JPS618143A - 遠心処理方法およびその装置 - Google Patents

遠心処理方法およびその装置

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JPS618143A
JPS618143A JP12816184A JP12816184A JPS618143A JP S618143 A JPS618143 A JP S618143A JP 12816184 A JP12816184 A JP 12816184A JP 12816184 A JP12816184 A JP 12816184A JP S618143 A JPS618143 A JP S618143A
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stirring shaft
rotating body
gap
media
stirring
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稔 守田
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Tsukishima Kikai Co Ltd
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Tsukishima Kikai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は媒体(メディア)を用いながらこれに高い遠心
力を作用させ粉砕等を行うための遠心処理方法およびそ
の装置に関する。
また、本発明は、粉砕はもとより、混合、撹拌、分散等
にも適用される。具体的には、工業用鉱石や無機薬品、
たとえば石灰石、酸化チタン、酸化マグネシウム、雲母
、炭車カルシウム、磁性酸化鉄、またセラミック質、イ
ンキ類、ペイント類の粉砕、混合等に、さらに燃料関連
として、水と石炭の混合、石油と石炭の混合等にも用い
ることができる。
しかも1本発明は、湿式あるいは乾式のいずれにも適用
される。
[発明の技術的背景] メディアを用いて粉砕する方法として、従来から種々の
方式があるが、大型ではボールミルや振動ミル等があり
、いずれも容器内にメディアを入れて、これを運動させ
、粉砕すべき固体との接触効率を増加させるものである
。また、静止円筒内に撹拌機を挿入し、これを回転させ
、メディアおよび被粉砕物を間隙内に入れて、回分式ま
たは連続式で運動するものもある。
[解決すべき問題点] しかし、これらの従来技術では、メディアが動力下で運
動している点に限界がある。すなわち、たとえばボール
ミルにおいては、容器を回転するものの、その回転に伴
って迫り上ったポールは頂点近くで落下するのみで、そ
の運動量はきわめて小さい。他方、撹拌式では、メディ
アが激しく運動するものの、メディアに遠心力は実質的
に作用しない。
したがって、この種の従来のものでは、濃度の高いスラ
リーを用いて粉砕しようとする場合、メ。
ディアとスラリーとが同様な流れを示し、効率的なかつ
微細な粉砕を行い難い。
[発明の目的] 本発明の目的は、前記従来の問題点を解決し、粉砕等の
効率が著しく高い遠心処理方法とその装置を提供するこ
とにある。
この目的を達成するための本発明法は、中空回転体内に
撹拌軸を設け、それらの間隙に処理メディアを介在させ
るとともに、同間隙に被処理物が存在する状態で、前記
回転体および撹拌軸の少なくとも回転体を回転して、前
記処理メディアを1G以上の遠心力作用状態で運動させ
ることを特徴とするものである。
また、本発明装置は、一方の軸方向端部に被処理物の入
口が、他方の軸方向端部に出口が形成された中空回転体
と、この回転体を軸心周りに回転させる第1の回転駆動
手段と、前記直−転体内に間隙をもって配置された撹拌
軸と、この撹拌軸を軸心周りに回転させる第2の回転駆
動手段と、前記間隙内に介在された処理メディアとを備
え、前記処理メディアは1G以上の遠心力作用状態で運
動するよう少なくとも前記第1の回転駆動手段が働くよ
うにされたことを特徴とするものである。
すなわち、本発明では、容器としての中空回転体を回転
させる。この回転自体は、ボールミル等の場合と同一で
あるが、処理メディアを、従来は重力下で運動させてい
たのに対して、本発明ではそのメディアに16以上の遠
心力を作用させて運動させるようにしである点で明白な
差異が存する。
また、単に中空回転体を高速で回転するだけでは効果的
な粉砕等は行い難い。そこで、中空回転体内に撹拌軸を
設け、撹拌機能も付加しである。
この場合、撹拌軸に突起を設けるか、中空回転体の内面
に突起を設けるか、あるいは両手段を採用するかして、
効果的な撹拌を行う。この場合、撹拌軸は好適には回転
させるのがよく、特に中空回転体と逆方向に回転させる
のが効果的である。
メディアを遠心力場に置き、かつ適当な撹拌手段で撹拌
させると、メディアに加わる力が増加し、均一な撹拌が
達成され、その結果、メディア同志の接触面積(単位時
間当り)が増大し、衝突力および剪断力が大きくなり、
従来達成が困難であった微粉砕が可能となる。
[発明の具体例] 次に本発明を図面に示す具体例によって説明する。
1は中空回転体、2はその内部に設けられた撹拌軸、3
はそれらの架台である。回転体1はその軸部1aが架台
3と一体となったアーム4にベアリング5を介して回転
自在に支承されている。撹拌軸2も、その軸部2aが架
台3と一体となったアーム6にベアリング7を介して回
転自在に支承されている。
軸部1aはロータリージヨイント8を介して被処理物M
の入口9に連っている。また回転体1を構成する上板1
bの開孔部1cにはスクリーンlOが設けられ、被回転
の流出室11に連っている。流出室11の一部には粉砕
済物M°の出口12が形成されている。
他方、回転体lの軸部1aには、Vプーリ13が固定さ
れ、これに対して架台3に第1駆動モータ14が固定さ
れ、その出力軸のVプーリ15と■プーリ13とにプー
リーベル)16が巻き掛けられている。また撹拌軸2の
軸部2aにはVプーリ17が固定され、これに対して架
台3に第2駆動モータ18が固定され、その出力軸のV
プーリ19とVプーリ17とのプーリーベルト20が巻
き掛けられている。これらによって、回転体lおよび撹
拌軸2はその軸心周りに回転する。
撹拌軸2の外周面には、突起21.21・・が多数形成
されている0回転体lの内面と撹拌軸lの外面との間隙
には、たとえばセラミック製等の、メディア22が内装
される。
かかる処理装置の運転に際しては、被処理物Mを入口9
から前記の間隙に供給する。この状態で、回転体1およ
び撹拌軸2を回転させる。このとき、好ましくは両者の
回転方向を逆にする。回転体lの速度としては、メディ
ア22に1G以上、好適にはIOG〜200G程度の遠
心力が作用するよう選定する。これらの回転に伴って、
メディア22は、被処理物と共に運動するとともに、そ
、の運動過程で突起21や、回転体1の内面および撹拌
軸2の外面に衝突し、激しい撹拌運動を示す。その結果
、被処理物に大きな圧縮力および前段力等が作用せられ
、微粉砕化される。処理済物は、開孔1cおよびスクリ
ーン1Gを通って、流出室11の出口12から排出され
る。
ところで、回転体lの内半径(R)と撹拌軸2の外半径
(r)との差である間隙(d)は、小さい方がメディア
に作用する遠心力が均一化され、粉砕効果が均一化され
るため望ましいが、処理能力が小さくなるので、この点
を考えると°、d/R比は、0.50〜0.95が特に
0.80〜0゜95が好ましい。
また、本発明は、被処理物を液体と共にたとえばスラリ
ー状態で供給してもよいし、乾式状態で供給してもよい
。さらに、回分式でも連続式であってもよい。
撹拌軸2の回転方向は、回転方向と同方向であってもよ
いが、逆方向の方が、粉砕効果が大きい。これらを回転
させるに当って、上記例では2種の駆動モータを用いて
いるが、適当な軸や歯車を用いて1つのモータで運転す
ることもできる。
本発明にいう第1および第2回転駆動手段とは、この共
用化する意味も含む。
他方、撹拌のために、第2図に示すように、回転体1の
内面に突起23を形成してもよい、突起は、回転体lと
撹拌軸2の両者に形成してもよいが、一方でも勿論可能
である。撹拌のために、第3図および第4図のような撹
拌羽根24,25、第5図のようなディスク羽根26、
第6図のような軸方向の移送力も付加するスクリュ一式
羽根27等を用いてもよい。また、全体形状は、円筒形
に限らず、第7図のような縦断面椀形や第8図のような
縦断面略六角形のものでもよい。
メディアとしては、材質的にはセラミック、硬質プラス
チック、金属製等のものが、形状的には球形、棒状等の
ものが適宜使用できる。大きさは、処理目的に応じて適
宜選定すればよい。
[実施例] 第1図に示す装置を用いて粉砕特性を調べた。
内面に突起物を持った円筒内径250■、高さ180■
、上部円板開口部径1G0m+sで底部円板の中心に回
転軸を設けた回転体を、600RPMの速度で回転させ
た。
撹拌軸の直径は21G■■、高さ170■■であり、こ
れを固定したまま用いた。
かかる装置に、平均粒径42IL(最大径80p)の純
度87%の石灰石の50%スラリーを、18041/h
rの割合で供給した。この際、用いた粉砕媒体は直径1
.0園層のセラミックビーズである。得られた微粒子の
大きさは、最大i、gg、平均0.31Lであった。こ
れは、従来用いられている粉砕機によると、最大3.0
〜4.Op、、平均0.8PLであることからすれば、
本粉砕機が従来の粉砕機の限界を超えたものであること
を示している。
[発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、中空回転を回転し、メデ
ィアを1G以上の遠心力場に置いたものであるから、粉
砕等の効果が従来のものより、著しく大きいものとなる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の概要図、第2図は回転体の他の例
の横断面図、第3図〜第6図は撹拌軸の他の例を示す正
面図、第7図および第8図は全体形状を異にする他の装
置例の概略図、第9図は実施例に用いた装置の要部縦断
面図である。 1−・中空回転体 2s・撹拌軸 14.15舎・回転駆動モータ 22・・メディア M−−被処理物 特許出願人   月島機械株式会社 第1図 第6図 第7図      第8図 手続補正書 昭S9年1G月25日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中空回転体内に撹拌軸を設け、それらの間隙に処
    理メディアを介在させるとともに、同間隙に被処理物が
    存在する状態で、前記回転体および撹拌軸の少なくとも
    回転体を回転して、前記処理メディアを1G以上の遠心
    力作用状態で運動させることを特徴とする粉砕等のため
    の遠心処理方法。
  2. (2)一方の軸方向端部に被処理物の入口が、他方の軸
    方向端部に出口が形成された中空回転体と、この回転体
    を軸心周りに回転させる第1の回転駆動手段と、前記回
    転体内に間隙をもって配置された撹拌軸と、この撹拌軸
    を軸心周りに回転させる第2の回転駆動手段と、前記間
    隙内に介在された処理メディアとを備え、前記処理メデ
    ィアを1G以上の遠心力作用状態で運動するよう少なく
    とも前記第1の回転駆動手段が働くようにされたことを
    特徴とする粉砕等のための遠心処理装置。
JP12816184A 1984-06-20 1984-06-20 遠心処理方法およびその装置 Granted JPS618143A (ja)

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JPH0587307B2 JPH0587307B2 (ja) 1993-12-16

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