JP2019049350A - 自転車用ブレーキディスク - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自転車用ブレーキディスク10は、回転軸心X回りに回転可能である自転車の車輪のハブへの連結用に構成された連結部12および複数のカップリング座部24を有するキャリア14、径方向外側の制動トラック15およびキャリア14のカップリング座部24と軸方向に少なくとも部分的に重なり合うことによって連結領域25を形成する複数の径方向内側のカップリング座部18を有するロータ13と、を備える。ロータ13とキャリア14とは、連結領域25で作用する機械的なジョイント26によって互いに繋げられている。ロータ13の少なくとも1つのカップリング座部18とキャリア14のカップリング座部24との間の、それぞれの連結領域25での拘束が、並進自由度を有する。
【選択図】図3
Description
好ましくは、前記自転車は、競走用自転車である。
上記ブレーキディスクは、単一物として形成されていることもあれば、2つの部品で形成されていることもある。
後者の場合には、上記制動トラックを含むロータが、上記ハブとの上記中央のカップリング部とは物理的に別体であり、かつ、当該中央のカップリング部と連結されることで、2つの部品が互いに固定連結されるようになっている。
上記ロータは、通常、上記制動トラックとの一体品であり且つ当該制動トラックの径方向内側に延在する、上記キャリアへの複数の連結アームを有している。
上記キャリアの上記連結座部と上記ロータの上記連結アームとの連結は、これらロータおよびキャリアが、実質的に同一平面上にありながら直接には接触しないように行われ得る。これらロータおよびキャリアは、リベットなどで互いに繋げられる。当該リベットなどは、これらロータおよびキャリアを径方向に繋げるだけでなく、これら2つの部品を同一平面上に維持する役割も果たす。
フローティング型カップリングのブレーキディスクには、上記ロータが上記キャリアに対して軸方向に動くということが(特に、当該ロータの厚さと当該キャリアの厚さとが互いに異なるときに)起こり得るという短所がある。このような短所を抑えるために、しばしば連結アーム及び連結座部が多数設けられることがあるが、これは上記ブレーキディスクの重量を増加させる。
この場合には、リベットなどが、上記連結アームに及び上記連結座部に形成された互いに重なり合う孔へと、上記ロータ及び上記キャリアを軸方向に互いにロックするように且つ上記連結座部に対する上記連結アームの並進を阻止するように挿入される。さらに、ロータとキャリアとの上記重なり合い領域により、上記ブレーキディスク全体の構造的連続性及び軸方向安定性が確保される。
具体的に述べると、本出願人は、制動時にブレーキパッドと制動トラックとの間に発生する熱[当該熱は、600〜800ワットの加熱量(heat power)に到達し及び上回り得る]によって当該制動トラックが、当該制動トラックの延在平面外への弾性変形を生じることを見出した。
本出願人は、このような弾性変形が通常、上記制動トラックの温度が下がれば(典型的には、制動動作の終了時で自転車が数メートル走行した後に)消失し、これによって当該制動トラックが変形前の状態に戻ることを見出した。
前述した第2の種類の弾性変形は、制動後まだ消失していないあいだ上記制動トラックに、一方のブレーキパッドと他方のブレーキパッドとで交互に滑りを生じさせることになる。
いずれの場合も、上記制動トラックの上記弾性変形は、運転者のパフォーマンスを低下させるだけでなく、上記ブレーキパッドの異常な消費を引き起こしかねない。
径方向外側の制動トラック、および前記キャリアの前記カップリング座部と軸方向に少なくとも部分的に重なり合うことによって連結領域を形成する複数の径方向内側のカップリング座部を有するロータと、
を備える、自転車用のブレーキディスクであって、
前記ロータと前記キャリアとが、前記連結領域で動作(active)する機械的なジョイントによって互いに繋げられており、
前記ロータの少なくとも1つのカップリング座部と前記キャリアのカップリング座部との間の、それぞれの連結領域での拘束が、並進自由度を有する、ブレーキディスクに関する。
「回転自由度」という用語は、ある軸心回りの回転を妨げない運動学的拘束のことを意味する。
「幾何学的中心」という用語は、周囲(perimeter)の内側にある点であって、このような周囲と同じ形状の底面を有する直角柱(right prism)の質量中心(重心)に相当する点のことを意味する。
「軸方向」という用語は、前記ブレーキディスクの回転軸心(自転車の前記車輪の回転軸心と略合致する)と略合致するか又は当該回転軸心と略平行な方向を指し、「径方向」などの用語は、前記ブレーキディスクの回転軸心と略直交し且つこのような回転軸心が通る平面上に延在する方向を指す。
「径方向内側(径方向内方)」及び「径方向外側(径方向外方)」という用語は、前記ブレーキディスクの回転軸心により近い位置、前記ブレーキディスクの回転軸心からより遠い位置のことをそれぞれ意味する。
「周方向」という用語は、前記ブレーキディスクの回転方向に沿った方向のことを意味する。
本出願人は、これにより前記ロータの前記カップリング座部が前記キャリアの前記カップリング座部に対してこれら2つのカップリング座部間の拘束がある程度の並進自由を有している方向に沿って並進することにより、(前記制動トラックの昇温により発生した)前記ロータ内部のテンションを緩和できると考える。
本出願人は、これが、前記ロータを変形させる傾向を示す当該ロータの弾性(及び塑性)変形を防ぐか又は少なくとも制限すると考える。
これは、制動動作の終了時に前記制動トラックがブレーキパッドで不所望のスライドを生じることを防ぐか又は少なくとも減少させる。
本発明にかかる自転車用のブレーキディスクは、少なくとも1つの下記の好適な構成を単独で又は組合せとして備えるものとされてもよい。
これにより、制動時に前記ロータ内部に発生したテンション(又ストレス)が多くの領域で放出されて、ブレーキパッドに対する不所望のスライドを招く前記制動トラックの弾性変形をなおいっそう減少させることができる。
好ましくは、ある程度の並進自由度を有する拘束の前記連結領域が、並進自由度を有する拘束を持たない連結領域と交互に設けられている。
好ましくは、並進自由度の拘束を有する少なくとも2つの前記連結領域が周方向に連続している。
好ましくは、前記並進自由度は、前記第1の基準軸心に沿ったものである。
つまり、前記ロータの前記カップリング座部と前記キャリアの前記カップリング座部とが、前記第1の基準軸心に沿って相互に移動可能となる。
このような量は、前記ロータの前記カップリング座部が前記キャリアの前記カップリング座部に対して前記第1の基準軸心に沿って移動可能な最小量(絶対値)を規定している。
つまり、前記ロータの前記カップリング座部と前記キャリアの前記カップリング座部とが、前記回転軸心と直交する方向に沿って相互に移動可能となる。
好ましくは、前記第1の基準軸心は、前記第1の基準平面と直交し且つ前記回転軸心を含む第2の基準平面に対して絶対値で0〜80°の角度を形成しており、当該角度は、前記交点を基準として径方向外方に測定される。
ロータとキャリアとの間での力伝達方向は、通常、前記第1の基準軸心と前記第2の基準平面との間に形成される前述した角度範囲内に含まれる。
好ましくは、どの2つの第1の基準軸心も、互いに直交しない。
この場合には、前記ロータの前記カップリング座部が前記キャリアのうちの対応する前記カップリング座部に対して前記制動トラックと共に剛体並進することができない。
本出願人は、これが、前記制動トラックの弾性変形を必ずしも引き起こさないことを見出した。というのも、(前記制動トラックの昇温により発生した)前記ロータ内部の応力によって当該ロータの前記カップリング座部が伸長することで、当該ロータの当該カップリング座部がいずれにせよ前記キャリアの前記カップリング座部に対して並進し、これによって前記ロータ内部の応力が、前記制動トラックを変形させることなく(又は少し変形させるだけで)放出されるからである。
これにより、例えば略円筒状の軸部を有するリベット等のような機械的なジョイントを使用することが可能になる。
これにより、前記ロータの前記カップリング座部および/または前記キャリアの前記カップリング座部は、軸対称な形状に従って形成されることができる。
つまり、前記2つの接合エッジが、前記第1の距離の広がりを前記第2の距離よりも大きいものにしている。
好ましくは、前記第1のエッジは、半円形状を有している。
これにより、前記キャリアの前記カップリング座部および/または前記ロータの前記カップリング座部が、略楕円形状を呈する。
好ましくは、前記貫通孔の前記第1の寸法が、前記第2の寸法よりも大きい。
上記のように前記第1の寸法が前記第2の寸法よりも大きい前記貫通孔と前記機械的なジョイントとの組合せが、前記ロータの前記カップリング座部と前記キャリアの前記カップリング座部との間の、並進自由度を有する拘束の一例をなす。
好ましくは、並進自由度を有する各々の連結領域では、前記ロータの前記カップリング座部及び前記キャリアの前記カップリング座部のうちの前記貫通孔を有さないほうが、当該貫通孔と重なり合う連結用孔を有しており、当該連結用孔は前記貫通孔の前記第1の寸法未満の直径を有する基準円周を当該連結用孔内に有することができる。
すなわち、前記ロータの前記カップリング座部が前記貫通孔を有するときには、前記キャリアの前記カップリング座部が前記連結用孔を有する。変形例として、前記キャリアの前記カップリング座部が前記貫通孔を有するときには、前記ロータの前記カップリング座部が前記連結用孔を有する。
好ましくは、前記貫通孔は、前記ロータの前記カップリング座部に形成(formed)されているか又は当該カップリング座部により形成(defined)されている。
好ましくは、前記ロータの少なくとも1つのカップリング座部と前記キャリアのカップリング座部との、それぞれの連結領域での前記拘束は、さらに、回転自由度も有する。
好ましくは、前記回転自由度は、基準平面(当該基準平面上での並進自由度を、前記拘束の延在方向が有する)と直交する軸心回りの回転自由度である。
好ましくは、前記ロータは、前記制動トラックから径方向内方に延びる少なくとも1つのカップリングアームを有し、前記ロータの少なくとも1つの前記カップリング座部が、当該カップリングアームの端部に配置されている。
好ましくは、各々のカップリングアームは、第1の外縁部および第2の外縁部により周方向に画定されており、前記第1の基準軸心が少なくとも前記連結領域で、前記第1の外縁部と前記第2の外縁部との間に含まれる方向と揃っている。
ブレーキディスク10は、自転車の車輪のハブ(図示せず)へと、ブレーキキャリパーのブレーキパッド100,100(図2に概略的に示す)間で取り付けられるように構成されている。
キャリア14は好ましくはアルミニウム又はアルミニウム合金からなり、ロータ13は好ましくは鋼からなる。
ロータ13は、径方向外側の位置に配置されてブレーキパッド100,100間で回転するように構成された制動トラック15を有する。
ロータ13は、制動トラック15の径方向内側に配置されて当該ロータ13をキャリア14へと連結する機能を持つ複数のカップリング座部18を有する。
好ましくは、カップリング座部18は、制動トラック15との一体品として形成されている。
カップリングアーム18aは、(添付の図面に示す実施形態のように)少なくとも1つの重量軽減のための貫通開口19を有し得る。
各々のカップリングアーム18aは第1の外縁部20および第2の外縁部21により周方向に画定されており、これら第1の外縁部20と第2の外縁部21との間に、前述した軽量化用の貫通開口19が少なくとも1つ設けられ得る。
いずれにせよ、カップリングアーム18aは、制動トラック15へと接続する第1および第2の周方向端点22,23を有している。
これら2つの端点22,23は、カップリングアーム18aが制動トラック15へと接続する点のうちの、周方向に互いに最も離れた点によって形成されている。
カップリングアーム18aが制動トラック15へと(添付の図面の実施形態のように)連続しているときには、そのような端点22,23が、当該制動トラックの径方向内側縁部15aとカップリングアーム18aとの接点により特定される。
いずれにせよ、端点22,23は、制動トラック15の径方向内側縁部15aを通る理想的な円周とカップリングアーム18aとの交点により形成される。
制動トラック15の径方向内側縁部が円周と揃うものでない場合には、上記のような理想的な円周が、制動トラック15の当該径方向内側縁部15aのうちの径方向最外側の点を通る円周により与えられる。
連結領域25では、ロータ13のカップリング座部18が、キャリア14のカップリング座部24と軸方向に重なり合って当該カップリング座部24に直接接触することにより、非フローティング型の連結部を形成している。
各々のカップリングアーム18aは、当該カップリングアーム18aがキャリア14のうちの対応するカップリング座部24と連結される各々の連結領域25と、第1の外縁部20と、第2の外縁部21との間で特定される。
ロータ13のカップリング座部18とキャリア14のカップリング座部24とを軸方向に互いに拘束するために、機械的なジョイント26(好ましくは、リベット)が設けられている。
言い換えれば、ロータ13のカップリング座部18とキャリア14のカップリング座部24との相互の並進が妨げられない第1の基準軸心A1(図8)が存在する。
このような第1の基準軸心A1は、ブレーキディスク10の回転軸心Xと直交する第1の基準平面P1上に延在する(図8)。なお、第1の基準平面P1は、制動トラック15の延在平面と合致するか又は当該延在平面と平行である。
このような連結領域25では、ロータ13のカップリング座部18とキャリア14のカップリング座部24との間の拘束が、さらに、ブレーキディスク10の前記回転軸心と平行な回転軸心AR1回りの回転自由度を有する。
具体的に述べると、回転軸心AR1に沿った並進が、ロータ13のカップリング座部18とキャリア14のカップリング座部24との相互の接触により、および、機械的なジョイント26により妨げられている。
第1の基準軸心A1回りの回転は、機械的なジョイント26により妨げられている。
第2の基準軸心A2回りの回転は、機械的なジョイント26により妨げられている。
図8に描かれているように、第1の基準軸心A1は、連結領域25でカップリングアーム18aのうちの第1の外縁部20と第2の外縁部21との間に含まれている。
第1の基準軸心A1は、第1の基準平面P1と直交し且つ回転軸心Xを含む第2の基準平面P2に対して絶対値で0〜80°の角度ANを形成している。図8に示すように、このような角度ANは径方向外方に測定される。
好ましくは、角度ANは、絶対値で0〜60°である。
本発明の好適な実施形態では、これまで1つの連結領域25に関して説明したことが、全ての連結領域25に当てはまる。
つまり、本発明の好適な実施形態では、全ての連結領域25でのロータ13のカップリング座部18とキャリア14のうちの対応するカップリング座部24との間の拘束が、各々の基準軸A1を基準にした並進自由度を有する。
各々の連結領域25での並進自由度により、それぞれの第1の基準軸A1に沿ってロータ13のカップリング座部18とキャリア14のうちの対応するカップリング座部24とが相互に変位可能となっている。
この構成では、ロータ13がキャリア14に対して第1の基準平面P1に沿って剛体移動(move rigidly)することができる。
この構成では、ロータ13がキャリア14に対して剛体移動することができない。というのも、2つある第1の基準軸心のうちの一方の第1の基準軸に沿ったロータ13の剛体移動が、それら2つある第1の基準軸のうちの当該一方の第1の基準軸と直交する他方の第1の基準軸により与えられる並進拘束(constraint to translation)によって阻止されるからである。
キャリア14の軸方向における厚さは、好ましくは前記中央孔部の前記溝12で最大となり、かつ、図2に示すようにカップリング座部24の箇所で減少する。
径方向外側の部位27は、ロータ13のカップリング座部18を、具体的にはロータ13のうちのカップリング座部18が形成されている端部部位18bを、軸方向の当接で受けるように構成されている。
なお、カップリング座部18(具体的には、端部部位18a)は、径方向外側の部位27のショルダー部28に接触しない。具体的に述べると、端部部位18bは、ショルダー部28から所定の量ぶん離間している。
貫通孔29は、リベット26を受け入れるように構成されている。
第1の基準軸心A1も、孔軸AFと交わる。
なお、孔軸AFは、さらに、第1の基準軸心A1と第2の基準軸心A2との交点AF1とも合致する。
第2の寸法D2は、(既にコーキング済みの)リベット26の軸部26aの、第2の基準軸心A2に沿った寸法に略等しい。
第1の寸法D1は、第2の寸法D2よりも大きい。
具体的に述べると、第1の寸法D1は、第2の寸法D2よりも少なくとも1.5%(1.5%以上)大きい。
好ましくは、第1の寸法D1は、第2の寸法D2よりも少なくとも3%(3%以上)大きい。
好ましくは、第1の寸法D1は、第2の寸法D2の120%未満である。
より好ましくは、前記第1の寸法は、第2の寸法D2の約105%である。
一例として、直径が160ミリメートルのブレーキディスクは、第2の寸法D2が6.05ミリメートルで且つ第1の寸法D1が6.35ミリメートルの貫通孔を有する。
好ましくは、貫通孔29は、レギュラー形状を有する。
第1のエッジ30と第2のエッジ31とは、第1の基準軸心A1を基準として互いに対称な、2つの接合エッジ(joining edge)32によって互いに繋がっている。
好ましくは、2つの接合エッジ32は、略楕円形状の貫通孔(elliptical through hole)29を形成するようにアーチ状の広がりを有している。
なお、2つの接合エッジ32の、第1の基準軸心A1に沿って測定される広がりB1が、第1の寸法D1と第2の寸法D2との差分を決める。
図4に示す実施形態では、第1の寸法D1が貫通孔29の楕円形状の長軸に合致し、第2の寸法D2が短軸に合致する。
具体的に述べると、リベット26は、第1のエッジ30の及び第2のエッジ31の広がり全体に接触しているわけではない。
ロータ13のカップリング座部18は、連結用孔(joining hole)32を有しているか又は当該連結用孔32により形成されている。連結用孔32は、好ましくは円状であるか、あるいは、いずれにせよ円周内である。連結用孔32(図6)の直径または当該連結用孔32内の前記円周の直径は、コーキング後のリベット26の軸部26aの直径に略等しい。
この実施形態(貫通孔29がロータ13のカップリング座部18を形成している場合には、当該貫通孔29の全ての構成が、ロータ13のカップリング座部18の構成であるとして直接言及することができる)では、さらに、キャリア14のカップリング座部24が、貫通孔29を有し得る(又は当該貫通孔29により形成され得る)か、あるいは、(前述した種類の)連結用孔32を有し得る(又は当該連結用孔32により形成され得る)。
どちらの場合であっても、第1の基準軸心A1に沿った並進可能拘束度がいずれにせよ確保される。
各々の制動トラックには、当該制動トラックの、開始軸方向位置からの軸方向シフトを測定するための軸方向位置トランスデューサ(感知レバー)が配置された。
試作試験では、制動時における従来のブレーキディスクの制動トラックの、変形前の軸方向位置を中心とした発振量(約0.7ミリメートル)が、本発明にかかるブレーキディスクの発振量(約0.1ミリメートル)よりも大きくなった。発振の周波数は、双方のブレーキディスクで実質的に同一であった。
制動が完了すると、双方のブレーキディスクが変形前の位置を取り戻した。
従来のブレーキディスクは変形前の状態を取り戻すのに約45秒かかり、本発明にかかるブレーキディスクは変形前の状態を取り戻すのに約3秒かかった。
Claims (15)
- 回転軸心(X)回りに回転可能である自転車の車輪のハブへの連結用に構成された連結部(12)、および複数のカップリング座部(24)を有するキャリア(14)と、
径方向外側の制動トラック(15)、および前記キャリア(14)の前記カップリング座部(24)と軸方向に少なくとも部分的に重なり合うことによって連結領域(25)を形成する複数の径方向内側のカップリング座部(18)を有するロータ(13)と、
を備える、自転車用のブレーキディスク(10)であって、
前記ロータ(13)と前記キャリア(14)とが、前記連結領域(25)で動作する機械的なジョイント(26)によって互いに繋げられており、
前記ロータ(13)の少なくとも1つのカップリング座部(18)と前記キャリア(14)のカップリング座部(24)との間の、それぞれの連結領域(25)での拘束が、並進自由度を有する、ブレーキディスク(10)。 - 請求項1に記載のブレーキディスク(10)において、前記ロータ(13)が、前記制動トラック(15)から径方向内方に延びる少なくとも1つのカップリングアーム(18a)を有し、前記ロータ(13)の少なくとも1つの前記カップリング座部(18)が、前記カップリングアーム(18a)の端部に配置されている、ブレーキディスク(10)。
- 請求項1または2に記載のブレーキディスク(10)において、連結領域(25)の総数の1/2を四捨五入した数以上の連結領域(25)の、前記ロータ(13)の前記カップリング座部(18)と前記キャリア(14)の前記カップリング座部(24)との間の拘束が、並進自由度を有する、ブレーキディスク(10)。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載のブレーキディスク(10)において、並進自由度を有する拘束の連結領域(25)が、並進自由度を有する拘束でない連結領域(25)と交互に設けられている、ブレーキディスク(10)。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載のブレーキディスク(10)において、並進自由度を有する前記連結領域(25)では、前記ロータ(13)の前記カップリング座部(18)および/または前記キャリア(14)の前記カップリング座部(24)が、第1の寸法(D1)および第2の寸法(D2)を有しており、前記第1の寸法(D1)および前記第2の寸法(D2)は、第1の基準平面(P1)上に延在する第1の基準軸心(A1)と第2の基準軸心(A2)でそれぞれ測定され、前記第2の基準軸心(A2)は前記第1の基準軸心(A1)と交点(AF1)で交わり、前記第1の寸法(D1)は前記第2の寸法(D2)よりも大きく、前記並進自由度は前記第1の基準軸心(A1)に沿ったものである、ブレーキディスク(10)。
- 請求項5に記載のブレーキディスク(10)において、前記第1の基準軸心(A1)と前記第2の基準軸心(A2)との前記交点(AF1)が、前記ロータ(13)の前記カップリング座部(18)および/または前記キャリア(14)の前記カップリング座部(24)の幾何学的中心を規定する、ブレーキディスク(10)。
- 請求項5または6に記載のブレーキディスク(10)において、前記第1の基準平面(P1)が、前記回転軸心(X)と直交する、ブレーキディスク(10)。
- 請求項2に従属する場合の請求項5から7のいずれか一項に記載のブレーキディスク(10)において、各々のカップリングアーム(18a)が、前記制動トラック(15)へと2つの周方向端点(22,23)間に含まれる部位で接続されており、各々の第1の基準軸心(A1)が、対応する前記連結領域(25)を通過し、かつ、前記2つの周方向端点(22,23)を通る基準セグメント(SR)と交差している、ブレーキディスク(10)。
- 請求項2に従属する場合の請求項5から8のいずれか一項に記載のブレーキディスク(10)において、各々のカップリングアーム(18a)が、第1の外縁部(20)および第2の外縁部(21)により周方向に画定されており、前記第1の基準軸心(A1)が少なくとも前記連結領域(25)で、前記第1の外縁部(20)と前記第2の外縁部(21)との間に含まれる方向と揃っている、ブレーキディスク(10)。
- 請求項5から9のいずれか一項に記載のブレーキディスク(10)において、前記第2の基準軸心(A2)が、前記第1の基準軸心(A1)と略直交する、ブレーキディスク(10)。
- 請求項5から10のいずれか一項に記載のブレーキディスク(10)において、前記第1の寸法(D1)が、前記第2の寸法(D2)よりも少なくとも1.5%大きい、ブレーキディスク(10)。
- 請求項5から11のいずれか一項に記載のブレーキディスク(10)において、前記第1の基準軸心(A1)が、前記第1の基準平面(P1)と直交し且つ前記回転軸心(X)を含む第2の基準平面(P2)に対して絶対値で0〜80°の角度(AN)を形成しており、当該角度(AN)は、前記交点(AF)を基準として径方向外方に測定される、ブレーキディスク(10)。
- 請求項5から12のいずれか一項に記載のブレーキディスク(10)において、前記ロータ(13)の前記カップリング座部(18)および/または前記キャリア(14)の前記カップリング座部(24)が、前記第2の寸法(D2)以下の直径を持つ基準円周内にある、ブレーキディスク(10)。
- 請求項5から13のいずれか一項に記載のブレーキディスク(10)において、前記ロータ(13)の前記カップリング座部(18)および/または前記キャリア(14)の前記カップリング座部(24)が、第1のエッジ(30)、第2のエッジ(31)、および当該第1のエッジ(30)と当該第2のエッジ(31)との間にそれぞれ延びる2つの接合エッジ(32)により画定されており、前記第1のエッジ(30)は、前記第2の基準軸心(A2)を基準として前記第2のエッジ(31)と鏡像対称であり、前記2つの接合エッジ(32)は、前記第1の基準軸心(A1)を基準として互いに鏡像対称である、ブレーキディスク(10)。
- 請求項1から3または請求項5から14のうちのいずれか一項に記載のブレーキディスク(10)において、全ての前記連結領域(25)が、前記ロータ(13)の前記カップリング座部(18)と前記キャリア(14)の前記カップリング座部(24)との間で並進自由度を有する、ブレーキディスク(10)。
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