JP2019055783A - 食品用包装袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】 サンドイッチなどの固形の食品を収容するための食品用包装袋の易開封作用を実現する。
【解決手段】一対のプラスチックフィルムシート10、1を重ね合わせ、各シートの先端所定範囲をタブ4A、4Bとして残した状態で両側辺を横断する線に沿って各シート同士を接着した頂部封止部2A、2Bと、頂部封止部より後方の各シートの両側辺同士を接着した側面封止部により3方を封止した袋体を構成し、下端を残して上方を半島状に切り込んだ舌片により上方に一定の面積を持った引き起し片Sを一方のシートのタブ部分に設けるとともに、一端が頂部封止部を越えて引き起し片に達するカットテープ6を上記シートの裏面に接着した食品用包装袋において、上記の引き起し片にめくり用ラベル20を重ね、このめくり用ラベルを引き起し片に対し強い接着力をもって接着するとともに、引き起し片の周囲のシート箇所に非接着箇所を残して弱い接着力をもって接着する。
【選択図】 図1
【解決手段】一対のプラスチックフィルムシート10、1を重ね合わせ、各シートの先端所定範囲をタブ4A、4Bとして残した状態で両側辺を横断する線に沿って各シート同士を接着した頂部封止部2A、2Bと、頂部封止部より後方の各シートの両側辺同士を接着した側面封止部により3方を封止した袋体を構成し、下端を残して上方を半島状に切り込んだ舌片により上方に一定の面積を持った引き起し片Sを一方のシートのタブ部分に設けるとともに、一端が頂部封止部を越えて引き起し片に達するカットテープ6を上記シートの裏面に接着した食品用包装袋において、上記の引き起し片にめくり用ラベル20を重ね、このめくり用ラベルを引き起し片に対し強い接着力をもって接着するとともに、引き起し片の周囲のシート箇所に非接着箇所を残して弱い接着力をもって接着する。
【選択図】 図1
Description
本願発明は、例えば三角形のサンドイッチなどの固形の食品を収容するための食品用包装袋に関する。
プラスチックフィルム製の一対のシートを重ね合わせ、三方を封止した袋体を構成し、上記袋体内にサンドイッチなどの固形の食品を挿入して包装するための食品用包装袋が公知である。
三角形のサンドイッチを想定した包装袋として、両側辺が先端に向かって幅狭となるプラスチックフィルム製の一対のシートを重ね合わせ、三方を溶着等の接着手段により封止した袋体を立体的に拡げることにより構成されるものが広く使用されている。この場合、袋体を構成する封止箇所はシートの先端所定範囲をタブとして残すとともに後端を開口として残した状態で設けられるものであり、具体的には両側辺を横断する線に沿って各シート同士を接着した頂部封止部と頂部封止部より後方の各シートの両側辺同士を接着した側面封止部に求められる。
この包装袋においては内部にサンドイッチを収容後、食品後端から袋体後端の開口部にかけた袋体の余剰部を折り畳んで粘着テープ等により封止して、包装済みサンドイッチとして流通に供する。よって、このサンドイッチを購入した需要者においては包装を外して収容された食品を取り出さなければならないが、食品後端の封止部を開くのは面倒なので、袋体自体を引き裂き破壊して食品を取り出していた。しかしながら、そのままでは何の手がかりも無く袋体を引き裂くことは困難であるので、従来多数の易開封手段が提案されていた。
前記の易開封手段の代表的なものとして、一対のプラスチックフィルムシートを重ね合わせ、各シートの先端所定範囲をタブとして残した状態で両側辺を横断する線に沿って各シート同士を接着した頂部封止部と、頂部封止部より後方の各シートの両側辺同士を接着した側面封止部により3方を封止した袋体を構成し、下端を残して上方を半島状に切り込んだ舌片により上方に一定の面積を持った引き起し片を一方のシートのタブ部分に設けるとともに、一端が頂部封止部を越えて引き起し片に達するカットテープを上記シートの裏面に接着した食品用包装袋が公知である(例えば特許文献1)。
前記の従来技術においては、タブ部分に設けた引き起し片をカツトテープごと指先で摘んで引っ張り上げることによりカットテープに沿って規定される方向、即ち袋体の斜面全長方向に沿ってシートが切り取られる作用を生じる。
すなわち、前記の従来技術においては易開封作用を実現するためには、まず指先で引き起し片を摘んで引っ張り上げなくてはならなかった。しかしながら、引き起し片はシートを切り込むことにより構成されるので、シートと同一平面上に位置し、それを摘むにはタブを折るなどして引き起し片をシートから起立させる作業を要する面倒さがあった。
本願発明は前記の問題を解消した食品用包装袋を提供することを目的として創作されたものである。
すなわち、本願発明は、一対のプラスチックフィルムシートを重ね合わせ、各シートの先端所定範囲をタブとして残した状態で両側辺を横断する線に沿って各シート同士を接着した頂部封止部と、頂部封止部より後方の各シートの両側辺同士を接着した側面封止部により3方を封止した袋体を構成し、下端を残して上方を半島状に切り込んだ舌片により上方に一定の面積を持った引き起し片を一方のシートのタブ部分に設けるとともに、一端が頂部封止部を越えて引き起し片に達するカットテープを上記シートの裏面に接着した食品用包装袋において、上記の引き起し片にめくり用ラベルを重ね、このめくり用ラベルを引き起し片に対し強い接着力をもって接着するとともに、引き起し片の周囲のシート箇所に非接着箇所を残して弱い接着力をもって接着したことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は前記の食品用包装袋において、引き起し片の周囲のシート箇所に配した複数の点接着箇所においてめくり用ラベルをシートに対し点接着したことを特徴とする。
以上の構成よりなる本願発明によれば、引き起し片はめくり用ラベルに強い接着力をもって接着されているので、めくり用ラベルの非接着箇所を指先で摘んで引っ張り上げれば、タブを折ることなく引き起し片を容易に引っ張り上げることができる。
一方、めくり用ラベルは引き起し片の周囲のシート箇所に非接着箇所を残して弱い接着力をもって接着されて固定されているので、人為的にそれを引っ張り上げない限り引き起し片が開封に方向に引っ張り上げられることはなく、流通や店頭での陳列過程において引き起し片が不用意にめくれて引き起し片が開封方向に引っ張られることはない。
また、引き起し片の周囲のシート箇所に配した複数の点接着箇所においてめくり用ラベルをシートに対し点接着する請求項2記載の発明によれば、めくり用ラベルをどの方向からもめくることができるので、より容易な易開封作用が実現される。
以下、本願発明の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。図1〜図3は本願発明の食品用包装袋を示す図である。ここでは、包装する食品として三角形のサンドイッチを想定した食品用包装袋を例にとり説明することとする。すなわち、この包装袋は両側辺が先端に向かって幅狭となるプラスチックフィルム製の一対のシートを重ね合わせ、各シートの先端所定範囲をタブ部分として残した状態で、両側辺を横断する預部封止用接着線により各シート同士を接着した頂部封止部と、頂部封止部より後方の各シートの両側辺同士を接着した側面封止部により三方を封止して袋体とする。
前記の袋体においては、袋体内に三角形のサンドイッチを挿入することにより、対向する一対の斜面の厚みが頂部封止部の幅により規定される板状の三角形に袋体が立体的に拡げられる。この場合、サンドイッチの取り出しのための袋体の切り裂き手段として、カットテープをその一端が頂部封止用接着線を越えてタブ部分に設けた引き起し片に達するように何れかのシートの裏側に接着している。この袋体においては、タブ部分に設けた引き起し片をカツトテープごと指先で摘んで引っ張り上げることによりカットテープに沿って規定される方向、即ち袋体の斜面全長方向に沿ってシートが切り取られる作用を生じる。
この袋体はプラスチックフィルム製の一対のシート10、1と、シート10の裏面(袋の内面側)に接着されるカットテープ6を有する。なお、この実施例ではそこに挿入されたサンドイッチの裏側の具材が露出する端面に接すべき汚れ防止のためのプラスチックフィルム製の帯状片5を設けている。一対のシート10、1は両側辺が先端に向かって幅狭となる台形又は台形類似の形状に構成され、三方を封止して袋体とした後、この袋体が立体的に拡げられる。
この場合、袋体を構成するにあたりシートの先端所定範囲が袋部分を構成しないタブ部分4A、4Bとして残されるとともに、シートの後端が食品を差し入れるための開口として残される。具体的には、タブ部分4A、4Bの開始地点においてシートの両側辺を横断する線に沿って各シート同士を接着する頂部封止用接着線2A、2Bが設けられるとともにこの頂部封止部より後方の各シートの両側辺同士を接着した側面封止部3A、3Bが設けられることにより袋体の三方の封止部とされる。そして、折れ目A1、A1及びB1、B1をもって対向する一対の斜面A及びBの厚みが頂部封止部2A、2Bの幅により規定され、側面C、Cが三角形をなす板状の三角形にこの袋体を拡げることによって袋体の基本形が完成する。なお、ここでは接着手段としてヒートシールを採用する。
上記の製袋工程において、カットテープ6が一方のシート10の裏面に接着される。このカットテープ6はその一端が頂部封止用接着線2A、2Bを越えてタブ部分4A、4Bに設けた切り込みによる引き起し片Sに達するように配される。上記の引き起し片Sは、下端を残して上方を半島状に切り込んだ舌片により上方に一定の面積を持ったものであり、ここではシート1AをU宇状に切り込むことにより得ているが、形状はこれに限らないことはもちろんである。
図中符号20は本願発明の特徴部分を構成するめくり用ラベルである。このめくり用ラベル20はここではプラスチックフィルムにより構成される、引き起し片Sおよびその周囲のシート10箇所を覆う矩形のものであるが、素材および形状はこれに限られないことはもちろんである。上記のめくり用ラベル20は引き起し片Sに対し強い接着力をもって接着されるとともに、引き起し片の周囲のシート10箇所に非接着箇所を残して弱い接着力をもって接着される。この実施例では引き起し片Sの周囲のシート10箇所に配した複数の点接着箇所においてめくり用ラベル20をシートに対し点接着している。図中符号22は上記の点接着箇所を示すものであり、ここでは引き起し片Sの周囲4箇所に配している。なお、図中符号21はめくり用ラベル20と引き起し片Sとの強接着箇所を示す。ここでは、以上の接着手段としてヒートシールを採用している。
以上の工程により基本形が完成した袋体にはサンドイツチが後部の開口から差し入れられた後、サンドイッチ後端から袋体後端の開口部にかけた袋体の余剰部を折り畳んで粘着テープ等により封止して包装が完了する。
以上の食品用包装袋の開封に当たっては、カツトテープ10が接着されている側のシート10のタブ4Aの引き起し片S上のめくり用ラベル20の非接着箇所を摘んでめくりながら引っ張り上げることにより、これに接着されている引き起し片とカットテープも引っ張り上げられることによりシートはそのままカツトテープに沿って切り裂かれながら中央部分が切り取られることになる(図3参照)。
S 引き起し片
1 シート
2A 頂部封止用接着線
2B 頂部封止用接着線
4A タブ
4B タブ
5 (汚れ防止のための)帯状片
6 カットテープ
10 シート
20 めくり用ラベル
1 シート
2A 頂部封止用接着線
2B 頂部封止用接着線
4A タブ
4B タブ
5 (汚れ防止のための)帯状片
6 カットテープ
10 シート
20 めくり用ラベル
Claims (2)
- 一対のプラスチックフィルムシートを重ね合わせ、各シートの先端所定範囲をタブとして残した状態で両側辺を横断する線に沿って各シート同士を接着した頂部封止部と、頂部封止部より後方の各シートの両側辺同士を接着した側面封止部により3方を封止した袋体を構成し、下端を残して上方を半島状に切り込んだ舌片により上方に一定の面積を持った引き起し片を一方のシートのタブ部分に設けるとともに、一端が頂部封止部を越えて引き起し片に達するカットテープを上記シートの裏面に接着した食品用包装袋において、上記の引き起し片にめくり用ラベルを重ね、このめくり用ラベルを引き起し片に対し強い接着力をもって接着するとともに、引き起し片の周囲のシート箇所に非接着箇所を残して弱い接着力をもって接着したことを特徴とする食品用包装袋。
- 引き起し片の周囲のシート箇所に配した複数の点接着箇所においてめくり用ラベルをシートに対し点接着した請求項1記載の食品用包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017179466A JP2019055783A (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 食品用包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017179466A JP2019055783A (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 食品用包装袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019055783A true JP2019055783A (ja) | 2019-04-11 |
Family
ID=66106273
Family Applications (1)
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JP2017179466A Pending JP2019055783A (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 食品用包装袋 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021079984A (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | アイワ工業株式会社 | 食品包装用袋、サンドイッチ包装用袋およびサンドイッチ包装体 |
JP2023049722A (ja) * | 2021-09-29 | 2023-04-10 | 朋和産業株式会社 | 包装材、包装材原反ロール、包装袋及び包装材の製造方法 |
-
2017
- 2017-09-19 JP JP2017179466A patent/JP2019055783A/ja active Pending
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