JP3347139B1 - 食品の包装袋 - Google Patents
食品の包装袋Info
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Abstract
いに袋詰め可能な食品の包装袋を提供する。 【解決手段】 包装袋10の開口部13を開く際、裏フ
ィルム12の開口部13付近にミシン目18,18を形
成したので、袋内の負圧力の作用によって外部空気がミ
シン目18,18から袋内に流れ込む。結果、表裏両フ
ィルム11,12間の真空が解かれて円滑に袋が開く。
袋詰め時に、先細りの包装袋10にサンドイッチSを入
れると、袋内の空気はミシン目18,18から外に抜け
る。結果、抵抗なく袋の奥までサンドイッチSを挿入で
きる。よって、袋詰めの作業効率が良くなり、サンドイ
ッチSをきれいに袋詰めできる。
Description
しくはサンドイッチやおにぎりなどの食品の包装に適し
た食品の包装袋に関する。
図6および図7に示すものが知られている。以下、この
従来のサンドイッチ用の包装袋を説明する。図6は、従
来手段に係る食品の包装袋の食品袋詰め作業を示す斜視
図である。図7は、従来手段に係る食品の包装袋の開封
状態を示す斜視図である。図6に示すように、サンドイ
ッチ用の包装袋100は、特定の方向に裂けやすい一軸
延伸ポリプロピレンフィルムからなる表フィルム101
と裏フィルム102とを主な材料とし、両フィルム10
1,102の両側縁がシールされ、両フィルム101,
102の一端側に開口部103を有し、他端側が先細に
形成され、かつこの他端に閉塞されたシール部104が
形成された袋本体105と、表裏両フィルム101,1
02のシール部104から一体的に外方に延出された突
出片106,107とを具備し、突出片107(裏フィ
ルム102側)より長く突出した突出片106(表フィ
ルム101側)に、袋本体105に向かって開封する際
の開裂起点となる二条の略平行な切断スリット108,
108が形成されて摘み片109が設けられた構造を有
している。
き、ここからサンドイッチSを袋本体105に挿入す
る。その後、この開口部103を粘着テープまたはシー
ラーによる熱融着などで封止する。こうして、サンドイ
ッチSが袋詰めされる。開封時には、一体化された突出
片106,107を一方の手でにぎり、他方の手の指先
で摘み片109をつまみ、表フィルム101を帯状に開
口部103側に向かって引き裂くことで袋本体105を
開裂させ、開封する(図7参照)。
包装袋100にあっては、使用前の表裏両フィルム10
1,102の各表裏両面が平滑で、互いに密着してい
た。これにより、サンドイッチSの袋詰め時には、開口
部103をスムーズに開口することができなかった。ま
た、この包装袋100の形状が、閉塞された他端側が先
細化した台形状であるので、開口部103からサンドイ
ッチSを袋に詰めるとき、袋の内部空気の逃げ場がな
い。これにより、サンドイッチSの先端をスムーズに袋
の奥まで差し込めず、袋詰めに際して、サンドイッチS
を何回も出し入れしていた。その結果、袋詰めの作業効
率が低下し、サンドイッチSをきれいに袋詰めすること
ができなかった。
ール部104の両端が略直角にカットされていた。その
ため、取り扱い時に、あやまってシール部104の角張
った端部から袋が破れるおそれがあった。そのほか、開
封時に摘み片109以外の部分から袋が裂け、包装袋1
00をきれいに破れないおそれがあった。そして、この
包装袋100にあっては、高価な一軸延伸ポリプロピレ
ンフィルムを使用することで、開封時、摘み片109を
中心にして包装袋100が左右に裂かれる構成であっ
た。そのため、サンドイッチSを袋の中から取り出す際
には、開封後、さらに表フィルム101の両側の残り部
分を剥がす必要があった。また、従来品のシール部10
4は、汎用の熱融着法によって閉蓋されていた。これに
より、開封後、食べ残しのサンドイッチSがあっても、
包装袋100を再び封止することはできなかった。
良く、食品をきれいに袋詰めすることができる食品の包
装袋を提供することを、その目的としている。また、こ
の発明は、開口部付近に空気抜きスリットが形成されて
も、袋の高い密閉性が得られる食品の包装袋を提供する
ことを、その目的としている。さらに、この発明は、取
り扱い時にはシール部が破れにくく、開封時には袋をき
れいに開封することができる食品の包装袋を提供するこ
とを、その目的としている。さらにまた、この発明は、
食品を衛生的に食べることができ、しかも食品が食べや
すく、さらにはコスト低下が図れる食品の包装袋を提供
することを、その目的としている。そして、この発明
は、食品の食べ残しなどに対応して、何度でも自由に袋
を開閉することができる食品の包装袋を提供すること
を、その目的としている。
は、表フィルムと裏フィルムとの両側縁がシールされる
とともに、この表裏両フィルムの一端側に食品を袋詰め
する開口部を有し、他端側が先細に形成され、この他端
に閉塞されたシール部が設けられた袋本体を具備すると
ともに、上記表フィルムの開口部付近およびまたは裏フ
ィルムの開口部付近に、空気抜きスリットが形成された
食品の包装袋であって、この空気抜きスリットの形成位
置が、上記開口部を封止する粘着ラベルの貼着位置であ
る食品の包装袋である。包装袋の開封方式は限定されな
い。例えば、表フィルムまたは裏フィルムの切断を伴う
テープ開封式でもよい。この場合の開封は、表裏両フィ
ルムの一端から他端に向かう方向(縦方向)にテープ切
断するものでも、これに直交する方向(横方向または袋
の周方向)にテープ切断するものでもよい。そのほか、
シール部を利用し、袋を表裏両フィルムの接合部分から
引き剥がす、フィルムの切断を伴わない開封式でもよ
い。
種のプラスチックフィルム(ラミネートフィルムを含
む)、各種の紙などを採用することができる。このう
ち、プラスチックフィルムの素材としては、例えば一軸
延伸ポリプロピレンなどのヒートシール性を有する一軸
延伸合成樹脂の他、引き裂き方向に特性がない安価なポ
リプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリ塩化ビニルなどを採用することができる。対
象となる食品としては、例えばサンドイッチ、おにぎ
り、寿司、ピザなどを挙げることができる。その他、シ
ュークリーム、アイスクリーム、ケーキおよび和菓子な
どの菓子類を挙げることができる。空気抜きスリットの
形状、大きさおよび形成数は限定されない。空気抜きス
リットは、表フィルムの開口部付近だけ、または、裏フ
ィルムの開口部付近だけに形成してもよい。さらには、
表裏両フィルムの開口部付近にそれぞれ形成してもよ
い。空気抜きスリットとしては、例えばミシン目、長孔
などを採用することができる。粘着ラベルとは、装飾、
表示または封かんを目的とし、主に印刷用粘着シートに
印刷し、任意の形状に打ち抜いたものである。例えば、
商品名、製造会社、販売会社、バーコードや賞味期限が
印刷されたラベルなどを採用することができる。
リットが、上記表裏両フィルムの一端から他端に向かう
方向に延びたミシン目である請求項1に記載の食品の包
装袋である。ミシン目は、直線でも曲線でもよい。その
形成本数は1本でも複数本でもよい。また、表裏両フィ
ルムの一端から他端に向かう方向としては、表裏両フィ
ルムの一端側の辺と他端側の辺とに直交する方向が挙げ
られる。それだけでなく、表裏両フィルムの一端側の辺
と他端側の辺とに斜めに交差する方向でもよい。
は、上記表裏両フィルムの両側縁の中間部付近まで延長
され、このシール部が、多数の微細な凹凸を点結合して
閉蓋するエンボスシール構造である請求項1または請求
項2に記載の食品の包装袋である。点結合としては、熱
融着または接着を伴うものが挙げられる。その他、プレ
ス機を使用し、2枚のフィルムの端部同士を重ね合わ
せ、その部分に単にエンボス加工を施したものでもよ
い。
ル部から一体的に延設された1対の突出片を有すること
もできる。突出片の素材は、対応するフィルムと同じ素
材でも、異なる素材でもよい。例えば、対応するフィル
ムよりも高強度の素材を採用してもよい。または、同一
素材の場合でも、フィルムの折り返しや増厚によって突
出片だけを高強度にしてもよい。突出片の大きさまたは
形状は限定されない。例えば、指で摘みやすいように、
一方の突出片を残りの突出片より長くしてもよい。ま
た、一方の突出片に、袋本体側に延びる1対の平行な切
断スリットを形成し、この一方の突出片に袋開封用の摘
み片を設けてもよい。
に封止する粘着テープを取り付けることができる。粘着
テープの種類は限定されない。例えば、片面だけに接着
剤が塗布されたものでもよい。または、両面に接着剤が
塗布されたものでもよい。
ィルムの一端から他端に向かう方向と直交する方向の両
端部を、なだらかにカットすることができる。このカッ
トは、通常、円弧形状となる。
滑であるため、重ね合わされた表裏両フィルムの隙間は
略真空状態となり、フィルム同士は密着する。そのた
め、食品の袋詰め時に開口部を開けようとしてもうまく
袋が開かない。しかしながら、この発明では、フィルム
の開口部付近に空気抜きスリットを形成しているので、
開口する際、袋内の負圧力の作用によって外部空気が空
気抜きスリットから袋の中に流れ込む。その結果、表裏
両フィルム間の真空状態が瞬時に解かれ、スムーズに袋
を開くことができる。また、その後の袋詰め時、先細り
の台形状を有する包装袋の中に、開口部から食品を挿入
すると、袋内の空気はフィルムの内面と食品との隙間を
通って空気抜きスリットから外に抜き出される。その結
果、食品を抵抗なく袋の奥まで挿入することができる。
これにより、袋詰めの作業効率が良くなるとともに、食
品をきれいに袋詰めすることができる。
口部を封止する粘着ラベルの貼着位置であるので、袋詰
め後、空気抜きスリットを外部から塞ぐように粘着ラベ
ルで開口部を封止すれば、この開口部付近に空気抜きス
リットが存在しても、袋の高い密閉性が得られる。
ムの一端から他端に向かう方向に延びたミシン目である
ため、開口部を大きく開口してもまたは小さく開口して
も、このミシン目を通して、外の空気を円滑に袋の中に
導くことができる。それから、食品の袋詰め時に、袋内
の空気抜きの効果が、食品を挿入する作業のうちで、比
較的長い時間にわたって得られる。
ットされているので、従来のシール部の両端が略直角に
カットされた袋の場合のように、取り扱い時にあやまっ
てシール部の端部から袋が破れるというおそれが少な
い。また、開封時に、あらかじめ設定された部分以外か
ら袋が裂けるおそれも低減し、袋をきれいに開封するこ
とができる。
結合して閉蓋するエンボスシール構造であるので、堅固
なシールであるにも拘らず、開封が容易になる。また、
シール部が、表裏両フィルムの両側縁の中間部付近まで
延長されているので、開封時には、袋の中間部までスム
ーズに大きく開口することができる。そのため、開封
後、食品を袋から完全に取り出さなくても、表裏両フィ
ルムの残った未開封の部分(開口部側)を握り、開口さ
れたシール部から突出した食品を衛生的に食べることが
できる。しかも、大きく口が開いているので食べやす
い。さらには、エンボスシール構造のシール部を利用し
て袋を開封するので、従来のようにフィルム素材に高価
な一軸延伸合成樹脂フィルムを使用する必要がない。そ
の結果、袋のコスト低下を図ることができる。
して、開封されたシール部を粘着テープによって閉じる
ことができる。これにより、食品にごみやほこりが付か
ないように、何度でも袋を封止することができる。
参照して説明する。ここでは、サンドイッチ用の包装袋
を例にとる。図1は、この発明の一実施例に係る食品の
包装袋の平面図である。図2は、この発明の一実施例に
係る食品の包装袋の開口部の開口状態を示す斜視図であ
る。図3は、この発明の一実施例に係る食品の包装袋の
食品袋詰め作業を示す斜視図である。図4は、この発明
の一実施例に係る食品の包装袋の開封状態を示す斜視図
である。図5は、この発明の他の形態に係る食品の包装
袋の開封状態を示す斜視図である。
に係る食品の包装袋(以下、包装袋)で、この包装袋1
0は、それぞれ略台形を有する表フィルム11および裏
フィルム12の両側縁を熱融着してシールするととも
に、一端側(台形の長尺な底辺側)を開口部13、他端
側(台形の短尺な上辺側)をシール部14とすることで
構成された袋本体15と、表裏両フィルム11,12の
シール部14からそれぞれ一体的に延設された1対の突
出片16,17とを有している。表裏両フィルム11,
12はポリエチレン製である。表フィルム11の縦方向
(台形の高さ方向)の長さは、裏フィルム12の縦方向
の長さよりも若干短い。そのため、上記開口部13には
開口しやすいように段差ができている。表裏両フィルム
11,12は、シール部14の上記縦方向に直交する両
端部が円弧形状になだらかにカットされている。
点結合(具体的には点融着)したエンボスシール構造
で、しかもシール部14は、表裏両フィルム11,12
の両側縁の中間長さ位置付近までそれぞれ延長されてい
る。表フィルム11側の突出片16は、裏フィルム12
側の突出片17に比べて外方へ突出している。このよう
に突出片16,17に段差をつけ、つまみやすくしてい
る。両突出片16,17は、表裏両フィルム11,12
の素材より高強度なポリプロピレン製である。そのた
め、突出片16,17が切れにくい。また、裏フィルム
12の開口部13付近の両側部分(台形の底辺の両側部
分)には、裏フィルム12の縦方向に延びた2本の平行
なミシン目(空気抜きスリット)18,18が形成され
ている。このとき、両ミシン目18,18の一端は開口
部13の近傍にそれぞれ配置され、両ミシン目18,1
8の他端は、サンドイッチ(食品)Sの袋詰め仮想ライ
ンa(図1参照)の近傍にそれぞれ配置される。
る。図1〜図4に示すように、サンドイッチSの袋詰め
時には、例えば一方の手の指先で表フィルム11の開口
部13付近を摘み、他方の手の指先で裏フィルム12の
開口部13付近を摘み、その後、この状態のまま表裏両
フィルム11,12を互いに離間する方向に移動させ
る。こうして、包装袋10の開口部13が開口される。
ところが、表裏両フィルム11,12の各面は平滑面で
ある。そのため、重ね合わされた表裏両フィルム11,
12の隙間は略真空状態で、フィルム11,12どうし
は密着している。その結果、開口部13を引き開けよう
としても袋10がうまく開かない。
1,12の開口部13付近に2本のミシン目18,18
を形成している。すなわち、表裏両フィルム11,12
を離間するように引っ張って開口部103を開く際、袋
内の負圧力の作用によってミシン目18,18から袋の
中に外部空気が流れ込む。これにより、表裏両フィルム
11,12間の真空状態が瞬時に開放され、スムーズに
開口部13を開くことができる。また、続くサンドイッ
チSの袋詰め時、先細りの三角形状を有する包装袋10
の中に、開口部13からサンドイッチSを挿入する。こ
のとき、袋内の空気は先細りの端部内にとどまることな
く、表裏両フィルム11,12とサンドイッチSとの隙
間を通過して2本のミシン目18,18から外に抜き出
される。そのため、サンドイッチSをスムーズに袋の奥
まで挿入することができる。これにより、袋詰めの作業
効率が良くなるとともに、サンドイッチSをきれいに袋
詰めすることができる。
18の形成位置を、開口部13を封止する粘着ラベル2
0(図4参照)の貼着位置としている。これにより、袋
詰め後、ミシン目18,18を外部から塞ぐように粘着
ラベル20で開口部13を封止すれば、このように開口
部13付近にミシン目18,18が存在しても、サンド
イッチSが収納された包装袋10の高い密閉性が得ら
れ、衛生的である。粘着ラベル20は、表面に商品名、
賞味期限などが印刷された大判のシールである。なお、
この粘着ラベル20の貼着位置は限定されない。例え
ば、テープ開封式の包装袋の場合に問題となった表フィ
ルムの中央部でもよい。ここに張っても袋の開封になん
ら影響はない。また、ミシン目18,18は、表裏両フ
ィルム11,12の一端から他端に向かう方向(縦方
向)に延びているので、開口部13を大きく開いたり、
小さく開いたりしても、このミシン目18,18を通し
て、外の空気を円滑に袋の中に導くことができる。しか
も、サンドイッチSの袋詰め中、この袋内の空気抜きの
効果が、サンドイッチSを挿入する作業のうちで、比較
的長い時間にわたって得られる。さらには、シール部1
4の両端部をなだらかにカットしているので、シール部
の両端が略直角にカットされた従来品のように、取り扱
い時にあやまってシール部の端部から袋が破れにくい。
また、開封時に、あらかじめ設定された部分以外から袋
が裂けるおそれも低減し、袋をきれいに開封することが
できる。
シール構造として、多数の微細な凹凸を点結合して閉蓋
するエンボスシール構造を採用したので、高いシール性
が得られるにも拘らず、袋の開封は容易である。また、
シール部14の両端が、表裏両フィルム11,12の両
側縁の中間部付近まで延長されているので、開封時に
は、袋の中間部までスムーズかつ大きく開口することが
できる。これにより、サンドイッチSを袋から完全に取
り出さなくても、表裏両フィルム11,12の未開封の
部分(開口部13側)を握り、開口されたシール部14
より外方に突出したサンドイッチSの部分を衛生的に食
べることができる。しかも、大きく開口しているので食
べやすい。そして、この一実施例では、開封しやすいエ
ンボスシール構造のシール部14を有する包装袋10と
したので、フィルム素材に高価な一軸延伸合成樹脂フィ
ルムを使用しなくてもよい。このため、袋のコスト低下
を図ることができる。なお、図5に示すように、例えば
サンドイッチSを食べ残した際など、サンドイッチSに
ごみやほこりが付かないように、突出片16,17を粘
着テープ21で閉じて、シール部14を何度でも開閉で
きるように構成してもよい。
付近およびまたは裏フィルムの開口部付近に、空気抜き
スリットを形成したので、食品の袋詰めの作業効率が良
く、食品をきれいに袋詰めすることができる。特に、空
気抜きスリットの形成位置を、開口部を封止する粘着ラ
ベルの貼着位置としたので、袋詰め後、空気抜きスリッ
トを外部から塞ぐように粘着ラベルで開口部を封止すれ
ば、この開口部付近に空気抜きスリットが存在しても、
袋の高い密閉性を得ることができる。
ムの一端から他端に向かう方向に延びたミシン目とした
ので、開口部を大きく開口してもまたは小さく開口して
も、ミシン目を通して、外の空気を袋の中に円滑に導く
ことができる。さらには、食品の袋詰め時、この袋内の
空気抜きの効果が食品を挿入する作業のうちでも、比較
的長い時間にわたって得られる。
と、従来のシール部の両端を略直角にカットした袋のよ
うに、取り扱い時に、あやまってシール部の端部から袋
が破れるおそれが少ない。また、開封時に、あらかじめ
設定された部分以外から袋が裂けるおそれも低減し、袋
をきれいに開封することができる。さらに、シール部の
シール構造としてエンボスシール構造を採用したので、
しっかりとしたシールであるにも拘らず、容易に開封す
ることができる。しかも、シール部が、表裏両フィルム
の両側縁の中間部付近まで延長されているため、食品を
袋から取り出さなくても、表裏両フィルムの残った未開
封の部分を握り、食品を衛生的に食べることができる。
さらには、開口面積が大きいので食べやすい。そして、
高価な一軸延伸合成樹脂フィルムでなく、安価なフィル
ムを使用することができ、コスト低下を図ることができ
る。また、突出片に粘着テープを設けた場合、食品を食
べ残した場合など、何度でも袋を開閉することができ
る。
図である。
部の開口状態を示す斜視図である。
袋詰め作業を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 表フィルムと裏フィルムとの両側縁がシ
ールされるとともに、この表裏両フィルムの一端側に食
品を袋詰めする開口部を有し、他端側が先細に形成さ
れ、この他端に閉塞されたシール部が設けられた袋本体
を具備するとともに、 上記表フィルムの開口部付近およびまたは裏フィルムの
開口部付近に、空気抜きスリットが形成された食品の包
装袋であって、 この空気抜きスリットの形成位置が、上記開口部を封止
する粘着ラベルの貼着位置である食品の包装袋 。 - 【請求項2】 上記空気抜きスリットが、上記表裏両フ
ィルムの一端から他端に向かう方向に延びたミシン目で
ある請求項1に記載の食品の包装袋。 - 【請求項3】 上記シール部は、上記表裏両フィルムの
両側縁の中間部付近まで延長され、このシール部が、多
数の微細な凹凸を点結合して閉蓋するエンボスシール構
造である請求項1または請求項2に記載の食品の包装
袋。
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