JPH062626Y2 - カッタ−式コ−ヒ−ミル - Google Patents

カッタ−式コ−ヒ−ミル

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Publication number
JPH062626Y2
JPH062626Y2 JP1987115480U JP11548087U JPH062626Y2 JP H062626 Y2 JPH062626 Y2 JP H062626Y2 JP 1987115480 U JP1987115480 U JP 1987115480U JP 11548087 U JP11548087 U JP 11548087U JP H062626 Y2 JPH062626 Y2 JP H062626Y2
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JP
Japan
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cutter
mill
motor
coffee
coffee beans
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987115480U
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JPS6423942U (ja
Inventor
栄次 末吉
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はカッター式コーヒーミルに関するものである。
〔従来技術〕
従来のコーヒーミルに於いては、カッター式とうす式の
２種類があり、カッター式の方がうす式よりも構成部品
点数が少なく、安価に作成できると共に、粉砕時間が短
いという利点がある。
本考案は前者のカッター式コーヒーミルに係る考案であ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記カッター式コーヒーミルい於いては前述した如き長
所がある反面、粉砕粒度のばらつきが大きく、微粉末
（７１０μｍ）が多いという欠点がある。
これはカッターの回転数が高いために粉砕した豆を再粉
砕する機会が多く、過粉砕することになり、その結果微
粉末が増えると考えられる。
本考案は上述事項に鑑みてなされたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、図面に示すようにカッターを回転するモータ
ー数の高低或いは上記モーターのオン，オフを所定の間
隔で行なわしめる制御回路を備えている。
〔作用〕
本考案によれば、コーヒーミル運転時には制御回路によ
ってカッター駆動用のモーターが間欠的にオン，オフ
（若しくは高回転数から低回転数に移行する）運転され
るため、コーヒー豆の粉砕動作と粉砕動作の行ない難い
低速回転時（モーターオフ時には回転が停止するまでの
低速回転域を謂う）の攪拌作用とが交互に行なわれ、そ
の結果粉砕した豆を再粉砕する過粉砕がなくなり、粉砕
粒度のバラツキが少なくなる。
〔実施例〕
１はミル容器２を設けた本体にして、その下部にはモー
ター３を内蔵して居り、該モーター３の回転軸４は上記
ミル容器３の底部に向けて突出され、その上端部には上
記ミル容器２の底部に回転自在に枢着されたカッター５
の回転軸６が適当な動力伝達手段Ａを介して結合されて
いる。
従って、モーター３を回転すると、その回転軸４の回動
力は動力伝達手段Ａを介してカッター５の回転軸６に伝
達され、その結果カッター５が回転してミル容器２内の
コーヒー豆を粉砕する。７は本体１の上面開口部を閉塞
する蓋体、８はコーヒー豆である。
第２図は本考案コーヒーミルの電気回路図にして、モー
ター３に直列にスイッチ９が接続されて居り、該スイッ
チ９は制御回路１０によって間欠的にオン，オフされる
か若しくは該制御回路１０によって間欠的にモーター３
の回転数が高或いは低速回転するように切り換えられる
ようになっている。
又、上記カッター５は通常は5000〜10000rpmの回転数で
駆動され、この回転域に於いてはコーヒー豆は粉砕され
るが、5000rpm以下の回転数ではコーヒー豆の粉砕能力
は非常に減少する。従って、制御回路１０で間欠的にモ
ーター３の回転数を高，低速回転に切り変えるにあたっ
ては、高速度回転では通常の10000rpmに、又低速度回転
では5000rpm以下の速度となるように設定される。
又、モーター３を間欠的にオン，オフする場合には、コ
ーヒー豆４０ｇでは2.5秒オン，２秒オフを１サイクル
として、４サイクルを行なうようになっている。
本考案によれば、モーター３のオン時（高速回転時）に
はカッター５でコーヒー豆８を粉砕し、モーター３のオ
フ時（低速回転時）には主としてコーヒー豆８の攪拌を
行なうため（粉砕能力は低い）、従来の連続運転（１０
秒オン）するものに比して微粉末（７１０μｍ以下）が
少なく、良好な粉砕が可能となった。
第３図及び第４図の本考案（破線）と従来（実線）との
粒度分布特性線，粒度累積特性線の比較図からも本考案
の方が優れていることが判る。
〔効果〕
本考案は、以上の如く構成されるものであるから、極め
て簡単な構造により容易且つ確実にコーヒー豆の過粉砕
を抑えることができ、その結果微粉末を極力少なくし粒
度のバラツキをなくして、まろやかなコーヒーの風味を
確実にかもしだすことができるという顕著な効果を奏し
得るものである。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案コーヒーミルの縦断面図、第２図は同上
の電気回路図、第３図は本考案と従来との粒度分布特性
線比較図、第４図は本考案と従来との粒度累積特性線比
較図を示す。 １：本体、２：ミル容器、３：モーター、５：カッタ
ー、１０：制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】カッターを回転させることによりコーヒー
    豆を粉砕するカッター式コーヒーミルにおいて、該カッ
    ターを回転させるモーターの回転数を５０００ｒｐｍ以
    上の上記コーヒー豆の粉砕動作を行う回転数と５０００
    ｒｐｍ以下の上記コーヒー豆の粉砕動作の行い難い攪拌
    作用の回転数とに交互に繰り返し制御する制御回路を備
    えたことを特徴とするカッター式コーヒーミル。
JP1987115480U 1987-07-27 1987-07-27 カッタ−式コ−ヒ−ミル Expired - Lifetime JPH062626Y2 (ja)

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JP1987115480U JPH062626Y2 (ja) 1987-07-27 1987-07-27 カッタ−式コ−ヒ−ミル

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JPS6423942U JPS6423942U (ja) 1989-02-08
JPH062626Y2 true JPH062626Y2 (ja) 1994-01-26

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2807942B2 (ja) * 1991-11-22 1998-10-08 シャープ株式会社 ミルモータの起動時の回転制御方法
US20090285958A1 (en) * 2008-05-15 2009-11-19 Garcia Jorge B System and methods for food processing
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JPS6423942U (ja) 1989-02-08

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