JP2013252206A - ホームベーカリー - Google Patents

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健次 中原
Yuji Iizuka
優司 飯塚
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Abstract

【課題】生地の温度を精度よく測定できるホームベーカリーを提供する。
【解決手段】生地を内部に収容するホッパー20と、ホッパー20の底部20aで回転可能に立設される羽根30と、ホッパー20の底部20aの中心に対して水平方向の側方部に主軸51が配置されるモーター50と、モーター50の主軸51の回転を羽根30に伝達して羽根30を回転させる駆動機構40と、ホッパー20の底部20aで生地の温度を測定する生地センサー80と、を具備し、生地センサー80は、ホッパー20の底部20aにおいて、モーター50から遠い側R1に配置される。
【選択図】図5

Description

本発明は、ホームベーカリーの技術に関し、より詳細には、ホームベーカリーのホッパーの内部に収容される生地の温度を測定する技術に関する。
従来、ホッパーの内部に収容される生地を捏ね、生地を段階的に加熱してパンを焼き上げるホームベーカリーが家庭等で広く使用されている。
特許文献1に開示されるパン生地練り装置(ホームベーカリー)は、加熱室内にパン焼き型(ホッパー)をセットして、パン焼き型の底部の中央に設けられる練り羽根を回転させることで、生地を捏ねる。そして、特許文献1に開示されるパン生地練り装置は、ヒーターで加熱室を加熱して、パンを焼き上げる。
特許文献1に開示されるパン生地練り装置は、加熱室の外側、より詳細には、加熱室に連通される排気ダクト内に設けられる温度センサーで、加熱室内の温度を間接的に測定する。
特開平1−146510号公報
生地は、その温度の上昇に伴って柔らかくなる。仮に、生地を捏ねるときに生地の温度が大きく上昇した場合には、生地が柔らかくなり過ぎて、生地を捏ねすぎてしまう可能性がある。この場合には、パンをおいしく焼き上げることができない。
従って、パンをおいしく焼き上げるためには、生地を捏ねるときに、生地の温度を精度よく測定する必要がある。
特許文献1に開示されるパン生地練り装置には、このような生地の温度を測定するためのセンサーが設けられていない。
仮に、温度センサーの測定値に基づいて生地の温度を測定する場合には、生地から離れた位置から生地の温度を間接的に測定することとなるため、生地の温度を精度よく測定できない。
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、生地の温度を精度よく測定できるホームベーカリーを提供するものである。
請求項1においては、生地を内部に収容するホッパーと、前記ホッパーの底部で回転可能に立設される羽根と、前記ホッパーの底部の中心に対して水平方向の側方部に主軸が配置されるモーターと、前記モーターの主軸の回転を前記羽根に伝達して前記羽根を回転させる駆動機構と、前記ホッパーの底部で前記生地の温度を測定する生地センサーと、を具備し、前記生地センサーは、前記ホッパーの底部において、前記モーターから遠い側に配置されるものである。
これにより、モーターの主軸における発熱の影響を受けることを防止できるため、生地の温度を精度よく測定できる。
請求項2においては、前記ホッパーの底部は略角形状に形成され、前記生地センサーは前記ホッパーの底部における角部に配置されるものである。
これにより、生地が留まり易い位置に生地センサーを配置できるため、生地の温度をより精度よく測定できる。
請求項3においては、前記ホッパーの底部は、略矩形状に形成され、前記生地センサーは、前記ホッパーの底部において、長辺と、前記長辺に対して前記羽根の回転方向上流側に隣接する短辺とにより成す角部に配置されるものである。
これにより、生地がより留まり易い位置に生地センサーを配置できるため、生地の温度をより精度よく測定できる。
請求項4においては、前記ホッパーの側部には、前記ホッパーの内側に向けて突出し、前記羽根との間の隙間を部分的に狭くするリブが形成され、前記生地センサーは、前記ホッパーの底部において、前記リブに対して前記羽根の回転方向上流側に隣接する角部に配置されるものである。
これにより、生地が最も留まり易い位置に生地センサーを配置できるため、生地の温度をより精度よく測定できる。
請求項5においては、前記生地センサーは、前記ホッパーの底部に当接した状態で、前記生地の温度を測定するものである。
これにより、生地センサーを生地に対してより接近させることができるため、生地の温度をより精度よく測定できる。
請求項6においては、前記羽根を回転させて前記生地を捏ねるときに、前記生地センサーが測定した前記生地の温度が第一の所定温度以下の場合にのみ、前記モーターを駆動するものである。
これにより、使用環境および羽根軸を支持する軸受の発熱の影響で、捏ね工程において生地が柔らかくなり過ぎることを防止できるため、パンをおいしく焼き上げることができる。
請求項7においては、前記羽根を回転させて前記生地を捏ねるときに、前記生地センサーが測定した前記生地の温度が一定時間内に第二の所定温度以上に上昇しない場合に、前記モーターの駆動を停止するものである。
これにより、モーターを動作させているにも関わらず、羽根が回転していない場合に、速やかに運転を停止できる。
本発明は、生地の温度を精度よく測定できる、という効果を奏する。
ホームベーカリーの全体的な構成を示す側面断面図。 ホッパーおよび羽根等の説明図。(a)ホッパー、羽根、モーター、および生地センサーの平面図。(b)ホッパーおよび羽根の攪拌部の斜視図。 ホッパー、モーター、および生地センサーの側面図。 ホームベーカリーのブロック図。 捏ね工程の動作および生地センサーの配置位置の説明図。(a)ホームベーカリーの動作を示すシーケンス図。(b)生地が留まり易い位置を示す図。(c)モーターから遠い側を示す平面図。 羽根の形状を示す図。(a)斜視図。(b)攪拌部の先端部の寸法に関する説明図。 ホッパーの変形例を示す図。(a)ホッパーにリブを形成しない場合におけるセンサーの配置位置を示す平面図。(b)ホッパーの底部が略正方形状である場合におけるセンサーの配置位置を示す平面図。 凹部を形成したホッパーを示す図。 羽根の変形例を示す図。(a)斜視図。(b)断面図。
以下では、本発明に係るホームベーカリーの一実施形態であるホームベーカリー1の全体的な構成について説明する。
なお、以下では、説明の便宜上、図1に示す矢印U方向を上方向として「ホームベーカリー1の上下方向」を規定する。また、図1に示す矢印F方向を前方向として「ホームベーカリー1の前後方向」を規定する。そして、図2(a)に示す矢印L方向を左方向として「ホームベーカリー1の左右方向」を規定する。
ホームベーカリー1は、生地を捏ね、生地を段階的に加熱してパンを焼き上げるためのものである。図1に示すように、ホームベーカリー1は、本体10、ホッパー20、羽根30、駆動機構40、モーター50、ヒーター60、ファン70、生地センサー80、および庫内センサー90等を具備する。
本体10は、外ケース11、内ケース12、肩部材13、蓋体14、およびホッパー収容部15を備える。
外ケース11は、上面が開口するとともに下面が閉塞し、平面視略矩形状に形成される。外ケース11は、ホームベーカリー1の外壁および底壁を構成し、内側にホッパー収容部15および駆動機構40等を収容する。
内ケース12は、複数の略板状の部材によって構成され、外ケース11の内側に取り付けられる。内ケース12は、ホームベーカリー1の内壁を構成する。
肩部材13は、前端部が外ケース11の前側部における上端部に固定されるとともに、後端部が内ケース12の上端部に固定され、外ケース11および内ケース12の上端部を結合する。
蓋体14の後端部は、外ケース11の後側部における上端部に取り付けられるヒンジを介して支持される。蓋体14は、本体10に対して開閉自在に構成される。
ホッパー収容部15は、内側にホッパー20およびヒーター60等を収容可能な平面視略矩形状の容器である。ホッパー収容部15の上端部は、蓋体14に連結され、蓋体14とともに開閉自在に構成される。
ホッパー20は、上面が開口するとともに下面が閉塞する容器であり、生地(パンの原料)を内部に収容する。ホッパー20は、本体10の後側に配置される。
図2(a)に示すように、本実施形態のホッパー20は、平面視略矩形状に形成される。すなわち、ホッパー20の底部20aは、互いに対向する長辺20bおよび互いに対向する短辺20cが交互に直交するような、略矩形状に形成される。
本実施形態の底部20aの長辺20bは、ホッパー20が本体10に取り付けられたときに、左右方向に対して平行なる。また、底部20aの短辺20cは、ホッパー20が本体10に取り付けられたときに、前後方向に対して平行となる。
このようなホッパー20の側部(前側部および後側部)には、前後のリブ20d・20eが形成される。
図2(a)および図2(b)に示すように、前後のリブ20d・20eは、ホッパー20の内側に向けて突出する部分であり、ホッパー20の底部20aからホッパー20の上下中途部まで、上下方向に沿って延出する。すなわち、ホッパー20は、前後のリブ20d・20eによって羽根30との間の隙間を部分的に狭くしている。
後側のリブ20dは、平面視において、ホッパー20の左右中央部よりもやや右側に形成される。前側のリブ20eは、平面視において、ホッパー20の左右中央部よりもやや左側に形成される。
このようなホッパー20は、図1に示すように、下面に取り付けられる結合部材21等を介して、本体10に対して着脱可能に取り付けられる。
羽根30は、生地を捏ねるためのものである。図1および図2(a)に示すように、羽根30には、基端部31および攪拌部32が形成される。
基端部31は、下端部が略円状に開口するとともに、上端部が略半円状に開口し、下端部から上端部まで上下方向に沿って貫通する略筒状の部位である。基端部31には、下端部の開口部より後述する駆動機構40の羽根軸41が挿入され、羽根軸41に対して一体的に回転可能となるように、羽根軸41に支持される。
これにより、羽根30は、ホッパー20の底部20aで回転可能に立設される。
攪拌部32は、ホッパー20の側面(図1では前側面)に向かう方向および上方向に、基端部31より延出する略板状の部位である。
駆動機構40は、モーター50の主軸51の回転を羽根30に伝達して羽根30を回転させるものである。駆動機構40は、羽根軸41、軸受42、従動クラッチ43、駆動クラッチ44、回転軸45、軸受46、大プーリ47、ファンベルト48、および小プーリ49等を備える。
羽根軸41は、基端部31の下端部における開口部の内径と略同一の外径を有する軸である。羽根軸41の上端部は、ホッパー20の底部20aの中央部に形成される開口部より、ホッパー20の内側に向けて突出し、基端部31の上端部に部分的に当接する。羽根軸41の下端部には、従動クラッチ43が取り付けられる。
軸受42は、羽根軸41の軸方向が上下方向に対して平行となるように、羽根軸41を回転可能に支持する。
従動クラッチ43は、駆動クラッチ44に対して係合可能に構成される。従動クラッチ43は、ホッパー20が本体10に取り付けられたときに駆動クラッチ44と係合する。
羽根軸41、軸受42、および従動クラッチ43は、結合部材21等を介してホッパー20に一体的に取り付けられる。
駆動クラッチ44は、回転軸45の上端部に支持される。従動クラッチ43および駆動クラッチ44が係合された状態で回転軸45が回転することで、回転軸45の回転は、羽根軸41に伝達される。
回転軸45は、軸受46に回転可能に支持され、羽根軸41に対して同心状に配置される。
軸受46は、所定の連結部材を介して内ケース12に支持され、羽根軸41を支持する軸受42の下方に配置される。
大プーリ47は、回転軸45の下端部に取り付けられ、回転軸45の回転に伴って一体的に回転する。
ファンベルト48は、後端部が大プーリ47に巻かれるとともに、前端部が小プーリ49に巻かれる。すなわち、ファンベルト48は、大プーリ47および小プーリ49を連結する。
小プーリ49は、モーター50の主軸51の下端部に取り付けられ、モーター50の主軸51の回転に伴って一体的に回転する。
モーター50は、上端部が内ケース12に支持され、本体10の前側に配置される。モーター50の主軸51は、モーター50より下方向に延出するとともに、ホッパー20の前下方に位置する(図3参照)。
すなわち、主軸51は、軸心がホッパー20の底部20aの中心に対して前後方向および左右方向の少なくともいずれか一方向に離間する位置に配置される。つまり、主軸51は、ホッパー20の底部20aの中心に対して水平方向の側方部に配置される。
なお、モーターの配置位置は、少なくとも主軸の一部がホッパーの底部の中心に対して水平方向の側方部に配置されていればよい。
すなわち、主軸がモーターより前後方向に延出する場合には、軸方向一端部がホッパーの底部の中心に対して離間することとなる。このような場合において、モーターはどのような位置に配置されていても構わない。
図1に示すように、モーター50が動作して主軸51が回転したとき、駆動機構40は、ファンベルト48等を介して回転軸45を回転させ、当該回転軸45の回転を駆動クラッチ44および従動クラッチ43を介して羽根軸41に伝達する。
これにより、羽根軸41が回転し、当該羽根軸41の回転に伴って羽根30は回転する。本実施形態において、羽根30は平面視で時計回りに回転するように構成されている(図5(b)を参照)。
ヒーター60は、ホッパー20を加熱して、生地を発酵させたりパンを焼き上げたりするものである。ヒーター60は、ホッパー収容部15の内側面に支持される。ヒーター60は、ホッパー20を本体10に取り付けたときに、ホッパー20と接触しない位置に配置される。
ファン70は、生地の温度上昇を抑制するためのものである。ファン70は、ダクト71を介して本体10に取り付けられ、本体10の前側に配置される。ファン70は、モーター50の上方に位置するとともに、ホッパー20の前方に位置する。ファン70は、ダクト71を介してホッパー収容部15の外側に冷却風を供給する。
生地センサー80は、ホッパー20の底部20aにて生地の温度を測定するものである。生地センサー80は、内ケース12およびホッパー収容部15に支持される。生地センサー80の上端部は、ホッパー収容部15の底部における右後側に形成される開口部より上方向に向けて突出する。
図2(a)および図3に示すように、ホッパー20を本体10に取り付けたとき、生地センサー80の上端部は、ホッパー20の底部20aにおける右後側に当接する。すなわち、生地センサー80は、ホッパー20の底部20aにおける右後の角部R2に配置される。
図1に示すように、庫内センサー90は、ホッパー収容部15内(以下、「庫内」と表記する)の温度を測定するものである。庫内センサー90は、ホッパー収容部15の前側面に取り付けられる。
次に、ホームベーカリー1の動作制御について、図4を用いて説明する。
ホームベーカリー1は、マイコン100に対する入力信号およびマイコン100からの制御信号により、モーター50、ヒーター60、およびファン70等を適宜動作させる。
マイコン100には、ホームベーカリー1の機能を実行するための制御プログラムや時間と温度との関係マップ等が予め記憶されている。
マイコン100には、AC電源側にノイズフィルタ回路101、ZC回路102(ゼロクロス回路)、整流平滑回路103、DC12V電源104、電源回路105、モーター駆動回路106、ヒーター駆動回路107、ファン駆動回路108、ブザー駆動回路109、およびソレノイド駆動回路110等が接続される。
マイコン100には、生地センサー80、庫内センサー90、ZC回路102、電源回路105、および各種スイッチ111〜118からの入力信号が入力される。
マイコン100は、前記入力信号に基づいて各種演算処理を行い、モーター駆動回路106、ヒーター駆動回路107、ファン駆動回路108、ブザー駆動回路109、ソレノイド駆動回路110、LCD119、および運転LED120に制御信号を出力する。
これにより、マイコン100は、モーター50、ヒーター60、ファン70、ブザー121、およびソレノイド122を動作させたり、LCD119に文字を表示させたり、運転LED120を点灯させたりする。
次に、ホームベーカリー1の動作について説明する。
図1および図5(a)に示すように、ホームベーカリー1は、捏ね工程、一次発酵工程、二次発酵工程、および焼き工程を順番に行うことで、パンを焼き上げる。
捏ね工程において、ホームベーカリー1は、庫内センサー90によって測定される庫内の温度が、捏ね工程において設定される温度を維持できるように、ヒーター60を動作させる。
捏ね工程において、ホームベーカリー1は、図1および図5(b)に示すように、モーター50を動作させて図5(b)における時計回り方向に羽根30を回転させ、攪拌部32で生地を攪拌する。これにより、ホームベーカリー1は生地を捏ねる。
このとき、モーター50は、所定時間(例えば、数秒)を動作した後、一旦停止し、その後、所定時間動作するといった具合に間欠運転する。
これにより、ホームベーカリー1は、ホッパー20内で生地を回転させて、生地を伸ばしたり押したり反転させたりする。
本実施形態のホッパー20には、前後のリブ20d・20eが形成されている。
これにより、ホームベーカリー1は、生地を回転させたときに、前後のリブ20d・20eに生地を当て、生地を確実に反転させることができる。
また、ホームベーカリー1は、前後のリブ20d・20eにより、ホッパー20と羽根30との間の隙間を狭くすることで、羽根30による捏ね効果を向上させている。従って、ホームベーカリー1は、捏ね時間を短縮できる。
ここで、生地は、その温度の上昇に伴って柔らかくなる。仮に、捏ね工程で生地の温度が大きく上昇した場合には、生地が柔らかくなり過ぎて、生地を捏ねすぎてしまう可能性がある。この場合には、パンをおいしく焼き上げることができない。
捏ね工程において、生地の温度は、パンの原料(小麦粉および水等)の温度、およびホームベーカリー1が設置される室内の温度等によって変動する。
また、羽根30の回転に伴って、羽根軸41を支持する軸受42は発熱する。当該発熱の影響で、生地の温度は上昇する。
従って、捏ね工程では、パンをおいしく焼き上げるために、生地が柔らかくなり過ぎない程度の温度(以下、「最高温度」と表記する)よりも高い温度とならないように、生地の温度上昇を抑制する必要がある。
このような最高温度としては、例えば、30℃を若干下回る程度の温度が設定される。
そこで、ホームベーカリー1は、捏ね工程において、生地センサー80によって生地の温度を測定する。そして、ホームベーカリー1は、最高温度よりも低い温度まで、生地の温度が上昇したときに、ファン70を動作させて生地を冷却する。
このようなファン70を動作させる温度としては、例えば、23℃程度の温度が設定される。
このとき、ファン70は、ホッパー収容部15の外側に冷却風を供給する。すなわち、ホームベーカリー1は、生地に直接冷却風を当てることなく生地を冷却する。
これによれば、ホームベーカリー1は、生地を乾燥させることなく、生地を冷却できる。
ホームベーカリー1は、ファン70を動作させる温度よりも高い温度であるとともに、最高温度よりも低い温度まで、生地の温度が上昇したときに、モーター50を停止する。
これにより、ホームベーカリー1は、羽根30の回転を停止させ、軸受42の発熱の影響による生地の温度上昇を抑制する。
このようなモーター50を停止させる温度としては、例えば、27℃程度の温度が設定される。
モーター50を停止して生地の温度がある程度(例えば、ファン70を動作させるときの温度まで)下がったときに、ホームベーカリー1は、モーター50を再度動作させる。
これによれば、ホームベーカリー1は、使用環境および羽根軸41を支持する軸受42の発熱の影響で、捏ね工程において生地が柔らかくなり過ぎることを防止できる。このため、ホームベーカリー1は、常にパンをおいしく焼き上げることができる。
従って、ホームベーカリー1は、夏場における使用等で室温が高い場合でも、冷水を使用することなく、安定してパン生地を捏ねることができる。
このように、ホームベーカリー1は、捏ね工程時(羽根30を回転させて生地を捏ねるとき)に、生地センサー80が測定した生地の温度が第一の所定温度(例えば、27℃)以下の場合にのみ、モーター50を駆動する構成としている。つまり、生地センサー80の測定値に基づいて生地の温度を調節し、最高温度(第一の所定温度)以下に生地の温度を維持するである。
捏ね工程においては、前述のように、軸受42の発熱の影響で生地の温度が上昇する。言い換えれば、捏ね工程において、生地の温度が上昇しない場合には、軸受42が発熱していない。
そこで、ホームベーカリー1は、捏ね工程時(羽根30を回転させて生地を捏ねるとき)に、生地センサー80の温度の上昇度合いに基づいて、羽根30の回転状態を判断する。
例えば、ホームベーカリー1は、捏ね工程を開始して一定時間が経過したときに、生地センサー80の測定値が一定温度以上上昇している場合に、羽根30が回転していると判断する。
この場合、ホームベーカリー1は、運転を継続して行う。
一方、ホームベーカリー1は、捏ね工程を開始して一定時間が経過したときに、生地センサー80の測定値が一定温度以上に上昇していない場合に、羽根30が回転していないと判断する。
この場合、ホームベーカリー1は、運転を停止するとともに、ブザー121(図4参照)を鳴らして異常報知を行う。即ち、ホームベーカリー1は、生地センサー80が測定した生地の温度が一定時間内に第二の所定温度以上に上昇しない場合に、モーター50の駆動を停止するのである。
これによれば、ホームベーカリー1は、羽根30が回転しているかどうかを判断できるため、モーター50を動作させているにも関わらず、羽根30が回転していない場合でも、速やかに運転を停止できる。
このような場合としては、例えば、ファンベルト48が切れている場合や、ファンベルト48が外れている場合等がある。
捏ね工程が終了した後で、図1および図5(a)に示すように、ホームベーカリー1は、一次発酵工程を行う。
一次発酵工程において、ホームベーカリー1は、庫内の温度が一次発酵工程において設定される温度を維持できるように、ヒーター60を動作させる。また、一次発酵工程において、ホームベーカリー1は、モーター50およびファン70を停止する。
一次発酵工程が終了した後で、ホームベーカリー1は、二次発酵工程を行う。
二次発酵工程において、ホームベーカリー1は、庫内の温度が二次発酵工程において設定される温度を維持できるように、ヒーター60を動作させる。また、二次発酵工程において、ホームベーカリー1は、モーター50およびファン70を引き続き停止する。
このような一次醗酵工程および二次醗酵工程を行うことで、ホームベーカリー1は、生地を成形熟成させる。
二次発酵工程が終了した後で、ホームベーカリー1は、焼き工程を行う。
焼き工程において、ホームベーカリー1は、庫内の温度が焼き工程において設定される温度を維持できるように、ヒーター60を動作させる。また、焼き工程において、ホームベーカリー1は、モーター50およびファン70を引き続き停止する。
このような焼き工程を行うことで、ホームベーカリー1は、パンを焼き上げる。
次に、生地センサー80による温度測定について詳細に説明する。
図5(b)に示すように、捏ね工程において、ホームベーカリー1は、ホッパー20内で羽根30を平面視で時計回りに回転させることにより、生地を回転させる。
従って、生地は、常に生地センサー80の上方、つまり、ホッパー20の底部20aにおける右後側に留まっているのではなく、ホッパー20の底部20aにおける左前側等に位置している場合がある。
すなわち、生地センサー80は、生地が離れた位置にある状態で生地の温度を測定してしまう場合がある。このような状態での生地センサー80の測定値は、実際の生地の温度とは異なる温度である可能性がある。
そこで、ホームベーカリー1は、生地センサー80の測定値を生地の温度とするのではなく、生地センサー80の測定値の移動平均を算出し、当該算出結果を生地の温度としている。
これにより、ホームベーカリー1は、生地の温度の測定精度の悪化を抑制している。
捏ね工程において、モーター50の主軸51は、回転によって発熱する。
従って、仮に、ホッパー20の底部20aにおける前側に生地センサー80が配置されていた場合、生地センサー80は、主軸51の発熱の影響を受けてしまう。つまり、この場合における生地センサー80の測定値は、実際の生地の温度よりも高い温度である可能性がある。
そこで、ホームベーカリー1は、生地センサー80をホッパー20の底部20aにおける後側(より詳細には、右後側)に配置している。
これにより、ホームベーカリー1は、モーター50の主軸51に対して生地センサー80を遠ざけている。
これによれば、生地センサー80は、モーター50の主軸51の発熱による影響を受けることなく、生地の温度を測定できる。
つまり、ホームベーカリー1は、精度よく生地の温度を測定できる。
なお、生地センサーは、モーターの主軸の発熱による影響を受けることがない位置に配置されていればよい。
このようなモーター50の主軸51の発熱による影響を受けることがない位置は、以下のようにして規定される。
すなわち、図5(c)に示すように、モーター50の主軸51の軸心とホッパー20の中心とを結ぶ直線Aに対して直交するとともに、ホッパー20の底部20aの中心を通る直線Bで、主軸51に対して(モーター50から)近い側と遠い側とにホッパー20の底部20aを二分割する。
つまり、図5(c)においては、ホッパー20の底部20aの前半分が、モーター50の主軸51に対して近い側となる。また、図5(c)においては、ホッパー20の底部20aの後半分が、モーター50の主軸51に対して遠い側R1となる。
生地センサー80は、ホッパー20の底部20aにおいて、このようなモーター50の主軸51に対して遠い側R1に配置されていればよい。つまり、生地センサー80は、ホッパー20の底部20aにおける左後側に配置されていても構わない。
これは、モーター50の主軸51が前後方向に延出しているような場合においても同様である。
なお、ホッパーは、必ずしも平面視略矩形状である必要はない。すなわち、ホッパーは、平面視略円状や平面視略楕円状等であっても構わない。
この場合においても、ホームベーカリーは、モーターの主軸より遠い側に生地センサーを配置すればよい。
前述のように、ホッパー20には、前後のリブ20d・20eが形成されている。従って、図5(b)に示すように、ホッパー20と羽根30との間の隙間は、前後のリブ20d・20eに羽根30が最接近したときに、最も狭くなる。
捏ね工程では、このようなホッパー20と羽根30との間の隙間が最も狭くなる位置(つまり、前後のリブ20d・20d)よりも、羽根30の回転方向上流側の角に生地が最も留まり易い。
つまり、本実施形態において、羽根30は平面視で時計回りに回転するように構成されているため、生地はホッパー20の底部20aにおける右後の角部R2および左前の角部に最も留まり易い。
また、仮に、図5(b)における反時計回り方向に羽根30が回転する場合、生地は、ホッパー20の底部20aにおける左後の角部および右前の角部に留まり易い。
前述のように、ホームベーカリー1は、ホッパー20の底部20aにおける右後の角部R2に生地センサー80を配置している。
つまり、ホームベーカリー1は、モーター50より遠い側R1(図5(c)参照)であるとともに、ホッパー20の底部20aにおいて、後側のリブ20dに対して羽根30の回転方向上流側に隣接する右後の角部R2に生地センサー80を配置している。
これによれば、ホームベーカリー1は、生地が留まり易い位置に生地センサー80を配置できる。
従って、ホームベーカリー1は、回転中の温度測定において、効果的に生地の温度を取得できる。つまり、ホームベーカリー1は、より精度よく生地の温度を測定できる。
また、生地の温度が上昇し、モーター50を停止させた場合でも、生地は、ホッパー20の底部20aにおける右後の角部R2に留まっている可能性が高い。このため、ホームベーカリー1は、停止中の温度測定においても、効果的に生地の温度を取得できる。
図3に示すように、捏ね工程において、生地センサー80は、ホッパー20の底部20aに当接した状態で、生地の温度を測定する。
これによれば、ホームベーカリー1は、生地センサー80を生地に対してより接近させることができる。
このため、ホームベーカリー1は、ホッパー20に接触しない状態、つまり、生地センサーとして非接触式のセンサーを採用した場合と比較して、より精度よく生地の温度を測定できる。
次に、羽根30の攪拌部32の寸法について、図6を用いて説明する。
なお、以下では、攪拌部32において、ホッパー20の側面に向かう方向に延出する部分を、「攪拌部32の先端部34」と表記する。
また、以下では、攪拌部32において、上方向に延出する部分を、「攪拌部32の頂部33」と表記する。
まず、攪拌部32の幅L(ホッパー20の側面に向かう方向に延出する長さ寸法)および高さHについて説明する。
攪拌部32の幅Lは、羽根30が前後のリブ20d・20eに最接近したときに、先端部34と前後のリブ20d・20eとの隙間Cが3mm程度となるような寸法に設定される。
すなわち、ホッパー20の底部20aの形状(つまり、ホッパー20の底面積)が決定したときに、攪拌部32の幅Lは設定される。
また、ホッパー20の底面積が決定することで、ホッパー20にて焼き上げるパンが何斤かに応じてホッパー20の高さが決定する。攪拌部32の高さHは、このようなホッパー20の高さに応じて設定される。
つまり、攪拌部32の幅Lおよび高さHは、ホッパー20の底面積によって設定される。
次に、攪拌部32の厚みDについて説明する。
攪拌部32の厚みDが1.5mmよりも小さい場合には、羽根30の剛性が弱くなってしまう。
また、攪拌部32の厚みDが3.5mmよりも大きい場合には、焼きあがったパンに大きな羽根跡が残ってしまう。
そこで、攪拌部32の厚みDは、1.5mm以上、かつ3.5mm以下の範囲となるように設定される。
これにより、ホームベーカリー1は、羽根30の剛性を確保できるとともに、焼きあがったパンに大きな羽根跡が残ること防止できる。
次に、頂部33の高さH1および先端部34の高さH2について説明する。
先端部34の高さH2は、攪拌部32の高さHに応じて設定される。
すなわち、攪拌部32の高さHに対して先端部34の高さH2が占める割合が35%よりも小さい場合には、先端部34の面積が小さくなり過ぎて、捏ね時間が長くなってしまう。
また、攪拌部32の高さHに対して先端部34の高さH2が占める割合が55%よりも大きい場合には、先端部34の面積が大きくなり過ぎて、捏ね工程でのモーター50の負荷が大きくなってしまう。
そこで、先端部34の高さH2は、攪拌部32の高さHに対して占める割合が35%以上、かつ55%以下の範囲内となるような寸法に設定される。
つまり、先端部34の高さH2と攪拌部32の高さHとの商が0.35以上、かつ0.55以下となるように、先端部34の高さH2は設定される。
これにより、ホームベーカリー1は、捏ね時間が長くなり過ぎることを防止できるとともに、モーター50の負荷が大きくなり過ぎることを防止できる。
攪拌部32の高さHおよび先端部34の高さH2に基づいて、頂部33の高さH1は設定される。つまり、頂部33の高さH1は、攪拌部32の高さHと先端部34の高さH2との差により算出される。
次に、頂部33の幅L1について説明する。
頂部33の幅L1は、頂部33の高さH1に応じて設定される。
すなわち、頂部33の幅L1は、頂部33の幅L1および高さH1の比が、1:1以上、かつ1:2.5以下までの範囲となるように設定される。
このようにして頂部33の幅L1を設定することで、ホームベーカリー1は、生地を捏ねたときに頂部33(図6(a)における頂部33の上面および前側面)で発生する摩擦力と、先端部34の上面で発生する摩擦力とを同程度の大きさにできる。
ここで、羽根30は、頂部33で発生する摩擦力と、先端部34の上面で発生する摩擦力とによって、生地を反転させている。
頂部33で発生する摩擦力と、先端部34の上面で発生する摩擦力とが同程度の大きさである場合、ホームベーカリー1は、生地をバランスよく反転させることができる。
従って、ホームベーカリー1は、パンを均等に捏ねることができるため、生地を捏ねることで形成されるグルテンを、生地に均等に分布させることができる。
つまり、頂部33の幅L1および高さH1の比を、1:1以上、かつ1:2.5以下までの範囲となるようにすることで、ホームベーカリー1は、パンをおいしく焼き上げることができる。
攪拌部32の幅Lおよび頂部33の幅L1に基づいて、先端部34の幅L2は設定される。つまり、先端部34の幅L2は、攪拌部32の幅Lと頂部33の幅L1との差により算出される。
以上のように、ホームベーカリー1は、ホッパー20の底面積を決定するだけで羽根30の形状を自動的に導き出すことができる。
このため、ホームベーカリー1は、羽根30の設計に要する時間を短縮できる。
次に、異なる形状のホッパーを用いた場合における、生地センサー80の配置位置について説明する。
図7(a)に示すように、ホッパーには、必ずしもリブを形成する必要はない。
前後のリブが形成されていないホッパー220を用いる場合、羽根30は、ホッパー220の底部220aの前後の長辺220bに最接近したときに、ホッパー220との間の隙間が最も狭くなる。
つまり、生地は、ホッパー220の底部220aの前後の長辺220bよりも、羽根30の回転方向上流側の角により留まり易い。
従って、本実施形態において、羽根30は平面視で時計回りに回転するように構成されているため、ホームベーカリー1は、モーター50の主軸51に対して遠い側R1(図5(c)参照)に位置する後側の長辺220bと、後側の長辺220bに対して羽根30の回転方向上流側に隣接している右側の短辺220cとにより成す右後の角部R2に、生地センサー80を配置すればよい。
これによれば、ホームベーカリー1は、生地がより留まり易い位置に生地センサー80を配置できる。
従って、ホームベーカリー1は、回転中および停止中の温度測定において、効果的に生地の温度を取得できる。つまり、ホームベーカリー1は、より精度よく生地の温度を測定できる。
図7(b)に示すように、ホッパーは、必ずしも底部が略矩形状である必要はない。すなわち、ホッパーは、底部が略正方形状等の略角形状であればよい。
例えば、底部320aが略正方形状のホッパー320を用いる場合、羽根30は、ホッパー320の底部320aにおける各辺320bの中央に最接近したときに、ホッパー320との隙間が最も狭くなる。
つまり、生地は、ホッパー320の底部320aにおける各辺320bよりも、羽根30の回転方向上流側の角(底部320aの四隅)に留まり易い。
従って、この場合、ホームベーカリー1は、モーター50の主軸51に対して遠い側R1(図5(c)参照)に位置するとともに、ホッパー320の底部320aにおける右後および左後の角部R3に生地センサー80を配置すればよい。
これによれば、ホームベーカリー1は、生地が留まり易い位置に生地センサー80を配置できる。
従って、ホームベーカリー1は、回転中および停止中の温度測定において、効果的に生地の温度を取得できる。つまり、ホームベーカリー1は、より精度よく生地の温度を測定できる。
なお、生地センサーをホッパーの底部に当接させる構成は、本実施形態に限定されるものでない。
すなわち、図8に示すように、ホームベーカリー1は、ホッパー420の底部420aに凹部420fを形成し、凹部420fに生地センサー80の上端部を係合させる構成であっても構わない。
これによれば、ホームベーカリー1は、生地センサー80が上下方向に対してやや傾斜しているような場合でも、生地センサー80の向きを矯正し、確実に生地センサー80の上端部をホッパー420に面で接触させることができる。
従って、ホームベーカリー1は、回転中および停止中の温度測定において、効果的に生地の温度を取得できる。つまり、ホームベーカリー1は、より精度よく生地の温度を測定できる。
また、図9に示すように、ホームベーカリー1は、羽根230の基端部231に切欠部231aを形成するとともに、切欠部231aより外部に露出する生地センサーを設ける構成であっても構わない。
この場合、ホームベーカリー1は、生地に生地センサーを直接接触させることができるため、回転中の温度測定において、効果的に生地の温度を取得できる。つまり、ホームベーカリー1は、より精度よく生地の温度を測定できる。
1 ホームベーカリー
20 ホッパー
20a 底部
30 羽根
40 駆動機構
50 モーター
51 主軸
80 生地センサー
R1 遠い側

Claims (7)

  1. 生地を内部に収容するホッパーと、
    前記ホッパーの底部で回転可能に立設される羽根と、
    前記ホッパーの底部の中心に対して水平方向の側方部に主軸が配置されるモーターと、
    前記モーターの主軸の回転を前記羽根に伝達して前記羽根を回転させる駆動機構と、
    前記ホッパーの底部で前記生地の温度を測定する生地センサーと、を具備し、
    前記生地センサーは、前記ホッパーの底部において、前記モーターから遠い側に配置される、
    ホームベーカリー。
  2. 前記ホッパーの底部は略角形状に形成され、
    前記生地センサーは前記ホッパーの底部における角部に配置される、
    請求項1に記載のホームベーカリー。
  3. 前記ホッパーの底部は、略矩形状に形成され、
    前記生地センサーは、前記ホッパーの底部において、長辺と、前記長辺に対して前記羽根の回転方向上流側に隣接する短辺とにより成す角部に配置される、
    請求項1または請求項2に記載のホームベーカリー。
  4. 前記ホッパーの側部には、前記ホッパーの内側に向けて突出し、前記羽根との間の隙間を部分的に狭くするリブが形成され、
    前記生地センサーは、前記ホッパーの底部において、前記リブに対して前記羽根の回転方向上流側に隣接する角部に配置される、
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載のホームベーカリー。
  5. 前記生地センサーは、前記ホッパーの底部に当接した状態で、前記生地の温度を測定する、
    請求項1から請求項4の何れか一項に記載のホームベーカリー。
  6. 前記羽根を回転させて前記生地を捏ねるときに、前記生地センサーが測定した前記生地の温度が第一の所定温度以下の場合にのみ、前記モーターを駆動する、
    請求項1から請求項5の何れか一項に記載のホームベーカリー。
  7. 前記羽根を回転させて前記生地を捏ねるときに、前記生地センサーが測定した前記生地の温度が一定時間内に第二の所定温度以上に上昇しない場合に、前記モーターの駆動を停止する、
    請求項1から請求項6の何れか一項に記載のホームベーカリー。
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