JPS60168545A - 超微粉を得るための粉砕機 - Google Patents

超微粉を得るための粉砕機

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JPS60168545A
JPS60168545A JP2188484A JP2188484A JPS60168545A JP S60168545 A JPS60168545 A JP S60168545A JP 2188484 A JP2188484 A JP 2188484A JP 2188484 A JP2188484 A JP 2188484A JP S60168545 A JPS60168545 A JP S60168545A
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JP
Japan
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grinding
pulverizer
raw material
powder
crusher
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JP2188484A
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JPH0376978B2 (ja
Inventor
勝 別府
阿川 節雄
梨本 俊行
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Nittetsu Mining Co Ltd
Original Assignee
Nittetsu Mining Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、粉砕原料にすり潰し作用を与えることによ
って超微粉体を得ることができる粉砕機に関するもので
ある。
最近ニューセラミックス材料、エレクトロニクス材料等
の素材として用いるいわゆる超微粉体が注目され、粉砕
原料の超微粉砕技術の開発が行なわれている。
一般に超微粉とは、粉体粒子の比表面積がs、oo。
d/′?以上のものといわれているが、これらの超微粉
体は従来から種々の原理を利用した微粉砕機によるかま
たは分級機との組み合せによって得られている。そして
微粉砕は圧力・衝撃・すり潰し、すり剥がしのいずれか
の力を粉砕原料に作用することによりなされる。
そこで本発明者が種々検討したところによると、従来の
微粉砕機は(1)高速回転・衝撃・剪断形式の粉砕機、
(2)ボールミル形式の粉砕機、(3)媒体攪拌粉砕機
、(4)ジェット粉砕機、(5)その他特殊形式の粉砕
機(器)等に大別されることが判った。
そしてこれらの種々の粉砕機は(イ)粉砕産物としての
製品超微粉体中に機械材料または媒体の磨滅等による汚
染異物の混入があること、(ロ)粉砕効率が低いこと、
(ハ)粉砕能力が低く工業的な大計生産機械とならない
こと、に)粉砕コストが高く特殊用途にしか用いられな
いことなどのいずれかの欠点があるとされている。
そしてさらに本発明者の研究によれば、各種の微粉砕技
術は上記の種々の力が複雑にからみあって原料に作用し
て微粉砕が行なわれるが、より細かい微粉体を得るには
、圧力(押しつぶし)の作用や衝撃の作用よりもすり潰
しの作用によるのが有利であることが判った。
そしてこのすり潰しの作用を主として利用した従来の微
粉砕機(器)としては、ひき臼の例があるほかは類例が
ない。そこで本発明者は、このすり潰しの作用による粉
砕原料の粉砕性状について研究したところ、この作用に
よる粉砕産物の゛粒度分布は第3図に示すように微粉の
部分(図中b←)と粗粉の部分(図中→a)とに比較的
明瞭に分布し、これを中間で分級して粗粉を再び微粉砕
すれば、前述の比表面積を有する超微粉体が得られる可
能性があることを知見した。
また前述のひき臼は、たしかにすり潰し作用による微粉
砕であるが、原料が粉砕されて得られた微粉体が粗粉体
と混在したまま粉砕作用が継続されるため、すり潰し作
用が弱くなりだんだん微粉体の生成率が低下し粉砕能率
が悪く工業的な大量処理の微粉砕機とはならないことが
判った。
そこで本発明者は、主としてすり潰し作用によって原料
を粉砕することができ、かつ粉砕されて生成した微粉体
を直ちに分離し、粉砕が行なわれる位置において主とし
て粗粉のみを介在させるようにして、高能率で大量処理
をすることができる装置を考案した。
すなわち円筒体の内周壁面に沿って、すり潰し体を回動
させ、この間隙に粉砕原料を介在させ、かつ粉砕されて
生成した微粉体を気流にのせて除去し、さらにこの微粉
体を分級すれば超微粉体が得られ、そして分級カットさ
れた粗粉を再び粉砕に回すことができる超微粉砕機を開
発することができた。
以下本発明の構成を図面に基づいて作用とともに説明す
る。
第1図は本発明を実施するための粉砕機の1例である。
図において、1は原料の貯槽、2は原料供給のためのス
クリューフィダー、13は原料供給口である。また、3
はこの粉砕機の下部から機内に上昇気流を送るための送
風ダクトである。この送風は図示していない送風機によ
りイテなう(後述の排出口外に排風機を設けてもよい)
。そして、4は分級された超微粉と上昇気流の排出口で
ある。
つぎに、5は粉砕機胴体であり、この胴体の下部内周壁
面に帯体6が取りつけられている。この帯体は胴体内周
壁面の摩滅防止とすり潰し粉砕を行なうためのものであ
るが、胴体内周壁を耐摩滅性の材料を用いれば帯体6は
必要ない。そして、7はすり潰し体であり、これは電動
機8及びかさ歯車9,9′によって回転するスパイダー
10にヒンジ14を介して後述のように可動的に取付け
られ胴体5の下部の帯体6に沿って回動する。
粉砕原料はスクリューフィダー2により粉砕機内に連続
的に供給されるが、この原料は機内に落下し、帯体6と
回動するすり潰し体7の間隙に介在して粉砕される。
このすり潰し体は、胴体の下部内周壁面の例えば帯体6
に沿って回動するように設けられたもので、すり潰し体
7自体は自転しない構造となっていることが必要である
。自転すると内周壁面上を回転しながら回動するいわゆ
るローラーとなるため、押し潰し作用が主となるからで
ある。
そしてすり潰し体の形状及び数は特に限定されるもので
はない。
また、本発明におけるすり潰し体7は、内周壁の帯体6
に面して位置し、帯体6とすり潰し体7との間隙に介在
する粉砕原料に接して摺動的に回動しながら主としてす
り潰し作用を与える。
そして、すり潰し体7とスパイダー10との取付機構は
、すり潰し体7と帯体6との間隙が稼動中においても可
変となるようにしであることが必要である。本実施例で
は、スパイク−10に設けたヒンジ14によってすり潰
し体7をそのヒンジ14のまわりに回動可能に取り付け
ている。よって、スパイダー10が回転するとすり潰し
体7は、遠心力の作用によって外方へ広かりながらその
スパイダ=lOの回転に従って帯体6に沿って回動し、
その結果、粉砕原料に対して摺動し、すり潰し作用を与
える。
遠心力の作用は、スパイダー10の回転速度、従ってす
り潰し体7の回動周速又はすり潰し体7の重さを変える
ことによって加減調節することができる。これは、すり
潰し体7によって粉砕粒子に及ぼされる押圧力を調節で
きるということであり、このこと及びすり潰し体7の数
を増減すること等を適宜に組み合わせることにより、粉
砕粒度・能力等をある程度調節することができる。
本実施例では遠心力を利用してすり潰し体7を周壁5の
方向に押し付けるよう1こしているが、コイルスプリン
グ等の弾性体を用いて押し付は力を付与するようにして
も良い。
又、スパイダー10それ自体を半径方向に伸縮可能に構
成し、その伸縮可能な部分にすり潰し体7を固定するよ
うにしても良い。この場合でも、すり潰し体7の押し付
は力は遠心力又はスプリング等の弾性手段によって付与
される。
つぎに、粉砕されて生成した微粉体は上昇気流にのって
胴体5内を上昇し、分級回転翼11の回転(回転動力を
与える電導機等図示せず)によって生ずる遠心力によっ
て粗粉は胴体周壁面に吹きつけられて壁面に沿って落下
し再粉砕される。一方超微粉は粗粉と分離し、上部排出
口4から上昇気流にのって排出される。
ここで、粗粉と超微粉との分級はこの実施例に示すもの
に限らず他の分級装置を用いることもできる。そして、
この分級は排出口4の外において行ない粗粉を再び粉砕
位置にもどす方式とすることもできる。
つぎに、上昇気流は第1図および第2図の12に示すよ
うに粉砕機胴体5の下部から供給する。
この給気口12の面積、形状等は特に限定されるもので
はないが、例えば網状、目皿状とすることもできる。
本発明による微粉砕は帯体6とすり潰し体7の間隙に粉
砕原料が十分に介在することが必要であるが、分級回転
翼11の回転並びにすり潰し体7の回動によって生ずる
遠心力によって原料が胴体下部周辺に集まるので、粉砕
能率の維持に効果的である。しかしその介在せしめるこ
とが不十分な場合は、適当なかき上げ装置を胴体下部周
辺に設け、底部に堆積した原料をかきこむこともできる
つぎに本発明の粉砕機によって石灰石を粉砕した例を第
1表に示す。
第1表 本発明は、従来殆んど用いられながった、すり潰し作用
を主として利用する微粉砕機であって、粉砕機胴体下部
周辺ですり潰し体と胴体内周壁の間隙に主として粗粒の
粉砕原料を十分に介在せしめて微粉砕することができる
粉砕機であるから、(1)粉砕の能率がよく、(2)汚
染異物の混入が少なく、(3) 8,000〜10,0
00crn2/ ?の超微粉体を得ることができ、それ
故産業機械としての価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するために用いる粉砕機の一例を
示す側断面図、第2図は第1図のA−A’断面の平面図
、第3図は主としてすり潰しの作用によって得られた粉
砕産物の粒度分布を示す図である。 1・・・原料貯槽 6・・・送風ダクト4・・・排出口
 5・・・粉砕機胴体 6・・・帯体 7・・・すり潰し体 11・・・分級回転翼 12・・・給気口16・・・原
料供給口 バ−へ 1、′j 代理人 弁理士 伊 藤 武 久 Uフ」手続補正書 昭和59年 9月13日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1 事件の表示 昭和59年 特 許 願第21884 号2 発明の名
称 超微粉を得るだめの粉砕機 3 補正をする者 二 4代理人 6、補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄 7、補正の内容 別紙の通り 別紙 「2、特許請求の範囲 粉砕機下部に設けた上昇気流供給口から送られる上昇気
流によって、粉砕原料および粉砕産物を搬送し、上部に
設けた排出口から排出する粉砕機において、この粉砕機
の胴体周壁円面に沿って回動可能に配置されたすり潰し
体と、このすシ潰し体によって粉砕された産物を分級す
る装置とを設けたことを特徴とする超微粉を得るための
粉砕機。」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上昇気流給気口、粉体及び上昇気流排出口、原料供給口
    を設けた粉砕機において、該粉砕機胴体の周壁内面に沿
    って回動可能に設けたすり潰し体と超微粉分級装置とを
    有することを特徴とする超微粉を得るための粉砕機。
JP2188484A 1984-02-10 1984-02-10 超微粉を得るための粉砕機 Granted JPS60168545A (ja)

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JP2188484A JPS60168545A (ja) 1984-02-10 1984-02-10 超微粉を得るための粉砕機

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JP2188484A JPS60168545A (ja) 1984-02-10 1984-02-10 超微粉を得るための粉砕機

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Publication Number Publication Date
JPS60168545A true JPS60168545A (ja) 1985-09-02
JPH0376978B2 JPH0376978B2 (ja) 1991-12-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100338465B1 (ko) * 1999-09-21 2002-06-05 박태주 금속슬러지 분쇄장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58153544A (ja) * 1982-03-10 1983-09-12 ホソカワミクロン株式会社 摩砕機
JPS59153544A (ja) * 1983-02-22 1984-09-01 Sintokogio Ltd 鋳型造型方法

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KR100338465B1 (ko) * 1999-09-21 2002-06-05 박태주 금속슬러지 분쇄장치

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