JP2009285062A - 自動製パン器 - Google Patents

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正雄 早勢
Yoshinari Shirai
吉成 白井
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Abstract

【課題】自動製パン器の具材投入の仕組みを、具材をスピーディー且つ確実に投入でき、また広い範囲に分散して投入することが可能なものとする。
【解決手段】自動製パン器1は本体10と蓋体20を備え、本体10の内部には焼成室11が設けられている。焼成室11には製パン原料を入れたパン容器30が入れられる。焼成室11の上面を覆う蓋体20には具材収容室22が設けられる。互いに合わさって断面V字形のホッパ54を構成するフラップ50L、50Rが具材収容室22の底部となる。フラップ50L、50Rに組み合わせられる開閉動力部55は、制御部18からの指令を受けたときはフラップ50L、50Rを開位置に移動させ、所定時間経過後、開位置のフラップ50L、50Rを閉位置に復帰させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主として一般家庭で使用される自動製パン器に関する。
市販の家庭用自動製パン器は、製パン原料を入れたパン容器を本体内の焼成室に入れ、パン容器内の製パン原料を回転羽根で混練して捏ね上げ、発酵工程を経た後、パン容器をそのままパン焼き型としてパンを焼き上げる仕組みのものが一般的である。このような自動製パン器の例を特許文献1〜3に見ることができる。
自動製パン器の中には、製パン原料にレーズンやナッツ等の具材を投入する仕組みを備えたものもある。特許文献1〜3に記載された自動製パン器はいずれもこのタイプのものである。
特開平9−117375号公報 特許第3741107号公報 特開2006−255071号公報
特許文献1〜3記載の自動製パン器は、いずれも、具材収容室の水平な底板の上に具材を載せておき、所定のタイミングで底板を回動して具材を滑落させる仕組みを採用している。ところが、水平な底板の上に具材を載せておく構成であると具材が底板に付着しやすく、底板回動時に具材がうまく滑落しないことがある。また、滑落する具材は1箇所に集中して落下し、具材投入後に製パン原料の混練を行ったとしても、具材の分布密度にむらが生じやすい。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、自動製パン器の具材投入の仕組みを、具材をスピーディー且つ確実に投入でき、また広い範囲に分散して投入することが可能なものとすることを目的とする。
本発明は、製パン原料を入れたパン容器を本体内の焼成室に受け入れ、前記製パン原料の混練工程、発酵工程、及び焼成工程を順次遂行する自動製パン器において、前記焼成室の上面を覆う蓋体には前記製パン材料に投入される具材を収容する具材収容室が設けられ、前記具材収容室の底部は互いに合わさって断面V字形のホッパを構成する2枚のフラップからなると共に、前記フラップにはそれを開閉させる開閉動力部が組み合わせられ、前記開閉動力部は、制御部からの指令を受けたときは、前記フラップを2枚とも、または1枚のみ開位置に移動させた後、移動させたフラップを閉位置に復帰させることを特徴とする。
この構成によると、具材収容室の底部を形成する2枚のフラップは断面V字形のホッパを構成するものであり、具材収容室の底部は水平でないので、具材が付着してなかなか落ちないといった事態を生じにくい。また、フラップは最初から傾斜しているから、具材が確実に落下する角度まで、短時間で姿勢変更できる。ホッパを水平方向に長くし、具材が広い範囲に分散して投入されるようにすることも容易である。
また本発明は、上記構成の自動製パン器において、前記2枚のフラップはいずれも側縁が折り曲げられて断面コ字形となっており、前記閉位置においては、一方のフラップの側縁が外側、他方のフラップの側縁が内側となる形で重なり合うことを特徴としている。
この構成によると、具材をホッパの内側に留め、具材の接触相手をフラップに限定することができる。このため、衛生管理が容易である。
また本発明は、上記構成の自動製パン器において、前記フラップはその上端部分が水平な回転軸に固定され、且つ閉じばねにより常時閉方向に付勢されており、前記開閉動力部は、前記回転軸の軸線方向に進退し、進出時、前記回転軸から放射方向に突出したレバーを押して、前記回転軸をフラップ開方向へ回転させるカムを含むことを特徴としている。
この構成によると、フラップを確実に開閉させることができる。また、2枚のフラップを同時に開閉させる仕組みを容易に構成できる。
また本発明は、上記構成の自動製パン器において、前記カムは進退ロッドに連結され、通常は戻しばねにより後退位置に引き戻されていて、ソレノイドが前記進退ロッドを押したときのみ前記進出位置に押し出されるものであり、前記カム、進退ロッド、及び戻しばねは前記蓋体側に配置されており、前記ソレノイドは前記本体側に配置されていることを特徴としている。
この構成によると、フラップを開閉する機構の中で、電気配線の必要なソレノイドは本体側に置き、電気配線を必要としないそれ以外の構成要素を蓋体側に配置するから、蓋体の蝶番部にリード線を通す必要がなく、配線が容易である。また蓋体の開閉によりリード線が傷むといったこともない。
本発明によると、断面V字形のホッパを構成する2枚のフラップで具材収容室の底部を形成したことにより、具材をスピーディー且つ確実に製パン原料に投入できる。またホッパを水平方向に長くして、具材を広い範囲に分散投入できる。さらに、具材投入後、フラップが閉位置に復帰することにより、焼成室から立ち上る熱気をフラップで遮断し、具材収容室の合成樹脂製蓋が熱で変形するといった事態を生じさせないようにすることができる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図7に基づき説明する。図1は自動製パン器の垂直断面図、図2は図1の自動製パン器の具材収容室部分の水平断面図、図3は2枚のフラップの相互関係を説明する図、図4は具材投入時の自動製パン器の垂直断面図、図5は図4に対応する具材収容室部分の水平断面図、図6は図4に対応する2枚のフラップの相互関係を説明する図、図7は具材投入後の自動製パン器の垂直断面図である。なお、垂直断面図では左側が自動製パン器の正面(前面)側、右側が自動製パン器の背面(後面)側となっている。
自動製パン器1は本体10と蓋体20を備える。本体10の内部には上面が開口した焼成室11が設けられ、この上面開口を蓋体20が閉ざす。焼成室11にはパン容器30が入れられる。
焼成室11は水平断面矩形の周側壁11aと底壁11bを備え、底壁11bの焼成室中央にあたる箇所にはパン容器支持部12が固定されている。パン容器支持部12の内部は、底壁11bに形成された開口部を通じ、焼成室11側に露出する。パン容器支持部12は、パン容器30の底面に固定された筒状の台座31をバヨネット結合で連結してパン容器30を支える役割と、パン容器30内の回転羽根32に動力を伝える回転軸13を支持する役割の両方を担う。パン容器支持部12の下面から突き出した回転軸13の下端にはプーリ14が固定される。プーリ14は底壁11bの下面に固定されたモータ15の出力軸プーリ16にベルト17で連結されている。
焼成室11の周側壁11aの前面と本体10の正面側外殻との間の空間には制御部18が配置される。制御部18は、焼成室11の内側に配置した温度センサ19からの信号と、後述する操作パネルから入力される指令を受けて、自動製パン器1の制御を行う。
蓋体20は自動製パン器1の背面側において本体10に蝶番軸21で連結され、蝶番軸21を中心として垂直面内で回動する。
蓋体20には、パン容器30の中の製パン原料にレーズンやナッツ等の具材を投入する目的で、具材収容室22が設けられている。具材収容室22の構造と具材投入の仕組みについては後で詳細に説明する。
本体10の前部上方の角部には操作パネル25が配置される。操作パネル25には、図示は省略するが、パンの種類(小麦粉パン、米粉パン、具材入りパンなど)の選択キー、調理内容の選択キー、タイマーキー、スタートキー、取り消しキーなどといった操作キー群と、設定された調理内容やタイマー予約時刻などを表示する表示部が設けられている。
パン容器30はバケツのような形状をしており、口縁部には手提げ用のハンドル(図示せず)が取り付けられている。パン容器30の水平断面形状は、四隅を丸めた矩形であり、その中心で回転羽根32が回転する。回転羽根32は、台座31の中心に軸支された回転軸33の上端の非円形断面部に単なるはめ込みで取り付けられており、工具を用いることなく着脱することができる。このため、異なる種類の回転羽根32に容易に交換可能である。
回転軸33は回転軸13に連結され、回転軸13より動力を伝達されるものであるが、その動力伝達手段としては台座31に囲い込まれるカップリング34が用いられる。すなわち、カップリング34を構成する2部材のうち、一方は回転軸33の下端に固定され、他方は回転軸13の上端に固定される。
台座31の外周面には、パン容器支持部12の内周面に形成された突起35aと共に周知のバヨネット結合部を構成する突起35bが形成されている。パン容器30を、突起35aと35が干渉しない角度に保ちつつ、台座31をパン容器支持部12の中に落とし込み、パン容器30をひねって突起35aの下に突起35bを係合させれば、パン容器30は上方に抜けなくなり、同時にカップリング34の連結も達成される。パン容器30のひねり方向は回転羽根32の回転方向に一致させてあるので、回転羽根32が回転してもパン容器30が外れることはない。ここでは、パン容器30のひねり方向と回転羽根32の回転方向は、共に上から見て時計方向に設定されている。
焼成室11の内部に配置された加熱装置40がパン容器30を包囲し、製パン原料を加熱する。加熱装置40はシーズヒータ41により構成される。シーズヒータ41には耐熱ケーブル42を通じて電流が供給される。
自動製パン器1における製パン作業の概要は次の通りである。小麦粉、水、バターなどの製パン原料を入れたパン容器30を焼成室11に入れてパン容器支持部12に取り付け、回転軸33を回転軸13に連結した後、蓋体20を閉じる。具材収納室22には必要に応じて具材を入れておく。操作パネル25よりパンの種類や調理内容の入力を行い、スタートキーを押すと、製パン作業が開始される。
製パン作業の最初は混練工程である。制御部18はモータ15を駆動して回転羽根32を回転させ、また加熱装置40に通電して焼成室11の温度を上げる。回転羽根32が回転するに従い製パン原料は混練され、粘度の高いパン生地(dough)に転じて行く。回転羽根32がパン生地を振り回してパン容器30の内壁にたたきつけることにより、混練に「捏ね」の要素が加わることになる。なお具材入りパンの場合は、制御部18が具材収容室22の底部を所定のタイミングで開き、具材収容室22に入れられていた具材がパン生地に投入される。
混練工程を終えたら発酵工程に移る。制御部18は加熱装置40の通電を制御して焼成室11を所定の温度に維持し、製パン原料を発酵させる。
発酵工程後、制御部18は所定の通電パターンで加熱装置40に通電し、パン生地をパンに焼き上げる。操作パネル25の表示部に製パン完了のサインが出るか、あるいは製パン完了の報知音があった後、使用者は蓋体20を開けてパン容器30を取り出す。
続いて具材収容室22の構造と具材投入の仕組みにつき説明する。具材収容室22は水平断面矩形の周側壁22aを備え、上面と下面は開口部となっている。上面開口部は合成樹脂製の蓋23で覆われる。蓋23は自動製パン器1の背面側において蓋体20に蝶番軸24で連結され、蝶番軸24を中心として垂直面内で回動する。蓋23の自動製パン器正面側の端には指を掛けるための突起23aが形成されている。
具材収容室22の底部を構成するのは2枚のフラップ50である。識別のため、自動製パン器1の正面から見て左側に位置するフラップには符号に「L」の文字を加えてフラップ50Lとし、右側に位置するフラップには符号に「R」の文字を加えてフラップ50R
とする。フラップ50L、50Rはいずれも金属板(例えばステンレス鋼板)からなる。
具材収容室22の周側壁22aのうち、自動製パン器1の正面側に位置する側壁と背面側に位置する側壁を前後方向に貫通する形で、2本の水平な回転軸51L、51Rが設けられる。回転軸51L、51Rは左右に間隔を置いて配置されており、回転軸51Lにはフラップ50Lの上端部分が固定され、回転軸51Rにはフラップ50Rの上端部分が固定されている。なおパン容器30は正面から見て左右方向よりも前後方向の方が長くなっており、フラップ50L、50Rはパン容器30の長手方向と平行に配置される形になる。
回転軸51L、51Rの前端は直角に折り曲げられ、正面から見たとき、回転軸51L、51Rから放射方向に突出するレバー52L、52Rとなっている。図3に示すように、レバー52L、52Rの先端同士の間には引張コイルばねからなる閉じばね53が張り渡され、この閉じばね53の張力が、回転軸51Lには正面から見て反時計回りの、回転軸51Rには正面から見て時計回りの、それぞれ回転力をもたらす。この回転力によりフラップ50L、50Rは下端部同士が合わさる閉位置に維持される。閉位置のフラップ50L、50Rは断面V字形のホッパ54を構成する。Vの字の斜辺の角度は任意に設定することができる。フラップ50L、50Rの一方が垂直であってもよい。
フラップ50L、50Rは回転軸51L、51Rと直交する両側縁が直角に折り曲げられ、コ字形の断面をなしている(図1と図7にフラップ50Rのコ字形状を示す)。閉位置でフラップ50L、50Rの側縁同士は、フラップ50Lの側縁が外側、フラップ50Rの側縁が内側になる形で重なり合う(図2参照)。
フラップ50L、50Rを開閉させるのは蓋体20と本体10にまたがって配置された開閉動力部55である。開閉動力部55は、カム56、進退ロッド57、戻しばね58、及びソレノイド59により構成される。
カム56はレバー52L、52Rの間に割り込むように配置され、自動製パン器1の正面側が太く、背面側が細くなった円錐台形状となっている。進退ロッド57は蓋体20の前面壁22aと内部隔壁22bを前後方向に水平に貫通しており、その後端部にカム56が固定されている。内部隔壁20bは具材収容室22の周側壁22aから前方へ少し距離を置いた位置に設けられていて、この内部隔壁20bと周側壁22aの間の空間にレバー52L、52Rとカム56が配置されている。内部隔壁20bと進退ロッド57の間には圧縮コイルばねからなる戻しばね58が配置され、これによりカム56は、常時は内部隔壁20bに当たる位置(これを後退位置とする)に引き寄せられている。
進退ロッド57の前端は蓋体20の前面に露出する。本体10の内部に設けられたソレノイド59のプランジャ59aの端も本体10の外面に露出しており、蓋体20を閉じるとプランジャ59aと進退ロッド57が一直線に整列することになる。
具材収容室22は次のようにして用いられる。当初フラップ50L、50Rは閉位置にあり、ホッパ54は底部が閉じた状態となっている。具材入りパンを焼くときは、蓋23を開けて具材収容室22に必要な具材Bを入れ、蓋23を閉じる。
上記のように具材Bをセットした後、製パン作業を開始する。工程が進み、具材投入のタイミングが到来すると、制御部18が指令を出し、ソレノイド59に励磁電流が流れる。これにより、図4に示すようにプランジャ59aが突き出され、進退ロッド57を押す。進退ロッド57は戻しばね58に抗して自動製パン器1の背面側へ、すなわち進出位置へと押し出される。このため、今まではカム56の細い部分がレバー52L、52Rの間に割り込んでいたところ、図6に示すようにカム56の太い部分が割り込むことになり、レバー52L、52Rはカム56に押されて閉じばね53を引き伸ばす形で回動する。この時の回動方向は、正面から見て、回転軸51Lは時計回り、回転軸51Rは反時計回りであり、フラップ50L、50Rは閉位置から開位置へと移動する。これによりホッパ54の底部が開き、図4に示すように、具材Bはパン生地Aの上へと落下する。
具材収容室22から完全に具材Bが落下するだけの時間が経過した後、ソレノイド59の励磁が解かれ、プランジャ59は原位置に復帰する。進退ロッド57とカム56も元に戻り、フラップ50L、50Rは開位置から閉位置に復帰する。フラップ50L、50Rは以後その状態を保つので、パンの焼成が進んで焼成室11の温度が上がっても、熱気はフラップ50L、50Rのところで食い止められ、蓋23の温度上昇が緩和される。
上記の通り、具材収容室22の底部を形成するフラップ50L、50Rは断面V字形のホッパ54を構成するものであり、具材収容室22の底部は水平でないので、具材Bが付着してなかなか落ちないといった事態を生じにくい。フラップ50L、50Rは最初から傾斜しているから、具材Bが確実に落下する角度まで、短時間で姿勢変更できる。ホッパ54を水平方向に(この場合は前後方向に)長くし、具材Bが広い範囲に分散して投入されるようにすることも容易である。また、フラップ50L、50Rは側縁が折り曲げられて断面コ字形となっているので、具材Bをホッパ54の内部に留め、具材Bの接触相手をフラップ50L、50Rに限定することができる。このため、衛生管理が容易である。
さらに、開閉動力部55の構成要素の中で、電気配線の必要なソレノイド59は本体10の側に置き、電気配線を必要としないそれ以外の構成要素、すなわちカム56、進退ロッド57、及び戻しばね58は蓋体20の側に配置したから、蓋体20の蝶番部にリード線を通す必要がなく、配線が容易である。また蓋体20の開閉によりリード線が傷むといったこともない。
パン容器30の前後方向の中心線に沿って具材Bが落下するのでなく、パン容器30の左右どちらか一方の内側壁に沿う位置に具材Bが落下するよう、具材収容室22の位置あるいはフラップ50L、50Rの合わせ目の位置を設定することもできる。パン生地Aの盛り上がった中央部に具材Bが落下すると、具材Bがパン生地Aの下部に回り込まないことがあるが、具材Bの落下位置をパン容器30のどちらか一方の内側壁の方に偏らせれば、そのような事態を招かずに済む。
本実施形態ではフラップ50L、50Rが両方とも動いてホッパ54の底が開くものとしたが、一方のフラップは固定し、他方のフラップのみ動かす構成とすることもできる。フラップ50L、50Rの内面にフッ素樹脂加工を施し、具材Bが付着しにくくしておいてもよい。なおフラップ50L、50Rは簡単に取り外して洗浄できる構造であることが望ましい。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、主として一般家庭で使用される自動製パン器に広く利用可能である。
自動製パン器の垂直断面図 自動製パン器の具材収容室部分の水平断面図 2枚のフラップの相互関係を説明する図 具材投入時の自動製パン器の垂直断面図 図4に対応する具材収容室部分の水平断面図 図4に対応する2枚のフラップの相互関係を説明する図 具材投入後の自動製パン器の垂直断面図
符号の説明
1 自動製パン器
10 本体
18 制御部
20 蓋体
22 具材収容室
30 パン容器
40 加熱装置
50L、50R フラップ
51L、51R 回転軸
52L、52R レバー
53 閉じばね
54 ホッパ
55 開閉動力部
56 カム
57 進退ロッド
58 戻しばね
59 ソレノイド

Claims (4)

  1. 製パン原料を入れたパン容器を本体内の焼成室に受け入れ、前記製パン原料の混練工程、発酵工程、及び焼成工程を順次遂行する自動製パン器において、
    前記焼成室の上面を覆う蓋体には前記製パン材料に投入される具材を収容する具材収容室が設けられ、前記具材収容室の底部は互いに合わさって断面V字形のホッパを構成する2枚のフラップからなると共に、前記フラップにはそれを開閉させる開閉動力部が組み合わせられ、前記開閉動力部は、制御部からの指令を受けたときは、前記フラップを2枚とも、または1枚のみ開位置に移動させた後、移動させたフラップを閉位置に復帰させることを特徴とする自動製パン器。
  2. 前記2枚のフラップはいずれも側縁が折り曲げられて断面コ字形となっており、前記閉位置においては、一方のフラップの側縁が外側、他方のフラップの側縁が内側となる形で重なり合うことを特徴とする請求項1に記載の自動製パン器。
  3. 前記フラップはその上端部分が水平な回転軸に固定され、且つ閉じばねにより常時閉方向に付勢されており、前記開閉動力部は、前記回転軸の軸線方向に進退し、進出時、前記回転軸から放射方向に突出したレバーを押して、前記回転軸をフラップ開方向へ回転させるカムを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の自動製パン器。
  4. 前記カムは進退ロッドに連結され、通常は戻しばねにより後退位置に引き戻されていて、ソレノイドが前記進退ロッドを押したときのみ前記進出位置に押し出されるものであり、前記カム、進退ロッド、及び戻しばねは前記蓋体側に配置され、前記ソレノイドは前記本体側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の自動製パン器。
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