JP2010000309A - 自動製パン器 - Google Patents

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Abstract

【課題】具材を低温に保つことにより、具材を変質させることなく投入時機を待つことができるようにした具材自動投入機能付き自動製パン器を提供する。
【解決手段】自動製パン器1は本体10と蓋20を備え、本体10の内部には焼成室11が設けられている。焼成室11には製パン原料を入れたパン容器30が入れられる。蓋20に形成した開口部23に具材容器50が取り付けられる。具材容器50は、保冷剤53を封入した周壁51と、パン容器30に具材Bを落下させる具材落下口57と、具材落下口57を閉鎖する底板59と、底板59を閉鎖状態に維持するロック装置60を有する。本体10または蓋20には、ロック装置60に作用して59底板を開放状態にするロック解除装置70が設けられる。
【選択図】図5

Description

本発明は、主として一般家庭で使用される自動製パン器に関する。
市販の家庭用自動製パン器は、製パン原料を入れたパン容器を本体内の焼成室に入れ、パン容器内の製パン原料を回転羽根で混練して捏ね上げ、発酵工程を経た後、パン容器をそのままパン焼き型としてパンを焼き上げる仕組みのものが一般的である。加えて最近では、製パン原料にレーズンやナッツ等の具材を自動的に投入する仕組みを備えたものも多くなっている。そのような自動製パン器の例を特許文献1〜3に見ることができる。
特許文献1あるいは特許文献2記載の自動製パン器では、焼成室を開閉する蓋体に内蔵される形で、レーズン、ナッツ類、チーズ等の製パン副材料を投入する副材料投入手段が設けられている。
特許文献3記載の自動製パン器では、上蓋部の下面とパン型容器との間に収まるように具材容器を設ける。具材容器は、オーブン室に対して着脱される側枠と、この側枠に回動自在に軸支され、少なくとも底壁部を設けた開閉板とから構成される。
特許第3191645号公報 特許第3666452号公報 特開2006−255071号公報
通常、自動製パン器はタイマー機能を備えており、材料をセットしておけば希望する時間にパンが焼き上がるようになっている。具材自動投入機能付きのタイプでは、好みによって種々の具材が使用されるが、この具材は前もってセットしておくことになる。ナッツ等傷みにくい種類の具材であれば良いが、豆腐等の傷みやすい具材であったり、夏季等で外気温が高く具材が傷みやすい環境であったりすると、投入されるまでの時間によっては具材が変質したり腐敗したりする可能性もある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、具材を低温に保つことにより、具材を変質させることなく投入時機を待つことができるようにした具材自動投入機能付き自動製パン器を提供することを目的とする。
本発明は、製パン原料を入れたパン容器を本体内の焼成室に受け入れ、前記製パン原料の混練工程、発酵工程、及び焼成工程を順次遂行する自動製パン器において、前記焼成室の上面を覆う蓋と、この蓋に形成した開口部に取り付けられる具材容器を備え、前記具材容器は、保冷剤を封入した周壁と、前記パン容器に具材を落下させる具材落下口と、この具材落下口を閉鎖する底板と、この底板を閉鎖状態に維持するロック装置を有し、前記本体または蓋には、前記ロック装置に作用して前記底板を開放状態にするロック解除装置が設けられることを特徴としている。
この構成によると、予め冷蔵庫の冷凍室等で冷却しておいた具材容器を取り付けることにより、投入時機まで具材を低温に保つことができる。そのため、投入されるまでに具材が変質するという懸念を軽減することができる。
また本発明は、上記構成の自動製パン器において、前記具材容器は、前記開口部への取り付け状態において、大部分が前記蓋の上面から突出することを特徴としている。
この構成によると、具材容器の取り付け状態が一目でわかる。また蓋の上の開放空間で具材容器を両手でしっかり持って着脱を行うことができるので、着脱が確実且つ容易になる。
また本発明は、上記構成の自動製パン器において、前記具材容器の蓋と底板を透明材料で形成したことを特徴としている。
この構成によると、具材容器に入っている具材を外から確認することができるから、具材チェックのため蓋を開ける必要がなく、具材容器の内部温度を上昇させずに済む。また具材投入後は蓋と底板を通じてパン容器の中まで見通せるから、製パン作業の進行状況を目で確認することができる。
また本発明は、上記構成の自動製パン器において、前記具材容器に代わり前記開口部を閉鎖するカバーを備えることを特徴としている。
この構成によると、具材容器を取り外して冷蔵庫等で冷却している間も開口部を閉ざしておくことができ、焼成室に異物を入り込ませずに済む。また、カバーを耐熱材料製としておけば、具材容器を取り付けなくても、カバーで開口部を閉ざした状態で製パン作業を行うことができる。
また本発明は、上記構成の自動製パン器において、前記カバーを透明材料で形成したことを特徴としている。
この構成によると、カバーを通して製パン作業の進行状況を確認することができる。
本発明によると、具材を投入時機まで低温に保っておけるので、通常であれば変質や腐敗を懸念しなければならない具材も自動投入の対象とすることができ、多種多様な具材入りパンが実現可能となる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図8に基づき説明する。図1は自動製パン器の垂直断面図であって、具材容器でなくカバーで開口部を閉鎖した状況を示すもの、図2は図1の自動製パン器の上面図、図3は自動製パン器の垂直断面図であって、具材容器を取り付ける状況を示すもの、図4は自動製パン器の垂直断面図であって、具材容器を取り付けてその中に具材をセットした状況を示すもの、図5は自動製パン器の垂直断面図であって、具材投入時の状況を示すもの、図6は自動製パン器の垂直断面図であって、製パン作業完了後に具材容器を取り外す状況を示すもの、図7は具材容器の底面図であって、底板閉鎖状態を示すもの、図8は具材容器の底面図であって、底板開放状態を示すものである。なお、図1において左側が自動製パン器の正面(前面)側、右側が自動製パン器の背面(後面)側である。
自動製パン器1は本体10と本体の蓋20を備える。本体10の内部には上面が開口した焼成室11が設けられ、この上面開口を蓋20が閉ざす。焼成室11にはパン容器30が入れられる。
焼成室11は水平断面矩形の周側壁11aと底壁11bを備え、底壁11bの焼成室中央にあたる箇所にパン容器支持部12が固定されている。パン容器支持部12の内部は、底壁11bに形成された開口部を通じ、焼成室11側に露出する。パン容器支持部12は、パン容器30の底面に固定された筒状の台座31をバヨネット結合で連結してパン容器30を支える役割と、パン容器30内の回転羽根32に動力を伝える回転軸13を支持する役割の両方を担う。パン容器支持部12の下面から突き出した回転軸13の下端にはプーリ14が固定される。プーリ14は底壁11bの下面に固定されたモータ15の出力軸プーリ16にベルト17で連結されている。
焼成室11の周側壁11aの前面と本体10の正面側外殻との間の空間には制御部18が配置される。制御部18は、焼成室11の内側に配置した温度センサ19からの信号と、後述する操作パネルから入力される指令を受けて、自動製パン器1の制御を行う。
蓋20は自動製パン器1の背面側において本体10に蝶番軸21で連結され、蝶番軸21を中心として垂直面内で回動する。蓋20にはパン容器30の真上にあたる箇所に平面形状円形の開口部23が形成されており、この開口部23に具材容器が取り付けられるのであるが、それについては後で詳しく説明する。
本体10の前部上方の角部には操作パネル22が配置される。操作パネル22には、図示は省略するが、パンの種類(小麦粉パン、米粉パン、具材入りパンなど)の選択キー、調理内容の選択キー、タイマーキー、スタートキー、取り消しキーなどといった操作キー群と、設定された調理内容やタイマー予約時刻などを表示する表示部が設けられている。
パン容器30はバケツのような形状をしており、口縁部には手提げ用のハンドル(図示せず)が取り付けられている。パン容器30の水平断面形状は、四隅を丸めた矩形であり、その中心で回転羽根32が回転する。回転羽根32は、台座31の中心に軸支された回転軸33の上端の非円形断面部に単なるはめ込みで取り付けられており、工具を用いることなく着脱することができる。このため、異なる種類の回転羽根32に容易に交換可能である。
回転軸33は回転軸13に連結され、回転軸13より動力を伝達されるものであるが、その動力伝達手段としては台座31に囲い込まれるカップリング34が用いられる。すなわち、カップリング34を構成する2部材のうち、一方は回転軸33の下端に固定され、他方は回転軸13の上端に固定される。
台座31の外周面には、パン容器支持部12の内周面に形成された突起35aと共に周知のバヨネット結合部を構成する突起35bが形成されている。パン容器30を、突起35aと35bが干渉しない角度に保ちつつ、台座31をパン容器支持部12の中に落とし込み、パン容器30をひねって突起35aの下に突起35bを係合させれば、パン容器30は上方に抜けなくなり、同時にカップリング34の連結も達成される。パン容器30のひねり方向は回転羽根32の回転方向に一致させてあるので、回転羽根32が回転してもパン容器30が外れることはない。ここでは、パン容器30のひねり方向と回転羽根32の回転方向は、共に上から見て時計方向に設定されている。
焼成室11の内部に配置された加熱装置40がパン容器30を包囲し、製パン原料を加熱する。加熱装置40はシーズヒータ41により構成される。シーズヒータ41には耐熱ケーブル42を通じて電流が供給される。
自動製パン器1における製パン作業の概要は次の通りである。小麦粉、水、バターなどの製パン原料を入れたパン容器30を焼成室11に入れてパン容器支持部12に取り付け、回転軸33を回転軸13に連結した後、蓋20を閉じる。操作パネル22よりパンの種類や調理内容の入力を行い、スタートキーを押すと、製パン作業が開始される。
製パン作業の最初は混練工程である。制御部18はモータ15を駆動して回転羽根32を回転させ、また加熱装置40に通電して焼成室11の温度を上げる。回転羽根32が回転するに従い製パン原料は混練され、粘度の高いパン生地(dough)に転じて行く。回転羽根32がパン生地を振り回してパン容器30の内壁にたたきつけることにより、混練に「捏ね」の要素が加わることになる。なお具材入りパンの場合は、制御部18が具材容器の底板を所定のタイミングで開き、具材がパン生地に投入されることになるのであるが、これについては後で述べる。
混練工程を終えたら発酵工程に移る。制御部18は加熱装置40の通電を制御して焼成室11を所定の温度に維持し、製パン原料を発酵させる。
発酵工程後、制御部18は所定の通電パターンで加熱装置40に通電し、パン生地をパンに焼き上げる。操作パネル22の表示部に製パン完了のサインが出るか、あるいは製パン完了の報知音があった後、使用者は蓋20を開けてパン容器30を取り出す。
続いて図3に基づき蓋20の開口部23に取り付けられる具材容器50の構造を説明する。具材容器50は、垂直な中心線を備える円筒形の周壁51と、周壁51の下面に固定された円筒形の台座52を有する。台座52は周壁51よりもやや直径が小さい。開口部23は周壁51を楽に通す直径となっている。蓋20には、開口部23よりも少し下の位置に、リング状の受座24が形成されている。受座24は台座52を通すが周壁51は通さない直径となっており、台座52が受座24を通り、周壁51が受座24の上に載ることで具材容器50の取り付けが完成する。なお、具材容器50は蓋20に対し一定の角度で取り付ける必要があり、具材容器50と蓋20の間には、合わせ印であるとか、一定角度にしないかぎり具材容器50を蓋20に差し込めなくするガイド手段等、必要な措置が施される。
図4に示すように、開口部23に取り付けた状態の具材容器50は、大部分が蓋20の上面から突出している。このため、具材容器50が取り付けられているということが遠くからでも一目でわかる。また、蓋20の上の開放空間で具材容器50を両手でしっかり持って着脱を行うことができるので、着脱が確実且つ容易になる。
周壁51は二重壁構造となっており、壁の内部には保冷剤53が封入されている。このため、周壁51に囲われる空間は保冷空間54となる。保冷空間54の上部開口部は周壁51に蝶番55で連結された蓋56により覆われる。台座52には具材落下口57が設けられる。図8に示すように、具材落下口57の平面形状は半円形である。そのため周壁51の内面下部には、水平断面円形の保冷空間54を半円形の具材落下口57へと滑らかにつなぐ斜面部51aが形成されている。
具材落下口57は台座52に蝶番58で連結された底板59により外側から閉鎖される。蝶番58には図示しないばねが組み合わせられており、底板59を常時開放方向(図3では反時計方向)に付勢する。開放した底板59は、台座52に形成されたストッパ52aに当たって止まる(図5参照)。なお底板59と蓋56は透明材料で形成されており、具材容器50の中に具材が入っていない状態では、蓋56と底板59を通して具材容器50の下まで見通すことができる。
台座52には底板59を閉鎖状態に維持するロック装置60が設けられる。ロック装置60の主体をなすのは、閉鎖状態にある底板59の自由端に対向して配置されたロック片61である。ロック片61は水平方向にスライド可能で、圧縮コイルばね62により底板59の方向に付勢され、この付勢力で一端を底板59に係合させて底板59を閉鎖状態に維持する。ロック片61の他端には下向きのフック63が形成されている。フック63は、ロック片61が底板59を閉鎖状態に維持している状態において、台座52の外周壁にほぼ並ぶ位置に来ている。
本体10または蓋20の側には、ロック装置60に作用するロック解除装置70が設けられる。ロック解除装置70は本体10に設けることもできるし蓋20に設けることもできるが、本実施形態では、本体10と蓋20にまたがって設けられている。すなわち、本体10にはロック解除動力源であるソレノイド71が配置され、蓋20にはソレノイド71の動力をロック片61に伝える中間連結片75が配置されている。
ソレノイド71は水平方向に出入りするプランジャ72を備え、プランジャ72の先端は蓋20の自由端に向き合う本体10の垂直壁10aに形成された開口10bから外に突き出す。プランジャ72の先端には上向きのフック73が形成されている。
中間連結片75は蓋20の前端に水平方向にスライド可能に支持され、一端にはロック片61のフック63に引っ掛かる上向きのフック76が形成され、他端にはプランジャ72のフック73に引っ掛かる下向きのフック77が形成されている。中間連結片75は圧縮コイルばね78により後方に付勢されており、フック77が蓋20の前端に並ぶ位置が通常の位置となる。蓋20を閉じると、フック77はフック63に引っ掛かる状態になる。
開口部23に対しカバー80が設けられる。カバー80は具材容器50を取り付けないときに開口部23を閉鎖するためのものであり、平面形状は開口部23の直径よりもやや大きい円形で、下面には開口部23に対し印籠嵌合となるリング状の糸底部81が形成されている。カバー80は透明材料で形成され、それを通してパン容器30の中を覗くことができる。カバー80にはつまみ82が固定される。なおカバー80を耐熱材料製としておけば、具材容器50を取り付けなくても、カバー80で開口部23を閉ざした状態で製パン作業を行うことができる。
蓋20にはカバー80が外れないようにするための固定装置が設けられる。固定装置を構成するのは、開口部23の中心線に沿って配置されたフック83とロック片84である。フック83はカバー80の一端を引っ掛けるためのものであって、蓋20の後端寄りに配置さる。ロック片84はフック83に一端を引っ掛けたカバー80の他端を押さえるためのものであって、蓋20の前端寄りに配置される。ロック片84は蓋20の上面に固定されたケーシング85の中に前後スライド可能に設けられており、圧縮コイルばね86によりカバー80に係合する方向に付勢されている。ロック片84の上面から突き出したつまみ87を引いてロック片84をカバー80から外せば、つまみ82をつまんでカバー80を引き上げ、取り外すことができる。
カバー80は、蓋20から取り外してしまうのでなく、枢支軸と軸受からなる蝶番構造、あるいは別部品の蝶番で蓋20に連結しておいてもよい。この構造であると、カバー80を回動して開けた後の開口部23に具材容器50を取り付けることになる。
具材入りパンを焼くときは、開口部23からカバー80を外し(あるいは開け)、その後へ図3に示すように具材容器50を差し込む。具材容器50は、予め冷蔵庫の冷凍室等で冷却しておく。また底板59は閉鎖状態にロックしておく。台座52が受座24にはまり込み、周壁51が受座24に載ると、ロック片61のフック63が中間連結片75のフック76に引っ掛かる状態になる。このように具材容器50をセットしてから蓋56を開き、図4に示すように保冷空間54に具材Bを入れる。レーズンやナッツといった固形でどちらかと言えば乾燥した具材の他、生野菜、チーズ、タラコ、ツナなど生の具材や、チョコレート、バターなど温度が高くなると溶ける具材、あるいは卵やイカスミなど流動性のある具材も入れておくことができる。流動性のある具材を保持できるよう、底板59は皿形状あるいはトレイ形状にしておくとよい。
混練工程の途中、制御部18は所定のタイミングでロック解除装置70のソレノイド71に励磁信号を送る。すると図5に示すようにソレノイド71がプランジャ72を引き込み、プランジャ72は中間連結片75を引き、中間連結片75はロック片61を引く。その結果、ロック片61が底板59から外れ、底板59はほぼ180°回転して開放状態となる。開放状態となった底板59は蝶番58のばねの力でその状態を保つので、ソレノイド71には短時間通電するだけでよい。保冷空間54内の具材Bは具材落下口57から落下し、パン生地Aに投入される。パン生地Aに投入された具材Bは、混練が進行するにつれパン生地A内に練り込まれ、パン生地Aの中に分散して行く。
その後、発酵工程から焼成工程を経て図6に示すようにパンCが完成したら、具材容器50を取り外して蓋20を開け、パン容器30を取り出す。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。例えば、具材容器50の蓋56にも保冷剤53を封入し、保冷作用がより長時間持続するようにすることができる。また中間連結片75を省略し、ロック解除装置70のソレノイド71を本体10ではなく蓋20に配置して、プランジャ72のフック73を直接ロック片61のフック63に引っ掛けるようにすることもできる。あるいは、ソレノイド71は本体10に配置し、プランジャ72のフック73にロック片61のフック63が直接引っ掛かるようにすることもできる。その他発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、主として一般家庭で使用される自動製パン器に広く利用可能である。
自動製パン器の垂直断面図であって、具材容器でなくカバーで開口部を閉鎖した状況を示すもの 図1の自動製パン器の上面図 自動製パン器の垂直断面図であって、具材容器を取り付ける状況を示すもの 自動製パン器の垂直断面図であって、具材容器を取り付けてその中に具材をセットした状況を示すもの 自動製パン器の垂直断面図であって、具材投入時の状況を示すもの 自動製パン器の垂直断面図であって、製パン作業完了後に具材容器を取り外す状況を示すもの 具材容器の底面図であって、底板閉鎖状態を示すもの 具材容器の底面図であって、底板開放状態を示すもの
符号の説明
1 自動製パン器
10 本体
11 焼成室
18 制御部
20 蓋
23 開口部
30 パン容器
40 加熱装置
50 具材容器
51 周壁
56 蓋
57 具材落下口
59 底板
60 ロック装置
70 ロック解除装置
80 カバー

Claims (5)

  1. 製パン原料を入れたパン容器を本体内の焼成室に受け入れ、前記製パン原料の混練工程、発酵工程、及び焼成工程を順次遂行する自動製パン器において、
    前記焼成室の上面を覆う蓋と、この蓋に形成した開口部に取り付けられる具材容器を備え、前記具材容器は、保冷剤を封入した周壁と、前記パン容器に具材を落下させる具材落下口と、この具材落下口を閉鎖する底板と、この底板を閉鎖状態に維持するロック装置を有し、前記本体または蓋には、前記ロック装置に作用して前記底板を開放状態にするロック解除装置が設けられることを特徴とする自動製パン器。
  2. 前記具材容器は、前記開口部への取り付け状態において、大部分が前記蓋の上面から突出することを特徴とする請求項1に記載の自動製パン器。
  3. 前記具材容器の蓋と底板を透明材料で形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の自動製パン器。
  4. 前記具材容器に代わり前記開口部を閉鎖するカバーを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の自動製パン器。
  5. 前記カバーを透明材料で形成したことを特徴とする請求項4に記載の自動製パン器。
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