JP3469532B2 - フィルムシート - Google Patents

フィルムシート

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JP3469532B2
JP3469532B2 JP2000134345A JP2000134345A JP3469532B2 JP 3469532 B2 JP3469532 B2 JP 3469532B2 JP 2000134345 A JP2000134345 A JP 2000134345A JP 2000134345 A JP2000134345 A JP 2000134345A JP 3469532 B2 JP3469532 B2 JP 3469532B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種食品に限ら
ず、あらゆる物品の包装に使用可能できるフィルムシー
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、各種米飯加工食品等を包
装する包装材は、予めロール状に巻き取られた状態でフ
ィルムメーカーより搬入されたフィルムシートを送り出
しながら包装材開裂用として用られる線状のカットテー
プをフィルムシートの略中央部位に貼着しつつ一定の幅
(送り出し長さ)寸法で切断することで形成されるもの
であり、必要に応じて海苔収容部等の各種成形加工が切
断前後の工程にて施されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記包
装材を得ることが出来るフィルムシートにおいては、下
記のような問題が生じていた。
【0004】即ち、上記フィルムシートには、該シート
を一定の幅に切断することで得られた包装材を開裂する
ためのカットテープが貼着されてはいるものの、係るカ
ットテープによって包装材を開裂すると、該カットテー
プの幅と略同寸法で包装材に線状の開裂部位が形成され
ることとなる。
【0005】このように開裂部位が線状であると、包装
材にて包装される被包装物の形状、大きさ、変形の容易
性等の諸条件によっては、分断された包装材からの被包
装物の取り出しが極めて煩雑であるばかりか、これを迅
速に行うことが出来ないという問題が生じていた。
【0006】更に、上述のように、従来のフィルムシー
トでは、ロール状に巻かれたシートを引き出しながらカ
ットテープを貼着し、直後に、一定幅に切断することに
より包装材が製造されていた。従って、カットテープを
貼着したフィルムを提供するフィルム製造と、包装材を
提供する製造を別々にすることができないという問題点
があった。すなわち、包装材の製造に際して、フィルム
製造者が、図9(イ)に示すように、芯材(図示せず)
に予め巻装されてなるフィルムシート1を送りだし(矢
印K)ながら該フィルムシート1の流れ方向(矢印L)
に沿った該シート1の略中央部位にカットテープ2を貼
着しつつ、別の芯材8に巻き直したロール状のフィルム
シート1を製造し、このカットテープ付きのフィルムロ
ールを包装材の製造者にまで運搬し、この製造者が、同
図(ロ)に示すように、該ロールからフィルムシート1
を送り出し(矢印M)ながら一定の幅(送り出し長さ)
に切断して包装材を製造できれば、作業の分担化が図れ
るなどの製造上の利点を享受できる。
【0007】しかしながら、このフィルムシート1には
流れ方向に沿って(平行に)且つ一定の位置にカットテ
ープ2が貼着されているので、該カットテープ2付きの
フィルムシート1をロール状に巻き取ると、周毎にカッ
トテープ2が重なり合い、よって、芯材8に巻き取られ
てロール状に形成されたフィルムシート1の略中央部位
が、カットテープの厚み分増加するため偏肉が生じる。
従って、ロール形状が変形するので、このロールの保管
・運搬が困難であり、現実的には、カットテープ2を貼
着した後のフィルムシート1をロール状に巻き取ること
はできなかった。
【0008】そこで、本発明は、形状、大きさ、変形の
容易性等の諸条件を有した被包装物を包装する場合で
も、被包装物の諸条件に合わせて包装材に幅広な略帯状
開裂部位を形成することが可能な包装材を製造できるフ
ィルムシートを提供することを第1の課題とするもので
ある。
【0009】更に、本発明は、カットテープなどの切断
用長状体を有して厚みの増したフィルムシートをロール
状に巻き取っても偏肉の発生を防止できるフィルムシー
トを提供することを第2の課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべく全く新しいフィルムシートを開発し、以下の手
段を講じたものである。
【0011】即ち、本発明に係るフィルムシートは前記
第1の課題を解決すべくなされたものであり、フィルム
シート1に複数の切断用長状体2が設けられ、且つ該複
数の切断用長状体2により該フィルムシート1を切り取
ることで該切断用長状体2の幅より幅広な略帯状開裂部
位を形成可能な構成にしてなるフィルムシートであっ
て、前記複数の切断用長状体2が、フィルムシート1の
流れ方向に沿って設けられると共にフィルムシート1の
両側縁部側へと交互に蛇行すべく略波形状に設けられて
なるものである。
【0012】よって、係るフィルムシート1から得られ
た包装材を用い、形状、大きさ、変形しやすい等の諸条
件を有した被包装物を包装した包装体について、切断用
長状体2を利用して開封すれば、切断用長状体2の幅よ
りも幅広な略帯状開裂部位を形成できるので、開裂後の
包装材から容易且つ迅速に被包装物を取り出すことがで
きる。本発明に係るフィルムシート1によれば、かかる
包装材及び包装体を容易に得ることができる。
【0013】
【0014】よって、係るフィルムシート1から得られ
た包装材で形状、大きさ、変形しやすい等の諸条件を有
した被包装物を包装した場合において、例えば、複数の
切断用長状体2が対向して略ハの字状を形成すべくフィ
ルムシート1の流れ方向に沿って設けられていたり、又
直線状の切断用長状体2と略波形状に形成された切断用
長状体2とが対向してフィルムシート1に設けられた場
合には、複数の切断用長状体2によってフィルムシート
1の略帯状開裂部位形状及び略帯状開裂部位面積の双方
を変化させることが出来る利点がある。
【0015】更に、フィルムシート1の流れ方向に沿っ
た該シート1に略正弦波形状に形成された一対の切断用
長状体2を夫々の山部と山部及び谷部と谷部どうしを対
向させて貼着してもよく、この場合には、略帯状開裂部
位面積を変化させることなく略帯状開裂部位形状のみを
変化させることが出来る利点がある。
【0016】よって、上記の如く複数の切断用長状体2
を介してフィルムシート1に形成される略帯状開裂部位
形状又は略帯状開裂部位面積の少なくとも何れか一方を
変化させることで開裂後の包装材から容易且つ迅速に被
包装物を取り出し可能な包装材を容易に得ることが可能
なフィルムシート1を提供することが出来るという利点
がある。
【0017】更に、各切断用長状体2間の距離をフィル
ムシート1の流れ方向に沿って一定の間隔に保つことに
より幅広な略帯状開裂部位をフィルムシート1に形成す
ることが出来るだけでなく、各切断用長状体2間の距離
を近づけたり離したりすることにより、極めて容易且つ
迅速に略帯状開裂部位形状や略帯状開裂部位面積をフィ
ルムシート1の流れ方向で変化させることが出来るフィ
ルムシート1を提供することが出来るという利点があ
る。
【0018】更に、前記複数の切断用長状体2が、フィ
ルムシート1の流れ方向に沿って設けられると共にフィ
ルムシート1の両側縁部側へと交互に蛇行すべく略波形
状に設けられ、しかも夫々の切断用長状体2が所定の間
隔で交差してなる場合には、極めて容易且つ迅速に略帯
状開裂部位形状や略帯状開裂部位面積をフィルムシート
1の流れ方向で変化させることが出来るだけでなく、交
差部位を介して切断用長状体2の引っ張り強度を向上さ
せることが出来る利点がある。
【0019】更に、本発明に係るフィルムシートは前記
第2の課題を解決すべくなされたものであり、前記フィ
ルムシート1の流れ方向と交差する方向に位置する該シ
ートの一端部3又は他端部4(フィルムシート1の側縁
部)の少なくとも何れか一方に、フィルムシート1の側
縁部側の厚みを、複数の切断用長状体2が設けられたフ
ィルム部位の厚みと略同等とする厚み増加手段が設けら
れたものである。
【0020】よって、複数の切断用長状体2を介して増
したシート1の厚みと略同等の厚みをシート端に出現さ
せることが出来、よってロール状に巻き取られるフィル
ムシート1の偏肉防止を図ることが出来るという利点が
ある。
【0021】又、厚み増加手段がフィルムシート1の流
れ方向に沿って該シート1に貼着される帯状のフィルム
片10又は複数の切断用長状体2とは別にフィルムシート
1の流れ方向に沿って該シート1に設けられる切断用長
状体2aである場合には、フィルムシート1の巻き取り時
におけるフィルム端部の厚みを常に一定に確保したフィ
ルムシート1を簡単且つ安価に生産することが出来る利
点がある。なお、フィルムシートは、フィルムシート1
の一面に切断用長状体2が設けられ、且つ前記フィルム
シート1の側縁部に、前記切断用長状体2の厚みと略同
等の厚みを有する厚み増加手段が設けられていてもよ
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に従って説明する。図1(イ)において、1は、後述す
るカットテープ2(切断用長状体に相当する)を複数本
(例えば、2本)備え、且つ夫々のカットテープ2を同
時に引っ張ることにより、略帯状開裂部位形状及び略帯
状開裂部位面積を変化可能な幅広な略帯状開裂部位を形
成可能な長尺のフィルムシート1を示し、係るフィルム
シート1は、例えば、ピロー包装装置(図示せず)等を
用いることにより、食品等の被包装物を包装することが
可能な包装材(図示せず)を得ることが出来るものであ
る。
【0023】尚、上記フィルムシート1は、予め芯材
(図示せず)に巻装されてなると共に、係る芯材からの
送りだし(矢印B)時において、該フィルムシート1の
流れ方向(矢印A)に沿った該シート1の略中央部に略
正弦波形状に形成された一対(複数)のカットテープ2
を夫々の山部及び谷部を対向させて貼着した後、別の芯
材8に巻き取られる(矢印C)ものである。
【0024】又、係る複数のカットテープ2を具備した
フィルムシート1の流れ方向(フィルムシート1の長手
方向)と交差する方向に位置する該シートの一端部3と
他端部4(両側縁部3,4)には、芯材8に巻き取られ
る前工程にて所定幅(通常、10mm〜20mm位)の折り
返し部位5(厚み増加手段)が形成されてなる。
【0025】かかる折り返し部位5によって、同図
(ロ)に示すように、芯材8に巻き取られるフィルムシ
ート1の一端部3と他端部4(両側縁部3,4)には、
厚み増加手段としてフィルムの折り返し部位5が形成さ
れるものである。
【0026】従って、フィルムシート1と略同厚のカッ
トテープ2(切断用長状体)を用いることによって、カ
ットテープ2の貼着を介して増したシート1の厚み(矢
印E)と略同等の厚み(矢印F)をシート端に出現させ
ることが可能となり、よって芯材8にロール状に巻き取
られるフィルムシート1の偏肉防止とシート送り出し時
の蛇行防止を図ることが出来るという利点がある。
【0027】更に、上記フィルムシート1の流れ方向
(矢印A)に沿った該シート1の一面の所定位置(例え
ば、略中央部)には、略波状(例えば、略正弦波形状)
に形成された一対のカットテープ2が夫々の山部及び谷
部どうしを対向して貼着されてなる。
【0028】本発明に係る包装材は、かかるフィルムシ
ート1を、少なくとも2本のカットテープ2(切断用長
状体2)が含まれるように切断することによって得るこ
とができる。具体的には、フィルムシート1を流れ方向
(矢印A)に一定寸法で送り出した後、すくなくとも2
本のカットテープ2(切断用長状体)が含まれるように
切断することにより包装材(図示せず)が得られ、物品
などの被包装物を包装することによって包装体を得るこ
とができる。得られた包装体を開封する際には、夫々
(例えば2本)のカットテープ2を同時に引張りながら
フィルムシート1を切断することにより、各カットテー
プ2間に挟まれた領域も切り取られることとなるから、
包装材に幅広な略帯状開裂部位を形成でき、被包装物の
諸条件に合わせて包装材にカットテープ2の幅より幅広
な略帯状開裂部位を形成することが出来る利点がある。
さらに、それぞれのカットテープ2は、山部及び谷部ど
うしを対向させて貼着されているので、上記のようにカ
ットテープ2を同時に用いて、フィルムシート2を引き
裂くことにより、帯状開裂部位がカットテープ2の夫々
の山部及び谷部の形状に沿って変化することとなるか
ら、略帯状開裂部位の形状及び略帯状開裂部位の面積が
変化する。
【0029】従って、略帯状開裂部分をより大きく形成
することができ、フィルムシート1から得られた包装材
にて、形状、大きさ、変形しやすい等の諸条件を有した
被包装物の取り出しも容易に行える。
【0030】このように略帯状開裂部位形状又は略帯状
開裂部位面積をも変化させることができるので、開裂後
の包装材から容易且つ迅速に被包装物を取り出し可能な
包装材を得ることが出来る。
【0031】更に、上記の如く複数のカットテープ2を
用いた場合には、フィルムシート1に貼着された各カッ
トテープ2間の距離をフィルムシート1の流れ方向に沿
って近づけたり離したりすることにより、極めて容易且
つ迅速に略帯状開裂部位形状や略帯状開裂部位面積をフ
ィルムシート1の流れ方向で変化させることが出来る優
れたフィルムシート1を提供することが出来るという利
点がある。
【0032】尚、上記実施形態において、フィルムシー
ト1には、幅広な略帯状開裂部を形成しつつ略帯状開裂
部位形状又は略帯状開裂部位面積を変化させるべく略正
弦波形状に形成された一対のカットテープ2(切断用長
状体に相当する)が夫々の山部及び谷部どうしを対向さ
せて貼着されてなるが、必ずしもこれに限るものではな
い。
【0033】例えば、複数のカットテープ2が、図2
(イ)に示すように、フィルムシート1の流れ方向に沿
い(平行に)且つ該シート1の略中央部に貼着された一
条の直線カットテープ2と、該直線カットテープ2に山
部又は谷部の一方を重合又は当接すべく該直線カットテ
ープ2に沿って設けられた略正弦波形状のカットテープ
2とで構成されていてもよい。
【0034】又、同図(ロ)に示すように、複数のカッ
トテープ2が、フィルムシート1の流れ方向に沿った該
シート1の略中央部に貼着された一条の直線カットテー
プ2と、該直線カットテープ2に山部又は谷部の一方を
重合又は当接すべく該直線カットテープ2に沿って夫々
の山部及び谷部どうしを対向させて貼着された一対の略
正弦波形状のカットテープ2との3本構成であってもよ
い。
【0035】よって、上記前者及び後者何れの場合であ
っても、夫々(例えば、2本又は3本)のカットテープ
2を同時に引っ張ることにより、包装材にカットテープ
2の幅より幅広な略帯状開裂部を形成しつつ略帯状開裂
部位形状又は略帯状開裂部位面積をフィルムシート1の
流れ方向で容易に変化させることが可能である。
【0036】更に、図3(イ)に示すように、フィルム
シート1の一端部3(側縁部3)と他端部4(側縁部
4)に厚み増加手段を有しない構成や、特に図示しない
が、フィルムシート1の一端部3又は他端部4の何れか
一方部に厚み増加手段を有する構成でもよい。さらに、
同図(ロ)に示すように、一端部3と他端部4に厚み増
加手段として折り返し部位5を設けた構成でもよい。さ
らに、図3(イ)、(ロ)に示すように、各カットテー
プ2を、フィルムシート1の流れ方向と交差する該フィ
ルムシート1の一端部3側及び他端部4側へと交互に蛇
行すべくフィルムシート1の流れ方向に沿って略波形状
に設けると共に、各カットテープ2夫々の山部と谷部が
対向するように所定の間隔で交差させる構成、即ち、波
状に貼着された複数(例えば、2本)のカットテープ2
を、その変曲点に於いて互いに交差するように設けても
よい。
【0037】よって、上記の如く、各カットテープ2夫
々の山部と谷部が対向するように所定の間隔で交差した
場合であっても、極めて容易且つ迅速に略帯状開裂部位
形状や略帯状開裂部位面積をフィルムシート1の流れ方
向で変化させることが出来るだけでなく、交差部位を介
してカットテープ2の引っ張り強度を向上させることが
出来、引っ張り時におけるカットテープ2の不用意なち
ぎれを防止することが出来る利点がある。
【0038】更に、図4に示すように、フィルムシート
1の流れ方向に沿った該シート1の所定位置(例えば、
略中央部)に略正弦波形状に形成された一対(複数)の
カットテープ2を夫々の山部と山部及び谷部と谷部どう
しを対向させて貼着してもよく、すなわち、一対(複
数)のカットテープ2をフィルムシート1の幅方向に並
設してもよく、この場合には、流れ方向(長手方向)の
各箇所に於いて、略帯状開裂部位面積を変化させること
なく、略帯状開裂部位形状のみを変化させることが出来
る利点がある。
【0039】フィルムシート1に、複数のカットテープ
2が設けられ、しかも該カットテープ2の幅より幅広な
略帯状開裂部位をフィルムシート1に形成可能であれ
ば、被包装物の諸条件に合わせてフィルムシート1から
得られた包装材の略帯状開裂部位形状だけを変化可能と
するもの、又は略帯状開裂部位面積だけを変化させるだ
けであってもよい。
【0040】更に、上記実施形態において、複数のカッ
トテープ2を有して芯材8に巻き取られるフィルムシー
ト1に、該シート1の流れ方向と交差する方向に位置す
る該シートの一端部3と他端部4に所定幅の折り返し部
位5を形成してもよい。
【0041】よって、折り返し部位5を形成することに
より、カットテープ2の貼着を介して増したフィルムシ
ート1の厚みと略同等の厚みをシート端に出現させて芯
材8にロール状で巻き取られるフィルムシート1の偏肉
防止とシート送り出し時の蛇行防止を図ることが出来る
という利点を有するが、図5(イ)に示すように、側縁
部3に折り返し部5が形成されたシート1の端縁部7a
近傍に、フィルムシート1の流れ方向に沿って熱シール
6を施してもよい。
【0042】よって、熱シール6を介して、折り返し部
位5が元に戻るのを確実に防止することが出来、よって
フィルムシート1の巻き取り時や送り出し時において折
り返し部位5を介してのシート端部の厚みを常に一定に
確保することが出来る利点がある。
【0043】更に、同図(ロ)に示すように、熱シール
6をフィルムシート1の側縁部3の端縁部7aからフィ
ルムシート1の中央側へと一定の寸法(矢印I)で位置
ずれさせて設けてもよく、又、同図(ハ)に示すよう
に、フィルムシート1の側縁部3の端縁部7aを、熱シ
ール6を施す前にフィルムシート1の流れ方向Aに沿っ
て予め切断し、その後、端縁部7aが切断されたフィル
ムシート1と折り返し部位5とを熱シール6してもよい
が、フィルムシート1に折り返し部位5を形成しつつ係
る折り返し部位5に熱シール6を施し(図示せず)ても
よい。
【0044】よって、上記何れの場合であっても折り返
し部位5に熱シール6を施すことにより、シート端部の
厚みを常に一定に確保して芯材8にロール状で巻き取ら
れるフィルムシート1の偏肉防止とシート送り出し時の
蛇行防止を図ることが出来るという利点を有する。
【0045】更に、上記実施形態において、フィルムシ
ート1の流れ方向と交差する方向に位置する該シートの
一端部3と他端部4には、芯材8に巻き取られる前工程
にて所定幅の折り返し部5が形成される場合について説
明したが、例えば、同図(ニ)に示すように、厚み増加
手段としてフィルムシート1の流れ方向に沿って該シー
ト1端部を切断することにより得られる帯状のフィルム
片10を用いてもよい。
【0046】よって、この場合には切断後の帯状のフィ
ルム片10を再びフィルムシート1の端部に熱シール6を
介して貼着することになるが、この場合であっても、帯
状のフィルム片10が貼着されたフィルムシート1の端部
の厚みを常に一定に確保して芯材8にロール状に巻き取
られるフィルムシート1の偏肉防止とシート送り出し時
の蛇行防止を図ることが出来るという利点を有する。
【0047】尚、上記の如くシート1の端部を切断する
ことにより得られた帯状のフィルム片10をフィルムシー
ト1の端部に熱シール6を介して貼着した後、その端部
を切断してもよく、この場合には、フィルムシート1の
端部の仕上げを見栄く形成することが出来る利点があ
る。
【0048】尚、上記の如くフィルムシート1の端部に
熱シール6を介して貼着する帯状のフィルム片10は必ず
しもシート1端部の切断により得られるものに限定され
るものではなく、他のフィルム材等から得られた帯状の
フィルム片10をシート1端部に貼着してもよいのは言う
までもない。
【0049】更に、厚み増加手段として必ずしも、帯状
のフィルム片10や折り返し部位5を用いる必要はなく、
例えば、フィルムシート1に貼着される複数のカットテ
ープ2がフィルムシート1の一端部3側又は他端部4側
の何れか一方側に該フィルムシート1の略中央より位置
ずれして設けられていてもよい。
【0050】よって、この場合において、シート1の他
端部4又は一端部3の何れか一方に折り返し部5を前記
カットテープ2に対峙状態となるように設けてもよく、
この場合であっても、複数のカットテープ2によって増
加したフィルムシート1の厚みと、厚み増加手段を介し
て増加したフィルムシート1の厚みとを略同等にするこ
とが可能となる。
【0051】よって、芯材8にロール状に巻き取られる
フィルムシート1の偏肉防止とシート送り出し時の蛇行
防止を図ることが出来るという利点を有するが必ずしも
厚み増加手段が本願発明に係る必須の要件ではない。
【0052】更に、上記の如く複数のカットテープ2が
設けられたフィルムシート1の流れ方向と交差する方向
に位置する該シートの一端部3又は他端部4の少なくと
も何れか一方に、フィルムの折り返し部位5等の厚み増
加手段を形成することにより、開裂手段を介して増した
シート1の厚みと略同様の厚みをシート端に出現させる
ことが出来る。
【0053】よって、ロール状に巻き取られるフィルム
シート1の偏肉防止とシート送り出し時の蛇行防止を図
ることが出来るという利点があるが、図6に示すよう
に、例えば、複数のカットテープ2を貼着する場合にお
いて、各カットテープ2の間隔(矢印J)をシート1の
巻き取り時に偏肉が生じない位に広く設定することによ
り、帯状のフィルム片10の貼着や折り返し部位5等の厚
み増加手段を必要とすることなく芯材8にロール状に巻
き取られるフィルムシート1の偏肉防止とシート送り出
し時の蛇行防止を図ることが出来るという利点がある。
【0054】尚、上記実施形態において、フィルムシー
ト1からは食品等の被包装物を包装することが可能な包
装材を得ることが可能であるが、該食品に限定されるも
のではなく、あらゆる製品や商品等に使用可であり、被
包装物の限定も一切ない。
【0055】更に、本発明におけるフィルムシート1の
素材や大きさ、色等においても、一切限定しないのは言
うまでもなく、通常用いられる包装用のフィルムシート
1であればよい。
【0056】更に、本発明のフィルムシート1から得ら
れる包装材も、決してピロー包装装置から得られるもの
に限定されないのは言うまでもない。
【0057】更に、上記実施形態において、フィルムシ
ート1に、帯状のフィルム片10が厚み増加手段として貼
着された場合について説明したが、例えば、図7(イ)
に示すように、厚み増加手段が、フィルムシート1に貼
着される複数のカットテープ2(切断用長状体)とは別
に該シート1の流れ方向に沿ってシート1の一端部3及
び他端部4に貼着されるカットテープ2a、すなわち、包
装材を開封するための切断用のものではなく厚みを増加
させる目的でカットテープ(切断用長状体)と同一のも
の(肉厚用カットテープ2a)を厚み増加手段として用い
てもよい。
【0058】よって、上記の如くカットテープ2aを厚み
増加手段として用いた場合であっても、複数のカットテ
ープ2の貼着によって増加したフィルムシート1の厚み
と厚み増加手段としてシート1の一端部3及び他端部4
に貼着されるカットテープ2aを介して増加したフィルム
シート1の厚みとを略同等にすることが可能となって芯
材8にロール状に巻き取られるフィルムシート1の偏肉
防止とシート送り出し時の蛇行防止を図ることが出来る
という利点を有するが、同図(ロ)に示すように、例え
ば、複数のカットテープ2を一定の間隔で平行状態を有
してフィルムシート1の流れ方向に貼着してもよい。
【0059】従って、この場合であっても被包装物の諸
条件に合わせてフィルムシート1から得られた包装材に
カットテープ2の幅より幅広の略帯状開裂部位を形成す
ることが可能になるという利点がある。
【0060】尚、上記の如く一定間隔で平行状態を有し
た一対のカットテープ2を設けた場合に限らず、平行状
態を有した一対のカットテープ2を、例えば、フィルム
シート1に一定の長さで貼り付けた後、その間隔を変化
させて再び平行状態でフィルムシート1に一定の長さで
貼り付ける構成(図示せず)であってもよく、よって、
この場合でもカットテープ2の幅より幅広な帯状開裂部
位をフィルムシート1に形成することが出来るという利
点がある。
【0061】また、上記のように種々の実施形態に於い
て、切断用長状体としてカットテープ2が例示されてい
るが、切断用長状体はカットテープ2に限定されず、カ
ットテープ2に代えて又は併用して、例えば、図8に示
すように、細いPPフィラメント糸などの合成糸、綿糸
などの天然糸などの各種の糸状体2を切断用長状体とし
て用いてもよい。また、図8に示すように、一面に複数
(例えば、6本)の切断用長状体2を設け、且つ側縁部
3,4に厚み増加手段5が設けられたフィルムシート1
を構成してもよい。かかるフィルムシート1によれば、
例えば、2本の切断用長状体2を一組として、その組の
間に切断刃20を当て、当該フィルムシート1を流れ方
向(長手方向)に切断することによって、少なくとも2
本の切断用長状体2を有する包装材を、一度に複数倍
(例えば、3倍)得ることができる。
【0062】
【発明の効果】叙上のように、本発明におけるフィルム
シートは、複数の切断用長状体が設けられ且つ該複数の
切断用長状体により該フィルムシートを切り取ることで
切断用長状体の幅より幅広な略帯状開裂部位を形成する
ことができるものである。
【0063】よって、係るフィルムシートから得られた
包装材を用い、形状、大きさ、変形しやすい等の諸条件
を有した被包装物を包装した場合であっても、被包装物
の諸条件に合わせて包装材に切断用長状体の幅より幅広
な略帯状開裂部位を簡単且つ容易に形成することが出来
る。
【0064】従って、切断用長状体の幅より幅広な略帯
状開裂部位を介して開裂された包装材から容易且つ迅速
に被包装物を取り出すことが出来る包装材を、各種被包
装物の形態に合わせて容易且つ安価に生産することが出
来るという効果を奏する。
【0065】更に、本発明に係るフィルムシートは、フ
ィルムシートの一面に切断用長状体が設けられ、且つ前
記フィルムシートの側縁部に、前記切断用長状体の厚み
と略同等の厚みを有する厚み増加手段が設けられている
ものである。
【0066】よって、複数の切断用長状体を介して増し
たフィルムシートの厚みと略同等の厚みをシートに出現
させることが出来、従って、フィルムシートをロール状
に巻き取る場合であっても、フィルムシートの偏肉防止
とシート送り出し時の蛇行防止を図ることが出来るとい
う格別な効果を有するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルムシートを示し、(イ)は要部
拡大斜視図、(ロ)は(イ)のD−D線断面図。
【図2】本発明に係るフィルムシートの他の実施形態を
示し、(イ),(ロ)は開裂手段を貼着したフィルムシ
ートの要部拡大平面図。
【図3】本発明に係るフィルムシートの他の実施形態を
示し、(イ),(ロ)は開裂手段を貼着したフィルムシ
ートの要部拡大平面図。
【図4】本発明に係るフィルムシートの他の実施形態を
示し、(イ)は開裂手段を貼着したフィルムシートの要
部拡大平面図。(ロ)は(イ)のG−G線断面図。
【図5】本発明に係るフィルムシートの他の実施形態を
示し、(イ),(ロ),(ハ)はフィルムシートの一端
部の折り返し部の要部拡大正面図、(ニ)は帯状のフィ
ルム片を貼着する際のフィルムシートの一端部の要部拡
大正面図。
【図6】他の実施形態を示すフィルムシートの要部拡大
斜視図。
【図7】本発明に係るフィルムシートの他の実施形態を
示し、(イ)は要部拡大斜視図,(ロ)は要部拡大平面
図。
【図8】本発明に係るフィルムシートの他の実施形態を
示す斜視図。
【図9】カットテープ貼着時の状態を示し、(イ)はシ
ート巻き取り時の要部拡大斜視図、(ロ)はシート送り
出し時の要部拡大斜視図。
【符号の説明】
1…フィルムシート、2…切断用長状体、5…折り返し
部位、6…シール、10…帯状のフィルム片
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 65/26

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムシート(1) に複数の切断用長状
    体(2) が設けられ、且つ該複数の切断用長状体(2) によ
    り該フィルムシート(1) を切り取ることで該切断用長状
    体(2) の幅より幅広な略帯状開裂部位を形成可能な構成
    にしてなるフィルムシートであって、前記複数の切断用
    長状体(2) が、フィルムシート(1) の流れ方向に沿って
    設けられると共にフィルムシート(1) の両側縁部側へと
    交互に蛇行すべく略波形状に設けられてなることを特徴
    とするフィルムシート。
  2. 【請求項2】 前記複数の切断用長状体(2) が、フィル
    ムシート(1) の流れ方向に沿って設けられると共にフィ
    ルムシート(1) の両側縁部側へと交互に蛇行すべく略波
    形状に設けられ、しかも夫々の切断用長状体(2) が所定
    の間隔で交差してなることを特徴とする請求項記載の
    フィルムシート。
  3. 【請求項3】 前記フィルムシート(1) の両側縁部の少
    なくとも何れか一方には、複数の切断用長状体(2) の厚
    みと略同等の厚みを有する厚み増加手段が設けられてな
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のフィルムシー
    ト。
  4. 【請求項4】 前記厚み増加手段がフィルムシート(1)
    の流れ方向に沿って該シート(1) に設けられる帯状のフ
    ィルム片(10)である請求項記載のフィルムシート。
  5. 【請求項5】 前記帯状のフィルム片(10)がフィルムシ
    ート(1) の側縁部の切断によって形成されることを特徴
    とする請求項記載のフィルムシート。
  6. 【請求項6】 前記厚み増加手段がフィルムの折り返し
    部位(5) で形成されることを特徴とする請求項記載の
    フィルムシート。
  7. 【請求項7】 前記帯状のフィルム片(10)又は折り返し
    部位(5) には、フィルムシート(1) の流れ方向に沿って
    熱シール(6) が施されてなることを特徴とする請求項
    乃至の何れかに記載のフィルムシート。
  8. 【請求項8】 前記フィルムシート(1) の側縁部の端縁
    部が、熱シール(6) を施す前にフィルムシート(1) の流
    れ方向に沿って切断されることを特徴とする請求項
    載のフィルムシート。
  9. 【請求項9】 前記フィルムシート(1) の側縁部の端縁
    部が、熱シール(6) が施される際又は施された後に、フ
    ィルムシート(1) の流れ方向に沿って切断されることを
    特徴とする請求項記載のフィルムシート。
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