JP2015113157A - 食品包装袋 - Google Patents

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【課題】 三角おにぎりなどの食品包装袋であって、食する際には過度の開封を抑止しながら食品の一部のみを確実に外部に露出させて食品の他部の包装部分を掴持しながら体裁よく食することができる食品包装袋を提供する。【解決手段】 台形状の表裏フィルム2、3を重ね合わせて幅狭い端辺部と両側傾斜端辺部とを引き剥がし可能に熱融着4、5することにより幅広い端辺部側に開口部6を有する袋本体1に形成してあり、上記幅狭い端片部に一対の開封用突片7、8を延出させていると共に、裏フィルム3の上端部を開口端から延出させて袋本体1よりも幅広い封緘片9に形成してあり、この封緘片9を表フィルム上に折り重ねて粘着剤層10により貼着した際に、封緘片9の両側端部を袋本体1の両側傾斜端辺から外側方に突出して袋本体1の両側傾斜端辺部上に折り重ねる封止端部9a、9aに形成している。【選択図】 図8

Description

本発明は、おにぎりやサンドイッチ等の食品、特に、三角おにぎりの包装に適した食品包装袋に関する。
三角おにぎりの包装に適した袋としては、例えば特許文献1に記載されているように、略台形状に形成された表裏フィルムをその幅広い縁辺側を上向きにして重ね合わせて上端から下端に向かって互いに接近する方向に傾斜した両側端辺同士と幅狭い下端辺同士とを一体的に熱融着することにより幅広い上端側に開口部を有する袋本体を形成していると共に、上記下端辺同士の熱融着部から表裏フィルムの下端部を下方に延出させて裏フィルム側の延長片に下端から適宜長さ部分にまで互いに平行な一対のカット部を設けてあり、さらに、裏フィルムの上端部を上記上端開口部から上方に突出させて上端に向かって幅狭くなる台形状の封緘片に形成し、この封緘片の上端縁部の表面側に粘着剤層を設けてなる構造のものが知られている。
そして、この包装袋によって三角おにぎりを包装するには、この包装袋の上端開口部から袋内に三角おにぎりを収納したのち、封緘片を表フィルムの上端部表面に折り重ねて粘着剤層によりこの封緘片を該表面に貼着して封止する。また、三角おにぎりを食する際には、上記カット部から裏フィルムの幅方向の中央部を上方に向かって引き裂くことによって開封する。
又、別な構造の三角おにぎり包装用袋として、特許文献2に記載されているように、略略台形状に形成された表裏フィルムを重ね合わせて幅狭い上端縁辺同士とこの上端縁辺の両側端から下端に向かって互いに離間する方向に傾斜した両側端辺同士とを帯状の接着部によって剥離可能に接着することにより下端が開口した袋本体を形成していると共に、上記上端辺同士の接着部から表裏フィルムの上端部を上方に延出させて一対の剥離用突片に形成してあり、さらに、裏フィルムの下端部を上記下端開口部から下方に突出させて封止片に形成してなる構造の包装袋も知られている。
そして、この包装袋によって三角おにぎりを包装するには、この包装袋の開口部から袋内に三角おにぎりを収納したのち、封止片を表フィルムの下端部表面に折り重ねてシール材を貼り付けることにより封止する。また、三角おにぎりを食する際には、上記一対の剥離用突片を互いに離間する方向に引っ張り、これらの剥離用突片に連なる表裏フィルムをその両側端辺同士を接着している接着部から剥離することによって開封する。
特開2006−123977号公報 実開平1−122466号公報
しかしながら、上記前者の包装袋によれば、三角おにぎりを食する際における開封は、袋本体の下端熱融着部から突出している裏フィルムにおける延長片に形成した互いに平行なカット部間のフィルム部を上方に捲るように引っ張ることによってこのカット部間の幅でもって裏フィルムの幅方向の中央部を帯状に切除しながら行うものであるから、この切除部を設けただけでは袋内から三角おにぎりを取り出すことができず、三角おにぎりを取り出すには、この切除部を介して分断されている裏フィルムの両側部を互いに離間する方向に引っ張って切除部を大きく開口させなければならず、手間を要する上に、裏フィルムの両側部を切除部から拡げる際に三角おにぎりが潰れたり形崩れが生じる虞れがあり、さらに、三角おにぎりの一部を露出させ他の部分を袋内に入れた状態にしてその袋部分を掴持しながら食することができる開封状態にすることも困難であるといった問題点がある。
一方、後者の包装袋によれば、一対の剥離用突片を互いに離間する方向に引っ張れば、表裏フィルムの互いに接着している両側端片を剥がすことができて三角おにぎりを食することができるように大きく露出させることができるが、剥離用突片を互いに離間する方向に強く引っ張ると、表裏フィルムがその下端まで全面的に開封されて三角おにぎりが包装袋内から落下し、食することができなくなる事態が発生するといった問題点がある。
また、この包装袋による三角おにぎりの包装形態としては、三角おにぎりを包装袋の開口部から袋内に収納し、包装袋の裏フィルムの下端封止片を表フィルムの下端部表面に折り重ねてシール材によりシールしてなる構造としているので、包装作業に手間を要するといった問題点がある。この問題点は、上記特許文献1に記載されているように、包装袋の裏フィルムの上端部に設けている封緘片に粘着剤層を設けておき、この封緘片を表フィルムの上端部表面に折り重ねて粘着剤層を該表面に貼着するように構成しておけば解消することができるが、このような包装形態にしても、封止した封緘片の両端とこの封緘片を貼着している表フィルムの両側端部との間に袋内に連通する隙間が生じて外気が入り込む虞れがあり、不衛生になるばかりでなく、開封時には上記同様に剥離用突片の引き離しによる表裏フィルムの過度の開封を抑止することができず、三角おにぎりの不測の落下をなくすることができないといった問題点がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、三角おにぎりなどの食品の包装が簡単且つ完全密封状態に正確に行えるばかりでなく、食する際には過度の開封を抑止しながら食品の一部のみを確実に外部に露出させることができ、食品の他部の包装を保持してその包装部分を掴持しながら体裁よく食することができる食品包装袋を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の食品包装袋は、請求項1に記載したように、台形状に形成された表裏フィルムを重ね合わせて幅狭い端辺部と両側傾斜端辺部とを引き剥がし可能に熱融着することにより幅広い端辺部側に開口部を有する袋本体に形成してあり、さらに、上記幅狭い端辺部の熱融着部から表裏フィルムの端部を延出させて一対の開封用突片に形成していると共に上記開口部から裏フィルムの端部を延出させて封緘片に形成し、この封緘片の先端部表面に全幅に亘って帯状の粘着剤層を設けてなる食品包装袋において、上記封緘片の横幅を全長に亘って上記開口部と同幅又は広幅に形成して封緘片を表フィルムの表面上に折り重ねた際に、封緘片の両側端部を袋本体の両側傾斜端辺から外側方に突出する封止端部に形成してあり、この封止端部を袋本体の上記両側傾斜端辺部上に折り重ねて封緘するように構成していることを特徴とする。
このように構成した食品包装袋において、請求項2に係る発明は、袋本体の深さを収納する食品の高さよりも大きい深さに形成していると共に袋本体の開口部側の端部を両側端辺が互いに平行な横長矩形状端部に形成してあり、封緘時にこの横長長方形状端部の一部と共に封緘片を袋本体の表フイルムの表面上に折り重ねるように構成していることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、袋本体の深さを収納する食品の高さよりも大きい深さに形成していると共に袋本体の両側端辺を幅狭い端辺部の両側端から開口端の両側端に向かって開口端が最大幅となるように傾斜した傾斜端辺に形成してあり、さらに、この傾斜端辺から封緘片の両側端辺部を同一傾斜角度でもって延長方向に傾斜させて封緘片を先端辺が最大幅となる台形状に形成して、封緘時にこの袋本体の開口部の一部と共に封緘片を袋本体の表フイルムの表面上に折り重ねるように構成していることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、袋本体の開口部から袋本体内に食品、例えば、三角おにぎりを収納すると、三角おにぎりの一つの角部が袋本体の内底部を形成している幅狭い端辺部によって支持され、且つこの三角おにぎりの両側傾斜端面が袋本体の両側傾斜端辺部の内面に沿った状態となるように簡単且つ正確に収納することができる。さらに、封緘片を開口部における表フィルムの表面上に折り重ねれば、この封緘片の先端部表面に設けている粘着剤層が表フィルムの表面に接着して開口部を簡単に封止することができるばかりでなく、この封緘片の横幅を開口部と同幅又は広幅に形成している一方、袋本体の両側端辺を上記内底部を形成している幅狭い端辺部から開口端に向かって外側方に傾斜した両側傾斜端辺部に形成しているので、封緘片を表フィルムの表面上に折り重ねて開口部を封止した際に、この封緘片の両側封止端部を袋本体の両側傾斜端辺から外側方に突出させることができる。
従って、この両側封止端部を有する封緘片の両側端部を、三角おにぎりの両側傾斜端面を被覆している袋本体の両側端部上に折り重ねると、両側封止端部が袋本体の両側傾斜端辺部を乗り越えてその表面に設けている粘着剤層を両側傾斜端辺部の熱融着上を交差しながら差袋本体の裏フィルムに接着させることができ、袋本体の開口端を開封困難な状態に確実に封止することができる。
その上、三角おにぎりを食する際に、袋本体の幅狭い端辺部から延出している一対の開封用突片を互いに離間する方向に引き離すと、袋本体を形成している表裏フィルムの互いに熱融着している幅狭い端辺部が引き剥がされたのち、この端辺部の両側端に連なる互いに熱融着している袋本体の両側傾斜端辺部が連続的に引き剥がされて袋本体内に収納している三角おにぎりの一部を外部に簡単に露出させることができると共に、袋本体の両側傾斜端辺部がこの両側傾斜端辺部上に折り重ねている上記封緘片の両側封止端部にまで引き剥がされると、この両側封止端部の端面に掛止してそれ以上の引き剥がしが阻止され、袋本体内から三角おにぎりが不測に離脱するのを確実に防止することができると共に三角おにぎりの一部を袋本体から露出させ、且つ、他部を袋本体の開口部上に折り重ねている封緘片とこの封緘片の反対側の袋本体の裏面部とによって包持した状態にすることができ、この包持部分を掴持しながら三角おにぎりを体裁よく食することができる。
請求項2に係る発明によれば、袋本体の深さを収納する食品の高さよりも大きい深さに形成していると共に袋本体の開口部側の端部を両側端辺が互いに平行な横長矩形状端部に形成してあり、封緘時にこの横長長方形状端部の一部と共に封緘片を袋本体の表フイルムの表面上に折り重ねるように構成しているので、折り重ねた際に封緘片の両側封止端部を袋本体の両側傾斜端辺から外側方に確実に突出させてこの両側傾斜端辺上に折り重ね可能にすることができると共に、袋本体の開口端を袋本体の表フィルム上に折り重ねた状態にして外気等が袋内に入り込むことのないように隙間なく完全に封止することができる。
同様に、請求項3に係る発明においても、袋本体の深さを収納する食品の高さよりも大きい深さに形成していると共に袋本体の両側端辺を幅狭い端辺部の両側端から開口端の両側端に向かって開口端が最大幅となるように傾斜した傾斜端辺に形成してあり、さらに、この傾斜端辺から封緘片の両側端辺部を同一傾斜角度でもって延長方向に傾斜させて封緘片を先端辺が最大幅となる台形状に形成して、封緘時にこの袋本体の開口部の一部と共に封緘片を袋本体の表フイルムの表面上に折り重ねるように構成しているので、折り重ねた際に封緘片の両側封止端部を袋本体の両側傾斜端辺から外側方に確実に突出させてこの両側傾斜端辺上に折り重ね可能にすることができると共に、袋本体の開口端を袋本体の表フィルム上に折り重ねた状態にして外気等が袋内に入り込むことのないように隙間なく完全に封止することができる。
本発明食品包装袋の一部を切欠いている正面図。 その縦断側面図。 袋本体内に食品である三角おにぎりを収納する直前の正面図。 袋本体内に三角おにぎりを収納した状態の斜視図。 封緘片により開口部を封止した状態の斜視図。 封緘片の両側封止端部を袋本体の両側傾斜端辺部上に折り重ねて貼着した状態の斜視図。 その簡略縦断側面図。 開封している状態の斜視図。 その簡略側面図。 本発明食品包装袋の別な実施例を示す正面図。
本発明の具体的な実施例を図面について説明すると図1、図2に示すように、略台形状に形成されたポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂フィルムからなる表フィルム2と裏フィルム3とをその幅広い端辺側を上方に向けた状態にして重ね合わせて、これらの表裏フィルム2、3の下方に向けている幅狭い端辺部2a、3a(以下、下端辺部2a、3aとする)同士とこの下端辺部2a、3aの両側端にその下端が連なっている両側傾斜端辺部2b、3b同士とを引き剥がし可能に熱融着4、5して幅広い上端部側に開口部6を有する袋本体1に形成している。
なお、この実施例においては、袋本体1の開口部6を形成している表裏フィルム2、3の上端部を、その両側端辺部を傾斜させることなく全長に亘って同一幅の横長矩形状端部2c、3cに形成してあり、袋本体1の表裏フィルム2、3における上記両側傾斜端辺部2b、3b同士の熱融着部5、5の上端に、この横長矩形状端部2c、3cを形成している表裏フィルム2、3の互いに平行な両側端辺部同士を剥離可能に熱融着している垂直な両側熱融着部5a、5aの下端を連続させている。
この袋本体1の開口端から熱融着4している下端辺部2a、3aまでの深さは、袋本体1内に収納する三角おにぎりAの高さよりも深くしてあり、具体的には三角おにぎりAを袋本体1内に収納した際にこの三角おにぎりAの上端面が上記表裏フィルム2、3の横長矩形状端部2c、3cの下端近傍部に達するように形成している。
さらに、表裏フィルム2、3の下端部を袋本体の下端熱融着部4から下方に延出させて互いに分離した一対の開封用突片7、8に形成していると共に、上記開口部6における開口端から裏フィルム3の上端部のみを上方に延出させて開口部6と横幅が同一幅の横長長方形状の封緘片9に形成してあり、この封緘片9の表面における上端部に全幅に亘って粘着剤層10を帯状に設けている。なお、この粘着剤層10は、包装袋の使用前には被覆片(図示せず)によって剥離可能に被覆されている。
また、封緘片9の両側端部は、封緘時に封緘片9を袋本体1の開口部6における表フィルム2の上端部表面上に折り重ねた際に、少なくとも粘着剤層10を設けている先端部が袋本体1の上記両側傾斜端辺部2b、3bの上端部から外側方に突出する封止端部9a、9aに形成されている。
この封緘片9の上下方向の長さを上記袋本体1の上端部の横長矩形状端部2c、3cの上下方向の長さよりも長くして、封緘片9をその下端から折り曲げて袋本体1の表フィルム2の上端部表面上に折り重ねることにより、上記封止端部9a、9aを袋本体1の両側傾斜端辺部2b、3bの上端部から外側方に突出させるように形成しておいてもよいが、この実施例においては、封緘片9の長さを袋本体1の上記横長矩形状端部2c、3cの長さと同じ長さ、またはやや短い長さに形成してあり、封緘片9を袋本体1の開口部6を形成している上記横長矩形状端部2c、3cの少なくとも上端部と共に折り曲げて袋本体1の表フィルム2の上端部表面上に折り重ねることにより、上記封止端部9a、9aを袋本体1の両側傾斜端辺部2b、3bの上端部から外側方に突出させるように形成している。
このように構成した食品包装袋内に三角おにぎりAを収納して包装するには、図3に示すように、三角おにぎりAの一つの角部を下向きにして袋本体1の開口部6から袋本体1内に挿入すると、図4に示すように、三角おにぎりAの上記角部が袋本体1の内底部を形成している互いに熱融着した表裏フィルム2、3の幅狭い下端辺部2a、3a上に支持され、且つ、この三角おにぎりAの両側傾斜端面が袋本体1の両側傾斜端辺部2b、3bの内側に沿うと共に上端面が開口端から下方に没入した状態に収納される。
次いで、三角おにぎりAの上端面における背面側の後端稜角部に接する袋本体1の横長矩形状端部2c、3cにおける裏フィルム3の上部を折り目として図5に示すように、横長矩形状端部2c、3cの上部を三角おにぎりAの上端面上に折り重ねて三角おにぎりAの上端面を被覆すると共にこの横長矩形状端部2c、3cにおける裏フィルム3から延出している封緘片9をさらに下方に折り曲げて袋本体1の表フィルム2の上部表面上に重ね合わせ、封緘片9の先端部に設けている上記粘着剤層10を表フィルム2の上部表面に貼着させて袋本体1の開口部6を封止すると共に上記粘着剤層10の両側端部を有する封緘片9の両側封止端部9a、9aを袋本体1の両側傾斜端辺部2b、3bから外側方に突出させた状態する。
しかるのち、袋本体1の両側傾斜端辺部2b、3bから外側方に突出した上記封止端部9a、9aの両側封止端部9a、9aを袋本体1の上端両側部と共に後方に折り曲げて三角おにぎりAの幅広い上端部における両側傾斜端面上に重ね、この両側封止端部9a、9aに設けている上記粘着剤層10を袋本体1の両側傾斜端辺部2b、3bを乗り越えて裏フィルム3の上端両側部に貼着する。図6は、上記のようにして三角おにぎりAを包装してなる袋を上下方向に反転させて背面側から見た斜視図であり、図7はその簡略縦断側面図である。
次に、上記のようにして三角おにぎりAを包装している包装袋を開封するには図8、図9に示すように、袋本体1の上向きにした幅狭い端辺部2a、3aから上方に延出している上記一対の開封用突起7、8を両手で摘んで互いに離間する方向に引き離すと、上記表裏フィルム2、3の上記幅狭い端辺部2a、3a同士を熱融着してなる熱融着層4、5が引き剥がされたのち、この熱融着層4、5の両側端に連なる互いに熱融着5、5している袋本体1の表裏フィルム2、3の両側傾斜端辺部2b、3bが連続的に引き剥がされて袋本体1が開かれ、収納している三角おにぎりAがその上端部から外部に露出する。
さらに、袋本体1の表裏フィルム、3の両側傾斜端辺部2b、3bが、袋本体1内に収納している三角おにぎりAの幅広い部分における両側傾斜端面を被覆した封緘片9の両側封止端部9a、9aにまで引き剥がされると、この両側封止端部9a、9aの上向きとなっている端面に掛止してそれ以上の引き剥がしが阻止され、三角おにぎりAが袋本体1における表裏フィルム2、3の引き剥がしによる開放部から一つの角部側を上向きにした状態でその一部を露呈させ、他部を三角おにぎりAの幅広い部分の表面側を被覆している封緘片9とこの封緘片9に対向して三角おにぎりAの幅広い部分の裏面側を被覆している裏フィルム3とによって包持された状態となる。この状態にして三角おにぎりAの幅広い部分を包持している袋本体1のフィルム部分を掴持して袋本体1の開放部から露出している三角おにぎりAを食することができる。
なお、以上の実施例においては、袋本体1の上端部の両側端辺部を、両側傾斜端辺部2b、3bの傾斜上端部によって形成することなく、両側傾斜端辺部2b、3bの上端から上方に向かって垂直に屈折した互いに平行な両側端辺部に形成して、袋本体1の上端部を全長に亘って同一横幅の横長矩形状端部2c、3cに形成しているが、このような横長矩形状端部2c、3cを設けることなく、図10に示すように、袋本体1を形成している台形状の表裏フィルム2、3の両側端辺部を幅狭い下端辺部2a、3aの両側端から袋本体1の開口部6の両側端までの全長に亘って傾斜した両側傾斜端辺部2b、3bに形成すると共に、袋本体1の開口端から上方に延出させている裏フィルム3によって形成した封緘片9'を、その両側端部が袋本体1の上記両側傾斜端辺部2b、3bを同一傾斜度でもって延長してなる傾斜端辺部となるように形成されて、先端辺(上端辺)が最大幅となる台形状の封緘片に形成しておいてもよい。
この袋体1の表裏フィルム2、3における幅狭い端辺部2a、3a同士、及び両側傾斜端辺部2b、3b同士を引き剥がし可能な熱融着部4、5によって接着している点や幅狭い端辺部2a、3aから開封用突起7、8を延出させている点等のその他の構造については、上記実施例と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
このように構成した食品包装袋によれば、上記封緘片9'を袋本体1の開口部1の開口端からこの封緘片9'の先端辺(上端辺)に向かって幅広くなる台形状に形成しているので、封緘時に、封緘片9'を袋本体1の表フィルム2上に折り重ねると、その両側封止端部9a'
、9a’を袋本体1の両側傾斜端辺部2b、3bの上端部から外側方に確実に突出させることができ、従って、この両側封止端部9a' 、9a' を後方に折り曲げて三角おにぎりAの幅広い上端部における両側傾斜端面上に重ねれば、両側封止端部9a' 、9a' に設けている粘着剤層10を袋本体1の両側傾斜端辺部2b、3bを乗り越えて裏フィルム3の上端両側部に確実に貼着することができる。
なお、本発明の食品包装袋によって包装される食品としては、三角おにぎりに限らず、サンドイッチであってもよく、要するに、袋本体1内に収納できる形状、大きさの食品であれば包装が可能である。
1 袋本体
2 表フィルム
3 裏フィルム
2a、3a 端辺部
2b、3b 両側傾斜端辺部
4、5 熱融着部
6 開口部
7、8 開封用突片
9 封緘片
9a、9a 両側封止端部
10 粘着剤層

Claims (3)

  1. 台形状に形成された表裏フィルムを重ね合わせて幅狭い端辺部と両側傾斜端辺部とを引き剥がし可能に熱融着することにより幅広い端辺部側に開口部を有する袋本体に形成してあり、さらに、上記幅狭い端辺部の熱融着部から表裏フィルムの端部を延出させて一対の開封用突片に形成していると共に上記開口部から裏フィルムの端部を延出させて封緘片に形成し、この封緘片の先端部表面に全幅に亘って帯状の粘着剤層を設けてなる食品包装袋において、上記封緘片の横幅を全長に亘って上記開口部と同幅又は広幅に形成して封緘片を表フィルムの表面上に折り重ねた際に、封緘片の両側端部を袋本体の両側傾斜端辺から外側方に突出する封止端部に形成してあり、この封止端部を袋本体の上記両側傾斜端辺部上に折り重ねて封緘するように構成していることを特徴とする食品包装袋。
  2. 袋本体の深さを収納する食品の高さよりも大きい深さに形成していると共に袋本体の開口部側の端部を両側端辺が互いに平行な横長矩形状端部に形成してあり、封緘時にこの横長長方形状端部の一部と共に封緘片を袋本体の表フイルムの表面上に折り重ねるように構成していることを特徴とする請求項1に記載の食品包装袋。
  3. 袋本体の深さを収納する食品の高さよりも大きい深さに形成していると共に袋本体の両側端辺を幅狭い端辺部の両側端から開口端の両側端に向かって開口端が最大幅となるように傾斜した傾斜端辺に形成してあり、さらに、この傾斜端辺から封緘片の両側端辺部を同一傾斜角度でもって延長方向に傾斜させて封緘片を先端辺が最大幅となる台形状に形成して、封緘時にこの袋本体の開口部の一部と共に封緘片を袋本体の表フイルムの表面上に折り重ねるように構成していることを特徴とする請求項1に記載の食品包装袋。
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