JP2019037456A - 自動製パン機 - Google Patents

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Abstract

【課題】表皮が厚いハード系のパンをより良好に製造することができる自動製パン機を提供する。【解決手段】自動製パン機は、機器本体1の内部に設けられ、加熱室1Aを形成する有底筒状のヒータケース3と、ヒータケースの上部開口部を開閉可能な蓋体4と、加熱室内に収納され、調理材料を収容する練り容器6と、加熱室を加熱する加熱部と、練り容器内で回転することにより、練り容器内の調理材料を混練する練り羽根7と、練り羽根の回転駆動力を発生させる駆動部とを備え、練り容器は、平板状の底壁と、筒状の側壁と、底壁と側壁とを接続する曲面状のコーナー部とを備え、コーナー部と底壁との接続部分は平面視において練り羽根の回転軌跡の内側に位置するように構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、一般家庭用として使用される自動製パン機に関する。
従来、この種の自動製パン機として種々の構造のものが知られている(例えば、特許文献1:特開2013−63244号公報参照)。
従来の自動製パン機は、図8に示すように、機器本体101の内部に、加熱室101Aを形成する有底筒状のヒータケース102を備えている。機器本体101には、ヒータケース102の上部開口部を開閉可能な蓋体103が設けられている。加熱室101Aには、調理材料を収容する練り容器104が着脱自在に設けられている。
練り容器104の周囲には、加熱室101Aを加熱するヒータ105が設けられている。練り容器104の内部には、当該練り容器104内で回転することにより、調理材料を混練する練り羽根106が着脱可能に設けられている。また、機器本体101には、練り羽根106の回転駆動力を発生させるモータ107が設けられている。モータ107が発生させた回転駆動力は、プーリやベルトなどの伝達機構を介して練り羽根106に伝達される。
特開2013−63244号公報
パンは嗜好性が高い食品である。食感が柔らかいソフト系のパンを好む人もいれば、食感が硬いハード系のパンを好む人もいる。また、表皮(クラスト)が薄いパンを好む人もいれば、表皮が厚いパンを好む人もいる。従来の自動製パン機においては、表皮が厚いハード系のパンをより良好に製造するという観点において、未だ改善の余地がある。
従って、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、表皮が厚いハード系のパンをより良好に製造することができる自動製パン機を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る自動製パン機は、
機器本体と、
前記機器本体の内部に設けられ、加熱室を形成する有底筒状のヒータケースと、
前記ヒータケースの上部開口部を開閉可能な蓋体と、
前記加熱室内に収納され、調理材料を収容する練り容器と、
前記加熱室を加熱する加熱部と、
前記練り容器内で回転することにより、当該練り容器内の前記調理材料を混練する練り羽根と、
前記練り羽根の回転駆動力を発生させる駆動部と、
を備え、
前記練り容器は、平板状の底壁と、筒状の側壁と、前記底壁と側壁とを接続する曲面状のコーナー部とを備え、前記コーナー部と前記底壁との接続部分は、平面視において前記練り羽根の回転軌跡の内側に位置するように構成されている。
本発明に係る自動製パン機によれば、表皮が硬いパンをより良好に製造することができる。
本発明の実施形態に係る自動製パン機の斜視図である。 図1の自動製パン機の縦断面図である。 図1の自動製パン機が備える練り容器の斜視図である。 図1の自動製パン機が備える練り羽根の斜視図である。 図1の自動製パン機において、練り容器内で練り羽根が回転する様子を示す平面図である。 図5Aの縦断面図である。 図1の自動製パン機において、練り容器内で練り羽根が回転する様子を示す平面図である。 図6Aの縦断面図である。 図1の自動製パン機において、練り容器内で練り羽根が回転する様子を示す平面図である。 図7Aの縦断面図である。 従来の自動製パン機の縦断面図である。 従来の自動製パン機が備える練り容器の斜視図である。 従来の自動製パン機が備える練り羽根の斜視図である。 従来の自動製パン機において、練り容器内で練り羽根が回転する様子を示す平面図である。 従来の自動製パン機において、練り容器内で練り羽根が回転する様子を示す平面図である。 従来の自動製パン機において、練り容器内で練り羽根が回転する様子を示す平面図である。
(本開示の基礎となった知見)
本発明者は、表皮が厚いハード系のパンをより良好に製造するため、鋭意検討した結果、以下の新規な知見を得た。
表皮が厚いハード系のパンを製造するには、調理材料に含まれる水の量を通常よりも少なくするのが一般的である。しかしながら、この場合、調理材料を十分に混練することができず、調理材料に含まれる小麦粉が製造後のパンに付着する、いわゆる「粉残り」が生じやすくなる。
また、従来の自動製パン機において、練り容器104は、図9に示すように、上面が開口する略直方体状の容器であり、各コーナー部が曲面状(R形状)に形成されている。練り羽根106は、図10に示すように、平板状の羽根部106aを有している。練り羽根106は、図11〜図13に示すように、羽根部106aが練り容器104の平坦な底壁104aに沿って回転するように構成されている。
この構成によれば、練り容器104が略直方体状の容器であるため、特に、練り羽根106の羽根部106aから練り容器104の側壁104bまでの距離が長い四隅に小麦粉が滞留しやすい。このことは、調理材料に含まれる水の量が通常以上である場合には特に問題にならないが、調理材料に含まれる水の量を通常よりも少なくした場合に問題となる。
粉残りの発生は、練り羽根106を回転させる時間を長くすることで抑えられるようにも思われる。しかしながら、練り羽根106を回転させる時間を長くすると、調理材料(パン生地)の温度が過剰に上がり、パンの出来に悪影響を与えるおそれがある。
本発明者は、鋭意検討した結果、練り容器104の底壁104aと側壁104bとを接続する曲面状のコーナー部を大きくすることで、小麦粉がコーナー部に沿って底壁104aの中心側へ移動し易くなり、粉残りの発生を抑えられることを見出した。この新規な知見に基づき、本発明者は以下の発明に至った。
前記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、機器本体と、
前記機器本体の内部に設けられ、加熱室を形成する有底筒状のヒータケースと、
前記ヒータケースの上部開口部を開閉可能な蓋体と、
前記加熱室内に収納され、調理材料を収容する練り容器と、
前記加熱室を加熱する加熱部と、
前記練り容器内で回転することにより、当該練り容器内の前記調理材料を混練する練り羽根と、
前記練り羽根の回転駆動力を発生させる駆動部と、
を備え、
前記練り容器は、平板状の底壁と、筒状の側壁と、前記底壁と側壁とを接続する曲面状のコーナー部とを備え、前記コーナー部と前記底壁との接続部分は、平面視において前記練り羽根の回転軌跡の内側に位置する、自動製パン機を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記練り羽根は、前記練り容器のコーナー部の鉛直上方で当該コーナー部と対向する部分に、当該コーナー部に沿う方向に曲がる湾曲部を有する、第1態様に記載の自動製パン機を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記練り容器における前記コーナー部と前記側壁との接続部分は、前記練り羽根における前記コーナー部の鉛直上方に位置する部分よりも上方に位置する、第1又は2態様に記載の自動製パン機を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記練り容器の側壁は、平面視おいて楕円形に構成されている、第1〜3態様のいずれか1つに記載の自動製パン機を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記練り容器は、前記コーナー部及び前記側壁に沿って上方に延在するとともに内側に突出するリブ部を有し、前記リブ部は、平面視において、前記練り羽根の回転方向の上流側から下流側に向かうに従い、前記練り羽根から離れるように傾斜又は湾曲するように構成されている、第1〜4態様のいずれか1つに記載の自動製パン機を提供する。
以下、本実施形態に係る自動製パン機システムについて、添付図面を参照しながら説明する。なお、図面において実質的に同一の部材については同一の符号を付している。
また、以下では、説明の便宜上、通常使用時の状態を想定して「上」、「下」等の方向を示す用語を用いている。しかしながら、これらの用語は、本発明の自動製パン機の使用状態等を限定することを意味するものではない。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施形態)
本発明の実施形態に係る自動製パン機の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係る自動製パン機の斜視図である。図2は、図1の自動製パン機の縦断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る自動製パン機は、有底筒状の機器本体1を備えている。機器本体1の前方上部(図2の左上側)には、種々の電子部品を備える操作部2が設けられている。操作部2は、複数の調理コースから特定の調理コースを選択可能な選択部21と、選択部21で選択された情報などの各種情報を表示する表示部22とを備えている。選択部21は、各種動作の開始又は停止、タイマー設定なども行うことができるように構成されている。
機器本体1の内部には、図2に示すように、加熱室1Aを形成する有底筒状のヒータケース3が設けられている。また、機器本体1には、ヒータケース3の上部開口部を開閉可能な蓋体4が設けられている。蓋体4は、機器本体1の後方上部(図2の右上側)に設けられたヒンジ部(図示せず)を中心に回動可能に取り付けられている。
また、本実施形態において、蓋体4は、ヒータケース3の上部開口部を覆う内蓋部41と、内蓋部41との間に空間S1を空けて設けられた外蓋部42とを備えている。すなわち、蓋体4は、二重蓋構造を有している。この構造により、加熱室1Aの密閉性及び断熱性が向上されている。なお、空間S1には、断熱材が充填されていてもよい。また、内蓋部41と外蓋部42とは、別体であってもよいし、一体化されていてもよい。
機器本体1の下部には、図2に示すように、シャーシ5が取り付けられている。シャーシ5には、回転駆動力を発生させる駆動部の一例であるモータ51と、有底筒状の容器支持台52とが取り付けられている。
モータ51は、プーリやベルトなどを含む伝達機構53を介して、容器支持台52に回転可能に支持されたコネクタ下54に回転力を与える。コネクタ下54は、練り容器6の下部に回転可能に支持されたコネクタ上61と係合可能に構成されている。
練り容器6は、小麦粉、水、イーストなどの調理材料を収容する容器であり、加熱室1A内に着脱自在に収納されるものである。練り容器6の底部外面には、略筒状の練り容器台62が着脱可能に設けられている。練り容器台62は、容器支持台52にバヨネット結合するように構成されている。練り容器台62と容器支持台52とがバヨネット結合する際、コネクタ下54とコネクタ上61とが係合し、練り容器6が加熱室1A内で支持される。一方、練り容器台62と容器支持台52とのバヨネット結合が外された際、コネクタ下54とコネクタ上61との係合が外れ、練り容器6を加熱室1Aから取り外すことが可能になる。
コネクタ上61は、先端部が練り容器6の底部から上方に向けて突出するように練り容器台62に軸回りに回転可能に支持されている。コネクタ上61の先端部には、練り容器6内に収容された調理材料を混錬するための練り羽根7が着脱可能に取り付けられている。練り羽根7は、モータ51の回転駆動力が伝達機構53に伝達され、コネクタ下54及びコネクタ上61が回転することで回転駆動する。練り羽根7が練り容器6内で回転することにより、練り容器6内の調理材料が混練される。
練り容器6の周囲には、加熱室1Aを加熱する加熱部の一例であるヒータ8が設けられている。ヒータ8は、容器支持台52上に取り付けられた練り容器6に対して、所定の間隔を空けて包囲するように配置されている。ヒータ8としては、例えば、シーズヒータを用いることができる。
また、加熱室1Aには、加熱室1A内の温度を検知する温度センサ9が設けられている。温度センサ9は、加熱室1A内の平均的な温度を検知することができるように、ヒータ8から少し離れた位置に配置されている。
機器本体1の操作部2の下方には、各部の駆動を制御する制御部10が設けられている。制御部10には、複数の調理コースに対応する調理シーケンスが記憶されている。調理シーケンスとは、練り、ねかし、発酵、焼成などの各調理工程を順に行うにあたって、各調理工程においてヒータ8の通電時間、温調温度、練り羽根7の回転速度などが予め決められている調理の手順のプログラムをいう。制御部10は、選択部21にて選択された特定の調理コースに対応する調理シーケンスと温度センサ9の検知温度とに基づいて、モータ51及びヒータ8の駆動を制御する。
次に、図3〜図7Bを用いて、練り容器6及び練り羽根7の構造についてより詳細に説明する。図3は、練り容器6の斜視図である。図4は、練り羽根7の斜視図である。図5A、図6A、図7Aは、練り容器6内で練り羽根7が回転する様子を示す平面図である。図5Bは、図5Aの縦断面図である。図6Bは、図6Aの縦断面図である。図7Bは、図7Aの縦断面図である。
練り容器6は、平板状の底壁63と、筒状の側壁64と、底壁63と側壁64とを接続する曲面状のコーナー部65とを備えている。図5A、図6A、図7Aに示すように、コーナー部65と底壁63との接続部分C1は、平面視において、練り羽根7の回転軌跡の内側に位置している。底壁63は、平面視において円形(真円形又は略真円形を含む)に構成されている。側壁64は、平面視において楕円形に構成されている。
練り羽根7は、コネクタ上61の先端部に着脱自在に嵌合する軸受け部71と、軸受け部71に接続された平板状の羽根部72とを備えている。練り羽根7は、軸受け部71を回転軸とし、羽根部72が練り容器6の底壁63及びコーナー部65に沿って回転方向Xに回転する。
練り羽根7は、図5B、図6B、図7Bに示すように、練り容器6のコーナー部65の鉛直上方でコーナー部65と対向する部分に、コーナー部65に沿う方向に曲がる湾曲部72aを有している。練り容器6のコーナー部65と練り羽根7の湾曲部72aとの隙間は、上方に向かうに従い拡大するように構成されている。練り容器6におけるコーナー部65と側壁64との接続部分C2は、練り羽根7におけるコーナー部65の鉛直上方に位置する部分72bよりも上方に位置している。
また、練り容器6は、側壁63及びコーナー部65に沿って上方に延在するとともに内側に突出するリブ部66を有している。リブ部66は、図5A、図6A、図7Aに示すように、平面視において楕円形の側壁64の長径部分から短径部分に向かう2つの領域にそれぞれ設けられている。これにより、練り容器6内の調理材料(パン生地)は、リブ部66が抵抗になるとともに、練り羽根7と練り容器6の側壁64との隙間が小さくなるため、羽根部72と共に回転することが抑えられ、より確実に混練される。
また、リブ部66は、平面視において、練り羽根7の回転方向Xの上流側から下流側に向かうに従い、練り羽根7から離れるように傾斜又は湾曲するように構成されている。すなわち、リブ部66は、練り羽根7の回転方向Xにおける上流側部分66aが下流側部分66bよりも内側(軸受け部71側)に突出するように構成されている。これにより、リブ部66が過度な抵抗になって、練り容器6内の調理材料の移動が阻害されることを抑えることができる。その結果、練り容器6内の調理材料は、一層確実に混練される。
本実施形態に係る自動製パン機によれば、練り容器6が底壁63と側壁64とを接続する曲面状のコーナー部65を備え、コーナー部65と底壁63との接続部分C1が平面視において練り羽根7の回転軌跡R1の内側に位置するように構成されている。この構成によれば、調理材料に含まれる小麦粉がコーナー部65に沿って底壁63の中心側へ移動し易くなり、調理材料に含まれる水の量を通常よりも少なくしても、粉残りの発生を抑えることができる。また、曲面状のコーナー部65が大きくなった分、練り容器6の内容積が低減し、練り容器6内の調理材料をより効率良く且つ均一に加熱することができる。その結果、表皮が厚いハード系のパンをより良好に製造することができる。
また、本実施形態に係る自動製パン機によれば、練り羽根7が練り容器6のコーナー部65の鉛直上方でコーナー部65と対向する部分に、当該コーナー部65に沿う方向に曲がる湾曲部72aを有している。この構成によれば、練り容器6の側壁64に練り羽根7をより近づけて、調理材料に含まれる小麦粉がコーナー部65の近傍で滞留することを抑えることができる。その結果、粉残りの発生を一層抑えることができる。
また、本実施形態に係る自動製パン機によれば、練り容器6におけるコーナー部65と側壁64との接続部分C2は、練り羽根7におけるコーナー部65の鉛直上方に位置する部分72bよりも上方に位置するように構成されている。この構成によれば、曲面状のコーナー部65がより一層大きくなるので、調理材料に含まれる小麦粉がコーナー部65に沿って底壁63の中心側へ一層移動し易くなり、粉残りの発生を一層抑えることができる。また、曲面状のコーナー部65が大きくなった分、練り容器6の内容積が低減し、練り容器6内の調理材料をより効率良く且つ均一に加熱することができる。その結果、表皮が厚いハード系のパンをより一層良好に製造することができる。
また、本実施形態に係る自動製パン機によれば、練り容器6の側壁64は、平面視おいて楕円形に構成されている。この構成によれば、従来の構成に比べて、練り羽根7の羽根部72から練り容器6の側壁64までの距離が長くて調理材料に含まれる小麦粉が滞留する部分をより少なくすることができる。その結果、粉残りの発生を一層抑えることができる。
なお、練り容器6の側壁64が真円形である場合には、練り羽根7の羽根部72から練り容器6の側壁64までの距離が一定になるので、練り容器6内の調理材料が受ける抵抗も一定になり、当該調理材料が羽根部72と共に回転しやすくなる。これに対して、本実施形態に係る自動製パン機によれば、練り容器6の側壁64が平面視おいて楕円形に構成されているので、練り羽根7の羽根部72から練り容器6の側壁64までの距離を練り羽根7の回転に伴って変化させることができる。その結果、練り容器6内の調理材料が羽根部72と共に回転することが抑えられ、当該調理材料をより確実に混練することができる。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本発明に係る自動製パン機は、表皮が厚いハード系のパンをより良好に製造することができるので、特に、一般に家庭用に使用される自動製パン機として有用である。
1 機器本体
1A 加熱室
2 操作部
3 ヒータケース
4 蓋体
5 シャーシ
6 練り容器
7 練り羽根
8 ヒータ
9 温度センサ
10 制御部
21 選択部
22 表示部
41 内蓋部
42 外蓋部
51 モータ
52 容器支持台
53 伝達機構
54 コネクタ下
61 コネクタ上
62 練り容器台
63 底壁
64 側壁
65 コーナー部
66 リブ部
66a 上流側部分
66b 下流側部分
71 軸受け部
72 羽根部
72a 湾曲部
72b 練り羽根におけるコーナー部の鉛直上方に位置する部分

Claims (5)

  1. 機器本体と、
    前記機器本体の内部に設けられ、加熱室を形成する有底筒状のヒータケースと、
    前記ヒータケースの上部開口部を開閉可能な蓋体と、
    前記加熱室内に収納され、調理材料を収容する練り容器と、
    前記加熱室を加熱する加熱部と、
    前記練り容器内で回転することにより、当該練り容器内の前記調理材料を混練する練り羽根と、
    前記練り羽根の回転駆動力を発生させる駆動部と、
    を備え、
    前記練り容器は、平板状の底壁と、筒状の側壁と、前記底壁と側壁とを接続する曲面状のコーナー部とを備え、前記コーナー部と前記底壁との接続部分は、平面視において前記練り羽根の回転軌跡の内側に位置する、自動製パン機。
  2. 前記練り羽根は、前記練り容器のコーナー部の鉛直上方で当該コーナー部と対向する部分に、当該コーナー部に沿う方向に曲がる湾曲部を有する、請求項1に記載の自動製パン機。
  3. 前記練り容器における前記コーナー部と前記側壁との接続部分は、前記練り羽根における前記コーナー部の鉛直上方に位置する部分よりも上方に位置する、請求項1又は2に記載の自動製パン機。
  4. 前記練り容器の側壁は、平面視おいて楕円形に構成されている、請求項1〜3のいずれか1つに記載の自動製パン機。
  5. 前記練り容器は、前記コーナー部及び前記側壁に沿って上方に延在するとともに内側に突出するリブ部を有し、
    前記リブ部は、平面視において、前記練り羽根の回転方向の上流側から下流側に向かうに従い、前記練り羽根から離れるように傾斜又は湾曲するように構成されている、請求項1〜4のいずれか1つに記載の自動製パン機。
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