JP3139114U - ケーキ生地用の撹拌羽根 - Google Patents
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Abstract
【課題】 捏ね機を用いて均一なケーキ生地が簡単に作れるような撹拌羽根を提供する
【解決手段】 椀状容器の底部中央にモータによって駆動する回転軸を起立し、この回転軸に着脱自在に装着する撹拌羽根において、椀状容器の内底面及び内周側面に近接対置され、上辺1、下辺2、及び左右片3a、3bからなる略逆台形状の外枠4から構成する。この外枠4の中央部分に縦設した連結桿5と、前記外枠の左右片3a、3bから所定間隔を有し、上辺と下辺間を繋ぐと共に上辺から上方に突設した左右一対の補助桿6a、6bと、上辺1から上方に延びた摘み片7と、連結桿5内に設けた回転軸の係合用挿通孔8と、を合成樹脂にて一体的に形成し、そして外枠の上辺は縦方向に扁平板状に構成し、それ以外の下辺と左右片は横方向に扁平板状に構成する。
【選択図】 図2
【解決手段】 椀状容器の底部中央にモータによって駆動する回転軸を起立し、この回転軸に着脱自在に装着する撹拌羽根において、椀状容器の内底面及び内周側面に近接対置され、上辺1、下辺2、及び左右片3a、3bからなる略逆台形状の外枠4から構成する。この外枠4の中央部分に縦設した連結桿5と、前記外枠の左右片3a、3bから所定間隔を有し、上辺と下辺間を繋ぐと共に上辺から上方に突設した左右一対の補助桿6a、6bと、上辺1から上方に延びた摘み片7と、連結桿5内に設けた回転軸の係合用挿通孔8と、を合成樹脂にて一体的に形成し、そして外枠の上辺は縦方向に扁平板状に構成し、それ以外の下辺と左右片は横方向に扁平板状に構成する。
【選択図】 図2
Description
本考案は、パン生地を作る捏ね機等を用いて一般家庭においてケーキ生地を作るのに適した撹拌羽根に関する。
一般家庭において、ケーキ生地を作るにはハンドミキサーを用いている。ハンドミキサーの撹拌ヘッドは複数本の線材を加工してあり、このような撹拌ヘッドを回転させて容器内に入れられた材料を泡立てたり、粘性のある生地に仕上げている。しかし撹拌ヘッドは、直径数センチ程度の大きさであり、容器の大きさに比べて小さいので、容器内を移動させながら撹拌して生地を作っているのが現状である。
撹拌ヘッドは、ステンレス製が一般的であり、かなりの高速で回転させているので、撹拌ヘッドがボールに接触し容器を痛めていた。また手加減で容器内を移動させて撹拌しているので、均一な生地が出来にくかったし、生地を作るたびに撹拌度合いが異なっていた。
そこで、本考案者は特許文献1に示すような攪拌羽根を考案した。しかし、特許文献1の攪拌羽根の外枠を構成する上辺は横方向に平坦板状になっているため、ケーキ材料の薄力粉を攪拌羽根の上方から椀状容器に入れるとき、この板状の上辺に載ってしまい、うまく薄力粉が椀状容器に入らなかった。
本考案は、このような問題点を解決し、上方から投入される材料が攪拌羽根に邪魔されることなく素早く椀状容器内に投入でき、しかも何時作っても均一なケーキ生地が簡単に作れる撹拌羽根を提供するものである。
本考案は、椀状容器の底部中央にモータによって駆動する回転軸を起立し、この回転軸に着脱自在に装着して容器内に入れられたケーキ生地材料を撹拌する撹拌羽根において、前記撹拌羽根は、前記容器の内底面及び内周側面に近接対置され、上辺、下辺、及び左右片からなる略逆台形状の外枠と、該外枠の中央部分に縦設した連結桿と、前記外枠の左右片から所定間隔を有し、上辺と下辺間を繋ぐと共に上辺から上方に突設した左右一対の補助桿と、前記上辺から上方に延びた摘み片と、前記連結桿内に設けた下端開口の前記回転軸の係合用挿通孔と、を合成樹脂にて一体的に形成し、前記外枠の上辺は縦方向に、それ以外の下辺と左右片は横方向に、それぞれ扁平板状に構成したことを特徴とする。
本考案の撹拌羽根は、容器の内底面及び内底面と内周側面に接近して回転するので、容器内に入れられた材料すべてを撹拌することが出来る。また、撹拌初期には液体状態の卵が左右片と左右一対の補助桿との間の隙間から逃げるので、卵が容器から飛散することがない。撹拌が進むとこの隙間が粘性を帯びた材料で閉じられた状態になりながら撹拌が行われる。さらに撹拌が進むと、上辺から上方に突出した補助桿と摘み片が容器上方にある材料を回転させる働きをし、結果として常に均一なケーキ生地を作ることが出来る。
また、一般的に椀状容器に投入する材料は容器上方から、すなわち攪拌羽根の上方から投入する。本考案は攪拌羽根の上辺は縦方向に扁平板状に構成したので、投入材料が上辺に載ることなく、速やかに容器内に投入され攪拌をスムースに行うことができる。
一方、撹拌羽根を合成樹脂にて一体的に形成してあるので、安価に作ることが出来る。また軽いので、扱いにも優れている。しかも上辺以外の下辺、及び左右片は横方向に扁平板状に形成したので、羽根は少ない力で材料内に入り込むことが出来る。
さらに摘み片が外枠より上方に一体的に設けてあるので、撹拌羽根の回転軸への着脱操作が容易に出来る。
本考案のケーキ生地用の撹拌羽根を、図1〜図3に基づいて説明する。図1は本考案の撹拌羽根をパン生地捏ね機に装着した状態の断面図、図2は本考案撹拌羽根の斜視図、図3は同じく断面図である。
本考案の攪拌羽根Hは、上辺1、下辺2、及び左右片3a,3bからなる略逆台形状の外枠4と、該外枠4の中央部分に縦設した連結桿5と、外枠4の左右片3a,3bから所定間隔を有し、上辺1と下辺2間を繋ぐと共に上辺1から上方に突設した左右一対の補助桿6a,6bと、どちらか一方の補助桿6bと凹所12を構成する枠片12aとの間を連結した第2補助桿6cと、上辺1から上方に延びた摘み片7と、連結桿5内に設けた下端開口の回転軸10の係合用挿通孔8と、をポリアセタール等の合成樹脂にて一体的に形成してある。
外枠4の上辺1は縦方向に扁平板状に構成し、下辺2、及び左右片3a,3bは、横方向に扁平板状に形成する。(図2、図3参照)
また、回転軸10の係合用挿通孔8は横断面形状が、回転軸10と同じ半円形状になっており、回転軸10の回転が確実に伝達されるようにしてある。
外枠4の下辺2は、回転軸10の係合用挿通孔8部分に凹所12を形成してある。これは椀状容器11の内底面に設けた回転軸10の軸支承部14を逃がすための凹所12である。
次に、図1に示す捏ね機について簡単に説明すると、基台15内に装着したモータ13の駆動軸16と椀状容器11側の回転軸10はカップリング17により着脱自在に連結される。基台15の上面に設けた操作部18により制御回路19に信号を送り、あらかじめ設定した撹拌工程のプログラムにしたがってモータ13を駆動して撹拌羽根を回転させるのである。
椀状容器11は周側面に内方に突出するリブ11aが複数個縦方向に設けられている。しかもリブ11aは、図1に示すように、上部が撹拌羽根Hの回転方向に対して上流側に少し傾斜させてある。
ケーキ生地の作り方を説明すると、椀状容器11を基台15上に置き、カップリング17を結合する。するとモータ13の駆動軸16の回転力が容器11の回転軸10に伝達できるよう構成される。
次に回転軸10に撹拌羽根Hの係合用挿通孔8を挿入して撹拌羽根Hを回転軸10に装着する。すると撹拌羽根Hは、図1のように椀状容器11の内底面及び内周側面に近接対置されることになる。この状態で椀状容器内に卵、薄力粉及び砂糖等のケーキ生地を作るに必要な材料を適宜入れる。
そして操作部18を操作して制御回路19からの信号によりモータ13を駆動して撹拌羽根Hを300〜500rpmの速度で回転させる。撹拌時間は約5分〜10分である。
なお、図1において、20は椀状容器11の上面に載置したストレーナであり、薄力粉を入れて、手でたたきながら椀状容器11内に入れるものである。このストレーナ20を椀状容器11に載置した際、ストレーナ20の底が撹拌羽根Hの摘み片7の頭に接触しないように摘み片7の寸法を短くしてある。
攪拌羽根Hの上辺1は縦方向に扁平板状に構成してあるので、特に薄力粉の粉材料が上辺1に邪魔されることなく容器に投入される。
撹拌羽根Hは、椀状容器11の内底面及び内底面と内周側面に接近して回転するので、容器内に入れられた材料すべてを撹拌することが出来る。そして撹拌初期(約300rpm)には液体状態の卵が左右片3a,3bと左右一対の補助桿6a,6b及び第2補助桿6cとの間の隙間21から逃げるので、卵が椀状容器11から飛散することがない。
撹拌が進むとこの隙間21が粘性を帯びた材料で閉じられた状態になりながら且つ一部の材料は隙間21から後方に逃げながら撹拌が行われる。さらに撹拌が進むと上辺1から上方に突出した補助桿6a,6bと第2補助桿6c及び摘み片7が椀状容器11上方にある材料を回転させる働きをして撹拌を行う。
上記実施形態は、本考案の一例に過ぎず、本考案の趣旨の範囲で適宜変形や修正を加えても、本願の実用新案登録請求の範囲に包含されることは明らかである。
H 撹拌羽根
1 上辺
2 下辺
3a、3b 右辺、左辺
4 外枠
5 連結桿
6a、6b 補助桿
6c 第2補助桿
7 摘み片
8 係合用挿通孔
10 回転軸
11 椀状容器
12 凹所
20 ストレーナ
21 隙間
1 上辺
2 下辺
3a、3b 右辺、左辺
4 外枠
5 連結桿
6a、6b 補助桿
6c 第2補助桿
7 摘み片
8 係合用挿通孔
10 回転軸
11 椀状容器
12 凹所
20 ストレーナ
21 隙間
Claims (1)
- 椀状容器の底部中央にモータによって駆動する回転軸を起立し、この回転軸に着脱自在に装着して容器内に入れられたケーキ生地材料を撹拌する撹拌羽根において、前記撹拌羽根Hは、前記容器の内底面及び内周側面に近接対置され、上辺1、下辺2、及び左右片3a,3bからなる略逆台形状の外枠4と、該外枠4の中央部分に縦設した連結桿5と、前記外枠の左右片から所定間隔を有し、上辺1と下辺2間を繋ぐと共に上辺から上方に突設した左右一対の補助桿6a,6bと、前記上辺1から上方に延びた摘み片7と、前記連結桿5内に設けた下端開口の前記回転軸の係合用挿通孔8と、を合成樹脂にて一体的に形成し、前記外枠の上辺1は縦方向に、それ以外の下辺2と左右片3a,3bは横方向に、それぞれ扁平板状に構成したことを特徴とするケーキ生地用の撹拌羽根。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007008876U JP3139114U (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | ケーキ生地用の撹拌羽根 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007008876U JP3139114U (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | ケーキ生地用の撹拌羽根 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3139114U true JP3139114U (ja) | 2008-01-31 |
Family
ID=43289358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007008876U Expired - Lifetime JP3139114U (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | ケーキ生地用の撹拌羽根 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3139114U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013128526A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Panasonic Corp | 自動製パン機及び羽根 |
KR102558288B1 (ko) * | 2023-05-30 | 2023-07-24 | 주식회사 선경인케이 | 음식물을 균일하게 교반가능한 교반모듈을 갖는 조리용 솥 장치 |
-
2007
- 2007-11-16 JP JP2007008876U patent/JP3139114U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013128526A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Panasonic Corp | 自動製パン機及び羽根 |
KR102558288B1 (ko) * | 2023-05-30 | 2023-07-24 | 주식회사 선경인케이 | 음식물을 균일하게 교반가능한 교반모듈을 갖는 조리용 솥 장치 |
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