JPS6144538B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6144538B2 JPS6144538B2 JP10343683A JP10343683A JPS6144538B2 JP S6144538 B2 JPS6144538 B2 JP S6144538B2 JP 10343683 A JP10343683 A JP 10343683A JP 10343683 A JP10343683 A JP 10343683A JP S6144538 B2 JPS6144538 B2 JP S6144538B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- grinding chamber
- vertical
- discharge port
- chute
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 claims description 5
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 18
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000009628 steelmaking Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- -1 for example Substances 0.000 description 1
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はたて形ハンマミルに関するものであ
る。
る。
ハンマミルは代表的な衝撃式粉砕機であり、粗
砕と中間粉砕を兼ねるものから、微粉砕、更に超
微粉砕を行うものまで、各種のものが実用されて
いる。
砕と中間粉砕を兼ねるものから、微粉砕、更に超
微粉砕を行うものまで、各種のものが実用されて
いる。
一方、例えば製鋼スラグの粉砕における如く、
粉砕容易な成分(この場合はスラグ。)は充分粉
砕して微粉とし、他の成分(この場合は地金。)
と分離する必要が往々にして起る。このような場
合は、従来、粉砕機から取出した粉砕品を別に設
置した分級機に導き、両成分を分離している。こ
れは2台の機械を使用するので労力、時間、所要
空間を多く要する。
粉砕容易な成分(この場合はスラグ。)は充分粉
砕して微粉とし、他の成分(この場合は地金。)
と分離する必要が往々にして起る。このような場
合は、従来、粉砕機から取出した粉砕品を別に設
置した分級機に導き、両成分を分離している。こ
れは2台の機械を使用するので労力、時間、所要
空間を多く要する。
本発明の目的は、僅かに増加された動力によ
り、ハンマミル自体から粉砕容易な成分と他の成
分とに分離して取出すことができるたて形ハンマ
ミルを提供するにある。
り、ハンマミル自体から粉砕容易な成分と他の成
分とに分離して取出すことができるたて形ハンマ
ミルを提供するにある。
本発明の他の目的は、製鋼スラグを粉砕し、微
粉化されたスラグと、スラグを殆んど含まない地
金を分離して取出すことができるたて形ハンマミ
ルを提供するにある。
粉化されたスラグと、スラグを殆んど含まない地
金を分離して取出すことができるたて形ハンマミ
ルを提供するにある。
本発明によるたて形ハンマミルは、たて形粉砕
室と垂直回転軸を有し、該回転軸に固定されたデ
イスクに固定又は枢着されたハンマと、該粉砕室
囲壁に内張りされた摩砕板との間で、処理物を粉
砕するたて形ハンマミルにおいて、粉砕室を囲み
該粉砕室と上側で連通する外筒室を有し、該回転
軸のデイスク取付部の上側には、処理物を均一に
分散させる分散板および粉砕室内の微粉を同伴す
る空気を上昇させ、外筒室に向けて四散させるブ
レードが取付けられ、粉砕室下部に、外筒室より
微粉が除かれた空気を粉砕室内に導くガイドベー
ンが設けられ、粉砕室下部よりは微粉の除かれた
粉砕品のみが、外筒室下部よりは微粉のみが、そ
れぞれ排出されるようにしてあることを特徴とす
る。
室と垂直回転軸を有し、該回転軸に固定されたデ
イスクに固定又は枢着されたハンマと、該粉砕室
囲壁に内張りされた摩砕板との間で、処理物を粉
砕するたて形ハンマミルにおいて、粉砕室を囲み
該粉砕室と上側で連通する外筒室を有し、該回転
軸のデイスク取付部の上側には、処理物を均一に
分散させる分散板および粉砕室内の微粉を同伴す
る空気を上昇させ、外筒室に向けて四散させるブ
レードが取付けられ、粉砕室下部に、外筒室より
微粉が除かれた空気を粉砕室内に導くガイドベー
ンが設けられ、粉砕室下部よりは微粉の除かれた
粉砕品のみが、外筒室下部よりは微粉のみが、そ
れぞれ排出されるようにしてあることを特徴とす
る。
以下、本発明によるたて形ハンマミルを実施例
の図面の第1図に基づいて詳述する。
の図面の第1図に基づいて詳述する。
第1図において1は垂直回転軸、3は粉砕室囲
壁、2は粉砕室である。粉砕室囲壁3には耐摩耗
性材料よりなる摩砕板(ライナ)4が内張してあ
る。回転軸1は上部駆動であり、上部に減速機5
が取付けてあり、図示せざる電動機で駆動され
る。回転軸には水平にデイスク6が固定され、デ
イスク6には、同一水平面で揺動可能にハンマ7
が枢着されている。回転軸1を回転した場合に、
ハンマ7とライナ4との間には僅かな間隙が保た
れる。
壁、2は粉砕室である。粉砕室囲壁3には耐摩耗
性材料よりなる摩砕板(ライナ)4が内張してあ
る。回転軸1は上部駆動であり、上部に減速機5
が取付けてあり、図示せざる電動機で駆動され
る。回転軸には水平にデイスク6が固定され、デ
イスク6には、同一水平面で揺動可能にハンマ7
が枢着されている。回転軸1を回転した場合に、
ハンマ7とライナ4との間には僅かな間隙が保た
れる。
処理物は粉砕室2の上側より供給され、ハンマ
7とライナ4の間で、及びこれらに衝突すること
により粉砕され、粉砕品は下側より排出される。
このハンマミルにおいて処理物は、回転軸1を取
巻く入口シユート8より供給され、先ず、回転軸
1のデイスク6取付部の上側に取付けた分散板9
により分散せしめられてから粉砕され、粉砕物は
粉砕室2の下側に接続された逆円錐形の出口シユ
ート10で集められ、下端の排出口11より取出
される。以上は、従来のたて形ハンマミルと橋等
変るところはない。
7とライナ4の間で、及びこれらに衝突すること
により粉砕され、粉砕品は下側より排出される。
このハンマミルにおいて処理物は、回転軸1を取
巻く入口シユート8より供給され、先ず、回転軸
1のデイスク6取付部の上側に取付けた分散板9
により分散せしめられてから粉砕され、粉砕物は
粉砕室2の下側に接続された逆円錐形の出口シユ
ート10で集められ、下端の排出口11より取出
される。以上は、従来のたて形ハンマミルと橋等
変るところはない。
このハンマミルにおいては、粉砕室2を囲む外
筒室12が設けられている。外筒室12は外部に
対して密閉され、上側で粉砕室2と連通してい
る。下部は出口シユート10を囲み、同様に逆円
錐形をなし、下端に排出口13を設けてある。粉
砕室2よりの粉砕物を集める出口シユート9を外
筒より突出させて排出口11を外筒室12外とし
てあることは勿論である。
筒室12が設けられている。外筒室12は外部に
対して密閉され、上側で粉砕室2と連通してい
る。下部は出口シユート10を囲み、同様に逆円
錐形をなし、下端に排出口13を設けてある。粉
砕室2よりの粉砕物を集める出口シユート9を外
筒より突出させて排出口11を外筒室12外とし
てあることは勿論である。
また、回転軸1のデイスク6の取付部の上側に
はブレード14を取付けてある。図示の実施例で
は、ブレード14を分散板9を介して回転軸1に
取付けてある。ブレード14の向きは、粉砕室2
内の空気を吸上げ周囲、即ち外筒室12側に四散
させるようにしてある。従つて、処理物粉砕中の
粉砕室2内の空気は、フアン14により微粉を同
伴して吸上げられる、外筒室12の周壁に吹付け
られ、旋回運動をしながら降下する。この間に微
粉は遠心力により空気より分離され、外筒室12
の周壁に沿つて降下し、空気は内側ほど微粉含有
量が少なくなる。外筒室12の周壁に沿つて降下
する微粉及び空気の流速低下により分離落下する
微粉は排出口13より取出される。排出口11か
らは微粉の除かれた粉砕物が取出されることにな
る。
はブレード14を取付けてある。図示の実施例で
は、ブレード14を分散板9を介して回転軸1に
取付けてある。ブレード14の向きは、粉砕室2
内の空気を吸上げ周囲、即ち外筒室12側に四散
させるようにしてある。従つて、処理物粉砕中の
粉砕室2内の空気は、フアン14により微粉を同
伴して吸上げられる、外筒室12の周壁に吹付け
られ、旋回運動をしながら降下する。この間に微
粉は遠心力により空気より分離され、外筒室12
の周壁に沿つて降下し、空気は内側ほど微粉含有
量が少なくなる。外筒室12の周壁に沿つて降下
する微粉及び空気の流速低下により分離落下する
微粉は排出口13より取出される。排出口11か
らは微粉の除かれた粉砕物が取出されることにな
る。
粉砕室2の周壁3の下部、出口シユート10に
かかつている部分に、外筒室12より粉砕室2に
空気を導入する為のガイドベーン15を設けてあ
る。前述のように外筒室12内側、即ち粉砕室周
壁3近傍の空気の微粉含有量は低下しているが、
粉砕室2内には出来るだけ微粉を再び持込まない
ことが望ましいので、ガイドベーン15は、空気
の導入方向を外筒室における旋回方向と逆にする
とか、羽根を設ける等により、残存する微粉を出
来るだけ分離するようにする。
かかつている部分に、外筒室12より粉砕室2に
空気を導入する為のガイドベーン15を設けてあ
る。前述のように外筒室12内側、即ち粉砕室周
壁3近傍の空気の微粉含有量は低下しているが、
粉砕室2内には出来るだけ微粉を再び持込まない
ことが望ましいので、ガイドベーン15は、空気
の導入方向を外筒室における旋回方向と逆にする
とか、羽根を設ける等により、残存する微粉を出
来るだけ分離するようにする。
従つて、このハンマミルで処理物を粉砕する
と、設計に基づいて粉砕されると共に、生成する
微粉はフアン14により外筒室12に送出され、
排出口13より取出され、排出口11よりは微粉
が除かれた粉砕物が取出される。
と、設計に基づいて粉砕されると共に、生成する
微粉はフアン14により外筒室12に送出され、
排出口13より取出され、排出口11よりは微粉
が除かれた粉砕物が取出される。
このハンマミルの回転数、ハンマとライナの間
隙等を適切に設計し、例えば、径10mm以下の製鋼
スラグを粉砕するときは、スラグ分は硬度が低く
速かに微粉化されるので、フアン14により外筒
室12に送られ、排出口13より取出される。こ
れに対し地金は硬度が高いので、粉砕され難く、
ハンマとライナの間を通る間に、或る程度粉砕さ
れると共に摩鉱され、光沢のある高品位の地金と
して排出口11より取出される。
隙等を適切に設計し、例えば、径10mm以下の製鋼
スラグを粉砕するときは、スラグ分は硬度が低く
速かに微粉化されるので、フアン14により外筒
室12に送られ、排出口13より取出される。こ
れに対し地金は硬度が高いので、粉砕され難く、
ハンマとライナの間を通る間に、或る程度粉砕さ
れると共に摩鉱され、光沢のある高品位の地金と
して排出口11より取出される。
本発明のたて形ハンマミルは以上の如く構成さ
れ、且つ作動するので、粉砕により粉砕容易な成
分と他の成分とをミル自体より分離して取出すこ
とができる。従つて、別に分級機を設置する必要
がなく、経済的である。しかも本発明のミルとす
ることによる動力の増加は僅かである。
れ、且つ作動するので、粉砕により粉砕容易な成
分と他の成分とをミル自体より分離して取出すこ
とができる。従つて、別に分級機を設置する必要
がなく、経済的である。しかも本発明のミルとす
ることによる動力の増加は僅かである。
本発明のたて形ハンマミルは、特に鉱石、スラ
グ等を粉砕しながら微粉を除き、高品位の地金等
を生産するに好適である。
グ等を粉砕しながら微粉を除き、高品位の地金等
を生産するに好適である。
第1図は本発明のたて形ハンマミルの実施例の
縦断面図である。 1……垂直回転軸、2……粉砕室、3……粉砕
室囲壁、4……摩砕板(ライナ)、6……デイス
ク、7……ハンマ、8……入口シユート、9……
分散板、10……出口シユート、12……外筒
室、14……ブレード、15……ガイドベーン。
縦断面図である。 1……垂直回転軸、2……粉砕室、3……粉砕
室囲壁、4……摩砕板(ライナ)、6……デイス
ク、7……ハンマ、8……入口シユート、9……
分散板、10……出口シユート、12……外筒
室、14……ブレード、15……ガイドベーン。
Claims (1)
- 1 垂直回転軸に分散板とデスクを固定し、分散
板に臨ませて入口シユートを上部に設けると共に
デイスクの先端にハンマを取付け、垂直回転軸を
回転して粉砕室内でデイスクを回転して粉砕する
たて形ハンマミルにおいて、上記粉砕室の上部と
入口シユートとの間隙を通り粉砕室内に連通して
粉砕室の回りを囲むように形成した外筒室と、上
記粉砕室の底部と出口シユートとの間に介在して
設けたガイドベーンと、上記出口シユートを囲む
ようにし前記外筒室に連続して空間を設けこの空
間の下端に設けた排出口と、該排出口を形成する
空間を横切つて外部に突出するように出口シユー
トに接続した排出口と、上記入口シユートと粉砕
室上部との間隙部に位置して回転可能に設けたブ
レードとから成るたて形ハンマミル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343683A JPS59228948A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | たて形ハンマミル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343683A JPS59228948A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | たて形ハンマミル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59228948A JPS59228948A (ja) | 1984-12-22 |
JPS6144538B2 true JPS6144538B2 (ja) | 1986-10-03 |
Family
ID=14353980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10343683A Granted JPS59228948A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | たて形ハンマミル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59228948A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6199029U (ja) * | 1984-12-05 | 1986-06-25 | ||
JPS63223535A (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-19 | Junkosha Co Ltd | 体温計 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5983473B2 (ja) * | 2012-03-13 | 2016-08-31 | Jfeスチール株式会社 | スラグ中の金属回収設備および回収方法 |
-
1983
- 1983-06-09 JP JP10343683A patent/JPS59228948A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6199029U (ja) * | 1984-12-05 | 1986-06-25 | ||
JPS63223535A (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-19 | Junkosha Co Ltd | 体温計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59228948A (ja) | 1984-12-22 |
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