JP5910338B2 - 回転調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、フードプロセッサー等の回転調理器に関する。
近年、自宅でパンやピザ等を焼く家庭が増えてきており、パン、ピザ、あるいはナン等の生地(以下、単に「パン生地」という。)を捏ねるのにフードプロセッサー等の回転調理器が使用されることが多くなっている。
特開2003−111551号公報 特開2003−169755号公報 特開2008−018180号公報
回転調理器を用いてパン生地を捏ねる場合、パン生地の材料を入れる容器(ワークボウル)の中に、一つ、あるいは複数の羽根が取り付けられた混錬羽根を回転可能に設置した上で、小麦粉、卵、および水といったパン生地の材料を当該容器に投入し、然る後、混錬羽根を回転させる。
混錬羽根を回転させると、最初に、羽根が粉末状のパン生地の材料を攪拌する攪拌工程が行われ、攪拌が終わって生地状になると、羽根がこの生地を混錬する混錬工程に入る。粉末状のときに比べて粘度の高いパン生地を混錬する場合、このパン生地がまとわりついて羽根にかかる負荷が非常に大きくなることから、混錬羽根を回転させる駆動装置にかかる負荷も当然に大きくなる。このため、混錬羽根を回転させる駆動装置が発熱し易くなって安全装置による駆動装置の自動停止を招いたり、駆動装置の寿命が低下したり、さらには、大型の駆動装置を採用することによって製品が大型化したりするおそれがあった。
本発明の課題は、パン生地を捏ねる場合における駆動装置への負荷を低減することにより、駆動装置の長寿命化を実現でき、さらには、より小さな駆動装置を採用して製品の小型化ができる回転調理器を提供することにある。
本発明の第1局面に係る回転調理器は、本体、容器、蓋および混錬羽根を備える。本体は、駆動装置を有している。容器は、その上方に開口を有している。蓋は、容器の開口を覆うものである。駆動装置は、最初に、混錬羽根を所定の回転数で攪拌回転させ、然る後、当該攪拌回転時の回転数よりも高い回転数の中回転と、当該中回転時の回転数よりもさらに高い回転数の高回転とを交互に繰り返させる。なお、この際、中回転の持続時間を、高回転の持続時間よりも長く設定する。また、この際、中回転の持続期間中における回転数、および、高回転の持続期間中における回転数を、それぞれ、一定とする。
この回転調理器では、パン生地を捏ねる場合において、撹拌回転よりも高い回転数の中回転と、当該中回転よりもさらに高い回転数の高回転とを交互に繰り返してパン生地を混錬するようになっている。これにより、混錬羽根を高回転させることによる遠心力で、中回転時に混錬羽根にまとわりついた粘度の高いパン生地を混錬羽根から引き離すことができ、混錬羽根を介して駆動装置にかかる負荷が必要以上に大きくなるのを回避することができる。
さらに言えば、高回転と中回転とを交互に繰り返すことにより、パン生地の位置が、高回転時における、混錬羽根から離れた位置(すなわち、容器の内壁により近い位置)と、中回転時における、混錬羽根にまとわりつく位置とを交互に行き来するので、このように行き来しない場合と比較して、パン生地をより確実に混錬できる。
上述のように、パン生地の位置は、高回転時において混錬羽根から離れた位置になるが、パン生地の混錬は、中回転時においてパン生地が混錬羽根の近くにある場合により促進される。このため、中回転の持続時間を高回転の持続時間よりも長く設定することにより、パン生地が混錬羽根にまとわりついて駆動装置にかかる負荷が必要以上に大きくなるのを回避しつつ、中回転によるパン生地の混錬が促進される時間を十分に確保することが可能となる。
本発明によれば、パン生地を捏ねる場合における駆動装置への負荷を低減することにより、駆動装置の長寿命化を実現でき、さらには、より小さな駆動装置を採用して製品の小型化ができる回転調理器を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る回転調理器の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る回転調理器の断面図である。 本発明の実施の形態に係る回転調理器であって、容器および蓋を取り外した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る回転調理器であって、容器および蓋を取り外した状態の平面図である。 本発明の実施の形態に係る回転調理器であって、図4のV−V矢視による断面図である。 本発明の実施の形態に係る回転調理器の混錬羽根の正面図である。 本発明の実施の形態に係る回転調理器の混錬羽根の背面図である。 本発明の実施の形態に係る回転調理器の混錬羽根の右側面図である。 本発明の実施の形態に係る回転調理器の混錬羽根の左側面図である。 本発明の実施の形態に係る回転調理器の混錬羽根の平面図である。 本発明の実施の形態に係る回転調理器の混錬羽根の底面図である。 本発明の実施の形態に係る回転調理器の駆動装置の回転数制御の様子を示す図である。
<本発明の実施の形態に係る回転調理器の構成>
本発明の実施の形態に係る回転調理器100は、パン生地を捏ねるのにも使用できるものであって、図1から図5に示されるように、主に、本体110、容器150、蓋160、および混錬羽根190から構成される。以下、これらの構成要素について詳述する。
(1)本体
本体110は、図1から図5、特に図2に示されるように、主に、本体ケース111、駆動装置112、回転軸113、駆動装置側プーリー114、回転軸側プーリー115、ベルト116、スイッチ117および駆動装置回転数制御装置118から構成される。以下、これらの構成要素について詳述する。
(1−1)本体ケース
本体ケース111は、主に、ベース部111aと立設部111bとで構成される。ベース部111aは、その平面形状が略円形の容器載置部111a1と、この容器載置部111a1と一体的に形成された立設部取付部11a2とで構成されている。容器載置部111a1の略中央部には、回転軸113が挿通される回転軸挿通孔120が形成されている(図2参照)。また、立設部111bは、ベース部111aの立設部取付部111a2から上方に立設された部分であり、平面視(図4)において容器載置部111a1に最も近い側壁111cが、容器載置部111a1に載置される容器150の外面に沿うように凹曲している。
ベース部111aおよび立設部111bは、互いに一体的に形成されており、これらの内部には、駆動装置112、回転軸113、駆動装置側プーリー114、回転軸側プーリー115、ベルト116およびスイッチ117が収容されている。
(1−2)駆動装置
駆動装置112は、本実施例の場合、電源ケーブル&コネクタ200を通じて供給された家庭用電源(AC100V、50あるいは60Hz)で回転するモーターであり、駆動装置回転数制御装置118によってその回転数が適切に制御されるようになっている(駆動装置112の回転数制御の例については後述する。)。また、駆動装置112からは、図中下向きに駆動装置回転軸119が突設されている。もちろん、駆動装置112は、モーターに限られず、混錬羽根190に回転力を与えられるものであれば、どのようなものであってもよい。
(1−3)回転軸
回転軸113は、その一端が、本体ケース111の内部から回転軸挿通孔120を通って容器載置部111a1から突設されているとともに、他端が本体ケース111のベース部111a内に収容されている棒状材料である。回転軸113の一端部は、当該一端部に混錬羽根190が被せられたときにおいて、この混錬羽根190の内部で係合することにより、回転軸113の回転力を混錬羽根190に伝達できるような形状になっている。
(1−4)駆動装置側プーリー、回転軸側プーリー、ベルト
駆動装置側プーリー114は、駆動装置112の回転軸119の下端部に取り付けられている。また、回転軸側プーリー115は、回転軸113の他端に取り付けられている。さらに、ベルト116は、駆動装置側プーリー114と回転軸側プーリー115との間に架け渡されており、駆動装置側プーリー114からの回転力を回転軸側プーリー115に伝達できるようになっている。
(1−5)スイッチ
スイッチ117は、本体ケース111の立設部111bの内側上端部に配設されている。ユーザーが蓋160に設けられた運転ボタン164(後述)を押し込むことにより、当該スイッチ117がオンになり、所定の回転数で駆動装置112が回転するようになっている。また、ユーザーが運転ボタン164から手を離すことにより、スイッチ117は直ちにオフとなり、駆動装置112の回転が停止するようになっている。
(1−6)駆動装置回転数制御装置
駆動装置回転数制御装置118は、本体ケース111の立設部111bの内側上端部であって、スイッチ117の近傍に配設されている。この駆動装置回転数制御装置118は、スイッチ117がオンになっている間に回転する駆動装置112の回転数を制御するものである。パン生地を捏ねる場合における、駆動装置回転数制御装置118による回転数の制御については後述する。
(2)容器
容器150は、例えばパン生地の材料を収容して攪拌・混錬を行うためのものである。容器150は、容器本体151、取手152、台座部153および回転軸挿通管154とで構成されている。
(2−1)容器本体
容器本体151は、上方に開口151aを有する有底筒状の器であり、ステンレス等の金属やガラス等で形成されている。本実施例では、容器本体151の機械的強度を向上させるためのディンプル155が側面に多数形成されている。また、容器本体151の底面中央部には、回転軸挿通管154が取り付けられる挿通管取付孔156が形成されている。
(2−2)取手
取手152は、略U字状に形成された樹脂製の部材であり、その一端が容器本体151の側面上端部に接続されているとともに、他端が台座部153の側面に接続されている
(2−3)台座部
台座部153は、容器本体151の底面に取り付けられた樹脂製の略輪状部材である。また、台座部153の中央部における容器本体151の挿通管取付孔156に対応する位置には、回転軸113の一端が挿通される回転軸挿通孔157が形成されている。
(2−4)回転軸挿通管
回転軸挿通管154は、容器本体151の内側において縦置き収容された樹脂製の円筒部材であり、その下端が容器本体151の挿通管取付孔156に対して水密的に接続されている。また、回転軸挿通管154の長さは、その上端が容器本体151の開口よりも低く、かつ、当該回転軸挿通管154に挿通された回転軸113の一端が露出する程度の高さとなるように設定されている。これにより、容器本体151内にパン生地の材料を入れても、材料が容器本体151の挿通管取付孔156からこぼれ出ることがない。
(3)蓋
蓋160は、容器150の開口を覆う部材であり、本実施例では、容器開口覆部161、および立設部天面覆部162で構成されている。
(3−1)容器開口覆部
容器開口覆部161は、円形の盤材であり、容器本体151の開口151aをぴったりと覆うことのできる寸法に設定されている。また、容器開口覆部161の中央部には透明ガラス163が嵌め込まれており、この透明ガラス163を介して容器本体151の内側が見られるようになっている。もちろん、透明ガラス163に代えて、透明耐熱樹脂等を用いてもよい。
(3−2)立設部天面覆部
立設部天面覆部162は、容器開口覆部161と一体に形成されており、その輪郭が、本体ケース111における立設部111bの天面をぴったりと覆うことのできる形状に形成されている。立設部天面覆部162の中央部には、運転ボタン164が押下可能に取り付けられている。上述のように、この運転ボタン164を押し込むことにより、スイッチ117がオンになって駆動装置112が回転するようになっている。
(4)混錬羽根
混錬羽根190は、図6から図11に示すように、回転軸113の一端に被せられ、回転軸113とともに回転してパン生地を撹拌・混錬する部材である。この混錬羽根190は、軸部191と、当該軸部191の異なる高さから側方に延びる下段の羽根192および上段の羽根193と、凸部194とで一体的に構成されている。もちろん、一体的ではなく、軸部191に対して各部材を接続するようにして構成してもよい。
(4−1)軸部
軸部191は、上述のように、回転軸113の一端に被せられる筒状の部材であり、その上部191aが円筒状に形成されているとともに、羽根192、193および凸部194が位置する下部191bはその平断面外形線が略楕円形状となるように形成されている。
(4−2)下段の羽根、上段の羽根、凸部
上段の羽根193は、下段の羽根192よりも小径で、かつ、軸部191の回転方向Rにおいて下段の羽根192よりも後にずれた位置(すなわち、下段の羽根192よりも後でパン生地に当たる位置)に形成されている。また、凸部194は、下段の羽根192よりも小径で、かつ、軸部191における下段の羽根192よりも高い位置において、回転方向Rにおいて下段の羽根192よりも前にずれた位置(すなわち、下段の羽根192よりも先にパン生地に当たる位置)に形成されている。
ここで、「小径」あるいは「大径」という場合の「径」とは、平断面上において、混錬羽根190の回転中心から、各羽根192、193や凸部194の先端までの距離をいう。
加えて、本実施例では、凸部194の上面部195が軸部191の回転方向Rにおける当該上面部195の前端から後端にかけて斜め上方に傾斜している。
さらに、本実施例において、混錬羽根190は、下段の羽根192よりもさらに低く、かつ、軸部191の回転方向Rにおいて凸部194よりも前であるとともに、上段の羽根193よりも後にずれた位置から側方に延びる第3の羽根196をさらに有している。
なお、本実施例における凸部194は、下段の羽根192や上段の羽根193のように軸部191における所定の高さから側方に突出するものとは異なり、軸部191の下端から上面部195にかけて側方に突出する形状となっている。これにより、混錬工程において、上面部195に沿って持ち上げられている途中のパン生地が誤って上面部195から落ちて凸部194の下側に入り込んでしまうのを回避することができる。
<本実施例に係る混錬羽根の回転数について>
本実施例に係る回転調理器100を用いてパン生地を捏ねる場合における、混錬羽根190の回転数の制御(すなわち、駆動装置回転数制御装置118による駆動装置112の回転数制御)について説明する。図12に駆動装置112の回転数制御の様子を示す。以下、駆動装置112の回転数制御について説明するが、前述のように、駆動装置回転軸119と混錬羽根190とは、駆動装置側プーリー114、ベルト116、回転軸側プーリー115および回転軸113を介して互いに連動回転するようになっている。したがって、駆動装置側プーリー114の径と回転軸側プーリー115の径との比率に基づく減速比で混錬羽根190の回転数は小さくなるものの、同回転数の制御の様子は駆動装置112の回転数制御の様子と同じである。
まず、小麦粉、卵、および水といったパン生地の材料を容器150に投入し、然る後、蓋160を被せて運転ボタン164を押下し、駆動装置112(および混錬羽根190)を回転させる。最初は、所定の回転数(図中、「K」)で攪拌回転してパン生地の材料を攪拌する。然る後、当該攪拌回転よりも高い回転数(図中、「M」)の中回転と、当該中回転よりもさらに高い回転数(図中、「H」)の高回転とを交互に繰り返してパン生地を混錬する。
このとき、中回転の持続時間を、高回転の持続時間よりも長く設定するのが好適である(例えば、3秒間の中回転に対して、1秒間の高回転)。また、図示するような回転数のチャートを描いたときにおいて、中回転から略直角に回転数が立ち上がって高回転に至るように、中回転から高回転の切り替えを急激に行うのが好適である。例えば、サインカーブのように、中回転から高回転に滑らかに変化させるのは不適当である。
逆に、高回転から中回転に切り替える際は、図示するように急激に行ってもよいし、差込図Aに示すように、所定の傾きで直線状に回転数を減少させてもよい。さらに、差込図Bに示すようにサインカーブ的に滑らかに減少させてもよい。
<本実施例に係る回転調理器の特徴>
(1)
この回転調理器100では、パン生地を捏ねる場合に、撹拌回転よりも高い回転数の中回転と、当該中回転よりもさらに高い回転数の高回転とを交互に繰り返してパン生地を混錬するようになっている。これにより、中回転時において混錬羽根190にまとわりついた粘度の高いパン生地を、混錬羽根190を高回転させることによる遠心力で混錬羽根190から引き離すことができ、混錬羽根190を介して駆動装置112にかかる負荷が必要以上に大きくなるのを回避することができる。さらに言えば、高回転と中回転とを交互に繰り返すことにより、パン生地の位置が、高回転時における、混錬羽根190から離れた位置(すなわち、容器本体151の内壁により近い位置)と、中回転時における、混錬羽根190にまとわりつく位置とを交互に行き来するので、パン生地をより確実に混錬できる。
(2)
上述のように、パン生地の位置は、高回転時において混錬羽根190から離れた位置になるが、パン生地の混錬は、中回転時においてパン生地が混錬羽根190の近くにある場合により促進される。中回転の持続時間を高回転の持続時間よりも長く設定することにより、パン生地が混錬羽根190にまとわりついて駆動装置112にかかる負荷が必要以上に大きくなるのを回避しつつ、中回転によるパン生地の混錬時間を十分に確保することが可能となる。
(3)
加えて、この回転調理器100では、混錬羽根190における下段の羽根192が最も大径に形成されており、撹拌工程において未だ粉状のパン生地の材料が遠心力によって容器本体151の内壁付近に偏ってもきちんと撹拌できるようになっている。
また、この下段の羽根192を挟むようにして、混錬羽根190の軸部191の回転方向Rにおいて後にずれた位置に上段の羽根193が形成されているとともに、前にずれた位置に凸部194が形成されているとともに、上段の羽根193および凸部194は、下段の羽根192よりも小径に形成されている。これにより、パン生地の材料が生地状になった混錬工程では、下段の羽根192よりも小径の上段の羽根193および凸部194でパン生地を混錬することができ、大径の下段の羽根192を用いて混錬工程を行う場合に比べて、径が小さい分、駆動装置112にかかる負荷を小さくすることができる。
(4)
凸部194の上面部195を、軸部191の回転方向Rにおける当該上面部195の前端から後端にかけて斜め上方に傾斜させていることにより、混錬工程において、下段の羽根192に当たるよりも先に凸部194に当たったパン生地が当該凸部194の上面部195に沿って上方に持ち上げられ、然る後、上段の羽根193でパン生地が混錬される。このように、凸部194によってパン生地が持ち上げられるので、パン生地が大径の下段の羽根192に当たるのを回避でき、混錬羽根190を介して駆動装置112に過度の負荷がかかるのを防止することができる。
(5)
混錬羽根190が第3の羽根196をさらに有することにより、混錬工程において、上段の羽根193で捏ねられたパン生地が、凸部194の上面部195によって再度上方に持ち上げられるまでの間にパン生地が容器本体151の底に落ちるのを、この第3の羽根196で防止することができる。これにより、パン生地を凸部194の上面部195でより確実に上方に持ち上げられるようになり、パン生地が下段の羽根192に当たって駆動装置112に過度の負荷がかかるのをより確実に防止できるとともに、上段の羽根193でより確実にパン生地を混錬できるようになる。
<変形例>
(A)
先の実施の形態に係る回転調理器100では、駆動装置回転軸119の動力が、プーリーおよびベルトで伝達されるようになっているが、伝達機構はこれに限られるものではなく、必要な動力を所定の減速比で伝達できるのであれば、歯車伝達機構の他、どのような伝達機構でも採用することができる。もちろん、駆動装置112を回転軸113に直結してもよい。
(B)
先の実施の形態に係る回転調理器100の容器150は、取手152および台座部153を備えているが、これらは本発明の実施に必須の構成要素ではなく、取手152や台座部153を備えていない容器150を有する回転調理器100も本発明の技術的範囲に含まれ得る。
100 回転調理器
110 本体
111 本体ケース
111a ベース部
111b 立設部
111a1 容器載置部
111a2 立設部取付部
112 駆動装置
113 回転軸
114 駆動装置側プーリー
115 回転軸側プーリー
116 ベルト
117 スイッチ
118 駆動装置回転数制御装置
119 駆動装置回転軸
120 回転軸挿通孔
150 容器
151 容器本体
152 取手
153 台座部
154 回転軸挿通管
155 ディンプル
156 挿通管取付孔
157 回転軸挿通孔
160 蓋
161 容器開口覆部
162 立設部天面覆部
163 透明ガラス
164 運転ボタン
190 混錬羽根
191 軸部
192 下段の羽根
193 上段の羽根
194 凸部
195 上面部
196 第3の羽根
200 電源ケーブル&コネクタ

Claims (1)

  1. 駆動装置を有する本体と、
    上方に開口を有する容器と、
    前記容器の開口を覆う蓋と、
    前記容器の内底部に設けられ、前記駆動装置によって回転駆動される混錬羽根と
    を備え、
    前記駆動装置は、前記混錬羽根を所定の回転数で攪拌回転させ、然る後、前記攪拌回転時の回転数よりも高い回転数の中回転と、前記中回転時の回転数よりもさらに高い回転数の高回転とを交互に繰り返させ
    前記中回転の持続時間は、前記高回転の持続時間よりも長く、
    前記中回転の持続期間中における回転数、および、前記高回転の持続期間中における回転数は、それぞれ、一定である
    回転調理器。
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