JP3052648U - サンドイッチ用包装具 - Google Patents

サンドイッチ用包装具

Info

Publication number
JP3052648U
JP3052648U JP1998001832U JP183298U JP3052648U JP 3052648 U JP3052648 U JP 3052648U JP 1998001832 U JP1998001832 U JP 1998001832U JP 183298 U JP183298 U JP 183298U JP 3052648 U JP3052648 U JP 3052648U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sandwich
opening
cut
tapes
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1998001832U
Other languages
English (en)
Inventor
輝義 三宅
Original Assignee
中国パール販売株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 中国パール販売株式会社 filed Critical 中国パール販売株式会社
Priority to JP1998001832U priority Critical patent/JP3052648U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3052648U publication Critical patent/JP3052648U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】開封用カットテープを具備したサンドイッチ用
包装具において、サンドイッチを型崩れさせずに、容易
且つ簡便に開封を行えるようにする。 【解決手段】包装具1の内面に、二本のカットテープ
9,9を摘み片部8から開口部6に亙り、且つ互いの間
隔が末広がりとなるように配置して接着する。カットテ
ープ9,9を引っ張ると、テープ間のフィルム面が幅広
の帯状に破断し、開口からサンドイッチをそのまま取り
出すことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、開封用カットテープを具備したサンドイッチ用包装具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の包装具は、図8に示されているように、フィルムを重合させた略々台形 を呈する袋体22の内面の中央部に一本のカットテープ23が接着されてなり、 包装された状態でカットテープ23の端部が引っ張られると、カットテープ23 がフィルムを切り裂いて開封するようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の包装具21によれば、カットテープ23によりフィルムの中央部がカッ トテープに沿った細幅筋状に破断されるに過ぎない。 そのため、カットテープ23に沿ってできた筋状の開口に指を入れ、フィルム を摘んで開口を左右に押し広げなければサンドイッチを取り出すことができず、 開口を広げるときにパンやパンの間に挟んだ具に指が触れて汚れたり、サンドイ ッチに無理な力が加わってサンドイッチの型崩れを引き起こしたりし易かった。
【0004】 本考案は、上記問題点に鑑み、開封用カットテープを具備したサンドイッチ用 包装具において、サンドイッチを型崩れさせることなく、容易且つ簡便に包装フ ィルムの開封を行えるようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案のサンドイッチ用包装具は、一辺が開口し、 他の周辺が塞がれ、且つ上記開口部と対向した閉止辺側にフィルム切り裂き案内 部が設けられた合成樹脂フィルム製の包装具であって、その内面に二条のカット テープが、それぞれ一端を上記切り裂き案内部付近に配し、互いに間隔を開けて 開口部付近に亙って接着された構成を採用した。
【0006】 これによれば、切り裂き案内部と共にカットテープが引っ張られると、両テー プの間のフィルムが両テープに沿って帯状に破断して、包装具表面に幅広の開口 が形成され、開口を押し広げなくとも、そのままサンドイッチを取り出すことが できる。或いは、開口を広げる場合であっても、開口が幅広なので作業がし易く 、サンドイッチに無理な力が加わる虞れがない。
【0007】 切り裂き案内部としては、閉止辺の外側に摘み片部を延設したもの、フィルム 片を摘むことができるようにフィルムに切れ目を入れたもの、切れ目の上からシ ール片を貼ってシール片の剥離と同時にフィルムが破断するようにしたものなど 、フィルム破断の起点となる適宜構成とすることができ、上記カットテープは、 これら切り裂き案内部によるフィルムの破断に伴って引っ張られるように配設さ れる。
【0008】 カットテープは、互いの間隔が切り裂き案内部側で狭まり、開口部側で広がっ ているように配設することが好ましい。つまり、切り裂き案内部側で両テープの 一端部同士を隣接させ、ここから両テープの他端部同士が、開口部付近に末広が りに延びるように配置するのがよい。 これによれば、カットテープが引っ張られると、フィルム面が切り裂き案内部 付近から開口部付近にかけて扇状に開口して破断し、この開口から包装されたサ ンドイッチの一部が露出するため、露出した部分を摘んでサンドイッチをそのま ま取り出すことができる。
【0009】 両カットテープは、その端部同士が切り裂き案内部付近で接合され、すなわち 端部同士が交差していたり、一条のテープに一体化していたりしたものでもよい 。何れでも、切り裂き案内部を始端として両カットテープが引っ張られ、フィル ムの破断を連続的且つ確実に行うことができる。
【0010】
【考案の実施の形態】 図面を参照して本考案の好適な実施形態を説明する。 図1〜図4に示された包装具1は、二枚のプラスチックフィルム2,3を重ね 合わせ、これを略々台形状に切断すると同時に略々台形状の両斜辺4,4を融着 し、上辺を融着部5により塞ぎ、下辺を開口させて開口部6とした袋状に形成し てなるものである。
【0011】 フィルム2,3は、フィルム2の上縁がフィルム3の上縁よりも所定の幅突出 するようにして重ね合わせてあり、これら上縁から所定の幅だけ内方に融着部5 を設けて包装具1の上辺を閉塞してある。 この融着部5より上方のフィルム3の先端部には、上縁から融着部5に向かっ て設けられた二本の平行な切り込み7,7により画成されてなる、開封起点とし ての摘み片部8が設けてある。
【0012】 フィルム3の内面には、融着部5付近から開口部6付近に亙って二条の細幅の カットテープ9,9が接着されている。 詳しくは、図1に示されているように、カットテープ9,9は、一端部を融着 部5を越えて摘み片部8の中央部において接合させ、ここから開口部6に向けて 配置間隔を漸次広げつつ延び、開口部6近傍で他端部同士をそれぞれ斜辺4,4 に近接させた配置として接着してある。
【0013】 包装具1によるサンドイッチの包装は、図2に示されているように、例えば三 角形状のサンドイッチ10の長辺部10aがフィルム2に当接するように向けて 開口部6から挿入し、その後、開口部6を折り畳み、表示ラベル11などで封止 して行うことができる。 かかる包装状態でカットテープ9,9は、図2及び図3に示されているように 、サンドイッチ10の一側の短辺部10bから両側面に沿って折り曲げられ、さ らに他側の短辺部10cに沿って折り曲げられる。
【0014】 また、包装された状態からサンドイッチ10を取り出すときは、図4に示され ているように、摘み片部8を摘んでこれを引っ張ると、先ずフィルム3の先端部 が摘み片部8に沿って切り裂かれ、さらにカットテープ9,9に沿ってフィルム 3が破断し、両テープと共に両テープ間の融着部5から開口部6に至るフィルム 面も破断し、両テープにガイドされつつ切り裂かれ、包装具1が開封する。 この状態で、同図(B)に示されているように、フィルム3には、融着部5の 中央部から表示ラベル11に亙る扇状の開口12が形成され、サンドイッチ10 の短辺部10b,10cとこれに挟まれた角部10dとが広く露出するので、こ の露出した部分を摘んて引き抜けば、サンドイッチ10をそのまま取り出すこと ができる。 この場合、従来の如き、カットテープ9,9の引裂によりできた開口12をさ らに押し広げる必要は全くなく、また、カットテープ9,9に沿ってフィルム3 が破断するので容易且つ円滑な開封作業によって、負荷をかけずにサンドイッチ 10を取り出すことができる。
【0015】 上記包装具1の形態は一例であり、これに限定されない。 例えば、図5に示されているように、摘み片部8で両テープの端部同士が交差 していたり(同図(A))、両テープが摘み片部8に接着された一条のカットテ ープ9aに一体化していたりするなど(同図(B))、適宜な形態とすることが できる。また、両テープの端部同士を接合せず、融着部5の近傍で配置間隔が狭 まるように両テープを配置すると共に、当該狭まった両テープの端部間と融着部 5の間に切れ目13を設け、且つその上面にシール片14を貼着して封止し、シ ール片14の剥離と同時にカットテープ9,9が引っ張られるように設けてもよ い(同図(C))。
【0016】 また、カットテープ9,9自体の幅、或いは両テープの配置間隔も適宜に選定 することができる。 上記包装具1では、カットテープ9,9を、その配置間隔が摘み片部8又は融 着部5から開口部6に亙って漸次広がるように設けたが、例えば、図6(A)に 示されているように、摘み片部8から枝別れし、融着部5の近傍から開口部6に 亙って所定の間隔を保って平行に延びるように設けてもよい。この場合、カット テープ9,9の引裂によってフィルム3に幅広の開口が形成されるので、包装さ れたサンドイッチ10の一側部が広く露出し、露出した側部を掴んでサンドイッ チ10を取り出すことができる。 また、図6(B)に示されているように、摘み片部8から狭い配置間隔で平行 に延び、フィルム3の途中から開口部6の近傍まで配置間隔が末広がりとなるよ うにカットテープ9,9を接着すれば、開封によりサンドイッチ10の一側部及 び角部を広く露出させることができる。
【0017】 さらに、図7に示されているように、両テープを、摘み片部8から開口部6に 亙って幅広の配置間隔で平行に延びるように設けてもよく、これによっても摘み 片部8を引っ張ると同時にカットテープ9,9に沿った幅広の開口が形成され、 サンドイッチを容易に取り出すことができる。
【0018】 要は、カットテープ9,9は、その一連の引っ張り操作によって、少なくとも サンドイッチ10の表面と重なり合うフィルム3が幅広の面状に引き裂かれるよ うに配置してあればよく、開封する際、サンドイッチ10を抜き出すことが可能 な大きさに包装具1が開口する限り、適宜な配置とすることができる。 そして、さらに開口部6に亙って末広がりとなる配置とすれば、開封する際に サンドイッチ10の角部10dが剥き出しとなり、この部分を摘んで、より容易 に取り出すことができるものである。
【0019】
【考案の効果】
本考案のサンドイッチ用包装具によれば、サンドイッチを型崩れさせることな く、容易且つ簡便に包装フィルムを開封し、手を汚さず手軽にサンドイッチを取 り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の包装具の一実施形態を示し、(A)は
表面図、(B)は裏面図、(C)は(A)のC−C線断
面図である。
【図2】図1の包装具でサンドイッチを包装する前の状
態を示す図である。
【図3】図1の包装具でサンドイッチを包装した状態を
示す図である。
【図4】(A),(B)は図1の包装具の開封の過程を
示す図である。
【図5】(A),(B)はカットテープの端部同士を接
合させた実施形態を示す図、(C)はシール片によりカ
ットテープの引裂を行う実施形態を示す図である。
【図6】(A),(B)はカットテープの配置を異なら
せた実施形態を示す図である。
【図7】カットテープを平行に配置した実施形態を示す
図である。
【図8】従来例を示し、(A)は包装具の外観図、
(B)は開封状態を示す図である。
【符号の説明】
1 包装具 2,3 フィルム 4 斜辺 5 融着部 6 開口部 7 切れ目 8 摘み片部 9 カットテープ 10 サンドイッチ 11 表示ラベル 12 開口 13 切れ目 14 シール片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一辺が開口し、他の周辺が塞がれ、且つ
    上記開口部と対向した閉止辺側にフィルム切り裂き案内
    部が設けられた合成樹脂フィルム製の包装具であって、
    その内面に二条のカットテープが、それぞれ一端を上記
    切り裂き案内部付近に配し、互いに間隔を開けて開口部
    付近に亙って接着されてなるサンドイッチ用包装具。
  2. 【請求項2】 カットテープは、互いの間隔が切り裂き
    案内部側で狭まり、開口部側で広がっているように配設
    されてなる請求項1に記載のサンドイッチ用包装具。
  3. 【請求項3】 二条のカットテープの端部同士が切り裂
    き案内部付近で接合されてなる請求項1又は2に記載の
    サンドイッチ用包装具。
JP1998001832U 1998-03-26 1998-03-26 サンドイッチ用包装具 Expired - Fee Related JP3052648U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998001832U JP3052648U (ja) 1998-03-26 1998-03-26 サンドイッチ用包装具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998001832U JP3052648U (ja) 1998-03-26 1998-03-26 サンドイッチ用包装具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3052648U true JP3052648U (ja) 1998-09-29

Family

ID=43186755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998001832U Expired - Fee Related JP3052648U (ja) 1998-03-26 1998-03-26 サンドイッチ用包装具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3052648U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3469532B2 (ja) 1999-09-24 2003-11-25 朋和産業株式会社 フィルムシート
KR101061990B1 (ko) 2008-04-14 2011-09-05 일야상사 주식회사 포장체

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3469532B2 (ja) 1999-09-24 2003-11-25 朋和産業株式会社 フィルムシート
KR101061990B1 (ko) 2008-04-14 2011-09-05 일야상사 주식회사 포장체

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3676808B2 (ja) 可撓性容器の開封装置及び当該装置を具備する容器並びにその接合方法
JPH09207948A (ja) 包装袋
JP3052648U (ja) サンドイッチ用包装具
JPH05305956A (ja) テープ貼りジッパー袋
JP3072028U (ja) 食品の包装袋
JP2019055783A (ja) 食品用包装袋
JP2002019823A (ja) 包装三角おにぎり
JP4456724B2 (ja) サンドイッチ等の包装袋
JP2602430Y2 (ja) サンドイッチ用包装体
JP3053067U (ja) サンドイッチ用包装具
JP3032860U (ja) サンドイッチ包装用袋
JP3271133B2 (ja) オーバーラップフィルムによる包装構造
JP3115252U (ja) 包装袋
JPH10250762A (ja) 包装体
JP2603949Y2 (ja) おにぎり用包装体
JP2948813B1 (ja) 開封機能付き紙袋
JP2010111416A (ja) 食品包装体
JPH0232587Y2 (ja)
JPH0646312Y2 (ja) 包装材
JP3022888U (ja) サンドイッチ等用の包装袋
JP3035904U (ja) 包装袋及び包装体
JPH0215462Y2 (ja)
JP3347139B1 (ja) 食品の包装袋
JP2551215Y2 (ja) 食品用の中央合掌シール包装体の開封構造
JP4680443B2 (ja) 包装用箱

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees