JPH086383Y2 - 複数係合アーム付き電気コネクタ - Google Patents

複数係合アーム付き電気コネクタ

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JPH086383Y2
JPH086383Y2 JP1989118348U JP11834889U JPH086383Y2 JP H086383 Y2 JPH086383 Y2 JP H086383Y2 JP 1989118348 U JP1989118348 U JP 1989118348U JP 11834889 U JP11834889 U JP 11834889U JP H086383 Y2 JPH086383 Y2 JP H086383Y2
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JP
Japan
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connector
receiving chamber
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arms
engaging arms
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JP1989118348U
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弘有 金井
栄 真鍋
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日本エー・エム・ピー株式会社
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気コネクタ、特にコネクタ受容室に挿入さ
れる複数種類のコネクタをラッチ可能な複数の係合アー
ム付き電気コネクタに関する。
〔従来技術とその問題点〕
電子機器用コネクタはマイクロプロセッサ等の採用に
より益々小型化及び複雑化している。相互接続したい電
線(ワイヤ)の数が増加すると、これら電源を斯る小型
コネクタの多数のピンに接続するのは困難で長時間を要
する。また接続したい電線も、その用途、例えば電源
用、信号用等に応じて単線や撚り線など種々のものが必
要となる。
これら電線とコネクタの接触ピンの接続を半田付けに
よると、上述の如く小型、多ピンの場合には特に作業性
及び能率が悪く、且つ不完全な半田付けによる信頼性の
問題がある。そこで、所謂圧接方式又はインシュレーシ
ョンディスプレースメント接続(IDC)という一括接続
方式が提案されている。即ち、単線又は少数の撚り線の
電源を金属板のスリットに絶縁被覆ごと押圧挿入して、
絶縁被覆を部分的に排除して心線部分をスリットに係合
接触している。
この圧接(又はIDC)は多数のスリットに同時に複数
の電線を一括して成端すること(マスターミネーショ
ン)が可能であるので作業性が優れているという特徴を
有するので広く採用されている。即ち、絶縁電線と圧接
端子を有する複数のリセプタクルを保持する一般に業界
でCT(コモンターミネーション)コネクタと呼ばれる一
方のコネクタ(以下CTコネクタという)に一括成端して
ワイヤーハーネス又はアセンブリを作り、斯るハーネス
を1個以上、他のコネクタの接触ピンに挿入ラッチして
使用することにより半田付け作業の不要な高信頼性のコ
ネクタが経済的に得られる。
また、電子機器には信号線のみならず電源等の大電流
用多芯撚り線を使用するのが一般的である。斯る電源用
電線には一般に上述した圧接技法は適用できず、圧着
(クリンピング)技法が使用される。それ故に、前述し
た他のコネクタの接触ピンには圧接した電線を有するコ
ネクタと、圧着した電線を有するコネクタとを別々に挿
入係合して使用したい場合もある。
このような圧接したCTコネクタを多数の接触ピンを有
するコネクタに接続する例は実願平1−69928号明細書
等に開示している。その一例を添付図を参照して簡単に
説明する。第3図はCTコネクタと共に使用されるドロワ
(引出形)コネクタの片側の一例の斜視図である。この
コネクタ10はハウジング12と、2列に配置された多数の
接触ピン20とを具えている。ハウジング12は2つの主面
13,14間に連通する一対の取付ねじ孔11を有し、電子機
器のパネル等にコネクタ10を取り付け可能にする。更
に、接触ピン20を実質的に包囲するように壁面23,25を
設けてCTコネクタ受容室24を形成し、接触ピン20の保護
をすると共に、壁面の一部に弾性を有する係止片26,27
を形成して、ここに挿入されるCTコネクタの背面と係合
することにより、両コネクタをラッチ又はロックする。
第4図に圧接型CTコネクタ100の一例の拡大斜視図を
示す。このCTコネクタ100は多数の空洞103、ワイヤ114
のガイド兼保持用突起106等を有するプラスチック成型
ハウジング101である。各空洞103には絶縁ワイヤ114と
共に図示せずも圧接型コンタクトを有する。ハウジング
101の前面107には前述したコネクタ10の接触ピン20が挿
入されコンタクトのリセプタクル部へ導く為の開口(図
示せず)が形成されている。ハウジング101の背面104の
一部はコネクタ10の手前に延びる係合片26,27と係合し
て、CTコネクタ100をコネクタ10と結合する。
このように係合片26、27の係合突起はコネクタ10のCT
コネクタ受容室24の入口端部でこの受容室24内に突出し
ている。従って、斯るコネクタ10のCTコネクタ受容室24
にCTコネクタ100を挿入するには、挿入時にCTコネクタ1
0が係合片26,27に押され、CTコネクタ100を接触ピン20
に対して平行に維持することができず挿入が困難となる
のみならず、接触ピン20に必然的に撓みを与えるという
問題があった。
また、圧接型のCTコネクタ100のみならず、電源等の
目的に圧着型CTコネクタを複数個このコネクタ受容室24
に任意の配列で挿入保持するには、係合片26,27を壁面
全体に形成する必要がある。この場合には、上述した挿
入困難性及び接触ピン20の撓みの問題は一層増大する。
更に、CTコネクタ100が一度受容室24内に挿入されて
も、ワイヤ114に斜め方向に大きな外力が加わると、CT
コネクタ100がその前面107を中心に傾き係合片26,27と
のラッチが比較的簡単に外れる虞れがあった。
従って、本考案の目的は、第1コネクタのコネクタ受
容室内に第2コネクタを挿入接続する型式の電気コネク
タにおいて、圧接型又は圧着型CTコネクタ等の複数種類
の第2コネクタをコネクタ受容室内に容易に挿入し確実
にラッチ可能にすると共に第2コネクタのワイヤに張力
が加えられてもラッチが外れる虞れのない複数係合アー
ム付き電気コネクタを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の電気コネクタ用ラッチ装置は、多数の接触ピ
ンを包囲しコネクタ受容室を形成するハウジングの壁面
の入口端に一端が固定され、CTコネクタの挿入方向に延
びる複数の弾性係合アームを壁面と一体に形成し、コネ
クタ受容室に挿入されるCTコネクタの挿入先端部近傍の
係合部と前記係合アームの係合突起とを係合して両コネ
クタをラッチ又はロックするよう構成している。
斯るラッチ装置の使用により、CTコネクタが挿入され
るコネクタのコネクタ受容室の入口部には何らCTコネク
タ挿入を妨害する突出物がないので、CTコネクタが容易
に挿入できる。また、壁面に沿って複数の弾性係合アー
ムを有するので、複数のCTコネクタを任意配列で挿入し
て使用することができる。
〔実施例〕
以下、本考案を一実施例に基づき詳細に説明する。
第1図(A)及び(B)は夫々本考案による第1コネ
クタの側面図及び背(又は上)面図である。この第1コ
ネクタは中央部の左右に突出した板状取付部、上方の弾
性係合アームを有する壁部及び下方の接触子受容部を含
むハウジング30を有する。取付部には一対の取付ねじ孔
32を有してもよい。第2又はCTコネクタと接続される多
数の接触ピン34を包囲して2個の細長いCTコネクタ受容
室36a,36bを形成する壁面38は壁面に沿って内方に凹部3
8aを4箇所形成して板厚を薄くし、その上端部から下方
に延び下端が自由端となる異なる長さの弾性係合アーム
40,42を有する。各係合アーム40,42の自由端近傍には、
内方に突出した係合突起40a,42aを有する。また、肉厚
部38bの内方底部にはストッパ面44を有し、受容室36a,3
6bに挿入されるCTコネクタの挿入深さを規定する。
第2図は第1コネクタの壁面38に形成された係合アー
ム40及び42を部分的に示す拡大斜視図である。各係合ア
ーム40,42は十分な弾性及び係合強度を有する適切な厚
さに選定する。また、各係合アーム40,42の自由端近傍
の係合面40a,42aは共に壁38の内面から鋭角に傾斜する
カム面、平坦頂部及び内面と略直角な係合面を有する。
自由端部には後述する目的で内面から外面に向かってテ
ーパ46,48を有する。
尚、CTコネクタ受容室36a,36bの複数区画の各々に異
なる長さの一対の係合アーム40,42を有する理由を簡単
に説明する。既存のCTコネクタは前述した圧接型と圧着
型でハウジング構造が多少異なる。即ち、第4図に示し
た圧接型CTコネクタ100の下面105に露出する前面107の
板厚は1mm未満の薄さであるが、圧着型CTコネクタの対
応部分は約2mmの厚さである。これら異なるハウジング
構造のCTコネクタを自由に挿入且つラッチ可能にする為
に、本実施例では2個の係合アーム40,42を設けてい
る。斯る構成により、圧接型又は圧着型CTコネクタのい
ずれも任意のコネクタ受容位置に挿入することが可能で
ある。例えば、コネクタ受容室36aの左3区画に圧接型C
Tコネクタを右端に圧着型CTコネクタを挿入してもよ
い。
圧接型CTコネクタは1個以上の長い係合アーム40によ
りラッチされ、短い係合アーム42は何らラッチ作用に寄
与しないのみであり、特に動作の妨害になることはな
い。一方、圧着型CTコネクタを挿入する場合、短い係合
アーム42がラッチ係合し、長い係合アーム40はCTコネク
タのハウジング外壁で少し外側に反らされ、ラッチ係合
には寄与しない。しかし、この部分の外壁38aは他の部
分の外壁(例えば壁部分38bを含むハウジング30の外
壁)より肉薄の凹部となされているので、係合アーム40
の先端部分が外壁面から突出することはないので、実用
上及び美観上の問題はない。
CTコネクタは一度コネクタ受容室36a,36bに挿入する
と、取り外しすることは殆どない。しかし、CTコネクタ
を誤って別の位置に挿入した場合、後で挿入位置を変更
したい場合、又は使用したCTコネクタのコンタクト或い
はワイヤに不具合が発見された場合等に、これらコネク
タ全体を廃棄するのは不経済である。その為に、コネク
タ受容室36a,36bの係合アーム40,42の自由端部近傍に開
口50を形成し、ハウジング30のCTコネクタ挿入端と反対
端、即ち第1図(A)の下端から櫛歯状治具(図示せ
ず)を挿入して係合アーム40、42の自由端部のテーパ4
6、48と接触させ、係合アーム40、42を外方に曲げるこ
とにより一度挿入したCTコネクタを抜去可能にしてい
る。
〔考案の効果〕
以上の説明から理解される如く、本考案の複数係合ア
ーム付き電気コネクタによると以下の如き種々の実用上
の顕著な効果を有する。
先ず、第1コネクタのコネクタ受容室には係合突起位
置の異なる複数の弾性係合アームを有するので、圧着型
又は圧接型CTコネクタの如き複数種類の第2コネクタを
容易に挿入固定可能である。換言すると、同じ第1コネ
クタを用いて複数種類の第2コネクタを選択的に受容可
能にする。
次に、複数の弾性係合アームは外壁を削った凹部に形
成され、第2コネクタを挿入しても弾性係合アームが実
質的に外壁面外に突出しないので、複数コネクタ受容室
を並列配置しても相互に挿入作業の邪魔をすることはな
く、且つ美観及び作業性も損なわれることがない。
また、弾性係合アームは第2コネクタの挿入方向い形
成されているので、第2コネクタの挿入作業性が良好
で、上述した従来電気コネクタの如く第2コネクタの挿
入時に第1コネクタの接触ピンを撓めることはなく、し
かも第2コネクタのワイヤに任意方向の張力が加えられ
ても第1コネクタとのラッチが容易に解除されることは
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)及び(B)は本考案による電気コネクタ用
ラッチ装置の一実施例の側面図及び上面図、 第2図は第1図の係合アーム部分の拡大斜視図、 第3図は先に提案されているドロワコネクタの一例を示
す斜視図、 第4図は従来の圧接型CTコネクタの一例の拡大斜視図を
示す。 10……第1コネクタ 30……ハウジング 34……接触ピン 36a、36b……コネクタ受容室 38a……凹部 40、42……係合アーム 40a、42a……係合突起 100……第2コネクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略矩形状の壁面に包囲されたコネクタ受容
    室内に複数の接触ピンを有する第1コネクタと、該第1
    コネクタの前記コネクタ受容室内に挿入され、前記接触
    ピンと接続される複数のリセプタクルを有する第2コネ
    クタとを具える電気コネクタにおいて、 前記第1コネクタの前記コネクタ受容室の壁面外側を削
    って凹部を形成し且つ該凹部の前記第2コネクタの挿入
    端から挿入方向に係合突起位置の異なる複数の弾性係合
    アームを形成し、前記コネクタ受容室に挿入される複数
    種類の前記第2コネクタに対して前記複数の弾性係合ア
    ームにより前記第1コネクタにラッチすることを特徴と
    する複数係合アーム付き電気コネクタ。
JP1989118348U 1989-06-15 1989-10-11 複数係合アーム付き電気コネクタ Expired - Lifetime JPH086383Y2 (ja)

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JP1989118348U JPH086383Y2 (ja) 1989-10-11 1989-10-11 複数係合アーム付き電気コネクタ
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CN90104441A CN1028695C (zh) 1989-06-15 1990-06-14 电连接器
KR1019900008717A KR910002042A (ko) 1989-06-15 1990-06-14 전기 코넥터 시스템
FR909007428A FR2648628B1 (fr) 1989-06-15 1990-06-14 Systeme de connecteurs electriques
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KR2019950024343U KR960000611Y1 (ko) 1989-06-15 1995-09-07 전기 코넥터 시스템

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JPH0357879U JPH0357879U (ja) 1991-06-04
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JPS6233253Y2 (ja) * 1980-12-02 1987-08-25
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JPH0357879U (ja) 1991-06-04

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