JP2004167185A - 粉練り機 - Google Patents

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Haruhiko Iizuka
晴彦 飯塚
Akinori Takayanagi
晃紀 高柳
Hiroshi Ando
弘 安藤
Noboru Motosawa
登 本澤
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Abstract

【目的】安価で少量の粉でも十分練ることができる練り機を提供することを目的とする。
【構成】調理容器と、前記調理容器の底面に設けた穴と、前記調理容器内に突出する回転軸に着脱自在に取り付けた撹拌用の羽根体とを備える粉練り機において、前記羽根体は前記回転軸に勘合する軸穴を備える回転羽根軸と前記回転羽根軸に略水平に取り付けられた第1の平板羽根と前記羽根回転軸の前記第1の平板羽根より上部に取り付けられ傾斜した第2の平板羽根とで構成される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、そば、うどんなどの麺生地を練るための練り機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大量の粉を練るには複雑な形状の回転羽根を持つ業務用練り機が用いられるが、非常に高価であるため少量の粉を練る場合には、大量に生産されており価格の安い市販の餅つき機が利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の餅つき機では、餅つき用に回転羽根が垂直に近い角度で取り付けられていたため、軽い粉は、回転羽根により飛ばされ、羽根の回転に追従して粉も同様に回転するため、回転羽根から粉に力が加わらず、ほとんど練ることはできなかった。したがって餅つき機を用いる前に手で粉と水とを混ぜ、粉の重量を重くしておく必要があるという課題があった。
また、うどんや蕎麦を打つ場合は、練り体を玉にしたこね玉をつくる必要があるが、餅つき機の羽根では練ったものが球状にはならず、小さな塊であるため、餅つき機から個々の塊を取り出して手で1つに固める手間が必要であるという課題があった。
【0004】
本発明は、従来の餅つき機を利用する粉練りに関して前記のような手間がかかるという問題点を解決することのできる粉練り機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、回転羽根として少なくとも2種類の羽根を用い、回転羽根軸の調理容器底付近に水平な第1の平板回転羽根を設けると共に、回転羽根軸のより上部に斜面を持つ第2の平板回転羽根を設けた。
【0006】
【作用】請求項1の構成により、極少量の粉と水の場合でも粉と水を混合して多くの小さな混合体にすることができ、また前記混合体や、比較的多い粉と水を練り、練りあがったあとは練り体を玉の形状に整形することができる。また前記の構成により羽根は平板でも十分な性能が得られるため、安価に作ることができる。
請求項2の構成により、少量の粉の場合にも練り機としての性能を発揮できる。請求項3の構成により、練り時間を長くとることができるため優れた練り性能を発揮することができる。
【0007】
【実施例】以下に実施例を説明する。図3は従来の餅つき機を示す。5は外板、6は外板5の上部に取り付けた上蓋で、上蓋6の底部にはヒーター7を有し給水して蒸気を発生させるための釜8を設けている。さらに、上蓋6の内底部には底面に取り付け用のフランジ9を有し餅米を収容するための調理容器10をバヨネット嵌合により着脱自在に取り付けている。
一方、外板5内底部にはモーター11を固定している枠12が取り付けられており、ベルト13を介して減速装置により主軸14を回転駆動している。主軸14は調理容器10の底部中央に設けた穴を貫通して先端が調理容器10の底から突き出し、餅をつくための羽根15を着脱自在に取り付けている。
なお、上記の様な餅つき機では、粉練りにも使えるように羽根15の下部に穴および蒸気口をふさぐプレートを着脱自在に設けて粉練りの際に粉が漏れないようにしている。
【0008】
図1は本実施例の羽根体を示す。餅つき機に本実施例の羽根体を取り付けることにより、蕎麦粉やうどん粉の優れた練り機として用いることができる。
餅つき機では餅をつくための羽根15は、通常垂直に取り付けられており、粉練りに使うと、粉と水は羽根15によってはじき飛ばされた後、羽根と一緒になって回転するため粉練りには適さない。したがって調理容器10に入れる前に粉に水を混ぜ粉の重量を重くしておく必要があった。
図1(a)は上から羽根体を見た平面図で、図3(b)は側面図である。回転羽根軸1は図1(a)の時計方向に回転させられる。回転羽根軸1には、ほぼ水平な第1の平板羽根2が取り付けられている。第1の平板羽根2は粉と水を混合する役目を果たす。第1の平板羽根2は水平であるため粉には回転方向の力をほとんど与えず、したがって粉は飛ばされないため水とよく混ぜることができる。
第1の羽根により、蕎麦粉と水を瞬時に調理容器に入れても十分混交することができる。第1の平板羽根2により水を含んだ粉は重くなり、混ぜられる間に次第に大きな混合体になってくる。しかしこの混合体には第1の平板羽根2からは大きな力が加わらないため練りはあまり進行しない。混合体が大きい塊になると、この段階から第2の平板羽根3に当たるようになる。第2の平板羽根3は図に示すように回転羽根軸1に対して傾斜して取り付けられており、前記練り体に衝突すると練り体の内部に向かう適度な力を加えるため、練りが進行するとともに、弾き飛ばすことを少なくできるため、効率よく練りを進行させることができる。第2の平板羽根3はさらに練りが進み、より大きな塊になってくると羽根の上面で練り体に対して回転する力を加え、練り体を回転させながら球状に整形することができる。これによりスイッチを切り、回転を終了させたあとは、出来上がった大きな球状の練り体を簡単に取り出すことができる。
【0009】
図2は本発明の他の実施例で、第3の平板羽根4を前記第1の平板羽根2と第2の平板羽根3の中間の高さに水平に設けた例を示す。第3の平板羽根4は第1の平板羽根2と同様に水平か、もしくは第2の平板羽根の数分の1程度の角度を持たせても良い。平板羽根の数を増やすことにより、よりきめ細かい粉の量に適応することができる。
すなわち図2の実施例では、第3の平板羽根には、一旦第2の平板羽根に混合体を当て練りが始まった練り体を再び、小さい塊に砕き、練り体が球状になるまでの時間を長くする大きな効果がある。すなわち球状になった練り体は第2の羽根の上で転がるため練りはそれ以上は進行せず、あまり早期に球状を形成することは練り不足を来すため、第3の羽根により十分な練り時間を確保できるという利点がある。すなわち第2の羽根により練りが十分に進行すると練り体は十分結合し、第3の羽根でも練り体を小さくする効果は少なくなってくるため、球状の練り体ができた段階はすでに十分な練りが完了していることを意味している。
また、第1の羽根は幅狭く作られている。これにより粉には回転方向の力がほとんど加わらない。したがって粉が羽根により飛ばされ、水と混じらないということがなくなる。
上記は市販の餅つき機を用いる例を述べたが、本発明の羽根体を用い、回転駆動部と調理容器を備えた練り機本体を新たに設計しても良いことは言うまでもない。
【0010】
【発明の効果】本発明の、調理容器と、前記調理容器の底面に設けた穴と、前記調理容器内に突出する回転軸に着脱自在に取り付けた撹拌用の羽根体とを備える粉練り機において、前記羽根体は前記回転軸に勘合する軸穴を備える回転羽根軸と前記回転羽根軸に略水平に取り付けられた第1の羽根と前記羽根回転軸の前記第1の羽根より上部に取り付けられた第2の羽根を設けることにより簡単に優れた練り機を得ることができるという効果がある。すなわち市販の餅つき機を購入した人に対しても餅つき機を有効な練り機として使える羽根体を供給することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例
【図2】本発明の第2の実施例
【図3】餅つき機の従来例
【符号の説明】
1 回転羽根軸
2 第1の平板羽根
3 第2の平板羽根
4 第3の平板羽根
5 外板
6 上蓋
7 ヒーター
8 釜
9 フランジ
10 調理容器
11 モーター
12 枠
13 ベルト
14 主軸
15 羽根

Claims (3)

  1. 調理容器と、前記調理容器の底面に設けた穴と、前記調理容器内に突出する回転軸に着脱自在に取り付けた撹拌用の羽根体とを備える粉練り機において、前記羽根体は前記回転軸に勘合する軸穴を備える回転羽根軸と前記回転羽根軸に略水平に取り付けられた第1の平板羽根と前記羽根回転軸の前記第1の羽根より上部に取り付けられ傾斜した第2の平板羽根を備えることを特徴とする粉練り機。
  2. 前記第1の平板羽根の羽根幅が前記第2の平板羽根の羽根幅よりも狭いことを特徴とする特許請求項1に記載の粉練り機。
  3. 前記第1の平板羽根と第2の平板羽根の間の高さに設けた略水平に取り付けられた第3の平板羽根を備えることを特徴とする特許請求項1に記載の粉練り機。
JP2002371103A 2002-11-19 2002-11-19 粉練り機 Pending JP2004167185A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013255623A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 回転調理器
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