JP2019116209A - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラジエーターファンブラケットを変形し難くするとともに着脱し易くすることが可能な鞍乗り型車両のラジエーターファン支持構造を提供する。【解決手段】ラジエーターファンブラケット61は、ラジエーターグリル54に固定される複数の内側固定部61b,61c及び外側固定部61d,61eを備え、内側固定部61b,61c及び外側固定部61d,61eは、ラジエーターグリル54に備える車幅方向内側及び車幅方向外側の側板55,56のそれぞれの車幅方向外側まで延びるとともに、ラジエーターファン62の回転軸63aに対して垂直方向から側板55,56に固定される。【選択図】図6

Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
従来、ラジエーターファンに複数のラジエーターファンブラケットが設けられ、これらのラジエーターファンブラケットがラジエーター側にそれぞれボルトで取付けられた鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ラジエーターファンブラケットは、ラジエーターファンに備えるモーターからラジエーターの背面に沿って放射状に延び、各ラジエーターファンブラケットの先端部が、モーターの回転軸の軸方向に延びるボルトでそれぞれラジエーター側に固定されている。
特許第5323514号公報
特許文献1では、車両の転倒時などにラジエーターに衝撃が加わったり、ラジエーターに飛び石などが当たったりした場合に、ラジエーターファンブラケットが前後に変形しやすいという課題があった。また、ラジエーターファンブラケットが変形した場合のラジエーターファンブラケットの脱着や、生産ラインでのラジエーターファンブラケットの組付けが容易であることが望まれる。
本発明の目的は、ラジエーターファンブラケットを変形し難くするとともに着脱し易くすることが可能な鞍乗り型車両のラジエーターファン支持構造を提供することにある。
本発明は、ラジエーター(38)と、前記ラジエーター(38)の周囲を覆うラジエーターグリル(54)とを備え、前記ラジエーターグリル(54)にラジエーターファンブラケット(61)を介してラジエーターファン(62)が取付けられた鞍乗り型車両において、前記ラジエーターファンブラケット(61)は、前記ラジエーターグリル(54)に固定される複数の固定部(61b,61c,61d,61e)を備え、前記固定部(61b,61c,61d,61e)は、前記ラジエーターグリル(54)に備える車幅方向内側及び車幅方向外側の側壁部(55,56)のそれぞれの車幅方向外側まで延びるとともに、前記ラジエーターファン(62)の回転軸(63a)に対して垂直方向から前記側壁部(55,56)に固定されることを特徴とする。
上記発明において、前記ラジエーター(38)は、車体に左右一対配置され、前記ラジエーターファンブラケット(61)の前記固定部(61b,61c,61d,61e)は、前記ラジエーターグリル(54)に対して、車幅方向内側では差し込みにより固定され、車幅方向外側では締結により固定されるようにしても良い。
また、上記発明において、車幅方向内側の前記側壁部(55)は開口(55c)を有し、前記開口(55c)には、弾性体(83)が装着され、前記ラジエーターファンブラケット(61)の車幅方向内側には、内側方に突出するとともに前記弾性体(83)に嵌合する側方突出部(81e)を有し、前記側方突出部(81e)は、前記弾性体(83)に差し込み固定されるようにしても良い。
また、上記発明において、ヘッドパイプ(16)から延びてエンジン(10)の前方及び下方を通って後方に延びる1本のダウンフレーム(19)を有し、左右の前記ラジエーター(38)は、前記ダウンフレーム(19)を挟むように配置されるようにしても良い。
また、上記発明において、前記ダウンフレーム(19)の後方且つ左右の前記ラジエーター(38)間に電装品(49)が配置され、前記電装品(49)は、車幅方向内側の前記固定部(61c)間に位置しても良い。
また、上記発明において、前記ラジエーターファンブラケット(61)には、前記ラジエーターグリル(54)に当接するストッパ(61f)が設けられるようにしても良い。
また、上記発明において、前記ラジエーターファンブラケット(61)は、矩形に形成され、前記矩形の角部に前記固定部(61b,61c,61d,61e)を有し、前記ストッパ(61f)は、前記ラジエーターファン(62)の回転軸(63a)の車幅方向両側で且つ車幅方向内側の前記固定部(61b,61c)間及び車幅方向外側の前記固定部(61d,61e)間に配置されるようにしても良い。
また、上記発明において、前記側壁部(55,56)の少なくとも一方には、上部に板状部材(88)が設けられ、前記板状部材(88)にワイヤーハーネスを支持するハーネス支持部(89)が設けられるようにしても良い。
本発明のラジエーターファンブラケットは、ラジエーターグリルに固定される複数の固定部を備え、固定部は、ラジエーターグリルに備える車幅方向内側及び車幅方向外側の側壁部のそれぞれの車幅方向外側まで延びるとともに、ラジエーターファンの回転軸に対して垂直方向から側壁部に固定されるので、車両転倒時などにラジエーターファンブラケットに衝撃が加わったり、ラジエーターファンブラケットに飛び石などが当たったりした場合でも、ラジエーターファンブラケットをラジエーターファンの回転軸に対して垂直方向から固定される固定部で変形し難くすることができる。また、ラジエーターファンブラケットを、ラジエーターグリルの側壁部よりも車幅方向外側から着脱し易くすることができる。
上記発明において、ラジエーターは、車体に左右一対配置され、ラジエーターファンブラケットの固定部は、ラジエーターグリルに対して、車幅方向内側では差し込みにより固定され、車幅方向外側では締結により固定されるので、車幅方向内側のツールが入りにくい部分では差し込みにより固定することで組付け性を向上させることができ、車幅方向外側では締結により強固に固定することができる。
また、上記発明において、車幅方向内側の側壁部は開口を有し、開口には、弾性体が装着され、ラジエーターファンブラケットの車幅方向内側には、内側方に突出するとともに弾性体に嵌合する側方突出部を有し、側方突出部は、弾性体に差し込み固定されるので、ラジエーターファンブラケットに外力が作用した場合に弾性体が撓むことで、作用した外力によるラジエーターファンブラケットへの影響を抑制することができる。
また、上記発明において、ヘッドパイプからエンジンの前方及び下方を通って後方に延びる1本のダウンフレームを有し、左右のラジエーターは、ダウンフレームを挟むように配置されるので、ダウンフレーム周りのスペースを有効利用することができる。
また、上記発明において、ダウンフレームの後方且つ左右のラジエーター間に電装品が配置され、電装品は、車幅方向内側の固定部間に位置するので、ダウンフレームの後方且つ左右のラジエーター間のスペースを有効利用することができる。
また、上記発明において、ラジエーターファンブラケットには、ラジエーターグリルに当接するストッパが設けられるので、ストッパがラジエーターグリルに当接することで、ラジエーターファンブラケットに外力が作用した際のラジエーターファンブラケットの移動や撓みを抑制することができる。
また、上記発明において、ラジエーターファンブラケットは、矩形に形成され、矩形の角部に固定部を有し、ストッパは、ラジエーターファンの回転軸の車幅方向両側で且つ車幅方向内側の固定部間及び車幅方向外側の固定部間に配置されるので、ラジエーターファンブラケットの固定部間の撓みをストッパにより抑制することができる。
また、上記発明において、側壁部の少なくとも一方には、上部に板状部材が設けられ、板状部材にワイヤーハーネスを支持するハーネス支持部が設けられるので、ハーネス支持部を単純形状の板状部材を介して支持することで、コストを抑えることができ、また、ハーネス支持部によってワイヤーハーネスの振れを防止してワイヤーハーネスの周囲への干渉を避けることができ、ワイヤーハーネスを保護することができる。
本発明の実施形態の自動二輪車を示す左側面図である。 図1のII−II線断面図である。 図2のIII−III線図である。 イグニッションコイル及び車体フレームを示す斜視図である。 左右一対の左ラジエーター、右ラジエーター及びその周囲を示す斜視図である。 左ラジエーターの車幅方向外側及びその周囲を示す斜視図である。 ラジエーターファンブラケットの外側固定部及びその周囲を示す斜視図である。 左ラジエーターの車幅方向内側及びその周囲を示す斜視図である。 ラジエーターファンブラケットの内側固定部及びその周囲を示す斜視図である。 図9のX−X線断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の実施形態の自動二輪車1を示す左側面図である。なお、図1では、左右一対で設けられるものは、左側のものだけが図示されており、右側のものは符号を含めて不図示である。
自動二輪車1は、車体フレームFにパワーユニットとしてのエンジン10が支持され、前輪2を操舵可能に支持するフロントフォーク11が車体フレームFの前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム12が車体フレームFの後部側に設けられる車両である。自動二輪車1は、運転者が跨るようにして着座するシート13が車体後部の上部に設けられる鞍乗り型車両である。
車体フレームFは、フロントフレーム14と、フロントフレーム14の後部に連結される箱状のリアフレーム15とを備える。
フロントフレーム14は、ヘッドパイプ16と、左右一対のメインフレーム17と、左右一対のピボットフレーム18と、ダウンフレーム19と、左右一対のロアフレーム20と、上部クロスメンバ21と、下部クロスメンバ22とを備える。
詳細には、フロントフレーム14のヘッドパイプ16は、フロントフレーム14の前端に設けられ、車幅の中央に位置する。
メインフレーム17は、ヘッドパイプ16から後下がりに後方へ延びる。
ピボットフレーム18は、メインフレーム17の後端から下方に延びる。
ダウンフレーム19は、ヘッドパイプ16においてメインフレーム17の下方の位置から下方に延びる。
左右のロアフレーム20は、ダウンフレーム19の下端部から左右に分岐してそれぞれ後方に延び、左右のピボットフレーム18の下端部に接続される。
上部クロスメンバ21は、左右のピボットフレーム18の上端部を車幅方向(左右方向)に連結する。
下部クロスメンバ22は、左右のピボットフレーム18の下端部を車幅方向に連結する。
リアフレーム15は、メインフレーム17及びピボットフレーム18に連結される。
フロントフォーク11は、ヘッドパイプ16に軸支されるステアリング軸(不図示)を介して操舵自在に設けられる左右一対のフォークパイプ24と、フォークパイプ24の上端部に取り付けられるハンドル25とを備える。前輪2は、フォークパイプ24の下端部に軸支される。
スイングアーム12は、左右のピボットフレーム18を車幅方向に連結するピボット軸26に前端部を軸支され、ピボット軸26を中心に上下に揺動する。後輪3は、スイングアーム12の後端部に挿通される車軸3aに軸支される。
スイングアーム12と車体フレームFとの間には、スイングアーム12の揺動を減衰させるサスペンション27が掛け渡される。
エンジン10は、車両側面視で枠状に形成されるフロントフレーム14の内側に配置され、フロントフレーム14に支持される。
エンジン10は、車幅方向に延びるクランク軸を支持するクランクケース30と、クランクケース30の前部から上方に延びるシリンダー部31とを備える。
シリンダー部31は、ピストンを収容するシリンダーブロック31aと、シリンダーブロック31aの上面に結合されるシリンダーヘッド31bと、ヘッドカバー31cとを備える。
クランクケース30の後部30aには、変速機(不図示)が内蔵される。
エンジン10の出力は、エンジン10の上記変速機の出力軸30bと後輪3との間に巻き掛けられるチェーン32によって後輪3に伝達される。
シリンダーヘッド31bの前面には、エンジン10の排気管33が接続され、排気管33は、シリンダーヘッド31bの排気ポートから後方へ延びる。排気管33の後端部には、後輪3の右側方に位置するマフラー34が接続される。
シリンダーヘッド31bの後面には、エンジン10の吸気装置35が接続され、吸気装置35は、外気を取り入れるエアクリーナボックス36と、シリンダーヘッド31bの吸気ポートに接続されるスロットルボディ37とを備える。エアクリーナボックス36は、シート13とメインフレーム17の後端部との間に配置される。
エンジン10の冷却水が循環するラジエーター38は、シリンダー部31の前方に設けられる。
シート13は、リアフレーム15に下方から支持される。
自動二輪車1は、前部燃料タンク39と後部燃料タンク40とを備える。前部燃料タンク39は、ヘッドパイプ16とシート13との間に配置され、後部燃料タンク40は、リアフレーム15の内側に配置される。
運転者が足を乗せるステップ41は、ピボットフレーム18の下端部に左右一対で設けられる。
また、自動二輪車1は、前輪2を上方から覆うフロントフェンダー43と、後輪3を上方から覆うリアフェンダー44と、サイドスタンド45とを備える。
図2は、図1のII−II線断面図である。
ダウンフレーム19は、正面視で上下方向に延びる単一のフレームである。ダウンフレーム19の下端部に接続される左右一対のロアフレーム20,20は、それぞれ下方斜め外側方に延びた後に後方に延びている。
ダウンフレーム19の両側部には、左右一対のラジエーターグリル54(詳しくは、後で詳述する左右の側板55(図5参照))が締結され、左右のラジエーターグリル54にそれぞれ左ラジエーター38L及び右ラジエーター38Rが支持されている。
左右のラジエーターグリル54の前部には、左ラジエーター38L及び右ラジエーター38Rに走行風を導く枠状の導風部材66が配置されている。
左ラジエーター38L及び右ラジエーター38Rのそれぞれの外側方は、シュラウド47で覆われている。
ダウンフレーム19の後方には、図1に示したエンジン10に備える点火プラグ(不図示)に接続されて放電のための高電圧を発生させるイグニッションコイル49が配置されている。
図2において、イグニッションコイル49は、ダウンフレーム19から左右のロアフレーム20,20が分岐する分岐部29の上方に配置されている。また、イグニッションコイル49は、正面視でフロントフェンダー43の後部に重なる位置に設けられている。
図3は、図2のIII−III線図である。
左ラジエーター38L及び右ラジエーター38Rは、車幅方向内側よりも車幅方向外側が前方に位置するように傾斜している。図中に示すθは、車幅方向に延びる直線50に対する左ラジエーター38L及び右ラジエーター38Rのそれぞれの前面の傾斜角度である。
イグニッションコイル49は、ダウンフレーム19とエンジン10のシリンダー部31との間に配置され、ダウンフレーム19にイグニッションコイルブラケット49aを介して取付けられている。イグニッションコイル49は、左右のラジエーターグリル54の各側板55の間で且つダウンフレーム19とシリンダー部31との間の空間60に配置されている。
図4は、イグニッションコイル49及び車体フレームFを示す斜視図である。
車体フレームFは、ダウンフレーム19と左右のメインフレーム17とを接続する左右一対の補強フレーム23,23を備える。左右の補強フレーム23,23は、ダウンフレーム19の長手方向の中間部から後上がりに延びて左右のメインフレーム17,17にそれぞれ接続される。
ダウンフレーム19において、補強フレーム23の付根部の下側には、左右一対のボルト28(手前側のボルト28のみ図示)によりイグニッションコイルブラケット49aが取付けられている。イグニッションコイルブラケット49aには、左右一対のボルト87によりイグニッションコイル49が取付けられている。イグニッションコイル49は、左右一対の補強フレーム23,23の下方に配置されている。
図2〜図4に示すように、イグニッションコイル49を空間60内に配置することで、イグニッションコイル49に対する飛び石等から保護することができ、また、車体前部のデッドスペースを有効活用することができ、車体前部をコンパクトに構成できる。
図5は、左右一対の左ラジエーター38L、右ラジエーター38R及びその周囲を示す斜視図である。
ラジエーター38は、左ラジエーター38L及び右ラジエーター38Rからなる。
左ラジエーター38Lは、冷却水が循環する上タンク51及び下タンク52と、上タンク51及び下タンク52のそれぞれに連通する複数の冷却水通路を有するコア53とから構成される。
コア53は、複数の冷却水通路と、隣り合う冷却水通路に亘って取付けられた放熱フィンとからなり、冷却水通路及び放熱フィンに走行風が当たることにより冷却水通路及び放熱フィンからの放熱が促進される。この結果、左ラジエーター38L内の冷却水から放熱されて左ラジエーター38L内の冷却水が冷却される。
上タンク51及び下タンク52は、冷却水の通路となる冷却水パイプ51a,52aが設けられる。
左ラジエーター38Lの前方及び両側方は、ラジエーターグリル54によって覆われる。ラジエーターグリル54は、左ラジエーター38Lの両側方に配置されて左ラジエーター38Lを支持する一対の側板55,56と、一対の側板55,56に取付けられて左ラジエーター38Lを前方から保護するガード部材57とを備える。
一対の側板55,56のそれぞれの後部には、ラジエーターファンブラケット61が取付けられ、ラジエーターファンブラケット61にラジエーターファン62が取付けられている。
ラジエーターファン62は、ラジエーターファンブラケット61に取付けられたファンモーター63と、ファンモーター63の回転軸63a(図6参照)の先端部に固定された冷却ファン64とを備える。
ガード部材57は、左ラジエーター38Lのコア53に走行風を当てるための複数の開口を備える。ガード部材57には、走行風を左ラジエーター38L(詳しくは、コア53側)に集める導風部材66が固定されている。
一方の側板55の上部には、上方に突出するように板状部材88が取付けられ、板状部材88に、車体に備える電装品から延びるワイヤーハーネス(不図示)を支持するハーネス支持部89が設けられている。
右ラジエーター38Rは、冷却水が循環する上タンク71及び下タンク72と、上タンク71及び下タンク72のそれぞれに連通する複数の冷却水通路を有するコア53とから構成される。上タンク71は、上部に設けられた注水口73と、注水口73を塞ぐラジエーターキャップ74とを備える。注水口73は、左ラジエーター38L及び右ラジエーター38Rに冷却水を注ぎ入れる部分である。上タンク71及び下タンク72は、冷却水の通路となる冷却水パイプ71a(下タンク72側の冷却水パイプは不図示)が設けられる。
右ラジエーター38Rには、左ラジエーター38Lと同じように、ラジエーターグリル54、ラジエーターファンブラケット61、ラジエーターファン62、導風部材66が設けられている(ラジエーターファンブラケット61及びラジエーターファン62は不図示)。
以上に示したように、左右の側壁部としての側板55,56の少なくとも一方には、上部に板状部材88が設けられ、板状部材88にワイヤーハーネスを支持するハーネス支持部89が設けられる。
この構成によれば、ハーネス支持部89を単純形状の板状部材88を介して支持することで、コストを抑えることができる。また、ハーネス支持部89によりワイヤーハーネスの振れを防止してワイヤーハーネスの周囲への干渉を避けることができ、ワイヤーハーネスを保護することができる。
図6は、左ラジエーター38Lの車幅方向外側及びその周囲を示す斜視図である。
ラジエーターグリル54の一対の側板55,56は、それぞれの後縁55a,56a寄りにラジエーターファンブラケット61を取付けるための一対のブラケット取付部55b,55b及びブラケット取付部56b,56bを備える。
ブラケット取付部55b,55b及びブラケット取付部56bは、側板55,56に後方に突出するように一体に形成された部分である。
ラジエーターファンブラケット61は、円形のブラケット基部61a、上下一対の内側固定部61b,61c、上下一対の外側固定部61d,61e、左右一対のストッパ61f,61f(一方のストッパ61fのみ図示)を一体に備える。
ブラケット基部61aは、中央部にファンモーター63が複数のビス68で取付けられ、複数の開口が形成されている。上下の内側固定部61b,61cは、ブラケット基部61aの上部及び下部から車幅方向内側方に突出し、車幅方向内側の側板55のブラケット取付部55b,55bにそれぞれ取付けられている。上下の外側固定部61d,61eは、ブラケット基部61aの上部及び下部から車幅方向外側方に突出し、車幅方向外側の側板56のブラケット取付部56b,56bにそれぞれ取付けられている。
左右のストッパ61f,61fは、ブラケット基部61aの両側部から車幅方向内側方及び車幅方向外側方にそれぞれ突出し、ストッパ61f,61fの先端部は、それぞれ側板55,56の後縁55a,56aに当てられている。詳しくは、左右のストッパ61f,61fは、上下のブラケット取付部55b,55bの間の後縁55a、及び上下のブラケット取付部56b,56bの間の後縁56aに当てられている。
ラジエーターグリル54のガード部材57は、コア53の前方に配置されて複数の開口が形成された平板状のガード前部57aと、ガード前部57aの両側縁から後方に曲げられた一対のガード側部57b,57cとから構成される。ガード側部57b,57cは、複数のボルト76及びナット77で側板55,56に取付けられている。
図7は、ラジエーターファンブラケット61の外側固定部61d,61e及びその周囲を示す斜視図である。
図6及び図7に示すように、一方(上側)の外側固定部61dは、ブラケット基部61aから外側方に真直に延びる車幅方向延出部61gと、車幅方向延出部61gの先端部から屈曲して前方に延びる前方延出部61hとからなる。
車幅方向延出部61gには、上縁部及び下縁部に後方に突出する一対のリブ61k,61mが一体に形成されている。これらのリブ61k,61mによって、外側固定部61dの剛性が高められている。
前方延出部61hには、車幅方向に延びるボルト挿通穴61jが開けられている。ボルト挿通穴61jに挿入されたボルト78は、側板56のブラケット取付部56bに形成されたねじ穴(不図示)又はブラケット取付部56bに取付けられたナット部材(不図示)にねじ込まれる。
他方(下側)の外側固定部61eは、ブラケット基部61aから外側方斜め前方に延びる外側延出部61nと、外側延出部61nの先端部から屈曲して前方に延びる前方延出部61pとからなる。
前方延出部61pには、車幅方向に延びるボルト挿通穴61jが開けられている。ボルト挿通穴61jに挿入されたボルト78は、側板56のブラケット取付部56bに形成されたねじ穴(不図示)又はブラケット取付部56bに取付けられたナット部材(不図示)にねじ込まれる。
また、外側延出部61n及び前方延出部61pには、側方及び後方に突出する複数のリブ61q,61r,61sと、後方に突出するリブ61t(図3参照)とが一体に形成されている。これらのリブ61q,61r,61s,61tによって、外側固定部61eの剛性が高められている。
上記したように、外側固定部61d,61eは、前方に延びる前方延出部61h,61pを備え、前方延出部61h,61pを車幅方向外側から車幅方向内側に向けてボルト78,78により側板56に固定している。これにより、自動二輪車1(図1参照)の車体の車幅方向外側からラジエーターファンブラケット61を容易に取付けたり取外したりすることができる。これにより、ラジエーターファンブラケット61の着脱時間を短縮することができる。
ストッパ61fは、側壁部61u、ストッパ前端部61v、一対のストッパリブ61w,61wから構成される。
側壁部61uは、ブラケット基部61aの外縁部から前方に延びた部分であり、ブラケット基部61aから側壁部61uに亘って開口61xが形成されている。ストッパ前端部61vは、側壁部61uの先端部から外側方に延びる横壁部61yと、横壁部61yの側縁から外側方斜め前方に延びる傾斜壁部61zとからなる。横壁部61yは、ラジエーターグリル54の側板56の後縁56aに当たる部分である。傾斜壁部61zは、横壁部61yよりも前方に突出している。一対のストッパリブ61w,61wは、側壁部61u及びストッパ前端部61vの上縁及び下縁に形成された部分であり、一対のストッパリブ61w,61wによって、ストッパ61fの剛性が高められる。
ラジエーターグリル54の側板56の側面56cには、車体前部の両側方を覆う左右一対のシュラウド47(図1参照)のうち、一方(左側)のシュラウド47の固定するための固定部材48が設けられている。
例えば、ラジエーターファンブラケット61に、外側方から外力が作用した場合には、前方延出部61h,61pの車幅方向内方への移動が側板56によって阻止され、ラジエーターファンブラケット61の変形や脱落を抑制することができる。更に、ラジエーターファンブラケット61に、例えば、後方から外力が作用した場合には、外力の方向とボルト78の締結方向とが直交するとともにストッパ61fが側板56に当たる。このことによっても、ラジエーターファンブラケット61の変形や脱落を抑制することができる。
図8は、左ラジエーター38Lの車幅方向内側及びその周囲を示す斜視図、図9はラジエーターファンブラケット61の内側固定部61b,61c及びその周囲を示す斜視図である。なお、図9では、後で詳述する弾性体83の一部を切断して示している。
図8及び図9に示すように、ラジエーターグリル54の一対の側板55,56は、複数の棒状部材85によって連結されている。
上下の内側固定部61b,61cは、それぞれブラケット基部61aから内側方に真直に延びる車幅方向延出部81aと、車幅方向延出部81aの先端部から屈曲して前方に延びる前方延出部81bとからなる。
車幅方向延出部81aには、上縁部及び下縁部に後方に突出する一対のリブ81c,81dが一体に形成されている。これらのリブ81c,81dによって、内側固定部61b,61cの剛性が高められている。
前方延出部81bには、車幅方向内方に突出する円筒状の側方突出部81eが設けられている。
ラジエーターグリル54の側板55の一対のブラケット取付部55b,55bにはそれぞれラバーからなる弾性体83が嵌められ、弾性体83に開けられた貫通穴83aに側方突出部81eが挿入(差し込み)されている。
詳しくは、側板55の一対のブラケット取付部55b,55bにはそれぞれ弾性体嵌合穴55cと、山状のブラケット取付部55b,55bの後縁頂部55dから弾性体嵌合穴55cに亘って形成されたスリット55eとを備える。
弾性体83は、スリット55eから挿入されて弾性体嵌合穴55cに嵌合される。
例えば、ラジエーターファンブラケット61に、外側方から外力が作用した場合には、前方延出部81b,81bの車幅方向内方への移動が側板55によって阻止され、ラジエーターファンブラケット61の変形や脱落を抑制することができる。更に、ラジエーターファンブラケット61に、例えば、後方から外力が作用した場合には、外力の方向と側方突出部81eの延びる方向とが直交するとともにストッパ61fが側板56に当たる。これにより、外力を側方突出部81e,81e及びストッパ61fによって受け止めることができ、ラジエーターファンブラケット61の変形や脱落を抑制することができる。
以上の図1、図5及び図6に示したように、鞍乗り型車両としての自動二輪車1は、ラジエーター38と、ラジエーター38の周囲を覆うラジエーターグリル54とを備える。ラジエーターグリル54には、ラジエーターファンブラケット61を介してラジエーターファン62が取付けられる。
ラジエーターファンブラケット61は、ラジエーターグリル54に固定される複数の固定部としての内側固定部61b,61c及び外側固定部61d,61eを備える。内側固定部61b,61c及び外側固定部61d,61eは、ラジエーターグリル54に備える車幅方向内側及び車幅方向外側の側壁部としての側板55,56のそれぞれの車幅方向外側まで延びるとともに、ラジエーターファン62の回転軸63aに対して垂直方向から側板55,56に固定される。
この構成によれば、車両転倒時などにラジエーターファンブラケット61に衝撃が加わったり、飛び石などが当たったりした場合でも、ラジエーターファンブラケット61をラジエーターファン62の回転軸63aに対して垂直方向から固定される内側固定部61b,61c及び外側固定部61d,61eで変形し難くすることができる。また、ラジエーターファンブラケット61を、ラジエーターグリル54の側板55,56よりも車幅方向外側から着脱し易くすることができる。
また、図1及び図2に示したように、自動二輪車1は、ヘッドパイプ16からエンジン10の前方及び下方を通って後方に延びる1本のダウンフレーム19を有する。左ラジエーター38L及び右ラジエーター38Rは、ダウンフレーム19を挟むように配置される。
この構成によれば、ダウンフレーム10周りのスペースを有効利用することができ、自動二輪車1の前部のコンパクト化を図ることができる。
また、図5及び図6に示したように、ラジエーター38は、車体に左右一対配置された左ラジエーター38L及び右ラジエーター38Rからなる。左ラジエーター38L及び右ラジエーター38Rにそれぞれ設けられるラジエーターファンブラケット61の内側固定部61b,61c及び外側固定部61d,61eは、ラジエーターグリル54に対して、車幅方向内側では差し込みにより固定され、車幅方向外側では締結により固定される。
この構成によれば、車幅方向内側のツールが入りにくい部分では、ラジエーターファンブラケット61の側方突出部81eによって差し込みにより固定することで組付け性を向上させることができ、車幅方向外側ではボルト78での締結により強固に固定することができる。
また、図7及び図9に示したように、ラジエーターファンブラケット61には、ラジエーターグリル54に当接するストッパ61fが設けられる。
この構成によれば、ストッパ61fがラジエーターグリル54に当接することで、ラジエーターファンブラケット61に、例えば、車両後方から外力が作用した際のラジエーターファンブラケット61の移動や撓みを抑制することができる。
また、図6及び図8に示したように、ラジエーターファンブラケット61は、矩形に形成され、矩形の角部に内側固定部61b,61c及び外側固定部61d,61eを有する。一対のストッパ61f,61fは、ラジエーターファン62の回転軸63aの車幅方向両側で且つ車幅方向内側の内側固定部61b,61c間及び車幅方向外側の外側固定部61d,61e間に配置される。
この構成によれば、ラジエーターファンブラケット61の内側固定部61b,61c間及び外側固定部61d,61e間の撓みをストッパ61fにより抑制することができる。
また、図1、図3及び図4に示したように、ダウンフレーム19の後方且つ左ラジエーター38L、右ラジエーター38R間に電装品としてのイグニッションコイル49が配置され、イグニッションコイル49は、車幅方向内側の固定部としての左右の内側固定部61c間に位置する。
この構成によれば、ダウンフレーム19の後方且つ左ラジエーター38L、右ラジエーター38R間のスペースを有効利用することができる。
図10は、図9のX−X線断面図である。
ラジエーターファンブラケット61の内側固定部61bは、内側方に突出する側方突出部81eを一体に備える。
弾性体83は、側板55のブラケット取付部55bの弾性体嵌合穴55cに嵌合する小径部83bと、小径部83bの両側に一体に形成された一対の大径部83c,83cとからなる。貫通穴83aは、小径部83b及び一対の大径部83c,83cに亘って開けられ、この貫通穴83aに内側固定部61bの側方突出部81eが嵌合(例えば、圧入)されている。
内側固定部61c(図9参照)の側方突出部81eについても、内側固定部61bと同じように弾性体83の貫通穴83aに嵌合される。
このように、内側固定部61b,61cをそれぞれ弾性体83を介してブラケット取付部55bに固定することで、ラジエーターファンブラケット61を弾性支持することができる。これにより、ラジエーターファンブラケット61に外力が作用した場合に、弾性体83が撓んで衝撃を吸収することができる。
また、側方突出部81eを車幅方向外側から車幅方向内側に向けて弾性体83の貫通穴83aに挿入することで、自動二輪車1(図1参照)の車体に対して車幅方向外側からラジエーターファンブラケット61を容易に取付けたり取外したりすることができる。
図3において、左右の側板55の弾性体83に固定される左右の内側固定部61c,61cの間には、イグニッションコイル49が配置されている。
左右の内側固定部61c,61cとイグニッションコイル49との隙間は狭いため、例えば、側板55に車幅方向内側からボルトにより内側固定部を固定しようとすると、ボルトを車幅方向からボルト穴に挿入することが難しく、ボルトがボルト穴に挿入できたとしても、ボルトを締め付けるツールを使用することができない。
本実施形態では、側板55の弾性体83に、車幅方向内側、詳しくはファンモーター63(図6参照)の回転軸63a(図6参照)に垂直な方向から内側固定部61cを差し込み固定するので、内側固定部61cを側板55に容易に固定することができる。
以上の図8〜図10に示したように、車幅方向内側の側壁部としての側板55は開口としての弾性体嵌合穴55cを有し、弾性体嵌合穴55cには、弾性体83が装着され、ラジエーターファンブラケット61の車幅方向内側には、内側方に突出するとともに弾性体83に嵌合する側方突出部81eを有し、側方突出部81eは、弾性体83に差し込み固定される。
この構成によれば、ラジエーターファンブラケット61に外力が作用した場合に弾性体83が撓むことで、作用した外力によるラジエーターファンブラケット61への影響(変形等)を抑制することができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施形態において、ラジエーターの周囲にラジエーターグリルを設けずに、ラジエーターにブラケットを介してラジエーターファンブラケットを設けたものにも本発明の上記実施形態を適用しても良い。
また、本実施形態では、左右一対のラジエーターにラジエーターファン支持構造を適用したが、これに限らず、上下に配置した一対のラジエーターに本発明の上記実施形態を適用しても良い。また、左右一対のラジエーターのいずれか一方に本発明の上記実施形態を適用しても良い。
本発明は、自動二輪車1に適用する場合に限らず、自動二輪車1以外も含む鞍乗り型車両や鞍乗り型車両以外の車両にも適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
10 エンジン
16 ヘッドパイプ
19 ダウンフレーム
38 ラジエーター
38L 左ラジエーター
38R 右ラジエーター
49 イグニッションコイル(電装品)
54 ラジエーターグリル
55,56 側板(側壁部)
55c 弾性体嵌合穴(開口)
61 ラジエーターファンブラケット
61b,61c 内側固定部(固定部)
61d,61e 外側固定部(固定部)
61f ストッパ
62 ラジエーターファン
63a 回転軸
81e 側方突出部
83 弾性体
88 板状部材
89 ハーネス支持部

Claims (8)

  1. ラジエーター(38)と、前記ラジエーター(38)の周囲を覆うラジエーターグリル(54)とを備え、前記ラジエーターグリル(54)にラジエーターファンブラケット(61)を介してラジエーターファン(62)が取付けられた鞍乗り型車両において、
    前記ラジエーターファンブラケット(61)は、前記ラジエーターグリル(54)に固定される複数の固定部(61b,61c,61d,61e)を備え、前記固定部(61b,61c,61d,61e)は、前記ラジエーターグリル(54)に備える車幅方向内側及び車幅方向外側の側壁部(55,56)のそれぞれの車幅方向外側まで延びるとともに、前記ラジエーターファン(62)の回転軸(63a)に対して垂直方向から前記側壁部(55,56)に固定されることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記ラジエーター(38)は、車体に左右一対配置され、前記ラジエーターファンブラケット(61)の前記固定部(61b,61c,61d,61e)は、前記ラジエーターグリル(54)に対して、車幅方向内側では差し込みにより固定され、車幅方向外側では締結により固定されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 車幅方向内側の前記側壁部(55)は開口(55c)を有し、前記開口(55c)には、弾性体(83)が装着され、前記ラジエーターファンブラケット(61)の車幅方向内側には、内側方に突出するとともに前記弾性体(83)に嵌合する側方突出部(81e)を有し、前記側方突出部(81e)は、前記弾性体(83)に差し込み固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
  4. ヘッドパイプ(16)からエンジン(10)の前方及び下方を通って後方に延びる1本のダウンフレーム(19)を有し、左右の前記ラジエーター(38)は、前記ダウンフレーム(19)を挟むように配置されることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記ダウンフレーム(19)の後方且つ左右の前記ラジエーター(38)間に電装品(49)が配置され、前記電装品(49)は、車幅方向内側の前記固定部(61c)間に位置することを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記ラジエーターファンブラケット(61)には、前記ラジエーターグリル(54)に当接するストッパ(61f)が設けられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記ラジエーターファンブラケット(61)は、矩形に形成され、前記矩形の角部に前記固定部(61b,61c,61d,61e)を有し、前記ストッパ(61f)は、前記ラジエーターファン(62)の回転軸(63a)の車幅方向両側で且つ車幅方向内側の前記固定部(61b,61c)間及び車幅方向外側の前記固定部(61d,61e)間に配置されることを特徴とする請求項6に記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記側壁部(55,56)の少なくとも一方には、上部に板状部材(88)が設けられ、前記板状部材(88)にワイヤーハーネスを支持するハーネス支持部(89)が設けられることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
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