JP3366847B2 - 接続端子 - Google Patents

接続端子

Info

Publication number
JP3366847B2
JP3366847B2 JP30584097A JP30584097A JP3366847B2 JP 3366847 B2 JP3366847 B2 JP 3366847B2 JP 30584097 A JP30584097 A JP 30584097A JP 30584097 A JP30584097 A JP 30584097A JP 3366847 B2 JP3366847 B2 JP 3366847B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection terminal
bus bar
holding member
connecting portion
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30584097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11144786A (ja
Inventor
直明 堀内
晃 野口
宏志 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP30584097A priority Critical patent/JP3366847B2/ja
Publication of JPH11144786A publication Critical patent/JPH11144786A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3366847B2 publication Critical patent/JP3366847B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスバー等の接続
対象に電線を接続するときに使用される接続端子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】回転コネクタにおいては、渦巻き状に巻
回してハウジング内に収容されるフラットケーブルとリ
ード線とを接続するときに、例えば、実開平4−617
91号公報に開示されたように、ハウジングの接続部に
バスバーを突設すると共に、前記接続部に保持部材を設
け、この保持部材にリード線に取り付けた固定部材を係
止させることで、前記バスバーに対してリード線を保持
させ、前記バスバーと前記リード線とを溶接により接続
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リード線に
取り付けた固定部材を保持部材に係止させる前記構造で
は、固定部材を単に保持部材に係止させるだけであるこ
とから、溶接作業に際して固定部材が保持部材から容易
に外れ易く、作業がし難く作業性が悪いうえ、接続部の
強度が低かった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、電線をバスバー等の接続対象に対して固定状態で保
持でき、溶接の作業性に優れ、溶接部における強度の高
い接続端子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の接続端子においては、電線を把持する把持部の
一方に接続部が形成され、該接続部は、回転コネクタの
電気導体と接続されたバスバーと溶接によって接続され
る断面凹形状で、前記バスバーが配置される保持部材に
設けた係合部と嵌合する嵌合部が前記接続部の両側に長
手方向に位置をずらせて少なくとも2以上設けられた構
成としたものである。
【0006】好ましくは、前記嵌合部を突起あるいは開
口とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図4に基づいて詳細に説明する。接続端子1は、図
1に示すように、幅方向の断面が凹形状の端子で、リー
ド線3の端部に取り付けられ、被覆圧着部1a、導体圧
着部1b、トランジション部1c及び接続部1dを有し
ている。
【0008】被覆圧着部1aは、被覆3aに圧着されて
リード線3を把持する。導体圧着部1bは、被覆3aを
除去して露出する導体3bを把持する。トランジション
部1cは、導体圧着部1bと接続部1dとの間を連結
し、接続部1dを補強する。接続部1dは、接続対象、
例えば、回転コネクタ(図示せず)のフラットケーブル
の電気導体と接続されたバスバーと接続される部分で、
側壁には長手方向に位置をずらせて外方へ僅かに突出し
た突起1e,1fが設けられている。
【0009】以上のように構成される本発明の接続端子
1は、例えば、回転コネクタで渦巻き状に巻回して使用
されるフラットケーブルの導体と接続されたバスバーと
接続するときに、以下のようにして使用される。ここ
で、回転コネクタは、図示しない回転ケース、固定ケー
ス及び前記両ケースを組み合わせて形成される環状の空
間内に渦巻き状に巻回して収容されるフラットケーブル
を有しており、前記各ケースには前記フラットケーブル
の内端及び外端の導体を外部のリード線と接続するため
の保持部材5や保持部が形成されている。
【0010】また、保持部材5は、図2に示すように、
側壁5aと隔壁5bとによって上下方向に2つの配置溝
5cが形成され、側壁5a及び隔壁5bには、接続端子
1の突起1e,1fと対応する位置に凹部5dが形成さ
れている。そして、各配置溝5cには、下方から一端が
前記フラットケーブルの導体に接続されたバスバー7の
他端が挿通されて配置されている。
【0011】先ず、接続端子1は、保持部材5の各配置
溝5cに対して図2に示すように保持され、矢印で示す
ように接続部1dが配置溝5cへ前側から配置される。
すると、接続端子1は、突起1e,1fがそれぞれ側壁
5a及び隔壁5bに形成された凹部5dに嵌合し、バス
バー7に対して適正な位置となるように保持部材5に固
定される。
【0012】このとき、接続端子1は、突起1e,1f
が接続部1dの側壁に長手方向に位置をずらせて外方へ
僅かに突出させて設けられている。突起1e,1fの位
置を長手方向にずらせたのは、接続端子1の配置溝5c
への固定状態を安定させるためである。特に、接続端子
1は、保持部材5における配置溝5cの表裏方向に動か
す外力がリード線3を介して作用すると、突起1e,1
fを支点として配置溝5cの表裏方向に回動し、ガタつ
いてしまう。しかし、接続端子1の突起1e,1fを長
手方向に位置をずらせて設けておくと、支点の位置が長
手方向にずれて前記回動と回動に伴うガタつきが抑制さ
れ、保持部材5への固定状態を安定させることができる
からである。
【0013】次に、接続端子1の接続部1dに超音波溶
接機のホーン(図示せず)を当接し、接続部1dをバス
バー7に溶接する。このとき、接続端子1は、突起1
e,1fがそれぞれ側壁5a及び隔壁5bに形成された
凹部5dに嵌合し、バスバー7に対して適正な位置とな
るように保持部材5に固定されている。このため、接続
端子1は、溶接作業の際に動いて外れることがないの
で、非常に作業が行い易く作業性に優れている。しか
も、接続端子1は、断面凹形状に形成されているので、
接続部1dが高い強度を有している。
【0014】一方、図3は、本発明の接続端子の他の実
施形態を示すもので、接続部1dの側壁に、突起1e,
1fに代えて側壁に長手方向に位置をずらせた開口1
g,1hを設けたものである。従って、前記回転コネク
タの回転ケースに形成する保持部材5は、図3に示すよ
うに、側壁5a及び隔壁5bに、開口1g,1hと嵌合
する突起5eが形成されている。
【0015】このように、接続端子1は、突起1e,1
fに代えて開口1g,1hとしても前記と同様の効果を
発揮することができる。更に、図4は、本発明の接続端
子の更に他の実施形態を示すもので、接続端子1は、接
続部1dの側壁に、突起1fと開口1gを長手方向に位
置をずらせて設けたものである。従って、保持部材5に
は、図示のように、側壁5a及び隔壁5bに、突起1f
及び開口1gとそれぞれ嵌合する凹部5dと突起5eと
を形成する。このような構成としても、接続端子1は、
前記と同様の効果を発揮することができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、電線をバスバ
ー等の接続対象に対して固定状態で保持でき、溶接の作
業性に優れ、溶接部における強度の高い接続端子を提供
することができる。請求項2,3の発明によれば、接続
端子を保持部材に凹凸嵌合させて確実に固定させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接続端子の一実施形態を示す斜視図で
ある。
【図2】図1の接続端子の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の接続端子の他の実施形態を示す斜視図
である。
【図4】本発明の接続端子の更に他の実施形態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 接続端子 1a 被覆圧着部 1b 導体圧着部 1d 接続部 1e,1f 突起(嵌合部) 1g,1h 開口(嵌合部) 3 リード線 5 保持部材 5a 側壁 5b 隔壁 5c 配置溝 5d 凹部(係合部) 5e 突起(係合部) 7 バスバー(接続対象)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−293367(JP,A) 特開 平9−115582(JP,A) 特開 平6−13114(JP,A) 実開 平2−5270(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 11/11

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を把持する把持部の一方に接続部が
    形成され、該接続部は、回転コネクタの電気導体と接続
    されたバスバーと溶接によって接続される断面凹形状
    で、前記バスバーが配置される保持部材に設けた係合部
    と嵌合する嵌合部が前記接続部の両側に長手方向に位置
    をずらせて少なくとも2以上設けられていることを特徴
    とする接続端子。
  2. 【請求項2】 前記嵌合部が突起である、請求項1の接
    続端子。
  3. 【請求項3】 前記嵌合部が開口である、請求項1の接
    続端子。
JP30584097A 1997-11-07 1997-11-07 接続端子 Expired - Fee Related JP3366847B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30584097A JP3366847B2 (ja) 1997-11-07 1997-11-07 接続端子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30584097A JP3366847B2 (ja) 1997-11-07 1997-11-07 接続端子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11144786A JPH11144786A (ja) 1999-05-28
JP3366847B2 true JP3366847B2 (ja) 2003-01-14

Family

ID=17950012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30584097A Expired - Fee Related JP3366847B2 (ja) 1997-11-07 1997-11-07 接続端子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3366847B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3998922B2 (ja) 2001-05-25 2007-10-31 矢崎総業株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11144786A (ja) 1999-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3532428B2 (ja) 端 子
JP2931131B2 (ja) 回転コネクタとハーネスとの接続構造
US6626698B2 (en) Holder for a flat circuit member
US6023022A (en) Connecting structure between flat cable and wires
JP2009254073A (ja) バスバーの組付構造
JP3304686B2 (ja) 相互接続用端子
JP2572527Y2 (ja) 分岐接続用コネクタ
JP3366847B2 (ja) 接続端子
JP2005149935A (ja) 圧接ジョイントコネクタ
JP2002352893A (ja) コネクタ
JP4891850B2 (ja) ジョイントコネクタ
JP4176360B2 (ja) 電気接続箱
JP2007087810A (ja) 接続端子
JP3247073B2 (ja) コネクタの二重係止部材
JP3300251B2 (ja) 圧接コネクタ
JPH07272774A (ja) インターフェイスコネクタ
JP3147224B2 (ja) 電気接続箱
JP5365100B2 (ja) 短絡回路を含むワイヤハーネス及びその製造方法
JP2985555B2 (ja) ワイヤハーネス
JP7484662B2 (ja) コネクタの端子構造
WO2024018868A1 (ja) シールド受け部材およびシールドコネクタ
JPH11329521A (ja) 接続端子の電線保持構造
JPH0141179Y2 (ja)
JP2004087410A (ja) L型同軸コネクタ
JP3051266B2 (ja) 絶縁ホルダーとジョイントボックス

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091101

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101101

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111101

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121101

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131101

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees