JPS62111627A - 自動製パン機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭で焼き立てのパンを作ることが出来る自動
製パン機に関するものである。

従来の技術 家庭でパンを作る場合１一般的には練り機９発酵器、の
し棒、オープン等の機器を使用しているが、温度と時間
の管理が非常にむずかしく、時節にかかわらずおいしい
焼き立でのパンを作るには相当の熟練が必要であった。

これらの問題を解消する為、発明者らは第２図に示す様
な、時刻の設定のみで自動的にパンが焼き上る機器を提
案している。以下この構成について説明する。１は本体
ケース、２は本体ケース１内に設けられたシャーシであ
り、シャーシ２にはモータ３と、下ヒータ４と断熱材６
を外周に装備した焼成室６が固定され、焼成室６内には
、練り羽根７を有したパン焼き型８が装着され、ベルト
９とブーＩＪ　１０　、１１により減速駆動される。さ
らにモータ３の他端にはモータ冷却ファン３ａが設けら
れている。焼成室６上方には、上ヒータ１２と内蓋１３
を有する蓋体１４が開閉自在に結合され、さらに蓋体１
４には水タンク１６を装着し、水タンク注水口１６を開
閉し、パン焼き型８内に水を供給する為のソレノイド１
７が設置されている。また１８は、モータ３．ヒータ４
，１２．ソレノイド１７等の制御を行なう制御部であり
、パン焼き型８に当接した温度検知部１９０入力情報を
基に制御を行っている。この様な構成で、パン焼き型８
に材料を投入し、焼き上り時刻をセットすると所定時刻
に運転が始まり、パンが焼き上るものである。

発明が解決しようとする問題点 この様な構成では、パン焼き型に当接し、パン焼き型の
温度（つまりは、パン生地の温度）を測定し、制御部１
８に入力情報として与える温度検知部１９が、断熱材５
を介しているとは言え、モータ３からの発熱、及びモー
タ冷却ファン３１Ｌからの温風を受けて、実際のパン焼
き型８の温度よりも高くなり、正しい情報として制御部
１８へ伝達されず、結果的に良好なパンが出来なくなる
。

又、特に外気温が低い場合はその温度差が大きくなる為
、より一層実際のパン生地温度との差が出て来る。この
ことは５発酵、ホイロ等比較的低温（３０〜４０°Ｃ）
でパン生地を処理（作る）する過程で特に影響を与える
ものである。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決する為５本発明は、温度検知部とモー
タとの間にパン焼き型を配置し、パン焼き型に温度検知
部を当接させる構成とした。

作用 上記の構成により、温度検知部へ直接モータやモータ冷
却ファンの熱が伝達される心配が無くなり、パン焼き型
の温度を正確に測定し、良好なパンを焼き上げることが
出来るものである。

実施例 以下１本発明の実施例について第１図をもとに説明する
。図において、２０は本体ボディで、２１は本体ボディ
２ｏ内に設けられたシャーシで、このシャーシ２１には
モータ２２が固定されている。モータ２２のシャフトの
一端にはモータ冷却用ファン２３が固定され、他端には
小プーリ２４が固定され、ベルト２６を介して大プーリ
２６に動力が伝達される。さらにシャーシ２１には、下
ヒータ２７を内底部に設け、外周に断熱材２８を装備し
た焼成室３ｏがプーリ軸受台４ｏを介して固定されてい
る。この焼成室３ｏの内部には、内底部に着脱自在の練
り羽根３２を設けたパン焼き型３１があり、パン焼き型
３１の底に固定されたパン型台３６に羽根軸３４．上コ
ネクター３７が軸支されている。さらにパン焼き型３１
は、シャーシ２１に固定されたプーリ軸受台４ｏと着脱
自在に嵌合している。犬プーリ２８と下コネクター３８
を取付けたプーリ軸３９は前記プーリ軸受台４ｏにより
保持されている。また焼成室３ｏ内の側面でモータ２２
と反対側には５弾性的に支持された温度検知部４９が突
出しており、モータ２２と温度検知部４９との間にパン
焼き型３１が配置された状態となり、その側面に温度検
知部４９が圧接している。また焼成室３ｏの上部内側に
はほぼ全周に環状の上ヒータ４１が配されている。また
焼成室３０上面は開閉自在な蓋体４２と蓋体４２下面中
央に突出した取付軸４４と押えバネ４６によって弾性的
に支持された内蓋４３とがあシ、蓋体４２を閉める事に
よって内蓋４３外周下面が上ヒータ４１上面に圧接する
様になっている。

さらに蓋体４２には蓋体４２を開く為の開放つまみ４７
とラッチ４８が設けられている。また、モータのシャフ
トの小プーリ２４側に、モータ軸心とわずか偏心した位
置にピン軸５６を設け、さらにシャーシ２１の側面にゴ
ム等の弾性膜成板を振動させる構成の往復ポンプ６４を
取り付け、その弾性膜成板の頂点にポンプ側ピン軸６７
を固定し、ピン軸５６とコネクトロッド５６で連結させ
ている。さらに往復ポンプ６４の吐出管５３は本体ボデ
ィ２ｏに取り付けられた水タンク６２に連通し、さらに
給水管５１が、焼成室３ｏ内のパン焼き型３１に水が噴
射されるように開口した給水口６０に連通している。な
お前記往復ポンプ５４．吐出管６３、及び給水管５１は
給水装置を構成している。また６１は焼き上り時刻等の
入力設定用のスイッチパネルである。また６２はスイッ
チパネルの入力及び、温度検知部４９の入力情報を基に
、モータ２２．下ヒータ２７．上ヒータ４１等の制御条
件を決定し、出力する為の制御装置である。

また６ｏはうら板、６９は足ゴムである。

次に本発明の実施例の動作について説明する。

焼成室３ｏ内にパン焼き型３１と練り羽根３２をセット
し小麦粉等の材料を投入する。蓋体４２を閉め、水タン
ク５２に所定量の水を入れキャップ（図示せず）を閉め
密封状態にする。この状態でスイッチパネル６１よりパ
ンの焼き上り時刻を入力し、所定時刻が来ると、モータ
２２の運転が始まり練りが行なわれる。この時、同時に
モータシャフト側の小プーリ２４にモータ軸心より偏心
して設けたピン軸６６が回転する。そしてこのピン軸５
６に軸支されたコネクトロッド６６を介してポンプ側ピ
ン軸６７が往復運動し、往復ポンプ６４の敷板を振動さ
せることによってポンプの吐出口５３より空気を水タン
ク６２に圧送する。

そして、水タンクＳ２に圧送された空気の圧力によシ、
給水管６１を通して給水口５Ｑより水がパン焼きを３１
内に注水され、練り羽根３２によって小麦粉等の材料と
混練される。そして温度検知部４９とモータ２２の運転
時間の情報に基づいて、練りの運転停止、−次発酵、ガ
ス抜き、整形発酵、焼成の各行程を自動的に行なって設
定した時刻にパンが焼き上るものである。

上記のように自動的にパンが焼き上るのでちるが、温度
検知部４９とモータ２２の間にパン焼き型３１を配置し
、温度検知部４９をパン焼き型３１に当接させることに
より、モータ２２からの発熱や、モータ冷却用ファン２
３の熱風を直接受ける心配が無いので、パン焼き型３１
の正確な温度が測定でき、これらの情報を制御装置６２
へ送って、パン作りに最適な制御を行なう為、外気温の
如何にかかわらず良好なパンを焼き上げることが出来る
ものである。

発明の効果 上記実施例からあきらかなように本発明の自動製パン機
は、温度検知部、モータおよびパン焼き型の配置を考慮
する簡単な構成により、温度測定が正確で良好なパンを
焼き上げることができるものである。特に５発酵、ホイ
ロ等比較的低温（３０〜４０’Ｃ）でパン生地を処理（
作る）する過程でモータの発生やモータ冷却用ファンの
熱風の影響を受けないため温度的に安定した環境で発酵
、ホイロ等のパン生地作りの処理ができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動製パン機の一実施例を示す縦断面
図、第２図はこれまでに提案した自動製パン機の縦断面
図である。 ２２・・・・・・モータ、３０・・山・焼成室１３１・
川・・パン焼き型、３２・・す・・練シ羽根、４９・川
・・温度検知部、６２・・・・・・水タンク、６２・・
・・・・制御装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 手続補正書 昭和６２年　２月／り日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヒータを有する焼成室と、焼成室内に着脱自在に装着し
   得るパン焼き型と、パン焼き型の内底部に設けたモータ
   より伝達駆動される練り羽根と、パン焼き型内に水を供
   給する給水装置と、パン焼き型の温度を検知する温度検
   知部により温度を検知してパン焼き制御を行なう制御装
   置とを備えるとともに、上記温度検知部とモータとの間
   に上記パン焼き型を配置する構成とした自動製パン機。