JP2019084721A - Icタグ付き通帳 - Google Patents

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悠貴 滝口
Yuki Takiguchi
悠貴 滝口
真紀 榊原
Masanori Sakakibara
真紀 榊原
正弥 小林
Masaya Kobayashi
正弥 小林
和之 荒木
Kazuyuki Araki
和之 荒木
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Abstract

【課題】 そこで本発明は、上記問題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところはICタグが破損しにくい形態のICタグ付き通帳を提供することにある。【解決手段】 本発明は、上記課題を達成するためになされたものであり、請求項1記載の本発明は、表紙紙片と見返し紙片からなる表紙にICタグを備えたICタグ付き通帳であって、前記表紙の前記表紙紙片と前記見返し紙片の間に切り抜き部を有するスペーサーを備え、前記スペーサーの前記切り抜き部に前記ICタグが位置し、前記表紙に前記ICタグが内蔵されていることを特徴とするICタグ付き通帳である。【選択図】 図1

Description

本発明は、表紙紙片と見返し紙片からなる表紙にICタグが内蔵されたICタグ付き通帳に関する。
従来、金融機関等で使用される通帳類には情報媒体として磁気テープが貼着されている。一方、近年、情報媒体としてICタグを用い、情報表示や不正防止を図る技術が各分野で利用されるようになってきた。ICタグは所定の情報が記憶されたICチップと無線アンテナを基材の上に搭載しタグ状に形成した超小型の通信端末である。このようなICタグは金融機関や図書館で使用される通帳類にも利用されるようになってきており、無線通信によりICチップに記憶された情報を読み取り書き込みが行われる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のコード化通帳は、図5に示すように、例えば従来の通帳100の裏側等にICタグ140を被覆用シール147で被覆するように表紙120に貼着されている。しかしながら、ICチップ142の厚みは基材141に比べ著しく厚い。近年、ICタグ用ICチップは小サイズ、薄片化が図られているが、それでも基材141より遥かに厚い。したがって、基材141面にアンテナパターンを形成してICチップ142を装着し、被覆用シール147で被覆しても、図5(ロ)に示すようにICチップ142部分は表紙120の上で盛り上がり嵩高となる。
実用新案登録第3145770号公報
しかしながら、従来の技術によれば、ICタグのICチップ部分が嵩張るために当該部分に外力が加わりやすくなりICタグが破損する危惧がある。
そこで本発明は、上記問題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところはICタグが破損しにくい形態のICタグ付き通帳を提供することにある。
本発明は、上記課題を達成するためになされたものであり、請求項1記載の本発明は、表紙紙片と見返し紙片からなる表紙にICタグを備えたICタグ付き通帳であって、前記表紙の前記表紙紙片と前記見返し紙片の間に切り抜き部を有するスペーサーを備え、前記スペーサーの前記切り抜き部に前記ICタグが位置し、前記表紙に前記ICタグが内蔵されていることを特徴とするICタグ付き通帳である。
また、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のICタグ付き通帳において、前記スペーサーの厚さが、前記ICタグの厚さと略同じであることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のICタグ付き通帳において、複数枚の本紙が前記表紙と中綴じされていることを特徴とするものである。
本発明のICタグ付き通帳は、表紙の表紙紙片と見返し紙片の間にICタグが位置し、ICタグの上下が表紙紙片と見返し紙片で保護され、さらに、表紙紙片と見返し紙片の間に切り抜き部を有するスペーサーを備え、切り抜き部にICタグが位置し、ICタグの周囲はスペーサーで保護され、ICタグが表紙に内蔵された構成とすることによりICタグに直接外力が加わることが緩和されるのでICタグが破損しにくい。
本発明に係るICタグ付き通帳の一実施形態を示す斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明に係るICタグ付き通帳の表紙の分解図である。 本発明に係るICタグ付き通帳に用いるICタグの実施例を示す平面図である。 従来のICタグ付き通帳を示し、(イ)は正面図、(ロ)はB−B線断面図である。
上記の本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。
図1は本発明に係るICタグ付き通帳の一実施形態を示す斜視図、図2は図1のA−A線断面図、図3は本発明に係るICタグ付き通帳の表紙の分解図、図4は本発明に係るICタグ付き通帳に用いるICタグの実施例を示す平面図、図5は従来のICタグ付き通帳を示し、(イ)は正面図、(ロ)はB−B線断面図であり、図中の1はICタグ付き通帳、100は従来の通帳、20、120は表紙、21は表紙紙片、22は見返し紙片、30はスペーサー、31は切り抜き部、40、40’、140はICタグ、41、141は基材、42、142はICチップ、43、44はアンテナパターン、45はアンテナコイル、46は導通部材、147は被覆用シール、50は本紙、60は綴じ部、70は接着剤をそれぞれ示す。
図1は本発明に係るICタグ付き通帳の一実施形態を示す斜視図であり、図2は図1のA−A線断面図であり中央の綴じ部60で折り曲げられた表紙20の一方の側の断面を示している。本発明のICタグ付き通帳1は、図1、図2に示すように表紙20が中央で二つ折りされ、その間に二つ折りされた複数枚の本紙50が表紙20と綴じ部60で中綴じされている。表紙20は表紙紙片21と見返し紙片22の間に切り抜き部31を有するスペーサー30を備えている。スペーサー30の切り抜き部31の領域内にICタグ40が位置し、表紙20にICタグ40が内蔵されている。ICタグ40は二つ折りされた表紙20の一方の側の表紙に内蔵されており、ICタグ40の上下が表紙紙片21と見返し紙片22で保護され、さらに、スペーサー30に備えられた切り抜き部31の領域内にICタグ40が位置しているのでICタグ40の厚み方向の周囲はスペーサー30で保護され、表紙20に内蔵させた構成である。ICタグ40は露出することがなくICタグ40に直接外力が加わることが緩和されるのでICタグ40が破損しにくい。なお、ICタグ付き通帳1の製本様式は限定されるものではないが中綴じとする方が好ましく、ICチップに読み込まれた情報をICタグ付き通帳1に書き込むとき、印字作業性が向上する。
スペーサー30の厚さが、ICタグ40のICチップ42の厚さと略同じであることが好ましく、表紙20の表裏が平坦面となり、ICタグ40の破損が抑制される。ICチップ42に記憶された情報を読み取りICタグ付き通帳1の本紙50等に読み取った情報を書き込むために印字するとき、段差がないので印字適性が向上する。
図3は、本発明に係るICタグ付き通帳1の表紙20の分解図である。図3を参照しながらICタグ付き通帳1の表紙20の構成を説明する。表紙20は本紙50の側から、外寸法が同じ大きさの見返し紙片22とスペーサー30と表紙紙片21を備え、スペーサー30はICタグ40が嵌装される大きさの切り抜き部31を有しており、その切り抜き部31内にICタグ40が嵌装された状態で表紙紙片21とスペーサー30と見返し紙片22を揃えて図2に示すように接着剤70でそれぞれが接着されている。なお、ICタグ40は表紙紙片21のスペーサー30と対向する側に接着剤で予め接着してもよく、あるいはICタグ40の上から粘着層を備えた被覆用シールで被覆すると共に表紙紙片21のスペーサー30と対向する面に接着してもよい。また、ICタグ40は見返し紙片22のスペーサー30と対向する面に予め接着してもよい。本発明のICタグ付き通帳1は表紙20にICタグ40が内蔵されまったく露出されている部分がない。したがって、ICタグが外力等で剥がれてくることが防止できる。
図4は本発明に係るICタグ付き通帳1に用いるICタグを例示したものであり、これに限定されるものではない。図4(イ)に示すICタグ40は、基材41の上にアンテナパターン43とアンテナパターン44を備え、両アンテナパターン間にICチップ42が装着され、導通するようにされている。
図4(ロ)に示すICタグ40’は、アンテナコイル45にICチップ42を装着している。そして基材41の背面を通じてコイルを導通させるための導通部材46を備えている。
ICタグ40、40’は、基材41の上に例えば、導電性インキによりアンテナパターン43、44、アンテナコイル45を印刷形成してもよいし、基材41に銅箔やアルミ箔をラミネートするかまたは蒸着させ、銅箔、アルミ箔または蒸着のアンテナパターン43、44、アンテナコイル45を除いた部分をエッチングして除去しアンテナ類を形成してもよい。基材41にはプラスチックフィルムが用いられ、プラスチックフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、非晶性ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリスチレン、ABS、ポリプロピレン、ポリエチレン等が挙げられ、これらを単独または二種以上組み合わせた複合フィルムが挙げられる。また、ICチップ42やアンテナ類を保護するためにこれらを保護する被覆用シートが積層されてもよい。また、ICタグ40、40’は、基材41のICチップ42と反対側の背面に粘着加工を施したラベル状の市販されているものも使用できる。
つぎに使用材料について説明する。
ICタグ付き通帳1の表紙20に用いる表紙紙片21及び見返し紙片22としては、上質紙、コート紙、クロス等が使用される。厚さとしては、各々通常70μm〜250μmである。
表紙紙片21と見返し紙片22の間に備えるスペーサー30としては、上質紙、コート紙、クラフト紙等が用いられ、厚さとしてはICチップ42の厚さと略同じが好ましい。厚さとしては、通常20μm〜100μmである。
表紙20の表紙紙片21とスペーサー30と見返し紙片22を接着させる接着剤70としては、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル等の樹脂が単独あるいは2つ以上混合して用いられる。これらの樹脂または混合物の溶液あるいは分散液をコートすることにより形成される。また、ホットメルトを用いてもよい。ICタグ付き通帳1は上記材料を用いて、ICタグが内蔵された表紙20の見返し紙片22側に複数枚の本紙50を揃えて重ね、中央で中綴じされ、最後に天地断裁、小口断裁の三方仕上げ断裁することにより完成される。
本発明のICタグ付き通帳1は、金融機関等で使用される通帳や図書館で使用される図書貸し出し通帳等に好適に用いることができる。なお、図書館で使用される図書貸し出し通帳とは、例えば、生徒などの読者に対して、読書に対する意識付けを支援するためのツールとして利用されはじめている通帳であり、図書館で本を借りる都度、貸出日、タイトル名などが印刷され、繰り返し本を借りる都度、図書貸し出し通帳に読者の読書履歴が記録されるものである。
なお、今まで説明してきた実施形態は、本発明に係るICタグ付き通帳の一実施形態を挙げたものであって、本発明に係るICタグ付き通帳はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範疇のものは、すべて本発明に含まれるものである。
1 ICタグ付き通帳
100 従来の通帳
20、120 表紙
21 表紙紙片
22 見返し紙片
30 スペーサー
31 切り抜き部
40、40’、140 ICタグ
41、141 基材
42、142 ICチップ
43、44 アンテナパターン
45 アンテナコイル
46 導通部材
147 被覆用シール
50 本紙
60 綴じ部
70 接着剤

Claims (3)

  1. 表紙紙片と見返し紙片からなる表紙にICタグを備えたICタグ付き通帳であって、
    前記表紙の前記表紙紙片と前記見返し紙片の間に切り抜き部を有するスペーサーを備え、前記スペーサーの前記切り抜き部に前記ICタグが位置し、前記表紙に前記ICタグが内蔵されていることを特徴とするICタグ付き通帳。
  2. 前記スペーサーの厚さが、前記ICタグの厚さと略同じであることを特徴とする請求項1に記載のICタグ付き通帳。
  3. 複数枚の本紙が前記表紙と中綴じされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のICタグ付き通帳。
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JP2012083842A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Dainippon Printing Co Ltd 非接触個別認証用冊子
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