JP6478944B2 - 自動製パン機 - Google Patents
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Description
前記捏ね処理は、パン材料を捏ねる処理であり、前記発酵処理は、前記捏ね処理で捏ねられたパン材料を発酵させる処理であり、前記焼き処理は、前記発酵処理で発酵されたパン材料を焼く処理であり、前記薄力粉パンコースの捏ね処理においてパン材料に加える捏ね仕事量は、前記強力粉パンコースの捏ね処理においてパン材料に加える捏ね仕事量よりも小さい点にある。
前記捏ね処理は、パン材料を捏ねる処理であり、前記発酵処理は、前記捏ね処理で捏ねられたパン材料を発酵させる処理であり、前記焼き処理は、前記発酵処理で発酵されたパン材料を焼く処理であり、前記薄力粉パンコースにおける前記焼き処理の直前の前記発酵処理の時間は、前記強力粉パンコースにおける前記焼き処理の直前の前記発酵処理の時間よりも長い点にある。
以下、本実施形態に係る自動製パン機100の構造と動作について図面に基づいて説明する。自動製パン機100には、内部に製パン材料(図示せず)を収容する有底筒状のパンケース1と、開口部4を介して内部にパンケース1を収容する有底筒状のケーシングC及び当該ケーシングCの外側を覆うハウジング(外郭部の一例)2を備えた本体Aと、ケーシングCの開口部4を開閉自在な蓋体3と、蓋体3の内面側に装備される開閉可能な蓋31を有する副材料収納容器Bと、副材料収納容器Bの蓋31を開放作動させる蓋開放手段Dと、ケーシングCと蓋体3とにより形成される加熱室5内に設けられる電熱ヒータ(加熱機構の一例)6と、この電熱ヒータ6や後述の蓋開放駆動用のソレノイド(蓋開放駆動機構の一例)29等の運転を制御する制御部7等とが備えられている。
そして、ケーシングCの底壁部C1及び側壁部C2の各外側面とハウジング2の底壁部2a及び側壁部2bの各内側面との対向面間には本体空間が形成され、この本体空間の主要部は、ケーシングCの前方側(図1の左側)に形成される前方側空間8と、ケーシングCの後方側(図1の右側)に形成される後方側空間9と、それら前方側空間8及び後方側空間9の下方側に連通する伝動部収容空間10とから構成されている。
受部18から下方に突出する土台側従動軸17の下端部に固定されて当該土台側従動軸17と一体的に回転自在なプーリ21と、電動モータ16の駆動軸16a及びプーリ21に亘って巻回されたタイミングベルト22と、軸受部18の後方側に設けられる電源コード収容部23とが設けられている。従って、電動モータ16により、土台側従動軸17及び連結具20が回転駆動されるように構成されている。
パンケース1は、パンケース台1Aがパンケース保持部18bに内嵌され、且つ、パンケース台1Aの固定用ピンがパンケース保持部18bのL字形状溝に挿入された状態で、ケーシングC内(加熱室5内)に装着される。
つまり、ケーシングCの底壁部C1には、ケーシングCの底壁部C1から上方に突出して、パンケース1の底壁部1aを加熱室5内に固定した状態で保持する筒状のパンケース保持部18bが設けられている。
この従動側連結具1Cが連結具20の互いに対向する一対の凹部に嵌まり込むことにより、従動側連結具1Cと連結具20とが伝動連結されるように構成されている。
又、蓋体3は、上部に配設される外蓋3Aと、下部に配設される内蓋としての遮熱板3Bとを備え、遮熱板3BによりケーシングCの開口部4を閉塞して、当該遮熱板3BとケーシングCとにより加熱室5を形成するように構成されている。
また、蓋体3の上面の後端部には、加熱室5と外部とを連通する蒸気口24が設けられている。
本実施形態の強力粉パンコースでは、図2に示すフローに従って、ミキシング工程、1次捏ね工程、ねかし工程、2次捏ね工程、1次発酵工程、2次発酵工程および焼き工程が、この順で行われる。強力粉パンコースでは例えば、食パン一斤分の材料として、水を210ml(5℃程度)、強力粉を290g、砂糖を16g、スキムミルクを6g、塩を5g、バターを15g、ドライイーストを3g、パンケース1に投入する。
本実施形態に係る薄力粉パンコースでは、強力粉パンコースと同様にミキシング工程、1次捏ね工程、ねかし工程、2次捏ね工程、1次発酵工程、2次発酵工程および焼き工程が、この順で行われる。このうちミキシング工程、ねかし工程、2次捏ね工程、1次発酵工程および焼き工程については、強力粉パンコースと同様の条件(時間、制御パターン等)にて行われる。薄力粉パンコースでは例えば、食パン一斤分の材料として、水を210ml(5℃程度)、薄力粉を290g、砂糖を16g、スキムミルクを6g、塩を5g、バターを15g、ドライイーストを3g、パンケース1に投入する。
ここで捏ね処理の合計時間について比較すると、薄力粉パンコースにおける捏ね処理の合計時間(12+15=27分)は、強力粉パンコースにおける捏ね処理の合計時間(7.5+15=22.5分)よりも短く設定されている。また本実施形態では捏ね処理は、ねかし処理を挟んで2回行われるが、薄力粉パンコースにおける最初の捏ね処理(1次捏ね工程)の時間(7.5分)は、強力粉パンコースにおける最初の捏ね処理(1次捏ね工程)の時間(12分)よりも短く設定されている。
2次発酵工程は、本実施形態の強力粉パンコースおよび薄力粉パンコースにおいて、焼き処理の直前に行われる発酵処理である。つまり、薄力粉パンコースにおける焼き処理の直前の発酵処理の時間(68分)は、強力粉パンコースにおける焼き処理の直前の発酵処理の時間(65分)よりも長く設定されている。また本実施形態では発酵処理は、温度を変更して、1次発酵工程と2次発酵工程の2回行われる。薄力粉パンコースにおける2回の発酵処理の合計時間(70+68=138分)は、強力粉パンコースにおける2回の発酵処理の合計時間(70+65=135分)よりも長く設定されている。
(1)上述の実施形態では、捏ね処理の合計時間の短縮により、薄力粉パンコースの捏ね処理における捏ね仕事量を強力粉パンコースに比べて減少させた。捏ね仕事量の減少は、他の手法によっても可能である。例えば、薄力粉パンコースにおける捏ね処理の際の電動モータ16の間欠駆動におけるON時間を、強力粉パンコースに比べて短くすることにより、捏ね仕事量を減少させてもよい。この場合、混練羽根1Dの移動距離が短くなるので、パン生地の変形量が小さくなり、捏ね仕事量は小さくなる。例えば、薄力粉パンコースにおける捏ね処理の際の電動モータ16の間欠駆動におけるOFF時間を、強力粉パンコースに比べて長くすることにより、捏ね仕事量を減少させてもよい。この場合、同じ時間であってもパン材料を変形させる回数が少なくなり、捏ね仕事量は小さくなる。例えば、薄力粉パンコースにおける捏ね処理の際の電動モータ16の回転速度を、強力粉パンコースに比べて小さくすることにより、捏ね仕事量を減少させてもよい。この場合、パン材料をゆっくり変形させることになり、捏ね仕事量は小さくなる。
2 :ハウジング
5 :加熱室
6 :電熱ヒータ
7 :制御部
11 :操作部
16 :電動モータ
100 :自動製パン機
A :本体
B :副材料収納容器
C :ケーシング
D :蓋開放手段
Claims (8)
- 捏ね処理と発酵処理と焼き処理とを実行してパンを焼く自動製パン機であって、
強力粉の使用を前提とした強力粉パンコースと、薄力粉の使用を前提とした薄力粉パンコースとを選択的に実行可能に構成され、
前記捏ね処理は、パン材料を捏ねる処理であり、
前記発酵処理は、前記捏ね処理で捏ねられたパン材料を発酵させる処理であり、
前記焼き処理は、前記発酵処理で発酵されたパン材料を焼く処理であり、
前記薄力粉パンコースの捏ね処理においてパン材料に加える捏ね仕事量は、前記強力粉パンコースの捏ね処理においてパン材料に加える捏ね仕事量よりも小さい自動製パン機。 - 前記薄力粉パンコースにおける捏ね処理の合計時間は、前記強力粉パンコースにおける捏ね処理の合計時間よりも短い請求項1に記載の自動製パン機。
- 前記捏ね処理は、パン材料を休ませるねかし処理を挟んで複数回行われ、
前記薄力粉パンコースにおける複数回の捏ね処理のうち最初の捏ね処理の時間は、前記強力粉パンコースにおける複数回の捏ね処理のうち最初の捏ね処理の時間よりも短い請求項2に記載の自動製パン機。 - 前記薄力粉パンコースにおける捏ね処理の合計時間は、前記強力粉パンコースにおける捏ね処理の合計時間の75%以上90%以下である請求項2または3に記載の自動製パン機。
- 前記薄力粉パンコースにおける前記焼き処理の直前の発酵処理の時間は、前記強力粉パンコースにおける前記焼き処理の直前の発酵処理の時間よりも長い請求項1から4のいずれか1項に記載の自動製パン機。
- 捏ね処理と発酵処理と焼き処理とを実行してパンを焼く自動製パン機であって、
強力粉の使用を前提とした強力粉パンコースと、薄力粉の使用を前提とした薄力粉パンコースとを選択的に実行可能に構成され、
前記捏ね処理は、パン材料を捏ねる処理であり、
前記発酵処理は、前記捏ね処理で捏ねられたパン材料を発酵させる処理であり、
前記焼き処理は、前記発酵処理で発酵されたパン材料を焼く処理であり、
前記薄力粉パンコースにおける前記焼き処理の直前の発酵処理の時間は、前記強力粉パンコースにおける前記焼き処理の直前の発酵処理の時間よりも長い自動製パン機。 - 前記発酵処理は、温度を変更して複数回行われ、
前記薄力粉パンコースにおける複数回の発酵処理の合計時間は、前記強力粉パンコースにおける複数回の発酵処理の合計時間よりも長い請求項6に記載の自動製パン機。 - 前記薄力粉パンコースにおける前記焼き処理の直前の発酵処理の時間は、前記強力粉パンコースにおける前記焼き処理の直前の発酵処理の時間の103%以上111%以下である請求項6または7に記載の自動製パン機。
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