JP2007137507A - 包装入り食品 - Google Patents

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Choichi Takada
長一 高田
Nobuyuki Oshima
信行 尾嶋
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KANAOKA KK
Kanaoka Co Ltd
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Abstract

【課題】 包装入り食品の易開封を実現する。
【解決手段】 プラスチックフィルム製の一対のシート1A、1Bを重ね合わせ、各シートの先端所定範囲をタブ4A、4Bとして残した状態で、両側辺を横断する線に沿って各シート同士を接着した頂部封止部2A、2Bと、頂部封止部より後方の各シートの両側辺同士を接着した側面封止部により3方を封止した袋体P内に食品を収容した包装入り食品において、シートのタブ箇所からシート後方にかけて互いの間隔をシート後方に向かうに従い広くなるように設定した一対のカットテープ10、11を一方のシートの裏面に接着すると共に、プラスチックフィルム製の帯状片5を他方のシートの裏面に配し、上記帯状片は前記頂部封止部において一方のシート及びそれに接着された一対のカットテープと他方のシート間に介在されるよう接着すると共に、その接着強度を一対のシート同士の接着強度より弱く設定する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、プラスチックフィルム製の包装袋に収容された包装入り食品に関する。
両側辺が先端に向かって幅狭となるプラスチックフィルム製の一対のシートを重ね合わせ、各シートの先端所定範囲をタブとして残した状態で、両側辺を横断する線に沿って各シート同士を接着した頂部封止部と、頂部封止部より後方の各シートの両側辺同士を接着した側面封止部により3方を封止した袋体がサンドイッチの包装袋として公知である(特許文献1)。上記公知発明においては、袋体内に三角形のサンドイッチを挿入することにより、対向する一対の斜面の厚みが頂部封止部の幅により規定される板状の三角形に袋体が立体的に拡げられる。この場合、サンドイッチの取り出しのための袋体の切り裂き手段として、袋体の切り裂きを行う側の斜面の全長方向の中心線に沿ってシートの裏側にカットテープを接着し、切り裂きを行う側のシートのタブの先端にしてカットテープの両側に一対の切り込みを設けている。この公知発明においては、一対の切り込みにより挟まれたタブの一部をカットテープごと指先で摘んで引っ張り上げることによりカットテープに沿って規定される方向、即ち袋体の斜面全長方向に沿ってシートが切り裂かれる作用を生じる。
一方、この種の包装袋において、一本のカットテープに代えて一対の細幅のカットテープを使用し、シートのタブ箇所からシート後方にかけてカットテープ同士の間隔をシート後方に向かうに従い広くなるように設定したサンドイッチの包装袋も公知である(特許文献2)。
又、この種の包装袋において、挿入されたサンドイッチの端面に接すべきプラスチックフィルム製の帯状片を袋体の切り裂きを行う側と反対側の斜面の裏面に配することにより、サンドイッチの具が包装袋に直接付着することを防止する発明が公知である(特許文献3)。
実開平7−8238号公報 特開2000- 326992号公報 特開2000−191028号公報
前記の特許文献1に記載の発明においては袋体を文字通り線状に切り裂いていたので、易開封手段を用いて切り裂いただけでは包装は今だ完全に開封されていない問題が指摘できる。即ち、収容された食品を取り出すには切り裂き部分の両端を指で摘んで互いに反対方向に引っ張って袋体を完全に破壊する作業が必要であり、これは単に需要者に手間を強いるだけでなく、例えばサンドイッチ等の食品において端部からはみ出た具材が包装体の裏面に付着している場合はこれらが需要者の手に付着することともなった。
これに対し、特許文献2に記載の発明においてはシートのタブ箇所からシート後方にかけてカットテープ同士の間隔をシート後方に向かうに従い広くなるように設定した一対のカットテープを使用するので、一対のカットテープの間隔の幅或いはそれ以上の範囲の幅の切り欠き窓が袋体に出現し、ここから収容された食品を取り出すことができ、単に線状の切り裂きを生じさせるに過ぎない特許文献1に記載の易開封手段のように引き裂き後に更に袋体を破壊しなくても済み、需要者にとってより使いやすい包装袋が実現される。
ところで、前記の公知発明においては装体のシートが所定の範囲に切り裂かれるのは、カットテープの接着箇所においてシートがカットテープとの2重構造となって強度が高いので、引き裂きはカットテープに沿ったシートに発生するからである。この場合、図8に示すようにカットテープ52及び引き裂かれる側のシート50は他方のシート51に強固に接着(ヒートシール)されているので、接着箇所Hにおいて他方のシートから完全に分離して引き離されることはなく、他方のシートの表層Hを剥離しながら引き離される現象が生じる。
この場合、特許文献1に記載の発明においては切り裂きは1本のカットテープの左右に生じる狭い範囲であるので上記現象はさほどの影響を与えないが、特許文献2に記載の発明においては切り裂きは一対のカットテープの間隔の幅或いはそれ以上の範囲の幅をもって生じるので、他方のシートの表層の剥離につられてシートが引っ張られ、ささくれが生じる問題があった。
この発明は以上の従来技術の問題点を解消するための包装入り食品を提供することを目的として創作されたものであり、プラスチックフィルム製の一対のシートを重ね合わせ、各シートの先端所定範囲をタブとして残した状態で、両側辺を横断する線に沿って各シート同士を接着した頂部封止部と、頂部封止部より後方の各シートの両側辺同士を接着した側面封止部により3方を封止した袋体を構成し、この袋体内に固形の食品を挿入することにより、袋体を食品の外形に沿った板状の立体形状に拡げる包装入り食品において、引き裂きのきっかけとなる手段を設けたシートのタブ箇所からシート後方にかけて、互いの間隔をシート後方に向かうに従い広くなるように設定した一対のカットテープを一方のシートの裏面に接着すると共に、挿入された食品の端面に接すべきプラスチックフィルム製の帯状片を他方のシートの裏面に配し、上記帯状片はその一端が前記頂部封止部において一方のシート及びそれに接着された一対のカットテープと他方のシート間に介在されるよう接着すると共に、その接着強度を一対のシート同士の接着強度より弱く設定したことを特徴とする。
挿入された食品の端面に接すべきプラスチックフィルム製の帯状片を、引き裂き側のシートの反対側のシートの裏面に配することは前記の特許文献3において公知である。上記の帯状片はサンドイッチの具が包装袋に直接付着することを防止するために機能するものであるが、本願発明においてはこの帯状片に着目し、それをシートのタブ側まで延長して頂部封止部において一方のシート及びそれに接着された一対のカットテープと他方のシート間に介在されるよう接着すると共に、その接着強度を一対のシート同士の接着強度より弱く設定した。
その結果、この発明においては引き裂き部分は接着力の弱い帯状片に接しているので、反対側のシートの表層を剥離することなく完全に引き離され、ささくれが生じる問題が一掃されることとなる。
又、上記作用は汚れ防止のための既存の部材である帯状片の材質を変更すると共に、その配置を変更するだけで実現できるので、袋体を構成するシート中の引き裂き部分が接する箇所の接着強度を部分的に変更する手段に比し、格段に低いコストで実現することが可能となる。
以下、この発明の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。図1乃至図7はこの発明の実施例を示す図である。ここでは食品として三角形のサンドイッチを例にとるが、食品はこれに限られないことはいうまでもない。図2にこの発明の包装入り食品に使用する袋体Pを構成する各部材を展開状態で示す。この袋体はプラスチックフィルム製の一対のシート1A、1Bと、シート1Aの裏面(袋の内面側)に接着される一対の細幅のカットテープ10、11、それにシート1Bの裏面(袋の内面側)に配される帯状片5により構成される。一対のシート1A、1Bは両側辺が先端に向かって幅狭となる台形又は台形類似の形状に構成され、三方を封止して袋体とした後、この袋体が立体的に拡げられる。この場合、袋体を構成するにあたりシートの先端所定範囲が袋部分を構成しないタブ4A、4Bとして残されると共に、シートの後端が食品を差し入れるための開口として残される。具体的には、タブ4A、4Bの開始地点においてシートの両側辺を横断する線に沿って各シート同士を接着する頂部封止部2A、2Bが設けられると共に、この頂部封止部より後方の各シートの両側辺同士を接着した側面封止部3A、3Bが設けられることにより袋体の三方の封止部とされる。そして、折れ目A1、A1及びB1、B1をもって、対向する一対の斜面A及びBの厚みが頂部封止部2A、2Bの幅により規定され、側面C、Dが三角形をなす板状の三角形にこの袋体を拡げることによって包装袋の基本形が完成する(図1参照)。この発明の実施例においては接着手段としてヒートシールを採用する。
上記の製袋工程において、一対のプラスチックフィルム製の細幅のカットテープ10、11が一方のシート1Aの裏面に接着される。これらのカットテープ10、11はシートのタブ4A、4B箇所からシートの後方に向けて配される。そして、これらのカットテープ10、11は平行でなく、テープ同士の間隔がシート後方に向かうに従い広くなるように設定される。この実施例においては、板状の三角形に袋体を立体的に拡げた際に、シートのタブ4A、4B端から始まるカットテープ10、11が三角形の斜面Aから側面D、Cにかけて配されるように間隔を設定している。
一方、シート1Aのタブ4A端には引き裂きのきっかけとなる手段として上記の一対のカットテープ10、11の始端より広い間隔をもった一対の切り込みS1、S2が設けられる。
次に、カットテープ10、11が接着される側のシート1Aと反対側のシート1Bの裏面には、挿入された食品の端面に接すべきプラスチックフィルム製の帯状片5が配される。上記帯状片はシートのタブ4B側まで延長して配され、頂部封止部2A、2Bにおいてシート1A及びそれに接着された一対のカットテープ10、11とシートシート1B間に介在されるようヒートシールされると共に、その接着強度を一対のシート同士の接着強度より弱く設定する。この実施例においては、帯状片5をイージーピール性フィルムとすることにより接着強度を弱く設定する手段としている。
以上の工程により基本形が完成した包装袋には例えばサンドイッチ等の食品Fが後部の開口から差し入れられた後、食品後端から袋体後端の開口部にかけた袋体の余剰部を折り畳んで粘着テープ等により封止して包装が完了する。
この包装袋の開封に当たっては、一対のテープ10、11が接着されている側のシート1Aのタブ4Aの一対の切り込みS1、S2により挟まれている箇所を摘んで引っ張り上げることにより、切り込みによりシートはそのまま引き裂かれこの引き裂きはテープ10、11の積層箇所に達する。この場合、シートはテープの積層箇所において2重構造となって強度が高いので、引き裂きは一対のテープにより挟まれている領域には進行せず、その外側に進行することとなり、一対のテープにより挟まれる領域の切り欠き窓が包装袋の表面に生じることとなる(図5参照)。この場合、引き裂きが頂部封止部2A、2Bに達した場合、引き裂き部分は接着力の弱い帯状片5に接しているので、反対側のシート1Bの表層を剥離することなく完全に引き離されることとなる(図6参照)。
この発明の包装入り食品の袋体を拡げた状態を示す斜視図。 同上、構成部材の組み立て前の状態を示す斜視図。 同上、袋体の平面状態の斜視図。 同上、袋体を拡げた状態の断面図。 同上、頂部封止部付近の封止前の状態を示す要部の縦断面図。 同上、頂部封止部付近の引き裂き状態を示す要部の横断面図。 同上、内部に食品を収容した袋体の開封状態を示す斜視図。 従来技術の袋体の頂部封止部付近の引き裂き状態を示す要部の横断面図。
符号の説明
P 袋体
1A シート
1B シート
2A 頂部封止部
2B 頂部封止部
3A 側面封止部
3B 側面封止部
4A タブ
4B タブ
10 テープ
11 テープ
S1 切り込み
S2 切り込み

Claims (4)

  1. プラスチックフィルム製の一対のシートを重ね合わせ、各シートの先端所定範囲をタブとして残した状態で、両側辺を横断する線に沿って各シート同士を接着した頂部封止部と、頂部封止部より後方の各シートの両側辺同士を接着した側面封止部により3方を封止した袋体を構成し、この袋体内に固形の食品を挿入することにより、袋体を食品の外形に沿った板状の立体形状に拡げる包装入り食品において、切り裂きのきっかけとなる手段を設けたシートのタブ箇所からシート後方にかけて互いの間隔をシート後方に向かうに従い広くなるように設定した一対のカットテープを一方のシートの裏面に接着すると共に、挿入された食品の端面に接すべきプラスチックフィルム製の帯状片を他方のシートの裏面に配し、上記帯状片はその一端が前記頂部封止部において一方のシート及びそれに接着された一対のカットテープと他方のシート間に介在されるよう接着すると共に、その接着強度を一対のシート同士の接着強度より弱く設定したことを特徴とする包装入り食品。
  2. 接着手段としてヒートシールを採用すると共に、帯状片をイージーピール性フィルムとした請求項1記載の包装入り食品。
  3. カットテープが接着されたシート側のタブ端には、切り裂きのきっかけとなる手段として一対のカットテープの始端より広い間隔をもった一対の切り込みを設けた請求項1又は2記載の包装入り食品。
  4. 食品は三角形のサンドイッチである請求項1から3の何れかに記載の包装入り食品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009184702A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Howa Sangyo Kk サンドイッチ用包装材
JP4482698B1 (ja) * 2009-05-12 2010-06-16 エフピコチュ−パ株式会社 四面包装体

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