JPH0115080Y2 - - Google Patents

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JPH0115080Y2
JPH0115080Y2 JP14872780U JP14872780U JPH0115080Y2 JP H0115080 Y2 JPH0115080 Y2 JP H0115080Y2 JP 14872780 U JP14872780 U JP 14872780U JP 14872780 U JP14872780 U JP 14872780U JP H0115080 Y2 JPH0115080 Y2 JP H0115080Y2
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cover
cable
contact
housing
insertion hole
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JP14872780U
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は単線のケーブルを電気的に接続するた
めの圧接コネクターに関するものである。
この種圧接コネクターは、もともとリボンケー
ブル用に開発されたものであり、圧着式コネクタ
ーに比べると結線の際にケーブルの絶縁外被を剥
ぎ取る必要がなく一回の圧接作業により多数のケ
ーブルを一括結線でき、又小型化が図れる等の利
点を備えている。
このような利点を単線の接続にも応用したコネ
クターが従来より種々開発されているが、単線の
場合例えば、22番のケーブルでは直径が1.6mmと
比較的太く曲がりにくい。
しかも、この圧接式のコネクターはケーブルと
結線した場合、コンタクトに対し直角方向に延び
る構成となる。そのため、コネクターの実装には
相当のスペースが必要となり、電子機器の小型化
が図られている現状では他の部品と重なつたり、
或いは邪魔になる等の欠点があり、圧接コネクタ
ーの有する利点を生かすことができなかつた。
本考案は、上記の如き従来の欠点を解消したコ
ネクターを提供することを目的としたものであ
り、その要旨は、長尺のカバーにその前後面に貫
通してケーブルの外径に合わせたケーブル挿入孔
を長手方向に複数個穿設するともに各挿入孔の少
なくとも一方の開口部を上方に切欠いて半円状の
ガイド用凹部を夫々形成し、カバーの底面には前
記ケーブル挿入孔と直交するコンタクトの分岐歯
挿入用溝を穿設するとともにカバーの両側面には
内方突起を有する係止片を備えたカバー本体と、
コンタクトの先端に形成した分岐歯を露出させ且
つこれを前記分岐歯挿入用溝と対向する位置に収
納するハウジングの両側面に前記係止片の内方突
起と係合する凹部を備えたハウジング本体とから
なるコネクターにある。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を詳
細に説明する。
図において1は長尺のカバーで、断面矩形状を
しており、接続するケーブルと略同径のケーブル
挿入孔2,2……をその前後面に貫通させて複数
個一列に設けてある。
2aはガイド用凹部で、各ケーブル挿入孔2の
前面側開口部を上方に向け半円状に切欠いて形成
されており、その内径は前記挿入孔2と同一大き
さである。3は後述するコンタクトの分岐歯挿入
用溝で、カバー1の底面より前記ケーブル挿入孔
2と対応する位置に穿設してあり、該溝3と孔2
とは直角に交差した状態で設けられている。
4は係止片で、カバー1の両側面に垂下して設
けられており、その下端には内方突起4aを備え
ている。
5はコンタクトで、第2図で示すように端子板
6の一端部に先端よりV字状溝7aと縦割溝7b
とを設けて一対の分岐歯7,7を形成するととも
に前記端子板6の他端部には両側縁に壁8,8を
折曲起立せしめた後、該壁8の下端部分9,9を
夫々折曲線に沿つて切離しながらこれを内方へ弧
状に湾曲させ、図示しないピンコンタクトとの接
触部10を形成してなるものである。
11は上記コンタクト5を収納するハウジング
本体で、その上面にはコンタクトの壁8の長さと
ほぼ同じ深さで、前記カバー本体1のコンタクト
挿入溝3と対応する位置に縦溝12が穿設され、
この縦溝12内にコンタクト5を挿入し、これを
収納した際分岐歯7,7が上部に露出し且つこの
分岐歯がコンタクト挿入溝3内に挿入できるよう
構成されている。
13はピンコンタクト挿入孔、14はハウジン
グ本体11の両側面に形成した仮止用凹部、15
はこの凹部14の下方に形成したロツク用凹部
で、両凹部14及び15は前記カバー本体1に設
けた係止片4の突起4aと係合してカバー本体と
ハウジング本体とを一体にするためのものであ
る。
次ぎに本考案に係るコネクターに単線ケーブル
を接続する場合について説明する。
先ず、ケーブルAの端末をカバー1のケーブル
挿入孔2より入れてカバー1内を貫通させ、次ぎ
にハウジング11内に収納したコンタクト5の分
岐歯7,7をコンタクト挿入溝3よりカバー1内
に挿入し、カバー1の係止片の突起4a,4aと
ハウジング11の仮止用凹部14,14を係合さ
せて、両者を仮止めしておく。
第3図はこのときの状態を示しており、分岐歯
7,7はケーブルAの絶縁外被と接触していない
ので、係止片の突起4aが仮止用凹部14と係合
するまでは容易に押し下げることが出来、係止片
4,4は左右に開いて、この仮止作業を手作業で
容易に行うことができる。
本考案ではこのようにしてカバー1とハウジン
グ11とを仮止した後、ケーブルAを緊張させた
状態でカバー1の上面を適当な治具を介してプレ
ス等により押圧してカバー1を下降させ、コンタ
クト5の分岐歯7,7を圧入せしめることにより
接続を行うものであり、これにより各ケーブルA
は第4図に示すように絶縁外被を分岐歯7,7に
より切り裂くとともに、露出した芯線BはV字状
溝7aに案内されながらこれに続く縦割溝7b内
に圧入されるものであり、同時にカバー1の突起
4aとハウジング11のロツク用凹部15とが係
合し、両者は確実に固定される。
この場合、ケーブルAはコンタクト5と直交し
てカバー1の前面から水平に突き出すことになる
が、スペースとの関係上ケーブルAをコンタクト
5と同方向すなわち上方に延ばしたいときは、第
1図左端のケーブルAで示すようにガイド用凹部
2aの基部でケーブルAを上方に折り曲げ、該凹
部に沿つて延ばすことができる。
特に本考案において、該ガイド用凹部2aの開
口部はケーブルAの外径に合わせこれよりやや小
さく形成されているので、該凹部2aに嵌合する
ことによりケーブルが復元しようとする反作用を
阻止し、折り曲げた状態が保持されることにな
る。
本考案に係るコネクターは上記の如き構成から
なるものであるから、接続したケーブルの方向を
コンタクトと同方向に曲げ、この状態を保持する
ことができるのでコンパクトに納まり、他部品の
邪魔になることなく取り付けることができるとい
つた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコネクターの一実施例を
示す分解斜視図、第2図はコンタクトの全体斜視
図、第3図イは仮止時の状態を示す断面図、同図
ロはイの−線断面図、第4図は結線完了時の
状態を示す断面図である。 1……カバー、2……ケーブル挿入孔、2a…
…ガイド用凹部、3……分岐歯挿入用溝、4……
係止片、4……内方突起、5……コンタクト、7
……分岐歯、11……ハウジング、12……縦
溝、14……仮止用凹部、15……ロツク用凹
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長尺のカバー1にその前後面に貫通してケーブ
    ルの外径に合わせたケーブル挿入孔2,2……を
    長手方向に複数個穿設するともに各挿入孔2の少
    なくとも一方の開口部を上方に切欠いて前記挿入
    孔2と略同径の半円状のガイド用凹部2aを夫々
    形成し、カバー1の底面には前記ケーブル挿入孔
    2と直交するコンタクトの分岐歯挿入用溝3を穿
    設するとともにカバー1の両側面には内方突起4
    aを有する係止片4を備えたカバー本体と、コン
    タクト5の先端に形成した分岐歯7を露出させ且
    つこれを前記分岐歯挿入用溝3と対応する位置に
    収納するハウジング11の両側面に前記係止片4
    の内方突起4aと係合する凹部15を備えたハウ
    ジング本体とからなるコネクター。
JP14872780U 1980-10-18 1980-10-18 Expired JPH0115080Y2 (ja)

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JP14872780U JPH0115080Y2 (ja) 1980-10-18 1980-10-18

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JP14872780U JPH0115080Y2 (ja) 1980-10-18 1980-10-18

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Publication Number Publication Date
JPS5770671U JPS5770671U (ja) 1982-04-28
JPH0115080Y2 true JPH0115080Y2 (ja) 1989-05-08

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JP14872780U Expired JPH0115080Y2 (ja) 1980-10-18 1980-10-18

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610637Y2 (ja) * 1986-03-07 1994-03-16 岩崎通信機株式会社 ケ−ブル接続用コネクタプラグ
JPH0621185Y2 (ja) * 1989-11-07 1994-06-01 ヒロセ電機株式会社 圧接結線用コネクタ

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JPS5770671U (ja) 1982-04-28

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