JP2004315064A - 包装用袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】開封状態が形良く、見栄えが良く、開封の大きさがサンドイッチ等の包装内容物が不必要に露出しない程度となって、開封者による包装内容物の落下を低減できる包装用袋を提供する。
【解決手段】包装用袋が、袋体にカットテープをシール手段により設けてなり、シール手段により形成されるシール部が、所定間隔をおいて夫々直線状に形成された外側シール部と、該外側シール部の内側位置に直線状に形成された少なくとも1本の内側シール部とからなり、相隣り合う外側シール部と内側シール部との間に引裂ガイド領域が形成されていることにより、開封状態が形良く、見栄えが良く、開封の大きさがサンドイッチ等の包装内容物が不必要に露出しない程度となって、開封者による包装内容物の落下を低減できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サンドイッチ等の包装用袋に関し、消費者等が包装用袋を開封する時に、包装用袋から内容物が落下することを防止しつつ、開封後に消費者等が内容物を容易に取り出せる包装用袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
食料品店などを流通する三角形状のサンドイッチやおにぎり等の包装用袋は、プラスチック等を材料とした以下のような構成のものが利用されている。
包装用袋は、2枚の台形状に打ち抜かれたプラスチックシートからなるフィルムが両側辺部と上辺部において相互に熱溶着し、底辺部において開口して構成されている。また、一方のフィルムとカットテープが相互に溶着することで帯状の溶着部(通常、カットテープの側縁部)が形成されており、舌片状の摘み片がカットテープの先端よりも上方かつフィルム上辺近傍の位置に、切込部の形成によって設けられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
包装用袋が開裂される場合、前述の摘み片が摘持されて引張力を受け、包装用袋が開封される際の開裂起点となる切込部の両端部からカットテープの側端部に沿うように包装用袋のフィルムのみが引裂かれて引裂線が形成されるが、このときカットテープは引裂線の形成を案内するガイドテープの役割を担う。
【0004】
しかし、特許文献1においては、摘み片にかかる引張力が強すぎると、切込部の両端部から形成される引裂線がカットテープの固着位置から互いに離れる方向に形成される虞があった。また、引裂線の形成方向は、摘み片にかかる引張力の微妙なバランスの変化によって容易に変化するため、フィルムに形成される引裂線は、見栄えが悪いものになる虞があった。さらに、摘み片に繋がって引き裂かれるフィルム部分の面積が包装用袋の開封者の予想する面積を超えるものとなり、サンドイッチ等の包装内容物が必要以上に露出し、包装内容物の落下を招く虞があった。
これに対して、カットテープの先端位置よりも上方に穿設された切込部によって形成される摘み片の両端部より外側位置に、カットテープの長手方向と平行した帯状の防護テープを設けてなる包装用袋が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
実開平6−61757号公報
【特許文献2】
実用新案登録第3084968号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献2は、新たに設けられた帯状の防護テープに対して、切込部の両端部からそれぞれ生じる引裂線が防護テープを設けた位置を越えて互いに離れないようにせしめるガイドテープとしての役割を持たせるものであるが、新たに防護テープという部品を別途追加することが必須要件となって包装用袋の製造コストを上昇させ、この部品を別途作成し、設置や溶着等する工程の追加が、製造工程を煩雑にする虞がある。カットテープと防護テープとの距離は、通常、数mmの単位で決められるため、防護テープの設置や溶着工程の追加は、製造工程を特に煩雑にする。従って、特許文献1において指摘された前述の問題点を一層効率良く解決することが要請されていた。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑み、新たな部品の追加を必要とせずに、摘み片に繋がって切り裂かれるフィルムの形状と大きさを包装用袋の開封者の予想範囲に収めるサンドイッチ等の包装用袋を提供することで、袋の開封状態が形良く、見栄え良いものとなること、その開封の大きさがサンドイッチ等の包装内容物が不必要に露出しない程度となって、開封者による包装内容物の落下を低減することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(1)袋体にカットテープをシール手段により設けてなる包装用袋であって、シール手段により形成されるシール部は、所定間隔をおいて夫々直線状に形成された外側シール部と、該外側シール部の内側位置に直線状に形成された少なくとも1本の内側シール部とからなり、相隣り合う外側シール部と内側シール部との間に引裂ガイド領域が形成されていることを特徴とする包装用袋である。
【0009】
また、本発明は、(2)外側シール部は2本設けられ、該外側シール部の内側位置に所定間隔をおいて2本の内側シール部が形成されている上記(1)に記載の包装用袋である。
【0010】
また、本発明は、(3)シール手段が熱溶着である上記(1)に記載の包装用袋である。
【0011】
また、本発明は、(4)開裂起点が引裂ガイド領域に位置するように摘み片を設けてなる上記(1)に記載の包装用袋である。
【0012】
また、本発明は、(5)側辺において互いに溶着一体化された上フィルムと下フィルムと、両フィルムの一端側に設けられた開口部と、他端側に設けられた封止部とからなる袋体に、カットテープと摘み片とを設けてなる包装用袋であって、カットテープはシール手段により袋体に設けられ、シール手段により形成されるシール部は、所定間隔をおいて夫々直線状に形成された外側シール部と、該外側シール部の内側位置に直線状に形成された少なくとも1本の内側シール部とからなり、相隣り合う外側シール部と内側シール部との間に引裂ガイド領域が形成され、該引裂ガイド領域に開裂起点が位置するように摘み片を設けてなることを特徴とする包装用袋である。
【0013】
また、本発明は、(6)側辺において互いに溶着一体化された上フィルムと下フィルムと、両フィルムの一端側に設けられた開口部と、他端側に設けられた封止部とからなる袋体に、カットテープと摘み片とを設けてなる包装用袋であって、カットテープはシール手段により袋体に設けられ、シール手段により所定間隔をおいて夫々直線状にシール部が形成され、対向するシール部の間に開裂起点が位置するように摘み片を設けてなることを特徴とする包装用袋である。
【0014】
また、本発明は、(7)カットテープが一軸延伸フィルムからなる上記(1)、(5)又は(6)に記載の包装用袋である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明における包装用袋の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明における包装用袋の実施例の一つにつき、その包装例を説明するための部分破断斜視図である。
図3は、本発明における包装用袋の実施例の一つを説明するための部分破断平面図である。
図4は、図1におけるIV−IV断面図である。
【0016】
包装用袋は、所定の形状をした上フィルム2と下フィルム3が重なり合い、両フィルムの側辺部が相互に溶着して形成される溶着部4を有し、更に、両フィルムが一端(図3におけるA方向)側において溶着して形成される封止部5を有し、他端(図3におけるB方向)側には、両フィルムが開放された状態で形成される開口部18を有し、これらの溶着によって上フィルム2と下フィルム3の間に空間(以下、包装空間という。)が形成されてなる袋体1と、袋体1の上フィルム2の包装空間側においてシール手段によって溶着された矩形状のカットテープ10と、シール手段によって形成されたシール部と、カットテープ10の先端(図3のA方向)側で直線状にカットテープ10が上フィルム2と下フィルム3に溶着することによって形成された先端シール部6と、切込部7と摘み片9とを有する。
【0017】
シール部は、カットテープ10の両側縁部に、所定間隔をおいて直線状に夫々形成される外側シール部13、13と、外側シール部13、13の内側位置に所定間隔をおいて直線状に形成される内側シール部8、8からなり、相隣り合う外側シール部13、13と内側シール部8、8との間に引裂ガイド領域19、19が形成されている。
【0018】
シール部おける外側シール部13、13の間隔(図3におけるW1)は、20mmから50mmであることが好ましく、内側シール部8、8の間隔(図3におけるW2)は10mmから30mmであることが好ましい。
【0019】
切込部7は、図4に例示するように、切込部7の両側端が夫々別個の引裂ガイド領域19、19内に位置するように上フィルム2とカットテープ10とを舌片状に穿設させてなり、摘み片9は、切込部7の穿設によって形成される。なお、摘み片9の形状は、切込部7と同一の形状に限定されず、異なる形状であってもよい。
【0020】
上フィルム2は、底辺方向(図3におけるB方向)側に幅広な略台形の形状に裁断されたフィルムが、両側辺の底辺方向側を切り欠かれて形成されており、下フィルム3は、上フィルム2の略同一形状のフィルムから底辺方向(図3におけるB方向)側とこれに対向する(図3におけるA方向)側の両端部を切り欠いて形成される。
【0021】
上フィルム2、下フィルム3、カットテープ10の大きさや厚みは、包装内容物によって適宜選択される。
【0022】
なお、上フィルム2、下フィルム3の厚みは、20μmから40μmであることが好ましい。
【0023】
また、カットテープ10の厚みは、10μmから50μmであることが好ましく、開封容易性に鑑みれば20μmから30μmであることがより好ましい。カットテープ10の厚みが10μmより小さいと、袋体1におけるカットテープ10と上フィルム2とが重なる部位にコシが出ず、カットテープ10を溶着しない場合に比して有利な効果を得られない虞があり、50μmより大きいと、カットテープ10自体において生じるべき引裂線が生じにくい虞がある。
【0024】
上フィルム2、下フィルム3、カットテープ10の素材は、包装内容物に応じて適宜選択されるが、通常はプラスチックフィルムが採用される。プラスチックフィルムの材料としては、ポリプロピレン、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン等が具体的に例示でき、安価性、酸素バリヤ性に鑑みれば、ポリプロピレンが好ましい。
【0025】
包装用袋の製造方法は、以下のように例示できる。
まず、矩形状に裁断されたカットテープ10が、所定の形状に裁断された上フィルム2に、カットテープ10の長手方向に予め定められた間隔をおいた直線状に熱溶着し、熱溶着によって形成された夫々別個の引裂ガイド領域19内に切込部7の両側端部が位置するように、カットテープ10と上フィルム2とが、舌片状の切込部7を穿設される。
次に、この上フィルム2と所定の形状に裁断された下フィルム3とが重なり合い、側辺部で熱溶着し、更に、上フィルム2と下フィルムとカットテープ10とが、一端(図3のA方向)側で両フィルムの両側辺に達する直線状に熱溶着するとともに、カットテープ10の先端側(図3のA方向)の端部位置で直線状に熱溶着することにより、包装用袋が製造できる。
なお、各熱溶着には、接着剤等による接着が採用されてもよい。
【0026】
包装用袋は、包装内容物が収納されるにつき、例えば、開口部18より包装空間内にサンドイッチ等の所定の包装内容物(図1におけるS)が挿入され、包装内容物の形状に応じて、上フィルム2、下フィルム3の所望の領域が折り畳まれて封緘されて、図1に例示されるような包装内容物の包装状態を形成する。
【0027】
包装用袋の開封方法は、以下のように例示できる。
図2は、本発明における包装用袋の実施例の一つにつき、その開封例を説明するための斜視図である。
包装用袋は、切込部7によって形成された摘み片9が摘持されてB方向に引張力を受け、引裂ガイド領域19に存在する切込部7の両端部が開裂開始点となって、ここからB方向に上フィルム2とカットテープ10とが共に引裂かれ、これに対応して引裂線20が形成されることによって開封される。包装用袋の開封に伴い、サンドイッチ等の包装内容物は、引裂線20によって引裂かれた上フィルム2の形状と面積に応じて露出する。
【0028】
ここで、切込部7は、カットテープ10の内側位置において、重なり合って熱溶着している上フィルム2とカットテープ10を共に穿設させてなる。また、上フィルム2とカットテープ10の重なり合う部位は、上フィルム2単独の部位に比べ、コシのある部位となっており、剪断力に対する耐性が大きくなっている。従って、切込部7の両端部が開裂開始点となって形成される引裂線20は、上フィルム2のみが引裂かれる場合に形成される引裂線に比べ、包装用袋の引裂方向が安定化した状態で形成されるため、直線からのぶれが少ない引裂線となる。すなわち、内側に切込部7を備えるカットテープ10は、包装用袋の引裂方向を安定化するとともに、引裂線20を、直線からのぶれが少ない引裂線とする機能を有する。
【0029】
引裂ガイド領域19は、上フィルム2とカットテープ10とが熱溶着することで形成される外側シール部13と内側シール部8との間にあり、引裂ガイド領域19における剪断力に対する耐性は、外側シール部13と内側シール部8における剪断力に対する耐性に比べて小さく、従って、引裂ガイド領域19内にある開裂開始点より形成される引裂線20は引裂ガイド領域19の範囲内において形成される。
即ち、外側シール部13は、引裂線20が外側シール部13を越えてカットテープ10の設けられている領域より外側へ飛び出すことを防止する機能を有し、また、内側シール部8は、引裂線20が内側シール部8を越えてカットテープ10の設けられている領域の内側に飛び出すことを防止する機能を有する。
【0030】
なお、前述した、切込部7を内側に備えるカットテープ10の機能と外側シール部13の機能とに鑑み、包装用袋は、図7に示すように、袋体1の上フィルム2とカットテープ10とがシール手段によって溶着することによって、カットテープ10の側縁部に直線状のシール部21、21が形成され、切込部7を、対向するシール部21、21の内側に切込部7の両端部が位置するように上フィルム2とカットテープ10の両方を穿設させてなるものであってもよい。
この場合、包装用袋の開裂時に形成される引裂線20は、シール部21を越えてカットテープ10の設けられている領域の外側へ飛び出すことを防止されるため、カットテープ10と上フィルム2の重なり合う領域内で、直線からのぶれが少なく見栄えのよい引裂線として形成される。
【0031】
ただし、内側シール部8の機能に鑑みれば、包装用袋は、上フィルム2とカットテープ10の溶着によって内側シール部8が形成されていることが好ましい。
また、内側シール部8は、図5に示すように、少なくとも一つ形成されていればよい。
図5は、本発明における包装用袋の他の実施例につき、その包装例を説明するための斜視図である。
この場合、包装用袋の開裂時に形成される引裂線20は、引裂ガイド領域19の範囲内に形成される。すなわち、切込部7の両端部より生じる夫々の引裂線20は、互いに内側シール部8を越えて他方の引裂ガイド領域19に飛び出すことがなく、包装用袋の開裂の途中で引裂線20は途切れずに形成される。
【0032】
なお、カットテープ10は、一軸延伸フィルムを、その延伸方向がカットテープ10の長手方向(図2において、A方向あるいはB方向)になるように矩形状に裁断されてなるものでもよい。この一軸延伸フィルムからなるカットテープ10を設けた包装用袋は、一軸延伸フィルムが延伸方向に対して引裂かれやすいため、開裂時に形成される引裂線20がB方向に一層安定して形成されるものとなる。また、包装用袋は、一軸延伸フィルムの上記機能に鑑み、上フィルム2が一軸延伸フィルムからなるものでもよい。
【0033】
なお、包装用袋は、シール手段によってカットテープ10の両側縁部の位置に直線状の外側シール部13が形成されているものに限られず、カットテープ10の両側縁部の位置より内側に外側シール部13が形成されているものでもよい。
【0034】
また、包装用袋は、カットテープ10が、カットテープ10のB方向側の端部が開口部18に到達しないように設けられるものに限られず、他の実施例として、これが開口部18付近に到達するように設けられるものでもよい。
【0035】
包装用袋は、上フィルム2の包装空間側からカットテープ10を設けてなるものに限定されず、図6に示すように、上フィルム2の外表面側にカットテープ10を設けてなるものであってもよい。なお、図6は、本発明における包装用袋の他の実施例を使用する状態を説明するための、図1におけるIV―IV断面図に相当する図面である。
この場合においても、包装用袋の開封時に形成される引裂線20は引裂ガイド領域19の範囲内に形成される。
【0036】
さらに、包装用袋は、カットテープ10を上フィルム2に設けてなるものに限定されず、カットテープ10を下フィルム3に設けてなるものでもよく、カットテープ10を袋体1の任意の位置に設けてなるものでよい。
【0037】
包装用袋は、袋体1が包装状態において略三角柱状であるものに限定されず、袋体1が包装状態において略円錐状等の他、図8に例示するような略直方体状であるものでもよい。例えば、包装用袋は、略直方体状の袋体における側周面のフィルムにカットテープ10がシール手段によって設けられ、シール手段によって外側シール部13、13と内側シール部8、8と引裂ガイド領域19、19とが形成され、切込部7が、夫々個々の引裂きガイド領域19、19内に開裂開始点が位置するように側周面のフィルムとカットテープ10に穿設され、摘み片9が切込部7によって形成されてなるものでもよい。
この場合においても、包装用袋の開封時に形成される引裂線20は、引裂ガイド領域19の範囲内に形成される。
【0038】
包装用袋は、熱溶着によって形成されているものに限られず、接着剤等を使用する等により形成されているものでもよく、また、包装用袋に挿入される包装内容物は、サンドイッチに限られず、米飯加工食品、消しゴム等の文具、CDケース等その種類を問わない。
【0039】
【発明の効果】
従って、本発明は、袋体に、カットテープと摘み片とを設けてなる構造を有するサンドイッチ等の包装用袋ついて、カットテープはシール手段により袋体に設けられ、シール手段により形成されるシール部は、所定間隔をおいて夫々直線状に形成された外側シール部と、該外側シール部の内側位置に直線状に形成された少なくとも1本の内側シール部とからなり、相隣り合う外側シール部と内側シール部との間に引裂きガイド領域が形成され、該引裂ガイド領域に開裂起点が位置するように摘み片を設けてなる包装用袋であることによって、開封時に摘み片に繋がるフィルムが切り裂かれて生じる切裂線が包装用袋の開封者の予想範囲に収まるようなサンドイッチ等の包装用袋が提供できる。
従って、切り裂かれたフィルムについて、その形状は見栄え良いものとなり、その大きさはサンドイッチ等の包装内容物が不必要に露出しない程度となることで、消費者等の開封者による包装内容物の落下が低減できる。
【0040】
しかも、本発明は、包装用袋が開封されるにつき、カットテープ自体を引き裂くという新たな視点に立脚するものであるから、新たな部品の追加は必要なく、製造工程が煩雑とならず、従って製造コストが低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における包装用袋の実施例の一つにつき、その包装例を説明するための部分破断斜視図である。
【図2】本発明における包装用袋の実施例の一つにつき、その開封例を説明するための斜視図である。
【図3】本発明における包装用袋の実施例の一つを説明するための部分破断平面図である。
【図4】図1におけるIV―IV断面図である。
【図5】本発明における包装用袋の他の実施例につき、その包装例を説明するための斜視図である。
【図6】本発明における包装用袋の他の実施例を使用する状態を説明するための、図1におけるIV―IV断面図に相当する図面である。
【図7】本発明における包装用袋の実施例の一つを説明するための部分破断平面図である。
【図8】本発明における包装用袋の他の実施例につき、その包装、開封例を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 袋体
2 上フィルム
3 下フィルム
4 溶着部
5 封止部
6 先端シール部
7 切込部
8 内側シール部
9 摘み片
10 カットテープ
13 外側シール部
18 開口部
19 引裂ガイド領域
20 引裂線
21 シール部

Claims (7)

  1. 袋体にカットテープをシール手段により設けてなる包装用袋であって、シール手段により形成されるシール部は、所定間隔をおいて夫々直線状に形成された外側シール部と、該外側シール部の内側位置に直線状に形成された少なくとも1本の内側シール部とからなり、相隣り合う外側シール部と内側シール部との間に引裂ガイド領域が形成されていることを特徴とする包装用袋。
  2. 外側シール部は2本設けられ、該外側シール部の内側位置に所定間隔をおいて2本の内側シール部が形成されている請求項1記載の包装用袋。
  3. シール手段が熱溶着である請求項1記載の包装用袋。
  4. 開裂起点が引裂ガイド領域に位置するように摘み片を設けてなる請求項1記載の包装用袋。
  5. 側辺において互いに溶着一体化された上フィルムと下フィルムと、両フィルムの一端側に設けられた開口部と、他端側に設けられた封止部とからなる袋体に、カットテープと摘み片とを設けてなる包装用袋であって、カットテープはシール手段により袋体に設けられ、シール手段により形成されるシール部は、所定間隔をおいて夫々直線状に形成された外側シール部と、該外側シール部の内側位置に直線状に形成された少なくとも1本の内側シール部とからなり、相隣り合う外側シール部と内側シール部との間に引裂ガイド領域が形成され、該引裂ガイド領域に開裂起点が位置するように摘み片を設けてなることを特徴とする包装用袋。
  6. 側辺において互いに溶着一体化された上フィルムと下フィルムと、両フィルムの一端側に設けられた開口部と、他端側に設けられた封止部とからなる袋体に、カットテープと摘み片とを設けてなる包装用袋であって、カットテープはシール手段により袋体に設けられ、シール手段により所定間隔をおいて夫々直線状にシール部が形成され、対向するシール部の間に開裂起点が位置するように摘み片を設けてなることを特徴とする包装用袋。
  7. カットテープが一軸延伸フィルムからなる請求項1、5又は6記載の包装用袋。
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