JP4892882B2 - ガセットタイプ包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、開封が容易であって、再封することができるガセットタイプ包装袋に関するものである。
従来から、内容物の収容容積〔包装内容積(cm3)/包装材面積(cm2)比〕が大きく、内容物の単位収容量当たりの包装材コストが安価であり、また、立てた状態で陳列することができるためにスペース的にも有利であり商品見栄えが良いなどの理由から収容量の多い内容物に好適な袋としてガセットタイプ包装袋が用いられている。
しかし、ガセットタイプ包装袋は、両側部に横断面V字状の折込部があり、この折込部を外した折込部と直交する端縁にV字状やI字状の切欠や切込を設け、これを開封開始手段として袋を開封するように構成されている。この開封開始手段により袋を開封すると、縦方向(折込部に平行な方向)に不規則な形状に開口するために、粉体や顆粒状等の内容物の場合には、開封時に内容物が零れて周囲に飛散するといった問題や使用後に残った内容物を保管する際には、開封した開口を塞ぐことが結構煩雑であるといった問題があった。
そこで、上記問題を解決するガセットタイプ包装袋が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1記載の考案は、ガセットタイプ包装袋を横方向(折込部に直交する方向)に開封する工夫が盛込まれた提案であって、袋体の横方向側部に側シール部を設けると共に該側シール部に開口シール部の内側を横方向に引き裂き得るノッチを設け、ノッチの反対側に位置する折り込み部にノッチから延びる引き裂き予定線上における折り込み内部先端角部と表裏面とをスポット状のヒートシール部で溶着して一体化した構成からなるガセットタイプ包装袋であって、このように構成することによりガセットタイプ包装袋を横方向(折込部に直交する方向)にほぼ一定の形状に開口することができて粉体や顆粒状等の内容物の場合においても開封時に内容物が零れる虞がなく、使用後に残った内容物を保管する際にも開封した開口を容易に塞ぐことができるというものである。
しかしながら、本発明者が実際に特許文献1記載の考案に基づいて袋を試作して引き裂き開封を試みたところ、開封側の折り込み先端角部までは容易に引き裂くことができるが、さらに引き裂いて引き裂き先端がスポット状のヒートシール部の折り込み内部先端角部に至ると折り込み内部先端角部が引き裂き時に大きな抗引き裂き部となり、スムーズに引き裂くことができなかった。また、再封手段としては、開口端部を折り曲げることにより埃等の侵入を防止するものであり、袋がアルミニウム箔等の塑性変形する材料が層構成中に含まれている場合は目的を達成することができるが、塑性変形する材料が含まれていない場合は目的を達成することができないものである。
実開平5−26838号公報
そこで本発明は、折込部に直交する方向に容易に開封することができて、ほぼ一定の形状の開口を得ることができ、開封した側の折込部を外側に引き出して注ぎ口とし、内容物を容易に取り出すことができると共に、確実に再封することができるガセットタイプ包装袋を提供することである。
本発明者は、上記課題を達成するために、請求項1記載の本発明は、少なくとも基材層と熱接着性樹脂からなる内層とを備えた矩形状積層体の対向する端縁を前記内層同士が当接するように重ね合わせて熱接着して合掌シール部を有する筒状体となし、該筒状体の対向する両側部に横断面V字状の折込部を設け、その一方の折込部の一方の側端縁に前記合掌シール部が位置するように構成すると共に前記合掌シール部を形成した前記一方の折込部の一方の開口部側の他方の側端縁に側端縁熱接着部を形成し、さらに前記他方の折込部側の前記一方の開口部側角部を前記他方の折込部を含んで略L字状に切り欠いて略L字状切欠部となし、該略L字状切欠部の周端縁を略L字状に熱接着して略L字状熱接着部を設けると共に前記一方の開口部と他方の開口部を上下端縁熱接着部で熱接着して密封した表裏を形成する積層体と折込部を形成する積層体で構成されるガセットタイプ包装袋であって、前記一方の開口部の端縁に平行であって前記一方の開口部の端縁から前記他方の開口部に向かって一定の距離離れた位置で前記合掌シール部と前記側端縁熱接着部の側端縁から前記L字状切欠部に至る開封手段を前記表裏を形成する積層体の前記基材層に形成すると共に前記一方の開口部の端縁に平行であって前記一方の開口部の端縁から前記他方の開口部に向かって前記一定の距離離れた位置で前記合掌シール部と前記側端縁熱接着部の側端縁から前記一方の折込部の折込先端部に至る開封手段を前記一方の折込部を形成する積層体の前記基材層に形成したことを特徴とするものである。
また、請求項2記載の本発明は、請求項1記載のガセットタイプ包装袋において、前記開封手段が前記基材層に設けた前記基材層を貫通するミシン目線であることを特徴とするものである。
また、請求項3記載の本発明は、請求項1記載のガセットタイプ包装袋において、前記開封手段が前記基材層に設けたハーフカット線であることを特徴とするものである。
また、請求項4記載の本発明は、請求項1記載のガセットタイプ包装袋において、前記合掌シール部と前記側端縁熱接着部の側端縁に前記開封手段と一致するように開封開始手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項5記載の本発明は、請求項1記載のガセットタイプ包装袋において、前記開封手段の前記他方の開口部側に前記合掌シール部から前記略L字状熱接着部まで、あるいは、前記側端縁熱接着部から前記略L字状熱接着部まで帯状の基部と該基部に平行に突設された雄型咬合部を備える雄型部材と帯状の基部と該基部に平行に突設され、前記雄型咬合部と咬合する雌型咬合部を備える雌型部材とからなる合成樹脂製の咬合具が前記基部で前記内層の対向する位置に熱融着されると共に、前記合成樹脂製の咬合具を前記基部で熱融着した位置に対応する前記側端縁熱接着部側の前記一方の折込部、あるいは、前記合掌シール部側の前記一方の折込部の内層同士が折込部熱接着部で熱融着されていることを特徴とするものである。
本発明のガセットタイプ包装袋は、折込部に直交する方向に容易に開封することができて、ほぼ一定の形状の開口を得ることができ、開封した側の折込部を外側に引き出して注ぎ口とし、内容物を容易に取り出すことができるという優れた効果を奏するものである。また、開口部に合成樹脂製の咬合具を設けたことにより、咬合具を開封することにより開口を得ることができ、この開口から内容物を容易に取り出すことができると共に再封することができるという効果を奏するものである。
上記の本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。
図1は本発明にかかるガセットタイプ包装袋の一実施例を示す要部斜視図、図2は図1のX−X線断面を図解的に示す拡大図、図3は本発明にかかるガセットタイプ包装袋の他の実施例を示す要部斜視図、図4は図3のY−Y線断面を図解的に示す拡大図、図5は本発明にかかるガセットタイプ包装袋のさらに他の実施例を示す要部斜視図、図6は図5のガセットタイプ包装袋をIノッチから引き裂いて開口した状態を開口部側から見た状態を図解的に示す図、図7は本発明にかかるガセットタイプ包装袋に取付ける合成樹脂製の咬合具の一実施例を図解的に示す図、図8は本発明にかかるガセットタイプ包装袋に取付ける合成樹脂製の咬合具の他の実施例を図解的に示す図であり、図中の1,1’,1”はガセットタイプ包装袋、2はIノッチ、3は積層体、4,4’は合成樹脂製の咬合具、10は合掌シール部、11は側端縁熱接着部、12は略L字状熱接着部、20は上端縁熱接着部、30は基材層、31は内層、40,40’は雄型部材、41,41’は雌型部材、401,411は帯状の基部、402は雄型咬合部、412は雌型咬合部、4011,4111は低温シール性樹脂層、A,Bは折込部、Cは略L字状切欠部、A1,B1は折込先端部、Sは折込部熱接着部、αはミシン目線、βはハーフカット線をそれぞれ示す。
図1は本発明にかかるガセットタイプ包装袋の一実施例を示す要部斜視図、図2は図1のX−X線断面を図解的に示す拡大図であって、ガセットタイプ包装袋1は少なくとも基材層30と熱接着性樹脂からなる内層31とを備えた矩形状積層体3の対向する端縁を前記内層31同士が当接するように重ね合わせて熱接着して合掌シール部10を有する筒状体となし、該筒状体の対向する両側部に横断面V字状の折込部A、Bを設け、その一方の折込部Aの一方の側端縁に前記合掌シール部10が位置するように構成すると共に前記合掌シール部10を形成した前記折込部Aの一方の開口部側の他方の側端縁に側端縁熱接着部11を形成し、さらに前記他方の折込部側の前記一方の開口部側角部を前記他方の折込部B(符号B1は他方の折込部Bの折込先端部を示す)を含んで略L字状に切り欠いて略L字状切欠部Cとなし、該略L字状切欠部Cの周端縁を略L字状に熱接着して略L字状熱接着部12を設けると共に前記一方の開口部を上端縁熱接着部20で、他方の開口部を下端縁熱接着部(図示せず)で熱接着して密封したものであって、前記合掌シール部10と前記側端縁熱接着部11の側端縁の対向する位置に開封開始手段としてのIノッチ2、2を形成し、該Iノッチ2、2から延びて前記L字状切欠部Cおよび前記折込部Aの折込先端部A1に至る開封手段としてのミシン目線αを前記基材層30の対向する位置に前記基材層30を貫通して形成したものである。なお、図1上では、前記側端縁熱接着部11を前記上端縁熱接着部20に連接した状態で設けている。
図3は本発明にかかるガセットタイプ包装袋の他の実施例を示す要部斜視図、図4は図3のY−Y線断面を図解的に示す拡大図であって、ガセットタイプ包装袋1’は基材層30に設けたミシン目線αに代えて、前記基材層30に外側からハーフカット線βを設けたものであって、これ以外は図1、2に示したガセットタイプ包装袋1と同じである。
このように構成したガセットタイプ包装袋1、1’は、密封性に優れると共に開封する際には前記折込部Aの前記合掌シール部10と前記側端縁熱接着部11とに設けた両Iノッチ2、2を開封開始手段として引裂くことにより、前記ミシン目線αないし前記ハーフカット線βに沿ってスムーズに引裂かれて大きな開口を得ることができ、内容物を取り出す際には、前記折込部Aを外側に引き出すことにより注ぎ口が形成され、この注ぎ口から他の容器等に内容物を容易に取り出すことができる。
なお、実施例においては、前記側端縁熱接着部11を前記上端縁熱接着部20に連接して前記下端縁熱接着部(図示せず)側へ一定長さ延ばした構成としたが、前記上端縁熱接着部20に連接することなく前記上端縁熱接着部20から離して設けてもよいし、前記合掌シール部10と同様に前記上端縁熱接着部20から前記下端縁熱接着部(図示せず)に至る長さとしてもよいものであるし、さらにまた、実施例においては前記折込部Bの2つの側端縁部を折部で構成したが、図示はしないが前記略L字状熱接着部12から前記下端縁熱接着部(図示せず)に至る一定幅の側端縁熱接着部で構成してもよいものである。また、図示はしないが4つの側端縁に上端縁から下端縁に至る側端縁熱接着部を設けたガセットタイプ包装袋とすることにより、自立性に優れた見栄えのよい包装袋とすることができる。
また、実施例においては開封開始手段をIノッチで説明したが、V字状等の多角形状やU字状等の切欠であってもよいものであるし、また、前記合掌シール部10と前記側端縁熱接着部11の端縁に設けた前記合掌シール部10および前記側端縁熱接着部11を貫通する傷痕群であってもよいものである。
図5は本発明にかかるガセットタイプ包装袋のさらに他の実施例を示す要部斜視図、図6は図5のガセットタイプ包装袋をIノッチから引き裂いて開口した状態を開口部側から見た状態を図解的に示す図であって、ガセットタイプ包装袋1”は図1に示したガセットタイプ包装袋1の前記開封手段としてのミシン目線αの前記他方の開口部側(前記上端縁熱接着部20と反対側)に前記側端縁熱接着部11から前記略L字状熱接着部12まで図7に示す帯状の基部401と該基部401に平行に突設された雄型咬合部402を備える雄型部材40と帯状の基部411と該基部411に平行に突設され、前記雄型咬合部402と咬合する雌型咬合部412を備える雌型部材41とからなる合成樹脂製の咬合具4が前記雄型咬合部402と前記雌型咬合部412とが咬合された状態で前記内層31の対向する位置において前記基部401、411でそれぞれ熱融着されると共に、前記合成樹脂製の咬合具4を前記基部401、411で熱融着した位置に対応する前記合掌シール部10側の前記一方の折込部Aの内層同士が折込部熱接着部Sで熱融着されているものであって、これ以外はガセットタイプ包装袋1と同じである。
このように構成したガセットタイプ包装袋1”は、折込部に直交する方向に容易に開封することができて、ほぼ一定の形状の開口を得ることができる効果に加えて、合成樹脂製の咬合具4で自在に開閉することができるため、たとえば、少量ずつ使用する内容物に好適に用いることができる。なお、図示はしないが、図3に示したガセットタイプ包装袋1’に前記合成樹脂製の咬合具4を同様に取付けてもよいものである。また、図1、3、5に示したガセットタイプ包装袋1、1’、1”において、前記略L字状切欠部Cと前記略L字状熱接着部12を直角の角部を有するL字状で示したが、直角の角部を円弧状とした形状の略L字状であってもよいものである。
次に、本発明のガセットタイプ包装袋1、1’、1”に用いる積層体3について説明する。前記積層体3を構成する基材層30としては、たとえば、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド等の延伸したフィルムないしこれらの少なくとも一方の面にアルミニウム、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化錫、酸化ジルコニウム等の無機物の蒸着層やポリ塩化ビニリデン等の水蒸気や酸素ガスバリアー層を設けたもの、あるいは、これらの1種ないし2種以上を積層したものが適当である。また、前記積層体3を構成する内層31としては、熱接着性樹脂であれば特に限定するものでなく、包装袋に要求される物性により適宜選択して用いればよく、たとえば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体等のオレフィン系樹脂、ないし、これらの樹脂を多層化したものを挙げることができる。なお、前記内層31はTダイ押出機を用いて熱接着性樹脂を押出し(共押出しを含む)して形成してもよいし、熱接着性樹脂をシート化したもの(共押出しフィルムを含む)を用いて形成してもよいものである。また、必要に応じて前記基材層30と前記内層31との間に、中間層としてアルミニウム箔を用いてもよいものである。また、前記基材層30に設けるミシン目線αおよびハーフカット線βは前記積層体3の層構成により適宜選択して用いればよいものであるが、前記基材層30が複層の場合には、少なくとも前記基材層30を構成する最内層側の層を前記基材層30の外側から貫通するミシン目線αないし前記基材層30の外側から前記基材層30を構成する最内層側の層の略中間部まで達するハーフカット線βを設けることが肝要である。また、前記基材層30と前記内層31の積層、また、必要に応じて中間層を設けた場合の前記基材層30と前記中間層、前記中間層と前記内層31の積層は、Tダイ押出機を用いて積層するサンドイッチラミネ−ション法や接着剤を用いて積層するドライラミネーション法等の積層方法を適宜選択して積層すればよいものである。
また、前記基材層30および/ないし前記内層31にガセットタイプ包装袋とした際の引裂き方向に対して良好な引裂き性を有する一軸延伸フィルムを用いると引裂き開封性を向上させることができるために一層好適である。
次に、合成樹脂製の咬合具4について説明する。合成樹脂製の咬合具4に用いる樹脂としては、たとえば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体等の樹脂の一種ないしそれ以上からなる樹脂で成形したものを用いることができ、前記咬合具4の製造方法としては、金型を用いる周知の押出し成形法により製造すればよいものである。また、必要に応じて、図8に示すように、帯状の基部401、411の内層と熱接着される側に前記基部401と雄型咬合部402を形成する樹脂、および、前記基部411と雌型咬合部412を形成する樹脂より低温シール性の低温シール性樹脂層4011、および、4111を設けた雄型部材40’、および、雌型部材41’からなる合成樹脂製の咬合具4’としてもよく、このように構成することにより、一層容易に内層に熱接着して取付けることができる咬合具4’とすることができる。
本発明にかかるガセットタイプ包装袋の一実施例を示す要部斜視図である。 図1のX−X線断面を図解的に示す拡大図である。 本発明にかかるガセットタイプ包装袋の他の実施例を示す要部斜視図である。 図3のY−Y線断面を図解的に示す拡大図である。 本発明にかかるガセットタイプ包装袋のさらに他の実施例を示す要部斜視図である。 図5のガセットタイプ包装袋をIノッチから引き裂いて開口した状態を開口部側から見た状態を図解的に示す図である。 本発明にかかるガセットタイプ包装袋に取付ける合成樹脂製の咬合具の一実施例を図解的に示す図である。 本発明にかかるガセットタイプ包装袋に取付ける合成樹脂製の咬合具の他の実施例を図解的に示す図である。
符号の説明
1,1’,1” ガセットタイプ包装袋
2 Iノッチ
3 積層体
4,4’ 合成樹脂製の咬合具
10 合掌シール部
11 側端縁熱接着部
12 略L字状熱接着部
20 上端縁熱接着部
30 基材層
31 内層
40,40’ 雄型部材
41,41’ 雌型部材
401,411 帯状の基部
402 雄型咬合部
412 雌型咬合部
4011,4111 低温シール性樹脂層
A,B 折込部
C 略L字状切欠部
A1,B1 折込先端部
S 折込部熱接着部
α ミシン目線
β ハーフカット線

Claims (5)

  1. 少なくとも基材層と熱接着性樹脂からなる内層とを備えた矩形状積層体の対向する端縁を前記内層同士が当接するように重ね合わせて熱接着して合掌シール部を有する筒状体となし、該筒状体の対向する両側部に横断面V字状の折込部を設け、その一方の折込部の一方の側端縁に前記合掌シール部が位置するように構成すると共に前記合掌シール部を形成した前記一方の折込部の一方の開口部側の他方の側端縁に側端縁熱接着部を形成し、さらに前記他方の折込部側の前記一方の開口部側角部を前記他方の折込部を含んで略L字状に切り欠いて略L字状切欠部となし、該略L字状切欠部の周端縁を略L字状に熱接着して略L字状熱接着部を設けると共に前記一方の開口部と他方の開口部を上下端縁熱接着部で熱接着して密封した表裏を形成する積層体と折込部を形成する積層体で構成されるガセットタイプ包装袋であって、前記一方の開口部の端縁に平行であって前記一方の開口部の端縁から前記他方の開口部に向かって一定の距離離れた位置で前記合掌シール部と前記側端縁熱接着部の側端縁から前記L字状切欠部に至る開封手段を前記表裏を形成する積層体の前記基材層に形成すると共に前記一方の開口部の端縁に平行であって前記一方の開口部の端縁から前記他方の開口部に向かって前記一定の距離離れた位置で前記合掌シール部と前記側端縁熱接着部の側端縁から前記一方の折込部の折込先端部に至る開封手段を前記一方の折込部を形成する積層体の前記基材層に形成したことを特徴とするガセットタイプ包装袋。
  2. 前記開封手段が前記基材層に設けた前記基材層を貫通するミシン目線であることを特徴とする請求項1記載のガセットタイプ包装袋。
  3. 前記開封手段が前記基材層に設けたハーフカット線であることを特徴とする請求項1記載のガセットタイプ包装袋。
  4. 前記合掌シール部と前記側端縁熱接着部の側端縁に前記開封手段と一致するように開封開始手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のガセットタイプ包装袋。
  5. 前記開封手段の前記他方の開口部側に前記合掌シール部から前記略L字状熱接着部まで、あるいは、前記側端縁熱接着部から前記略L字状熱接着部まで帯状の基部と該基部に平行に突設された雄型咬合部を備える雄型部材と帯状の基部と該基部に平行に突設され、前記雄型咬合部と咬合する雌型咬合部を備える雌型部材とからなる合成樹脂製の咬合具が前記基部で前記内層の対向する位置に熱融着されると共に、前記合成樹脂製の咬合具を前記基部で熱融着した位置に対応する前記側端縁熱接着部側の前記一方の折込部、あるいは、前記合掌シール部側の前記一方の折込部の内層同士が折込部熱接着部で熱融着されていることを特徴とする請求項1記載のガセットタイプ包装袋。
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