする請求項1又は2記載の並列多
    芯ケーブル用コネクタ。
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